JP3254349B2 - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP3254349B2
JP3254349B2 JP05473895A JP5473895A JP3254349B2 JP 3254349 B2 JP3254349 B2 JP 3254349B2 JP 05473895 A JP05473895 A JP 05473895A JP 5473895 A JP5473895 A JP 5473895A JP 3254349 B2 JP3254349 B2 JP 3254349B2
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肇也 三浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる留守番電話機
能を備えた電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な従来例である留守番電話機能を
備えた電話機においては、録音される用件メッセージは
入力された順番で再生されるだけであり、また任意の用
件メッセージのみを選択して再生する機能も備えられて
いない。このような電話機を複数人で使用する場合、各
使用者は自分宛の用件メッセージがあるかどうかを確認
するために、他の使用者宛の用件メッセージを含めた全
ての用件メッセージを聞かなければならない。そのた
め、他人に聞かれたくない用件メッセージであっても他
人に聞かれてしまうので、プライバシーを守ることがで
きない。
【0003】上述のように複数人で1台の電話機を使用
する際の問題点を解決するための技術が、特開平3−2
9449号公報に開示されている。前記公報における留
守番電話機においては、電話機に接続された各子機毎に
分類のためのコードを割当てており、分類コードが対応
付けられて録音された用件メッセージは、当該コードを
もつ子機でしか再生できない。これによって、無駄な用
件メッセージを聞くこともなく、また個人のプライバシ
ーも守ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような電話機に
おいては、用件メッセージの分類を変更する手段が存在
しなかったので、一旦記憶装置に分類されて記憶された
用件メッセージは、たとえ記憶する際に誤った分類コー
ドを指定した場合であっても修正することができず、誤
った分類のまま使用するしかない。
【0005】本発明の目的は、分類されて記憶された音
声メッセージを簡単な操作によって分類を変更させるこ
とができる電話機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、呼出信号を予
め定める回数受信した後に着信し、応答メッセージを送
出した後に発呼側から送出される音声メッセージを、発
呼側からの指示に従って複数の分類のうちの1つに分類
分けして記憶手段に記憶する自動応答機能を備える電話
機において、前記記憶手段に記憶された音声メッセージ
を再生して出力する再生手段と、音声メッセージが属す
る分類の変更を指示する指示手段と、前記再生手段によ
る音声メッセージの再生中に、前記指示手段によって分
類の変更が指示されると、当該音声メッセージが属する
分類を指示された分類に変更する分類変更手段とを含む
ことを特徴とする電話機である。また本発明は、前記分
類変更手段は、分類の変更として、音声メッセージが属
する分類を当初の分類から別の分類に変更する移動と、
音声メッセージが当初の分類と別の分類とにともに属す
るように分類を変更する複写とを行うことを特徴とす
る。また本発明は、前記記憶手段に記憶された音声メッ
セージが属する分類を識別する管理データを音声メッセ
ージに対応付けて記憶する管理データ記憶手段を備え、
前記分類変更手段は、前記複写を行うときは複写が指示
された音声メッセージに対応する管理データを書換える
ことを特徴とする。また本発明は、前記分類の1つとし
て電話機に接続されている外部の端末装置が登録されて
おり、前記指示手段によって指示された分類が、前記外
部端末装置である場合は、当該分類に変更された音声メ
ッセージを前記記憶手段から読出して前記外部端末装置
に送信することを特徴とする。また本発明は、電話機の
操作者に情報を報知する報知手段と、前記記憶手段に記
憶された音声メッセージが属する分類を識別する管理デ
ータを音声メッセージに対応付けて記憶する管理データ
記憶手段とを備え、前記分類変更手段は、分類の変更を
行うときは変更前の分類を示す移動情報を管理データに
付加して記憶し、前記報知手段は、音声メッセージの再
生中に前記移動情報を再生中の音声メッセージが属する
分類の操作者に報知することを特徴とする。また本発明
は、前記分類変更手段は、分類が変更された音声メッセ
ージが再生されたときは、再生が完了したことを示す再
生済情報を管理データに付加して記憶し、前記報知手段
は、予め定めるタイミングで前記再生済情報を変更前の
分類の操作者に報知することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に従えば、電話機における自動応答機能
によって記憶手段に記憶される音声メッセージは、発呼
側の指示によって複数の分類のうちの1つの分類に記憶
される。再生手段による音声メッセージの再生中に、指
示手段によって分類の変更を指示すると、分類変更手段
によって音声メッセージが属する分類が指示された分類
へと変更される。したがって、音声メッセージを記憶す
る際に発呼者が分類を誤って指示した場合であっても、
音声メッセージの再生時に当該音声メッセージが属する
分類を変更することができる。
【0008】また好ましくは、分類変更手段は指示手段
の指示によって音声メッセージの属する分類の移動と、
音声メッセージが当初の分類と別の分類とに属するよう
にする複写とを行う。したがって、指示手段で移動を指
示することによって音声メッセージを他の分類へと変更
することができる。また、指示手段で複写を指示するこ
とによって複数の分類に同一の音声メッセージを記憶す
ることができるので、同一内容の音声メッセージを複数
回にわたって記憶させる必要がない。
【0009】さらに好ましくは、管理データ記憶手段に
は記憶手段に記憶される音声メッセージに対応付けられ
た管理データが記憶されており、分類変更手段は指示手
段の指示によって音声メッセージの複写を行う際には、
前記管理データを書換えることによって音声メッセージ
が複数の分類に属するようにする。したがって、記憶手
段において同一の音声メッセージが複数記憶されること
はなく、記憶手段の容量を有効に利用することができ
る。
【0010】またさらに好ましくは、指示手段によって
指示された分類が外部の端末装置である場合には、当該
分類に変更された音声メッセージを当該端末装置に送信
する。したがって、分類として外部の端末装置が登録さ
れている場合であっても、操作者は外部の端末装置であ
ることを意識せずに音声データの分類の変更を行うこと
ができる。
【0011】またさらに好ましくは、管理データ記憶手
段には記憶手段に記憶される音声メッセージに対応付け
られた管理データが記憶されており、分類変更手段は指
示手段の指示によって音声メッセージの分類の変更を行
う際には、変更前の分類を示す移動情報を管理データに
付加して記憶する。分類が変更された音声メッセージを
再生する際には、移動情報を報知手段によって操作者に
報知する。したがって、操作者は再生中の音声メッセー
ジがどの分類から変更されたものであるかを容易に認識
することができる。
【0012】またさらに好ましくは、分類が変更された
音声メッセージが再生されたときには、管理データ記憶
手段に管理データに加えて再生済情報を記憶し、予め定
めるタイミングで再生済情報を変更前の分類の操作者に
報知する。予め定めるタイミングとは、たとえば変更前
の分類の操作者が電話機を操作するときである。したが
って、変更前の分類の操作者は、分類が変更された音声
メッセージが変更先の分類の操作者によって再生された
かどうかを確認することができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例である電話機1
1の構成を示すブロック図である。電話機11は、制御
装置12と、網制御装置13と、録音装置14と、再生
装置15と、音声データ記憶装置16と、記憶装置17
と、操作ボタン群18と、表示装置19と、送受器21
と、スピーカ22とを含んで構成される。
【0014】操作ボタン群18は、再生開始ボタン2
6、再生停止ボタン27、削除ボタン28、ダイヤルボ
タン29、分類1ボタン30、分類2ボタン31、分類
3ボタン32、移動ボタン33、および複写ボタン34
を含んで構成される。再生開始ボタン26は、記憶され
ている用件メッセージの再生を開始するときに押され
る。用件メッセージの再生中に再生停止ボタン27が押
されると再生が停止される。用件メッセージの再生中に
削除ボタン28が押されると当該用件メッセージが削除
される。ダイヤルボタン29は、複数のボタンによって
構成されており、たとえば「0〜9」の数字ボタン、
「*」、「#」などの記号ボタンを含む。ダイヤルボタ
ン29の数字ボタンを所定の組合せで押すことによって
電話をかけることができる。分類ボタン30〜32は、
再生および移動・複写を行う際に分類の選択に用いられ
る。移動ボタン33を、再生中に分類を指定してから押
すことによって用件メッセージの登録されている分類を
変更することができる。複写ボタン34を、再生中に分
類を指定してから押すことによって再生中の用件メッセ
ージを当該指定された分類と当初の分類とに登録するこ
とができる。
【0015】電話機11を、通常の電話として使用する
場合には、送受器21を持ち上げるなどしてオフフック
状態として、ダイヤルボタン29を用いて電話番号を入
力することによって相手に電話をかけ、網制御装置13
に接続されている送受器21によって音声信号の授受を
行う。また、相手から電話がかかってきた場合には、電
話回線網38を介して入力される呼出信号に基づく呼出
音が電話機11から出力される。使用者によって前述の
オフフック状態とされることで、送受器21を用いて相
手と電話回線網38を介して音声信号の授受を行うこと
ができる。
【0016】留守番電話機能を用いて外部からの用件メ
ッセージを録音する際の処理について説明する。電話回
線網38を介して、呼出信号が予め定める期間網制御装
置13に入力されると、網制御装置13において電話回
線網38と電話機11とが接続される。電話回線網38
と電話機11とが接続されると、制御装置12は音声デ
ータ記憶装置16に予め記憶されているデジタルデータ
である音声データの応答メッセージを読出し、再生装置
15に入力する。再生装置15では、入力されたデジタ
ルの音声データをアナログの音声信号へと変換して網制
御装置13へと出力する。当該音声信号は、網制御装置
13を経て電話回線網38を介して発呼者へと送出され
る。応答メッセージの再生終了後に、発呼者によって入
力される用件メッセージの記憶が開始される。電話回線
網38を介して網制御装置13に入力された音声信号で
ある用件メッセージは、録音装置14によって音声デー
タに変換され、一旦制御装置12に送られ、音声データ
記憶装置16において記憶される。
【0017】なお、電話機11においては用件メッセー
ジを記憶する際に、発呼者がDTMF(Dual Tone Mult
i Frequency)信号などによる予め定めるコードを入力す
ることによって、登録される分類を指定することができ
る。分類を指定するコードが入力されなかった場合に
は、記憶される用件メッセージは予め定められた分類、
たとえば分類1に登録される。
【0018】図2は、音声データ記憶装置16に含まれ
る記憶装置A,Bの構成を示す図である。記憶装置B
は、用件メッセージが音声データとして1件目から順番
に1件毎にそれぞれ領域を区切られて格納されている。
1件目の音声データは、領域b1に記憶され、以下同様
に順番に記憶され、N件目の音声データは領域bN(N
は記憶装置Bの容量と1件当たりの音声データの大きさ
によって定まる数)に記憶される。領域b1,b2,b
3,…,bN(総称するときは参照符bを用いる)は、
格納される音声データの大きさによって各領域の大きさ
が定められる。
【0019】管理データ記憶手段である記憶装置Aは、
それぞれが記憶装置Bの領域bに対応付けられている領
域a1,a2,…,aN(総称するときは参照符aを用
いる)によって構成される。たとえば、領域a1には領
域b1に記憶されている1件目の音声データの録音番
号、記憶装置Bにおけるデータ格納開始アドレス、当該
音声データの大きさ、当該音声データの記憶開始日時、
および分類のための分類コードなどの管理データが記憶
されている。
【0020】上述のようにして録音された用件メッセー
ジを再生する際には、まず操作ボタン群18の分類ボタ
ン30〜32のうちいずれか1つの分類ボタンを押して
分類を選択する。分類の選択後、再生開始ボタン26が
押されると記憶装置Aから選択された分類に登録されて
いる用件メッセージのデータ格納開始アドレスが読出さ
れる。制御装置12は、データ格納開始アドレスを参照
して記憶装置Bから音声データを読出し、再生装置15
に入力する。再生装置15によって音声データが音声信
号へと変換される。当該音声信号は、スピーカ22によ
って音響出力として出力される。
【0021】図3は電話機11において用件メッセージ
を移動または複写する際の記憶装置A,Bの構成を示す
図であり、図4は分類1および分類2に登録される音声
データを示す図である。なお、以下の説明において1件
目の用件メッセージに対応するデータを音声データD
1、2件目の用件メッセージに対応するデータを音声デ
ータD2、3件目の用件メッセージに対応するデータを
音声データD3とする。
【0022】図3(1)においては、記憶装置Bの領域
b1には、音声データD1が記憶されており、対応する
領域a1に記憶されている管理データの1つである分類
コードは「分類1の1件目」である。他の領域aについ
てもそれぞれ対応する管理データが記憶されている。各
分類に登録されているデータは、図4(1)に示すよう
に分類1に1件目として音声データD1、2件目として
音声データD2、3件目として音声データD3が登録さ
れており、分類2には音声データは登録されていない。
【0023】図3(1)の状態から分類1の再生を行
い、分類1における2件目の用件メッセージの再生中
に、分類2ボタン31を押してから移動ボタン34を押
すと、図3(2)に示すように再生中であった音声デー
タD2に対応する領域a2の分類コードが変更されて
「分類2の1件目」となる。同時に、領域a3に記憶さ
れている分類コードは、「分類1の2件目」となる。各
分類に登録されている音声データは、図4(2)に示す
ように分類1に1件目として音声データD1、2件目と
して音声データD3が登録されており、分類2への移動
が指示された音声データD2は分類2の1件目に登録さ
れている。
【0024】同様に、図3(1)の状態から分類1の再
生を行い、2件目の用件メッセージの再生中に、分類2
ボタン31を押してから複写ボタン33を押すと、図3
(3)に示すように再生中であった音声データD2が領
域b4に複写される。また、領域b4に対応して領域a
4に記憶される分類コードは「分類2の1件目」とな
る。各分類に登録されているデータは、図4(3)に示
すように分類1については図4(1)と同様であり、分
類2の1件目に音声データD2が登録されている。
【0025】図5は、電話機11において用件メッセー
ジを移動または複写する際の処理を示すフローチャート
である。まず、ステップs1においていずれかの分類ボ
タンが押されたかどうかを判断する。いずれの分類ボタ
ンも押されていない場合には、ステップs1においてい
ずれかの分類ボタンが押されるまで待ち合わせる。いず
れかの分類ボタンが押されるとステップs2に進む。
【0026】ステップs2においては、押された分類ボ
タンがどの分類であるかを移動複写元情報として記憶装
置17に含まれる第1分類情報メモリに記憶する。続く
ステップs3では、選択された分類に格納されている用
件メッセージの再生を指示するために再生開始ボタン2
6が押されたかどうかを判断する。再生開始ボタン26
が押されていない場合には、ステップs3において押さ
れるまで待ち合わせる。再生開始ボタン26が押される
とステップs4に進む。ステップs4では、再生装置1
5の出力する音声信号がスピーカ22から音響出力とし
て出力されるように再生装置15とスピーカ22との接
続経路を有効とする。
【0027】続くステップs5では、再生を開始するた
めにまず制御装置12によって第1分類情報メモリから
分類の区分を読出し、記憶装置Aの領域aに記憶されて
いる分類コードを参照して、選択された分類における1
件目の用件メッセージのデータ格納開始アドレスを読出
し、当該データ格納開始アドレスを参照して記憶装置B
から音声データを読出して再生装置15へと入力する。
再生装置15は、入力された音声データを音声信号に変
換してスピーカ22へと入力し、用件メッセージの再生
が行われる。
【0028】続くステップs6では、再生を行っている
用件メッセージの記憶装置Bにおける録音番号を記憶装
置17に含まれる番号メモリに記憶する。番号メモリに
記憶される録音番号は、記憶装置Bに記憶された順番に
各要件メッセージに対応付けて記憶される情報であり、
用件メッセージを特定する際に用いられ、例えば用件メ
ッセージの再生中に図示しないスキップ操作ボタンが押
されたときなどに参照される。
【0029】ステップs7においては、分類モードでな
いことを記憶装置17に含まれるモードメモリに記憶す
る。ステップs8では、前記モードメモリを参照して現
在のモードが分類モードであるかどうかを判断する。分
類モードでない場合にはステップs9に進む。ステップ
s9では、分類1ボタン30か分類2ボタン31のいず
れかが押されたかどうかを判断する。いずれの分類ボタ
ンも押されていない場合にはステップs10に進む。ス
テップs10においては、用件メッセージ1件分の再生
が終了したかどうかを判断する。1件分の再生が終了し
た場合にはステップs11に進む。ステップs11で
は、選択中の分類において次に記憶されている用件メッ
セージが存在するかどうかを判断する。当該分類におい
て全ての用件メッセージの再生が終了した場合にはステ
ップs12に進む。ステップs12においては、再生装
置15とスピーカ22との接続を切離し処理を終了す
る。
【0030】ステップs9において、いずれかの分類ボ
タンが押された場合にはステップs13に進む。ステッ
プs13では、分類ボタンが押されたことに従って前記
モードメモリに分類モードであることを記憶する。分類
モードであることを設定した後はステップs10以降の
処理を行う。
【0031】ステップs8において、モードメモリの内
容が分類モードであることを示している場合にはステッ
プs14に進む。ステップs14では、複写ボタン34
が押されたかどうかを判断する。複写ボタン34が押さ
れた場合にはステップs15に進む。ステップs15で
は、用件メッセージの再生を停止する。続くステップs
16においては、たとえば図3(3)に示すように、複
写ボタン34が押されたときに再生していた用件メッセ
ージに対応する音声データD2(前記録音番号によって
指定される)を記憶装置Bの領域b4に改めて記憶し、
分類2ボタン31の押圧によって指定された分類2に対
応する分類コードなどの管理データを領域a4に記憶す
る。複写終了後はステップs11以降の処理を行う。
【0032】ステップs14において、複写ボタン34
が押されていない場合にはステップs17に進む。ステ
ップs17では、移動ボタン33が押されたかどうかを
判断する。移動ボタン33が押された場合にはステップ
s18に進む。ステップs18では、用件メッセージの
再生を停止する。続くステップs19においては、たと
えば図3(2)に示すように、再生していた用件メッセ
ージの管理データを格納している領域a2に記憶されて
いる分類コードを、「分類1の2件目」から「分類2の
1件目」に変更する。また、領域a3に記憶されている
分類コードを「分類1の3件目」から「分類1の2件
目」に変更する。移動終了後はステップs11以降の処
理を行う。
【0033】ステップs17において移動ボタン33が
押されていない場合にはステップs10以降の処理を行
う。また、ステップs10において再生が終了していな
い場合にはステップs8以降の処理を繰返し行う。さら
に、ステップs11において残余の用件メッセージがあ
る場合にはステップs5以降の処理を繰返し行う。
【0034】以上のように本実施例によれば、分類毎に
行われる用件メッセージの再生中に移動させたい分類の
ボタンを押し、さらに移動ボタン33を押すことによっ
て当該用件メッセージの分類が変更されるので、分類を
誤って登録した場合であっても容易に登録されている分
類を変更することができる。また、複写ボタン34を押
すことによって当該用件メッセージを複数の分類に登録
することができるので、各分類に同一の用件メッセージ
を配信する場合に同一内容の用件メッセージを複数回に
わたって記憶させる必要がなく、操作の手間を省くこと
ができる。
【0035】図6は、本発明の第2実施例である電話機
52における記憶装置Aと記憶装置Bの構成を示す図で
ある。電話機52は、電話機11と同一の構成であるの
で説明を省略する。電話機52においては、前述の第1
実施例における電話機11と同様に複写ボタン33を押
すことによって用件メッセージを複写することができる
が、図6に示すように複写を指示された音声データD2
に対応する領域a2には「分類1の2件目」と「分類2
の1件目」との2つの分類コードが記憶される。
【0036】以上のように本実施例によれば、複写を行
う際に複写先の分類の分類コードを複写元の分類の分類
コードが記憶されている領域に追加して記憶しているの
で、各分類に同一の用件メッセージを配信する場合に同
一内容の用件メッセージを複数回にわたって記憶させる
必要がなく、手間を省くことができ、かつ複数の分類に
複写を行った場合であっても、記憶装置Bには書込みを
行わないので記憶容量を節約することができる。また、
多数の分類に複写を行う場合に同じ内容の音声データを
記憶しないので、記憶容量が不足することがなく、確実
に複写を行うことができる。
【0037】図7は本発明の第3実施例における電話機
53の表示装置19の表示例であり、図8は電話機53
における記憶装置A,Bの構成を示す図であり、図9は
電話機53において分類1および分類2に登録される音
声データを示す図である。
【0038】電話機53は、電話機11と同一の構成で
あるので説明を省略する。本実施例における電話機53
の特徴は、用件メッセージの移動を行った際に移動前の
分類を示す移動情報を用件メッセージに対応付けて記憶
しておくことである。
【0039】図3(1)のように音声データと対応する
管理データとが記憶されている場合において、音声デー
タD2の再生中に分類の移動が指示されると、図8に示
すように音声データD2に関する管理データが記憶され
ている領域a2には、録音番号として「2」と、分類コ
ードとして「分類2の1件目」とが記憶されており、さ
らに移動情報として「分類1から移動」と記憶されてい
る。前記移動情報は、分類の変更が指示される前に属し
ていた分類を示す。各分類に登録されている音声データ
は、図9に示すように分類1の1件目には音声データD
1が、2件目には音声データD3が登録されている。ま
た、分類2の1件目には音声データD2が登録されてお
り、音声データD2の移動情報が示されている。
【0040】図10は、電話機53において用件メッセ
ージを移動または複写する際の処理を示すフローチャー
トである。本フローチャートにおいて、図5に示すフロ
ーチャートと同一の処理には同一のステップ番号を付し
て説明を省略する。本フローチャートは、図5に示すフ
ローチャートのステップs12の処理の後にステップs
21を行うようにし、ステップs13とステップs10
との間にステップs22を挿入し、ステップs16にか
えてステップs23を行うようにしたものである。
【0041】ステップs12に続く処理であるステップ
s21では、前記第1分類情報メモリに記憶されている
移動複写元情報に基づいて、移動情報を記憶装置Aの所
定の領域に記憶する。移動情報を記憶した後に処理を終
了する。また、ステップs13に続く処理であるステッ
プs22では、ステップs9において選択された分類
を、移動複写先情報として記憶装置17の第2分類情報
メモリに記憶する。移動複写先情報の記憶後、ステップ
s10以降の処理を行う。
【0042】また、ステップs15に続くステップs2
3では、前述の第2実施例における電話機52と同様
に、用件メッセージを複写する際に該当する領域aに分
類コードを追加する。
【0043】以上のように本実施例によれば、複数の分
類に移動または複写した場合にどの分類から変更された
のかが分かるので、用件メッセージが移動または複写さ
れたときに移動複写元の分類がどこなのか容易に確認す
ることができる。
【0044】図11は、本発明の第4実施例である電話
機54が電話回線61を介して電話機62と接続される
様子を示す図である。電話機54は、電話機11と同一
の構成であるので説明を省略する。本実施例における電
話機54の特徴は、分類3として予め登録されている電
話機62に対して、用件メッセージの移動および複写を
指示すると、操作者が操作を行わなくても自動的に用件
メッセージの転送が行われることである。図11におい
て、電話機62は留守番電話機能を持ったものでも持た
ないものでもよい。また、留守番電話機能を持った電話
機である場合には、電話回線61を介して送出される信
号は音声データであっても音声信号であってもよい。さ
らに、電話回線61は、電話回線網38であっても内線
であってもよい。
【0045】図12は、記憶装置17に記憶される分類
名と分類区分情報とを示す図である。電話機54におい
ては、分類1および分類2に登録される用件メッセージ
は記憶装置Bにおいて共通に記憶されるので、分類区分
情報はいずれも内部となっている。分類3は電話機62
であるので分類区分情報は外部となっており、かつ同時
に電話機62の電話番号が登録されている。用件メッセ
ージの再生中に分類3ボタン32が押されると、分類区
分情報が参照されて自動的に電話機62に発呼動作が行
われる。前記分類区分情報は、電話機54の操作者が分
類の登録を行う際に設定される。
【0046】図13は電話機54における記憶装置A,
Bの構成を示す図であり、図14は電話機54において
各分類に登録される音声データを示す図である。前述の
図3(1)に示すように各データが記憶されている場合
において、各分類に登録されているデータは、図14
(1)に示すように、分類1に3件の音声データD1,
D2,D3が登録されており、分類2および分類3には
データが登録されていない。
【0047】分類1の再生を指示し、音声データD2の
再生時に分類3への移動を指示すると、音声データD2
は分類3へと転送された後に記憶装置Bから消去されて
領域b2に対応する領域が詰められる。また、領域a2
の記憶内容は「分類1の2件目」から「分類3の1件
目」に変更される。領域a3の記憶内容は「分類1の3
件目」から「分類1の2件目」に変更される。各分類に
登録されているデータは、図14(2)に示すように、
分類1の2件目に登録されていた音声データD2が外部
の分類3の1件目に登録され、分類1の3件目に登録さ
れていた音声データD3が分類1の2件目に登録され
る。
【0048】また、音声データD2の再生中に分類3ボ
タン32が押されて分類モードとなってから複写ボタン
34が押されると、図13(2)に示すように領域a2
には「分類3の1件目」という分類コードが追加され
る。各分類に登録されているデータは、図14(3)に
示すように、分類1の2件目に登録されていた音声デー
タD2が外部の分類3の1件目にも登録される。
【0049】図15は、電話機54において用件メッセ
ージを移動または複写する際の処理を示すフローチャー
トである。本フローチャートにおいて、図10に示すフ
ローチャートと同一の処理には同一のステップ番号を付
して説明を省略する。本フローチャートは、図10に示
すフローチャートのステップs21とステップs22と
の処理を削除し、ステップs15とステップs23との
間にステップs32〜s34の処理を挿入し、さらにス
テップs18とステップs19との間にステップs35
の処理を挿入したものである。
【0050】ステップs8において、分類モードでない
場合にはステップs31に進む。ステップs31では、
分類1〜3の各分類ボタンのうちいずれかが押されたか
どうかを判断する。いずれの分類ボタンも押されていな
い場合にはステップs10に進む。また、いずれかの分
類ボタンが押された場合にはステップs13に進む。ス
テップs15に続く処理であるステップs32では、記
憶装置17を参照して分類ボタンの押圧によって選択さ
れた分類が分類3であるかどうかを判断する。分類3で
ない場合にはステップs23に進む。
【0051】ステップs32において、分類3であった
場合にはステップs33に進む。ステップs33では、
記憶装置17に予め記憶されている分類3である電話機
62の電話番号に発呼する。電話機62との接続が確認
された後に、ステップs34において用件メッセージの
転送を行う。用件メッセージの転送終了後はステップs
11以降の処理を行う。
【0052】また、ステップs18に続く処理であるス
テップs35では、記憶装置17を参照して分類ボタン
の押圧によって選択された分類が分類3であるかどうか
を判断する。分類3でない場合にはステップs19に進
む。分類3である場合にはステップs33に進む。
【0053】なお、電話機62に発呼した際に、予め定
める回数以上呼出しても回線がつながらない場合には発
呼処理を中断し、ステップs11以降の処理を行う。ま
た、当該処理を中断した際には、表示装置19に「電話
がつながりませんでした」などのメッセージを表示する
ようにしてもよい。
【0054】以上のように本実施例によれば、分類3と
して電話回線61を介して電話機62が接続されている
場合であっても、操作者が電話機62の電話番号を入力
する必要がなく、外部の分類であることを意識せずに用
件メッセージの複写、移動を行うことができるので、操
作の手間を省くことができる。
【0055】また、電話機54において用件メッセージ
が記憶される場合に、分類3が指定されたときには、用
件メッセージの記憶が終了した後に分類3へと転送す
る。
【0056】図16は本発明の第5実施例である電話機
55における表示装置19の表示例であり、図17は電
話機55における記憶装置A,Bの構成を示す図であ
り、図18は電話機55において各分類に登録される音
声データを示す図である。本実施例における電話機55
の特徴は、移動または複写された用件メッセージが移
動、複写先の分類の操作者によって再生されると移動、
複写元の分類の操作者が操作を行う際に表示装置19な
どに再生が行われたことを表示することである。
【0057】図16に示す表示例は、分類1に登録され
ていた用件メッセージが分類1の操作者によって分類2
に移動された後に、当該用件メッセージが分類2の操作
者によって再生されたことを示す情報であり、再生終了
後から分類1の操作者によって、当該情報を確認したこ
とを示す予め定めるキー操作などの確認操作が行われる
までの間、表示装置19に当該情報が表示される。もし
くは、分類1の操作者が電話機55の操作を行う際に当
該情報が表示される。また、同様な情報が複数個ある場
合には、表示装置19における表示領域の大きさによっ
て一度に表示を行うか、もしくは1つずつ表示を行う。
【0058】用件メッセージの移動または複写が行われ
る前の構成は図3(1)と同一であるので説明を省略す
る。ここで音声データD2を分類1から分類2へと移動
させると、図17(1)に示すように記憶装置Aにおけ
る領域a2に分類コードとして「分類2の1件目」、移
動情報として「分類1から移動」、再生情報として「再
生未完了」が記憶される。また、音声データD2が分類
1から分類2へと移動されたので、領域a3に記憶され
る分類コードが「分類1の2件目」となる。分類1,2
に登録される音声データは図18(1)に示すように、
分類1の1件目に音声データD1、2件目に音声データ
D3が登録され、分類2の1件目には音声データD2が
登録されている。図18(1)では、音声データD2に
対応させて移動元情報と再生情報とが記憶されている。
電話機55に印刷装置が接続されている場合には、図1
6に示す表示例に代えて図18(1)に示す表を印刷す
るようにしてもよい。また、移動元情報、再生情報など
を同時に印刷するようにしてもよい。再生情報は、再生
装置15によって行われる用件メッセージの再生が完了
したか、完了していないかを示す。
【0059】図17(1)に示す状態から、分類2の操
作者によって分類2の1件目である音声データD2の再
生が行われると、図17(2)に示すように再生情報が
「再生未完了」から「再生完了」へと変更される。ま
た、再生済情報として領域a2に「再生完了したことを
まだ知らせていない」と記憶する。図18(2)では音
声データD2に対応させて記憶されている再生情報が
「再生完了」、再生済情報が「まだ知らせていない」と
なっている。再生済情報は、移動および複写を行った用
件メッセージの移動複写先の分類の操作者による再生が
完了したことを移動複写元の分類の操作者に知らせたか
どうかを示す。
【0060】図17(2)に示す状態から、後述するよ
うにして分類1の操作者に対して再生が行われたことを
知らせた後は、図17(3)に示すように、再生済情報
が「再生完了したことをまだ知らせていない」から「再
生完了したことを既に知らせた」に変更する。図18
(3)では、音声データD2に対応させて記憶されてい
る再生済情報が「既に知らせた」となっている。
【0061】図19は電話機55において用件メッセー
ジを移動または複写する際の処理を示すフローチャート
であり、図20は移動または複写された用件メッセージ
が再生される際の処理を示すフローチャートであり、図
21は移動または複写された用件メッセージが再生され
たことを移動複写元に知らせる処理を示すフローチャー
トである。
【0062】図19に示すフローチャートは、前述した
図10のフローチャートにおいてステップs12の処理
の後に行われるステップs21の処理を削除したもので
あり、同一の処理に同一のステップ番号を付して説明を
省略する。したがって、ステップs12において再生装
置15とスピーカ22との接続を切離した後に処理を終
了する。
【0063】図20に示すフローチャートにおいて、図
10のフローチャートと同一の処理には同一のステップ
番号を付して説明を省略する。本フローチャートは、図
10に示すフローチャートのステップs7以降の処理を
ステップs41〜s45の処理に置き換えたものであ
る。
【0064】ステップs6において、再生を行っている
用件メッセージの録音番号を記憶装置17の番号メモリ
に記憶する。続く処理であるステップs41では、再生
中の用件メッセージの再生が終了するまで待ち合わせ
る。再生が終了した後にステップs42に進む。ステッ
プs42では、再生が終了した用件メッセージが他の分
類から移動または複写されたものであるかどうかを判断
する。他の分類から移動または複写された用件メッセー
ジである場合にはステップs43に進む。
【0065】ステップs43では、移動または複写が行
われた移動複写元の分類の操作者に再生が終了したこと
を知らせたかどうかを判断する。既に知らせている場合
にはステップs44に進む。ステップs44では、番号
メモリに記憶されている録音番号を1増加させた録音番
号が存在するかどうかによって記憶装置Bに引続いて用
件メッセージが録音されているかどうかを判断する。全
ての用件メッセージの再生が終了している場合にはステ
ップs45に進む。ステップs45では、再生装置15
とスピーカ22との接続を切離し、処理を終了する。
【0066】ステップs42において、他の分類からの
移動または複写でない場合は、ステップs44以降の処
理を行う。またステップs43において、再生が完了し
たことをまだ知らせていない場合にはステップs46に
進む。ステップs46では、記憶装置17に移動複写元
の分類の操作者に再生が完了したことを知らせなければ
ならないことを記憶する。記憶終了後は、ステップs4
4以降の処理を行う。ステップs44において、残余の
用件メッセージがある場合にはステップs5以降の処理
を行う。
【0067】図21に示すフローチャートにおいては、
まずステップp1において記憶装置17に記憶されてい
る情報に基づいて、移動複写元の分類の操作者に知らせ
なければならないかどうかを判断する。知らせなければ
ならない場合にはステップp2に進む。ステップp2で
は、移動または複写された音声データに対応する領域a
に再生情報として「再生完了」を記憶し、また再生済情
報として「再生完了したことをまだ知らせていない」と
記憶する。続くステップp3においては、記憶装置17
に記憶されている情報を「再生が完了したことを移動複
写元の分類の操作者に知らせた」に変更し、領域aに再
生済情報として「再生完了したことを既に知らせた」と
記憶して処理を終了する。ステップp1において、知ら
せなくてもよい場合、すなわち既に知らせた場合には処
理を終了する。なお、前述の図16を参照して説明した
確認操作が、移動複写元の分類の操作者によって行われ
ることでステップp3の処理が行われる。
【0068】以上のように本実施例によれば、移動、複
写した用件メッセージが移動複写先の分類の操作者によ
って再生されたかどうかを移動複写元の操作者に対して
通知するので、知らせたい用件などが確実に相手に伝わ
ったかどうかを確認することができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、指示手段
によって分類の変更を指示することによって音声メッセ
ージが属する分類が分類変更手段によって変更されるの
で、記憶手段に記憶されて既に分類分けされている音声
メッセージの分類を変更することができる。
【0070】また本発明によれば、分類変更手段は音声
メッセージの属する分類を変更する移動と、音声メッセ
ージが当初の分類と別の分類とに属するようにする複写
とを行うので、音声メッセージの属する分類を容易に変
更することができる。また、複数の分類に同一の音声メ
ッセージを記憶する際に、同一内容の音声メッセージを
複数回にわたって記憶する必要がなく手間を省くことが
できる。
【0071】さらに本発明によれば、音声メッセージの
複写を行う際には、管理データ記憶手段の管理データが
書換えられるので、当初の分類と別の分類とに属するよ
うに複写を行った場合であっても記憶手段の容量を有効
に利用することができる。
【0072】またさらに本発明によれば、分類として外
部の端末装置が登録されている場合は、分類を変更する
ことによって音声メッセージが外部端末装置に送信され
るので、外部の端末装置に音声メッセージを転送するた
めの操作を行う必要がなく、手間を省くことができる。
【0073】またさらに本発明によれば、音声メッセー
ジが分類の変更を指示された際には、移動情報が管理デ
ータ記憶手段に記憶され、当該音声メッセージの再生時
には移動情報が報知手段によって報知されるので、操作
者は再生中の音声メッセージがどの分類から変更された
ものであるかを容易に認識することができる。
【0074】またさらに本発明によれば、分類が変更さ
れた音声メッセージが再生されたときには、管理データ
記憶手段に管理データに加えて再生済情報を記憶し、予
め定めるタイミングで再生済情報を変更前の分類の操作
者に報知するので、変更前の分類の操作者は分類が変更
された音声メッセージが変更先の分類において再生され
たかどうかを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である電話機11の構成を
示すブロック図である。
【図2】音声データ記憶装置16に含まれる記憶装置
A,Bの構成を示す図である。
【図3】電話機11において用件メッセージを移動また
は複写する際の記憶装置A,Bの構成を示す図である。
【図4】電話機11における各分類に登録される音声デ
ータを示す図である。
【図5】電話機11において用件メッセージを移動また
は複写する際の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例である電話機52における
記憶装置A,Bの構成を示す図である。
【図7】本発明の第3実施例における電話機53の表示
装置19の表示例を示す図である。
【図8】電話機53における記憶装置A,Bの構成を示
す図である。
【図9】電話機53において各分類に登録される音声デ
ータを示す図である。
【図10】電話機53において用件メッセージを移動ま
たは複写する際の処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第4実施例である電話機54が電話
回線61を介して電話機62と接続される様子を示す図
である。
【図12】電話機54において記憶装置17に記憶され
る分類名と分類区分情報とを示す図である。
【図13】電話機54における記憶装置A,Bの構成を
示す図である。
【図14】電話機54において各分類に登録される音声
データを示す図である。
【図15】電話機54において用件メッセージを移動ま
たは複写する際の処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第5実施例である電話機55におけ
る表示装置19の表示例である。
【図17】電話機55における記憶装置A,Bの構成を
示す図である。
【図18】電話機55において各分類に登録される音声
データを示す図である。
【図19】電話機55において用件メッセージを移動ま
たは複写する際の処理を示すフローチャートである。
【図20】移動または複写された用件メッセージが再生
される際の処理を示すフローチャートである。
【図21】移動または複写された用件メッセージが再生
されたことを移動複写元に知らせる処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
11 電話機 12 制御装置 13 網制御装置 14 録音装置 15 再生装置 16 音声データ記憶装置 17 記憶装置 18 操作ボタン群 19 表示装置 21 送受器 22 スピーカ 26 再生開始ボタン 27 再生停止ボタン 28 削除ボタン 29 ダイヤルボタン 30 分類1ボタン 31 分類2ボタン 32 分類3ボタン 33 移動ボタン 34 複写ボタン 38 電話回線網

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼出信号を予め定める回数受信した後に
    着信し、応答メッセージを送出した後に発呼側から送出
    される音声メッセージを、発呼側からの指示に従って複
    数の分類のうちの1つに分類分けして記憶手段に記憶す
    る自動応答機能を備える電話機において、 前記記憶手段に記憶された音声メッセージを再生して出
    力する再生手段と、 音声メッセージが属する分類の変更を指示する指示手段
    と、 前記再生手段による音声メッセージの再生中に、前記指
    示手段によって分類の変更が指示されると、当該音声メ
    ッセージが属する分類を指示された分類に変更する分類
    変更手段とを含むことを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 前記分類変更手段は、分類の変更とし
    て、音声メッセージが属する分類を当初の分類から別の
    分類に変更する移動と、 音声メッセージが当初の分類と別の分類とにともに属す
    るように分類を変更する複写とを行うことを特徴とする
    請求項1記載の電話機。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶された音声メッセー
    ジが属する分類を識別する管理データを音声メッセージ
    に対応付けて記憶する管理データ記憶手段を備え、 前記分類変更手段は、前記複写を行うときは複写が指示
    された音声メッセージに対応する管理データを書換える
    ことを特徴とする請求項2記載の電話機。
  4. 【請求項4】 前記分類の1つとして電話機に接続され
    ている外部の端末装置が登録されており、前記指示手段
    によって指示された分類が、前記外部端末装置である場
    合は、当該分類に変更された音声メッセージを前記記憶
    手段から読出して前記外部端末装置に送信することを特
    徴とする請求項1記載の電話機。
  5. 【請求項5】 電話機の操作者に情報を報知する報知手
    段と、 前記記憶手段に記憶された音声メッセージが属する分類
    を識別する管理データを音声メッセージに対応付けて記
    憶する管理データ記憶手段とを備え、 前記分類変更手段は、分類の変更を行うときは変更前の
    分類を示す移動情報を管理データに付加して記憶し、 前記報知手段は、音声メッセージの再生中に前記移動情
    報を再生中の音声メッセージが属する分類の操作者に報
    知することを特徴とする請求項1記載の電話機。
  6. 【請求項6】 前記分類変更手段は、分類が変更された
    音声メッセージが再生されたときは、再生が完了したこ
    とを示す再生済情報を管理データに付加して記憶し、 前記報知手段は、予め定めるタイミングで前記再生済情
    報を変更前の分類の操作者に報知することを特徴とする
    請求項5記載の電話機。
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