JPS62246972A - 金属材料に適用する防錆塗料 - Google Patents

金属材料に適用する防錆塗料

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JPS62246972A
JPS62246972A JP17118686A JP17118686A JPS62246972A JP S62246972 A JPS62246972 A JP S62246972A JP 17118686 A JP17118686 A JP 17118686A JP 17118686 A JP17118686 A JP 17118686A JP S62246972 A JPS62246972 A JP S62246972A
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牧 宏久
Takeshi Doi
猛 土居
Shuichi Wada
秀一 和田
Haruhiro Ito
伊藤 晴弘
Masafumi Ono
雅史 大野
Tsutomu Hattori
努 服部
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DKS Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属材料に適用する防vI塗料に関するもの
である。
(従来の技術) 従来から、金属材料用防錆塗料としては水系防錆塗料と
して水系アクリル樹脂、アルキッド−メラミン樹脂、水
系エポキシ樹脂塗料等が挙げられ、また自動車部品を防
錆する防錆塗料としては、速乾性アルキッド樹脂塗料、
ラッカー型塗料又はアルキッド−メラミン系の焼付硬化
型塗料等が挙げられる。これ等の塗料は、被塗物に塗装
した後、常温で塗膜を乾燥するか、又は約80〜150
°Cの比較的低い温度で乾燥している。
さらにアルキッド−メラミン系の焼付硬化型塗料の場合
、塗装による塗膜を焼付している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記水系樹脂塗料を塗装した金属材料で
も耐食性が不十分であり、錆の発生、密着性の低下に伴
うふくれ、又ははがれの発生等がみられ、また焼付硬化
型塗料を塗装した鋳物、鍛造部品においては、表面に酸
化スケールが形成されており塗膜の密着性が悪い、表面
の粗れが大きく塗膜厚が不均一になりやすい、熱容量が
大きいものが多く均一な焼付が難しい等による耐食性の
低下、例えば塩水噴霧試験で48時間以内で発錆等が認
められるという問題点があった。
さらに水系ポリウレタン樹脂は、他の水系アルキッド樹
脂、アクリル樹脂、アルキッド−メラミン樹脂、エポキ
シ樹脂等と比較して、耐薬品性、耐摩耗性、耐屈曲性等
に優れていることはよく知られているが、金属材料に対
する防錆塗料としては、価格が高いため一般の金属材料
用防錆塗料として使用されていなかったのが実情である
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、上記問題点を解決するため鋭意研究を重
ねた結果、本発明を提供するに至ったものである。すな
わち、本発明は (A)架橋密度が1 、000原子量あたり0.02〜
1.00個である水系ポリウレタン樹脂単独 又は、 (B)前記水系ポリウレタン樹脂に体質顔料を前記水系
ポリウレタン樹脂の固形分に対して4重量倍以下配合し
た混合物 を主成分とすることを特徴とする金属材料に適用する防
錆塗料に関するものである。
本発明に使用される水系ポリウレタン樹脂としては、 (1)平均分子量50〜100,000で2個以上の活
性水素原子含有ポリヒドロキシ化合物又は前記ポリヒド
ロキシ化合物と平均分子量50〜100,000で2個
以上の活性水素原子含有多価アミン化合物の併用、有機
ポリイソシアネート、並びにNGO基と反応性の活性水
素原子及び塩形成基を有する化合物から剛性される塩形
成基を有するポリウレタン樹脂を、塩形成剤を使用する
ことにより、公知の方法で水中に混合乳化させたアニオ
ン性、又はチオン性水系ポリウレタン樹脂、 (2)平均分子量50〜100,000で2個以上の活
性水素原子含有ポリヒドロキシ化合物又は前記ポリヒド
ロキシ化合物と平均分子量50〜too 、 oooで
2個以上の活性水素原子含有多価アミン化合物の併用、
有機ポリイソシアネート、並びにモノアルコール又は多
価アルコールのエチレンオキサイド単独もしくはエチレ
ンオキサイド及びプロピレンオキサイド付加物から合成
されるノニオン性水系ポリウレタン樹脂、 (3)平均分子量50〜100,000で2個以上の活
性水素原子含有ポリヒドロキシ化合物又は前記ポリヒド
ロキシ化合物と平均分子150〜100.000で2個
以上の活性水素原子含有多価アミン化合物の併用並びに
有機ポリイソシアネートから合成されるポリウレタン樹
脂を、アニオン、カチオン、ノニオン性等の界面活性剤
を添加した水中で強制的に乳化させた水系ポリウレタン
樹脂等が挙げられる。
かかる前記(1)、 (2)及び(3)項において、平
均分子150〜100,000で2個以上の活性水素原
子含有ボ、  リヒドロキシ化合物としては、ジエチレ
ングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ビ
スフェノールA、  l−リメチロールプロパン、グリ
セリン、ペンタエリスリトール等の多価アルコール、そ
れらのアルキレン誘導体又はそれらのエステル化物; ポリ (オキシエチレンエーテル)ポリオール、ポリ 
(オキシプロピレンエーテル)ポリオール、ポリ (オ
キエチレンプロピレンエーテル)ポリオール、ポリマー
ポリオール、ポリエステルポリオール、ポリチオエーテ
ルポリオール、ポリアセタールポリオール、ポリテトラ
メチレングリコール、ポリカプロラクトンポリオール、
ポリカーボネートポリオール、アクリルポリオール、ポ
リブタジェンポリオール、ヒマシ油ポリオール等のポリ
オール化合物等が、 平均分子量50〜100.000で2個以上の活性水素
原子含有多価アミン化合物としては、エチレンジアミン
、プロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン等の低分
子量多価アミン;エポキシアミンアダクト体又はポリア
ミド樹脂等の高分子量多価アミン化合物等が、 それぞれ挙げられる。
前記ポリヒドロキシ化合物又は多価アミン化合物は、平
均分子量が50〜100,000であることが必要であ
る。前記ポリヒドロキシ化合物又は多価アミン化合物の
平均分子量が50〜100.000の範囲より外れた場
合、本発明の目的は達成されない。
次に有機ポリイソシアネートとしてはナフチレンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート、ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート
等あらゆる芳香族、脂肪族、脂環族系のイソシアネート
Hの単独もしくは混合物が挙げられる。
次にNGO基と反応性の活性水素原子及び塩形成基を有
する化合物及びそれに対応する塩形成剤としては、 ■塩形成性のカルボン酸又はスルホン酸基を持つ化合物
及び対応する塩形成剤、 ■酸で中和可能な第4級又は第3級基になり得る基を持
つ化合物及び対応する塩形成剤、■第4級化反応を起こ
すハロゲン原子又は相当する強酸のエステルを含有する
化合物及び対応する塩形成剤 等が挙げられる。
塩形成性のカルボン酸又はスルホン酸基を持つ化合物と
しては、例えばグリコール酸、リンゴ酸、グリシン、ア
ミノ安息香酸、アラニン、ジメチロールプロピオン酸等
のヒドロキシ酸、アミノスルホン酸、多価ヒドロキシ酸
類やタウリン、2−ヒドロキシェタンスルホン酸等のア
ミノスルホン酸、ヒドロキシスルホン酸類等が、それに
対応する塩形成剤としては、例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等の1価の金属水酸化物やアンモニア、
トリメチルアミン、トリエチルアミン等の3級アミン化
合物等が挙げられる。
酸で中和可能な第4級又は第3級基になり得る基を持つ
化合物としては、例えばN、N−ジメチルエタノールア
ミン、N−メチルジェタノールアミン等のアルコキシル
化アミン類やN−メチル−N−(3−アミノプロピル)
−エタノールアミン、N、N−ジメチルヒドラジン等の
アミノアルコール類やアミン類等が、それに対応する塩
形成剤としては例えば塩酸、硝酸、蟻酸、酢酸、メチル
クロライド、ベンジルクロライド等の有機及び無機酸類
並びに反応性ハロゲン原子を有する化合物が挙げられる
第4級化反応を起こすハロゲン原子又は相当する強酸の
エステルを含有する化合物としては例えば、2−クロロ
エタノール、2−ブロムメタノール等が、 それに対応する塩形成剤としては、例えば3級アミン、
スルフィド類、フォスフイン類等が挙げられる。
次にモノアルコール又は多価アルコールのエチレンオキ
サイド単独もしくはエチレンオキサイド及びプロピレン
オキサイド付加物におけるモノアルコールとしては、ブ
タノール、ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタツール
、オクタツール、ラウリルアルコール等が、 多価アルコールとしては、前記多価アルコール等が、そ
れぞれ挙げられる。
次に7ニオン、カチオン、ノニオン性等の界面活性剤と
しては通常、界面活性剤の分野で使用されているものが
挙げられる。
本発明に使用される水系ポリウレタン樹脂は、架橋密度
が、1000原子量あたり0.02〜1.00個である
ことが必要である。
水系ポリウレタン樹脂の架橋密度が1000原り量あた
り0.02〜1.00個の範囲より外れた場合、本発明
の目的は達成されない。
ここで、本発明に言う架橋密度とは、例えば次のような
計算から導きだされるものである。すなわち、分子!n
w+ 、官能基数F、の活性水素原子含有化合物W+g
と、分子1iMW、 、官能基数F2の活性水素原子含
有化合物Wagと、 分子In、、 、官能基数F7−1の活性水素原子含有
化合物−1’1−19と、分子量M礼、官能基数F1の
有機ポリイソシアネート礼、と反応せしめてえられろ水
系ポリウレタン樹脂の1000原子量あたりの架橋密度
は 次式 %式% で計算される。
本発明に使用される体質顔料としては、炭酸カルシウム
、タルク、水酸化アルミニウム、ジ−クライト、ケイ石
粉、ケイ藻土、マイカ、グラファイト、パーライト、ヘ
ントナイト、石綿、雲母、ドロマイト、硫酸カルシウム
4ゼオライト、アクパルガイド等が挙げられ、特にpH
6以上の体質顔料が好ましい。
pHが6未満の体質顔料の場合、被着体界面の酸化を促
進し、防錆力を低下させるため好ましくない。
本発明の塗料を適用する金属材料としては、土木、建築
又は電気機器用金属材料、車輌用金属材料並びに自動車
部品の金属材料等が挙げられる。
前者の金属材料としては、土木材料、建築材料、電気及
び電子工業品等のパイプ類、金属加工部品、各種金属材
料等、さらに前記用途における鉄、鋳鉄、ダクタタイル
鋳鉄、アルミニウム、銅、亜鉛、ヘリリウム、チタニウ
ム、マグネシウム及びステンレス等の合金類、トタン、
ブリキ等の各種メッキ類又はそれらのリン酸塩、クロム
酸塩等の表面処理品等が挙げられる。また後者の車輌用
及び自動車部品の金属材料としては、鉄、鋳物または鍛
造品、例えばブレーキドラム、ナックルアーム、ブレー
キマスターシリンダー、コンブレソサークラケット、ス
タビライザー、スタアリングダクスピン等が挙げられる
本発明の防錆塗料は、前記架橋密度が1 、000原子
量あたり0.02〜1.00個である水系ポリウレタン
樹脂単独又は、前記水系ポリウレタン樹脂に前記体質顔
料を前記水系ボリウレン樹脂の固形分に対して4重量倍
以下配合した混合物を主成分とする水系防錆塗料で、こ
れを前記金属材料に塗布するものである。
水系ポリウレタン樹脂に体¥を顔料を配合する場合、体
質顔料は水系ポリウレタン樹脂の固形分に対して、4重
量倍以下であることが必要である。
体質顔料が、4重量倍を超えると塗膜自体の透水性が非
常に大きくなり、体質顔料のバインダーとなる水系ポリ
ウレタン樹脂濃度が不足するため、耐水性劣化が大きく
、耐衝撃性も低下し好ましくない。
本発明においては、防錆力の不足を補なうために、一般
的な防錆顔料の使用や、着色剤としてのカーボン等の着
色顔料、添加剤としてのコロイダルシリカ等の無機質粉
末を一部併用することも可能である。
さらに、体質顔料の無機質粉末を安定分散させるため各
種分散剤、塗料を調合する際の皮張り防止剤、レベリン
グ剤、消泡剤、増膜助剤等の各種添加剤を目的にあった
性状にするために性能を低下させない範囲以内で配合す
ることも可能である。
本発明の水系防錆塗料を金属材料へ塗装する方法として
は、スプレ一方法、浸漬処理方法、刷毛塗り法、ローラ
ーコータ一方式等種々の塗装方法が挙げられる。
本発明の塗料を金属材料に塗布することにより耐水性、
耐塩水性等の耐食性に優れた塗装物が得られ、自動車部
品への利用が可能となるものである。
(実施例) 以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明は、それらの実施例に拘束されるものではない。
令」d生1 ポリブチレンアジペート(MW 2000.2.0官能
)70重量部、1.6−ヘキサンジオール(MW 20
00.2.0官能> 20重量部、トリメチロールプロ
パン(MW134.3.0官能)3重量部、ジメチロー
ルプロピオン酸(MW 134.2.0官能)6.5重
量部、イソホロンジイソシアネート(MW 222.2
.0官能)70重量部からなるイソシアネートプレポリ
マーをアセトン中で合成後、これをトリエチルアミンを
含有した水中に混合乳化した。この水系ポリウレタン樹
脂の架橋密度は0.132である。
金虞五叢 ポリブチレンアジペート(MW 2000.2.0官能
)7Offi量部、1,6−ヘキサンジオール(Mll
 118.2.0官能)20重量部、トリメチロールプ
ロパン(MW134.3.0官能) 10重量部、ジメ
チロールプロピオン酸(MW 134.2.0官能)6
.5重量部、イソホロンジイソシアネート(MW 22
2.2.0官能)95重量部からなるイソシアネートプ
レポリマーをアセトン中で合成後、これをトリエチレン
テトラミン(MW146.4.0官能)4.6重量部、
及びトリエチルアミンを含有した水中に混合乳化した。
この水系ポリウレタン樹脂の架橋密度は0.66である
金戊尉主 ポリブチレンアジペート(MW 2000.2.0官能
)70重量部、1.6−ヘキサンジオール(MW 11
8.2.0官能)20重量部、トリメチロールプロパン
(MW134.3.0官能)0.2重量部、ジメチロー
ルプロピオン酸(肚134.2.0官能)6.5重量部
、イソホロンジイソシアネート(MW 222.2.0
官能)65重量部からなるイソシアネートプレポリマー
をアセトン中で合成後、これをトリエチルアミンを含有
した水中に混合乳化した。この水系ポリウレタン樹脂の
架橋密度は0.009である。
豆炭■↓ ポリブチレンアジペート(MW 2000.2.0官能
)70重量部、1,6−ヘキサンジオール(MW 11
8.2.0官能)20重量部、トリメチロールプロパン
(MW134.3.0官能) 20重量部、ジメチロー
ルプロピオン酸(M匈134.2.0官能)6.5重量
部、イソホロンジイソシアネート(MW 222.2,
0官能)140重量部からなるイソシアネートプレポリ
マーをアセトン中で合成後、これをトリエチレンテトラ
ミン(MW 146.4.0官能) 11.2重量部、
及びトリエチルアミンを含有した水中に混合乳化したが
乳化中にゲル化した。この水系ポリウレタン樹脂の架橋
密度は1.13である。
治Jd11 ポリテトラメチレングリコール(MW 1000.2.
0官能)70重量部、1.4−ブタンジオール(M讐9
0.2.0官り15重量部、トリメチロールプロパン(
MW134.3.0官能)7重量部、ヘキサメチレンイ
ソシアネート(肚168、′2.0官能)60重量部か
らなるイソシアネートプレポリマーをアセトン中で合成
後、タウリン−水酸化ナトリウム水溶液を混合した後、
水中に混合乳化した。この水系ポリウレタン樹脂の架橋
密度は0.344である。
豆炭炭エ ポリカプロラクトンポリオール(MW 2000. 2
.0官能)70重量部、ジエチレングリコール(MW 
 106.2.0官能) 10重量部、グリセリン(M
W 92.3.0官能)5重量部、ポリエチレングリコ
ール(MW 2000.2.0官能)20重量部、4,
4°−ジフェニルメタンジイソシアネート(M賀250
.2.0官能)65重量部からなるイソシアネートプレ
ポリマーをアセトン中で合成後、これを水中に混合乳化
した。この水系ポリウレタン樹脂の架橋密度は0.32
0である。
金威班1 ポリブチレンアジペート(MW 2000.2.0官能
)80ffi量部、1,6−ヘキサンジオール0+w 
118.2.0官能)15重量部、トリメチロールプロ
パン(MW134.3.0官能)4重量部、N−メチル
ジェタノールアミン(MW119.2.0官能) 10
重量部、イソホロンジイソシアネート(MW222.2
.0官能)73重量部からなるイソシアネートプレポリ
マーをアセトン中で合成後、これを蟻酸を含有した水中
に混合乳化した。
水系ポリウレタン樹脂の架橋密度は0.163である。
豆炭±1 ポリエチレンアジペート(MW 1000.2.0官能
)90重量部、ジエチレングリコール(M賀106.2
.0官能)10重量部、トリメチロールプロパン(MW
134.3.0官能)5重量部、トリレンジイソシアネ
ート(MW174.2.0官能)50重量部からなるイ
ソシアネートプレポリマーをアセトン中で合成後、ノニ
オン性界面活性剤を含有した水中に混合乳化した。
水系ポリウレタン樹脂の架橋密度は0.241である。
尖l1Jl上 第1表に示すように合成例1〜8の各水系ポリウレタン
樹脂塗料(固形分)60重量部に対してpH9,2の炭
酸カルシウム20重量部、pif 9.5のタルク20
重量部、着色顔料としてカーボン7重量部を混合してボ
ールミルで24時間分散しテN111〜8の塗料を得た
。これ等の塗料を夫々冷間圧延鋼板に20ミクロンとな
るようにスプレー塗布し、80℃強制乾燥したものを試
験片とした。
尚、比較のため比較例イ9 口の塗料を冷間圧延鋼板に
20ミクロンとなるようにスプレー塗布し、80℃強制
乾燥したものを試験片とした。
比較例ハ、二の塗料は、水系ポリウレタン樹脂の架橋密
度が本発明範囲外で大きいもの、及び小さいものである
上記各試験片につき次に示す試験方法で、40℃耐温水
性、塩水噴霧試験および耐衝撃試験を行い、得た結果を
第1表に示す! 試験方法 40℃耐温水性−一40℃の温水に120時間浸漬、塩
水噴霧試験−一塩水を300時間噴霧、耐衝撃試験 −
一デュポン(Dupont)6mm(1/4inch)
 +IKg、50cm。
ス新l肌斐 第2表に示すように合成例1の水系ポリウレタン樹脂単
独、又は水系ポリウレタンと体質顔料の併用物に、カー
ボンを混合後、ボールミルで24時間分散したものを冷
間圧延鋼板に20ミクロンとなるようにスプレー塗布し
、80℃強制乾燥したものを試験片とした。
尚、比較例示の塗料は体質顔料の量が本発明の範囲外に
多いものである。
上記各試験片につき実施例1と同様にして40℃耐温水
性、塩水噴霧試験および耐衝撃試験を行い、得た結果を
第2表に示す。
ス斯l肌1 実施例1において得た塗料N111〜6を夫々鋳物テス
トピースに20ミクロンとなるようにスプレー塗布し、
80℃強制乾燥したものを試験片とした。
尚、比較のため第1表の比較例49口の塗料を、鋳物テ
ストピースに20ミクロンとなるようにスプレー塗布し
、80℃強制乾燥したものを試験片とした。
比較例ハ、二の塗料は、水系ポリウレタン樹脂の架橋密
度が本発明範囲外で大きいもの、及び小さいものである
上記各試験片につき実施例1に記載した試験方法で40
℃耐温水性および塩水噴霧試験を行い、得た結果を第3
表に示す。
去新I鉗1 実施例2において得た塗料光7〜13を夫々鋳物テスト
ピースに20ミクロンとなるようにスプレー塗布し、8
0℃強制乾燥したものを試験片とした。
尚、比較のため第2表の比較例ホの塗料を鋳物テストピ
ースに20ミクロンとなるようにスプレー塗布し、80
℃強制乾燥したものを試験片とした。
これ等の試験片につき実施例3と同様の試験を行い、得
た結果を第4表に示す。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の防錆塗料は特定の水
系ウレタン樹脂単独又はこれに体質顔料を特定量配合し
た混合物を主成分としたことにより、金属材料に塗布し
た場合均一で密着性がよく耐食性の優れた塗膜が得られ
るという効果が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)架橋密度が1,000原子量あたり0.02
    〜1.00個である水系ポリウレタン樹脂単独又は、 (B)前記水系ポリウレタン樹脂に体質顔料を前記水系
    ポリウレタン樹脂の固形分に対して4重量倍以下配合し
    た混合物 を主成分とすることを特徴とする金属材料に適用する防
    錆塗料。 2、体質顔料が、pH6以上の無機質粉末である特許請
    求の範囲第1項記載の金属材料に適用する防錆塗料。
JP17118686A 1985-12-27 1986-07-21 金属材料に適用する防錆塗料 Granted JPS62246972A (ja)

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