JPS6224425B2 - - Google Patents

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JPS6224425B2
JPS6224425B2 JP52000885A JP88577A JPS6224425B2 JP S6224425 B2 JPS6224425 B2 JP S6224425B2 JP 52000885 A JP52000885 A JP 52000885A JP 88577 A JP88577 A JP 88577A JP S6224425 B2 JPS6224425 B2 JP S6224425B2
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JP
Japan
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carbon atoms
triazolyl
phenoxyalkyl
halogen
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Application number
JP52000885A
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JPS5287170A (en
Inventor
Kureemeru Uorufugangu
Haintsu Byuuhieru Karuru
Burandesu Uiruherumu
Erunsuto Furooberugeru Pauru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPS5287170A publication Critical patent/JPS5287170A/ja
Publication of JPS6224425B2 publication Critical patent/JPS6224425B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D231/00Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
    • C07D231/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
    • C07D231/10Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D231/12Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • C07D233/54Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D233/56Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, attached to ring carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D249/081,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なフエノキシアルキル―トリア
ゾリル誘導体およびその塩および金属錯体、なら
びにその製法および殺菌剤として使用することに
関するものである。 独国特許公開公報第2324010号等には、トリア
ゾリル―O,N―アセタール{特に、フエニル基
の部分に置換基を有する1―フエノキシ―1―
〔1,2,4―トリアゾリル―(1)〕―3,3―ジ
メチルブタン―2―オール}が良好な殺菌性を有
するものであることが開示されいる。しかしなが
らこの公知化合物の活性は常に満足すべきものと
は限らず、特に低濃度で使用したときには活性が
充分発揮されないことがあり得る。さらに、この
公知化合物に対する植物耐性、およびこれを種子
ドレツシング剤として使用したときの種子の耐性
について、常に満足すべき結果が得られるとは限
らない。 本発明は、新規化合物である次の一般式 のフエノキシアルキル―トリアゾリル誘導体およ
び生理学的に許容され得るその塩および金属錯体
を提供するものである。 上式において、Rは炭素原子1―8個の直鎖状
または分枝状アルキル基;1―2個の炭素原子と
1―5個のハロゲン原子とを有するハロゲノアル
キル基;アルキル基の部分に炭素原子を1―2個
有するフエノキシアルキル基;アルキル基の部分
に1―4個の炭素原子を有するアルキルアミノ
基;またはハロゲン置換―フエニルアミノ基を表
わす。Xはハロゲンを表わし、あるいは、炭素原
子1―4個の直鎖状または分枝状アルキル基;ニ
トロ基;1―2個の炭素原子と1―5個のハロゲ
ン原子とを有するハロゲノアルキル基;炭素原子
5―7個のシクロアルキル基;フエニル基;また
はハロフエニル基を表わし、もしくは、アルキル
基の部分に1―2個の炭素原子を有しアルキルカ
ルボニルオキシ基の部分に3個以下の炭素原子を
有するアルキルカルボニルオキシ置換―フエニル
アルキル基を表わす。 nは1,2または3である。 Azは1,2,4―トリアゾリル―1基または
1,2,4―トリアゾリル―4基を表わす。 本発明に係る化合物は強力な殺菌性を有するも
のである。 一般式()中の基について説明する。Rは炭
素原子1―8個(一層好ましくは1―6個)の直
鎖状または分枝状アルキル基;炭素原子1―2個
とハロゲン原子(1層好ましくは弗素,塩素原
子)1―5個とを有するハロゲノアルキル基;フ
エノキシアルキル基(この基のなかのアルキル基
の部分の炭素原子数は2個以下である)を表わ
し;あるいはRは、アルキル基の部分に炭素原子
1―4個(特に1―2個)を有するアルキルアミ
ノ基;またはハロゲン置換―フエニルアミノ基を
表わし;Xはハロゲン、ニトロ基、炭素原子4個
以下の直鎖状または分枝状アルキル基;炭素原子
5―7個のシクロアルキル基(特にシクロヘキシ
ル基);炭素原子2個以下とハロゲン原子(特に
弗素、塩素原子)5個以下とを有するハロゲノア
ルキル基;フエニル基;ハロフエニル基;アルキ
ル基の部分に炭素原子を1―2個有しそしてアル
キルカルボニルオキシ基の部分に炭素原子を3個
以下有するアルキルカルボニルオキシ置換―フエ
ニルアルキル基を表わし;nは0,1,2または
3を表わし;Azは1,2,4―トリアゾリル―
1基(すなわち1,2,4―トリアゾール―1―
イル基)または1,2,4―トリアゾリル―4基
(すなわち1,2,4―トリアゾール―4―イル
基)を表わす。 式()の化合物は不斉炭素原子を2個有する
ので、該化合物はエリスロ形またはスレオ形のい
ずれかの形で存在し得る。両者の場合において、
これらは主としてラセミ体(ラセメート)の形で
存在するであろう。 また本発明は式()のフエノキシアルキル―
トリアゾリル誘導体の製法において、一般式 (ここにX、Azおよびnは既述の意味を有す
る)のトリアゾリル誘導体を、 (a) 溶媒の存在下の一般式 Ha1―CO―R () ここにRは既述の意味を有し、Ha1はハロゲ
ン、特に塩素、臭素を表わす)の酸ハライド
(酸ハロゲン化物)と反応させ、かくして得ら
れたハイドロハライドの形の生成物を、もし必
要ならば遊離塩基の形のものに変換させるか、
あるいは (b) 溶媒の存在下に、そして任意的に触媒の存在
下に、一般式 R―CO―O―CO―R () (ここにRは既述の意味を有する)の酸無水
物と反応させるか、あるいは (c) 溶媒の存在下に、そして任意的に触媒の存在
下に、一般式 O=C=CH―R′ () (ここにR′は水素、アルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基またはハロゲノメチル基を
表わす)のケテンと反応させるか、あるいは (d) 溶媒の存在下に、そして任意的に触媒の存在
下に、一般式 O=C=N―R″ () (ここにR″はアルキル基、あるいは非置換
または置換フエニル基を表わす)のイソシアネ
ートを反応させ、そして製法(a)―(d)のいずれか
により得られたフエノキシアルキル―トリアゾ
リル誘導体を、もし必要ならば、生理学的に許
容され得るその塩または金属錯体に変換させる
ことを特徴とする製造方法にも関するものであ
る。 式()のフエノキシアルキル―トリアゾリル
誘導体は酸との反応によりその塩に変換でき、あ
るいは金属塩との反応によりその金属錯体に変換
できる。 意外にも、本発明に係るフエノキシアルキル―
トリアゾリル誘導体は、それに最も近い公知化合
物であるトリアゾリル誘導体よりも、実質的に高
い殺菌活性を有し、特にさび病菌およびうどんこ
病菌(またはベと病菌)に対して高度の殺菌活性
を有するのである。さらに、この化合物に対する
植物耐性は非常に良好である。したがつて、本発
明に係る化合物は当業界に大なる貢献をなすもの
といえよう。 前記の製法(a)において出発物質として1―(4
―クロロフエノキシ)―1―〔1,2,4―トリ
アゾリル―(1)〕―3,3―ジメチル―ブタン―2
―オールおよびアセチルクロライドを使用した場
合には、反応過程は次の反応式で表わすことがで
きる。 製法(b)において出発物質として1―(4―クロ
ロフエノキシ)―1―〔1,2,4―トリアゾリ
ル―(1)〕―3,3―ジメチル―ブタン―2―オー
ルおよび酢酸無水物(無水酢酸)を使用した場合
には、反応過程は次の反応式で表示できる。 製法(d)において出発物質として1―(2,4―
ジクロロフエノキシ)―1―〔1,2,4―トリ
アゾリル―(1)〕―3,3―ジメチル―ブタン―2
―オールおよび4―クロロフエニルイソシアネー
トを使用した場合には、反応過程は次の反応式で
表示できる。 製法(c)に従つて行われる式()のトリアゾリ
ル誘導体と式()のケテンとの反応は、前記の
場合と大体同様な反応式で表示できるものである
のでその記載は省略する。 一般に式()の出発物質は公知化合物であつ
て、独国特許公開公報第2324010号等に記載され
ている。文献に記載されていない式()の化合
物は、公知方法に従つて製造でき、たとえば、対
応するケトン誘導体を溶媒の存在下にアルミニウ
ムイソプロピレートまたは錯体ハイドライド
(complex hydrides)で還元することにより製造
できる。 式()の酸ハライドは公知化合物であるかま
たは公知方法により製造できるものであり、たと
えばカルボン酸またはそのアルカリ金属塩と燐ま
たは硫黄の酸ハライドとの反応により製造でき
る。これらの公知製法は一般に有機化学の教科書
に記載されている。 式()の酸無水物は公知化合物であるかまた
は公知方法に従つて製造できるものであり、たと
えばカルボン酸のアルカリ金属塩に酸塩化物を作
用させることにより製造できる。これらの製法は
一般に公知である。 製法(c)において出発物質として使用できるケテ
ンは一般に式()で表わすことができる。式
()においてR′は好ましくは水素;炭素原子1
―7個(一層好ましくは1―5個)のアルキル
基;炭素原子3個以下のアルケニル基またはアル
キニル基;ハロゲン原子(特に弗素、塩素)1―
3個を有するハロゲノメチル基である。前記反応
に使用できるケテンは公知化合物であるかまたは
それ自体公知の方法に従つて製造できるものであ
つて、たとえばケトンの熱分解(thermolysis)
またはカルボン酸の脱水反応により製造でき、こ
れらの公知方法はたとえば次の文献に記載されて
いる:ホウベン―ワイル「メトーデン、デル、オ
ルガニシエン、ヘミー」第7/4巻、ゲオルグ、チ
ーメ、ベルラーグ。 製法(d)において出発物質として使用できるイソ
シアネートは一般式()で表わすことができ
る。式()において、R″は好ましくは炭素原
子1―4個(一層好ましくは1―2個)のアルキ
ル基;あるいは非置換または置換フエニル基(好
ましい置換基はハロゲン、ニトロ基、シアノ基で
ある)を表わす。 式()の化合物の塩は、たとえば生理学的に
許容され得る酸との塩であり得、該酸の好ましい
例には次のものがあげられる:ハロゲン化水素酸
(たとえば臭化水素酸、および特に塩酸);燐
酸;硝酸;1官能性または2官能性カルボン酸お
よびヒドロキシカルボン酸(たとえば酢酸、マレ
イン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン
酸、サリチル、ソルビン酸、乳酸);1,5―ナ
フタリン―ジスルホン酸。 式()の化合物の塩は、普通の塩形成方法に
従つて簡単な操作を行うことにより製造できる。
たとえば、塩基の形の前記化合物をエーテル(た
とえばジエチルエーテル)に溶かしそして酸(た
とえば硝酸)を添加することにより製造できる。
生成した塩は、常法に従つてたとえば別するこ
とにより単離でき、そして、もし必要ならば精製
操作を行うことができる。 式()の化合物の錯体は、金属塩との錯体で
あり得る。ここで使用できる金属の例には第主
族―第主族、第亜族、第亜族および第亜
族―第亜族の金属があげられ、好ましい具体例
には銅、亜鉛、マンガン、マグネシウム、錫、
鉄、ニツケルがあげられる。ここに「使用可能
塩」は、生理学的に許容され得る酸との塩であり
得、そしてこの場合に使用される酸の好ましい具
体例には次のものがあげられる:ハロゲン化水素
酸(たとえば塩酸、臭化水素酸)、燐酸、硝酸、
硫酸。 式()の化合物の金属錯体は常法に従つて簡
単に製造でき、たとえば、金属塩をアルコール
(たとえばエタノール)に溶かし、この溶液を塩
基の形の生成物〔すなわち式()の生成物〕に
添加することにより製造できる。この金属錯体は
常法に従つて、たとえば別することにより単離
でき、そしてもし所望ならば再結晶等により精製
できる。 製法(a)のための好適溶媒は不活性有機溶媒であ
つて、その例には次のものがあげられる:ケトン
たとえばジエチルケトン、特にアセトンおよびメ
チルエチルケトン;ニトリルたとえばプロピオニ
トリル、および特にアセトニトリル;エーテルた
とえばテトラヒドロフラン、ジオキサン;エステ
ルたとえばエチルアセテート;芳香族炭化水素た
とえばベンゼン、トルエン;ハロゲン化炭化水素
たとえばメチレンクロライド、四塩化炭素、クロ
ロホルム。 製法(a)を実施する場合には、反応温度はかなり
広い範囲にわたつて種々変えることができる。一
般にこの反応は0―100℃の間の温度において、
好ましくは20―85℃の間の温度において実施でき
る。溶媒が存在する場合には、反応を当該溶媒の
沸点において実施するのが有利である。 製法(a)の実施時には各出発物質を等モル量づつ
使用するのが好ましい。式()の化合物はその
ハイドロハライドの形で得られ、そしてこれ自体
は、有機溶媒(たとえばヘキサン)の添加により
これを沈澱させそしてこれを別することにより
単離できる。これは、所望に応じて再結晶等によ
り精製できる。 反応混合物に重炭酸ナトリウム水溶液を添加
し、かくして生じた塩基の形の生成物を常法に従
つて単離することにより、式()の化合物を遊
離塩基の形で単離することも可能である。 製法(b)における反応のための好適希釈剤(また
は溶媒)は不活性有機溶媒であつて、前記の「製
法(a)のための好適溶媒」と同様な溶媒を用いるの
が特に有利である。しかしながら、製法(b)に使用
される式()の酸無水物はまた溶媒としても利
用できるものであるから、これを溶媒として利用
することも可能である。 製法(b)に使用できる好適触媒は、普通の酸性触
媒および塩基性触媒であつて、その例には次のも
のがあげられる:硫酸、塩化水素、臭化水素、三
弗化硼素、塩化亜鉛、酢酸ナトリウム、安息香酸
ナトリウム、炭酸ナトリウム、酸化カルシウム、
酸化マグネシウム。 製法(b)の実施時には、反応温度はかなり広範囲
にわたつて種々変えることができる。一般にこの
反応は0―150℃において、好ましくは80―120℃
において実施できる。 製法(b)を実施する場合には、各反応体を等モル
量づつ使用するのが好ましい。しかしながら、操
作の簡略化のために式()の酸無水物をまた溶
媒としても利用するということも可能であるが、
この場合にはこれを適当に過剰量使用する必要が
ある。式()の化合物は常法に従つて単離でき
る。 製法cにおける反応に有利に使用できる希釈剤
は不活性有機溶媒であり、特に、前記の「製法(a)
において有利に使用できる溶媒」がこの場合にお
いても非常に好ましい溶媒である。 製法(c)を実施する場合には、反応温度はかなり
広範囲にわたつて種々変えることができる。一般
に、この反応は−10℃ないし+70℃において、好
ましくは0℃ないし40℃において実施できる。 製法(d)における反応に有利に使用できる希釈剤
は不活性有機溶媒、特に前記の「製法(a)における
好適触媒」である。 製法(d)に有利に使用できる触媒は第3級塩基
(たとえばトリエチルアミン、ピリジン)、有機錫
化合物(たとえばジブチル錫ジラウレート)であ
る。 製法(d)を実施する場合には、反応温度はかなり
広範囲にわたつて種々変えることができる。一般
にこの反応は0―100℃、好ましくは20―40℃に
おいて実施できる。 製法(d)の実施時には各反応を等モル量づつ使用
するのが好ましい。式()の化合物の単離のた
めに溶媒を留去させ、そして残留物に、常法に従
つて仕上操作を行うことができる。 本発明に係る活性化合物は強力な殺菌性および
殺バクテリア性を有する。これは、「菌およびバ
クテリアの殺滅のために必要な程度の濃度」では
作物植物には害を与えない。この理由のために、
これは、菌およびバクテリアを殺滅することによ
り植物を保護するための植物保護剤として有利に
使用できる。この殺菌剤化合物は、プラスモジオ
ホロミセテス(Plasmodiophoromycetes)、卵菌
類(Oomycetes)、キトリジオミセテス
(Chytridiomycetes)、接合菌類
(Zygomycetes)、のう子菌類(Ascomycetes)、
担子菌(Basidiomycetes)、不完全菌
(Deuteromycetes)等の菌を殺滅して植物を保護
するために使用できる。 本発明に係る活性化合物は広い殺菌スペクトル
を有する。これは、植物の「地上の部分」を侵す
かまたは土壌を通じて植物を侵す寄生菌、および
種子寄生性病原菌(seed−borne pathogen)の
防除のために使用できる。 この活性化合物は植物の「地上の部分」を侵す
寄生菌に対して特に良好な殺菌活性をあらわし、
たとえばエリシフエ(Erysiphe)種、ベンツリ
ア(Venturia)種、ピリクラリア(Pyricularia)
種、ペリクラリア(Pellicularia)種の如き種々
の種類の菌に対して強力な殺菌活性をあらわす。
また、次の種類の菌に対しても良好な殺菌効果を
奏する:マメのさび病の病原菌
(Uromycesphaseoli);うどんこ病の病原菌、た
とえば穀物のうどんこ病の病原菌(Erysiphe
graminis)、りんごのうどんこ病の病原菌
(Podosphaera leucotricha)。 特に注目すべきことは、本発明に係る活性化合
物は保護作用のみならず治療活性をも有し、すな
わち、菌がまんえんした後にこの殺菌剤が使用さ
れたときにも効果を奏することである。さらに、
この活性化合物の浸透活性(systemic action)
にも注目されたい。すなわち、この活性化合物は
土壌および根を通じて、あるいは種子を通じて植
物の「地上の部分」に供給された場合においても
充分な殺菌力をあらわし、植物を充分に保護し得
るものであることが証明された。 本発明に係る化合物は植物保護剤として、土壌
処理、種子処理および植物の「地上の部分」の処
理のときに使用できる。 本発明に係る活性化合物に対する植物耐性は非
常に大きい。この化合物は、温血動物に対する毒
性が非常に低い。この化合物は臭気が少なく、か
つ人間の皮膚はこの化合物に対する耐性が良好で
あるから、この化合物は不快感なく取扱うことが
できる。 本発明に係る活性化合物は常法に従つて常用組
成物の形に変換でき、たとえば溶液、乳剤、懸濁
液、粉剤、ペースト、粒剤等に変換できる。これ
らの組成物は常法に従つて製造でき、たとえばこ
の活性化合物を展剤(すなわち液体または固体ま
たは液化ガス状の希釈剤または担体)と混合する
ことにより製造でき、そしてこのとき、所望に応
じて表面活性剤、すなわち乳化剤および/または
分散剤および/または発泡剤(foam−forming
agents)が使用できる。水を展剤として使用する
場合には、補助溶媒として有機溶媒を使用しても
よい。 有利に使用できる液状希釈剤または担体の例に
は次のものがあげられる:芳香族炭化水素たとえ
ばキシレン、トルエン、ベンゼン、アルキルナフ
タリン;塩素化された芳香族または脂肪族炭化水
素たとえばクロロベンゼン、クロロエチレン、メ
チレンクロライド:脂肪族炭化水素たとえばシク
ロヘキサン、パラフイン(たとえば鉱油留分);
アルコール(たとえばブタノール、グリコール)
およびそのエーテルおよびエステル;ケトンたと
えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサノン;強極性溶媒た
とえばジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、アセトニトリル;水。 液化ガス状希釈剤または担体とは、常温常圧下
にガス状になり得る液体のことを意味し、その例
にはエアロゾルプロペラントたとえばハロゲン化
炭化水素(たとえばフレオン)があげられる。 好ましい固体の形の希釈剤または担体の例には
次のものがあげられる:粉砕された天然鉱物たと
えばカオリン、クレー、タルク、チヨーク、石
英、アタパルジヤイト、モンモリロナイト、珪藻
土;粉砕された合成鉱物たとえば高分散珪酸、ア
ルミナ、シリケート。 好ましい乳化剤および発泡剤の例には次のもの
があげられる:ノニオン性およびアニオン性乳化
剤たとえばポリオキシエチレン―脂肪酸エステ
ル、ポリオキシニチレン―脂肪アルコールエ―テ
ル(たとえばアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル)、アルキルスルホネート、アルキルサル
フエート、アリールスルホネート、アルブミンの
加水分解生成物。好ましい分散剤の例にはリグニ
ンサルフアイト廃液およびメチルセルロースがあ
げられる。 本発明に係る活性化合物は組成物中で他の活性
化合物〔たとえば他の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ
剤、殺線虫剤、除草剤、鳥類忌避剤、グロースフ
アクター(growth factors)、植物栄養剤、土壌
構造改良剤〕との混合物の形で存在し得る。 この組成物は一般に活性化合物を0.1―95重量
%好ましくは0.5―90重量%含む。 この活性化合物はそのまま使用でき、あるいは
その組成物の形で使用でき、あるいはそれをさら
に希釈して作つた製剤の形で使用でき、後者の製
剤の例には、すぐに使用できるような(readyto
−use)溶液、乳剤、懸濁液、粉剤、ペースト、
粒剤があげられる。これらは常法に従つて使用で
き、たとえばウオータリング、噴霧、アトマイジ
ング、ダスチング、スキヤツタリング、ドライド
レツシング、モイストドレツシング、ウエツトド
レツシング、スラリードレツシング、エンクラス
チング(encrusting)等の施用手段を用いて施用
できる。 特に、葉用殺菌剤等として使用する場合には、
施用組成物中の活性化合物の濃度は広範囲にわた
つて種々変えることができる。一般に該濃度は
0.1―0.00001重量%好ましくは0.05―0.0001重量
%であり得る。 種子処理の場合には、この活性化合物の使用量
は一般に種子1Kg当り0.001―50g好ましくは
0.01―10gであり得る。 土壌処理の場合には、この活性化合物の使用量
は一般に土壌1m3当り1―1000g好ましくは10―
200gであり得る。 本発明はまた、前記の新規化合物を活性成分と
して、固体または液化ガス状希釈剤または担体も
しくは液状希釈剤または担体との混合物の形で含
有し、かつ表面活性剤を含んでいてもよい殺菌剤
組成物にも関する。 本発明はまた、前記の新規化合物を単独で、あ
るいは「前記の新規化合物を活性成分として、希
釈剤または担体との混合物の形で含有する組成
物」の形で、菌またはその生息地に施用すること
を特徴とする殺菌方法にも関する。 さらにまた本発明は、前記の新規化合物を単独
で、あるいは希釈剤または担体との混合物の形
で、作物の生長の直前および/または生長中に作
物生育地に施用することにより、菌の被害から保
護された作物にも関する。 容易に理解され得るように、並通の作物収穫法
が本発明により著しく改善できるのである。 本発明に係る化合物の殺菌活性について具体的
に説明するために、次に試験例を示す。 試験 A ウロミセス試験(マメのさび病)/保護作用 溶媒:アセトン4.7重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエー
テル0.3重量部 水:95重量部 活性化合物を所望濃度で含む噴霧液を作るのに
必要な量の活性化合物を、前記量の溶媒と混合
し、得られた濃厚液を、前記量の添加剤を含む前
記量の水で希釈した。 2葉期の若いマメ(bean)の木に前記噴霧液
を、しずくがたれるようになるまで噴霧した。こ
の植物を乾かすために温室中で温度20―22℃、相
対大気湿度70%において24時間保つた。次いでこ
れに、マメのさび病菌であるウロミセス・フアセ
オリ(Uromyces phaseoli)の病原器管
(causative organism)である夏胞子
(uredospore)の水中懸濁液を接種し、そして湿
つた暗室の中で温度20―22℃、相対大気湿度100
%において24時間保つて菌の培養を行つた。 其後にこの植物を温室中で光線照射を強く行い
ながら温度20―22℃、相対大気湿度70―80%にお
いて9日間保つた。 接種してから10日後に植物の病気感染率を調
べ、この感染率を%単位で記録した。0%は全く
感染しなかつたことを意味し、100%は植物が完
全に感染したことを意味する。 活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を
次の表Aに示す。
【表】
【表】
【表】
【表】 試験 B ポドスフアエラ試験(リンゴ)/保護作用 溶媒:アセトン4.7重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエー
テル0.3重量部 水:95重量部 活性化合物を所望濃度で含む噴霧液を作るのに
必要な量の活性化合物を、前記量の溶媒と混合
し、得られた濃厚液を、前記量の添加剤を含む前
記量の水で希釈した。 4―6葉期の若いリンゴの実生に前記噴霧液
を、しずくがたれるようになるまで噴霧した。こ
の植物を温室中で温度20℃、相対大気湿度70%に
おいて24時間保つた。次いで、リンゴのうどんこ
病の病原菌であるポドスフアエラ・リユウコトリ
カ(Podosphaera leucotrica)の分生子
(conidia)をダスチングにより前記植物に接種
し、そして温室中で温度21―23℃、相対大気湿度
70%において保つた。 接種してから10日後に、この実生の病気感染度
を調べ、これを%単位で記録した。0%は全く感
染しなかつたことを意味し、100%はこの植物が
完全に感染したことを意味する。 活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を
次の表Bに示す。
【表】
【表】 試験 C―1 若枝処理試験/穀物のうどんこ病/保護作用
(葉損傷菌症) 適当な活性化合物含有製剤を作るために、活性
化合物0.25重量部をジメチルホルアミド25重量部
中に入れ、アルキルアリールポリグリコールエー
テル乳化剤を0.06重量部添加し、次いで水を975
重量部添加した。得られた濃厚液を、所望濃度の
噴霧液が得られるまで水で希釈した。 活性化合物の保護活性を試験するために、単葉
期(1葉期)の若いオオムギ(アムセル品種)に
前記活性化合物含有製剤を、しずくがたれるよう
になるまで噴霧した。乾燥後に、このオオムギに
エリシフエ・グラミニス・バール・ホルデイ
(Erysiphe graminis var・hordei)の胞子をダ
スチングにより接種した。 この植物を温度21―22℃、大気湿度80―90%に
おいて6日間保つた後に、植物におけるうどんこ
病の病胞(pustules)の発生状態を調べた。病気
感染度を、無処理対照植物の感染度を基準として
%単位で記録した。0%は全く感染しなかつたこ
とを意味し、100%は無処理対照植物の場合と同
程度の感染度であつたことを意味する。活性化合
物の活性が高ければ高い程うどんこ病感染率が一
層低くなる。 活性化合物、噴霧液中の活性化合物濃度および
病気感染率を次の表C―1に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】 試験 C―2 若枝処理試験/穀物のうどんこ病/治療作用 (葉損傷菌症) 適当な活性化合物含有製剤を作るために、活性
化合物0.25重量部をジメチルホルムアミド25重量
部中に入れ、アルキルアリールポリグリコールエ
ーテルを0.06重量部添加し、そして水を975重量
部添加した。得られた濃厚液を、所望濃度の噴霧
液が得られるまで水で希釈した。 活性化合物の治療活性を試験するために、前記
の保護作用評価試験の場合と同様な試験を行つた
が、此度は操作順序を逆にして試験操作を行つ
た。すなわち、単葉期の若いオオムギに菌を接種
し、そして48時間後にはこの植物が菌に侵されて
いることが明らかになつたが、その時点でこの植
物を活性化合物含有製剤で処理した。 この植物を温度21〜22℃、大気湿度80―90%に
おいて6日間保つた後に、植物上におけるうどん
こ病の病胞の発生状態を調査した。病気感染率
は、無処理対照植物の感染度を基準とした百分率
で記録した。0%は全く感染しなかつたことを意
味し、100%は無処理対照植物の場合と同程度に
感染したことを意味する。活性化合物の活性が高
ければ高いほどうどんこ病の感染率が一層低くな
る。 活性化合物、噴霧液中の活性化合物濃度および
感染率を次の表C―2に示す。
【表】
【表】 試験 D オオムギのうどんこ病の試験(エリシフエ・グ
ラミニス・バール・ホルデイ)/浸透作用(穀物
植物の若枝の菌症) 活性化合物含有製剤を粉末状種子処理剤として
使用した。この製剤を作るために活性化合物を、
タルクと珪藻土との等重量部混合物で希釈した。
これによつて、活性化合物を所望濃度で含む微粉
状組成物製剤が得られた。 種子処理のために、閉鎖ガラス瓶の中でオオム
ギの種子を、活性化合物と希釈剤との混合物であ
る製剤と一緒にふりまぜた。この種子を、フルー
ストーフアー標準土壌1容量部と石英砂1容量部
との混合物の入つている植木鉢に2cmの深さに3
×12粒の割合で植えた。温室中で好適条件のもと
で保つと発芽(germination and emergence)し
た。播種してから7日後にはオオムギの第1葉が
発生していたが、このときにエリシフエ・グラミ
ニス・バール・ホルデイ(ErysiPhe graminis
Var Hordei)の新鮮な胞子をダスチングにより
接種し、次いで温度21―22℃、相対大気湿度80―
90%において、かつ16時間光線照射を行いながら
植物をさらに生長させた。6日間にわたつて、典
型的なうどんこ病の病胞が葉に生じた。 病気感染率を、無処理対照植物の感染度を基準
として%単位で記録した。0%は全く感染しなか
つたことを意味し、100%は無処理対照植物の場
合と同程度の感染度であつたことを意味する。活
性化合物の活性が高ければ高い程うどんこ病感染
率が一層低くなる。 活性化合物、種子処理剤中の活性化合物濃度、
該処理剤の使用量、およびうどんこ病感染率
(%)を次の表Dに示す。
【表】
【表】
【表】
【表】 試験 D―1 オオムギのうどんこ病の試験(エリシフエ・グ
ラミニス・バール・ホルデイ)/浸透作用(穀物
植物の若枝の菌症) 活性化合物含有製剤を粉末状種子処理剤として
使用した。この製剤を作るために活性化合物を、
タルクと珪藻土との等重量部混合物で希釈した。
これによつて、活性化合物を所望濃度で含む微粉
状組成物製剤が得られた。 種子処理のために、閉鎖ガラス瓶の中でオオム
ギの種子を、活性化合物と希釈剤との混合物であ
る製剤と一緒にふりまぜた。この種子を、フルー
ストーフアー標準土壌1容量部と石英砂1容量部
との混合物の入つている植木鉢に2cmの深さに3
×12粒の割合で植えた。温室中で好適条件のもと
で保つと発芽した。播種してから7日後にはオオ
ムギの第1葉が発生していたが、このときにエリ
シフエ・グラミニス・バール・ホルデイの新鮮な
胞子をダスチングにより接種し、次いで温度21―
22℃、相対大気湿度80―90%において、かつ16時
間光線照射を行いながら植物をさらに生長させ
た。6日間にわたつて、典型的なうどんこ病の病
胞が葉に生じた。 病気感染率を、無処理対照植物の感染度を基準
として%単位で記録した。0%は全く感染しなか
つたことを意味し、100%は無処理対照植物の場
合と同程度の感染度であつたことを意味する。活
性化合物の活性が高ければ高い程うどんこ病感染
率が一層低くなる。 活性化合物、種子処理剤中の活性化合物濃度、
該処理剤の使用量、およびうどんこ病感染率
(%)を次の表D―1に示す。
【表】 試験 E 若枝処理試験/穀物のさび病/保護作用(葉損
傷菌症) 適当な活性化合物含有製剤を作るために、活性
化合物0.25重量部をジメチルホルムアミド25重量
部の中に入れ、アルキルアリールポリグリコール
エーテル乳化剤を0.06重量部添加し、次いで水を
975重量部添加した。得られた濃厚液を、所望濃
度の噴霧液が得られるまで水で希釈した。 次の方法に従つて保護活性を試験した。単葉期
の若いコムギ(ミシガン・アンバー品種)に、プ
クシニア・レコンジタ(Puccinia recondita)の
夏胞子を0.1%濃度の寒天水溶液中に懸濁させた
懸濁液を接種した。コムギ上の胞子懸濁液が乾い
た後に、このコムギに活性化合物含有製剤を、し
ずくがたれるようになるまで噴霧した。コムギを
温室中で温度約20℃、相対大気湿度約100%にお
いて24時間保つて菌の生長を図つた。 この植物を温度20℃、大気湿度80―90%におい
て10日間保つた後に、植物のさび病の病胞の状態
を調べた。感染率は、無処理対照植物の感染度を
基準として%単位で記録した。0%は全く感染し
なかつたことを意味し、100%は無処理対照植物
の場合と同程度の感染度であつたとを意味する。
活性化合物の活性が高ければ高い程さび病感染率
が一層低くなる。 活性化合物、噴霧液中の活性化合物濃度および
感染率を次の表Eに示す。
【表】
【表】 試験 E―1 若枝処理試験/穀物のさび病/保護作用(葉損
傷菌症) 適当な活性化合物含有製剤を作るために、活性
化合物0.25重量部をジメチルホルムアミド25重量
部の中に入れ、アルキルアリールポリグリコール
エーテル乳化剤を0.06重量部添加し、次いで水を
975重量部添加した。得られた濃厚液を、所望濃
度の噴霧液が得られるまで水で希釈した。 次の方法に従つて保護活性を試験した。単葉期
の若いコムギ(ミシガン・アンバー品種)に、プ
クシニア・レコンジタの夏胞子を0.1%濃度の寒
天水溶液中に懸濁させた懸濁液を接種した。コム
ギ上の胞子懸濁液が乾いた後に、このコムギに活
性化合物含有製剤を、しずくがたれるようになる
まで噴霧した。コムギを温室中で温度約20℃、相
対大気湿度約100%において24時間保つて菌の生
長を図つた。 この植物を温度20℃、大気湿度80―90%におい
て10日間保つた後に、植物のさび病の病胞の状態
を調べた。感染率は、無処理対照植物の感染度を
基準として%単位で記録した。0%は全く感染し
なかつたことを意味し、100%は無処理対照植物
の場合と同程度の感染度であつたことを意味す
る。活性化合物の活性が高ければ高い程さび病感
染率が一層低くなる。 活性化合物、噴霧液中の活性化合物濃度および
感染率を次の表E―1に示す。
【表】 試験 F 発芽力試験/種子処理/コムギ 適当な乾式ドレツシング剤を次の方法に従つて
製造した。すなわち、活性化合物を、タルクと珪
藻土との等重量部混合物で希釈して、活性化合物
を所望濃度で含む微粉状製剤を得た。 ドレツシング処理のために、閉鎖ガラス瓶の中
でコムギの種子をドレツシング剤と一緒にふりま
ぜた。この種子をシードボツクス中の消毒済の石
英砂の中に2×100粒の割合で植えた。被覆層と
して、消毒済のれんが砂(brick grit)の層(厚
さ5cm)を用いた。このシードボツクスを温室中
で温度15℃、通常湿度において保つた。 21日目に、それまでに発芽した植物の数を調
べ、この数を、活性化合物含有製剤の影響下にお
ける発芽力(germination capacity)を表わす特
性値として記録した。この数値が無処理対照シー
ドホツクスの場合の数値より著しく低い場合に
は、薬剤により発芽力が抑制されたとみなすこと
ができる。 この試験の結果を表Fに示す。
【表】
【表】 試験 G 植物毒性試験/キユウリ 溶媒:アセトン4.7重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエー
テル0.3重量部 水:95.0重量部 活性化合物を所望濃度で含む噴霧液を作るのに
必要な量の活性化合物を前記量の溶媒と混合し、
得られた濃厚液を、前記量の添加剤を含む前記量
の水で希釈した。若いキユウリの木にこの噴霧液
をしずくがたれるようになるまで噴霧した。噴霧
液が乾いた後に、この植物を温室中で温度20℃、
相対大気湿度約70%において保つた。 植物の損傷の程度を何回も調べた。その結果を
1―9の段階に分けて記録した。「1」は全く損
傷しなかつたことを意味し、「9」は植物全体が
損傷し、または死滅したことを意味する。観察期
間は一般に10日間であつた。 活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を
次の表Gに示す。
【表】
【表】
【表】 試験 H フイトフソラ試験(トマト)/保護作用 溶媒:アセトン4.7重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエー
テル0.3重量部 水:95.0重量部 活性化合物を所望濃度で含む噴霧液を作るため
に必要な量の活性化合物を前記量の溶媒と混合
し、そして、前記添加剤を含む前記量の水で希釈
した。 2―4葉期の若いトマトの木に前記噴霧液を、
しずくがたれるようになるまで噴霧した。この植
物を温室中で温度20℃、相対大気湿度70%におい
て24時間保つた。次いでこのトマトの木に、フイ
トフソラ・インフエスタンス
(Phytophthorainfestans)の胞子の水中懸濁液を
接種した。この植物を湿つた室に入れて大気湿度
100%、温度18―20℃に保つた。 5日後に、トマトの木の病気感染度を調べた。
この感染度の値を感染率(%)の値に変えて記録
した。0%は全く感染しなかつたことを意味し、
100%は植物全体が感染したことを意味する。 活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を
次の表Hに示す。
【表】 試験 H―1 フイトフソラ試験(トマト)/保護作用 溶媒:アセトン4.7重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエー
テル0.3重量部 水:95.0重量部 活性化合物を所望濃度で含む噴霧液を作るため
に必要な量の活性化合物を前記量の溶媒と混合
し、そして、前記添加剤を含む前記量の水で希釈
した。 2―4葉期の若いトマトの木に前記噴霧液を、
しずくがたれるようになるまで噴霧した。この植
物を温室中で温度20℃、相対大気湿度70%におい
て24時間保つた。次いでこのトマトの木に、フイ
トフソラ・インフエスタンスの胞子の水中懸濁液
を接種した。この植物を湿つた室に入れて大気湿
度100%、温度18―20℃に保つた。 5日後に、トマトの木の病気感染度を調べた。
この感染度の値を感染率(%)の値に変えて記録
した。0%は全く感染しなかつたことを意味し、
100%は植物全体が感染したことを意味する。 活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を
次の表H―1に示す。
【表】 試験 I フイトフソラ試験(トマト)/治療作用 溶媒:アセトン4.7重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエー
テル0.3重量部 水:95.0重量部 活性化合物を所望濃度で含む噴霧液を作るのに
必要な量の活性化合物を、前記量の溶媒と混合
し、得られた濃厚液を、前記添加剤を含む前記量
の水で希釈した。 2―4葉期の若いトマトの木に、フイトフソ
ラ・インフエスタンスの胞子の水中懸濁液を接種
した。この植物を温度20℃、相対大気湿度70%に
おいて7時間保つた。 この植物を短時間乾かした後に、これに、前記
製法に従つて作つた噴霧液をしずくがたれるよう
になるまで噴霧した。この植物を湿つた室に入れ
て大気湿度100%、温度18―20℃に保つた。 5日後にこのトマトの木の病気感染度を調べ、
この値を感染率(%)の値に変えて記録した。0
%は全く感染しなかつたことを意味し、100%は
植物全体が感染したことを意味する。 活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を
次の表Iに示す。
【表】 試験 I―1 フイトフソラ試験(トマト)/治療作用 溶媒:アセトン4.7重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエー
テル0.3重量部 水:95.0重量部 活性化合物を所望濃度で含む噴霧液を作るのに
必要な量の活性化合物を、前記量の溶媒と混合
し、得られた濃厚液を、前記添加剤を含む前記量
の水で希釈した。 2―4葉期の若いトマトの木に、フイトフソ
ラ・インフエスタンスの胞子の水中懸濁液を接種
した。この植物を温度20℃、相対大気湿度70%に
おいて7時間保つた。 この植物を短時間乾かした後に、これに、前記
製法に従つて作つた噴霧液をしずくがたれるよう
になるまで噴霧した。この植物を湿つた室に入れ
て大気湿度100%、温度18―20℃に保つた。 5日後にこのトマトの木の病気感染度を調べ、
この値を感染率(%)の値に変えて記録した。0
%は全く感染しなかつたことを意味し、100%は
植物全体が感染したことを意味する。 活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を
次の表I―1に示す。
【表】
【表】 次に、本発明の製法を具体的に説明するために
製造例を示す。 製造例 1 製法(a)による製造 1―(4―クロロフエノキシ)―1―〔1,
2,4―トリアゾリル―(1)〕―3,3―ジメチル
―ブタン―2―オール29.5g(0.1モル)をエチ
ルアセテート100mlに溶かして作つた溶液に、室
温においてアセチルクロライドを8.0g(0.1モ
ル)添加した。この混合物を其後に還流下に4時
間加熱し、放冷し、溶媒を真空中で留去させて濃
縮した。残留物をベンゼン中に入れ、この溶液を
重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。この溶媒を水ポンプによる真空の
もとで留去させ、残留物をn―ヘキサンから再結
晶した。2―アセトキシ―1―(4―クロロフエ
ノキシ)―1―〔1,2,4―トリアゾリル―
(1)〕―3,3―ジメチル―ブタン15gが、融点86
―93℃の異性体混合物の形で得られた。収率44.5
%(理論値基準)。 融点153―154℃の純粋な立体異性体
(stereoisomer)は、エチルアセテートからの再
結晶により単離できた。 製法(b)による製造 1―(4―クロロフエノキシ)―1―〔1,
2,4―トリアゾリル―(1)〕―3,3―ジメチル
―ブタン―2―オール591g(2モル)を酢酸無
水物1.2に溶かして作つた溶液を、酢酸ナトリ
ウム10gと一緒に100℃に16時間加熱した。次い
でこの溶液を冷却し、温度を20―25℃に保ちなが
ら氷水5中に入れて撹拌した。粘い結晶質の塊
が沈殿したが、これをメチレンクロライド2.5
中に入れた。この溶液を水および重炭酸ナトリウ
ム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒
を真空中で留去させて濃縮した。2―アセトキシ
―1―(4―クロロフエノキシ)―1―〔1,
2,4―トリアゾリル―(1)〕―3,3―ジメチル
―ブタン674gが、融点88―95℃の異性体混合物
の形で得られた。収率100%(理論値基準)。 エチルアセテート500mlからの再結晶により、
融点149―153℃の純枠な立体異性体が単離でき
た。 出発物質の製造 1―(4―クロロフエノキシ)―1―〔1,
2,4―トリアゾリル―(1)〕―3,3―ジメチル
―ブタン―2―オン587g(2モル)をメタノー
ル3に溶解した。撹拌下に氷で冷却しながら0
―10℃において水素化硼素ナトリウムを全部で80
g(2モル)使用して、これを5gづつ添加し、
この混合物を5―10℃において2時間撹拌し、次
いで室温において12時間撹拌した。次いでこれを
10℃に冷却し、そして濃塩酸300g(3モル)を
10―20℃において添加した。室温において6時間
撹拌した後に、得られた懸濁液を、重炭酸ナトリ
ウム400g(4.8モル)を含む水3.8で希釈し
た。これによつて生じた沈殿を別した。融点
112―117℃の1―(4―クロロフエノキシ)―
〔1,2,4―トリアゾリル―(1)〕―3,3―ジ
メチル―ブタン―2―オールが502g得られた。
収率85%(理論値基準)。 製造例 2 製法(c)による製造 4―クロロフエニル―イソシアネート3.1g
(0.02モル)をエーテル50mlに溶かして作つた溶
液とトリエチルアミン3滴とを、1―(2,4―
ジクロロフエノキシ)―1―〔1,2,4―トリ
アゾリル―(1)〕―3,3―ジメチルブタン―2―
オール6.6g(0.02モル)の溶液(溶媒はエチル
アセテート30mlと無水エーテル50mlとからなるも
のであつた)に添加した。この混合物を室温にお
いて48時間放置し、そして溶媒を真空下で留去さ
せ、残留物を石油エーテル/エーテル(1:1混
合液)から再結晶した。2―(4―クロロフエニ
ルカルバモイル)―1―〔2,4―ジクロロフエ
ノキシ)―1―〔1,2,4―トリアゾリル―
(1)〕―3,3―ジメチル―ブタン4.8gが、融点
183―184℃の異性体混合物の形で得られた。収率
50%(理論値基準)。 製造例 3 塩の形の生成物の製造 1―(2―フエニルフエノキシ―1―〔1,
2,4―トリアゾリル―(1)〕―3,3―ジメチル
―ブタン―2―オール4.9g(0.014モル)を酢酸
無水物30mlに溶かして作つた溶液を、酢酸ナトリ
ウム0.1gと一緒に100℃に15時間加熱した。次い
でこの混合物を放冷し、水300ml中に入れて撹拌
し、クロロホルム200mlと一緒にふりまぜて抽出
を行つた。このクロロホルム溶液を水50mlで4回
洗浄し、飽和重炭酸ナトリウム溶液で1回洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空中で留
去させて濃縮した。ナフタリン―1,5―ジスル
ホン酸1.44gをアセトン50mlに溶解して作つた溶
液を、前記工程において得られた残留物に添加し
て、結晶質物質の形の塩を沈殿させた。2―アセ
トキシ―(2―フエニルフエノキシ)―1―
〔1,2,4―トリアゾリル―(1)〕―3,3ジメ
チル―ブタン―ナフタリン―1,5―ジスルホネ
ート3.1gが融点213℃の立体異性体の形で得られ
た。収率42%(理論値基準)。 製造例 4 錯体の形の生成物の製造 1―(3―クロロフエノキシ)―1―〔1,
2,4―トリアゾリル―(1)〕―3,3―ジメチル
―ブタン―2―オール8.8g(0.03モル)を酢酸
無水物45mlに溶かして作つた溶液を、酢酸ナトリ
ウム0.1gと一緒に100℃において15時間撹拌し
た。この溶液が冷えたときにこれを水450mlに添
加し、この混合物を室温において15時間撹拌し、
そしてメチレンクロライド100mlを用いて3回抽
出操作を行つた。有機相を全部一緒にして水100
mlで洗浄し、飽和重炭酸ナトリウム溶液100mlで
洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空中
で留去させることにより濃縮した。残留物をエタ
ノール50mlに溶解した。二塩化銅2.4g(0.014モ
ル)の水溶液(水の量は7ml)を添加し、この混
合物を水ポンプによる真空中で濃縮し、得られた
残留物にエチルアセテート100mlを添加し、生じ
た結晶性沈殿を別した。ビスー{2―アセトキ
シ―1―(3―クロロフエノキシ)―1―〔1,
2,4―トリアゾリル―(1)〕―3,3―ジメチル
―ブタン}―銅()塩化物8.1gが、融点181―
183℃の異性体混合物の形で得られた。収率67%
(理論値基準)。 前記の各製造例に記載の方法と同様な方法によ
り、次の第1表に記載の種々の化合物が得られ
た。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔ここに、Rは炭素原子1―8個の直鎖状また
    は分枝状アルキル基;1―2個の炭素原子と1―
    5個のハロゲン原子とを有するハロゲノアルキル
    基;アルキル基の部分に炭素原子を1―2個有す
    るフエノキシアルキル基;アルキル基の部分に1
    ―4個の炭素原子を有するアルキルアミノ基;ま
    たはハロゲン置換フエニルアミノ基を表わす。 Xはハロゲンを表わし、あるいは、炭素原子1
    ―4個の直鎖状または分枝状アルキル基;ニトロ
    基;1―2個の炭素原子と1―5個のハロゲン原
    子とを有するハロゲノアルキル基;炭素原子5―
    7個のシクロアルキル基;フエニル基;またはハ
    ロフエニル基を表わし、もしくは、アルキル基の
    部分に1―2個の炭素原子を有しアルキルカルボ
    ニルオキシ基の部分に3個以下の炭素原子を有す
    るアルキルカルボニルオキシ置換―フエニルアル
    キル基を表わす。 nは1,2または3である。 Azは1,2,4―トリアゾリル―1基または
    1,2,4―トリアゾリル―4基を表わす。〕で
    示されるフエノキシアルキル―トリアゾリル誘導
    体および生理学的に許容され得るその塩および金
    属錯体。 2 次式 を有する特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 次式 を有する特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4 次式 を有する特許請求の範囲第1項記載の化合物。 5 次式 を有する特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6 次式 を有する特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7 次式 を有する特許請求の範囲第1項記載の化合物。 8 次式 を有する特許請求の範囲第1項記載の化合物。 9 次式 を有する特許請求の範囲第1項記載の化合物。 10 次式 を有する特許請求の範囲第1項記載の化合物。 11 一般式 〔ここに、Rは炭素原子1―8個の直鎖状また
    は分枝状アルキル基;1―2個の炭素原子と1―
    5個のハロゲン原子とを有するハロゲノアルキル
    基;アルキル基の部分に炭素原子を1―2個有す
    るフエノキシアルキル基;アルキル基の部分に1
    ―4個の炭素原子を有するアルキルアミノ基;ま
    たはハロゲン置換フエニルアミノ基を表わす。X
    はハロゲンを表わし、あるいは、炭素原子1―4
    個の直鎖状または分枝状アルキル基;ニトロ基;
    1―2個の炭素原子と1―5個のハロゲン原子と
    を有するハロゲノアルキル基;炭素原子5―7個
    のシクロアルキル基;フエニル基;またはハロフ
    エニル基を表わし、もしくはアルキル基の部分に
    1―2個の炭素原子を有しアルキルカルボニルオ
    キシ基の部分に3個以下の炭素原子を有するアル
    キルカルボニルオキシ置換―フエニルアルキル基
    を表わす。 nは1,2または3である。 Azは1,2,4―トリアゾリル―1基または
    1,2,4―トリアゾリル―4基を表わす。〕で
    示されるフエノキシアルキル―トリアゾリル誘導
    体または生理学的に許容され得るその塩または金
    属錯体を製造する方法において、一般式 (ここにX,Azおよびnは前記の意味を有す
    る)のトリアゾリル誘導体を、溶媒の存在下に一
    般式 Ha1―CO―R () (ここにRは前記の意味を有し、Ha1はハロゲ
    ンを表わす)の酸ハライドと反応させ、かくして
    得られたハイドロハライドの形の生成物を、もし
    必要ならば遊離塩基の形のものに変換させ、そし
    て、もし必要ならば、これによつて得られたフエ
    ノキシアルキル―トリアゾリル誘導体を、生理学
    的に許容され得るその塩または金属錯体に変換さ
    せることを特徴とする製造方法。 12 トリアゾリル誘導体()と酸ハライド
    ()との反応を0―100℃において実施すること
    を特徴とする特許請求の範囲第11項記載の製
    法。 13 反応を20―85℃において実施することを特
    徴とする特許請求の範囲第12項記載の製法。 14 反応体()および()を等モル量づつ
    使用することを特徴とする特許請求の範囲第11
    項,第12項または第13項に記載の製法。 15 反応体()と()との反応を不活性有
    機溶媒の存在下に実施することを特徴とする特許
    請求の範囲第11項,第12項―第14項のいず
    れか一項に記載の製法。 16 反応混合物に重炭酸ナトリウム水溶液を添
    加することにより、ハイドロハライド生成物を遊
    離塩基の形の生成物に変換させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第11項,第12項―第15項
    にいずれか一項に記載の製法。 17 遊離塩基の形のフエノキシアルキル―トリ
    アゾリル誘導体をエーテルに溶解しそして酸を添
    加することにより、該遊離塩基をその塩に変換さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第11項―
    第16項のいずれか一項に記載の製法。 18 使用される酸が塩酸または1,5―ナフタ
    リン―ジスルホン酸であることを特徴とする特許
    請求の範囲第17項に記載の製法。 19 金属塩をアルコールに溶かし、そしてこれ
    を遊離塩基の形のフエノキシアルキル―トリアゾ
    リル誘導体に添加することにより、この遊離塩基
    の形のフエノキシアルキル―トリアゾリル誘導体
    を金属錯体に変換させることを特徴とする特許請
    求の範囲第11項―第16項のいずれか一項に記
    載の製法。 20 使用される金属塩が塩化銅であることを特
    徴とする特許請求の範囲第19項に記載の製法。 21 一般式 〔ここに、Rは炭素原子1―8個の直鎖状また
    は分枝状アルキル基;1―2個の炭素原子と1―
    5個のハロゲン原子とを有するハロゲノアルキル
    基;アルキル基の部分に炭素原子を1―2個有す
    るフエノキシアルキル基;アルキル基の部分に1
    ―4個の炭素原子を有するアルキルアミノ基;ま
    たはハロゲン置換フエニルアミノ基を表わす。 Xはハロゲンを表わし、あるいは、炭素原子1
    ―4個の直鎖状または分枝状アルキル基;ニトロ
    基;1―2個の炭素原子と1―5個のハロゲン原
    子とを有するハロゲノアルキル基;炭素原子5―
    7個のシクロアルキル基;フエニル基;またはハ
    ロフエニル基を表わし、もしくは、アルキル基の
    部分に1―2個の炭素原子を有しアルキルカルボ
    ニルオキシ基の部分に3個以下の炭素原子を有す
    るアルキルカルボニルオキシ置換―フエニルアル
    キル基を表わす。 nは1,2または3である。 Azは1,2,4―トリアゾリル―1基または
    1,2,4―トリアゾリル―4基を表わす。〕で
    示されるフエノキシアルキル―トリアゾリル誘導
    体または生理学的に許容され得るその塩または金
    属錯体を製造する方法において、一般式 (ここにX,Azおよびnは前記の意味を有す
    る)のトリアゾリル誘導体を、溶媒の存在下に、
    そして任意的に触媒の存在下に、一般式 R―CO―O―CO―R () (ここにRは前記の意味を有する)の酸無水物
    と反応させ、そして、もし必要ならば、これによ
    つて得られたフエノキシアルキル―トリアゾリル
    誘導体を、生理学的に許容され得るその塩または
    金属錯体に変換させることを特徴とする製造方
    法。 22 反応を酸性―または塩基性触媒の存在下に
    実施することを特徴とする特許請求の範囲第21
    項記載の製法。 23 使用される触媒が硫酸、塩化水素、臭化水
    素、三弗化硼素、塩化亜鉛、硫酸ナトリウムまた
    は安息香酸ナトリウムであることを特徴とする特
    許請求の範囲第22項に記載の製法。 24 反応を0―150℃において実施することを
    特徴とする特許請求の範囲第21項,第22項ま
    たは第23項に記載の製法。 25 反応を80〜120℃の温度において実施する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第24項に記載
    の製法。 26 反応を不活性有機溶媒を存在下に実施する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第21項,第2
    2項―第25項のいずれか一項に記載の製法。 27 各反応体を等モル量づつ使用することを特
    徴とする特許請求の範囲第21項および第22項
    ―第26項のいずれか一項に記載の製法。 28 余剰量の酸無水物()を反応媒質として
    利用することを特徴とする特許請求の範囲第21
    項,第22項−第25項のいずれか一項に記載の
    製法。 29 遊離塩基の形のフエノキシアルキル―トリ
    アゾリル誘導体をエーテルに溶解しそして酸を添
    加することにより、該遊離塩基をその塩に変換さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第21項―
    第28項のいずれか一項に記載の製法。 30 使用される酸が塩酸または1,5―ナフタ
    リン―ジスルホン酸であることを特徴とする特許
    請求の範囲第29項に記載の製法。 31 金属塩をアルコールに溶かし、そしてこれ
    を遊離塩基の形のフエノキシアルキル―トリアゾ
    リル誘導体に添加することにより、この遊離塩基
    の形のフエノキシアルキル―トリアゾリル誘導体
    を金属錯体に変換させることを特徴とする特許請
    求の範囲第21項―第28項のいずれか一項に記
    載の製法。 32 使用される金属塩が塩化銅であることを特
    徴とする特許請求の範囲第31項に記載の製法。 33 一般式 〔ここに、Rは炭素原子1―8個の直鎖状また
    は分枝状アルキル基;1―2個の炭素原子と1―
    5個のハロゲン原子とを有するハロゲノアルキル
    基;アルキル基の部分に炭素原子を1―2個有す
    るフエノキシアルキル基;アルキル基の部分に1
    ―4個の炭素原子を有するアルキルアミノ基;ま
    たはハロゲン置換フエニルアミノ基を表わす。X
    はハロゲンを表わし、あるいは、炭素原子1―4
    個の直鎖状または分枝状アルキル基;ニトロ基;
    1―2個の炭素原子と1―5個のハロゲン原子と
    を有するハロゲノアルキル基;炭素原子5―7個
    のシクロアルキル基;フエニル基;またはハロフ
    エニル基を表わし、もしくは、アルキル基の部分
    に1―2個の炭素原子を有しアルキルカルボニル
    オキシ基の部分に3個以下の炭素原子を有するア
    ルキルカルボニルオキシ置換―フエニルアルキル
    基を表わす。 nは1,2または3である。 Azは1,2,4―トリアゾリル―1基または
    1,2,4―トリアゾリル―4基を表わす。〕で
    示されるフエノキシアルキル―トリアゾリル誘導
    体または生理学的に許容され得るその塩または金
    属錯体を製造する方法において、一般式 (ここにX,Azおよびnは前記の意味を有す
    る)のトリアゾリル誘導体を、溶媒の存在下に、
    そして任意的に触媒の存在下に、一般式 O=C=CH―R′ () (ここにR′は水素、アルキル基、アルケニル
    基、アルキニル基またはハロゲノメチル基を表わ
    す)のケテンと反応させ、そして、もし必要なら
    ば、これによつて得られたフエノキシアルキル―
    トリアゾリル誘導体を、生理学的に許容され得る
    その塩または金属錯体に変換させることを特徴と
    する製造方法。 34 反応を−10℃ないし+70℃において実施す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第33項記載
    の製法。 35 反応を0―40℃において実施することを特
    徴とする特許請求の範囲第34項に記載の製法。 36 反応を不活性有機溶媒の存在下に実施する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第33項,第3
    4項または第35項に記載の製法。 37 遊離塩基の形のフエノキシアルキル―トリ
    アゾリル誘導体をエーテルに溶解しそして酸を添
    加することにより、該遊離塩基をその塩に変換さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第33項―
    第36項のいずれか一項に記載の製法。 38 使用される酸が塩酸または1,5―ナフタ
    リン―ジスルホン酸であることを特徴とする特許
    請求の範囲第37項に記載の製法。 39 金属塩をアルコールに溶かし、そしてこれ
    を遊離塩基の形のフエノキシアルキル―トリアゾ
    リル誘導体に添加することにより、この遊離塩基
    の形のフエノキシアルキル―トリアゾリル誘導体
    を金属錯体に変換させることを特徴とする特許請
    求の範囲第33項―第36項のいずれか一項に記
    載の製法。 40 使用される金属塩が塩化銅であることを特
    徴とする特許請求の範囲第39項に記載の製法。 41 一般式 〔ここに、Rは炭素原子1―8個の直鎖状また
    は分枝状アルキル基;1―2個の炭素原子と1―
    5個のハロゲン原子とを有するハロゲノアルキル
    基;アルキル基の部分に炭素原子を1―2個有す
    るフエノキシアルキル基;アルキル基の部分に1
    ―4個の炭素原子を有するアルキルアミノ基;ま
    たはハロゲン置換フエニルアミノ基を表わす。X
    はハロゲンを表わし、あるいは、炭素原子1―4
    個の直鎖状または分枝状アルキル基;ニトロ基;
    1―2個の炭素原子と1―5個のハロゲン原子と
    を有するハロゲノアルキル基;炭素原子5―7個
    のシクロアルキル基;フエニル基;またはハロフ
    エニル基を表わし、もしくは、アルキル基の部分
    に1―2個の炭素原子を有しアルキルカルボニル
    オキシ基の部分に3個以下の炭素原子を有するア
    ルキルカルボニルオキシ置換―フエニルアルキル
    基を表わす。 nは1,2または3である。 Azは1,2,4―トリアゾリル―1基または
    1,2,4―トリアゾリル―4基を表わす。〕で
    示されるフエノキシアルキル―トリアゾリル誘導
    体または生理学的に許容され得るその塩または金
    属錯体を製造する方法において、一般式 (ここにX,Azおよびnは前記の意味を有す
    る)のトリアゾリル誘導体を、溶媒の存在下に、
    そして任意的に触媒の存在下に、一般式 O=C=N−R″ () (ここにR″はアルキル基、または非置換また
    は置換フエニル基を表わす)のイソシアネートと
    反応させ、そして、もし必要ならば、これによつ
    て得られたフエノキシアルキル―トリアゾリル誘
    導体を、生理学的に許容され得るその塩または金
    属錯体に変換させることを特徴とする製造方法。 42 触媒としての第3級塩基または有機錫化合
    物の存在下の反応を実施することを特徴とする特
    許請求の範囲第41項記載の製法。 43 使用される触媒がトリエチルアミン、ピリ
    ジンまたはジブチル錫ジラウレートであることを
    特徴とする特許請求の範囲第42項に記載の製
    法。 44 反応を0―100℃において実施することを
    特徴とする特許請求の範囲第41項,第42項ま
    たは第43項に記載の製法。 45 反応を20―40℃において実施することを特
    徴とする特許請求の範囲第44項記載の製法。 46 各反応体を等モル量づつ使用することを特
    徴とする特許請求の範囲第41項,第42項―第
    45項のいずれか一項に記載の製法。 47 反応を不活性有機溶媒の存在下に実施する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第41項―第4
    6項のいずれか一項に記載の製法。 48 遊離塩基の形のフエノキシアルキル―トリ
    アゾリル誘導体をエーテルに溶解しそして酸を添
    加することにより、該遊離塩基をその塩に変換さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第41項―
    第47項のいずれか一項に記載の製法。 49 使用される酸が塩酸または1,5―ナフタ
    リン―ジスルホン酸であることを特徴とする特許
    請求の範囲第48項に記載の製法。 50 金属塩をアルコールに溶かし、そしてこれ
    を遊離塩基の形のフエノキシアルキル―トリアゾ
    リル誘導体に添加することにより、この遊離塩基
    の形のフエノキシアルキル―トリアゾリル誘導体
    を金属錯体の変換させることを特徴とする特許請
    求の範囲第41項―第47項のいずれか一項に記
    載の製法。 51 使用される金属塩が塩化銅であることを特
    徴とする特許請求の範囲第50項に記載の製法。 52 一般式 〔ここに、Rは炭素原子1―8個の直鎖状また
    は分枝状アルキル基;1―2個の炭素原子と1―
    5個のハロゲン原子とを有するハロゲノアルキル
    基;アルキル基の部分に炭素原子を1―2個有す
    るフエノキシアルキル基;アルキル基の部分に1
    ―4個の炭素原子を有するアルキルアミノ基;ま
    たはハロゲン置換フエニルアミノ基を表わす。 Xはハロゲンを表わし、あるいは、炭素原子1
    ―4個の直鎖状または分枝状アルキル基;ニトロ
    基;フエニル基;またはハロフエニル基を表わ
    し、もしくは、アルキル基の部分に1―2個の炭
    素原子を有しアルキルカルボニルオキシ基の部分
    に3個以下の炭素原子を有するアルキルカルボニ
    ルオキシ置換―フエニルアルキル基を表わす。 nは1,2または3である。 Azは1,2,4―トリアゾリル―1基または
    1,2,4―トリアゾリル―4基を表わす。〕で
    示されるフエノキシアルキル―トリアゾリル誘導
    体または生理学的に許容され得るその塩または金
    属錯体を、活性成分として含有することを特徴と
    する殺菌剤組成物。 53 活性化合物を0.1〜95重量%含有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第52項記載の組成
    物。
JP88577A 1976-01-10 1977-01-10 Novel acylated triazolyll o*nnacetal and use of same as pasteurizing agent Granted JPS5287170A (en)

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