JPS62225685A - シヤツタ−等の間口開閉機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は建築物の間口のシャッター、自動ドア、引き
戸、ブラインド、門扉等の間口開閉機の制御装置に関す
るものである。

（従来の技術） 従来、シャッター、自動ドア等の間口開閉機はその上限
及び下限停止位置、あるいは開放及び閉鎖停止位置をリ
ミットスイッチにより設定しており、このリミットスイ
ッチの調整は脚立、足場板等を使用し、操作スイッチと
リミットスイッチとを交互に操作しながら行なっている
。

（発明が解決しようとする問題点） このため、前記従来の間口開閉機はその上限及び下限停
止位置、あるいは開放及び閉鎖停止位置の調整に手間が
掛かるばかりでなく、誰もが容易に行なえないという問
題点がある。

又、施工時に調整しても初期変化により設定位置がずれ
てきたり、塗装作業後に設定位置がずれてきたりするた
め、設備の引き渡し後もリミットスイッチの再調整を必
要とし、専門の作業員が再設定を行なわなければならな
いという問題点がある。

発明の構成 （問題点を解決するための手段） この発明は前記問題点を解決するため、モータ２により
開閉される間口開閉部材１と、前記間口開閉部材１の位
置を検出する位置検出手段と、前記モータ２の駆動、停
止を操作するための操作部と、前記間口開閉部材１の上
限及び下限停止位置データを記憶設定するための記憶設
定手段と、前記操作部を操作することにより前記記憶設
定手段内のデータに基づいて、上限及び下限停止位置間
で間口開閉部材１を移動させる操作モードと前記記憶設
定手段に上限停止位置データ及び下限停止位置データを
記憶設定させる設定モードとを定めるためのモード選択
手段と、設定モードのとき前記記憶設定手段に上限及び
下限停止位置データを入力する入力手段とにより構成し
た。

（作用） モード選択手段により操作モード又は設定モードが選択
される。

操作モードが選択されると、記憶設定手段内のデータに
基づいてモータが駆動、停止され、間口開閉部材が開閉
動作される。

又、設定モードが選択されると、入力手段からの信号に
基づいて間口開閉部材の上限及び下限停止位置データが
記憶設定手段に記憶設定される。

（実施例） 以下、この発明を建物の間口に取付けられる電動式シャ
ッターに具体化した一実施例を図面に従って説明する。

第１図に示すように、間口開閉部材としてのスラットカ
ーテン１はモータ２により回転伝達機構３を介して巻取
り、巻戻されるようになっている。

モータ２の回転軸４には歯車列５を介して同軸４の回転
量を検出するためのポテンショメータ６が連結されてい
る。

前記ポテンショメータ６にはＡ／Ｄ変換器７が接続され
、このＡ／Ｄ変換器７はポテンショメータ６から入力さ
れた検出信号を数値化した信号に変換するようになって
いる。そして、前記ポテンショメータ６とＡ／Ｄ変換器
７により位置検出手段が構成されている。

前記Ａ／Ｄ変換器７には計数手段、比較演算手段、制御
手段及びモード選択手段を構成する中央処理装置（ＣＰ
Ｕ）８が接続されている。このＣＰＵ８にはプログラム
を記憶したリードオンリーメモリ　（ＲＯＭ）９、及び
前記スラットカーテン１の上限停止位置データ及び下限
停止位１データ、並びに昇降途中での信号出力位置デー
タを書き換え可能に記憶設定する記憶設定手段としての
ランダムアクセスメモリ　（ＲＡＭ）１０が接続されて
いる。

又、ＣＰＵ８には前記モータ２の正逆転、及び停止を行
なうための駆動回路１１が接続され、前記ＣＰＵ８とと
もに駆動制御手段を構成している。

さらに、ＣＰＵ８には操作部としてのスイッチボックス
１２が接続されている。このスイッチボックス１２には
前記スラットカーテン１の上昇、停止、下降の操作をそ
れぞれ行なう３つのスイッチＵ、Ｓ、Ｄが設けられてい
る。又、これらの各スイッチＵ、Ｓ、Ｄは前記スラット
カーテン１の下限停止位置データ、下限停止位置データ
及び昇降途中の信号出力位置データの入力手段を兼ねて
いる。そして、３つのスイッチＵ、Ｓ、Ｄの組合わせ操
作によって出力される信号に基づき、前記ｃｐｕａによ
り設定モードが選択されて操作モードから設定モードに
切換えられるとともに、前記各データがＲＡＭｌ０に記
憶設定されるようになっている。

又、前記ＣＰＵ８には第２図に示すようにフォト・カプ
ラ１４〜１６を備えたモータの逆転防止回路１３が設け
られ、三相電源の各相電圧■１〜■３の信号を入力して
それぞれのピーク時の相順を検出し、モータ２の各相Ｖ
’ｌ〜Ｖ”３への通電が正常かを判定するようになって
いる。

次に、この電動式シセソターの作用を説明する。

閉鎖状態にあるスラットカーテン１を開放するには、ス
イッチボックス１２の上昇スイッチＵのオン操作により
ＣＰＵ８は正転指令信号を出方し、次段の駆動回路１１
は正転借金信号に基づいてモータ２を正転させ、スラッ
トカーテン１を上昇させる。このとき、ポテンショメー
タ６はモータ２の回転軸４の回転量を検出して検出信号
を出力し、Ａ／Ｄ変換器７はこの検出信号を数値化デー
タとしてｃｐｕａに出力する。

ｃｐｕａはＡ／Ｄ変換器７がら入力されたデータと、Ｒ
ＡＭｌ０に格納しである上限停止位置データとを比較演
算し、両データが一致したとき停止指令信号を出力する
。この停止指令信号に基づいて駆動回路１１はモータ２
を停止し、スラットカーテン１が上限停止位置ＵＰにて
停止される。

又、開放状態にあるスラットカーテン１を閉鎖するには
、スイッチボックス１２の下降スイッチＤのオン操作に
よりＣＰＵ８は逆転指令信号を出力し、次段の駆動回路
１１は逆転指令信号に基づいてモータ２を逆転させ、ス
ラットカーテン１を下降させる。このとき、ポテンショ
メータ６はモー・夕２の回転軸４の回転量を検出して検
出信号を出力し、Ａ／Ｄ変換器７はこの検出信号を数値
化データとしてＣＰＵ８に出力する。

ｃｐｕｓはＡ／Ｄ変換器７から入力されたデータと、Ｒ
ＡＭｌ０に格納しである下限停止位置データとを比較演
算し、両データが一致したとき停止指令信号を出力する
。この停止指令信号に基づいて駆動回路１１はモータ２
を停止し、スラットカーテン１が下限停止位置ＤＰにて
停止される。

なお、スラットカーテン１の上昇途中又は下降途中に停
止スイッチＳを押すと、ＣＰＵ８からは停止指令信号が
出力され、この信号に基づいてスラットカーテン１は中
間位置にて停止される。

次に、上限停止位置ｕｐ及び下限停止位置ＤＰ、昇降途
中での信号停止位置の設定方法の一例について説明する
。

まず、装置に電源が投入されるとＣＰＵ８は全システム
をリセットした後、上限及び下限停止位置データ、並び
に昇降途中での信号出力位置デ・−タの設定を可能にす
る設定タイマをセットする。

設定タイマは使用中の誤操作あるいは第３者による故意
、又は過失により設定位置が替えられたり、解除された
りして物損事故１人身事故等が起きるのを防止するため
、短時間（この実施例では５分間）にセントされており
、又、設定モードを選択する毎に再セットされる。

従って、設定モードを選択しても５分以内に上限停止位
置及び下限停止位置あるいは途中での各種信号停止位置
の設定または解除が行なわれない場合は、設定タイマが
タイムアツプし設定モー・ドがリセットされる。

さて、上限停止位置ＵＰを再設定するには、まず設定タ
イマの動作中にスイッチボックス１２の停止スイッチＳ
を押したまま、上昇スイッチＵを３回押すとＣＰＵ８は
設定モードを選択し、操作モードから上限設定モードに
切換えられる。

次に各操作スイッチＵ、Ｓ、Ｄを操作してスラットカー
テン１を目的とする位置まで移動させ、再度停止スイッ
チＳを押し続けながら上昇スイッチＵを３回押す。この
ようにすればＣＰＵ８はポテンショメータ６及びＡ／Ｄ
変換器７を介して検出したモータ２の回転軸４の回転量
をそのときのスラットカーテン１の位置データとして、
ＲＡＭ１０に格納されていた上限停止位置データと書き
換えるとともに、上限設定モードを解除する。

下限停止位置ＤＰの設定についても、前記上限停止位置
ＵＰの設定と同様に停止スイッチＳと下降スイッチＤと
の組合わせ操作により下限設定モードに入るとともに、
新しい下限停止位置データがＲＡＭｌ０内に記憶設定さ
れる。

次に昇降途中での信号出力位置の設定方法について説明
する。この発明の対象となる間口開閉機の制御装置は、
防災システム、防犯システムと連動じて使用可能なよう
に、通常の開閉操作用以外の信号を出力するようになっ
ている。この実施例では一例として、下降途中の信号出
方位置の設定方法について説明する。この設定について
も上限及び下限停止位置ＵＰ、ＤＰの設定方法と同様に
設定タイマの動作中のみ設定可能となっている。

まず、停止スイッチＳを３回押し、さらにこのスイッチ
Ｓを押したまま、下降スイッチＤを３回押す。この操作
によりＣＰＵ８は下降途中の信号出力位置の設定モード
に入り、ＲＡＭｌ０内に記憶設定されていた下降途中の
信号出力位置データを消去する。

次に、３つのスイッチＵ、、Ｓ、Ｄを操作してスラット
カーテン１を目的とする信号出力開始位置まで移動する
。その位置で停止スイッチＳを押したまま、下降スイッ
チＤを３回押す。このようにすればＣＰＵ８はその゛と
きのスラットカーテン１の位置データをＲＡＭｌ０内の
所定の格納番地に記憶設定する。

さらに、３つのスイッチＵ、Ｓ、Ｄを操作して、スラッ
トカーテン１を目的とする下降途中の信号出力終了位置
まで移動する。その位置で再度停止スイッチＳを押した
まま、下降スイッチＤを５回押す。このようにすればＣ
ＰＵ８はそのときのスラットカーテン１の位置データを
ＲＡＭｌ０内の所定の格納番地に記憶設定して、設定モ
ードを解除する。

上昇途中の信号出力位置の設定についても、前記下降途
中の信号出力位置の設定と同様に停止スイッチＳと下降
スイッチＤとの組合わせ操作により上昇途中の信号出力
位置の設定モードに入るとともに、新しい下降途中の信
号出力位置データがＲＡＭｌ０内に記憶設定される。

さて、この実施例ではスイッチボックス１２の３つのス
イッチＵ、Ｓ、Ｄの組合わせ操作により、操作モードか
ら上限及び下限停止位置、並びに昇降途中で９信号出力
位置の各設定モードになるとともに、各設定モードにて
スラットカーテン１の上限及び下限停止位置、並びに昇
降途中での信号出力位置を設定できるため、専門の作業
者でな（とも、停止位置の設定及び昇降途中の信号出力
位置の設定を容易かつ短時間で行なうことができる。

又、この実施例では各設定モードに入ってから所定時間
内に設定が完了されない場合、設定タイマにより設定モ
ードが解除されて操作モードに切換えられるため、使用
中の誤操作あるいは第３者による故意、又は過失により
設定位置が替えられたり、解除されたりすることはなく
、物損事故。

人身事故等を防止できる。

さらに、この実施例ではスラットカーテン１の昇降途中
で各種信号を出力するようにしているので、防災システ
ム、防犯システムと連動して使用することができ、設備
費を低減することができる。

なお、前記実施例において位置検出手段を構成するＡ／
Ｄ変換器７を、ポテンショメータ６がら入力された電圧
信号を周波数に変換するＶ／Ｆ変換器としてもよい。

又、前記実施例ではシャッターについて述べたが、自動
ドア、引き戸、ブラインド、門扉等の間口開閉機の制御
装置に実施してもよい。

さらに、上■及び下限停止位置、並びに昇降途中の信号
出力位置の設定モードに入るための３つのスイッチＵ、
Ｓ、Ｄの操作の組合わせは、任意に設定してよい。

発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば入力手段からの
信号に基づいて間口開閉部材の操作モードから設定モー
ドに切換えて、間口開閉部材の停止位置の設定を容易、
かつ、短時間で行なうことができる優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明をシャッターに具体化した一実施例を
示す説明図、第２図はモータの逆転防止回路図、第３図
は上限及び下限停止位置の設定を示すフローチャート、
第４図は昇降途中での信号出力位置の設定を示すフロー
チャートである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　モータ（２）により開閉される間口開閉部材（１）
   と、 前記間口開閉部材（１）の位置を検出する位置検出手段
   と、 前記モータ（２）の駆動、停止を操作するための操作部
   と、 前記間口開閉部材（１）の上限及び下限停止位置データ
   を記憶設定するための記憶設定手段と、前記操作部を操
   作することにより前記記憶設定手段内のデータに基づい
   て、上限及び下限停止位置間で間口開閉部材（１）を移
   動させる操作モードと、前記記憶設定手段に上限停止位
   置データ及び下限停止位置データを記憶設定させる設定
   モードとを定めるためのモード選択手段と、 設定モードのとき前記記憶設定手段に上限及び下限停止
   位置データを入力する入力手段と により構成したことを特徴とするシャッター等の間口開
   閉機の制御装置。 ２　前記位置検出手段は前記モータ（２）の回転軸（４
   ）の回転量を検出するポテンショメータ（６）を含む特
   許請求の範囲第１項に記載のシャッター等の間口開閉機
   の制御装置。 ３　前記ポテンショメータ（６）の信号を数値データに
   変換する手段として、Ａ／Ｄ変換器（７）を含む特許請
   求の範囲第１項に記載のシャッター等の間口開閉機の制
   御装置。 ４　前記ポテンショメータ（６）の信号を数値データに
   変換する手段として、Ｖ／Ｆ変換器を含む特許請求の範
   囲第１項に記載のシャッター等の間口開閉機の制御装置
   。 ５　前記操作部は上昇スイッチ（Ｕ）、停止スイッチ（
   Ｓ）及び下降スイッチ（Ｄ）を備えたスイッチボックス
   （１２）である特許請求の範囲第１項に記載のシャッタ
   ー等の間口開閉機の制御装置。 ６　前記記憶設定手段は位置検出手段からのデータを書
   き換え可能に記憶するＲＡＭ（１０）である特許請求の
   範囲第１項に記載のシャッター等の間口開閉機の制御装
   置。 ７　前記記憶設定手段は前記間口開閉部材（１）の昇降
   途中での信号出力位置データを記憶設定するものである
   特許請求の範囲第１項又は第６項に記載のシャッター等
   の間口開閉機の制御装置。