JPH01174791A - 電動ブラインドの降下高さ設定装置 - Google Patents

電動ブラインドの降下高さ設定装置

Info

Publication number
JPH01174791A
JPH01174791A JP33583287A JP33583287A JPH01174791A JP H01174791 A JPH01174791 A JP H01174791A JP 33583287 A JP33583287 A JP 33583287A JP 33583287 A JP33583287 A JP 33583287A JP H01174791 A JPH01174791 A JP H01174791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blind
lowering
lower limit
drum
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33583287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06100046B2 (ja
Inventor
Katsuji Minami
南 勝二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP62335832A priority Critical patent/JPH06100046B2/ja
Publication of JPH01174791A publication Critical patent/JPH01174791A/ja
Publication of JPH06100046B2 publication Critical patent/JPH06100046B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blinds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電動ブラインドの降下高さ設定装置に関し、
特に、ブラインドの降下位置を容易に指定したり解除し
たりすることができる電動ブラインドの降下高さ設定装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来から提案されている電動ブラインドの降下高さの設
定装置は、昇降シャフトの回転とカムなどを応用した減
速機構で構成されている。すなわち、昇降シャフトの回
転数を減速させて、カムなどに連動させたマイクロスイ
ッチなどの接点を開閉して電動機を停止せている。そし
て、降下高さを変える場合は、減速機構内のマイクロス
イッチをオン、オフするカムのねじ付きボルトを調整し
、これにより電動機を早く停止させたり、遅く停止させ
たりして結果的に電動機の通電時間を制御して降下高さ
を調節していた。換言すればカムの位置の変化により、
電動機の通電時間を変えている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の電動ブラインドによる
降下高さの設定方法では、カムの位置を調整するという
ことにより、降下高さを設定する場合は、必ず電動ブラ
インドを窓枠に設置してブラインドを降下させ、その窓
枠の降下高さに応じてブラインドに取付け、現場にて電
動ブラインドを動作させながら、カットアンドトライ方
式で調整する必要があった。このために、窓枠への取付
調節に多大の時間、多大の労力を要するという欠点があ
った。また、長時間の使用や経時変化によって、カムの
摩擦状態や位置が変化し、降下高さが変化し、その都度
人手によって降下高さを調整する必要があり、しかもカ
ムやギヤまたはねじ付はボルトの組合わせ機構が煩雑で
あって、コスト的にも高価になるという欠点があったる
それゆえに、この発明の主たる目的は、調整作業を不要
にし得て、設定された位置にブラインドを降下させるこ
とのできるような電動ブラインドの降下高さ設定装置を
提供することである。
[問題点を解決するための手段] この発明の上記目的は、電動ブラインドの降下位置高さ
設定をコントローラのような指令手段に設け、コントロ
ーラのような指令手段から降下位置高さの設定を行なう
ことによって達成できる。
すなわちこの発明に係る電動ブラインドの降下高さ設定
装置は、ブラインドの上昇または下降を指令するための
指令手段と、紐状部材によって連結される複数の羽根と
、電動機および前記電動機の回転に応じて回転し紐状部
材を巻取りまたは巻戻しして前記ブラインドを昇降させ
るためのドラムを収容するヘッドボックスと、指令手段
に設けられ、ブラインドの降下する下限位置を任意の位
置に設定するために下限位置を設定するための下限位置
設定手段と、指令手段とヘッドボックスとの間で設定さ
れた下限位置に関する信号の送受を行なうための結合手
段と、ドラムの回転に応じてパルス信号を発生するパル
ス信号発生手段と、発生されたパルス信号を計数し、そ
の計数値が下限位置設定手段によって設定された値と一
致したか否かを判別する判別手段と、下降指令に応じて
、電動機を回転させてドラムにより紐状部材を巻戻しし
て前記ブラインドを降下させ、計数値が下限位置設定手
段によって設定された値と一致したことが判別されたこ
とに応じて電動機を停止させる制御手段とから構成され
る。
[作用] この発明に係る電動ブラインドの降下高さ設定装置は、
降下高さの設定を指令手段から行ない、ブラインドを降
下させたときにドラムの回転に応じて発生されるパルス
信号を計数し、ブラインドの降下高さに対応する計数値
が、予め設定された下限位置と一致していればブライン
ドの降下を停止させるようにしたので、複雑な調整作業
を不要にし得て、任意の窓枠に対応してブラインドの降
下位置を指令手段から設定できる。
[発明の実施例] 従来の問題点を解決するた、めの手段としては、たとえ
ばブラインドの昇降装置を収容するためのヘッドボック
スと、ブラインドの上昇または加工を指令するための指
令手段と、ヘッドボックスの下方に設けられ、紐状部材
によって連結される複数の羽根とからなる電動ブライン
ドにおいて、へ′ラドボックス内に設けられ、電動機の
回転に応じて回転し、紐状部材を巻取りまたは巻戻しし
てブラインドを昇降させるためのドラムと、ドラムの回
転に応じてパルス信号を発生するパルス信号発生手段と
、ブラインドの降下する下限位置を任意の値に設定可能
なデイツプスイッチを用いた下限位置設定手段と、発生
されたパルス信号を計数し、その計数値が下限位置設定
手段によって設定された値と一致したか否かを判別する
判別手段と、下降指令に応じて電動機を回転させてドラ
ムにより紐状部材を巻戻ししてブラインドを降下させ、
計数値が下限位置設定手段によって設定された値と一致
したことが判別されたことに応じて電動機を停止させる
制御手段から構成することが考えられる。
しかし上記のような電動ブラインドの下限位置設定手段
では、ヘッドボックス内に内蔵された制御部に下限設定
スイッチを設け、このスイッチの組合わせによってブラ
インドの降下する最下限を ゛設定する。この設定は設
置する窓の高さの合わせて工場にてスイッチの組合わせ
を適宜選択し、窓への高さに合わせる。しかし窓の高さ
の設定ミスやブラインドの下限設定スイッチの設定ミス
等があると、窓へ取付けた後に窓枠の下部にブラインド
が降りきらず隙間ができたり、また窓枠の下部にブライ
ンドが当たり、ブラインド全体が緩む等の不具合が起こ
る。これを改めるためには下限設定スイッチの設定を変
更し、その設置された窓の高さに位置させるよう取付現
場で設定し直す必要がある。
しかしながら、下限設定スイッチはヘッドボックス内の
制御部に設けである。したがってその下限設定スイッチ
の設定し直し作業はヘッドボックスが窓等の上部にある
ため、その作業性は非常に悪く、事務所、会議室等数多
くのブラインドを設置する現場では著しく作業能率を低
下させる。またブラインドの設置後、窓枠の下部に鉢植
え等そ他の置物などを追いた場合、ブラインドを降下さ
せるときにこれらにブラインドの下部が当たらないよう
にするには、降下させるごとにブラインドの降下状態を
見ながらブラインドの降下を停止するかまたは上述のご
とく、下限設定スイッチの設定し直しを行なう必要があ
る。しかしこの設定し直しは一般的にはブラインドを設
置した工事会社に依頼する必要がある。
以上の問題点をまとめると、上記の電動ブラインドの降
下位置設定装置は次のような問題点を有している。
(i)ブラインドを窓等に設置した後には、ヘッドボッ
クス内の制御部に設けた下限設定スイッチの変更は、施
工上の作業能率が著しく悪くまた容易に変更できない。
(ii)下限設定の範囲をより細かくするには下限スイ
ッチの組合わせを多くする必要があり、下限スイッチの
数が多くなりコストアップとなる。
また設定操作が煩雑となる。
そこでこの発明では電動ブラインドの降下位置高さの設
定を下記のように行なうようにして上記問題点を解消し
た。
まず、第2図および第3図を参照して、この発明の一実
施例を外観的構成について説明する。第2図を参照して
従来の電動ブラインド1よ、スラット13と、スラット
13を上下駆動するための装置が収容されたヘッドボッ
クス15と、スラット13の上下をコントロールするた
めのコントローラ2と、コントローラとヘッドボックス
とを接続する接続コード20とを含む。ヘッドボックス
15はラダーコード11を巻上げ巻下げすることにより
スラット13を上下させるための昇降ユニット6.7.
8と、昇降ユニットを回転させるためのギャードモータ
4と、モータの回転を制御する制御部3と、モータから
の回転力を各昇降ユニットに伝達するための昇降シャフ
ト12とを含む。
コントローラ2はスラット13を上昇させるための上昇
スイッチ21、スラットの動きを停止させるための停止
スイッチ22、スラット13を降下させるための降下ス
イッチ23、スラットを開けるための開スイッチ24、
スラットを閉じるための閉スィッチ25とを含む。電源
コード1とコントローラ2は制御部3に接続される。制
御部3にはマイクロコンピュータや電源部などが内蔵さ
れる。制御部3には電動機と減速ギヤとによって構成さ
れたギャードモータ4が接続される。ギャードモータ4
の回転軸はカップリング5を介して昇降シャフト12に
連結されている。昇降シャフト12には、昇降ユニット
6.7および8が連結されている。これらの昇降ユニッ
ト6.7および8に内蔵されているセンサや障害スイッ
チ(図示せず)や上限スイッチ16は配線材9によって
制御部3に接続されている。なお、配線材9には、ギャ
ードモータ4への配線やコントローラ2への接続コード
20も含まれる。昇降ユニット6および8は巻取ドラム
37とラダードラム39とを含み、昇降ユニット7はラ
ダードラム39のみを含む。
巻取ドラム37にはリフティングテープ10(これは紐
状のものであってもよい)の一端が固定されてされてい
る。リフティングテープ10の他端は複数のスラット1
3の孔13aを貫通し、ボトムレール14に固定されて
いる。そして、巻取ドラム37は昇降シャフト12の回
転に伴ってリフティングテープ10を巻上げまたは巻戻
しして、スラット13およびボトムレール14を昇降さ
せる。また、ラダードラム39には、ラダーコード11
の一端が固定され、ラダーコード11の他端はボトムレ
ール14に固定されている。
このラダーコード11はスラット13のたとえば50m
m、25mmまたは15mmの幅に相当する間隔を隔て
て2本11a、llb1組となって構成されており、こ
の2本のラダーコード11a、llbはスラット13の
ピッチpに相当する間隔で、たとえば梯子状に横組11
cで結ばれている。スラット13はラダーコードlla
、11bと横方向のコードllcで構成される梯子状の
空間の中に挿入されて保持されている。そして、ラダー
ドラム39は昇降シャフト12の回転に伴って回動し、
スラットの開き具合を制御する。なお、ボトムレール1
4はブラインドを降下させるときの重りや降下後に風な
どによってブラインドが揺れるのを防ぐ重りとしての機
能を果たす。
制御部3とギャードモータ4と昇降ユニット6.7およ
び8は外箱を構成するヘッドボックス15によって覆わ
れている。このヘッドボックス15の下部には、上限ス
イッチ16が設けられており、この上限スイッチ16は
ブラインドを巻上げたときに、スラット13によっ押圧
されて動作し、上限位置の検出を行なう。なお、上限ス
イッチ16は光センサなどの電子スイッチによって構成
してもよい。
第4図はこの発明の一実施例の概略ブロック図である。
次に、第4図を参照して、この発明の一実施例の電気的
構成について説明する。電源トランス31には、電源コ
ード1を介して交流電源が入力される。電源トランス3
1は入力された交流電源を降圧させて低電圧を安定化電
源部32に与え、制御部3およびギャードモーダ4に必
要な電源を作り出している。マイクロコンピュータ(以
下、MPUと称する)34には、モータ駆動回路33が
接続され、MPU34からの指令に応じて、ギャードモ
ータ4を正転、反転またはブレーキモードで制御する。
ここで、ブレーキモードとは、モータ駆動回路33を介
してギャードモータ4の入力端子を短絡することであり
、このようにギャードモータ4の入力端子間を短絡する
ことによって、ギャードモータ4にブレーキをかけるこ
とができる。すなわちたとえば、ブラインドの降下によ
る慣性やブラインドを人為的に下降する方向に強く引張
った場合などのように、機械的にギャードモータ4に回
転力を加えると、ギャードモータ4が直流発電機の原理
となる逆起電力を生じる。そこで、入力端子間を短絡す
ることにより、この回転を阻止する方向、すなわち逆回
転させる電流が流れて、ギャードモータ4が停止するこ
とになる。MPU34には、電圧検知回路35が接続さ
れる。この電圧検知回路35は制御部3に供給する電源
Vccの電圧を検知するものである。すなわち、電圧検
知回路35は電源コード1から供給される電圧を、トラ
ンス31を介して低電圧側で監視している。
このMPU34は後に説明する電動ブラインドの降下位
置設定のためのRAMA、RAMBを含む。RAMAは
、後に説明するフォトインタラブタ38からの断続信号
をカウントして、そのカウント数を演算することにより
常に上限位置からのブラインド高さを記憶する部分であ
る。RAMBは、コントローラから入力されたブライン
ドの降下位置高さを記憶する部分である。
障害スイッチ36は昇降ユニット6および8に内蔵する
ものであって、トラブルの一例としてブラインドが降下
している途中において障害物などに当たり、降下する動
作が止められた場合、ギャードモータ4が降下方向に回
転を続けると、リフティングテープ10が緩み、さらに
これが継続すると、巻取ドラム37からリフティングテ
ープ10が逸脱し、次にブラインドを上昇させようとし
ても、リフティングテープ10を巻取ることができず、
著しい故障を生じることになる。
これを防止するために、リフティングテープ10の緩み
を従来技術として機械的スイッチまたは光学的または磁
気的なセンサによって検出し、その検出出力をMPU3
4に入力して、モータ駆動回路33を介してギャードモ
ータ4を停止させるようにしている。これにより、モー
タ駆動回路33をブレーキモードに設定する。また、M
PU34はギャードモータ4の停止後任意の時間だけ反
転させてブラインドを巻上げ、リフティングテープ10
の緩みをなくした後、ギャードモータ4を停止させる。
巻取ドラム37はギャードモータ4の回転に伴ってリフ
ティングテープ10を巻取りまたは巻戻しを行ない、ブ
ラインドの昇降を行なうものであり、リフティングテー
プ10のガイド371.372を含む。また、たとえば
ガイド371の周囲には、スリット373が形成されて
いる。なお、巻取ドラム37とは別個に円板を昇降シャ
フト12の他の部分に取付けてその円板にスリットを形
成してもよく、昇降シャフト12の回転、またはギャー
ドモータ4のモータ軸の回転を検出しても同様の効果が
得られるので、その取付装置や方法は問わない。
巻取ドラム37のガイド371に関連してフォトインタ
ラプタ38が設けられている。このフォトインタラプタ
38は巻取ドラム37のガイド372に形成されたスリ
ット373の断続を光学的に検出し、昇降シャフト12
の回転を電気信号に変換してMPU30に入力している
。すなわち、MPU34は巻取ドラム37の回転によっ
てリフティングテープ10の上昇または下降量を電気信
号によって知ることができる。ラダードラム39には、
前述のごとく、ラダーコード11の一端が固定されてお
り、このラダードラム39の回転によってスラット13
の角度を変え、外光の入力量を変化させ、室内を適当な
明るさにしたり、外光を遮断したりしている。
ラダードラム39は昇降シャフト12に貫通しているド
ラム軸40を介して摩擦力を有する状態で嵌合している
。昇降シャフト12とドラム軸40は一体(同期)して
回転するが、ラダードラム3つがほぼ半回転すると、ヘ
ッドボックス15などによって設けられた突起(図示せ
ず)によってラダードラム39の回転が停止させられ、
ドラム軸40とスリップして空転する。また、昇降シャ
フト12が反転すると、同様にしてラダードラム39も
反転するが、前述の説明と同様にして、ヘッドボックス
15などの突起に当たり空転する。
ラダードラム39がほぼ半回転することによって、スラ
ット13が回動し、スラット13の角度が変化する。す
なわち、スラット13は室内側で傾斜して閉じられた状
態から水平状態になって開かれ、さらに屋外側に傾斜し
て閉じられた状態に変化する。昇降シャフト12が前述
の説明とは逆方向に回転すると、スラット13の回動が
反転する。すなわち屋外側で傾斜して閉じられた状態か
ら水平状態になって開かれ、室内側で傾斜して閉じられ
た状態になる。
ラダードラム39の一端には、このラダードラム39の
回転を検出するためのスリット391が形成されている
。このスリット391をラダードラム39のほぼ半回転
に対応した角度で形成されていて、このスリット391
の位置を検出するために、フォトインクラブタ41が設
けられる。このフォトインクラブタ41はスリット39
1の位置を検出して電気信号に変換し、MPU34に与
える。MPU34はこの電気信号に応じて、ラダードラ
ム39の角度、すなわちスラット13の角度を知ること
ができる。下限位置設定スイッチ42はブラインドを下
降させたときの下限位置を設定するものであって、この
実施例では4つのスイッチで構成されている。
なお、コントローラ2の各スイッチ21〜25、クロッ
ク発生回路43およびリセット回路44はMPU34に
接続される。
第1図はこの発明の一実施例の具体的な動作を説明する
ためのフロー図である。
次に、第1図ないし第4図を参照して、この発明の一実
施例の具体的な動作について説明する。
電源コード1に通電されると、電源トランス31によっ
て交流電源が低電圧に変換されて安定化電源32に与え
られる。安定化電源は制御部に必要な安定化電源Vcc
とギャードモータ4を駆動するための電源viを作り出
す。まず、ブラインドを上昇させるときは、コントロー
ラ2に設けられた上昇スイッチ21を操作する。MPU
34は上昇スイッチ21からの信号を受けて、スラット
13を閉状態にさせるために、断続信号をモータ駆動回
路33に与えられる。
応じて、モータ駆動回路33はギャードモータ4を断続
的に回転させる。ギャードモータ4が断続的に回転され
ると、この回転力はカップリング5を介して昇降シャフ
ト12を断続的に回転させる。昇降シャフト12の回転
に伴って、ドラム軸40を介して巻取ドラム37および
ラダードラム39を回転させる。断続的な回転のために
、結果的にラダードラム39はゆっくりと回転しながら
ラダーコード11の一方、たとえばラダーコード11b
側を巻上げるとすると、対となっているラダーコードl
laを下がる。すなわち、ラダードラム39が第3図に
おける矢印方向に回転することによって、ラダーコード
11b側が上がり、11a側は下がることになる。それ
によって、スラット13は矢印方向に回転し、閉状態と
なる。
ラダードラム39が回転し、このラダードラム39に設
けられているスリット391がフォトインタラプタ41
の出力信号を断、続し、パルス信号がMPU34に与え
られる。MPU34は、さらにラダードラム39が回転
すると、すなわちスラット13が徐々に閉じられると、
順次パルス信号を計数する。スラット13が完全に閉じ
られた状態にまでラダードラム39が回転すると、ラダ
ードラム39に設けられた突起(図示せず)が第3図に
示した突起45に当たり、ラダードラム39が空転する
。したがってフォトインクラブタ41からのパルス信号
はMPU34に与えられなくなる。応じて、MPU34
はスラット13の閉じられたことを判別する。また、M
PU34は上昇スイッチ21が操作されてから、フォト
インタラプタ41から出力されるパルス信号のノくルス
数を計数し、その計数値をスラット13の移動角度とし
て図示しないメモリに記憶させる。
次に、MPU34をフォトインタラプタ41からのパル
ス信号が与えられなくなると、モータ駆動回路33に対
して、連続巻取信号を与える。応じて、モータ駆動回路
33はギャードモータ4を断続回転から連続回転に変え
、ブラインドの巻上げ操作に移る。
すなわち、ギャードモータ4が連続回転することによっ
て、巻取ドラム37は連続回転し、リフティングテープ
10を巻取る。リフティングテープ10の他端はボトム
レール14に固定されているため、スラット13の最下
部から順次上昇する。
ブラインドの上昇を停止する場合は、コントローラ2に
設けられている停止スイッチ22を操作する。MPU3
4は停止スイッチ22からの指令に応じて、モータ駆動
回路33に停止信号を与える。
応じて、モータ駆動回路33はギャードモータ4を停止
させる。このとき、モータ駆動回路33はギャードモー
タ4の入力端子を短絡し、ギャードモータ4にブレーキ
をかけて停止させる。これは周知の技術であるため、そ
の詳細な説明は省略する。
次に前述の説明のごとく、MPU34に記憶されたスラ
ット13の角度位置に戻すために、MPU34はモータ
駆動回路33に対して逆転の断続信号を与え、ラダード
ラム39を第3図に示した矢印とは逆の方向に逆転させ
る。それによって、ラダーコード11は前述の説明とは
逆の動作を行ない、スラット13が矢印とは逆方向に回
転し、開かれる。同時に、MPU34はフォトインタラ
プタ41からパルス信号を計数し、上昇時に入力された
計数値と一致すれば、MPU34はモータ駆動回路33
に対してギャードモート4を停止させるめの信号を与え
て、ギャードモータ4を停止させる。それによって、ブ
ラインドは停止、上昇以前のスラット13の角度に自動
的に調節される。
ブラインドを降下させる場合の動作は、コントローラ2
に設けられた降下スイッチ23を操作することによって
行なわれる。ブラインドの降下は、前述の上昇時とは概
ね逆の動作を行なうことによって行なわれる。コントロ
ーラ2の停止スイッチ22を操作すれば、その時点でギ
ャードモータ4が停止、ブラインドは停止する。また、
スラット13の角度は前述の説明と同様にして、下降前
の角度に自動的に調整される。
次に、ブラインドの降下高さの設定方法について説明す
る。この発明に係るブラインドの降下高さの設定は従来
のコントローラに設けられた停止および降下スイッチを
用いて行なわれる。この降下位置設定だけでなく、従来
技術で述べたデイツプスイッチによる設定を併用しても
よい。
第1図はこの発明に係る電動ブラインドの下限位置設定
の手順を示すフローチャートである。以下第1図を参照
して説明する。上昇スイッチ21を入力するとMPU3
4は駆動回路33を介してギャードモータ4を回転させ
、ブラインドは上昇する。コントローラ2からの入力が
なければブラインドは上限スイッチ16がスラット13
によって押されるまで上昇し、上限スイッチ16の入力
があるとMPU34はこの入力を受けてモータ駆動回路
33を介してギャードモータ4を停止させる。ブライン
ドは停止する。このときブラインドは最上限に位置して
おり、上限スイッチ16の入力があると同時に、MPU
34は高さデータを初期化し、この位置を上限値とする
。次にコントローラ2の降下スイッチ23を入力すると
、ブラインドは降下を始める。降下が始まると同時にフ
ォトインクラブタ38は巻取ドラム37に設けたスリッ
ト373によって断続信号をMPU34に入力する。M
PU34はこの断続信号をカウントすることによって巻
取ドラム37の回転数を知り、ブラインドの降下ff1
(高さ)を知る。ブラインドの高さを希望する最下限ま
で降下したことを目視で確認し、コントローラ2に設け
た停止スイッチ22を入力する。MPU34はこの入力
を受けてモータ駆動回路33を介してギャードモータ4
を停止(ブレーキモード)にする。、ブラインドは停止
する。このときMPU34はフォトインタラプタ38か
らの断続信号のカウント数をRAMAに記憶する。ブラ
インドが希望する最下限に位置したことを確認した後に
、コントローラ2に設けた停止スイッチ22をまず押し
、次に降下スイッチ23を任意に設定した時間(たとえ
ば2秒とか)、同時に入力するとマイコン34はこの入
力を受けて現在のブラインド位置を最下限とするととも
に、上記カウント数を最下限値AとしてRAMBに記 
   憶する。ここで停止スイッチ22をまず先に入力
するのは次の理由による。他のスイッチ(上昇降下、角
度の開閉)を入力すれば、直ちにブラインドがその入力
に従って動作する。これを防ぐためにまず停止スイッチ
22を入力しその後降下スイッチを入力すればブライン
ドが動作することはない。停止スイッチ22が入力され
ている時間は他のスイッチの入力があってもブラインド
は動作しない。(ギャードモータ4は停止のまま)。こ
の状態でコントローラ2の上昇スイッチ21を操作して
ブラインドを上昇させるとMPU34はフォトインタラ
プタ38からの断続信号をカウントし、常に上限位置か
らの高さを演算し、上限位置からの断続信号のカウント
数をRAMAに記憶する。
停止スイッチ22を操作し、ブラインドを停止させ、次
に降下スイッチ23を操作してブラインドを降下させる
と、前記位置からフォトインクラブタ38からの断続信
号をカウントし、演算して上限位置からの高さを逐次R
AMAに記憶する。上限位置からの高さに相当する断続
信号がカウントされ、RAMAとRAMBとを比較し、
この値が前記最下限値Aと一致すればマイコン34はブ
ラインドが最下限まで降下したと判断し、駆動回路33
を介してギャードモータ4の停止(ブレーキモード)と
する。ブラインドは停止し、コントローラ2から停止ス
イッチ22と降下スイッチ23の同時操作による最下限
位置でブラインドは停止したことになる。
なおコントローラ2が停止スイッチ22と降下スイッチ
23の同時操作によって設定された最下限位置は、停止
スイッチ22と上昇スイッチ21の同時操作によって解
除される。すなわちRAMBは消去される。この場合も
前記と同様にまず停止スイッチ22を先に入力し、その
後上昇スイッチ21を入力する。このときの最下限は下
限スイッチ42の設定位置による。また同様の考えで羽
根の角度についてもコントローラ2に設けた角度調節用
の開スイッチ24と停止スイッチ22を同時に入力すれ
ば現在の羽根の角度の記憶を、また閉スィッチ25と停
止スイッチ22を同時に入力すれば羽根の角度の記憶を
消去することができ、常に昇降後一定の羽根角度に設定
することは用意にできるが、ブラインドの下限値を変更
する場合は上記のごとくコントローラ2から停止スイッ
チ22と上昇スイッチ21を同時に任意の時間入力して
最下限値Aを記憶しているRAMBを消去し、ブライン
ドを変更した位置まで上昇または下降させた後、コント
ローラ2の停止スイッチ22と降下スイッチ23を同時
に入力すればよい。ブラインドのその位置が新たにRA
MBに記憶され、この値が新しい最下限値Aになり、以
後ブラインドを降下すると、この値しい最下限値AとR
AMAが一致すれば、ブラインドは最下限として停止す
ることになる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、コントロラのような指
令手段にブラインド降下位置高さ設定手段を設けたため
、高いところに設けられるヘッドボックスから離れたコ
ントローラのような指令手段の位置でブラインドの降下
位置高さ設定が可能となる。したがって電動ブラインド
を窓枠に取付けた後でもブラインドの降下高さの調整が
容易にできる。しかも−旦設定した後も容易にその変更
が可能となるという効果がある。その結実施工時の作業
性やブラインドの組立時の作業性が著しく向上し、下限
スイッチの省略または組合わせを少なくでき、下限スイ
ッチの設定の煩雑さや設定ミスを防ぐことができ、併せ
てコストダウンも可能となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の具体的な動作を説明する
ためのフロー図である。第2図はこの発明の一実施例の
概要を示す図である。第3図はブラインドの巻取機構の
要部を示す図である。第4図はこの発明の実施例の概略
ブロック図である。 図において、2はコントローラ、3は制御部、4はギャ
ードモータ、6,7.8は昇降ユニット、10はリフテ
ィングテープ、11はラダーコード、12は昇降シャフ
ト、13はスラット、14はボトムレール、33はモー
タ駆動回路、34はマイコン、37は巻取ドラム、38
.41はフォトインタラプタ、39はラダードラム、4
2は下限位置設定スイッチを示す。 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電動機の回転に応じてブラインドの昇降を行なう電動ブ
    ラインドであって、 前記ブラインドの上昇または下降を指令するための指令
    手段と、 紐状部材によって連結される複数の羽根と、前記電動機
    および前記電動機の回転に応じて回転して、前記紐状部
    材を巻取りまたは巻戻しして前記ブラインドを昇降させ
    るためのドラムを収容するヘッドボックスと、 前記ヘッドボックスと前記指令手段とを接続するための
    接続手段とを含むものにおいて、前記指令手段に設けら
    れ、前記ブラインドの降下する下限位置を任意の位置に
    設定するために前記下限位置を設定するための下限位置
    設定手段と、前記接続手段内に設けられ、前記指令手段
    と前記ヘッドボックスとの間で前記設定された下限位置
    に関する信号の送受を行なうための結合手段と、前記ヘ
    ッドボックス内に設けられ、前記ドラムの回転に応じて
    パルス信号を発生するパルス信号発生手段と、 前記パルス信号発生手段から発生されたパルス信号を計
    数し、その計数値が前記下限位置設定手段によって設定
    された値と一致したか否かを判別する判別手段と、 前記指令手段からの下降指令に応じて、前記電動機を回
    転させて前記ドラムにより前記紐状部材を巻戻しして前
    記ブラインドを降下させ、前記判別手段によって前記計
    数値が前記下限位置設定手段によって設定記憶された値
    と一致したことが判別されたことに応じて、前記電動機
    を停止させる制御手段とを含む、電動ブラインドの降下
    高さ設定装置。
JP62335832A 1987-12-28 1987-12-28 電動ブラインドの降下高さ設定装置 Expired - Fee Related JPH06100046B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62335832A JPH06100046B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 電動ブラインドの降下高さ設定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62335832A JPH06100046B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 電動ブラインドの降下高さ設定装置

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7328858A Division JP2902585B2 (ja) 1995-12-18 1995-12-18 電動ブラインドの降下高さ設定装置
JP9120438A Division JP2902613B2 (ja) 1997-05-12 1997-05-12 電動ブラインドの降下高さ設定装置
JP20710199A Division JP3229872B2 (ja) 1999-07-22 1999-07-22 電動ブラインド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01174791A true JPH01174791A (ja) 1989-07-11
JPH06100046B2 JPH06100046B2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=18292904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62335832A Expired - Fee Related JPH06100046B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 電動ブラインドの降下高さ設定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06100046B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55154295U (ja) * 1979-04-20 1980-11-06
JPS58121176A (ja) * 1982-08-23 1983-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd レコ−ド自動演奏装置
JPS58154379A (ja) * 1982-03-05 1983-09-13 Bunka Shutter Kk シヤツタ−におけるリミツト調整装置
JPS5996384A (ja) * 1982-11-24 1984-06-02 立川ブラインド工業株式会社 電動式ブラインドの制御装置
JPS6136486A (ja) * 1984-07-27 1986-02-21 ト−ソ−株式会社 電動ブラインドの自動停止装置
JPS6194414A (ja) * 1984-10-16 1986-05-13 Mitsubishi Electric Corp 電子カウンタ
JPS6238249U (ja) * 1985-08-27 1987-03-06
JPS62225685A (ja) * 1986-03-27 1987-10-03 株式会社ハアーモニー シヤツタ−等の間口開閉機の制御装置
JPS6462587A (en) * 1987-08-31 1989-03-09 Sharp Kk Controller for electric blind

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55154295U (ja) * 1979-04-20 1980-11-06
JPS58154379A (ja) * 1982-03-05 1983-09-13 Bunka Shutter Kk シヤツタ−におけるリミツト調整装置
JPS58121176A (ja) * 1982-08-23 1983-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd レコ−ド自動演奏装置
JPS5996384A (ja) * 1982-11-24 1984-06-02 立川ブラインド工業株式会社 電動式ブラインドの制御装置
JPS6136486A (ja) * 1984-07-27 1986-02-21 ト−ソ−株式会社 電動ブラインドの自動停止装置
JPS6194414A (ja) * 1984-10-16 1986-05-13 Mitsubishi Electric Corp 電子カウンタ
JPS6238249U (ja) * 1985-08-27 1987-03-06
JPS62225685A (ja) * 1986-03-27 1987-10-03 株式会社ハアーモニー シヤツタ−等の間口開閉機の制御装置
JPS6462587A (en) * 1987-08-31 1989-03-09 Sharp Kk Controller for electric blind

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06100046B2 (ja) 1994-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0273719B1 (en) Electric blind apparatus
JP2902585B2 (ja) 電動ブラインドの降下高さ設定装置
JPH079143B2 (ja) 電動ブラインドの制御装置
JP2902613B2 (ja) 電動ブラインドの降下高さ設定装置
JPH01174791A (ja) 電動ブラインドの降下高さ設定装置
JPH01192985A (ja) 電動ブラインドの降下高さ設定装置
JP3229872B2 (ja) 電動ブラインド
JP3041272B2 (ja) 電動ブラインドの降下高さ設定装置
JP2727317B2 (ja) 電動ブラインドの降下高さ設定装置
JP4465567B2 (ja) シャッターの巻上構造
JPH0313684A (ja) 電動ブラインド装置
JPS63167880A (ja) 電動ブラインド装置
JP2883567B2 (ja) 電動ブラインドの降下高さ設定装置
JP4543282B2 (ja) 電動シャッターのモータの駆動トルクの自動設定方法及び装置
JP2689013B2 (ja) 電動ブラインドの制御装置
JPH0572515B2 (ja)
JPS63167884A (ja) 電動ブラインド
JPH01192988A (ja) 電動ブラインドの昇降ユニット
JP2584203B2 (ja) 電動ブラインド装置
JP2659920B2 (ja) 電動ブラインド装置
JP2000303757A (ja) 電動ブラインドの昇降装置及び電動ブラインドの制御装置
JP2753207B2 (ja) 電動ブラインド装置
JPH01190889A (ja) 電動ブラインド装置
JPH03169997A (ja) 電動ブラインド装置
JPH073148B2 (ja) 電動ブラインド装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees