JPS62215321A

JPS62215321A - コンバインのグレンタンク装置

Info

Publication number: JPS62215321A
Application number: JP5774986A
Authority: JP
Inventors: 神明　利幸
Original assignee: Seirei Industry Co Ltd
Current assignee: Yanmar Agribusiness Co Ltd
Priority date: 1986-03-15
Filing date: 1986-03-15
Publication date: 1987-09-22
Anticipated expiration: 2009-12-14
Also published as: JPH06101969B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明はコンバインにおいて選別後の穀粒を一時的に貯
留する為のグレンタンクの構造に関するものである。

（ロ）従来技術従来からコンバインのグレンタンクに付設して、縦オー
ガーと横オーガーよりなる排出オーガー装置を付設し、
該横オーガーを収納固定する際に、脱穀装置の上面に対
角線状に配置収納する技術は公知とされているのである
。例えば実開昭５４−５６５７号公報の如くである。該
従来のグレンタンクの構成においては、揚穀筒が排出オ
ーガーの邪魔にならないように、また揚穀筒から放出さ
れる穀粒がグレンタンク内に広く拡散されるように、該
揚穀筒をグレンタンク内に傾斜して挿入配置していたの
である。故に、該グレンタンク及び揚穀筒の組立におい
て、非常に高度な組立作業が必要とされていたのである
。

（ハ）発明が解決しようとする問題点本発明の目的は、従来の不具合いを解消すべく構成した
ものであり、揚穀筒をグレンタンクの外部に突出配置し
ても、排出オーガーの邪魔にならないように配置し、且
つ広いグレンタンク内にできるだけ一律に穀粒を拡散す
るものである。

またエンジン室をグレンタンクの前部に配置した構造に
おいては、縦オーガーをグレンタンクの後部に配置する
こととなり、ここから前方対角線状に横オーガーを配置
する場合には、該横オーガ−がグレンタンクの上部と交
叉する部分が出てくるのである。

本発明においては、該グレンタンクと横オーガーの交叉
する部分の三角形の空間を有効に利用して、グレンタン
ク内の容量を大きくするものである。

（ニ）問題を解決するための手段本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。

エンジン室１９をグレンタンク３の前部に配置したコン
バインの平面視において、該グレンタンク３内の穀粒を
排出する縦オーガー５の中心と、脱穀袋ｇＤからグレン
タンク３へ穀粒を投入する８穀筒６とを結ぶ直線に沿っ
て、揚殻筒６の上端投げ口２のガイド面２ａを並行に配
置したものである。

（ホ）実施例の構成本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成と作用を説明すると。

第１図は本発明のコンバインの全体側面図、第２図は脱
穀装置りとグレンタンク３部分の前面図、第３図はグレ
ンタンク３と横オーガー４の配置を示す平面図、第４図
はグレンタンク３の後面斜視図、第５図は縦オーガー５
と揚穀筒６の支持構造を示す平面図、第６図はグレンタ
ンク３を点検・補修の為に側方へ取り外した状態の後面
図、第７図は揚穀コンベア１３の先端に配置した跳ね出
し板１の形状を示す平面断面図、第８図は同じく斜視図
、第９図は跳ね出し仮１の他の実施例を示す図面である
。

まず第１図について説明すると。

クローラ一式走行装置の上に機体フレーム１８が配置さ
れており、該機体フレーム１８の上に前方から刈取搬送
装置、操作コラム、座席、エンジン室１９・脱穀装置Ｄ
、グレンタンク３、縦オーガー５等が配置されている。

グレンタンク３には下面に移動ローラー１７が付設され
ており、グレンタンク３と脱穀装置りの間に配置された
脱穀装置りの駆動用■ベルト・■プーリーの保守・点検
を行う場合に、該グレンタンク３を取り外し可能に構成
しているのである。またグレンタンク３の進行方向右側
には、増量タンク７が回動突出自在に構成されている。

該増量タンク７には把手２０が構成されている。

また横オーガー４の先端には、コンバインにより夜間に
刈取脱穀作業を行う場合の為に、照明灯８が構成されて
いる。また横オーガー４の中途部で、殻稈が搬送装置か
ら脱穀袋ｒＩＬＤへ入る部分において、殻稈の流れを確
認する為の作業灯１０も配置されているのである。

次に第３図、第４図、第５図において、揚穀筒６の投げ
口２の構成を説明すると。

グレンタンク３の裏側には、増量タンク７の前後側板が
突出する突起部３ａが構成されている。

またグレンタンク３の後端位置の近傍に、縦オーガー５
を配置し、該縦オーガー５の上端で横オーガー４を回動
するので、グレンタンク３の後端は切欠部３ｄを構成し
て、該切欠部３ｄ上で、横オーガー４が左右に、排出位
置を調整する為に回動可能としている。

また横オーガー４を脱穀装置りの対角線状に収納配置す
る際に、該横オーガー４の部分がグレンタンク３と接触
する部分をここにおいても切欠部している。

そして、グレンタンク３の後部に配置した縦オーガー５
の上部に横オーガー４を配置し、該横オーガー４を切欠
部３ｄと切欠部３ｂの２個所で、グレンタンク３と交叉
させているのである。

そして、平面視において、縦オーガー５の中心ｐ２と揚
穀筒６の中心Ｐｌとを結ぶ直線と並行に、横オーガー４
を配置した位置で、収納を可能としているのである。そ
して更に、富亥横オーガー４の収納状態に沿うように、
投げ口２のガイド面２ａを構成しているのである。グレ
ンタンク３の裏面には投げ口２を付設する為の長い長方
形の孔３Ｃが開口されている。

該投げ口２の前側のガイド面２ｂは従来の如く短く構成
しているものである。

次に第７図、第８図、第９図により、投げ口２と揚穀コ
ンベア１３と跳ね出し板１の構成を説明すると。

エンジン室１９を前部に配置して、縦オーガー５をグレ
ンタンク３の後部に配置し、横オーガー４を対角線上に
収納配置する場合には、揚穀筒６がグレンタンク３の前
方に配置されることとなるのである。故に、該位置に投
入される穀粒は、そのまま跳ね出し板１により投入され
る場合には、主として、グレンタンク３の前方に投入さ
れて、後方へは至らないのである。１１は揚穀コンベア
軸である。

このような場合には、跳ね出し板１に一方に掬い部１ａ
を構成し、他方は従来どうりの直線状とすることにより
、グレンタンク３の後方の空間へも、穀粒が投入される
のである。

また前述のごとく、投げ口２の後方のガイド面２ａを横
オーガー４の収納位置に沿うような形状とすることによ
り、跳ね出し板１により投げ出された穀粒が、障害なく
後方まではね飛ばされ、グレンタンク３の後部をも充填
することができるのであるである。

次に第５図、第６図の構成により、揚穀筒６と縦オーガ
ー５の固定支持方法を説明すると。

グレンタンク３下面には移動ローラー１７が配置されて
いるので、グレンタンク３と脱穀装置りの間に配置され
た脱穀装置りの駆動部を保守・点検する場合には、該グ
レンタンク３を取り除くことができるのである。

この場合にできるだけ、グレンタンク３を取り外す部分
が少ないことが要求されており、本発明においそば、従
来グレンタンク３に固定支持していた揚穀筒６や縦オー
ガー５を、グレンタンク３に支持することを廃止して、
脱穀装置り側に支持しているのである。該脱穀装置りに
支持するに際して、上部部１５と下部部１４とカウンタ
一部１２を構成し、これらにより脱穀装置り側と、縦オ
ーガー５と揚穀筒６を支持しているものである。

１６はグレンタンク３の下部に設けた集穀オーガーであ
る。

（へ）発明の効果本発明は以上の如く構成したものであり、次のような効
果を奏するものである。

第１に、エンジン室１９を前部に配置して、縦オーガー
５を後部に配置したことにより、揚殻筒６がグレンタン
ク３に対して、前方に位置されることとなった場合でも
、投げ口２のガイド面２ａを横オーガー４に沿って配置
することにより、跳ね出し板１による跳ねだし力を殺す
ことなく、後方まで飛ばすことができ、グレンタンク３
の後方の空間に、穀粒を投入す墨ことができるものであ
る。

第２に、従来の如く、揚穀筒をグレンタンクの内部に傾
斜させて挿入配置していないので、組立てにおいて高度
な技術を要せず、また揚殻筒を外部に突出配置したにも
拘わらず、排出オーガーの回動に邪魔に成らず、また後
方へ長いグレンタンク内の後方部分へも、略均等に穀粒
を拡散することができるのである。

第３に、従来の技術においては、横オーガー４とグレン
タンク３が交叉するのを避ける為に、縦オーガー５を脱
穀装置り側に配置しており、これに合わせて、集穀オー
ガー１６も脱穀装置り側に配置されていたのである。故
に集穀オーガーへの外側の流穀板が長くなり、グレンタ
ンク３の容量が少なくなるのである。

これに対し、本発明の場合には、縦オーガー５をグレン
タンク３の中央の位置に配置されることとなり、グレン
タンク３の容量を減少させることが無くなったものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のコンバインの全体側面図、第２図は脱
穀装置りとグレンタンク３部分の前面図、第３図はグレ
ンタンク３と横オーガー４の配置を示す平面図、第４図
はグレンタンク３の後面斜視図、第ダ図は縦オーガー５
と揚穀筒６の支持構造を示す平面図、第６図はグレンタ
ンク３を点検・補修の為に側方へ取り外した状態の後面
図、第７図は揚穀コンベア１３の先端に配置した跳ね出
し板ｌの形状を示す平面断面図、第８図は同じく斜視図
、第９図は跳ね出し板１の他の実施例を示す図面である
。Ｄ・・・脱穀装置１・・・跳ね出し板ｌａ・・・掬い部２・・・・投げ口２ａ　・　・　・　・ガイド面３・・・・グレンタンク３ｂ・３ｄ・・・・・切欠部４・・・・・・横オーガー５・・・・・・縦オーガー６・・・・・・揚穀筒７・・・・増量タンク

Claims

【特許請求の範囲】

エンジン室１９をグレンタンク３の前部に配置したコン
バインの平面視において、該グレンタンク３内の穀粒を
排出する縦オーガー５の中心と、脱穀装置Ｄからグレン
タンク３へ穀粒を投入する揚穀筒６とを結ぶ直線に沿っ
て、揚穀筒６の上端投げ口２のガイド面２ａを並行に配
置したことを特徴とするコンバインのグレンタンク装置
。