JPS6221491Y2 - - Google Patents

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JPS6221491Y2
JPS6221491Y2 JP1982171127U JP17112782U JPS6221491Y2 JP S6221491 Y2 JPS6221491 Y2 JP S6221491Y2 JP 1982171127 U JP1982171127 U JP 1982171127U JP 17112782 U JP17112782 U JP 17112782U JP S6221491 Y2 JPS6221491 Y2 JP S6221491Y2
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JP
Japan
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carrier
roof
antenna
support
vehicle
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982171127U
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English (en)
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JPS5975346U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17112782U priority Critical patent/JPS5975346U/ja
Publication of JPS5975346U publication Critical patent/JPS5975346U/ja
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Publication of JPS6221491Y2 publication Critical patent/JPS6221491Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両におけるスキーキヤリアの如き
キヤリア装置を支持固定するための装置に関す
る。
従来スキーキヤリアの如きキヤリアを車両のル
ーフ上に設ける場合には、キヤリアの一部を成す
ルーフの幅方向に横架されるキヤリアバーを支持
する支柱部材をルーフの両側辺に挾着せしめるこ
と等によつて固定し、これによつてキヤリアを車
両のルーフ上に載置固設せしめていた。通常ルー
フの両側辺に挾着される上記支柱部材は例えば、
スキーキヤリアの如くルーフ各側辺において少な
くとも前後2箇所必要とされ、この結果ルーフの
各側辺の車両前方側の位置に必ず1個の支柱部材
が固設されることになり、且つその位置はできる
だけ前方であるのが好ましい。
従来の乗用車の如き車両のルーフ上に載置固定
されるキヤリアは上記の如く構成される結果次の
ような問題が生じる。即ち、一般にある種の乗用
車ではフロントピラーに沿つてその内部若しくは
外部にカーラジオ用の伸縮自在なアンテナが配設
されているものがあるが、このような車両では上
記アンテナを伸ばそうとするとアンテナが前記前
側のキヤリア支持用支柱部材に当接してアンテナ
を有効に利用することができないという不具合が
生じる場合がある。
本考案者は上記の如きキヤリア支柱部材とアン
テナの関係に係る問題に鑑み、これを有効に解決
すべく本考案を成したものである。
本考案の目的は、フロントピラーに沿つて伸縮
自在のカーラジオ用アンテナを有し且つ該アンテ
ナに近接して可及的にルーフ前方に配設される支
柱部を備えるキヤリアをルーフ上に設けて成る車
両において、該支柱部が存在しても支障なく上記
アンテナを伸ばし得るようにしたことを企図した
車両のスキーキヤリア等のキヤリア支持装置を提
供することにあり、その特徴とする処は、キヤリ
ア支持装置の支柱部にアンテナを挿通可能にした
開口部を形成するように構成したことにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第1図は一例としてスキーキヤリアの支持固定
装置の断面図を示し、この第1図において、スキ
ーキヤリアの車両のルーフ1上に幅方向に横架さ
れる中空パイプ状のキヤリアバー2をその両端で
支持固定する装置Aは支柱部3と固定具4から構
成されている。先ず支柱部3は、その下端部にル
ーフ1の側辺に沿つて斜め下方に折曲され且つそ
の先部がルーフ側辺に形成された凹溝部5に当接
係止された片3aが形成され、当該片3a及び支
柱部3の底部3bとルーフ1の上面及び凹溝部5
との間には緩衝材としてのゴム部材6が介設され
てルーフ1の側辺に配置される。支柱部3の下部
には内面に解放する空所3cを形成し、この空所
3cを形成する支柱部3の外壁3dに外部に通じ
る孔3eを穿設すると共に、空所内には支柱部の
底部3bに対して固定関係にあるネジ孔7aを有
するステー7が配設される。また支柱部3は全体
的に幅を広く形成し、その中央部に縦長で且つ下
辺が上辺に比べて長い略台状の貫通孔3fを形成
すると共に、上部には内方へ開口されたキヤリア
バー2の端部を支持する穴3gが形成されてい
る。この穴3gの開口部の周辺は内方へ突出し、
その筒状突出部3g−1にはボルト8を挿通せし
める小孔3hが形成される。
一方固定具4は、前記車両ルーフ1の側辺に沿
つて凹溝部5を形成する断面フツク状の突出片9
の外周囲にゴム部材10を介して係止される屈曲
状の係止片4aを下端に有し、且つ上部の肉厚部
4bに孔4b−1を通してボルト11を備えて成
るものであつて、第1図に示すようにボルト11
は前記孔3eを通つて空所3c内に挿入され、ス
テー7のネジ孔7aと螺合する関係にある。
上記構成によれば、支柱部3はボルト11とス
テー7との螺締関係及び片3a、係止部4aとル
ーフ1の凹溝部5、突出片9との係合関係によつ
てルーフ1の側辺に固定され、この状態において
上部の穴3gでキヤリアバー2の端部を支持しボ
ルト8で固定するようにしている。ルーフ1の側
辺に固定される他の支持固定装置A…も同様な構
成を有する。
上記において、第2図、第3図に示される如く
車両12が右側のフロントピラー13の内部にフ
ロントピラー13に沿つて伸縮自在なカーラジオ
用のアンテナ14を装備している場合において、
アンテナ14を伸ばしたときにはアンテナ14が
支柱部3の前記孔3fを挿通して伸ばされること
になり、このようにしてキヤリアを支持固定する
装置Aの支柱部3の存在がアンテナ14の伸縮に
係る取扱いについて支障になることはない。アン
テナ14を挿通する開口部3fは縦長で且つ下辺
が上辺に比べて長い略台形状なのでアンテナ14
を入れやすく、又上辺はある程度の左右方向の幅
を有するので車両の走行時にアンテナ14が左右
に揺れても該アンテナ14は開口部3fの左右に
触れにくく騒音の発生を極力迎制することができ
る。更に支柱部3に形成した係止片3aはルーフ
1両側に設けた凹状溝5に係止して支柱部3を所
定箇所に固定するので開口部3fを常にアンテナ
14を挿通できる場所に位置させることができ
る。
上記実施例ではスキーキヤリアについて述べた
が、同様の他のキヤリアに本考案を適用できるの
は勿論である。
以上の説明で明らかなように本考案によれば次
のような効果を奏する。カーラジオ用のアンテナ
が存在してもこれと支障なくキヤリア支持固定装
置をアンテナ近傍に配設することができる。その
結果車両前後のキヤリアバーの間隔を可及的に広
くとることができ、キヤリアを支持するにあたつ
て安全性が増す。またキヤリア支持固定装置を構
造簡易に構成することができ、部品点数を少なく
し、その取付けを容易に行うことができる。更に
キヤリア支持固定装置は強固にルーフ側辺に固定
されるために脱落のおそれもなく、加えて外観を
デザイン的に良好なものとすることができる。
又、開口部は縦長で且つ下辺が上辺に比べて長い
略台形状なのでアンテナを挿通しやすく、又車両
走行中に於いても騒音を発生しにくい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はキヤ
リア支持固定装置の構造を示す断面図、第2図は
キヤリア支持固定装置とアンテナとの関係を示す
車両平面図、第3図はキヤリア支持固定装置とア
ンテナとの関係を示す車両側面図である。 なお図面中、1は車両ルーフ、2はキヤリアバ
ー、3は支柱部、4は固定具、3fは開口部たる
貫通孔、14はアンテナである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両のルーフ上においてスキー等の各種荷物を
    積載するキヤリアを支持固定する装置において、 上記キヤリアを支持する支柱部にルーフ両側に
    設けた凹溝部に係止して該支柱部の位置決めをす
    る係止片を形成し、 前記支柱部に縦長で且つ下辺が上辺に比べて長
    い正面視略台形状のアンテナ挿通用の開口部を形
    成したことを特徴とする車両のスキーキヤリア等
    のキヤリア支持装置。
JP17112782U 1982-11-12 1982-11-12 車両のスキ−キヤリア等のキヤリア支持装置 Granted JPS5975346U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17112782U JPS5975346U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 車両のスキ−キヤリア等のキヤリア支持装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17112782U JPS5975346U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 車両のスキ−キヤリア等のキヤリア支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5975346U JPS5975346U (ja) 1984-05-22
JPS6221491Y2 true JPS6221491Y2 (ja) 1987-06-01

Family

ID=30373376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17112782U Granted JPS5975346U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 車両のスキ−キヤリア等のキヤリア支持装置

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JP (1) JPS5975346U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924600Y2 (ja) * 1979-12-21 1984-07-20 精興工業株式会社 自動車用荷台

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5975346U (ja) 1984-05-22

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