JPS62211609A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

Info

Publication number
JPS62211609A
JPS62211609A JP5526686A JP5526686A JPS62211609A JP S62211609 A JPS62211609 A JP S62211609A JP 5526686 A JP5526686 A JP 5526686A JP 5526686 A JP5526686 A JP 5526686A JP S62211609 A JPS62211609 A JP S62211609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helicoid
thickness
lens barrel
movable ring
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5526686A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Arai
隆 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5526686A priority Critical patent/JPS62211609A/ja
Priority to US07/022,210 priority patent/US4805991A/en
Publication of JPS62211609A publication Critical patent/JPS62211609A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業分野) 本発明は光学器械例えば撮影装置のレンズ鏡筒や事務機
のレンズ鏡筒に関する。
特に本発明は鏡筒を構成し他の筒部材とヘリコイド結合
するヘリコイド筒に関する。
(従来技術) 従来レンズ鏡筒の構成としてレンズ、レンズ保持枠、固
定筒、中間筒、操作環等を有し操作環の光軸まわり回転
操作によって中間筒を介してレンズ保持枠を光軸平行方
向に移動制御する構成が多く知られている。中間筒の構
成としては操作環の光軸まわり回転力をレンズ保持枠の
光軸平行移動に変換するため内・外周にヘリコイド部を
設けるヘリコイド筒としたものが知られている。レンズ
鏡筒の場合、材料を金属材料例えばアルミニウム(AF
) 、真鍮(Bs)等を採用すると物理的優位性の反面
、重い、切削加工によるコスト高、生産性向上の限界等
の問題点も多くあり、金属材料に代って樹脂材料による
射出成形加工が行なわれている。ヘリコイド筒の好適な
樹脂材料の1つとしてポリカーボネイト、ABS、ポリ
ブチレン・テレフタレート(PBT)、変性ポリフェニ
レンオキサイド、ポリアセタール等が知られており、更
に樹脂的強度を補強する意味でガラスファイバーやカー
ボンファイバーを混入した樹脂材料が用いられている。
前述のガラスファイバー人りポリカーボネイト材料はコ
スト低減、高精度保障機械的強度保障されたベリコイド
筒を得ることができるが、ヘリコイド筒の内・外周面に
ガラスファイバーが露出し、これによってヘリコイド筒
の内・外嵌合筒と摺動・螺合することにより摺動性に今
−歩の向上を要求される場合の問題点が残る。
上記の問題解決の1つとして筒部材を積層構造とするこ
とにより行なうことができる0例えば、特公昭50−2
8464号公報明細書に記載されている様なサンドイッ
チ成形(以下SW成形と称する。)、ヘリコイド筒を成
形する金型の空隙内に先ず、ヘリコイド筒の表面層を形
成するガラスファイバーの混入しない樹脂材料を注入し
1次に芯を形成するガラスファイバー混入樹脂材料を注
入することにより表面層の滑らかな樹脂とし、芯及機械
的強度の大きい樹脂として前述の問題を解決し得たヘリ
コイド筒を得られる。
(発明の解決すべき課題) レンズ等の光学部材を鏡筒内の所定位置に保持し、又合
焦作用、変倍作用等のために光学部材を移動するレンズ
鏡筒構造として例えば第1図の構造を示す。
図において符号1は固定筒を示し、その一端カメラ側に
は不図示のカメラと結合するバヨネットマウントIAを
取り付ける。
2は第1の移動環、4は第2の移動環を示し、それぞれ
に合焦用のレンズL4〜L6、L1〜L3を保持する。
第2移動環4の外周面には第1の移動環2の内径部2a
と嵌合する嵌合部4aと、及び、第2移動環4を移動環
2に固定するための固定手段を有する。前記固定手段は
第2移動環4の外周に突出する複数の突起部4b・4b
−−−−を前記第1移動環2の内径面に設けた係合部2
b・2b−−−−に係合させる。
6は固定筒lに保持されるモータを示し固定筒lに固定
されたヨーク6al争6a2、永久磁石(不図示)等か
らなるステーターと、コイル及び回転軸6b等からなる
ローターから成る。
01〜G7は回転軸6と連結して回転数を増減する歯車
機構を構成する歯車群を示し、該歯車群は固定筒lに固
定した地板8によって軸支されている。
10は固定筒lの定位置で回転する回転リングを示し、
該回転リング10の内径には前記第1移動環2の外周に
形成したヘリコイド部2cと螺合するヘリコイド部10
aを設け、更に回転リング10の外周には軸受ポール1
2を受けるV字形状のポールレース*iobを形成する
軸受ボール12は回転リングlOのポールレース溝10
bにポールスペーサー14によって互いに連続して、又
はスペーサー14によって一定間隔を空けて配置され固
定筒lの内周に嵌め込まれ一端に傾斜面を設けた第1の
ボール受リング16と、固定筒1の内面のネジ部1aと
螺合する第2のボール受リング18によて保持される。
20は!81と第2のポール受リング16・18によっ
て支えられ、その自由端が第1のポール受リング16の
傾斜面に沿って折り曲げられた板状のスペーサーであり
、折曲部20aによってポール12の押圧を調整する。
22は前述歯車機構内に配されたエンコーダー等の位置
検出器である。
前記回転リングlOの外周の一部は小径に成し、該小径
部10cの外周に歯車リング24を固定し、該歯車リン
グ24は前記歯車01〜G7の出力歯車と螺合する。
上記の構成において移動環2と固定筒lの間にはモータ
6と歯車機構01〜G7が収納配置できる様に空間を形
成し、この空間は固定筒と移動環2の間に固定したポー
ル12・12−−−−の軸受構成部材10・16・18
によって保たれている。
Dは移動環2の内周面と小径部壁面2cに固定される絞
りユニット、EMDは絞りユニットDを駆動するモータ
を示し該モータMEDは移動環2の内周面に固定される
(前記本レンズ鏡筒の動作) 本レンズ鏡筒を不図示のカメラに装着し、カメラ側に設
けた合焦制御手段によってモータ駆動回路を作動させモ
ータ6を駆動する。モータ6の回転力は歯車機構01〜
G7を経て回転リング10に伝えられ、回転リングlO
は軸受手段によって定位置回転する0回転リング10の
回転はヘリコイド結合している移動環2に伝えられ、移
動環2には固定筒1から伸びているキ一部材26が移動
環2の外周上の直進キー溝2dに係合しているので移動
環2及び4は光軸0と平行方向に直進しレンズL1〜L
6の移動が行なわれる。
前述第1図に示した鏡筒において移動環2は回転リング
エ0とヘリコイドで螺合しており、更に移動環2の一端
被写体方向側は他の部材、第2移動環4や固定筒l、化
粧リング28から突出し、その突出部2fの外周にはフ
ード・フィルター等の付属品を取り付けるための取付部
2gを設けている・ 第1図のように回転部材lOとヘリコイド結合し、又、
一端が突出している構成の移動環2は外力Fによる衝撃
力を受は易くこの外力によってヘリコイド部2Cを痛め
、移動環2の移動の円滑性を損い合焦レンズL1〜L6
の合焦精度をも狂わすこともある。特に近年レンズ鏡筒
の構成部材の合成樹脂材料の積極的採用の傾向において
前記移動環を樹脂材料で成形加工する場合に上述の問題
点が顕著に生じる。
(課題解決のための手段) 本発明は前述の移動環の樹脂材料によるモールド成形に
あたり、移動環を成形板の金型内のキャビティに樹脂注
入の際に移動環の断面構造において筒部の中心層を機械
強度のあるコア層樹脂材料、表面層を潤滑性のあるスキ
ン層樹脂材料とし、特にヘリコイド部の回転リングと噛
合う歯部の噛合面(歯部の山部の両側傾斜面)のスキン
層とコア層の各樹脂材料の樹脂厚さを異ならせることに
より前述の外力による衝撃力によって起る前述問題を回
避する。
(実施例の説明) 第2図は移動環2の軸方向上部断面図を示し、移動環2
の断面の中心部(ハツチング部)はポリカーボネイトに
ガラス繊維を混ぜて物理的強度の高いコア層樹脂材料と
し、中心部の周囲の白抜き部分はヘリコイド部の螺合円
滑性及び他の部材との接触等を考慮し、表面の潤滑性を
保つためポリカーボネイト、ボリア七タールを使う。
第3図は第2図示の移動環2のサンドイッチ成形のため
の成形装置を示し、第3図の成形装置において、30は
固定プレートで、該固定プレー)30にはスキン層樹脂
材料を射出する第1射出シリンダー32Aとコア層樹脂
材料を射出する第2射出シリンダー32Bと接続するス
プルー30a、30bを有する。34はランナー34a
を有したランナープレートであり、36.38は成形用
空隙を設けた金をを示す。
ランナープレート34から成形用空隙に溶融樹脂を注入
するゲー)34bは第2図の成形品のレンズ保持枠部2
の先端を塞ぐ面の中心2gに設けたディスク・ゲートと
する。
次に第3図示の装置の作動及び成形作用について述べる
会 初めに所定量のスキン材Sを第1射出シリンダー32A
よりスプルー、ランナー、ゲートを経て空隙内に注入す
る。スキン材Sとしてはポリカーボネイト樹脂を用いた
。スキン材Sを所定量注入後、コア材Cを第2射出シリ
ンダーよりゲートAから注入する。コア材Cの注入によ
って先に空隙内に注入されたスキン材Sはコア材Cによ
って空隙の周壁に押し付けられるとともにレンズ保持枠
部2hから壁部2eに押し出される。
第4図a、b、cによって成形作用を詳述する。
第4図における36A、36Bは移動環2のヘリコイド
部2Cを成形するキャビティを成す為の金型部材を示す
前述のようにゲートから注入されたスキン層材χは、キ
ャビティ内をコア層材yに押されて進み、スキン層材χ
は、金型部材36Aのヘリコイド歯部の歯面に沿って、
その表面に押し付けられる。(第4図b) スキン層材χの温度に比べ金型部材の温度はかなり低い
為、金型表面と接したスキン層材は、金型と接する表面
より時間の経過と共に冷却固化しはじめる。冷却固化が
進むと次に粘度が上昇し、最後には固化温度に達し固化
する。
第2図すにおいて、スキン層材χ1.χ2を比較すると
、χ1の位置にあるスキン層材は金型に接していない為
、温度も高く、又、粘度も低い状態にある。これに対し
、スキン材χ2は金型に接している為、前記の理由によ
り粘度が高く金型と接している表面はすでに固化しはじ
めている。
スキン層材−χ1.χ2が前記状態にある為、コア層材
yの進行する為の圧力は、抵抗の少ないχ1側にほとん
どがかかり、χ2側にはほとんどかからない。
従って、4図すの状態から4図Cの状態へ移行する際に
スキン層材χ2はコア層材yの圧力に押され押し伸ばさ
れる事なく4図01の状態のように滞溜し、スキン層が
厚めになる。
これに比し、第4図すのスキン層材χ1は。
前述のごとくコア層材yの圧力を受け、又、粘度も低い
事から第4図Cの状態になると、金型と接する表面以外
のほとんどの樹脂が第4図c3側へ押し流される。この
為、スキン層材C2はかなり薄くなる。
以上説明したような状態が樹脂の流れ過程において連続
してくり返され、その結果外部からの力を受ける2c2
側と、反対側の2cl側とでスキン層の厚さを変える事
が出来た。
(発明の効果) 以上のように本発明によればヘリコイド歯部を有する筒
部材をサンドイッチ成形とし、ヘリコイド歯部の前側ヘ
リコイド斜面と後側ヘリコイド斜面のスキン層樹脂の厚
さを異ならせること、特にヘリコイドに対し衝撃力の加
わる方向のヘリコイド斜面の厚さを薄くし衝撃力をスキ
ン層樹脂でなくコア層樹脂で受けるようにすることによ
りヘリコイド噛部の損傷を防ぎレンズ鏡筒の各部材の動
作の円滑性及び光学的精度を保障することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したレンズ鏡筒の断面図。 第2図は移動環のサンドイッチ成形構造の断面図。 第3図は成形装置の要部断面図。 第4図a、b、cは成形作用の説明図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)手動の操作部材又は駆動源によって光軸まわりに
    回転し光学部材又は鏡筒部材を移動するヘリコイド部を
    有する移動環であって、前記移動環のヘリコイド部を筒
    中心部をコア層樹脂材料、筒中心部の周囲をスキン層樹
    脂材料とするサンドイッチ成形とし、ヘリコイド歯部の
    噛合い部の前側と後側のスキン層の厚さを異ならせたこ
    とを特徴とするレンズ鏡筒。
JP5526686A 1986-03-13 1986-03-13 レンズ鏡筒 Pending JPS62211609A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5526686A JPS62211609A (ja) 1986-03-13 1986-03-13 レンズ鏡筒
US07/022,210 US4805991A (en) 1986-03-13 1987-03-05 Multi-layer resin molded article and method of making the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5526686A JPS62211609A (ja) 1986-03-13 1986-03-13 レンズ鏡筒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62211609A true JPS62211609A (ja) 1987-09-17

Family

ID=12993800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5526686A Pending JPS62211609A (ja) 1986-03-13 1986-03-13 レンズ鏡筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62211609A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043334A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Nidec Copal Corp レンズ駆動装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028464A (ja) * 1973-07-18 1975-03-24
JPS5736652A (ja) * 1980-08-15 1982-02-27 Asahi Dow Ltd Kogakukikibuhin
JPS5751904B2 (ja) * 1975-10-02 1982-11-04

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028464A (ja) * 1973-07-18 1975-03-24
JPS5751904B2 (ja) * 1975-10-02 1982-11-04
JPS5736652A (ja) * 1980-08-15 1982-02-27 Asahi Dow Ltd Kogakukikibuhin

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043334A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Nidec Copal Corp レンズ駆動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5292181B2 (ja) 摺動部材構造及びその製造方法
US4805991A (en) Multi-layer resin molded article and method of making the same
US4917846A (en) Method of manufacturing a plurality of rotational members
JPH063369Y2 (ja) カメラのレンズ駆動装置
JPH0345211Y2 (ja)
JPS62211609A (ja) レンズ鏡筒
JPH0328410Y2 (ja)
JPS62115111A (ja) 鏡筒部材
JPS62131216A (ja) レンズ鏡筒部材
JPH0371253B2 (ja)
JPS62231732A (ja) 樹脂成形回転体
JP3019179B2 (ja) レンズ鏡筒
US4822138A (en) Lens tube unit and method for producing the same
JPS62127215A (ja) レンズ鏡筒ユニツトの製造方法
JPH0727158B2 (ja) 光学機器
JPS62125309A (ja) 鏡筒部材
JPH0325947Y2 (ja)
JPS6120842B2 (ja)
JP3401335B2 (ja) 筒状成形体
JPH0366127B2 (ja)
JPS6285210A (ja) ヘリコイド筒
FR2644252A1 (fr) Bague a came pour barillet d'objectif et procede de fabrication d'une telle bague
JP3435203B2 (ja) レンズ鏡筒のフォーカスレンズ繰出し機構
JPS623910A (ja) レンズ繰り出し用鏡胴の製造方法
JP3139642B2 (ja) 光学機器の駆動装置