JPS62125309A - 鏡筒部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業分野） 本発明は光学器械例えば撮影装置のレンズ鏡筒や・１９
務機のレンズ鏡筒に関する。

特に本発明は鏡筒を構成し他の筒部材とヘリコイド結合
する鏡筒部材に関する。

（従来技術） 従来レンズ鏡筒の構成としてレンズ、レンズ保持枠、固
定筒、中間筒、操作環等を有し操作環の光軸まわり回転
操作によって中間筒を介してレンズ保持枠を光軸平行方
向に移動制御する構成が多く知られている。又、中間筒
の構成としては操作環の光軸まわり回転力をレンズ保持
枠の光軸平行移動に変換するため内番外周にヘリコイド
部を設けるヘリコイド筒としたものが知られている。

レンズ鏡筒の場合、材料を金属材料例えばアルミニウム
（Ａ文）、真鍮（Ｂ　ｓ）等を採用すると強度に優れ１
寸法績度が高い等の物理的優位性の反面、重い、切削加
工によるコスト高、生産性向」−の限界等の問題点も多
くあり、金属材料に代って樹脂材料による射出成形加工
が行なわれている。

ヘリコイド筒の好適な樹脂材料の１つとしてポリカーボ
ネイト、ＡＢＳ、ポリブチレン・テレフタレート・　（
ＰＢＴ）、変性ポリフェニレン、オキサイド等が知られ
ており、更に機械的強度を補強する意味でガラスファイ
バーやカーボンファイバーを混入した樹脂材料が用いら
れている。

前述のガラスファイバー人リポリカーボネイト材料は従
来に比ベコスト低減、高精度保障、機械的強度保障され
たヘリコイド筒を得ることができるが、ヘリコイド筒の
内・外周面にガラスファイバーが露出し、これによって
ヘリコイド筒の内Φ外嵌合筒と摺動・螺合する際摺動性
に今−歩の向上を要求される等の問題点が残る。

上記の問題解決の１つとして筒部材を接層構造とするこ
とにより行なうことができる０例えば、特公昭５０−２
８４６４号公報明細書に記載されている様なサンドイッ
チ成形（以下ＳＷ＠、形と称する。）を用い、ヘリコイ
ド筒を成形する金型の空隙内に先ず、ヘリコイド筒の表
面層を形成するガラスファイバーの混入しない摺動性に
優れた樹脂材料を注入し、次に芯を形成するガラスファ
イバー混入樹脂材料を注入することにより表面層は滑ら
かな樹脂とし、芯に機械的強度の大きい樹脂として前述
の問題を解決し得たヘリコイド筒を得られる。

（本発明が解決すべき問題点） 第１図は本発明に係るヘリコイド筒を用いたレンズ鏡筒
の一例の断面図を示す０図において、符号ｌは固定筒で
あり、後端にバヨネットリング２をビス４にて固定する
。

２ａはバヨネットリング２のバヨネット爪を示す。

６はマウントＴｉ部材を示し、円板部６ａの内径より筒
部６ｂを樹脂成形により一体成形加工する。

ブラント蓋部材６は円板部６ａの外周より後方に突出し
た係合用爪６Ｃを複数個一体重に成形し。

この係合用爪６Ｃを前記バヨネットリング２に設けた係
合用溝又は孔に樹脂の弾性を利用して嵌め込んで固定す
る。

８は移動リングで筒体の内周面にヘリコイド８ａを設け
、外周上にベアリングポール１０の移動するポールレー
ス８ｂを形成したリング状突出部８Ｃを設ける。

１４・１６は前記ポールｌＯを保持し、前記移動リング
８のリング状突出部８Ｃとともに、軸受部を形成するポ
ール保持リングである。

ポール保持リング１４はリングの外周に前記固定筒ｌの
内周に形成した突起１ａと係合する係合溝又は孔を有し
、その内径面にはポール１０を保持する傾面を形成する
。

ポール保持リング１６はその外周に前記固定筒ｌの内周
に形成したネジ部１ｂと螺合するネジ部１６ａと、ポー
ル１０を保持する傾面を設ける。

２点鎖線で示した１８は移動量検出装置の配置位置を示
す、移動リング８と固定筒ｌとの間には前記移動リング
８を回転駆動する超音波モータ２０を配する。

該超音波モータ２０はロータ部とステータ部から成り、
ステータ部は振動体２０ａ、該振動体２０ａに固着した
圧電素子２０ｂ、保持部材２０Ｃ，バネ部材２０ｄから
成り、ロータ部は摩擦部材２０ｅ、前記移動リング８と
の連結部材２０ｇより成り立っている。

２２は本発明に係るヘリコイド筒を示す、該ヘリコイド
筒２２は第２図及び第３図に示すように筒部２２ａ、回
転リング８のヘリコイド８ａと螺合するヘリコイド部２
２ｂ、レンズＬを保持するレンズ保持枠部２２Ｃ１筒部
２２ａとレンズ保持枠部２２ｃを継ぐ壁部２２ｄ、筒部
２２ａのカメラ本体方向に伸びた筒部に設けたキー溝２
２ｅを有するキー突起部２２Ｅ、筒部２２ａから被写体
方向に伸びた筒部であり、光軸０１に対しラジアル方向
に突出しフィルター等の附属品を取付ける取付部２２ｆ
を有する。

第１図に戻って、２４はレンズ群Ｌ１〜Ｌ３を保持する
レンズ保持リングであり、中間筒２２に固定される。

２６は絞りユニット、２８は絞りユニットを駆動するモ
ータで、該絞りユニット及びモータ２８は前記ヘリコイ
ド筒２２に固定されるが、本発明と直接的に関係がない
ので構成０作用の説明を省く。

次に第１図構成のレンズ鏡筒の作用について説明する。

第１図示のレンズ鏡筒をカメラに装着すると、カメラ側
にあるオートフォーカス装置が作動し、超音波モータ２
０を駆動する。該モータ２０のロータ一部２０ｇの回転
により、該ローター２０ｇと連結している回転リング８
が光軸まわりに回転する。回転リング８はヘリコイド筒
２２と螺合しており、該ヘリコイド筒２２のキー溝２２
ｅには固定筒１に固定されたキ一部材３０が係合してい
るので該ヘリコイド筒２２はレンズＬ、〜Ｌ６を保持し
てローター２０ｇの回転によって光軸平行方向に移動し
合焦制御が行なわれる。

前記ヘリコイド筒２２は筒部２２ａの外周にヘリコイド
部２２ｂを設け、前・後に取付部２２ｆ、キー溝２２ｅ
を設け、壁部２２ｄを介してレンズ保持枠部２２ｃと継
っているというように構造的に複雑であり、各部の寸法
精度を要求される。又ヘリコイド筒２２の筒部２２ａは
絞り駆動用モータ２８を収納するために筒の真円度を保
ち物理的強度を要求される。附属品取付部２２ｆは附属
品との結合−離脱の際に機械的力が加わるので摺動性よ
りも強度が要求される。

ヘリコイド部２２ｂは回転リング８との円滑な回転のた
めに表面層は潤滑性を要求され、芯層は強度を要求され
る。

キー溝部２２ｅはキ一部材３０と係合し、回転リング８
と螺合しているため回転リング８の回転による回転作用
を受け、かつキ一部材３０による回転抑制とキ一部材３
０とキー溝２２ｅの摺接作用を受けるので、機械的強度
と摺動性を要求される。

本発明は前述のようにヘリコイド部等のように他の鏡筒
構成部材と係合する係合部を備えるような相−Ｌ側位筒
部材との螺合結合を行ない円筒の真円性と機械的強度を
要求されかつ、螺合面の摺動性を要求され、更にキー溝
部には機械的強度と摺動性を要求される鏡筒部材を提供
する。

特に本発明は前記鏡筒部材を異なった性を歳を有する樹
脂材料で積層構造とすることによりヘリコイド部とキー
溝部の強度と摺動性を確保するものである。

（問題点を解決する手段） 本発明はヘリコイド部及びキー溝部のような他の鏡筒部
材と作用する係合部を備える鏡筒部材をその表面をスキ
ン層樹脂材料で成形し、内側をコア層樹脂材料で成形し
、コア層樹脂材料をスキン層樹脂材料でサンドイッチ状
に構成するとともに、ヘリコイド部と前記保合部の成形
部分の容積を略等しくすることにより良好なサンドイッ
チ構造を得るものである。

（発明の詳細な説明） 第２図・第３図において図に示す鏡筒部材２２は前述の
ヘリコイド部２２ｂ、レンズ保持部２２ｃ、壁部２２ｄ
、キー溝２２ｅ等の他の鏡筒部材と連動又は連結作用を
行なう保合部２２Ｅ、及び附属品取付部２２ｆ等を備え
る。

第４図は本発明の鏡筒部材２２を成形するための成形装
置の要部断面図を示Ｌ７、符号３１．３２はそれぞれ第
１−第２の射出シリンダーユニットを示し、第１射出シ
リンダーユニツトの射出口３１ａからはスキン層を形成
する樹脂材料Ａが射出され、第２射出シリンダーユニツ
トの射出口３２ａからはコア層を形成する樹脂材料が射
出される。

３４は前記ヘリコイド鏡筒２２の中空円筒体の成形品の
ための空隙３４ａを設けた型部材である。該型部材３４
の空隙３４ａはこの空隙内に樹脂を注入して成形１漬を
形成するものであり、実際の形状は鏡筒部材２２を形作
っている。

３６は固定プレートを示し、該固定プレート３６には前
記第１・第２の射出シリンダーユニットの射出口３１ａ
・３２ａと継がるスプルー３６ａ・３６ｂが設けられる
。

３８は型部材３４と固定プレート３６との間に位置した
ランナープレートである。ｘ、　　Ｋ！の線は型部材と
ランナープレート３６との接合面を示し、該接合面Ｘｔ
　　Ｋ１は型部材３４の中空円筒成形体の円筒軸線方向
と垂直の方向に設ける。

ＹＩＹ’ｌはランナープレートと固定プレートの接合面
を示す。

ランナープレート３８には型部材３４の空隙３４ａと平
行方向のランナー３８ａ１　・３８ａ２−一一一一と、
前記接合面Ｘ＋　　Ｋ１と平行で前記うンナー３８ａ１
　　”３８ａ２−−−−−と継がっているスプルー３８
ｂ、・３８　ｂ　２−−−−−が設けられている。

固定プレート３６の前記スプルー３６ａ・３６ｂには前
記接合面ＸＩ　Ｋ＋　と平行でスプルー３６ａ・３６ｂ
と継がっているランナー３６ｃ・３６ｄを設け、ランナ
ー３６ｃ・３６ｄの出口側には前記接合面ｘｔＫ□に対
して垂直方向のランナー３６ｅが設けられている。

この垂直方向ランナー３６ｅは前記ランナープレート３
８の平行方向のランナー３８ｂＩ＋１３８　ｂ　２−−
−−−と継っている。３８ｃはランナーロックを示す。

第５図ａｅｂは前記第４図に示した成形機のランナープ
レートと固定プレート内のランナー３８ａ１５３８ａ２
−−−−−．３８ｂ、＊３８ｂ２−−−−−、ランナー
ロック３８ｃ、及びスプルー３６ａ・３６ｂ、ランナー
３６ｃ＊３６ｄ＊３６ｅ内を流通する樹脂のスプルー及
びランナーのモ面図と剥視図を示す。

第５図Ｃは固定プレートのスプルー及びランナ一部分の
断面図を示す、前記接合面Ｘ！−ズ。

に対して平行なうンナー３６ｃの出口側は垂直方向に立
上ったランナー３６ｆを有し、該ランナー３６ｆは前記
垂直ランナー３６ｅに継っている。

第５図Ｃにおいて、ａはランナー３６ｄの出口と対向す
る壁面の高さを示し、ｂはランナー３６ｄの径口を示す
。

ランナー３６ｃを流れる樹脂Ａはランナー３６ｆで流れ
方向が変えられ、垂直ランナー３６ｅによって垂直方向
に変更されるが、ランナー３６ｆを通って垂直ランナー
３６ｅに入る樹脂はａ≧ｂの寸法条件のためにランナー
３６ｄの方向に流れにくくなる。

ランナー３６ｄを流れる樹脂もａ≧ｂの寸法条件のため
にランナー３６ｄを通る樹脂ランナー３６ｆの方向には
流れにくくなる。

第６図乃至第１２図は本実施例の作動を説明する図を示
す、第６図ａａｂは固定プレート３６・ランナープレー
ト３８・型部材３４に樹脂を未射出の状態を示し、かつ
上記各部材は不図示の型締装置によって固定され、各ラ
ンナーと各スプルー及び型部材の空隙とは接続している
。第１・第２射出シリンダーユニツトｌ・２の射出口３
１ａ＠３２ａはニードル弁３１ｂ・３２ｂによって閉じ
られている。第６図ａの未射出状懲においては第６図す
のランナーには樹脂は入っていない。

次にスキン層樹脂注入工程において第７図ａに示すよう
に第１射出シリンダーユニツト３１内のニードル弁３１
ｂを開くと第１射出シリンダーユニツト内のスキン層樹
脂材料Ａは固定プレートに設けられたスプルー３６ａ−
３６ｂ、ランナー３６ｃｍ３６ｄ及びランナープレート
の各ランナー３８ａｔ〜３８ｃを通って成形用空隙３４
ａ内に射出される。スキン層樹脂材料Ａは射出口３１ａ
・３２ａから出て円錐状のスプルー３６ａ・３６ｂに入
り１次に水モ状ランナー３６ｃに入る。水モ状ランナー
３６ｃに入って来た樹脂Ａは第５図Ｃに示すようにラン
ナー３６ｃの出口側で垂直ランナー３６ｆによって流通
方向が曲げられ、更に垂直ランナー３６ｅによってラン
ナープレート３８の水平方向スプルー３８ａ１〜３８ａ
６に対して垂直方向に曲げられる。スキン層樹脂Ａは一
つのランナー３６ｃから垂直方向ランナー３６ｅを通っ
て各ランナー３８ｂ１〜３８ｂ６．３８ａ１〜３８ａ６
を通り空隙３４ａに射出されるわけであるが、射出シリ
ンダーユニツ）３１から送られる樹脂は水平方向ランナ
ー３６ｃを通ってランナープレートのランナー３８ｂ１
〜３８ｂ６に送られる際、垂直方向ランナー３６ｅを設
けることにより全てのランナー３８ｂ１〜３８ｂ６にほ
ぼ均一な樹脂圧力を加えることができ、その結果第７図
すに示すようにランナープレート３８の円錐状垂直ラン
ナー３８ａ１〜３８ａ６にはそれぞれ等量の樹脂Ａがほ
ぼ等しい圧力によって均等に射出されることになる。

スキン層樹脂材料Ａが所定量成形用空隙内に射出し終る
と第１射出シリンダーユニツトのニードル弁３１ｂを閉
じ、第２射出シリンダーユニット３２のニードル弁３２
ｂを開いてコア層樹脂Ｂを注入する。

このコア層樹脂Ｂの射出工程は第２射出シリンダーユニ
ツト３２のニードル３２ｂを開きコア層樹脂Ｂを射出口
より固定プレート３６のスプルー３６ｂに射出する。ス
プルー３６ｂ、ランナー３６ｄには前工程の樹脂Ａが充
満しているが未だ溶融状態にあるため樹脂Ｂは樹脂Ａを
押圧しつつ、スプルー３６ｂ・３６ｄ、ランナー３８ｂ
１〜３８ｂ６．３８ａ１〜３８ａ６を通ッテ型部材３４
の空隙３４ａ内に入る。空隙３４ａ内に入ったコア層樹
脂Ｂは前工程で注入されたスキン層樹脂Ａを空隙３４ａ
の周壁面に押圧しつつスキン層樹脂Ａの中側に侵入して
行く。

射出口３２ａから射出されたコア層樹脂Ｂはスプルー３
６ｂ、水平ランナー３６ｄを通ってランナープレート３
８のランナー３８ｂ１〜３８ｂ６に注入されるのである
が、ランナー３６ｄを通るコア層樹脂Ｂはランナー３６
ｄの出口側に設けた垂直方向に向いている垂直ランナー
３６ｅに入る際に垂直ランナー３６ｅを形作っているラ
ンナー３６ｄの出口の対向面３６ｇに当たり樹脂の流れ
方向を強制的に変えられ垂直ランナー３６ｅの出■１方
向に向けられる。

このコア層樹脂Ｂが垂直方向ランナー３６ｅによって垂
直方向に向けられることによりコア層樹脂Ｂはランナー
プレート３８の各ランナー３８ｂ、〜３８ｂ６に均一に
分離されつつ注入されることになる。

コア層樹脂Ｂを所定量注入し一定時間所定圧力で保持し
終ると第２射出シリンダーユニツト３２のニードル弁３
２ｂを閉じ適当時間冷却する。

（第９図ａ＊ｂ） 上記第６図ａ＊ｂ乃至第９図ａ−ｂの工程が終ると成形
体を型から取り出す工程に移る。

この成形体取出し工程は第１０図に示すように第４図示
のＸｉ　　Ｋｔの接合面から型部材３４を離し、空隙内
の成形体を不図示の押出し手段によって押し出すことに
より行なわれる。

次に前記接合面Ｙｓ　　Ｙ’□間を分離し、各ランナー
及び各スプルー内のコア層樹脂Ｂを除去する。（第１１
図） 以上の工程によりスキン層樹脂Ａの注入から成形体の取
り出しまでの一連の工程が終了する。

第１２図は前述第４図乃至第１１図の成形製こによって
成形された鏡筒部材の断面図を示し、鏡筒の表面はスキ
ン層樹脂材料で成形し、内側はコア層樹脂材料で成形し
てコア層樹脂材料はスキン層樹脂材料で囲まれて断面的
にはサンドイッチ状に成形されている。

本発明は前記鏡筒部材２２のヘリコイド部容積と機能部
の容積をほぼ等しくすることによりヘリコイド部と機能
部のサンドイッチ成形を良好に行なわしめるものである
。

ヘリコイド部容積とは第２図・第３図に示すように、ヘ
リコイド２２ｂの山又は谷の光軸モ行方向の先端２２ｂ
１から筒部２２ａのキー溝２２ｄ１の垂直延長線までの
長さ２里と、ヘリコイド部の筒肉厚寸法ｔと、ヘリコイ
ドを分割した分′Ｌ４部分の寸法Ｗ、の積立、ｘｔ１ｘ
ｗ、を示す。機能部の容積とは突起部２２Ｅの長さ立２
と、該突起部の肉厚寸法ｔ２と突起部の幅寸法Ｗ２の植
立２×ｔ２ＸＷ２を示す。

ヘリコイド部の容積見、ｘｔ１ｘｗ１と機能部の容積ｉ
２ｘｔ２ｘｗ２を等しくする、つまり前述金型の型部材
の空隙のヘリコイド部と機能部にそれぞれ相当する部分
の空隙を等しくすることにより第２図の点線で示すゲー
トからスキン層及び樹脂材料を注入すると、まず先にゲ
ートより注入されたスキン層樹脂材料は壁部２２ｄの空
隙を経てヘリコイド部容積の空隙内と機能部容積の空隙
内に分かれて注入される。

樹脂注入時の金型の空隙は周壁温度は８０士１０℃に設
定し、樹脂温度は３００±１０℃とすると、スキン層樹
脂材料温度と金型温度の差により金型に接したスキン層
樹脂材料は流動性を失う、スキン層樹脂材料を所定量注
入後コア層樹脂材料をスキン層樹脂材料の中に向けて注
入するわけであるが、スキン層樹脂材料の中に注入した
コア層樹脂材料はスキン層樹脂を空隙の周壁に押し広げ
るようにして空隙の先に進行する。コア層樹脂材料で空
隙の周壁に押し広げられたスキン層樹脂材料は前記温度
差によって急激にその流動性を失いスキン層樹脂材料は
前述ヘリコイド部及び機能部の表面を形作っていく。

ヘリコイド部の容１１交、ｘｔ１ｘｗ、と機能部の容積
ｉ２ｘｔ２ｘｗ２をほぼ等しくすることゲートから注入
されたスキン層樹脂材料は各容積の空隙に等量づつ注入
されるので第１２図に示すようにヘリコイド部と機能部
の表面には等量のスキン層が形成される。

（発明の効果） 本発明に依ればヘリコイド等の螺合及びキー溝等他の鏡
筒構成部材と螺合及び係合する部分を有する鏡筒部材の
スキン層を均一に成形することができるのでヘリコイド
部及び機能部の強度と摺動性を確実に保障することがで
き、本発明に依る鏡筒部材をズームレンズ鏡筒やフォー
カス用レンズの鏡筒に組み込むことによりレンズ移動の
動作性を大きく向上することができる。

特に本発明による鏡筒部材はヘリコイド部及び係合部の
中心をコア層樹脂で成形し、コア層樹脂の周囲をスキン
層樹脂でサンドイッチ状に成形するとともに、ヘリコイ
ド部と係合部の各容積を等しくすることによってヘリコ
イド部及び係合部のスキン層を均一に保ったサンドイッ
チ成形となり、強度と摺動性を保障することができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の適用する鏡筒部材を組み込んだレンズ
鏡筒の要部断面図。 第２図は本発明に係る鏡筒部材の部分断面図。 第３図は第２図示の鏡筒部材の展開図。 第４図、第５図ａ、ｂ、ｃ、第６図ａ、ｂ。 第７図ａ、ｂ、第８図ａ、ｂ１第９図ａ、ｂ。 第１０図及び第１１図は第２図示の鏡筒部材を成形する
説明図。 第１２図は第２図示の鏡筒部材をサンドイッチ成形した
断面図。 ２２−ｍ−鏡筒部材 ２２ａ−−一筒部 ２２ｂ−−一ヘリコイド部 ２２ｃｍ−−レンズ保持部 ２２ｄ−ｍ−壁部 ２２　ｅ−−一午一溝 ２２Ｅ−−一係合部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鏡筒を構成する筒部材の内周又は外周に等分割されたヘ
   リコイド部を設け前記筒部材の外周端部に前記ヘリコイ
   ド部と同軸線上に他の鏡筒構成部材と係合する係合部を
   設け、前記筒部材をコア層とスキン層とから成るサンド
   イッチ成形構造とし、前記ヘリコイド部と係合部の容積
   をほぼ等しくし、前記ヘリコイド部と係合部に均一にス
   キン層が形成されている事を特徴とする鏡筒部材。