JPS623910A - レンズ繰り出し用鏡胴の製造方法 - Google Patents

レンズ繰り出し用鏡胴の製造方法

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JPS623910A
JPS623910A JP14294985A JP14294985A JPS623910A JP S623910 A JPS623910 A JP S623910A JP 14294985 A JP14294985 A JP 14294985A JP 14294985 A JP14294985 A JP 14294985A JP S623910 A JPS623910 A JP S623910A
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cylindrical frame
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Tetsuo Fukushima
哲夫 福島
Katsue Kenmochi
剣持 加津衛
Takao Inoue
孝夫 井上
Shinji Okada
伸二 岡田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レンズ繰り出し用鏡胴の製造方法に関するも
のである。
従来の技術 従来から、ビデオカメラ、スチルカメラ等のレンズ鏡胴
において、固定筒と回転筒を備え、回転筒にフォーカシ
ングレンズを支持させ、この回転筒を回転させることに
より、フォーカシングを行なうレンズ繰り出し機構が知
られている。以下図□面を参照しながら、上述した従来
のレンズ繰り出し機構の構成とその製造方法の一例につ
いて説明する。
第2図は従来のレンズ鏡胴のレンズ繰り出し機構を示す
ものである。第2図において、1は固定筒、薔は複数枚
のフォーカシングレンズ3を支持した回転筒、1aは周
回り方向の多条のネジ溝(オネジ)、2aは周回り方向
の多条のネジ溝(メネジ)、6はレンズスペーサ、7は
レンズ固定リングである。
以上のように構成されたし′ンズ鏡胴について、以下、
その動作について説明する。合焦を行なう際には、回転
筒2を手動で回転させるか、モータで回転駆動させるこ
とにより、軸心方向に往復動をさせてフォーカシングを
行なう。
以イ、従来のレン゛ズ鏡胴の繰り出し機構の製造方法に
ついて説明する。アルミニウムあるいは樹脂の円筒部材
を旋盤あるいは、ヘリコイド旋盤に装着し、回転筒2.
固定筒1それぞれに多条の洋ジ溝の加工を行なう。加工
終了後に回転筒2と固定筒1を組み合わせてラッピング
を行ない最終仕上げを行なう。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、回転筒2゜固定筒
1への多条のネジ溝の加工を行なう際には、双方の凹凸
の正確な形状精度が必要となるため、加工の難易度が高
い、また、ネジ溝の加工後に双方を組み合わせてラッピ
ング加工を行なう必要があり、工数がかかる等の問題を
有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、製作が容易で、精度が出し
易く、工数も低減できるレンズ繰り出し用鏡胴の製造方
法を提供するものである。
問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために、本発明のレンズ繰り出し
用鏡胴の製造方法においては、鏡胴の固定筒表面に樹脂
層を形成する注型金型本体と、進退可能に注型金型本体
に支持された凹部形成用ピンを有する注型金型に、前記
固定筒を同軸に内装]〜、次いで固定筒の表面に凹部形
成用ピンを当接させ、固定筒と注型金型本体との空隙に
樹脂を注入固化して樹脂層を形成し、固定筒表面に球体
を保持するだめの四部を形成することを特徴とする。
作  用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、凹部形成用ピンの精度、鏡胴の固定筒の精度
、および注型装置の精度を確保することにより、固定筒
表面の所定の位置に、容易に精度よく球体を保持するだ
めの四部を設けることが可能と々るものである。その結
果、従来、レンズ繰り出し機構を製作する際に行なって
いた、ヘリコイド旋盤加工、ラッピング加工等の工数の
かかる工程を省略することが可能となる。
実施例 以下本発明の実施例のレンズ繰り出し鏡胴の製造方法に
ついて、図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の実施例におけるレンズ繰り出(7用
鏡胴の固定筒製作用の注型金型10の要部断面図である
。第1図において、8は注型金型本体、6ハ・−−1 9は球体を保持するための凹部形成用ピン、11は四部
を形成するための鋼球、12は凹部形成用ピン9を固定
するための押えバネ、15は凹部形成用ピン9の位置決
めブロック、161凹部形成用ビン9の保持板、17は
前記レンズ繰り出し用鏡胴の固定筒、18は凹部形成の
ための注型樹脂層である。第3図は、前記注型金型10
の斜視図であり、19は凹部形成用ピン9を挿入する穴
部、22は樹脂注入口、23.24は前記樹脂注入口を
形成するブロックである。
第4図は、前記注型金型10で、注型樹脂層18の固化
完了後に、凹部形成用ピン9を取り除いた状態の要部断
面図であり、13は形成された四部である。第6図乃至
第8図は、凹部形成用ピン9の斜視図であり、9aは球
状、9bは円柱状、9cは六角柱状、9dは四角柱状の
四部をそれぞれ形成するピンである。第9図乃至第12
図は、本発明の実施例によって製作され、たレンズ繰り
出し用鏡胴の固定筒17を示し、夫々球状の凹部13a
円柱状の四部13b、六角柱状の四部13C2四6)、
−7 角柱状の凹部13dが形成されている。又第13図は、
本発明の実施例によって製作されたレンズ繰り出し用鏡
胴を用いたレンズ繰り出し機構の要部断面図である。
以」二のように構成されたレンズ繰り出し用鏡胴を製造
するための型装置を用いた、レンズ繰り出し用鏡胴の製
造方法について説明する。
まず第1図、第3図および第4図に示す注型金型本体8
にレンズ繰り出し用鏡胴の固定筒17を挿入、位置決め
する。次に凹部形成用ピン、9の位置決めブロック15
を所定の位置に取り付けて、凹部形成用ピンを前記位置
決めブロック16に挿入する。そして押えバネ12を挿
入し、凹部形成用ピン9の保持板16を取り付ける。こ
こで凹部形成用ピン9の先端に圧入されている鋼球11
はレンズ繰り出し用鏡胴の回転筒30の多条のネジ溝3
1に嵌合する位置に球体33f:保持可能な凹、部13
が形成できるように位置決めされている(第13図参照
)。前記四部13を形成するために、樹脂注入口22か
らエポキシ系樹脂を流し込77、 。
み、常温硬化あるいは加熱硬化を行なう。硬化完了後に
は、前記保持板16.押えバネ12.凹部形成用ピン9
を外す。このときの状態を示したものが第4図であり、
13は、形成された四部を示している。樹脂注入口22
を形成するブロック23.24と凹部形成用ピン位置決
めブロック151d樹脂と密着させたまま固定筒17を
注型金型本体8から外し、最後に樹脂注入口22を有す
るブロック23.24を2分割して固定筒17から外し
、位置決めブロック15も固定筒17から外す。最終的
に得られた、固定筒を第9図乃至第12図に示す。第1
3図は本発明の実施例によって製作されたレンズ繰り出
し機構の要部断面図であるが、製作の際には、固定筒1
7と回転筒30を組み立てる際に、固定筒17の凹部1
3に一個づつ球体33を入れて、回転筒3oのネジ溝3
1に嵌合させる。
以上のようにしてレンズ繰り出し用鏡胴の固定筒17を
製作すると、ピンの位置決めブロック固定筒17等の精
度を高くして加工しておくことにより、容易に鏡胴の精
度を得ることができ、製作方法も容易であり、多条のメ
ネジを有する回転筒と組み合わせて、レンズ繰シ出し機
構を製作することができる。また、レンズ繰り出し機構
を製作時に必要なラッピング加工も不要であるため、工
数の削減も可能である。
なお、実施例の説明において、凹部13を円筒面に形成
するためにエポキシ系樹脂を使用しているが、その他の
熱硬化性樹脂で代替することも可能である。
また、四部13を形成するだめの樹脂材料として、二液
タイプの反応性液状材料(例えば、反応性ナイロン材料
)を使用することにより、以下の効果が得られる。
(1)良好な衝撃強度、耐熱性を有するレンズ繰り出し
機構を製作することができる。
(2)熱硬化性材料では、注入して同化が完了するのに
20分以上要するのに対して、二液タイプの反応性射出
成形用ナイロンは3分程度で固化させることができる。
9へ2・ (3)熱硬化性材料では、注入時の粘度が20oO〜5
000センチポイズであるのに対して、二液タイプの反
応性射出成形用ナイロンは、注入時の粘度が10〜20
センチポイズと低いために、円筒面が広い場合、あるい
は樹脂層を形成するだめの空隙が狭い場合でも良好に、
注入充填固化させることが可能である。
との二液タイプの反応性射出成形用ナイロンは、ε−カ
プロラクタムと各種ポリオール、又はε−カプロラクタ
ムとポリオールの共重合物とε−カプロラクタムを13
0’C〜160’Cでアニオン重合させて高分子量のナ
イロンが3分間程度で得られるものであり、具体的な材
料の商品名としては、宇部興産(株)UX−B 、 U
X−s等を使用することができる。
発明の効果 本発明は上記構成を有することにより、以下の効果が得
られる。
(1)球体の位置の精度を確保しやすいので、容易に鏡
胴の精度を得ることができる。
(2)鏡胴の固定筒の製作を容易に行なうことができる
(3)多条のネジを有する回転筒と組み合わせて、レン
ズ繰り出し機構を容易に得ることができる。
(4)  ラッピングによる仕上げ加工が不要となるた
め、工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるレンズ繰り出し用鏡胴
の固定筒製作用の注型金型の要部断面図、第2図は従来
のレンズ鏡胴のレンズ繰り出し機構の要部断面図、第3
図は第1図の分解斜視図、第4図は本発明の実施例にお
けるレンズ繰り出し用鏡胴の固定筒製作用の注型金型の
、凹部形成用ピンを抜いた状態の要部断面図、第5図、
第6図。 第7図及び第8図は各種の凹部形成用ピンを示す斜視図
、第9図、第10図、第11図及び第12図は本拠明の
実施例によって製作された・各種のレンズ繰り出し用鏡
胴の固定筒を示す斜視図、第13断面図である。 8・・・・・注型金型本体、9・・・凹部形成用ビン、
10・・・・・注型金型、13・・・・・凹部、17・
・・・・固定部、18・・・・・樹脂層、33・・・・
・球体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名8−
−−ラ主Tづフ・tiζ庄 イε−−−1訂片14 第2図□ 第3図 第4図 第6図 9b(9) 第 7 図 9c(’h 第 8 図 Qd(q〕 第9図 第10図 第11図 第12図 13d(yJ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鏡胴の固定筒の表面に樹脂層を形成する注型金型本体と
    、進退可能に注型金型本体に支持された凹部形成用ピン
    を有する注型金型に、前記固定筒を同軸に内装し、次い
    で固定筒の表面に凹部形成用ピンを当接させ、固定筒と
    注型金型本体との空隙に樹脂を注入固化して樹脂層を形
    成し、固定筒表面に球体を保持するための凹部を形成す
    ることを特徴とするレンズ繰り出し用鏡胴の製造方法。
JP14294985A 1985-06-28 1985-06-28 レンズ繰り出し用鏡胴の製造方法 Granted JPS623910A (ja)

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