JPS6220809Y2 - - Google Patents

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JPS6220809Y2
JPS6220809Y2 JP11762682U JP11762682U JPS6220809Y2 JP S6220809 Y2 JPS6220809 Y2 JP S6220809Y2 JP 11762682 U JP11762682 U JP 11762682U JP 11762682 U JP11762682 U JP 11762682U JP S6220809 Y2 JPS6220809 Y2 JP S6220809Y2
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JP
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ferrule
frame
optical fiber
stopper
positioning key
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JP11762682U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光フアイバの接続に用いる光フアイバ
コネクタに関するものである。
一般に光フアイバコネクタは、光フアイバが挿
入固定されている一対のプラグと、これらのプラ
グ同志を嵌合、整列する円筒状のスリーブとから
構成されている。
通常良く用いられる光コネクタの基本構成は、
例えば特開昭54−5449号「光フアイバコネクタ」
および特願昭54−217148号「位置決めキーつき光
フアイバコネクタ」等において示されている。
第1図ないし第4図は従来一般に用いられてい
る光フアイバコネクタの構成を示す図であり、第
1図は光フアイバコネクタの要部の縦断面図、第
2図Aはストツパの縦断面図、第2図Bはストツ
パの先端部の斜視図、第3図はフエルールの斜視
図、第4図はフレームの斜視図である。
第1図において1はプラグ、aは図に示すプラ
グ1と図示しないプラグとを突き合わせてこれら
プラグを整列、固定する円筒状の整列スリーブ部
材である。プラグ1は、第1図ないし第4図に示
すように内部に光フアイバ3が配置固定され、外
周部に2つの切欠溝4,4′を有するつば5を備
えたフエルール2と、このフエルール2を内部に
収容する円筒状のフレーム6と、このフレーム6
の後端部に螺着され、前記つば5の切欠溝4,
4′に嵌合する2つの突起7,7′を有するストツ
パ8と、このストツパ8の内部に形成された段部
8aとフエルール2のつば5との間に介装され、
前記フエルール2を前方へ付勢するばね9と、フ
レーム6の外側に取付けられ、前記整列スリーブ
部材aに螺着される袋ナツト10とから構成され
ている。
この場合フレーム6には、その内面にフエルー
ル2の前方への抜出を防止する環状突部6aが形
成され、その外面に袋ナツト10の内面に形成さ
れた環状突部10aに係合する環状突部6bが形
成されている。
このプラグ1では、突き合わせる光フアイバ間
に間隙の発生や、突合せ端面間に相対的な回転が
生じるのを防ぐ目的でフエルール2をバネ9で対
向するフエルールの方向へ押圧し、かつフエルー
ルの回転止めの機構を設けている。フエルール2
の回転止め、すなわち光フアイバの回転止めは、
フエルール2のつば5に設けられた切欠溝4,
4′にストツパ8の先端部に設けられた突起7,
7′が係合することで達成される。
ところで、上記の構成からなる光フアイバコネ
クタにおいては、ストツパ8の突起7,7′の大
きさや肉厚に制限があるため、これを大きくする
ことができず、フエルール2をフレーム6、バネ
9およびストツパ8を介して完全に浮動状態に支
持することが困難となる。さらに、突起7,7′
の製造工程が複雑となるためストツパが高価とな
り、また組立工程で突起が破損するという重大な
欠点がある。
また、このコネクタにおけるフエルールおよび
光フアイバの突合せ端面の位置設定は、第4図に
示すようにフレーム6の中央のフランジ11につ
けた溝12,12′……のいずれかに接続位置決
めキーリング13の突起14をはめこみ、反対側
に設けた外部との回り止めの突起15のフレーム
6に対する位置を変化させることによつて行つて
いた。このため、溝12,12′……を6〜8個
作る必要があり、製造工程に大きな時間を要して
製造価格が上昇するという欠点を有する。
さらに、フエルールの回り止めの調製位置は溝
12の数により限定されてしまい、微調整するこ
とが不可能なため、希望する突合せ面が得られな
いという欠点があつた。
本考案は上記の事情に貫み、部品の製作、組立
が容易であつて部品が安価に得られ、しかもフエ
ルールの回転止めを確実に行い得ると共にフエル
ールの突き合わせ端面の位置合わせを無調整で行
い得る光フアイバコネクタを提供するもので、フ
レームにフエルール保持用突起と位置決めキーを
設けたことを特徴とするものである。
以下、この考案の実施例を第5図ないし第9図
を参照して説明する。
第5図は本考案による光フアイバコネクタの要
部の構成を示す図である。この第5図の構成で第
1図の構成と異なる点は、第1図のプラグに対応
するプラグ16の構成であり、フレーム17、ス
トツパ18の形状を対応する第1図のフレーム
6、ストツパ8と異ならせ、更に第1図の構成に
ないリング19を設けたことである。
すなわち、プラグ16のフレーム17には、第
6図A,Bに示すようにその内面に互いに対向す
るようにフエルール2の切欠溝4,4′(第3図
参照)に係合する突起20,20′が形成され、
その外面に上記突起20,20′の真上に位置さ
せて整列スリーブ部材aに係合させる位置決めキ
ー21が形成されている。(突起20,20′、位
置決めキー21は、フレーム17の中心軸線に直
交して交わる一直線上に位置している。)なお、
このフレーム17にもフエルール2と係合する環
状突部17aが形成され、袋ナツト10と係合す
るための環状突部17bが形成されている。また
ストツパ18は、第7図A,Bに示すようにその
先端部22が円筒形に形成されている。
このプラグ16を組立てるには、まずフレーム
17内にフエルール2を挿入し、突起20,2
0′を切欠溝4,4′に係合させ、その後段部8a
とつば5との間にばね19を介装してフレーム1
7の後端部にストツパ18を螺着する。そしてフ
レーム17の環状突部17bの後側にリング19
を装着し、更にフレーム17に環状突部17bと
環状突部10aとの間にリング19を位置させた
状態で袋ナツト10を取付ける。この場合リング
19は袋ナツト10の回転を滑らかにするための
ものである。
上記の構成によれば、第1図の構成と同様にフ
エルール2を浮動可能に支持することができ、ス
トツパ18の先端部22を円筒形とすることがで
き、しかもフレーム17の突起20,20′もフ
レーム17に一体形成されるものであるから強じ
んであり、安定したフエルールの浮動構造を実現
することができる。更に組立てに際しては、作業
者の手が突起20,20′に触れる惧れがないた
め事故を起さず良好な歩留りが得られ、組立その
ものが容易となる利点がある。また、上記フレー
ム17は突起および位置決めキーをかねそなえて
おり、形状も簡単である。このため、切削加工よ
りも鋳型やモールド成形等の利用が考えられ、製
作の容易性、寸法精度の均一なものを多量に供給
することができる。さらに、ストツパ18につい
ても、簡易構造となり製作が容易となることは言
うまでもない。
また、このコネクタにおいては、従来例におけ
る接続位置決めキーと同じ役割りをする位置決め
キー21をフレーム17の外面に一体化した構造
で設けている。この位置決めキー21の円周上の
位置は通常のコネクタ接続では任意とされてい
る。第5図の構成では、特に2つの突起20,2
0′と位置決めキー21が一直線上に配置されて
いる。このことは第8図、第9図に示す実施例に
おいて、重要な意味をもつ。
すなわち、第8図に示すようなフエルール23
の端面24が光フアイバ3と共に光軸に直角な面
に対し傾斜角θをもつて仕上げられ、上記フエル
ール同士が整列スリーブa内において、フエルー
ルの傾斜面が互に平行に向い合つて結合する場合
を考える。この時、プラグ27は、第9図に示す
ように傾斜面の中心軸26上に位置決めキー21
がなければならない。この場合、あらかじめフエ
ルール23の端面24を研磨する際、つば5の周
辺端部にある2つの溝4,4′を結ぶ線と、傾斜
面の中心軸を一致させる。研磨後、フエルール2
3をフレーム17内に装着することで、無調整で
位置決めキー21の真下に傾斜面の中心軸を設定
することができるという大きな利点がある。
以上説明したように、この考案によればフレー
ムに位置決めキーとフエルールのつばの切欠溝に
係合する突起とを一体形成したので、ストツパを
円筒管形状とすることができ、組立において部品
の位置決めが行いやすく、かつ常に正常な組立が
行われ、誤つた組立による部品の破損を行うこと
がない。また、部品加工が容易となり、コネクタ
の低コスト化に大きく貢献できる利点がある。ま
た、光フアイバの中心軸に対し傾斜面をもつた光
フアイバの接続に適用する場合、無調整で中心軸
が設定できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は従来の光フアイバコネク
タの構成を示す図であつて、第1図はコネクタの
要部を示す縦断面図、第2図Aはストツパの縦断
面図、第2図Bはストツパの先端部の斜視図、第
3図はフエルールの斜視図、第4図はフレームの
斜視図、第5図ないし第7図A,Bは本考案の一
実施例を示す図であつて、第5図はコネクタの要
部を示す縦断面図、第6図Aはフレームの縦断面
図、第6図Bはフレームの一部を切欠して視た斜
視図、第7図Aはストツパの縦断面図、第7図B
はストツパの先端部の斜視図、第8図A,B、第
9図は本考案の別の実施例を示す図であり、第8
図Aはフエルールの正面図、第8図Bは同フエル
ールの側面図、第9図はコネクタの要部の縦断面
図である。 2,23……フエルール、3……光フアイバ、
4,4′……切欠溝、5……つば、9……ばね、
10……袋ナツト、16,27……プラグ、17
……フレーム、18……ストツパ、20,20′
……突起、21……位置決めキー、a……整列ス
リーブ部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対のプラグと、これらプラグを互いに先端部
    を突き合わせた状態で着脱自在に固定する整列ス
    リーブ部材とを具備してなる光フアイバコネクタ
    であつて、 前記プラグが、外周部に少なくとも2つの切欠
    溝を有するつばを備え、内部に光フアイバが配
    置、固定されるフエルールと、 内周面に前記切欠溝に係合する少なくとも2つ
    の突起を有し、外周面に前記整列スリーブに係合
    する位置決めキーを有する前記フエルールを収容
    する筒状のフレームと、 このフレームの後端部に螺着されるストツパ
    と、 このストツパと前記フエルールのつばとの間に
    介装されたばねと、 前記フレームの外側に取付けられ、前記整列ス
    リーブ部材に螺着自在な袋ナツトとを具備してな
    り、 前記フエルールの先端面が、光フアイバの光軸
    に直角な面に対し傾斜角をもつて仕上げられ、こ
    のフエルールの傾斜面の中心軸上に前記位置決め
    キーが位置するとともに、この位置決めキーと前
    記フレーム内周面の突起とがフレームの中心軸に
    直交して交わる一直線上に位置することを特徴と
    する光フアイバコネクタ。
JP11762682U 1982-08-02 1982-08-02 光フアイバコネクタ Granted JPS5922406U (ja)

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JP11762682U JPS5922406U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 光フアイバコネクタ

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JP11762682U JPS5922406U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 光フアイバコネクタ

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Publication Number Publication Date
JPS5922406U JPS5922406U (ja) 1984-02-10
JPS6220809Y2 true JPS6220809Y2 (ja) 1987-05-27

Family

ID=30270691

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627884B2 (ja) * 1984-07-20 1994-04-13 日本電気株式会社 光コネクタ
JPH052886Y2 (ja) * 1984-11-28 1993-01-25
JPH0443848Y2 (ja) * 1986-06-03 1992-10-16
JPH0812307B2 (ja) * 1987-05-22 1996-02-07 富士通株式会社 光コネクタ
JPH0693050B2 (ja) * 1988-03-16 1994-11-16 日本電信電話株式会社 光コネクタ
JP2507003Y2 (ja) * 1989-07-07 1996-08-14 日本電気株式会社 光コネクタの調心治具

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Publication number Publication date
JPS5922406U (ja) 1984-02-10

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