JP2680884B2 - 光コネクタ - Google Patents
光コネクタInfo
- Publication number
- JP2680884B2 JP2680884B2 JP1048856A JP4885689A JP2680884B2 JP 2680884 B2 JP2680884 B2 JP 2680884B2 JP 1048856 A JP1048856 A JP 1048856A JP 4885689 A JP4885689 A JP 4885689A JP 2680884 B2 JP2680884 B2 JP 2680884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- optical connector
- optical fiber
- optical
- ferrules
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光通信に関し、特に光ファイバを接続する
ための光コネクタに関する。
ための光コネクタに関する。
従来、この種の光コネクタは、フェルール先端面に斜
研磨を施したもの(例えば特公昭59−38707号公報)
や、凸球面に形成されたもの(例えば特公昭62−106419
号公報)があった。
研磨を施したもの(例えば特公昭59−38707号公報)
や、凸球面に形成されたもの(例えば特公昭62−106419
号公報)があった。
上述した従来の光コネクタは、先端面が斜研磨された
フェルールを含む場合、(以下斜研磨コネクタと言
う)、フレネル反射による損失が約0.3dB発生するとい
う欠点があり、一方先端面が凸球面に形成されたフェル
ールを含む場合(以下凸球面研磨コネクタと言う)、ゴ
ミ等の異物がフェルール先端に付着した時に本来の反射
損失を低減するという効果がなくなり易いという欠点が
ある。特に後者の場合、PC結合がそこなわれ、反射が発
生し、そのためにレーザー等の光源に反射光が戻り、発
光を不安定にさせるなどの障害が発生し易いという重大
な欠点がある。
フェルールを含む場合、(以下斜研磨コネクタと言
う)、フレネル反射による損失が約0.3dB発生するとい
う欠点があり、一方先端面が凸球面に形成されたフェル
ールを含む場合(以下凸球面研磨コネクタと言う)、ゴ
ミ等の異物がフェルール先端に付着した時に本来の反射
損失を低減するという効果がなくなり易いという欠点が
ある。特に後者の場合、PC結合がそこなわれ、反射が発
生し、そのためにレーザー等の光源に反射光が戻り、発
光を不安定にさせるなどの障害が発生し易いという重大
な欠点がある。
本発明の光コネクタは、フェルール先端が、フェルー
ル中心軸に垂直な面に対して傾斜した面で形成されてお
り、かつ、光ファイバがその面より数ミクロン突出して
いる構造を有している。
ル中心軸に垂直な面に対して傾斜した面で形成されてお
り、かつ、光ファイバがその面より数ミクロン突出して
いる構造を有している。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の実施例の断面図、第2図(a),
(b)は、第1図に示す光コネクタのフェルールの例を
示し、(a)は断面図、(b)は右側面図である。
(b)は、第1図に示す光コネクタのフェルールの例を
示し、(a)は断面図、(b)は右側面図である。
フェルール3の先端部には傾斜面1が形成されてお
り、またその面中央で光ファイバ4が固定され傾斜面1
から1/100〜10ミクロン突出している。さらにその光フ
ァイバ先端面が互いに接触するように位置決めし、回転
を防止するためのキー溝2が設けられている。光ファイ
バ4の先端面はフェルール傾斜面1と平行になるよう斜
め研磨されている。第1図において、第2図に示すフェ
ルール3を組み込んだ本発明の一実施例は、円筒状アダ
プタハウジング7の左右の開口部には、フェルール3の
キー溝2に嵌合するキー9が設けてある。これにより、
1対のフェルールを接続する際にそれぞれの傾斜面どう
しが光ファイバを突き合わせるように配置固定される。
フェルール3はバネ5により先端方向に押圧される。ば
ねの一端にはツマミ6が配置され、ツマミ6はアダプタ
ハウジング7の外周ネジに嵌合する。
り、またその面中央で光ファイバ4が固定され傾斜面1
から1/100〜10ミクロン突出している。さらにその光フ
ァイバ先端面が互いに接触するように位置決めし、回転
を防止するためのキー溝2が設けられている。光ファイ
バ4の先端面はフェルール傾斜面1と平行になるよう斜
め研磨されている。第1図において、第2図に示すフェ
ルール3を組み込んだ本発明の一実施例は、円筒状アダ
プタハウジング7の左右の開口部には、フェルール3の
キー溝2に嵌合するキー9が設けてある。これにより、
1対のフェルールを接続する際にそれぞれの傾斜面どう
しが光ファイバを突き合わせるように配置固定される。
フェルール3はバネ5により先端方向に押圧される。ば
ねの一端にはツマミ6が配置され、ツマミ6はアダプタ
ハウジング7の外周ネジに嵌合する。
以上説明したように、本発明は先端が傾斜し突き出し
た光ファイバを中心に含むフェルールを有するため、反
射損失が発生しない効果がある。特に、ゴミ等がフェル
ール先端に付着して、フェルール先端面が互いに密着し
なくなっても、従来の凸球面研磨されたフェルールを含
む光コネクタのように、反射光が光源に戻りレーザー等
を不安定にさせるなどの障害が生じないという効果があ
る。
た光ファイバを中心に含むフェルールを有するため、反
射損失が発生しない効果がある。特に、ゴミ等がフェル
ール先端に付着して、フェルール先端面が互いに密着し
なくなっても、従来の凸球面研磨されたフェルールを含
む光コネクタのように、反射光が光源に戻りレーザー等
を不安定にさせるなどの障害が生じないという効果があ
る。
第1図は本発明の実施例の縦断面図、第2図は第1図の
フェルールの構造を示した断面図である。 1……傾斜面、2……キー溝、3……フェルール、4…
…光ファイバ、5……バネ、6……ツマミ、7……アダ
プタハウジング、8……スリーブ、9……キー。
フェルールの構造を示した断面図である。 1……傾斜面、2……キー溝、3……フェルール、4…
…光ファイバ、5……バネ、6……ツマミ、7……アダ
プタハウジング、8……スリーブ、9……キー。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−136346(JP,A) 特開 昭56−161512(JP,A) 特開 昭59−38707(JP,A) 特開 昭61−132911(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】光ファイバが1対のフェルールの中心にそ
れぞれ整列固定され、該光ファイバが相互に同一軸に結
合されるように前記フェルールを整列し、着脱自在に保
持するスリーブを有し、かつ前記1対のフェルールがそ
れぞれ突き合う方向に押圧される手段を有する光コネク
タに於いて、 前記光ファイバ先端面と前記フェルールの先端面がフェ
ルール中心軸に垂直な面に対して傾斜した面で形成され
ているとともにその傾斜面が互いに平行であり、かつ、
光ファイバがその面よりわずかに突出していることを特
徴とする光コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1048856A JP2680884B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1048856A JP2680884B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 光コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02226205A JPH02226205A (ja) | 1990-09-07 |
JP2680884B2 true JP2680884B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=12814913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1048856A Expired - Lifetime JP2680884B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 光コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2680884B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06230244A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-08-19 | Bt & D Technol Ltd | 光コネクタ |
JP3039852B2 (ja) * | 1996-12-16 | 2000-05-08 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバコネクタ |
EP1972973A3 (en) | 2002-07-16 | 2008-10-15 | Tyco Electronics Raychem NV | Device for oriented cleaving of an optical fibre |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5913723B2 (ja) * | 1978-04-13 | 1984-03-31 | 松下電器産業株式会社 | 光ファイバコネクタ |
JPS56161512A (en) * | 1980-05-16 | 1981-12-11 | Toshiba Corp | Optical fiber connector |
JPS5938707A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-02 | Fujitsu Ltd | 光フアイバコネクタ |
JPS61132911A (ja) * | 1984-12-03 | 1986-06-20 | Nec Corp | 光コネクタプラグ |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1048856A patent/JP2680884B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02226205A (ja) | 1990-09-07 |
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