JP2598631Y2 - 光接続用アダプタ - Google Patents

光接続用アダプタ

Info

Publication number
JP2598631Y2
JP2598631Y2 JP1993021875U JP2187593U JP2598631Y2 JP 2598631 Y2 JP2598631 Y2 JP 2598631Y2 JP 1993021875 U JP1993021875 U JP 1993021875U JP 2187593 U JP2187593 U JP 2187593U JP 2598631 Y2 JP2598631 Y2 JP 2598631Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
connection adapter
ferrule
spacer
optical connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993021875U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0678907U (ja
Inventor
雄一 是枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP1993021875U priority Critical patent/JP2598631Y2/ja
Publication of JPH0678907U publication Critical patent/JPH0678907U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2598631Y2 publication Critical patent/JP2598631Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は光接続用アダプタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光コネクタは、図5及び図6に示
すように、光ファイバ11と、この光ファイバ11を付
線したフェルール12と、フェルール12を収容するボ
ディ13と、ボディ13の一端部に装着されたブッシュ
14と、フェルール12とブッシュ14との間に配置さ
れ、フェルール12を相手側フェルールの方へ付勢する
スプリング15とから構成されるものが知られている。
またこの従来の光コネクタ同士を互いに対向させて接続
する場合には、図4に示すように、フェルール12,1
2′を整列させるための割りスリーブ7を備えた光接続
用アダプタ1,1′が用いられる。この際、対向したフ
ェルール12,12′は、それぞれ後方から、即ち対向
側と反対の方からスプリング15,15′の押圧によっ
て対向面側に付勢され、これによりフェルール12,1
2′同士の突合わせが達成される。このように、従来で
は、光コネクタにフェルールを付勢する付勢部材が設け
られているので、光接続用アダプタには、一対のフェル
ール同士を互いに突き合わせる方向に付勢する付勢部材
は必要でなく、備えられていなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来の光
コネクタでは、フェルールを付勢するためのスプリング
をブッシュによってボデイ内に装着する構造であるた
め、光ファイバをフェルールに付線する際には、光ファ
イバにブッシュ及びスプリングを予め挿通しておく必要
がある。従って、光コネクタの組立てに際しては、これ
ら部品が光ファイバに挿通されているか否かを確認しな
がら組立作業をしなければならず、このため作業が煩雑
であり、これら部品を組み込んで光コネクタを完成させ
るのに大幅な作業時間が必要であった。
【0004】それ故に本考案の目的は、光コネクタに付
勢部材等を設けなくとも、一対のフェルールを互いに突
き合わせることが可能な光接続用アダプタを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、フェル
ールを保持する光接続用アダプタにおいて、ハウジング
と、上記フェルールの光軸方向で移動自在に上記ハウジ
ングに備えられたスペーサと、該スペーサに備えられて
上記フェルールを係止する係止部材と、上記スペーサを
上記光軸方向に沿って相手側光コネクタの方へ付勢する
付勢部材とを有することを特徴とする光接続用アダプタ
が得られる。
【0006】
【作用】本考案の光接続用アダプタの場合、光コネクタ
のフェルールは、スペーサに取り付けられた係止部材に
よって係止される。このスペーサは、フェルールの光軸
方向で移動自在なようにハウジングに備えられており、
しかもスペーサは、付勢部材により上記光軸方向に沿っ
て相手側光コネクタの方へ付勢されている。この為、フ
ェルール同士は、スペーサ及び係止部材を介して付勢部
材によって突合わされる。
【0007】このように、本考案の光接続用アダプタ
は、フェルール同士を互いに突合わせる付勢部材を備え
ているので、光コネクタにフェルール同士を突合わせる
為の付勢部材を不要とする。
【0008】
【実施例】図1は本考案の一実施例に係る光接続用アダ
プタを示し、光コネクタの未接続状態を示す縦断面図、
図2は図1に示す光接続用アダプタによる光コネクタの
接続状態を示す縦断面図、図3は図1に示す光接続用ア
ダプタから一方の光コネクタを引き抜いた状態の縦断面
図である。
【0009】図1乃至図3を参照して、本実施例の場
合、第1の光接続用アダプタ1と、第2の光接続用アダ
プタ1′とで対を成しているが、第1の光接続用アダプ
タ1と第2の光接続用アダプタ1′とは、同構成である
ので、第1の光接続用アダプタを中心にして説明する。
【0010】本実施例の光接続用アダプタ1は、ハウジ
ング2と、スペーサ3と、係止部材4と、付勢部材5と
を有している。
【0011】ハウジング2は、略円筒状を呈している。
ハウジング2の相手光コネクタ10′側端部には、切欠
き20が形成されており、反対側端部には、フランジ部
21が形成されている。
【0012】スペーサ3は、ハウジング2内に移動自在
に備えられている。このスペーサ3は略筒状であり、そ
の筒軸は、ハウジング2の筒軸に一致するように成って
いる。また、ハウジング2の筒軸と後述する光コネクタ
10のフェルール12の光軸方向とは一致するように成
っており、従って、スペーサ3は、フェルール12の光
軸方向で移動するように成っている。スペーサ3の相手
光コネクタ10′側端部には、フランジ部30が形成さ
れている。スペーサ3のフランジ部30の外径は、ハウ
ジング2の切欠き20及びフランジ部21を除いた部分
の内径よりも僅かに小さく、フランジ部30以外のスペ
ーサ3の外径は、ハウジング2のフランジ部21におけ
る内径よりも僅かに小さく成っている。これにより、上
述のようにスペーサ3は、ハウジング2内で移動自在と
成っている。また、スペーサ3は、大径孔31及び小径
孔32を有し、これらの中心軸は、ハウジング2の筒軸
に一致するように成っている。
【0013】係止部材4は、スペーサ3の大径孔31内
に備えられ、フェルール12を係止する。この係止部材
4は、略筒状であり、その側面に係止片40を有してい
る。
【0014】付勢部材5としてコイルスプリングが用い
られている。このコイルスプリング5は、スペーサ3の
ハウジング2内に挿入されている部分の外周面に装着さ
れ、その一端はハウジング2のフランジ部21に当接
し、他端はスペーサ3のフランジ部30に当接してい
る。これにより、コイルスプリング5は、スペーサ3を
フェルール12の光軸方向に沿って相手側光コネクタ1
0′の方へ付勢する。
【0015】ハウジング2内には、スリーブホルダ6が
配置されている。スリーブホルダ6は略筒状を呈し、そ
の相手光コネクタ10′側端には、フランジ部60が形
成され、このフランジ部60は、ハウジング2の切欠き
20内に嵌入している。このスリーブホルダ6は、大径
孔61及び小径孔62を有し、これらの中心軸は、ハウ
ジング2の筒軸に一致するように成っている。
【0016】割りスリーブ7は、筒状であり、その片側
半分(図面上右側部分)は、第1の光接続用アダプタ1
に備えられたスリーブホルダ6の大径孔61に嵌入され
ている。割りスリーブ7の残り半分(図面上左側部分)
は、第2の光接続用アダプタ1′に備えられたスリーブ
ホルダ6′の大径孔61′に嵌入されている。これによ
り、割りスリーブ7は、対のフェルール12,12′を
整列させると共に、一組の光接続用アダプタ1,1′も
フェルール12,12′の光軸方向で整列させる。
【0017】次に、図1乃至図3を用いて本実施例の光
接続用アダプタに適用される光コネクタについて説明す
る。尚、光コネクタは、第1の光コネクタ10と第2の
光コネクタ10′とがあるが、これらは同構成であるの
で、第1の光コネクタ10を中心にして説明する。
【0018】光コネクタ10は、光ファイバ11と、フ
ェルール12とから成る。光ファイバ11は、フェルー
ル12に付線されている。フェルール12は、突合せ部
120、フランジ部121、及び付線部122を有して
いる。これら光ファイバ11とフェルール12とで光コ
ンタクトが構成される。即ち、本考案に係る光接続用ア
ダプタに適用される光コネクタ10は、光コンタクトの
みから成る。図5及び図6に示される従来の光接続用ア
ダプタに適合した光コネクタに比べ、ボディ13、ブッ
シュ14、及びコイルスプリング15が省略される。従
って、従来のように、ブッシュ14及びコイルスプリン
グ15を光ファイバ11に予め挿通して置く手間が省け
る。
【0019】図1及び図2に示すように、光コネクタ1
0のフェルール12を光接続用アダプタ1のスペーサ3
に挿通すると、フェルール12は、そのフランジ部12
1で係止部材4の係止片40を押し広げ、更に奥に挿通
すると、フェルール12のフランジ部121が係止部材
4の係止片40によって係止される。この係止されたフ
ェルール12は、スペーサ3及び係止部材4を介して付
勢部材5により押圧され、相手側光コネクタ10′の方
へ付勢される。この結果、図2に示すように、フェルー
ル12の突合せ部120は、相手側のフェルール12′
の突合せ部120′に突き合わされ、一組の光コネクタ
10,10′が接続される。
【0020】光コネクタ10を光接続用アダプタ1から
引き抜く際は、図3に示すように、筒状の引抜工具16
をスペーサ3に挿通し、この引抜工具16で係止部材4
の係止片40を押し広げ、フェルール12と係止部材4
との係合を解き、そして、引抜工具16の先端部内にフ
ェルール12のフランジ部121を嵌入させる。その
後、光コネクタ10を引抜工具16を共に引き抜けば良
い。
【0021】本実施例の光接続用アダプタの場合、上述
のように、第1の光接続用アダプタ1と第2の光接続用
アダプタ1′とで対を成しているが、必ずしもこの様に
構成する必要はなく、第1の光接続用アダプタ1と第2
の光接続用アダプタ1′とを一体的に構成したようなも
のでも構わない。
【0022】
【考案の効果】本考案の光接続用アダプタは、フェルー
ル同士を突合せる付勢部材が備えられているので、光コ
ネクタにフェルールを付勢するための付勢部材、並びに
付勢部材を収納するためのボディ及びブッシュを不要と
することができる。このように、光コネクタの構成を簡
素化することができるので、光コネクタの製造時間を大
幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例に係る光接続用アダプ
タを示し、光コネクタの未接続状態を示す縦断面図であ
る。
【図2】図2は図1に示す光接続用アダプタによる光コ
ネクタの接続状態を示す縦断面図である。
【図3】図3は図1に示す光接続用アダプタから一方の
光コネクタを引き抜いた状態の縦断面図である。
【図4】図4は従来の光接続用アダプタによる光コネク
タの接続状態を示す縦断面図である。
【図5】図5は従来の光接続用アダプタに適合した光コ
ネクタの縦断面図である。
【図6】図6は図5に示す光コネクタの分解縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 光接続用アダプタ 2 ハウジング 3 スペーサ 4 係止部材 5 付勢部材 10 光コネクタ 12 フェルール

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェルールを保持する光接続用アダプタ
    において、ハウジングと、上記フェルールの光軸方向で
    移動自在に上記ハウジングに備えられたスペーサと、該
    スペーサに備えられて上記フェルールを係止する係止部
    材と、上記スペーサを上記光軸方向に沿って相手側光コ
    ネクタの方へ付勢する付勢部材とを有することを特徴と
    する光接続用アダプタ。
JP1993021875U 1993-04-26 1993-04-26 光接続用アダプタ Expired - Fee Related JP2598631Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993021875U JP2598631Y2 (ja) 1993-04-26 1993-04-26 光接続用アダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993021875U JP2598631Y2 (ja) 1993-04-26 1993-04-26 光接続用アダプタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0678907U JPH0678907U (ja) 1994-11-04
JP2598631Y2 true JP2598631Y2 (ja) 1999-08-16

Family

ID=12067305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993021875U Expired - Fee Related JP2598631Y2 (ja) 1993-04-26 1993-04-26 光接続用アダプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2598631Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0678907U (ja) 1994-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4090778A (en) Terminating optical fibers and optical fiber connector
JPH0355929Y2 (ja)
JP2005091379A (ja) 光ファイバ用コネクタ
US9304263B2 (en) Fiber optic connector assembly
JP2006195355A (ja) 現場組立光コネクタの光ファイバ固定機構
JP2003185881A (ja) フェルール
JPS6341811A (ja) 光コネクタ位置決め構造
JP2009199097A (ja) 光コネクタアダプタ及び光コネクタ
JP2598631Y2 (ja) 光接続用アダプタ
JP3686758B2 (ja) 光コネクタ
US7416348B2 (en) Optical connector excellent in assemblability and dimensional accuracy
JPH11160579A (ja) 光コネクタ
JP3683368B2 (ja) 光コネクタ
JP2516980Y2 (ja) バヨネット形光コネクタ
JP2006208732A (ja) 光コネクタ
JPH068568Y2 (ja) 光フアイバのアダプタ
JP2594643Y2 (ja) 光コネクタ
JP3671371B2 (ja) 中継光コネクタ
JPH0723304U (ja) 光コネクタ
JPH095572A (ja) 光コネクタ
JPS6438608U (ja)
JPH0647910U (ja) 光コネクタプラグ
JP2003344704A (ja) 光コネクタおよび光コネクタの組立方法
JPS59111119A (ja) バイオネツトロツク式光フアイバコネクタ
JP4053682B2 (ja) 光接合用スリーブの保持構造及び光コネクタアダプタ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990512

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees