JPH11160579A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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Publication number
JPH11160579A
JPH11160579A JP32935097A JP32935097A JPH11160579A JP H11160579 A JPH11160579 A JP H11160579A JP 32935097 A JP32935097 A JP 32935097A JP 32935097 A JP32935097 A JP 32935097A JP H11160579 A JPH11160579 A JP H11160579A
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JP
Japan
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ferrule
optical fiber
connection mechanism
rear end
optical
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Withdrawn
Application number
JP32935097A
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English (en)
Inventor
Masahiro Hasegawa
雅弘 長谷川
Yasuhiro Tamaki
康博 玉木
Toru Arikawa
徹 有川
Kazuhiro Takizawa
和宏 瀧澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続現場において、短時間で簡便に組み立て
ることができ、しかも、光ファイバ同士を接続する接続
機構の変形や破損を防止でき、高い信頼性が長期に亘っ
て得られる光コネクタの開発が求められていた。 【解決手段】 フェルール24に予め内装固定した光フ
ァイバ22と、別の光ファイバ22aとを、フェルール
24の後側に配置した二つ割り構造の接続機構25にて
突き合わせ接続するようになっている。前記接続機構2
5にて光ファイバ22、22aを挟み込む本体部41と
蓋体45の後端に形成した後端支持部50a、50b
を、この接続機構25を収納するストップリング27に
開口した細長形状のガイド穴61内に収納し、開放部材
48の差し込み力をフェルール24側と後端支持部50
a、50bとに分散して支持する光コネクタ20を提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバ同士
を接続する際に用いられる光コネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、光ファイバのコネクタ成端
を、工場以外の接続現場にて行う現場付けの各種の光コ
ネクタが提案されており、これに応じて現場付けの、例
えば、JIS C 5973に制定されるSC形光コネ
クタも種々のタイプが考えられてきている。ここで、現
場付け光コネクタとは、予め先端研磨済みのフェルール
に光ファイバを挿通固定することにより、フェルールへ
の光ファイバの接続後のコネクタ研磨作業を省略する方
式の光コネクタである。なお、この種の現場付け用以外
の光コネクタと光ファイバとの接続作業は、予めゴムブ
ーツ等の全てのコネクタハウジング部品の中に光ファイ
バを挿通した状態としておき、光ファイバの先端をSC
フェルールに接続した後にコネクタ先端を研磨して、コ
ネクタ全体を組み上げる工程であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、工場以
外の接続現場にフェルールの先端を研磨する研磨機器類
を準備したりあるいは作業環境が良好でない場所にて研
磨組立作業を実施することは、作業コストや作業効率上
好ましくないという問題があった。
【0004】前記問題に鑑みて、本出願人は、例えば、
特願平9−217879号等の光コネクタを既に出願し
ている。この種光コネクタでは、フェルールの後端部に
取り付けた筒状のストップリング内に、メカニカルスプ
ライスと似た構成の接続機構を収納し、フェルール側に
予め内装固定した光ファイバと、別の光ファイバとを前
記接続機構にて位置決め調心して突き合わせ接続するよ
うになっている。前記接続機構は、開閉可能な二つ割り
構造のプラスチック製の素子の間に光ファイバを挟み込
むことで、素子の分割面に形成した調心溝等の調心機構
によって光ファイバを精密に位置決め調心するようにな
っている。素子は、ストップリングの側部に開口した挿
入穴から挿入した楔等の開放部材を圧入することで開放
され、開放部材を引き抜くとバネ等の付勢手段の付勢力
によって閉じた状態が維持されるようになっている。と
ころで、この光コネクタでは、ストップリング内では素
子の開閉に鑑みて若干のクリアランスを以て接続機構を
収納しているため、前記クリアランスの範囲で接続機構
の変位が許容されている。接続機構は、二つ割りの素子
の一方がフェルール後端部に固定支持され、この一方の
素子に対して他方の素子が変位して所定位置にて開閉さ
れるようになっているため、素子を開放するべく開放部
材を素子に圧入すると、フェルール後端部にて固定され
た素子の端部に曲げ力が集中的に作用することになり、
素子が変形したり、場合によっては折れることが懸念さ
れる。素子が変形すると、光ファイバを傷めて目的の光
伝送性能が得られなくたり、接続機構における光ファイ
バ同士の接続精度が低下して目的の接続損失が得られな
くなるといった不都合を生じる。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、接続現場において、短時間で簡便に組み立てるこ
とができ、しかも、接続機構の開閉をスムーズに行うこ
とができ、開閉時に接続機構に作用する曲げ等の応力を
軽減して変形や破損を防止でき、高い信頼性が長期に亘
って得られる光コネクタを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光コネクタは、光ファイバを突き合わせ接
続可能に成端する光コネクタであって、光ファイバが内
装固定され先端研磨が施されてなるフェルールと、前記
フェルールを突き合わせ接続方向前方へ付勢する付勢手
段と、前記フェルールの後端側に配置されて前記光ファ
イバのフェルール後端から突出した部分と別の光ファイ
バとを位置決め調心して突き合わせ接続し、クランプす
ることで接続状態を維持する接続機構と、前記フェルー
ル後端側にて前記接続機構を収納する筒状のストップリ
ングとを具備してなり、前記接続機構は、前記フェルー
ルの後側に配置された半割り状の本体部と、突き合わせ
接続する光ファイバの対を前記本体部との間に挟み込む
蓋体と、前記本体部と前記蓋体との間にて接続する両光
ファイバを突き合わせ可能に位置決め調心する調心機構
と、前記本体部と前記蓋体とに光ファイバをクランプす
るためのクランプ力を付与するクランプ力付与手段と、
該クランプ力付与手段の付勢力に抗して前記本体部と前
記蓋体との間を押し開く開放部材が差し込まれる差込口
とを備え、前記差込口が光ファイバ調心軸線方向側方に
向けて開口されてなり、前記ストップリングは、前記差
込口と連通させて開口され前記開放部材が差し込まれる
開放部材差込穴と、前記フェルールから離間した後端部
に開口されたガイド穴とを備え、前記ガイド穴は、前記
接続機構への前記開放部材の挿入方向に対して垂直に延
在する細長形状であり、前記接続機構は、前記本体部お
よび蓋体の前記フェルールから離間された端部にそれぞ
れ形成した後端支持部を前記ガイド穴内へ挿入して該ガ
イド穴の長手方向への変位を許容し、該接続機構に前記
開放部材を差し込んだ時の押圧力が、前記フェルール後
端部近傍にて支持された先端部と、前記後端支持部とを
介して分散支持されるようになっていることを特徴とし
ている。
【0007】この光コネクタでは、開放部材から接続機
構に作用した押圧力が、接続機構の先端部と、前記後端
支持部とを介して分散支持されるので、曲げ等の応力が
接続機構の局所的に集中することが防止され、接続機構
の破損や変形等を防止できる。フェルール近傍に配置さ
れた接続機構の先端部は、フェルールあるいはフェルー
ルの周囲の部材(後述の発明の実施の形態記載のフェル
ールホールド29など)等によって、開放部材の挿抜方
向に沿った方向へは変位しないように支持される(但
し、開放部材の挿抜方向に垂直の方向には、本体部と蓋
体との開閉に鑑みて変位を許容する)。一方、この先端
部とは対向する後端部から突設された後端支持部は、ガ
イド穴に挿入することで、ガイド穴の長手方向には変位
が許容されているが、ガイド穴の長手方向に垂直の方
向、すなわち、開放部材の挿入方向に沿った方向へは変
位しない。このため、開放部材から接続機構に作用した
押圧力は、接続機構の先端部と、前記後端支持部とを介
して2点支持されることになり、従来構成の光コネクタ
が接続機構の一部にのみ曲げ力の応力が集中して素子に
変形を生じるのに対し、本発明の光コネクタでは素子の
曲げ耐力が格段に向上し、調心機構の調心精度や、光フ
ァイバの光伝送性能を良好に維持することができるので
ある。なお、開放部材を接続機構から引き抜く際には、
差し込み時とは丁度逆方向の力が接続機構に作用するこ
とになるため、開放部材の引き抜き方向についても、差
し込み時と同様に、接続機構が2点支持される構成を採
用することがより好ましい。
【0008】接続機構に開放部材を挿入して本体部と蓋
体との間を開放する時には、開放部材から作用する押圧
力が開閉すると、前記本体部および前記蓋体のそれぞれ
から突出され前記ガイド穴に挿入された後端支持部がこ
のガイド穴にガイドされつつ、細長形状のガイド穴の長
手方向に沿って相対変位する。したがって、開放部材の
挿抜に伴う本体部および蓋体の一方あるいは両方の移動
は、ガイド穴の長手方向、すなわち開放部材の接続機構
に対する挿抜方向に垂直の方向に安定になされる。な
お、本発明の光コネクタの接続機構では、開放部材の挿
入方向に沿った方向への本体部および蓋体の変位を規制
することが重要であり、開放部材の挿入方向に垂直の方
向(開閉方向)へは、本体部および蓋体のいずれか一方
のみが変位する構成、両方が変位する構成のいずれも採
用可能である。フェルール側の光ファイバの光伝送特性
を安定に維持する観点からは、本体部および蓋体のいず
れか一方のみが変位する構成を採用することが好まし
く、これにより、接続機構の開閉時にフェルール側の光
ファイバが変位せず、常に定位置に安定に支持されるこ
とになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光コネクタの実施
の形態を、図を参照して説明する。図1〜図3におい
て、符号20は、本実施の形態の光コネクタである。図
に示すように、光コネクタ20は、ハウジング21と、
光ファイバ22(単心光ファイバ)が内装固定され先端
面23に研磨が施されてなるフェルール24と、該フェ
ルール24の研磨された先端面23に対向する後端側
(図2右側)に配置されて内部で突き合わせ接続した光
ファイバ22、22a同士をクランプすることで接続状
態を維持する接続機構25と、この接続機構25の外周
側に取付られたストップリング27とを具備して構成さ
れている。光コネクタ20内では、フェルール24、接
続機構25、ストップリング27が図2に示す順で直列
に配列されて組み込まれている。
【0010】フェルール24はジルコニア、アルミナ、
セラミック、ガラス等の硬質材から円柱状に形成され、
その中心軸線上に光ファイバ22が内装固定されてい
る。図4にも示すように、フェルール24には、フェル
ールホールド29が固定されている。フェルールホール
ド29は、金属等の十分な剛性を有する材料からなり、
フェルール24の外周面に固着されるリング部30と、
該リング部30から後方に突出する筒部31とを備えて
いる。リング部30には位置決めキー30aが形成され
ており、後述する光コネクタアダプタ1に形成されたキ
ー溝5に係合するようになっている。
【0011】図2に示すように、フェルールホールド2
9の筒部31には、その外周に、コイルバネ等からなる
付勢手段13が設けられており、この付勢手段13は、
その一端部がフェルールホールド29のリング部30に
係止され、他端部がハウジング21の後端近傍における
内周側に形成された環状係止片21aに係止されてい
る。また、フェルールホールド29の筒部31には、そ
の後端近傍に周方向へ沿って環状溝部11が形成されて
おり、この環状溝部11には、係止リング12が嵌め込
まれて取り付けられている。そして、この係止リング1
2がハウジング21の環状係止片21aに係合すること
により、フェルールホールド29からハウジング21が
抜け落ちないようになっている。
【0012】また、図1に示すように、ハウジング21
には、周方向の一箇所に、軸方向へ沿って挿通切り込み
部14aが形成されており、この挿通切り込み部14a
の奥部(図1中右奥側)には、周方向へ向かって形成さ
れた係止切り込み部14bが形成されている。そして、
これら挿通切り込み部14aと係止切り込み部14bと
からなるL字型の切り込みが係止部(係止手段)15と
されている。
【0013】ここで、この光コネクタ20は、他の光コ
ネクタ20と、図1に示す光コネクタアダプタ1を介し
て接続されるようになっている。この光コネクタアダプ
タ1は、両端にそれぞれ光コネクタ20が接続される円
筒状に形成されたもので、その中間部には、各種機器等
に固定されるネジ止め用の孔部2が形成された固定片3
が形成されている。この光コネクタアダプタ1は、固定
片3を挟んだ両側が光コネクタ20との接続筒部4とさ
れており、それぞれ周方向の一箇所に軸方向へ沿ってキ
ー溝5が形成されている。また、これら接続筒部4に
は、その周方向の一箇所に係止突起(係止手段)6が形
成されており、ハウジング21に形成された係止部15
に係止するようになっている。
【0014】そして、この光コネクタアダプタ1によっ
て光コネクタ20同士を接続する場合は、光コネクタア
ダプタ1の各接続筒部4に、それぞれの光コネクタ21
をそのフェルール24を挿入させながら、外周側へハウ
ジング21を装着する。ただし、このときフェルール2
4に取り付けられたフェルールホールド29のリング部
30に形成された位置決めキー30aを、接続筒部4に
形成されたキー溝5へ挿通させ、さらに、接続筒部4に
形成された係止突起6を、ハウジング21に形成された
係止部15の挿通切り込み部14aへ挿通させるように
する。
【0015】このようにすると、光コネクタ21のフェ
ルール24の端面23同士が互いに当接される位置に
て、フェルール24の挿入が禁止される。そして、この
時点からさらに、ハウジング21を付勢手段13の付勢
力に抗して接続方向へ移動させ、係止突起6の位置が挿
通切り込み部14aの奥部に達したら、ハウジング21
を周方向(係止切り込み部14bの形成方向と逆方向)
へ僅かに回動させ、係止突起6を係止部15の係止切り
込み部14bに位置させて手を離す。
【0016】このようにすると、ハウジング21が付勢
手段13の付勢力によって後方側へ付勢され、係止突起
6が係止切り込み部14bに確実に係止されてハウジン
グ21が確実に接続筒部4に装着される。また、これに
より、フェルール24は、光コネクタアダプタ1内に設
けられた位置決めスリーブによって位置決めされるとと
もに、付勢手段13の付勢力によって前方へ付勢される
こととなり、互いに接続する光コネクタ20のフェルー
ル24の先端面23同士が確実に当接されて、フェルー
ル24に内装固定した光ファイバ22同士の突き合わせ
力が確保され、目的の低接続損失を以て光接続される。
【0017】次に、接続機構25について説明する。図
2に示すように、フェルールホールド29の後端部に
は、筒部31よりも小径の連結筒部32が形成されてお
り、この連結筒部32には、前記接続機構25が連結さ
れている。図4に示すように、接続機構25は、断面半
円形の半割りロッド状に形成された本体部41と、フェ
ルール24の中心軸線の延長線近傍に位置する本体部4
1の上面43上に配置される蓋体44、45と、これら
本体部41および蓋体44、45の外周側に取り付けら
れるクランプ力付与手段46(C形バネ)とから構成さ
れている。この接続機構25を構成する本体部41に
は、その先端部側(フェルール24側)に、前記フェル
ールホールド29の連結筒部32が嵌合される連結リン
グ部41aが形成されている。即ち、この本体部41の
連結リング部41aとフェルールホールド29の連結筒
部32とを嵌合させることにより、フェルールホールド
29と本体部41とが連結されている。なお、符号41
bは、連結リング部41aと連結筒部32とを連結した
状態に固定する固定リングである。
【0018】なお、フェルールホールド29および接続
機構25を構成する本体部41は十分な剛性を有する素
材であれば、金属や硬質樹脂等で一体的に形成すること
も可能である。また、フェルールホールド29と本体部
41とを異なる材料から構成する場合、本体部41を高
い成形精度の得られる材料で形成することが好ましく、
これにより、調心溝を利用した調心機構を適用した場合
の調心精度を向上することができる。また、フェルール
ホールド29と本体部41とを同一材料にて一体成形し
ても良い。クランプ力付与手段としては、C形バネに限
定されず、例えばコ字状バネ等の各種構成の採用が可能
である。
【0019】図2に示すように、フェルール24に取り
付けられたフェルールホールド29と接続機構25を構
成する本体部41との連結箇所には、補強リング65を
装着している。この補強リング65は、前記ストップリ
ング27の先端部が嵌合可能な円筒状に形成されたもの
で、その一端側には、フェルールホールド29が嵌合さ
れて固定される嵌合孔部66が形成されている。つま
り、この補強リング65の嵌合孔部66にフェルールホ
ールド29の後端部を嵌合させて固定させた状態にて、
ストップリング27の先端部を嵌合させることにより、
フェルールホールド29とストップリング27とが、こ
の補強リング65によって連結固定され、これにより、
フェルールホールド29と接続機構25を構成する本体
部41との連結箇所が補強されるようになっている。
【0020】図4に示すように、本体部41と蓋体4
4、45とは、フェルール24側の光ファイバ22と、
接続機構25に後方から差し込まれる別の光ファイバ2
2a(単心光ファイバコード)とをフェルール24の中
心軸線と一致する調心軸線上で位置決め調心して挟み込
む半割りロッド状の素子部50を構成している(光ファ
イバ22、22aを挟み込んだ状態を図2に示す)。蓋
体44、45は、素子部50の調心軸線に沿って直列に
配列されている。また、この素子部50は、クランプ力
付与手段46の付勢力に抗して本体部41と蓋体44、
45との間を押し開く開放部材48が差し込まれる差込
口49を備えている。図4において、この差込口49
は、本体部41側部に開口する溝状の凹部56である
が、これに限定されず、例えば、蓋体44、45側部に
開口する溝等も採用可能である。開放部材48は、例え
ば図1に示すような楔等の部品である。
【0021】蓋体44、45の内、フェルール24寄り
に配置される蓋体44は、突き合わせ接続する光ファイ
バ22、22aの対を本体部41との間に挟み込んだ時
に、両光ファイバ22、22aを突き合わせ可能に位置
決め調心する調心機構47(蓋体44に形成されたU
溝)を形成している。蓋体44、45は、硬質樹脂等で
形成する。特に、調心機構47を構成する蓋体44は、
高い成形精度の得られる材料で形成することが好まし
く、これにより、調心溝を利用した調心機構47を適用
した場合の調心精度を向上することができる。
【0022】図4および図5に示すように、調心機構4
7は、フェルールホールド29に近い側の蓋体44の本
体部上面43と対向する対向面51に刻設されたU溝で
あり、本体部上面43の前部との間に挟み込んだ光ファ
イバ22、22aを精密に位置決め調心する。本体部上
面43の光ファイバ22、22aが当接される領域43
a(以下、「当接領域」)は、特に高い平面度で平坦に
形成されている。なお、調心機構47としては、U溝以
外の例えばV溝等の調心溝や、マイクロキャピラリや、
3本の精密ロッドや精密ボールで光ファイバ22、22
aを坦持する構造等の、各種構成の適用が可能である。
【0023】図5に示すように、蓋体44の後側に配置
される蓋体45の対向面52には、蓋体44の調心機構
47を構成するU溝と連続するU溝45aが形成されて
いる。図4に示すように、このU溝45aは、該U溝4
5aと対向して本体部41の上面43上に形成された角
溝54との間に光ファイバ22aの被覆部を挟み込む
(光ファイバ22aを挟み込んだ状態を図2に示す)。
U溝45aと角溝54との間の調心精度は、調心機構4
7であるU溝と当接領域43aとの間より低くなってい
る。この素子部50では、後端部(図2中右側)に開口
したテーパ穴50cから差し込まれた光ファイバ22a
を、U溝45aと角溝54との間を経由して調心機構4
7に誘い込むようになっている。テーパ穴50cは、開
口部が広く、U溝45aおよび角溝54方向に行くほど
開口面積が縮小するテーパ状になっているので、このテ
ーパ穴50cを利用することで、U溝45a、角溝5
4、調心機構47へ光ファイバ22aを容易に挿入する
ことができる。
【0024】図2および図4に示すように、角溝54は
後端から当接領域43aまで延在し、当接領域43a側
の端部にはフェルール24側へ向かって次第に浅くなる
テーパ部54aを有している。なお、蓋体44に形成す
る溝としては、光ファイバ22aを調心機構47に誘い
込む機能を有するものであれば、U溝にかえて角溝やV
溝等を適用することも可能である。また、角溝54は、
当接領域43aを貫通してフェルール24に至る形状に
形成することも可能である。この場合、フェルール24
近傍では、調心機構47との間に充分な調心精度が確保
されるようにする。本体部41に形成する溝としては、
角溝に限定されず、U溝やV溝等も採用可能である。
【0025】図4に示すように、クランプ力付与手段4
6は、バネ材を断面C形に成形してなるスリーブであっ
て、クランプ力付与手段46の長手方向中央部に形成さ
れた分割溝57によって、内挿した素子部50の蓋体4
4、45のそれぞれに対応する部分に個別にクランプ力
を作用させる。これにより、両蓋体44、45の配列状
態が維持されるとともに、素子部50に挟み込む光ファ
イバ22aの径の違い(図2に示す、被覆部との径の違
い)に対応して、蓋体44、45にクランプ力付与手段
46のクランプ力を個別に作用させることができ、光フ
ァイバ22a部分のクランプ状態を良好に維持すること
ができる。
【0026】クランプ力付与手段46の開口部58は、
素子部50の差込口49に一致させる。なお、クランプ
力付与手段46は、差込口49と連通可能な開口部58
が得られるものであればC形バネに限定されず、例えば
コ字状バネ等の適用も可能である。
【0027】図1に示すように、ストップリング27
は、接続機構25を収容する円筒体であり、図2に示す
ように、接続機構25をその開閉に鑑みて若干のクリア
ランスを以て変位可能に収納している(クリアランスは
微小であり、図2では省略している)。図1に示すよう
に、ストップリング27の側面中央部には、ストップリ
ング27の長手方向に延在する開放部材差込穴60が形
成されている。この開放部材差込穴60は、差込口49
や開口部58と一致されている。これにより、ストップ
リング27の外側から差込口49への開放部材48の差
し込みが可能になっている。図2に示すように、ストッ
プリング27の後端部には、接続機構25に光ファイバ
22aを導入するための導入穴61を開口している。こ
の導入穴61には、本体部41および蓋体45の、前記
フェルール24から離間された端部からそれぞれ突設し
た後端支持部50a、50b(突起)が挿入されてい
る。前記導入穴61は、請求項1記載のガイド穴を兼ね
る。
【0028】図6は、ストップリング27を後端部側か
ら見た側面図である。図6において、この導入穴61
は、開放部材差込穴60を介して接続機構25に挿抜さ
れる開放部材48の挿抜方向に対して垂直の方向に延在
する細長形状になっている。また、この導入穴61に収
納した後端支持部50a、50bは、導入穴61内をそ
の長手方向に変位可能になっている。本体部41と蓋体
44、45との間に(差込口49に)開放部材48を挿
抜すると、本体部41と蓋体44、45とが開閉に伴っ
てストップリング27内にて変位し、この時、後端支持
部50a、50bが導入穴61にガイドされつつ該導入
穴61の長手方向に、すなわち、接続機構25に対する
開放部材48の挿抜方向に垂直の方向に変位することに
なる。このため、接続機構25の開閉作業時では、スト
ップリング27内にて、接続機構25に対する開放部材
48の挿抜方向奥側(図6中左側)への接続機構25の
変位が規制され、開放部材48の挿入時に接続機構25
が開放部材差込穴60からストップリング27の奥側に
逃げるといった不都合を防止でき、開放作業性を確保す
ることができる。尚、図6中破線で示した凹部27a、
27aは、光コネクタ20の組み立て時に工具等によっ
てストップリング27を固定したり、光コネクタ20内
にてストップリング27を定位置に固定するためのもの
であり、図1に示すように、ストップリング27のフェ
ルール24寄りの先端部近傍に形成されている。
【0029】また、図2に示すように、接続機構25の
フェルール24側の先端部(図2左側)では、本体部4
1から突設した連結リング部41a、固定リング41b
を介してフェルールホールド29に対して支持され、接
続機構25のフェルール24から離間された後端部で
は、前記導入穴61に挿入した後端支持部50a、50
bによってストップリング27に支持されているので、
接続機構25は全体として、開放部材48の差し込み作
業時に作用する力に対して2点支持になっている。しか
も、図1に示すように、開放部材48は、扁平板状であ
り、接続機構25に対して広範囲にわたって線接触する
ようになっているので、接続機構25を開放するべく開
放部材48を開放部材差込穴60からストップリング2
7内へ挿入すると、開放部材48が接続機構25を(素
子部50を)押圧する押圧力が接続機構25の全長(素
子部50の全長)にわたって分散し、特定箇所に曲げ応
力が集中することによって生じる接続機構25の破損や
変形を防止できる。このため、光ファイバ22、22a
を傷めたり、調心機構47の調心精度が低下するといっ
た不都合を防止でき、光ファイバ22、22aの光伝送
性能や、接続した光ファイバ22、22a間の低接続損
失を確実に維持できるのである。
【0030】接続機構25から開放部材48を引き抜く
際には、差込口49内面と開放部材48との間の引き抜
き抵抗が接続機構25に作用することになるが、この場
合も同様に、接続機構25の2点支持によって曲げ力等
を分散できるので、変形等の不都合を確実に防止でき
る。また、開放部材48を引き抜くと、クランプ力付与
手段46の付勢力によって、本体部41と蓋体45とは
閉じた状態に戻るが、この時、後端支持部50a、50
bが導入穴61にガイドされつつ変位するため、本体部
41と蓋体45とは位置ずれを生じること無く確実に閉
じた状態に戻る。このため、素子部50の開閉を繰り返
し行っても本体部41および蓋体45に位置ずれを生じ
る心配は無く、光ファイバ22aのクランプが常に正常
になされる。
【0031】この光コネクタ20によれば、先端面23
が研磨されたフェルール24を組み込んでなるフェルー
ル24と接続機構25とストップリング27とを予め組
み立てておき、接続機構25に後方から挿入した光ファ
イバ22aを接続機構25内でフェルール24側の光フ
ァイバ22と接続するだけで簡便かつ短時間で組み立て
ることができる。特に、接続機構25が調心軸線方向側
方(接続機構25の外周面)に露出する差込口49を有
することにより、光ファイバ22、22a同士の接続作
業性が大幅に向上する。
【0032】すなわち、光コネクタ20を組み立てるに
は、差込口49に開放部材48を差し込んで素子部50
を開放した状態で、素子部50に差し込んだ光ファイバ
22aを調心機構47にてフェルール24側の光ファイ
バ22と突き合わせ接続した後、開放部材48を差込口
49から引き抜く。これにより、素子部50内で突き合
わせた両光ファイバ22、22aがクランプ力付与手段
46のクランプ力によってクランプ保持され、接続状態
が維持される。この時、差込口49が接続機構25の調
心軸線方向側方に開口していることから、差込口49で
の開放部材48の挿抜操作が極めて容易である。
【0033】また、本実施形態の光コネクタ20では、
フェルールホールド29に連結された本体部41を組み
込んだ構成の素子部50を使用したことで、該素子部5
0内にクランプ保持した光ファイバ22、22aが、本
体部41の剛性によって安定に支持されるので、光ファ
イバ22、22aの接続状態を長期にわたって安定して
維持できる。加えて、接続機構25の調心軸線がフェル
ール24の中心軸線上に固定され、フェルール24側の
光ファイバ22のフェルール24から突出した部分の変
形が防止されるので、光ファイバ22、22aの突き合
わせ時に、両光ファイバ22、22aの突き合わせ力が
確実に得られるとともに、光ファイバ22、22aを接
続機構25内にクランプ保持した際にも光ファイバ22
に応力を発生させる心配が無く、接続した光ファイバ2
2、22a間に目的の接続損失が確実に得られる。
【0034】また、接続機構25では、クランプ力付与
手段46のクランプ力が調心機構47とそれ以外の部分
とで個別に作用するようになっているので、図2に示す
ように、光ファイバ22aの調心機構47に挿入される
光ファイバ22aの後方の被覆部とで径が異なる場合
や、光ファイバ22aに振動が加わったりした場合であ
っても、調心機構47における光ファイバ22、22a
同士の接続状態を安定に維持することができるといった
効果も得られる。しかも、二つの蓋体44、45と本体
部41との間に光ファイバ22、22aを挟み込む構成
によれば、調心機構として機能する調心溝や該調心溝に
光ファイバ22aを引き込む案内溝を容易に形成するこ
とができ、形成精度の確保が容易になり、低コスト化で
きるといった効果も得られる。
【0035】そして、本実施形態の光コネクタ20は、
完成した光コネクタ20の接続機構25に開放部材48
を差し込むと、フェルール24側の光ファイバ22に接
続する光ファイバ22aを簡便に交換、切替することが
できる。
【0036】このように、この光コネクタ20では、接
続機構25を開放部材48を用いて開閉するだけで、光
ファイバ22、22aの接続、交換等を簡便に行うこと
ができる。開放部材48を用いて接続機構25を開閉す
るに際しては、開放部材差込穴60に対して接近または
離間する方向への力が接続機構25に作用することが不
可避であるが、この光コネクタ20では、接続機構25
のフェルール24側の先端部と、前記導入穴61に挿入
した後端支持部50a、50bとによって、接続機構2
5を2点支持しているので、接続機構25の変形や破損
を確実に防止でき、寿命の延長や、信頼性の向上が可能
である。しかも、素子部50の開閉に伴う本体部41お
よび蓋体44、45の変位が、導入穴61長手方向への
後端支持部50a、50bの変位によってスムーズにな
されるため、これにより開閉作業性も向上できるのであ
る。
【0037】なお、本発明の光コネクタは、前述した実
施形態に限定されず、以下のような変形も可能である。 この光コネクタの接続対象が、光コネクタアダプタ1
以外の各種光コネクタアダプタ、あるいは光コネクタア
ダプタ以外のハウジングであること。このハウジングと
しては、例えば光コネクタレセプタクル、光コネクタジ
ャック等の各種構成が採用可能である。 前記に対応して、接続対象のハウジングに対して光
コネクタの接続状態を維持するための構成を変更するこ
と。光コネクタアダプタ1側の係止部15に係合する係
合部15を備えた構成に代えて、例えば、JIS C
5973に制定される光コネクタアダプタに設けた弾性
爪によって係脱可能に係止されるハウジング等を具備す
ること。 多心に対応するフェルールと、多心に対応する接続機
構とを具備すること。多心のフェルールとしては、例え
ば、JIS C 5981に制定されるいわゆるMT形
光コネクタ(Mechanically Transferable)等の採用が
可能である。この時、調心機構も多心のものに変更する
ことは言うまでも無い。 接続機構の調心軸線方向中央部を支持する突壁等の支
持手段をストップリング等から突設して、開放部材の差
し込み押圧力によって発生する接続機構の曲げ変形を規
制すること。 ストップリングの構成を変更すること。例えば、接続
機構を収納する部分と、本体部や蓋体から突設した後端
支持部を収納する導入穴の構成部分とが別部品になって
いる構成等も採用可能である。 本体部や蓋体の構成を変更すること。例えば、一枚の
蓋体と本体部との間に、突き合わせ接続する一対の光フ
ァイバを挟み込むようになっている構成の接続機構を採
用すること。 光ファイバ22a導入穴を兼ねないガイド穴が別途形
成されているストップリングを採用すること。 図6では、ガイド穴としての導入穴61の長手方向中
央部に後端支持部50a、50bを収納した状態を示し
たが、開放部材の挿抜によって本体部41が変位しない
場合には、本体部41側の後端支持部50aを導入穴6
1の長手方向端部に収納することも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の光コネ
クタによれば、以下のような優れた効果を奏する。 (1)接続機構の開閉動作を行うだけで、フェルール側
の光ファイバと、接続機構に別途挿入した光ファイバを
簡便に接続できるので、突き合わせ接続可能に成端する
目的の光ファイバの先端に、この光コネクタを短時間で
簡便に組み立てることができる。 (2)接続機構の開閉に際して、開放部材の挿抜によっ
て該接続機構に作用する力が、この接続機構の、フェル
ール後端部近傍に位置する先端部と、前記フェルールか
ら離間された後端部とを介してストップリング等の周囲
の部材に分散支持され、2点支持状態になっているの
で、曲げ等の応力が接続機構の特定箇所に集中すること
を防止でき、接続機構の変形や破損を防止でき、高い信
頼性が長期に亘って得られる。 (3)接続機構を構成する本体部および蓋体の前記フェ
ルールから離間した端部にそれぞれ形成した後端支持部
が、接続機構の開閉に伴って、前記ストップリングに開
口した細長形状のガイド穴内をその長手方向に変位する
ようになっているため、本体部および蓋体の変位が開閉
方向にのみに限定され、接続機構の開閉をスムーズに行
うことができ、しかも、接続機構への開放部材の挿入方
向に対して垂直の方向への接続機構の変位が防止され、
開放部材による接続機構の開閉作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の光コネクタの構成およ
び構造を説明する光コネクタの斜視図である。
【図2】 図1の光コネクタを説明する断面図である。
【図3】 図1の光コネクタの側面図である。
【図4】 図1の光コネクタの接続機構を説明する分解
斜視図である。
【図5】 図4の接続機構の蓋体を示す図であって、本
体部と当接される対向面側から見た下面図である。
【図6】 図1の光コネクタのストップリングを導入穴
(ガイド穴)側から見た側面図である。
【符号の説明】
13…付勢手段、20…光コネクタ、22、22a…光
ファイバ、24…フェルール、25…接続機構、27…
ストップリング、41…本体部、44、45…蓋体、4
6…クランプ力付与手段、47…調心機構(調心溝)、
48…開放部材、49…差込口、50a,50b…後端
支持部、60…開放部材差込穴、61…ガイド穴(導入
穴)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧澤 和宏 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ(22)を突き合わせ接続可
    能に成端する光コネクタであって、 光ファイバが内装固定され先端研磨が施されてなるフェ
    ルール(24)と、 前記フェルールを突き合わせ接続方向前方へ付勢する付
    勢手段(13)と、 前記フェルールの後端側に配置されて前記光ファイバの
    フェルール後端から突出した部分と別の光ファイバ(2
    2a)とを位置決め調心して突き合わせ接続し、クラン
    プすることで接続状態を維持する接続機構(25)と、 前記フェルール後端側にて前記接続機構を収納する筒状
    のストップリング(27)とを具備してなり、 前記接続機構は、前記フェルールの後側に配置された半
    割り状の本体部(41)と、突き合わせ接続する光ファ
    イバの対を前記本体部との間に挟み込む蓋体(44、4
    5)と、前記本体部と前記蓋体との間にて接続する両光
    ファイバを突き合わせ可能に位置決め調心する調心機構
    (47)と、前記本体部と前記蓋体とに光ファイバをク
    ランプするためのクランプ力を付与するクランプ力付与
    手段(46)と、該クランプ力付与手段の付勢力に抗し
    て前記本体部と前記蓋体との間を押し開く開放部材(4
    8)が差し込まれる差込口(49)とを備え、前記差込
    口が光ファイバ調心軸線方向側方に向けて開口されてな
    り、 前記ストップリングは、前記差込口と連通させて開口さ
    れ前記開放部材が差し込まれる開放部材差込穴(60)
    と、前記フェルールから離間した後端部に開口されたガ
    イド穴(61)とを備え、 前記ガイド穴は、前記接続機構への前記開放部材の挿入
    方向に対して垂直に延在する細長形状であり、 前記接続機構は、前記本体部および蓋体の前記フェルー
    ルから離間された端部にそれぞれ形成した後端支持部
    (50a、50b)を前記ガイド穴内へ挿入して該ガイ
    ド穴の長手方向への変位を許容し、該接続機構に前記開
    放部材を差し込んだ時の押圧力が、前記フェルール後端
    部近傍にて支持された先端部と、前記後端支持部とを介
    して分散支持されるようになっていることを特徴とする
    光コネクタ(20)。
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