JP5687965B2 - 光コネクタ、コネクタ接続ユニット - Google Patents
光コネクタ、コネクタ接続ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5687965B2 JP5687965B2 JP2011149389A JP2011149389A JP5687965B2 JP 5687965 B2 JP5687965 B2 JP 5687965B2 JP 2011149389 A JP2011149389 A JP 2011149389A JP 2011149389 A JP2011149389 A JP 2011149389A JP 5687965 B2 JP5687965 B2 JP 5687965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- housing
- optical fiber
- ferrule
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 221
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 171
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 171
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 83
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 81
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 81
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 9
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 239
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 38
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 30
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 27
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 description 20
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 20
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 9
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 9
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 8
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 8
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 6
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 2
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 229920006231 aramid fiber Polymers 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000002991 molded plastic Substances 0.000 description 1
- 229920006122 polyamide resin Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
この結合方式の光コネクタ(プラグ)は、フェルールをスリーブ状のハウジングに収納した構造が一般的であり(例えば特許文献1)、アダプタに挿入したときに、前記ハウジングがアダプタ内の係合爪と係脱可能に係合してアダプタに嵌合する。そして、この光コネクタは、アダプタにその両側からそれぞれ挿入して嵌合し、アダプタ内にて互いに突き合わせることで、結合できる。また、アダプタに嵌合状態の光コネクタは、そのハウジングに対するアダプタの係合爪の係合を解除することで、アダプタから抜き去ることができる。
第1の発明は、光コネクタ挿入穴が前側に開口するコネクタ嵌合ハウジングと、該コネクタ嵌合ハウジングの後部に取り付けられ、内部に内蔵フェルールおよび前記内蔵フェルールをコネクタ前側へ弾性付勢するスプリングを収納して前側ハウジングとその後側の前記スプリングをストップリングとを嵌合して形成される結合ユニット部とを有し、前記前側ハウジングは、前記内蔵フェルールおよびそれの内挿される位置決めスリーブが貫通するベース部と、前記ストップリングと嵌合するスリーブ状のプラグフレーム部とを有し、前記光コネクタ挿入穴に挿入される挿入光コネクタのフェルールが、前記位置決めスリーブに挿入され位置決めされて前記内蔵フェルールに突き合わされ、前記コネクタ嵌合ハウジングは、前記光コネクタ挿入穴に連通する前側ハウジング挿入穴と、前記前側ハウジング挿入穴に挿入された前記前側ハウジングと係合して、該前側ハウジングの前記コネクタ嵌合ハウジングに対する前後方向の移動を規制する係止手段とを有し、前記前側ハウジングを前記前側ハウジング挿入穴に挿入して前記ベース部と前記コネクタ嵌合ハウジングの前記係止手段とを係合させることによって前記結合ユニット部を前記コネクタ嵌合ハウジングに取り付ける光コネクタを提供する。
第2の発明は、前記係止手段は、前側へ行くにしたがって前記前側ハウジング挿入穴内面からの突出寸法が増大するテーパ状に突設されて、挿入された前記ベース部の外周に突設されている固定用突部が乗り越え可能かつ乗り越えた前記固定用突部の後方への移動を規制する係止突部と、該係止突部から前側に離隔させて突設されて、前記係止突部をその後側から前側へ乗り越えた前記固定用突部が当接されることで該固定用突部の前方への移動を規制するストッパ突部とを有する第1の発明の光コネクタを提供する。
第3の発明は、前記係止突部は、前記コネクタ嵌合ハウジングにその前後方向に延在形成した一対の長孔の間の弾性壁部に突設されている第2の発明の光コネクタを提供する。
第4の発明は、前記コネクタ嵌合ハウジングの外周面に形成されたコネクタ前側に行くにしたがって外周面からの離隔距離が増大する突片である係止用弾性片と、この係止用弾性片の前端からコネクタ前側に離隔させて突設されたリブ状の突部とを有する第1〜3のいずれか1つの発明の光コネクタを提供する。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明の光コネクタの前記コネクタ嵌合ハウジングをプレートに開口する窓孔に挿入して取り付けたコネクタ接続ユニットを提供する。
図1〜図3に示す実施形態の光コネクタ10は、角筒状のコネクタ嵌合ハウジング20(具体的には後述する角筒状の嵌合ハウジング本体20f)と、このコネクタ嵌合ハウジング20の内側に嵌合して一体的に設けた前側ハウジング30に後側ハウジング40を取り付けてなるハウジング51にクランプ部付きフェルール60(後述)を収納した結合ユニット部50とを有する。
なお、結合ユニット部50のハウジング51を、以下、ユニット部ハウジングとも言う。
このコネクタ嵌合ハウジング20は、角筒状の嵌合ハウジング本体20fの両側に、リブ状の突部25と、係止用弾性片20e(後述)とを突設した概略構成になっている。
図8(a)〜(d)に示すように、前記突部25は、嵌合ハウジング本体20fの軸線方向中央部の外周面から両側に突出している。この突部25は、例えば図15に示すように、嵌合ハウジング本体20fをプレート5(以下、コネクタ取付プレートとも言う)に形成された窓孔5aに挿入してコネクタ嵌合ハウジング20をプレート5に取り付ける際に、プレート5に当接させるものである。以下、この突部25を当接突部とも言う。
なお、前記コネクタ取付プレート5に光コネクタ10を取り付けたユニットを、以下、コネクタ接続ユニット200とも言う。
図3、図15に示すように、図示例の光コネクタ10のコネクタ嵌合ハウジング20は、係止用弾性片20eが突設されている後筒部20bをコネクタ取付プレート5の窓孔5aに挿入し、前記当接突部25と係止用弾性片20eとの間にコネクタ取付プレート5を挟み込むことでコネクタ取付プレート5に取り付けることができる。
前記当接突部25は、角筒状の嵌合ハウジング20fの4つの壁部のうち、コネクタ嵌合ハウジング20のハウジング貫通孔26の断面長手方向両側の一対の壁部(側壁部23、24)の外面(ハウジング貫通孔26に臨む内面とは反対の側の面)側に突設されている。図示例のコネクタ嵌合ハウジング20のハウジング貫通孔26の断面長手方向に直交する幅方向両側に位置する壁部(主壁部21、22)には当接突部25は突設されていない。
係止用弾性片20eも、嵌合ハウジング20fの側壁部23、24の外面のみに突設されている。
図6、図10に示すように、図示例の光コネクタ10は、その前端部にコネクタ嵌合部11を有し、このコネクタ嵌合部11から後側に前記結合ユニット部50が突出する構成となっている。換言すれば、この光コネクタ10は、結合ユニット部50の前端部に、前側ハウジング30をコネクタ嵌合ハウジング20内側に嵌合してなるコネクタ嵌合部11を有する構成となっている。
なお、本明細書において、前側ハウジング30のコネクタ嵌合ハウジング20に対する嵌合は、前側ハウジング30を嵌合ハウジング本体20f内側、さらに詳しくは嵌合ハウジング本体20fの後筒部20b内側に嵌合することを指す。
図6、図10に示すように、コネクタ嵌合部11は、コネクタ嵌合ハウジング20のハウジング貫通孔26のうち、コネクタ嵌合ハウジング20内側に嵌合された前側ハウジング30のベース部31から前側の部分である光コネクタ挿入穴11aを有している。光コネクタ挿入穴11aは、コネクタ嵌合ハウジング20の前側に開口している。
図11に示すように、挿入光コネクタ90は、コネクタ嵌合部11前端(コネクタ嵌合ハウジング20前端)から、コネクタ嵌合ハウジング20内側の光コネクタ挿入穴11aに挿入して、コネクタ嵌合部11に嵌合される。
図示例のコネクタ嵌合部11に嵌合可能な挿入光コネクタとしては、SC形光コネクタからつまみ(カップリング)を省略した構成の、いわゆるSC2形光コネクタも採用可能である。
挿入光コネクタ90は、フェルール93を前記前側ハウジング30の貫通孔33内の位置決めスリーブ52に挿入し、プラグフレーム92を前記前側ハウジング30の突筒部32に外嵌めすることで、コネクタ嵌合部11に対する挿入、嵌合を達成できる。
光ファイバ94、62同士の突き合わせ接続は、具体的には、挿入光コネクタ90が組み立てられた光ファイバ94の裸光ファイバ94aと、光コネクタ10の結合ユニット部50のフェルール61に内挿固定されている内蔵光ファイバ62との突き合わせ接続である。
但し、位置決めスリーブ52としては、割スリーブに限定されず、例えば円筒状の弾性スリーブ、非弾性スリーブ等も採用可能である。
なお、突爪34bは、一対の爪付き係合片34先端に、互いに対向する相手側の爪付き係合片34先端に向かって突設されている。
すなわち、挿入光コネクタ90をコネクタ嵌合部11に挿入、嵌合したときに、一対の爪付き係合片34とプラグフレーム92の係合突部92aとの係合によって、挿入光コネクタ90のコネクタ嵌合部11からの抜き去りがロックされる。また、コネクタ嵌合部11に嵌合状態の挿入光コネクタ90のつまみ91をコネクタ嵌合部11から抜き去り方向に引っ張り操作すると、一対の爪付き係合片34のプラグフレーム92に対する係合を解除しながら、挿入光コネクタ90のコネクタ嵌合部11からの離脱(抜き去り)が可能である。
光ファイバ2は、裸光ファイバ2aの外周面(側面)を被覆2bで覆った構成の被覆付き光ファイバであり、例えば光ファイバ心線や光ファイバ素線等が挙げられる。本実施形態において光ファイバ2は単心の被覆付き光ファイバである。裸光ファイバ2aは、例えば石英系光ファイバである。また、被覆2bは、例えば紫外線硬化性樹脂やポリアミド樹脂などを1層または複数層、ほぼ同心円状に被覆した樹脂被覆である。抗張力体4としては、例えばアラミド繊維等の抗張力繊維からなるもの、鋼線等を挙げることができる。光ファイバケーブル1としては、インドアケーブル、ドロップケーブル等が挙げられる。
結合ユニット部50のユニット部ハウジング51は、具体的には、前側ハウジング30と後側ハウジング40のストップリング部41とによって構成されている。この結合ユニット部50に図中符号50A、ユニット部ハウジング51に図中符号51Aを付記する。
図12に示すように、光コネクタ10を光ファイバケーブル1端末に組み立てる作業では、光ファイバケーブル1端末に固定した引留用固定部材120を前記固定部材受け部43に押し込むとともに、光ファイバケーブル1端末に露出させた光ファイバ2を、ブロック部42を前後に貫通する前記ファイバ導入孔42a(図6参照)に押し込んでいくことで、前記光ファイバ2をユニット部ハウジング51A内に挿入できる。
後側ハウジング40のストップリング部41は、その前側の胴部41eをプラグフレーム部35内側に後側から押し込み、胴部41e前端部外周に突設されている係合突起41aを、プラグフレーム部35の両側に形成された係止孔35aに嵌め込むことで、プラグフレーム部35に嵌合して固定される。
クランプ部付きフェルール60は、前記フェルール61の後側に、内蔵光ファイバ62の後側突出部62aと、ユニット部ハウジング51Aにその後側から挿入して内蔵光ファイバ62後端に突き当てた光ファイバ2先端部とを把持固定して光ファイバ62、2同士の突き合わせ接続状態を維持するクランプ部63を組み立てたものである。
クランプ部63は、フェルール61のフランジ部64から後側に延出するベース部材67(後側延出片67)と蓋部材66、67とからなる半割り構造の把持用素子部を有する。クランプ部63は、ベース部材67(後側延出片67)と蓋部材66、67との間に、内蔵光ファイバ62の後側突出部62aと、内蔵光ファイバ62後端に突き当てた光ファイバ2先端部とを挟み込んで把持固定することができる。
前記内蔵光ファイバ62は、ここでは裸光ファイバであり、例えば石英系光ファイバである。この内蔵光ファイバ62は、前記フェルール61にその軸線と同軸に貫設された微細孔であるファイバ孔61aに内挿され、接着剤を用いた接着固定等によってフェルール61に固定されている。
前記クランプ部63は、前記フランジ部64からフェルール61後側へ延出された後側延出片65と、蓋部材66、67とを、金属板を断面C形あるいはコ字形(図示例では断面C形)の細長形状に成形したクランプばね68の内側に一括保持した構成になっている。クランプばね68は、蓋部材66、67を後側延出片65に向かって弾性付勢する。そして、このクランプ部63は、前記後側延出片65と蓋部材66、67との間に、内蔵光ファイバ62の後側突出部62aと内蔵光ファイバ62に突き合わせ接続する光ファイバ2とを、クランプばね68の弾性によって挟み込んで把持固定するものである。
後側延出片65と蓋部材66、67とは、内蔵光ファイバ62の後側突出部62aと内蔵光ファイバ62後端に突き当てた光ファイバ2とを把持固定する半割り構造の把持用素子部を構成する。
図4,図5に示すように、前記クランプ部63は、前記後側延出片65との間に光ファイバ62、2を把持固定する蓋部材として、前蓋部材66、及び該前蓋部材66の後側(前蓋部材66を介してフェルール61とは反対の側)の後蓋部材67の2部材を有している。これら2つの蓋部材66、67は、後側延出片65の長手方向に沿って配列設置されている。
前記調心溝69aは溝形成面65aの前記前蓋部材66に対面する部分に形成され、被覆部収納溝69bは溝形成面65aの前記後蓋部材67に対面する部分に形成されている。また、後側延出片65の溝形成面65aに対面する後蓋部材67の対向面67aにも、後側延出片65の被覆部収納溝69bに対応する位置に被覆部収納溝69cが延在形成されている。
前記調心溝69aには、挿入光ファイバ2先端の被覆を除去して口出しした裸光ファイバ2aが、クランプ部付きフェルール60の後側から、後側延出片65及び後蓋部材67の対向面65a、67aの互いに対応する位置に形成された被覆部収納溝69b、69cを介して挿入される。
被覆部収納溝69b、69cは、挿入光ファイバ2の被覆付き部分(被覆部)を収納するべく、調心溝69aに比べて溝幅を若干大きく形成した溝である。被覆部収納溝69b、69cとしては、特に限定されるものではなく、例えばU溝、半円溝、V溝などを採用できる。
図12に例示した光コネクタ10は、クランプ部付きフェルール60のクランプ部63の2つの蓋部材66、67に対応して、抜き去り用操作部81a、82aに介挿片81、82を突設した構造の光コネクタ組立用工具83、84をひとつづつ設けた構成(工具付き光コネクタ110)となっている。但し、抜き去り用操作部に介挿片を突設した構成の光コネクタ組立用工具としては、ひとつの抜き去り用操作部に、クランプ部63の2つの蓋部材66、67に対応して、2つの介挿片を突設した構成のものも採用可能である。
図9に例示したように、先端が先細りのテーパ状に形成された板状(薄板状)の介挿片は、後側延出片65と蓋部材66、67との間の境界に押圧するだけで割り込ませる(介挿する)ことができる。このため、後側延出片65と蓋部材66、67との間に介挿片を割り込ませる(介挿する)作業を、例えば光コネクタ10の光ファイバへの組み立て作業を行う現場にて行うことも容易である。
前側ハウジング30の貫通孔33の前記抜け止め突起32aから後側の部分は、結合ユニット部50A後側に行くにしたがってその内径が次第に大きくなるテーパ状に形成されている。貫通孔33後端の内径は、貫通孔33の前記抜け止め突起32aから後側に位置する部分(主孔部)の前端の内径に比べて僅かに大きい。
なお、位置決めスリーブ52外径は、貫通孔33の前記抜け止め突起32aから後側に位置する部分である主孔部の前端の内径と同じか、該内径に比べて僅かに径小とされている。
プラグフレーム部35に内嵌めして固定されている胴部41eの前端面41fは、前側ハウジング30の前記段差面36の後側に離隔した位置に配置されている。クランプ部付きフェルール60のフランジ部64は、プラグフレーム部35の内側孔内において、前側ハウジング30の前記段差面36と胴部41e前端との間に収納されている。
また、結合ユニット部50Aとしては、スペーサリング54を省略して、軸線方向寸法が貫通孔主孔部の軸線方向寸法と同じあるいは僅かに短い長さの位置決めスリーブ52を採用した構成としても良い。
後側延出片65及び後蓋部材67の後側張出部65b、67bはクランプ部63のクランプばね68から後側に突出されている。
後側延出片65及び後蓋部材67の後端部の段差面65c、67cは、スプリング53の前端が当接されるスプリング受け面として機能する。
前記スプリング53は、具体的には、クランプ部付きフェルール60の後側張出部65b、67bの段差面65c、67cとブロック部42のスプリング受け面42cとの間に介挿されている。そしてスプリング53は、前記ブロック部42に反力をとって、クランプ部付きフェルール60をユニット部ハウジング51Aに対して前方へ向かって弾性付勢している。
また、図示例の光コネクタ10の上述の符号c1、c2の離隔距離は同じに揃えられている。クランプ部付きフェルール60のユニット部ハウジング51Aに対する前側移動限界位置から押し込み限界位置までの移動量(移動距離)は、前記離隔距離c1、c2とほぼ同じ(僅かに短い)に設定してある。
図示例の結合ユニット部50Aにおいては、フランジ部64の周方向に互いに離隔する2箇所に突設されたフランジ後部キー64cのフランジ部後面64bからの突出寸法を互いに異ならせてある。そして、前記結合ユニット部50Aは、フランジ部後面64bからの突出寸法が大きい方のフランジ後部キー64cのみ、スプリング53が圧縮変形されていない状態において、胴部41eの回り止め凹部41cに対する挿入状態を確保できるようにしてある。
図6に示すように、キー溝64aは、クランプ部付きフェルール60が前側移動限界位置にあるときに、該キー溝64aに挿入されたプラグフレーム部35のキー35bが、前記フランジ後部キー64cの前記キー溝64a後側を塞ぐ部分に当接せず、該部分から前側に離隔して配置されるように、フランジ部64の前側面64dから後側への延在長を設定してある。
光コネクタ10のコネクタ嵌合ハウジング20は、例えば図16に示すように、その後筒部20bをコネクタ取付プレート5の片面(図15、図16においてコネクタ取付プレート5の左側の面。以下、表面5bとも言う)側から窓孔5aに押し込んで行くだけでコネクタ取付プレート5に取り付けることができる。
また、コネクタ取付プレート5の厚みは、コネクタ嵌合ハウジング20前後方向における当接突部25と係止用弾性片20e突端との間の距離と同じに揃えられている。
図16に示すユニット組立方法は、コネクタ取付プレート5の裏面5c側から窓孔5aを介して表面5b側に引き出した光ファイバケーブル1端末に光コネクタ10を組み立てた後、組み立ての完了した光コネクタ10をコネクタ取付プレート5の表面5b側から窓孔5aに押し込んでコネクタ取付プレート5に取り付けるものである。
ブロック部42のファイバ導入孔42a(図6参照)への光ファイバ2の送り込みは、固定部材付きケーブル端末1aを固定部材受け部43後方からブロック部42に接近させるように前進させ、固定部材受け部43に押し込んでいくことで実現される。
テーパ状凹所42dは、固定部材付きケーブル端末1aから突出する光ファイバ2の先端をファイバ導入孔42aに導いてファイバ導入孔42aへの挿入を円滑にする機能を果たす。
ここで、光ファイバ2をブロック部42のファイバ導入孔42aに挿入する作業を、図12に示すように、光コネクタ10を、固定部材受け部43の一対の側板部43bが底板部43a上に位置する向きとして行う場合について説明する。光コネクタ10について、図12、図14(a)、(b)において上側を上、下側を下として説明する。また、光コネクタ10、結合ユニット部50Aについて、後側ハウジング40の固定部材受け部43の一対の側板部43bの間隔方向を左右方向として説明する。
光コネクタ10の結合ユニット部50Aのユニット部ハウジング51Aは、後側ハウジング40に前記挿入補助スライダ45及び前記引き留めカバー46を設けてなる後部ユニット44を有している。
挿入補助スライダ45は、ユニット部ハウジング51Aに対して前記前側移動限界位置から後側へスライド移動可能であり、このスライド移動によって、前記押圧用突起45b及び載せ台部45cを前記ブロック部42から後側へ離隔した位置に配置できる。
挿入補助スライダ45を利用して光ファイバ2をブロック部42のファイバ導入孔42aから結合ユニット部50A内に送り込んでいく作業は、図12、図14(a)に示すように、挿入補助スライダ45を後側ハウジング40に対して前側移動限界位置から適宜後側にずれた位置に配置し、固定部材付きケーブル端末1aの引留用固定部材120をスライダ本体45aの載せ台部45c上に載置する。そして、固定部材付きケーブル端末1aをブロック部42からの距離を縮めるように前進させ、光ファイバケーブル1端末から突出させておいた光ファイバ2を、ブロック部42のファイバ導入孔42aから結合ユニット部50A内に送り込んでいく。
後述のように、固定部材付きケーブル端末1aは、挿入補助スライダ45が後側ハウジング40に対する前側移動限界位置に達する前に、後側ハウジング40に対する前進限界位置に到達する。このため、固定部材付きケーブル端末1aの引留用固定部材120をスライダ本体45aの載せ台部45c上に載置する際には、固定部材付きケーブル端末1aの引留用固定部材120が前記前進限界位置よりも後方から挿入補助スライダ45の押圧用突起45bを押圧しながら前進を開始するように、挿入補助スライダ45をその前側移動限界位置から後側へのずれ量を確保した位置に配置する。
前側移動限界位置から後側にずれた位置に配置した挿入補助スライダ45の載せ台部45cに載置した固定部材付きケーブル端末1aを前進させたとき、挿入補助スライダ45は、固定部材受け部43の底板部43aとその両側の側板部43bとによって案内されながら前進する。その結果、固定部材付きケーブル端末1aは、光ファイバケーブル1端末から突出する光ファイバ2がブロック部42のファイバ導入孔42aの後方延長上に位置する状態を保ったまま前進する。このため、挿入補助スライダ45を利用して行う、光ファイバ2のファイバ導入孔42aへの送り込み作業は、例えば固定部材付きケーブル端末1aの前進中に、光ファイバ2が前記ファイバ導入孔42aの軸線に対して大きく傾動して折損するといった不都合を防止でき、光ファイバ2のファイバ導入孔42aへの送り込み作業を円滑に行える。
ここでは、引留用固定部材120として、光ファイバケーブル1端末をその両側から把持して光ファイバケーブル1端末に固定して取り付けられる外被把持部材を用いている。以下、引留用固定部材120が外被把持部材を指す場合、引留用固定部材120を外被把持部材とも言う。
この外被把持部材120は、光ファイバケーブル1を嵌め込むケーブル嵌合溝122が形成された断面コ字形の把持ベース121と、前記把持ベース121のケーブル嵌合溝122の溝幅方向両側の側壁部125の一方に枢着された押さえ蓋123とを有する。
引留用固定部材としては、外被把持部材に限定されず、例えば光ファイバケーブル1端末外周に接着剤による接着固定、熱溶着などによって固定する部材などであっても良い。
固定部材付きケーブル端末1aが前進によって前進限界位置に到達したときには、光ファイバケーブル1端末から突出する光ファイバ2先端の裸光ファイバ2aが、クランプ部付きフェルール60の内蔵光ファイバ62後端に突き合わせ接続された状態となる。
固定部材付きケーブル端末1aは、前進によって、後側ハウジング40の固定部材受け部43にその前側のブロック部42に向かって押し込まれ、前進限界位置に到達したときには固定部材受け部43内側に収納される。
その結果、クランプ部付きフェルール60のクランプばね68の弾性によって、後側延出片65と前蓋部材66との間に光ファイバ2先端の裸光ファイバ2aが把持固定され、後側延出片65と後蓋部材67との間に光ファイバ2の被覆2b付き部分(被覆部)が把持固定される。これにより、クランプ部付きフェルール60の内蔵光ファイバ62に対する光ファイバ2(具体的にはその先端に口出しした裸光ファイバ2a)の突き合わせ接続状態を安定に保つことができる。
引き留めカバー46は、一対のカバー側板部46bの前記天板部46aから突出された先端部を、回動軸41g(図1、図12参照)によって、後側ハウジング40にその左右方向(固定部材受け部43の一対の側板部43bの間隔方向)の回動軸線を以て回動可能に枢着してハウジング100Hに設けられている。
図示例の結合ユニット部50Aにおいて、前記回動軸41gは、後側ハウジング40の左右方向両側、より具体的にはブロック部42の左右方向両側に突起状に突設されている。引き留めカバー46は、一対のカバー側板部46bの枢着端部をその板厚方向に貫通して形成した軸挿入孔46eに嵌め込まれた前記回動軸41gを中心に、後側ハウジング40にその左右方向の軸線(回動軸線)を以て回動可能に枢着されている。
この引き留めカバー46は、その延出端側の端部が後側ハウジング40の固定部材受け部43から離隔して配置された状態から、前記回動軸41gを中心とする回動によって、固定部材受け部43にその上側から被せることができる。このときの引き留めカバー46の固定部材受け部43に対する位置を被せ位置(図1実線、図14(a)、(b)仮想線参照)とも言う。
引き留めカバー46のカバー本体46Hは、一対のカバー側板部46bと天板部46aとによって構成されて断面コ字状で延在するコ字形カバー部46dを有する。カバー本体46Hの延出端側の端部はコ字形カバー部46dによって構成されている。
なお、光ファイバケーブル1は、門形の後退規制片46fの内側のケーブル挿通凹部46kに通され、引き留めカバー46から後側に延出した状態となる。
第1の組立方法における、光ファイバケーブル1端末への光コネクタ10の組み立ては、例えば、コネクタ嵌合ハウジング20に結合ユニット部50Aが組み付けられた構成の光コネクタ10を用い、この光コネクタ10を光ファイバケーブル1端末に組み立てる。但し、第1の組立方法は、光ファイバケーブル1端末に結合ユニット部50Aを組み立てた後、結合ユニット部50Aの前側ハウジング30をコネクタ嵌合ハウジング20に嵌合させる手順で、光ファイバケーブル1端末への光コネクタ10の組み立てを行っても良い。
図8(a)〜(d)に示すように、コネクタ嵌合ハウジング20のハウジング貫通孔26の後筒部20bに位置する部分の内面には、前記コネクタ嵌合ハウジング20に挿入、嵌合した前側ハウジング30のコネクタ嵌合ハウジング20に対する前後方向(コネクタ嵌合ハウジング20の軸線方向)の移動を規制する係止手段として、係止突部27とストッパ突部28とが突設されている。係止突部27とストッパ突部28とは、コネクタ嵌合ハウジング20の前後方向に位置をずらして突設され、前記係止突部27が前記ストッパ突部28の後側に位置している。
一方、ストッパ突部28の後側の面は、コネクタ嵌合ハウジング20の軸線に垂直に形成されている。
このとき、孔内面当接突部31aの後側の孔内面当接突部31bは、コネクタ嵌合ハウジング20前後方向において係止突部27の後側に位置してハウジング貫通孔26内面に当接する。その結果、前側ハウジング30は、コネクタ嵌合ハウジング20に対してその前後方向の移動を規制して嵌合、固定される。
図3、図10に示すように、前記固定用突部31aは、その延在方向に垂直の断面が矩形であり、前後両側が、前側ハウジング30の前後方向に垂直の面に形成されている。
また、コネクタ嵌合ハウジング20の前後方向における係止突部27とストッパ突部28との間の離隔距離は、係止突部27とストッパ突部28との間に入り込んだ固定用突部31aのコネクタ嵌合ハウジング20に対する前後方向の移動を規制するべく、前側ハウジング30の前後方向における固定用突部31aの寸法(厚み寸法)と合致させてある。
前記長孔29aは、その延在方向両端のいずれも、コネクタ嵌合ハウジング20の前後方向の端面に達していない。長孔29aの延在方向両端は、コネクタ嵌合ハウジング20の前後方向の端面から離隔した所に位置する。
後筒部20b内面に突設する係止突部27は、少なくとも1以上であれば良い。また、係止突部27の突設位置は、コネクタ嵌合ハウジング20の主壁部に限定されず、側壁部であっても良く、主壁部と側壁部の両方であっても良い。
係止突部27は、コネクタ嵌合ハウジング20の後筒部20bに設けた両持ち形弾性壁部又は片持ち形弾性壁部に突設することが好ましい。
このため、この光コネクタ10と、コネクタ嵌合部11(図6、図11参照)のコネクタ穴11aに挿入される挿入光コネクタ90との接続は、プラグ−アダプタ−プラグ方式の結合方式に比べて、少ない部品点数で実現でき、低コスト化も容易に実現できる。
前記光配線盤300は、コネクタ接続ユニット200を支持するためのユニット支持体310を有する。ユニット支持体310は、基台311上に支柱312を立設した構成になっている。
各コネクタ接続ユニット200は、コネクタ取付プレート5をユニット支持体310の支柱312に取り付ける取付用部材5dを有している。取付用部材5dはコネクタ取付プレート5に固定されている。コネクタ接続ユニット200は、取付用部材5dをユニット支持体310の支柱312に固定してユニット支持体310に取り付けられている。コネクタ接続ユニット200は、コネクタ取付プレート5が取付用部材5d上に立設状態となる姿勢で、ユニット支持体310に取り付けられる。
なお、光配線盤としては、ユニット支持体に複数のコネクタ接続ユニット200を取り付けた構成であれば良く、必ずしもコネクタ接続ユニット200が上下多段に設けられた構成のものに限定されない。ユニット支持体としては、複数のコネクタ接続ユニット200の配置に対応して適宜設計変更できる。
結合ユニット部としては、例えば、図20〜図23に示す結合ユニット部50B、図24〜図26に示す結合ユニット部50Cも採用可能である。
この結合ユニット部50Bは、既述の光コネクタ10の結合ユニット部50Aの後部ユニット44にかえて、スリーブ状のストップリング55を採用したものである。この結合ユニット部50Bは、後部ユニット44にかえて前記ストップリング55を採用した点のみが既述の結合ユニット部50Aと異なる。
この結合ユニット部50Bは、光ファイバケーブル1端末に組み立てるものではなく、光ファイバケーブル1端末を引き留めるための引き留め手段を具備していない。
ここで用いる光ファイバ7としては、例えば、その全長にわたってケーブル化された部分が存在せず全長にわたって裸光ファイバ外周を覆う被覆が外周面(側面)を形成する構成、あるいは長手方向の一部に裸光ファイバが露出した部分が確保されている以外は全長にわたって裸光ファイバ外周を被覆が覆う構成のものである。
この結合ユニット部50Bを採用した光コネクタは、現場組立形光コネクタである。この光コネクタの結合ユニット部50Bの光ファイバ7先端部への組み立て(取り付け)は、クランプ部付きフェルール60の後側延出片65と蓋部材66、67との間に介挿片51、52を介挿した状態(介挿片付きユニット部の状態)で、ストップリング55後端の光ファイバ挿入口55bから光ファイバ7を挿入する。そして、光ファイバ7(挿入光ファイバ)先端に予め口出ししておいた裸光ファイバ7a(図22参照)を内蔵光ファイバ62後端に突き当てた状態(突き合わせ接続した状態)で、クランプ部付きフェルール60のクランプ部63から介挿片51、52を抜き去り、クランプ部63に光ファイバ7先端部を内蔵光ファイバ62(図4、図6参照)の後側突出部62aとともに把持固定する。
この結合ユニット部50Cは、光ファイバ7の先端部に組み立てられている。
光ファイバ7は、ストップリング56後端の後端開口部56aから延出されている。
フェルール57のファイバ孔57aは、フェルール本体57f先端(前端)の接合端面57bからフェルール57後側に向かって延在し、フェルール後端面、すなわちフランジ部品57hのスリーブ部57iの後端面に達している。このフェルール57には、前記ファイバ孔57aに挿入された光ファイバ7の先端部が内挿固定されている。ファイバ孔57aに挿入された光ファイバ7の先端部は、例えば、ファイバ孔57aに充填された接着剤による接着固定などによってフェルール57に固定される。
フェルール57には、ファイバ孔57aの位置決め孔部57cに、光ファイバ7の先端に口出しされた裸光ファイバ7aが内挿固定され、被覆部収納孔部57dに光ファイバ7の裸光ファイバ7aから後側の被覆7b付き部分である被覆部が内挿固定されている。
例えば光コネクタの具体的構成は、本発明の技術的思想に適合する限り、なんら限定されるものではない。光コネクタを組み立てる具体的手順も、光コネクタの具体的構成に応じて改変可能である。
コネクタ嵌合ハウジングとしては、例えば、図29、図30に示すように、既述のコネクタ嵌合ハウジング20から係止用弾性片20eを省略したプラスチック製の一体成形品とした構成のもの(コネクタ嵌合ハウジング20A)も採用可能である。
なお、金属板6としては、立設板部6bが、該金属板6の前後方向において主板部6aの両側に張り出す構成に限定されず、主板部6aの前後方向片側のみに張り出す構成のものも採用可能である。
嵌合ハウジング本体20gの後筒部20b外周に装着した金属板6の係止用弾性片6cは、コネクタ嵌合ハウジング20Aの前筒部20a側に行くにしたがって後筒部20b外周面からの離隔距離が増大するように、後筒部20b外周面に対して傾斜して立設板部6bから突出する。この係止用弾性片6cの先端(突端)は、コネクタ嵌合ハウジング20の軸線方向に一致する前後方向における中央部の当接突部25との間に隙間を介してその後側に離隔した位置に配置される。
金属板6を装着したコネクタ嵌合ハウジング20Aは、コネクタ取付プレート5の窓孔5aに後筒部20bを挿入し、金属板6の係止用弾性片6cの突端と当接突部25との間にコネクタ取付プレート5を挟み込むことで、コネクタ取付プレート5に取り付けることができる。
Claims (5)
- 光コネクタ挿入穴が前側に開口するコネクタ嵌合ハウジングと、該コネクタ嵌合ハウジングの後部に取り付けられ、内部に内蔵フェルールおよび前記内蔵フェルールをコネクタ前側へ弾性付勢するスプリングを収納して前側ハウジングとその後側の前記スプリングを受けるストップリングとを嵌合して形成される結合ユニット部とを有し、
前記前側ハウジングは、前記内蔵フェルールおよびそれの内挿される位置決めスリーブが貫通するベース部と、前記ストップリングと嵌合するスリーブ状のプラグフレーム部とを有し、
前記光コネクタ挿入穴に挿入される挿入光コネクタのフェルールが、前記位置決めスリーブに挿入され位置決めされて前記内蔵フェルールに突き合わされ、
前記コネクタ嵌合ハウジングは、前記光コネクタ挿入穴に連通する前側ハウジング挿入穴と、前記前側ハウジング挿入穴に挿入された前記前側ハウジングと係合して、該前側ハウジングの前記コネクタ嵌合ハウジングに対する前後方向の移動を規制する係止手段とを有し、前記前側ハウジングを前記前側ハウジング挿入穴に挿入して前記ベース部と前記コネクタ嵌合ハウジングの前記係止手段とを係合させることによって前記結合ユニット部を前記コネクタ嵌合ハウジングに取り付ける光コネクタ。 - 前記係止手段は、前側へ行くにしたがって前記前側ハウジング挿入穴内面からの突出寸法が増大するテーパ状に突設されて、挿入された前記ベース部の外周に突設されている固定用突部が乗り越え可能かつ乗り越えた前記固定用突部の後方への移動を規制する係止突部と、該係止突部から前側に離隔させて突設されて、前記係止突部をその後側から前側へ乗り越えた前記固定用突部が当接されることで該固定用突部の前方への移動を規制するストッパ突部とを有する請求項1に記載の光コネクタ。
- 前記係止突部は、前記コネクタ嵌合ハウジングにその前後方向に延在形成した一対の長孔の間の弾性壁部に突設されている請求項2に記載の光コネクタ。
- 前記コネクタ嵌合ハウジングの外周面に形成されたコネクタ前側に行くにしたがって外周面からの離隔距離が増大する突片である係止用弾性片と、この係止用弾性片の前端からコネクタ前側に離隔させて突設されたリブ状の突部とを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の光コネクタ。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の光コネクタの前記コネクタ嵌合ハウジングをプレートに開口する窓孔に挿入して取り付けたコネクタ接続ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011149389A JP5687965B2 (ja) | 2011-07-05 | 2011-07-05 | 光コネクタ、コネクタ接続ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011149389A JP5687965B2 (ja) | 2011-07-05 | 2011-07-05 | 光コネクタ、コネクタ接続ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013015727A JP2013015727A (ja) | 2013-01-24 |
JP5687965B2 true JP5687965B2 (ja) | 2015-03-25 |
Family
ID=47688450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011149389A Active JP5687965B2 (ja) | 2011-07-05 | 2011-07-05 | 光コネクタ、コネクタ接続ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5687965B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10255863B2 (en) * | 2014-04-02 | 2019-04-09 | Samsung Display Co., Ltd. | Display panel having a first region, a second region, and a third region between the first and second regions and including a drive portion on the third region |
US11747571B2 (en) | 2022-01-13 | 2023-09-05 | Ortronics, Inc. | Fiber control collar |
CN118444437A (zh) * | 2023-02-03 | 2024-08-06 | 华为技术有限公司 | 光纤连接器、连接器组件及光通信设备 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60172107U (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-14 | ヒロセ電機株式会社 | 光フアイバ心線用コネクタ |
JPH08643Y2 (ja) * | 1989-02-03 | 1996-01-10 | 沖電気工業株式会社 | 光コネクタエレメント |
JPH03117213U (ja) * | 1990-03-14 | 1991-12-04 | ||
US5692080A (en) * | 1996-10-03 | 1997-11-25 | Adc Telecommunications, Inc. | Double ferrule SC connector and adapter |
-
2011
- 2011-07-05 JP JP2011149389A patent/JP5687965B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013015727A (ja) | 2013-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5820484B2 (ja) | 光コネクタ | |
US8480314B2 (en) | Connection method, connection tool, and connection jig for optical fiber | |
JP4699546B2 (ja) | 光ファイバ接続方法及び光ファイバ接続工具 | |
JP4267620B2 (ja) | 光コネクタ用工具 | |
WO2004092795A1 (ja) | 光コネクタおよび光コネクタ用ハウジング | |
JP4503547B2 (ja) | 光コネクタ | |
JP5512636B2 (ja) | 光コネクタレセプタクル、光接続用ユニットおよび光アウトレット | |
JP5687965B2 (ja) | 光コネクタ、コネクタ接続ユニット | |
JP2002023006A (ja) | 光コネクタ組立工具 | |
JP4083696B2 (ja) | 光コネクタ、光コネクタ組立方法 | |
JP2013127522A (ja) | 光コネクタアダプタ、光コネクタレセプタクル、表示方法 | |
JP4387732B2 (ja) | 光コネクタ | |
JP4684933B2 (ja) | 光コネクタ用工具、工具付き光コネクタ | |
JP2013015787A (ja) | 光コネクタおよびその組立方法 | |
JP5596634B2 (ja) | 光コネクタ | |
JP5325955B2 (ja) | 光ファイバ接続用ユニット、光ファイバ接続装置および光ファイバの接続方法 | |
JPH1164683A (ja) | 光コネクタ | |
JP2013015790A (ja) | 光コネクタ | |
JP2008064895A (ja) | 光ファイバ接続工具 | |
WO2020013059A1 (ja) | 光コネクタ、光コネクタ付き光ファイバケーブルの製造方法及び光ファイバ接続用工具 | |
JPH11160579A (ja) | 光コネクタ | |
JP2005128327A (ja) | 光コネクタ | |
JP2007199741A (ja) | 光ファイバ接続方法及び光ファイバ接続工具 | |
JP2005084140A (ja) | 光コネクタ | |
JP4308188B2 (ja) | 光コネクタ用工具、工具付き光コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140606 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20140806 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20141024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150123 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5687965 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |