JP2594643Y2 - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JP2594643Y2
JP2594643Y2 JP1993033223U JP3322393U JP2594643Y2 JP 2594643 Y2 JP2594643 Y2 JP 2594643Y2 JP 1993033223 U JP1993033223 U JP 1993033223U JP 3322393 U JP3322393 U JP 3322393U JP 2594643 Y2 JP2594643 Y2 JP 2594643Y2
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JP
Japan
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sleeve
ferrule
notch
split groove
optical connector
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洋 古川
義和 野村
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Fujikura Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、光コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4に単心光コネクタの一例の主要部分
を示す。割り溝12の入った精密スリーブ10(割りス
リーブ)と、光ファイバ22,32が接続するフェルー
ル20,30とからなる。なお割り溝12があるため
に、スリーブ10が弾性を持ち、半径方向に変形でき
る。スリーブ10の両端からフェルール20,30を挿
入し、中央で突き合わせる。なお、図5に模型的に示す
ように、スリーブ10はハウジング14に収められる。
またフェルール20,30はそれぞれハウジング24,
34内に収められ、バネ26,36で付勢された状態で
使われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の状態は、手動で
取り扱うコネクタの場合である。しかしこのスリーブ1
0,フェルール20,30をロボット内で使用する場合
は、スリーブ10を片側のフェルール20に固定するた
めに、図6のようなハウジング40が必要になる。ハウ
ジング40には太い孔42と細い孔44があり、細い孔
44の先端に引っかかり46が作ってある。細い孔44
内にスリーブ10を収め、フェルール20を挿入し、バ
ネ26を入れ、バネ受け48を取り付けて、スリーブ1
0を片側のフェルール20に固定した状態を作る。この
ため、ハウジング40が大型になり、装置の小型化の妨
げになる。
【0004】なお、スリーブ10の片側半分にフェルー
ル20を挿入し、その状態で接着などにより固着するこ
とも考えられる。しかしそのようにすると、他方のフェ
ルール30を挿入する部分のスリーブ10の割り溝12
が機能を失い、他方のフェルール30の挿入が難しくな
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1に例示するように、 (1)片方のフェルール20をスリーブ50に挿入して
固着し、 (2)フェルールの挿入されていないスリーブ50の空
の部分52に、軸方向の割り溝54を設け、 (3)前記スリーブの空の部分52の奥側には、前記割
り溝54に通ずる切欠き56または切込みを設ける。
【0006】
【作用】(1)片方のフェルール20をスリーブ50に
挿入し、固着すると、スリーブを固定するためのハウジ
ング40が不要になる。 (2)スリーブ50のフェルールの挿入されていない空
の部分52に、軸方向の割り溝54を設け、前記スリー
ブの空の部分52の奥側に、前記割り溝54に通ずる切
欠き56または切込みを設けると、割り溝54と切欠き
56を2辺とする四角片58の部分が、弾性を持つよう
になる。すなわち、片側を接着固定した場合、反対側の
割スリーブの弾性がなくならないようにする機能もあ
る。
【0007】
【実施例】図1の場合、スリーブ50の内面は従来のも
のと同様に精密仕上げとするが、割り溝54は片方(図
で右側)の半分だけに入れる。それから、割り溝54の
奥側、すなわち、一番奥かあるいはそれより少し手前の
ところで、左右(図で上下)両側に、直角方向(円周方
向)の切欠き56を連続して設ける。スリーブ50の割
り溝54が設けられていない部分に片方のフェルール2
0を挿入し(b)、接着材で固着する。
【0008】同図(c)に使用状態を示す。ハウジング
41は、スリーブ50の外側部分が不要になるので、小
型になる。割り溝54と切欠き56により、四角片58
の部分が弾性的に変形できるので、他方のフェルール3
0をロボットが挿入するとき、スリーブ50との間に僅
かなズレがあっても、あまり無理なく挿入できる。ま
た、フェルール30を挿入し終ったとき、四角片58の
部分がフェルール30との間に隙間が無いように弾性的
に保持するので、相手のフェルール20と正確に突き合
せられる。
【0009】[スリーブ50の変形例] (1)図2の場合は、円形の切欠き56を設けている。
作用効果は、図1の場合と同じである。 (2)図3の場合は、割り溝54を片側だけとせず、通
しにしている。使用方法は、図1の場合と同じである。
片側半分はフェルール20に接着されるので、その部分
の割り溝54は作用しない。 (3)切欠き56でなく、単なる切込み(切欠き56の
横幅が無くなった状態)でもよい。 (4)切欠きまたは切込みは、1箇所とは限らず、複数
箇設けてもよい。
【0010】
【考案の効果】(1)片方のフェルール20をスリーブ
50に挿入して固着するので、スリーブを固定するため
のハウジング40が不要になり、それだけ装置を小型化
できる。 (2)スリーブ50の半分とフェルール20を固着して
も、スリーブ50のフェルールの挿入されていない空の
部分52に、軸方向の割り溝54を設け、前記スリーブ
の空の部分52の奥側には、前記割り溝54に通ずる切
欠き56または切込みを設けているので、割り溝54と
切欠き56を2辺とする四角片58の部分が弾性を持つ
ようになる。したがって、上記のようにフェルール30
の挿入や挿入後の突合せが支障なく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の説明図。
【図2】本考案におけるスリーブの変形例の説明図。
【図3】本考案におけるスリーブの別の変形例の説明
図。
【図4】従来の光コネクタの主要部品の説明図。
【図5】従来の光コネクタの各部品をハウジングに収め
た状態の模式図。
【図6】従来光コネクタをロボットで用いる場合の説明
図。
【符号の説明】
10,50 スリーブ 12,54 割り溝 14,24,34,40,41 ハウジング 20,32 フェルール 22,32 光ファイバ 26,36 バネ 42 太い孔 44 細い孔 46 引っかかり 48 バネ受け 52 空の部分 56 切欠き 58 四角片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリーブの両端からフェルールが挿入さ
    れ中央で突き合わせられる光コネクタにおいて、 片方のフェルールはスリーブに挿入されかつ固着されて
    おり、 前記フェルールの挿入されていない前記スリーブの空の
    部分に、軸方向の割り溝が設けられ、前記スリーブの空
    部分の奥側に、前記割り溝に通ずる切欠きまたは切込み
    が設けられている、光コネクタ。
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