JPH0723304U - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JPH0723304U
JPH0723304U JP5834693U JP5834693U JPH0723304U JP H0723304 U JPH0723304 U JP H0723304U JP 5834693 U JP5834693 U JP 5834693U JP 5834693 U JP5834693 U JP 5834693U JP H0723304 U JPH0723304 U JP H0723304U
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ferrule
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optical
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誠人 河村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光軸合わせについて十分な精度を確保でき、
しかも良好な防水性能を付与することができる光コネク
タを提供する。 【構成】 メールハウジングにフェルール10aが収容
されたメール側光コネクタと、フィメールハウジングに
フェルール10b及びスリーブ20が収容されたフィメ
ール側コネクタとから成り、前記フェルール10a,1
0bの芯線保持部11a,11bが挿入されるスリーブ
20の外周部にOリング21を設け、前記フェルール1
0a,10bには、前記Oリング21が密接する外筒部
13a,13bを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、防水機能を備えた光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
防水機能を備えた光コネクタとしては、図7ないし図9に示すようなものがあ る。図7に示す光コネクタ50は、外周面にゴム製のOリング52を設けたフェ ルール51を、光軸合わせ用の導入筒であるスリーブ53に挿入し、前記Oリン グ52をフェルール51とスリーブ53の双方に密着させることにより防水性能 を付与するものである。
【0003】 また、図8及び図9に示す光コネクタ60,70は、フェルール61,71の 外周部に設けられたOリング62,72を、フェルール61,71に形成された つば部63,73でフェルール61,71の挿入方向に押圧し、前記Oリング6 2,72をフェルールホルダ64,74と前記つば部63,73の双方に密着さ せることにより、防水性能を付与するものである。なお、前記つば部63の押圧 手段としては、図8に示すようにばね65を用いたり、コネクタ自体をねじで締 結するといった方法が採用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、光コネクタにおける光ファイバの位置決めの精度は、一般にフェル ールと、フェルールが挿入される受承筒やスリーブ等の導入筒の精度によって決 定されるが、図7に示す光コネクタ50のように、両者間に寸法精度が悪いゴム 製のOリング52が介在すると、光軸のずれが大きくなって接続損失が増加する といった問題が生ずる。また、フェルール51のOリング52の手前部分は水に 濡れるおそれがあるため、濡れた状態で挿脱を繰り返すと光ファイバの端面に水 が付着する恐れがある。
【0005】 これに対して、図8及び図9に示す光コネクタ60,70では、フェルール6 1,71の挿入方向にOリング62,72が介在するので接続損失が増大すると いった問題は生じないが、図8に示す光コネクタ60のように、Oリング62を ばね65で押圧する構造では、光ファイバに張力がかかると、Oリング62に対 するつば部63の押圧力がなくなり、防水性能を維持できなくなるといった問題 が生じるし、コネクタ自体をねじで締結することによって押圧する構造のものは 、操作性が悪いといった問題が生じる。
【0006】 そこで、この考案の課題は、上記の問題を解決するため、この種の光コネクタ の防水構造を改良することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案の光コネクタはフェルールの先端部が挿 入される導入筒の外側にOリングを設け、前記フェルールには前記Oリングが密 接した状態で前記導入筒を受け入れる外筒部を形成したのである。
【0008】
【作用】
以上のように構成された光コネクタは、導入筒とこれに挿入されるフェルール の先端部との間にOリング等の寸法精度の悪い異物が介在しないため、光軸のず れが少なく、導入筒の外側に設けられたOリングによって導入筒とフェルールの 外筒部の間で確実に防水が行われる。
【0009】
【実施例】
以下、実施例について図面を参照して説明する。図4及び図5に示すように、 この光コネクタ1は、一方側の光ファイバAを保持するフェルール10a及びこ のフェルール10aを収容するメールハウジング30aから成るメール側コネク タ2aと、他方側の光ファイバBを保持するフェルール10b、このフェルール 10bの先端部が挿入される導入筒としてのスリーブ20及びこれらを収容する フィメールハウジング30bから成るフィメール側コネクタ2bとによって構成 されている。
【0010】 前記フェルール10a,10bは、図1および図2に示すように、光ファイバ A,Bの先端の芯線部分をそれぞれ保持する小径の芯線保持部11a,11bと 、被覆部分を保持する大径の被覆保持部12a,12bとを備えており、前記芯 線保持部11a,11bの外側には、前記スリーブ20を受け入れるための空間 を形成すべく外筒部13a,13bが一体形成されている。
【0011】 また、前記外筒部13a,13bの後端部には、後述するスプリングが当接す るつば部14a,14bが形成されており、前記被覆保持部12a,12bの後 端部には、後述するストッパ部材に当接して前記メールハウジング30a及びフ ィメールハウジング30b内におけるフェルール10a,10bの後退を防止す るためのつば部15a,15bが形成されている。
【0012】 前記スリーブ20は円筒形状であり、前記フェルール10a,10bの芯線保 持部11a,11bを両端から挿入することにより、各フェルール10a,10 bに保持された光ファイバA、Bの光軸を合わせることができるようになってい る。
【0013】 また、このスリーブ20の両端外周部には、図3に示すように、溝20aが形 成され、その溝20aには前記フェルール10a,10bの外筒部13a,13 bの内周面に密接するゴム製のOリング21が嵌着されている。さらに、スリー ブ20の外周面には、前記フィメールハウジング30b内に収容された状態で位 置決めを行うための突起22が前記溝20a間に形成されている。
【0014】 前記メールハウジング30aは、図4に示すように、前記フェルール10aを 収容する筒状の胴部31aと、この胴部31aの後端に支持され、前端側に向か って張り出すロック爪32aと、このロック爪32aの中央部に形成されたロッ ク解除用の押圧部33aとから成り、前記胴部31aの内周面には、フェルール 10aのつば部14aが当接するフェルール10aの位置決め用の突条34aが 形成されている。
【0015】 このメールハウジング30aに収容されたフェルール10aには、その被覆保 持部12a部分にスプリング35aが外嵌されており、このスプリング35aを 押圧する状態で光ファイバAを貫通するストッパ部材36aが前記胴部31aの 後端部に嵌着されている。従って、押圧されたスプリング35aによってフェル ール10aのつば部14aが突条34aに当接した状態に保持される。また、光 ファイバAにX方向の張力がかかった場合には、前記フェルール10aがわずか に後退してそのつば部15aがストッパ部材36aに当接し、メールハウジング 30a内でのフェルール10aの移動が規制されるようになっている。
【0016】 前記フィメールハウジング30bは、図4に示すように、前記メールハウジン グ30aの胴部31aの先端部に外嵌する嵌合部31bと、この嵌合部31bの 後方に形成されたフェルール10bを収容する筒状の胴部32bとから成り、前 記嵌合部31bには、嵌合部31bが前記メールハウジング30aの胴部31a の先端部に外嵌された状態で前記ロック爪32aが係合する被ロック部33bが 形成されている。
【0017】 前記フェルール10bは、その芯線保持部11bを前記スリーブ20に挿入し た状態で前記胴部31bに収容されており、スリーブ20は嵌合部31bに形成 された内筒部34bによって支持されている。
【0018】 このフィメールハウジング30bに収容されたフェルール10bには、その被 覆保持部12b部分にスプリング35bが外嵌されており、このスプリング35 bを押圧する状態で光ファイバBを貫通するストッパ部材36bが前記胴部32 bの後端部に嵌着されている。従って、押圧されたスプリング35bによってフ ェルール10bのつば部14bがフィメールハウジング30bの先端側に押され 、スリーブ20の突起22が前記内筒部34bの後端面に当接することによりフ ェルール10bの位置決めが行われる。
【0019】 また、光ファイバBにY方向の張力がかかった場合には、前記フェルール10 bのつば部15bがストッパ部材36bに当接し、フィメールハウジング30b 内でのフェルール10bの移動が規制されるようになっている。
【0020】 以上のように構成されたメール側コネクタ2aとフィメール側コネクタ2bは 、図5に示すように、メールハウジング30aの胴部31aの先端部にフィメー ルハウジング30bの嵌合部31bを外嵌すると、メール側コネクタ2aのフェ ルール10aの先端部がスリーブ20に挿入されて光ファイバA,Bの光軸合わ せが行われると共に、スリーブ20のOリング21がフェルール10a,10b の外筒部13a,13bに密接した状態となり、フェルール10a,10bの芯 線保持部11a,11bが完全に密封される。
【0021】 この状態では、前記ロック爪32aが被ロック部33bと係合してメール側コ ネクタ2aとフィメール側コネクタ2bとの結合状態がロックされる。また、前 記押圧部33aを押すとロック爪32aがたわみ、被ロック部33bとの係合が 外れてロックが解除され、メール側コネクタ2aとフィメール側コネクタ2bと を分離することができる。
【0022】 メール側コネクタ2aと、フィメール側コネクタ2bとが結合された状態で、 光ファイバBにY方向に張力がかかると、図6に示すように、フェルール10b のつば部15bがストッパ部材36bに当接するまで後退するが、その移動範囲 内ではOリング21が外筒部13bと密接した状態が維持されるようOリング2 1と外筒部13a,13bの位置関係が設定されているので、防水機能が損なわ れることがない。
【0023】 なお、この実施例では、フェルールの導入筒として別体のスリーブを用いたも のについて説明したが、これに限定されるものではなく、ハウジングに一体形成 されるものであってもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上のように、この考案は、導入筒の外側にOリングを設け、フェルールには Oリングが密接した状態で導入筒を受け入れる外筒部を形成したため、フェルー ルの先端部が導入筒に挿入されると、精密に形成された筒入筒の内周面とフェル ールの先端部の外周面との接触により光ファイバの光軸合わせが精度良く行える と共にOリングが外筒部に密接することによりフェルールの先端部分が完全に密 封され良好な防水状態が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る一実施例のフェルール及びスリ
ーブを示す斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上のスリーブを示す分解断面図である。
【図4】同上のメール側コネクタとフィメール側コネク
タとを示す断面図である。
【図5】同上の結合状態を示す断面図である。
【図6】光ファイバに張力がかかった状態を示す断面図
である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【図8】他の従来例を示す断面図である。
【図9】さらに他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 光コネクタ 2a メール側コネクタ 2b フィメール側コネクタ 10a,10b フェルール 11a,11b 芯線保持部 12a,12b 被覆保持部 13a,13b 外筒部 14a,14b つば部 15a,15b つば部 20 スリーブ 20a 溝 21 Oリング 22 突起 30a メールハウジング 30b フィメールハウジング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェルールの先端部が挿入される導入筒
    の外側にOリングを設け、前記フェルールには前記Oリ
    ングが密接した状態で前記導入筒を受け入れる外筒部を
    形成した光コネクタ。
JP1993058346U 1993-10-01 1993-10-01 光コネクタ Expired - Fee Related JP2594054Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004038472A1 (ja) * 2002-10-24 2004-05-06 Ms Engineering Inc. 光ファイバ用コネクタ
WO2014021231A1 (ja) * 2012-08-01 2014-02-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 光トランシーバと光コネクタとの嵌合構造
US8845207B2 (en) 2010-09-03 2014-09-30 Protai Photonic Co., Ltd. Optical fiber connector and adapter capable of preventing dust

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WO2014021231A1 (ja) * 2012-08-01 2014-02-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 光トランシーバと光コネクタとの嵌合構造

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JP2594054Y2 (ja) 1999-04-19

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