JPS62204982A - 印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、印字ハンマーにより叩打する圧力を活字の面
留に応じて可変することにより均一な印字濃度を得られ
るようになった電子タイプライタやディジ式プリンタ等
の印字装置に関するものである。

〈従来の技術〉 この種の印字装置においては、例えばＭ、Ｗ等の比較的
面積の大きい活字と、■等の比較的面積の小さい活字と
を印字ハンマーにより同一の圧力で叩打すると、前者が
薄くまた後者が濃く印字されて均一な濃度で印字できな
くなる。そこで、印字ホイール等に備える全ての活字に
ついて個々にハンマーによる印字圧を変えることにより
均一な濃度を得られるようにしている。この印字ハンマ
ーによる印字圧は、ハンマーソレノイドへの通電時間つ
まり供給パルスのパルス幅によって制御されており、こ
の通電時間の相違に対応するノ１ンマーの移動速度の変
化によって印字圧の強弱をつけている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 第３図において、同（ｂ）図に示すように印字ハンマー
へ□の通電時間をＢからＢ′に可変すると、印字ハンマ
ーが所定位置から飛び出して活字を叩打した後に所定の
位置に戻るまでの印字ハンマーの作動時間がＡ′からＡ
と通電時間に応じて可変する。これに応じて印字ハンマ
ーの移動開始時から活字を叩打する迄の時間もＣ′から
Ｃと短くなる。

これに対し、同（Ｃ）図に示す印字リボンの送り開始時
間および同（ｅ）図に示す印字ホイールの駆動開始時間
は、印字ハンマーの最も長い作動時間であるＡ′に一定
に設定されており、またキャリアの駆動開始時間も、同
（ｄ）図に示すように印字ハンマーが活字を叩打するま
での最も長い時間であるＣ′に一定に設定されている。

そのため、強い印字圧で印字した場合には、印字ハンマ
ーが所定位置に戻ってからリボン送りおよび印字ホイー
ルの駆動が開始されるまでの待ち時間が必要以上に長く
なり、印字速度の高速化を阻害する要因になっている。

〈発明の目的〉 本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、印
字圧に応じて印字ホイール等の印字機構の駆動、開始時
間を可変するようにして連続印字時。

における無駄な待ち時間を可及的になくすことにより印
字速度の高速化を図ワた印字装置を提供することを目的
とするものである。

く問題点を解決するための手段〉 本発明の印字装置は、前記目的を達成するために、各印
字文字にそれぞれ対応して印字ハンマーへの通電時間を
可変し印字圧を制御するようになった印字装置において
、各印字文字に対応して設定された印字ハンマーへの通
電時間データが記憶されたメモリと、この通電時間デー
タに基づいて決定される印字ハンマーの作動時間に基づ
いて印字ホイールや印字リボン等の印字機構の作動を制
御するコントローラとを備えて成る構成を要旨とするも
のである。

〈作用〉 前記構成とした本発明の印字装置は、各印字文字の印字
動作毎に、コントローラによって印字ハンマーの作動時
間に応じて印字ホイールやリボン送り等の開始時間の制
御がなされるので、印字ハンマーの戻り待ち時間が必要
以上に長（なることがなく、連続印字操作時の印字速度
の高速化を図れるものである。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。

一実施例を示した第１図において、テーブルＲＯＭから
なるメモリ１には、印字ホイールの備える全ての活字に
ついてのハンマー圧データつまり印字ホイールへの通電
時間データが活字データと関連して記憶されたエリアｌ
ａと、通電時間データから決定される印字ハンマーの作
動時間データが記憶されたエリア１ｂとを備えている。

そして、印字操作ごとにメモリ１から両エリアｌａ、　
ｌｂに記憶されている所定のデータがそれぞれ読み出さ
れ、この両データに基づいてコントローラ２が印字）λ
ンマー及び印字ホイール等の印字機構３の駆動を制御す
る０例えば、第３図において、印字ハンマーが開山）図
に示すＢのパルス幅のパルスにより駆動される場合には
、リボン送りおよび印字ホイールの駆動を、印字ハンマ
ーの移動開始時からＢで示す時間経過後に開始させるよ
う制御することにより、印字ハンマーが戻るまでの待ち
時間が可及的に短くなる。

また、第２図に示すように、メモリ４としては、従来の
もと同様の通電時間データが活字データと関連して記憶
されたものを用い、印字ハンマーの作動開始時から所定
位置に戻るまでの作動時間が、印字ハンマーへの通電時
間と密接な関係にあることを利用して、コントローラ２
において、メモリ４から読み出された通電時間データか
ら印字ハンマーの戻りを待つ時間つまり印字ハンマーの
作動時間を演算して制御するようにすれば、既存装置を
改良することにより本発明装置を得られる効果がある他
に、メモリ４の容量が小さくてもよい利点がある。

〈発明の効果〉 以上詳述したように本発明の印字装置によると、印字文
字に対応して異なる印字ハンマーの作動開始時から所定
位置に戻るまでの作動時間に対応して他の印字機構を駆
動することができるので、印字ハンマーの所定位置への
戻り待ち時間が必要最小限に設定されることになり、印
字速度の高速化を達成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の印字装置の一実施例のブロック図、第
２図は本発明の他の実施例のブロック図、第３図（ａｌ
〜（ｅ）図はそれぞれ従来装置における印字ハンマーの
通電時間と作動時間との関係および印字ハンマーの作動
時間と印字機構の駆動開始時間との関係を示す図である
。 １．４−メモリ　２−コントローラ ３・−・印字機構 第１図 第２図 手続補正書棚式） ％式％ ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住所　　大阪市阿倍野区長池町２２番２２号氏名　　（
５０４’）シャープ株式会社代表者　佐伯　旭 ４、代理人 住所　　大阪市北区兎我野町１５番１３号ミユキビル　
　電話（０６）　３１５−７４８１昭和６１年５月２７
日（発送日） ６、補正の対象　　明細書の図面の簡単な説明の欄７、
補正の内容

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）各印字文字にそれぞれ対応して印字ハンマーへの
   通電時間を可変し印字圧を制御するようになった印字装
   置において、各印字文字に対応して設定された印字ハン
   マーへの通電時間データが記憶されたメモリと、この通
   電時間データに基づいて決定される印字ハンマーの作動
   時間に基づいて印字ホィールや印字リボン等の印字機構
   の作動を制御するコントローラとを備えて成ることを特
   徴とする印字装置。
2. （２）メモリに、活字データに対応する印字ハンマーへ
   の通電時間データと、この通電時間データにより決定さ
   れる印字ハンマーの作動時間データとが記憶されたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の印字装置。
3. （３）コントローラにおいてメモリから読み出した通電
   時間データに基いて印字ハンマーの作動時間を算出する
   ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載の印字装置。