JPS6036183A

JPS6036183A - プリンタ

Info

Publication number: JPS6036183A
Application number: JP14450083A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Kobata; 芳裕古場田
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1983-08-09
Filing date: 1983-08-09
Publication date: 1985-02-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本暎明はタイプライタ、ワードプロセッサの印字装置な
どのプリンタに関し、特に誤って記録された印字など所
定の印字の消去が可能なプリンタに関するものである。

〔従来技術〕

従来のこの種のプリンタとしては、例えば第１図に示す
ようなものがある。ここで、／は支持軸λの周りに回動
可能としたインクリボンカセットであり、プリンタにお
いて印字が行われない限り、カセットｌは図に示すよう
に水平位置に保たれている。３は図示しない印字用紙が
巻回された状態で保持されるプラテンであり、プラテン
３上の印字位置と対向する位置には印字ハンマグが設け
られていて、印字ハンマｌとプラテン３との間に印字対
象の活字体ｊが配置される。

なお、この図では説明を簡略にするために７つの活字体
ｊが示されているが、実際には例えば花弁状をなすホイ
ールの各スポーク上に復数の活字体の形成されたもの等
が使用される。乙はカセット／のプラテン３と対向する
先端位置ＶＣ張設されたインクリボンであり、印字の行
われないときには、リボン乙はこの図に示すようにカセ
ット／と共に活字体Ｓの下方位置に退避させられる。

７はカセット／の内側に固定されたカム係合ピンであシ
、ｒはこの係合ビン７に摺動自在に係合されたカム部材
である。しかして、このカム部材ざの回動動作によりイ
ンクリボン乙を保持したカセットｌの先端部を印字位置
に寸で持上ける作用がなされる。

カム部材ｒは第一図に示すように係合軸７と係合するカ
ム面ざＡを有し、カム軸りを介して回動自在に図示しな
い本体側に支承される。、ｒＢは復帰ばね掛止フックで
あシ、第３図’（Ａ）〜（０）に示すようにフックｌＢ
と本体側との間には復帰はね１０が掛止される。また、
にＣはカム部材ざに設けられた押上げ面である。

更に、このカム部材ｒの下方には、第１図に示すように
リボンソレノイド／ｌが設けられていて、印字時にはソ
レノイドｌ／が励磁されることによってカム部材ｔの押
上げ面ざＣを第３図（Ｂ）に示すように矢印方向に押上
げる。よって、カム部材ｌは第３図（ト）の状態からば
ね１０のばね力に抗して反時計回りの方向に回動させら
れ、係合ビン７をカム面！ｒＡに沿って摺動させること
によってカセットｌの先端をリボンｔと共に印字位置に
引上げる。

なお、ここでカム部材ｌのカム面ｒｈは、第３ＦｇＪ（
Ｂ）の印字状態のときに保合ビン７の上下方向の動作が
抑制されるよう、溝形に形成されている。

次に、プリンタの消磁機構、すなわち誤った印字を消失
する機構について説明する。

第７図で〃は連結軸ガによって連結され、左右対称に配
置されたアーム板であシ、左方に配置されたアーム板は
図示されていないが、これら左右対称のアーム板〃は連
結軸ガによって、その周りに同時回動自在なように枢支
されている。

ｎはアーム板刃上から上に突出させたりフタであり、後
述する消磁時には、とのりフタｎを介してカセット／を
消磁位置に寸で動作させることができる。ｎはアーム板
〃の下方に配置された消磁動作用の修正ソレノイドであ
り、このソレノイドｎを励磁させることによりアーム板
〃と共にアーム板を介してカセット／を消磁位閤にまで
回動させることができる。

更にアーム板刃上にはリボンスプール２グが設けられて
いて、図示しない他方のアーム板上に設けられた巻取り
スプールとの間に力゛イドプーリ刀を介して修正リボン
％が張設されており、消磁時にはこの修正リボンぶがア
ーム板Ｊと共に持上げられることにより活字体５の前面
すなわちプラテン３側に位置する。

次に、このように構成されたプリンタにあっての印字動
作をまず説明する。第１図および第３図（Ａ）に示すよ
うな印字されない待機状態にあって、印字指令によって
リボンソレノイド／／が励磁されると、ソレノイド／／
によってカム部材ｌが回動させられ、そのカム面／Ａに
よって係合ビン７が第３図（Ｂ）に示す上位位置に摺動
させられる。

このような動作を更に第７図（４）および（Ｂ）によっ
て説明すると、第１Ｉ図（４）の待機状態から上述した
よ２に係合ビン７が上位位置に移動させられることＫよ
って、カセット／は第μ図（Ｂ）に示すような位置まで
回動させられて、カセット／に保持されたインクリボン
６を活字体！とプラテン３上の印字用紙３０との間に導
く。

よって＠１図に示した印字ハンマｌにょシ活字体ｊを介
して用紙３ｏ上に印字が行われるが、印字が終了すると
ソレノイド／／が消磁されるので、カム部材ｌは復帰ば
ねｌθのばねカにょって第３図（４）および第１Ｉ図（
４）に示した状態に１９帰され、インクリボンｔも同時
に下方に退避させられて、印字が目視でＷＡ舅可能どな
る。

なお、このような印字動作では消磁機構を有するアーム
板〃は第７図（Ｂｌに示すようにそのままの状態に保持
される。

続いて、プリンタにおける別学動作を説明する。

いま、印字が行われたあと、第１図、第３図（４）およ
び第１図（４）に示したような待機状態に戻ったとして
、既に印字された文字の消去が必要な場合、消磁指令に
よって、修正ソレノイドｎが励磁される。

そこで、ソレノイドｎの励磁によってアーム板〃が第１
図（０，１に示すように連結軸〃の周りに回動させられ
、プーリΣ等によってその先端部に保持されている修正
リボンｎを用紙３０と活字体Ｓとの間に導く。

また、このとき、アーム板〃」二のりフタｎがプノセッ
ト／を上方に突上げるので、カセット／に保持されるイ
ンクリボン乙を印字位；：′ｔより更に上方忙待避させ
ることができる。かくして、第１図に示した印字ハンマ
ｔにょシ同じ活字体ｊを用いて、修正対象の文字上に打
込みがなされ、修正リボンｎの有する消去機能にょシ修
正文字を用紙３θ上から消去させることができる。

また、上述した情事位置では、保合ビン７は第３図（Ｇ
）に示すようにカム部材ざのカム面Ｊ’Ａから遊離した
上方位置にある。更にまた、別学が終れば、修正ソレノ
イドｎが消磁されることによって、カセット／およびア
ーム板〃も共に元の待機状態処復帰させられる。

なお、消字動作は上述したように同じ活字体Ｓを印字位
’ＩＩＩＫ重ねて打込みすることによって行われるが、
通常の場合、その方式には二連シのものが使用されてい
る。第１方式はこの打込みによって用紙３θの上に印字
された文字のインクを修正リボン２に上に写し取るよう
にするものであシ、第λ方式は修正リボンム上の消磁川
内インクを印字上に転写すること罠よって低印字文字を
隠蔽するもので、何れの場合も、重ね打ちによって誤っ
て印字された文字を消去する。

第３図はこのようなプリンタの活字体ｊに使用される活
字の一例を示し、その凸出部のりＡが活字、５Ｂが活字
の合板である。更に、第６図は活字体ｊの活字ｊＡの部
分が用紙３θに向けて打込まれた状態を示す。このよう
に、柔軟性のある用紙３０にはリボン６（またはぶ）の
打込み部分が幾分食い込む形となって活字５Ａの幅Ｔに
対して、この幅Ｔよシ広がシのある印字幅Ｐまたは消去
幅Ｐが得られるものである。

しかしながら、このような従来のプリンタにあっては、
印字を行う場合も別学を行う場合も印字ハンマダによる
同一の打刻力で同一の活字体Ｓによってなされるので、
印字された文字に対して、別学するときの活字体ｊの打
込み位置にずれがあると、印字幅Ｐと消去幅Ｐとが一致
した位置とならず、そのずれた分だけ文字の消失がなさ
れずに用紙３θ上に残留する。

このために、満足な文字消去機能が得られず、印字品質
をも損なう虞があった。

〔目　的〕

本発明の目的は、このような問題に鐙みて、消し残しを
解消して十分な文字消去機能を持たせるよう如したプリ
ンタを提供することにある。

かかる目的を達成するために、本発明では、印字ハンマ
を駆動させるドライバの出力を印字時と文字消去時とで
変化させ、消去時には印字時より強い力で印字ハンマが
駆動されるように制御して、同じ活字によって用紙上に
印字幅より広がりのある消去幅が得られるようにする。

〔実施例〕

以下に、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。第７
図は本発明による印字ハンマ駆動回路の一例を示し、こ
こで、Ｆ／は印字指令用のキー、侵は消去指令用のキー
であり、グ３はこれらのキーグ／捷たはｐからの出力信
号にょシドライバ作がら異なる駆動出力を印字ハンマｌ
に出力させるよう制御する制御回路である。更にＦ５は
ドライバ件に駆動電力を供給する電源回路である。

しかして、本例の場合、制御回路件では、消去指令キー
侵からの出力信号が供給されると、印字指令キー４ｔ／
からの出が信号が供給された場合に比して印字ハンマｑ
に例えばよシ一層高い駆動電圧が供給されるようドライ
バ仰に制御信号を供給する。よって、印字ハンマｌは文
字消失指令があると印字を行う場合より大きい印字圧で
活字体５に打込みを行わせることができる。

そこで、このようなそれぞれの指令によって打込みが行
われる状態を第ｒ図（Ｎおよび（Ｂ）によって説明する
。第を図（１）は印字の場合における活字体Ｓの打込状
態を示すもので、活字よＡの幅Ｔに対して用紙３Ｑ上に
は幅Ｐの印字幅が得られることは第を図の例と変わらな
い。

しかし、消失の場合は上述したように印字のときよシ強
い打刻力が印字ハンマｌに供給されるので活字体ｊがよ
り強い力で用紙３θに向けて打込まれ、第１図（Ｂ）に
示すように柔軟性のある用紙３θを第１ｒ図（２）の場
合に比して深く門ませ、印字幅Ｐよシ広い幅の消失幅Ｐ
′が用紙３θ上に得られる。

したがって、消去幅Ｐ′によって印字幅Ｐが蓋われるこ
とになり、例えば何等かの原因によシ印字時と消去時と
で活字体５の打込みが用紙３０上で多少ずれたとしても
、印字された文字を十分消失することができる。

また、活字が印字用紙に接近する本例の他、本発明を実
施するにあたっては、印字用紙の裏側から印字ハンマを
動作させて印字用紙を活字に接近させるように構成して
もかまわない。

〔効　果〕

以上説明してきたように、本発明によれば、活字体と用
紙とを接近させる印字ハンマおよび印字ハンマ駆動手段
を有し、同じ活字体によって印字と消去とを行わせるよ
うにしたものにおいて、印字ハンマを駆動させるドライ
バの出力を印字時と消去時とで変化させる制御手段を設
け、この制御手段によって、消去時には印字時よりも大
きい印字圧で活字に打込み動作を行わせるようＫなし、
消去時に印字幅よシ広がりのある消去幅が用紙上に得ら
れるようにしたので、消し残しのない文字消去機能を有
するプリンタが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のプリンタの構成の一例を示す斜視図、第２図はそのカム部材の斜視図、第３図（４）、（Ｂ）および（０）は、そのカム部材の
待機時、印字時および消去時における作動姿勢をそれぞ
れ示す線図、第弘図（Ａ）　、　（Ｂ）および（Ｃｉ）はプリン−の
待機時、印字時および消去時における作動姿勢をそれぞ
れ示す線図、第Ｓ図は活字体の一例を模型的に示す斜視図、第６図は
活字体による打込み状態を示す断面図、第７図は本発明
プリンタにおける印字ノ・ンマ躯動回路の構成の一例を
示すブロック図、第ε図（４）および（Ｂ）は本発明に
よる印字時および消失時の活字体打込み状態を示す断面
図である。ｌ・・・インクリボンカセット、コ・・・支持軸、３・・・プラテン、ｌ・・・印字ハンマ、Ｓ・・・活字体、ｊＡ・・・活字、ｓＢ・・・合板、ｇ・・・インクリボン、７・・・係合ピン、ｒ・・・カム部材、ｒｈ・・・カム面、Ｊ’Ｂ・・・フック、ｌｒＣ・・・押上げ面、ワ・・・カム軸、ｌθ・・・復帰ばね、ｌｌ・・・リボンソレノイド、〃・・・アーム板、〃・・・連結軸、〃・・・リフタ、ｎ・・・修正ソレノイド、ノブ・・・リボンスプール、Ｂ・・・ガイドプーリ、２乙・・・修正リボン、３０・・・印字用紙、ｐ　、ｐ’　、Ｔ・・・幅、グ／・・・印字指令キー、Ｑ・・・消去指令キー、Ｌ、ｔ３・・・制御回路、仰・・・ドライバ、４Ｉｓ・・・電源回路。特許出願人　キャノン株式会社第２図ｄＣ第３図（Ａ）Ａ第３図（Ｂ）３、第７図

Claims

【特許請求の範囲】

印字ハンマによシ活字と印字用紙とを接近させて印字お
よび印字の消失を行うようにしたプリンタにおいて、前
記印字の消去のとき顛は前記印字のときよりも大きい印
字圧で前記活字と前記用紙とを接近させる制御手段を備
えたことを特徴とするプリンタ。