JP2783877B2 - 感熱式印字装置 - Google Patents

感熱式印字装置

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JP2783877B2 JP29433589A JP29433589A JP2783877B2 JP 2783877 B2 JP2783877 B2 JP 2783877B2 JP 29433589 A JP29433589 A JP 29433589A JP 29433589 A JP29433589 A JP 29433589A JP 2783877 B2 JP2783877 B2 JP 2783877B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印字部としてサーマルヘッドを組み込んだ
感熱式印字装置の印字制御に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来のサーマルヘッドを示す回路図である。
同図において、印字データDinはデータクロックCに同
期してシフトレジスタ11に入力され、このシフトレジス
タ11に1ライン分のデータがセットされた後に、1ライ
ンラッチ信号(ロード信号)Lにより1ライン分のデー
タがラッチレジスタ12にロードされる。一方、発熱抵抗
体13にはヘッドドライブ電圧VTHが印加され、ドライバ
回路14にヘッドドライブ信号(ストローブ信号)Dが入
力された時に、ラッチレジスタ12にデータがラッチされ
ている発熱抵抗体13のみにヘッドドライブ電圧VTHによ
る電流が流れて発熱抵抗体13が発熱する。
第3図はこの従来例の動作を説明するためのタイムチ
ャートである。同図に示されるように、従来は、印字用
紙を所定の給紙部から発熱抵抗体のある印字部の直前位
置まで搬送する用紙吸入過程においては、印字用紙を搬
送ローラの速い回転により高速に走行させる。そして、
発熱抵抗体による印字動作過程においては、用紙の走行
速度は中速に切替えられ、且つ、発熱抵抗体に印加され
るヘッドドライブ電圧VTHをオンにし続け、印字データ
に基づく印字を行う。印字動作過程を終了した後は、用
紙排出過程に移り、ヘッドドライブ電圧VTHをオフにし
て用紙走行速度を高速にして用紙を排出する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例においては、第3図の印字
データに示されるように、所定の印字動作期間内の前半
にしか印字データがない場合、即ち、印字用紙の上半分
にしか印字がなされない場合であっても、印字動作期間
ではヘッドドライブ電圧VTHが発熱抵抗体に印加され続
けている。従って、発熱抵抗体からこれに接する感熱用
紙を介してプラテンローラに流れる電流により、感熱用
紙に化学反応が生じ、これにより生じる発熱抵抗体の電
触が発熱抵抗体の劣化をん早めるという問題があった。
また、第3図に示されるように、印字動作期間が印字
用紙のサイズ等に応じて予め決められており、この印字
動作期間においては印字データのあるないにかかわらず
印字用紙の走行が中速でなされていたので、印字に時間
がかかるという問題があった。
そこで、本発明は上記したような従来技術の課題を解
決するためになされたもので、その目的とするところ
は、電触による発熱抵抗体の劣化が少なく、印字時間の
短縮を可能とした感熱式印字装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明に係る感熱式印
字装置は、複数の発熱抵抗体を備えたサーマルヘッド
と、上記サーマルヘッドの発熱抵抗体に所定の駆動電圧
を印加する電圧印加手段と、印字用紙を給紙位置から上
記サーマルヘッド位置を通って排出位置まで走行させる
走行手段と、1ページ分の印字データを格納するページ
メモリとを有し、上記印字用紙を所定の速度で走行させ
ながら、上記ページメモリからの印字データに基づいて
上記発熱抵抗体を発熱させて上記印字用紙に印字を行う
感熱式印字装置において、上記ページメモリの印字デー
タの最終アドレスを格納する最終アドレスメモリと、上
記最終アドレスに格納されている上記ページメモリの印
字データに基づく印字がなされた直後に、上記電圧印加
手段により上記発熱抵抗体に印加される電圧をオフにす
ると共に、上記印字用紙の走行速度を印字中の走行速度
よりも速い速度に切替える制御を行う制御手段とを有す
ることにより構成されている。
〔作 用〕
本発明においては、ページメモリの印字データの最終
アドレスを格納する最終アドレスメモリを備え、印字用
紙に最終アドレスメモリの最終アドレスのデータが印字
された後は、電圧印加手段によりサーマルヘッドの発熱
抵抗体に印加される電圧をオフにすると共に、走行手段
による印字用紙の走行を印字中の走行速度よりも速い速
度で行っている。従って、例えば、印字が用紙の上半分
で終わるような場合には、上半分の印字が終わった直後
に、発熱抵抗体への印加電圧をオフにして、発熱抵抗体
が印字用紙の下半分に接触し続けることにより生じる発
熱抵抗体の電触による劣化をなくしている。また、上半
分の印字が終わった後に、印字用紙の走行速度を印字中
より速めることにより印字時間が短縮される。
〔実施例〕
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る感熱式印字装置の一実施例を示
すブロック図である。
同図において、1は複数の発熱抵抗体(図示せず)を
有するサーマルヘッドであり、このサーマルヘッド1は
第2図の従来のものと同一の構成を有する。
2はヘッド印加電圧コントロール部(電圧印加手段)
であり、このコントロール部2はサーマルヘッド1の発
熱抵抗体にヘッドドライブ電圧VTHを印加する。
3は上位I/F装置、4は上位I/F装置3を通して外部か
ら与えられた印字データを1ページ分格納するページメ
モリ、5はページメモリ4の最終アドレスをを格納する
レジスタ(最終アドレスメモリ)である。
また、6は印字用紙を給紙位置からサーマルヘッド1
位置(印字部)を通って排出位置まで走行させる印字走
行手段であり、この用紙走行手段6は搬送ローラ、この
搬送ローラの駆動モータ、及びこの駆動モータの駆動回
路等よりなる。
そして、7は上記構成1乃至6の動作を制御する制御
手段としてのCPUである。以下にこのCPU7による装置の
動作について説明する。
第4図は本実施例の印字データ転送時の動作を示すフ
ローチャートである。同図及び第1図に基づいて印字デ
ータ転送時の動作を説明すると、ステップ1において、
格納すべき印字データのページメモリ4におけるアドレ
スの初期値を設定し、ステップ2において、1ページ分
のデータをページメモリ4に転送する。次に、ステップ
3に進み、ページメモリ4に印字データがあれば、ステ
ップ4に進み、、レジンスタ5内の最終アドレスを更新
してステップ5に進む。尚、ステップ3においてデータ
が無ければデータを更新せずにステップ5に進む。そし
て、ステップ5において、ページメモリアドレスに1を
加え、ステップ6に進み、1ページのデータ転送が終了
するまで、ステップ2〜6を繰り返す。
第5図は本実施例の印字用紙吸入過程以降の動作を示
すフローチャート、第6図はこのときの動作を示すタイ
ムチャートである。第5図、第6図及び第1図に基づい
て、印字用紙吸入過程以降の動作を説明する。
先ず、ステップ11の用紙吸入過程において、印字用紙
を所定の給紙部からサーマルヘッド1のある印字部の直
前の位置まで搬送する。このとき、第6図に示されるよ
うに、印字用紙は搬送ローラの速い回転により高速に走
行されて印字部まで走行される。
ステップ12において、印字動作過程に入ると、ヘッド
印加電圧コントロール部2から印加されるヘッドドライ
ブ電圧VTHがオンし、ステップ13において、印字用紙の
走行速度は中速に切替えられる。そして、ステップ14に
おいて、ページメモリアドレスの初期値が設定され、ス
テップ15において、ヘッドヘデータが転送される。ステ
ップ16において、印字データがレジンス5にある最終ア
ドレスでなければ、ステップ19に進み、ページメモリア
ドレスに1を加算し、その後、ステップ15、16の動作を
繰り返す。
ステップ16において、最終アドレスが確認されると、
その直後に、ステップ17のヘッドドライブVTHのオフ、
ステップ18の印字用紙の走行速度の高速切替えをして印
字用紙を排出する。
以上述べたように、本実施例においては、ページメモ
リ4の印字データの最終アドレスを格納するレジスタ5
を備え、印字用紙に最終アドレスメモリの最終アドレス
のデータが印字された直後に、サーマルヘッド1の発熱
抵抗体に印加される電圧をオフすると共に、印字用紙の
走行を印字中の走行速度よりも速い高速で行っている。
従って、例えば、印字が用紙の上半分で終わるような場
合には、上半分の印字が終った後に、発熱抵抗体への印
加電圧をオフにして、印字用紙の下半分に接触し続けて
いるので、印字用紙に接触し続けることによる発熱抵抗
体の電触による劣化を極力防止できる。また、上半分の
印字が終わった後に、印字用紙の走行速度を印字中より
速めているので、印字時間を短縮することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ページメモリ
の印字データの最終アドレスのデータが印字された直後
に、発熱抵抗体に印加される電圧をオフにし、印字用紙
の走行を高速に切り替えるので、発熱抵抗体の電触によ
る劣化を生じにくくでき、また、印字用紙の走行速度を
印字中より速めることにより印字時間を短縮することが
できるときう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る感熱式印字装置の一実施例を示す
ブロック図、 第2図は従来のサーマルヘッドを示す回路図、 第3図はこの従来例の動作を説明するためのタイムチャ
ート、 第4図は本実施例のデータ転送過程の動作を示すフロー
チャート、 第5図は本実施例の印字用紙吸入過程以降の動作を示す
フローチャート、 第6図はこのときの動作を示すタイムチャートである。 1……サーマルヘッド、 2……ヘッド印加電圧コントロール部、 3……上位I/F装置、 4……ページメモリ、 5……レジスタ、 6……用紙走行手段、 7……CPU。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 11/42 B41J 13/00 B41J 2/315 - 2/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の発熱抵抗体を備えたサーマルヘッド
    と、 上記サーマルヘッドの発熱抵抗体に所定の駆動電圧を印
    加する電圧印加手段と、 印字用紙を給紙位置から上記サーマルヘッド位置を通っ
    て排出位置まで走行させる走行手段と、 1ページ分の印字データを格納するページメモリとを有
    し、 上記印字用紙を所定の速度で走行させながら、上記ペー
    ジメモリからの印字データに基づいて上記発熱抵抗体を
    発熱させて上記印字用紙に印字を行う感熱式印字装置に
    おいて、 上記ページメモリの印字データの最終アドレスを格納す
    る最終アドレスメモリと、 上記最終アドレスに格納されている上記ページメモリの
    印字データに基づく印字がなされた直後に、上記電圧印
    加手段により上記発熱抵抗体に印加される電圧をオフに
    すると共に、上記印字用紙の走行速度を印字中の走行速
    度よりも速い速度に切替える制御を行う制御手段とを有
    することを特徴とする感熱式印字装置。
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