JP2001180028A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2001180028A
JP2001180028A JP37462399A JP37462399A JP2001180028A JP 2001180028 A JP2001180028 A JP 2001180028A JP 37462399 A JP37462399 A JP 37462399A JP 37462399 A JP37462399 A JP 37462399A JP 2001180028 A JP2001180028 A JP 2001180028A
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JP37462399A
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Yasushi Murai
靖 村井
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】省電力が可能な所定の電流値でステップモータ
を駆動してサーマルヘッドを時分割駆動するときに、常
に記録紙の搬送に必要なトルクを確保する。 【解決手段】各ブロック毎の黒字の程度に応じた時分割
数にてサーマルヘッド15を時分割駆動するとともに、
記録紙を搬送するステップモータ21を省電力が可能な
所定の電流値で駆動する。その際、ステップモータ21
で記録紙の搬送に必要なトルクが発生できなくなる程度
に記録周期が短くなるときに、必要なトルクを発生させ
るための非通電時間cを1ラインの記録時間内に付加し
て1ラインの記録時間を延長する。これにより、少ない
時分割数のときにも記録紙の搬送に必要なトルクを確保
して、記録紙を搬送して正常な記録動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッドの
発熱体を複数のブロックに分割して時分割駆動して主走
査方向の1ラインの記録を行いつつ、ステップモータの
駆動により副走査方向に搬送される記録紙に画像を記録
する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、サーマルプリンタにおいて、
サーマルヘッドの発熱体を複数のブロックに分割してブ
ロック単位で時分割駆動する駆動方式が採用されてい
る。この時分割駆動方式は、電池駆動であればその駆動
電池の長寿命化、あるいは電池駆動に限らず駆動電源装
置を小型化できる点で有効である。
【0003】また、この時分割駆動方式では、ブロック
内の発熱体を発熱駆動する記録すべきデータ(黒字とい
う)が存在しないにもかかわらず、当該ブロックの記録
時間を1ラインの記録時間内に確保すると、全体の記録
時間が長くなってしまうので、1ラインの記録時間内で
黒字が存在しない発熱体ブロックの時分割駆動を間引く
ことで、1ラインの記録時間を短縮して全体の記録速度
の向上を図ることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
サーマルプリンタの時分割駆動では、発熱体ブロックに
対応する黒字の存在に応じて1ラインの記録時間の長さ
を調整していた。
【0005】図8は従来のサーマルプリンタの時分割駆
動におけるサーマルヘッドの通電と記録紙搬送用のステ
ップモータの励磁切換えタイミングとの関係を示すタイ
ミングチャートである。
【0006】ここでは、サーマルヘッドの1ラインの発
熱体が8個のブロックに分割される場合を例にとってい
る。図8(a)は8個のブロック中で7個のブロックに
黒字が存在せず1個のブロックのみに黒字が存在する場
合であり、1記録ラインで1個の発熱体ブロックのみが
駆動される場合を示している。また、図8(b)は8個
のブロック中の8個のブロック全部に黒字があって、時
分割数8で時分割駆動される場合を示している。なお、
図中のSTBはサーマルヘッドに印加されるストローブ
信号であり、LATはサーマルヘッドに印加される記録
データのラッチタイミングである。また、aは通電時
間、bは非通電時間を示す。
【0007】図8(a)の場合には、サーマルヘッドの
1個の発熱体ブロックに通電時間aの通電が行われ、さ
らに非通電時間bが確保されて1ラインの記録が終了す
る。それとともに、ステップモータに励磁切換えの駆動
パルスが印加されて記録紙が次の記録ラインまで搬送さ
れる。従って、この場合の1記録ラインに要する記録時
間(記録周期)t1は「a+b」で表される。
【0008】一方、図8(b)の場合には、8ブロック
分のデータが順にラッチされ、それらのデータに従って
各ブロックが通電時間aで時分割駆動され、さらに非通
電時間bが確保されて1ラインの記録が終了する。それ
とともに、次の記録ラインまで記録紙を搬送するため
に、ステップモータの励磁の切換えが行われる。この場
合の1記録ラインに要する記録時間t8は「8a+b」
である。
【0009】例えば、前記通電時間aを2ms、前記非
通電時間bを1msとすると、図8(a)の時分割数が
1のときには1ラインの記録時間は3msとなり、また
図8(b)の時分割数が8のときには1ラインの記録時
間は17msとなる。
【0010】図9は、ある特定のサーマルプリンタにお
けるステップモータのトルク特性を示す図で、横軸は1
秒間当たりの駆動パルス数(pps:pulse per secon
d)を示し、縦軸はステップモータの出力軸に発生する
トルクを示している。また、横軸はステップモータの回
転数にも対応している。図9に示すように、一般にステ
ップモータは、単位時間に印加される駆動パルスの数が
多くなり回転数が高くなるほど、トルクが低下する特性
を有している。
【0011】時分割数1の図8(a)の場合が、1ライ
ンの記録時間が最も短くなりステップモータの回転数が
最も高くなって最もトルクが低下することになる。この
ときの記録時間は3msであり、ステップモータに印加
される単位時間(1秒)当たりの駆動パルス数は333
ppsであり、図9ではp2点で示される。
【0012】一方、例示のサーマルプリンタのステップ
モータが用紙搬送に必要とするトルクは約8.0g・c
mであることが確認されている。そこで、最もトルクが
低下する図8(a)の場合にも紙搬送に必要なトルクを
確保するためには、k1点が含まれるトルク曲線kが得
られる150mAの電流値でステップモータを駆動する
必要があり、一般には、この電流値が選定されることに
なる。k1点に対応するp1点は約350ppsであ
る。
【0013】しかしながら、図8(a)の場合を基準に
して駆動パルスの電流値を設定すると、時分割数が1を
超える場合には(その場合には1ラインの記録時間がよ
り長くなり、図9では横軸の単位時間当たりのパルス数
がより少なくなる)、ステップモータの発生トルクに余
裕が生じて、無駄な電力を消費することになる。
【0014】なお、省電力化のために、例えば図9のよ
うに、電流値をより小さい電流値100mAに設定する
と、そのトルク特性曲線はKとなり、用紙搬送に必要な
トルクを確保できる単位時間当たりの駆動パルス数の限
界は曲線K上のK1点に対応するP1点になる。P1点
の200ppsは1ラインの記録時間では5msに相当
する。時分割数が2の場合に1ラインの記録時間が5m
sとなるため、このことは時分割数3以上は保証できる
が、図8(a)の時分割数1は勿論のこと限界点にある
時分割数2の場合にも記録紙の搬送に必要なトルクが得
られない可能性があり、ステップモータの脱調を引き起
こしたり、あるいはその虞がある。このように、省電力
のために単にステップモータの駆動パルスの電流値を下
げようとしてもステップモータのトルク不足により記録
紙の搬送不能を来す結果となる。
【0015】本発明は前記のような問題を解決するため
になされたもので、ステップモータの駆動パルスの電流
値として、1ラインの時分割数が少ないときにトルク不
足により記録紙の搬送に支障を来すような低い電流値を
設定して駆動電源の省電力化を図るものであり、そのよ
うな所定の電流値でステップモータが駆動される際に、
1ラインの時分割数が少ないときにも記録紙の搬送に必
要なトルクを確保して正常な記録動作を行うことのでき
る記録装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、主走査方向に
ライン状に配列されたサーマルヘッドの複数の発熱体を
所定のドット数のブロックに分割し、このブロック単位
で発熱体を時分割駆動して1ラインの記録を行いつつ、
この1ラインの記録に対応してステップモータの駆動に
より副走査方向に搬送される記録紙に画像を記録する記
録装置であって、前記発熱体のブロック毎に黒字の数を
計数する計数手段と、前記計数手段によって計数される
黒字の程度に応じて分割数を間引いて前記複数のブロッ
クを時分割駆動するヘッド駆動手段と、1ラインの記録
に対して前記ステップモータを所定の電流値でステップ
駆動するモータ駆動手段と、前記ヘッド駆動手段が分割
数を間引いて前記サーマルヘッドを分割駆動することに
より前記ステップモータで記録紙の搬送に必要なトルク
が発生できなくなる程度に記録ラインの記録時間が短く
なるときに、前記ステップモータで必要なトルクを発生
させるべく1ラインの記録時間内に所定の非通電時間を
付加して前記1ラインの記録時間を延長する制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0017】このような構成の記録装置によれば、各ブ
ロック毎の黒字の程度に応じて時分割数が間引かれてサ
ーマルヘッドが時分割駆動されるとともに、ステップモ
ータが所定の電流値でステップ駆動される。このステッ
プモータをステップ駆動する電流値として、1ラインの
時分割数が少ないときに1記録ラインの記録時間が短く
なってトルク不足により記録紙の搬送に支障を来すよう
な低い電流値が設定されても、1ラインの時分割数が少
なくトルク不足が生じる記録ラインに対して、1ライン
の記録時間内に所定の非通電時間が付加されてその記録
時間が延長されることで、記録紙の搬送に必要なトルク
を確保することができる。
【0018】従って、ステップモータをステップ駆動す
る電流値を時分割数が少ないときにトルク不足を発生す
る程度の不足気味に設定しても、1記録ラインの記録時
間の調整を行うことで、ステップモータの脱調等を招く
ことなく正常な記録動作を行うことができ、ステップモ
ータの駆動電源の省電力を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。
【0020】図1は本発明の一実施形態に係る記録装置
の外観構成を示す斜視図、図2は同装置の内部構成を背
面側から見た背面図である。
【0021】図1に示すように、この記録装置は片手指
で把持可能な小型形状に形成されるものである。その装
置本体1の正面には、データ入力部2及び表示部3が設
けられている。データ入力部2には、装置の電源を操作
する電源キー、文字や記号を入力する文字・記号入力キ
ー、入力した文字や記号などを削除する削除キー、表示
画面上でカーソルを上下左右に移動操作するカーソル移
動キー、記録開始を指示する記録指示キー、メニュー画
面などでの選択の実行や各種処理の実行を指示する実行
キー、あるいは処理の実行を取り消す取消しキーなど、
本装置の記録処理に必要な各種キーが設けられる。表示
部3は、例えば液晶表示装置からなり、キー入力された
データの表示や各種メニューの表示を行う。
【0022】また、装置本体1の側面には、記録後のロ
ーラ紙10が排出される排紙口4があり、その排紙口4
にはカッタ5が設けられている。
【0023】図2は装置本体1の背面に着脱自在に取り
付けられた不図示のカバーを取り外した状態を示す。装
置本体1内の上部には、ロール紙10を収容するロール
紙ホルダ12が設けられる。ロール紙10は紙管11に
巻装され、この紙管11をロール紙ホルダ12の中央か
ら突出された支持軸13に装着することで、ロール紙1
0をロール紙ホルダ12内に収容する。装置本体1内の
下部には、装置の駆動電池や電子回路等が収納される電
子部品収容部6が設けられている。
【0024】ロール紙ホルダ12の出口には、プラテン
ローラ14及びサーマルヘッド15が配設されている。
サーマルヘッド15は記録データに基づいて発熱駆動さ
れる発熱素子を有し、ヘッド支持部材16に支持され、
加圧バネ17によりプラテンローラ14方向に付勢され
ている。ヘッド支持部材16には操作レバー20が取り
付けられており、操作レバー20は取付フレーム18に
軸19を支点に回動可能に取り付けられている。
【0025】ロール紙10を本装置内に装填する場合に
は、ロール紙10をロール紙ホルダ12に収容し、操作
レバー20を矢印A方向に倒してサーマルヘッド15を
プラテンローラ14から離間させ、ロール紙10の先端
部をプラテンローラ14とサーマルヘッド15との間に
挟み込んでおく。
【0026】ここで、プラテンローラ14はステップモ
ータ21の駆動力により矢印B方向に回転して、ロール
紙10を排紙口4方向に搬送する。このプラテンローラ
14とステップモータ21との間には、ステップモータ
21の回転をプラテンローラ14に伝達するための伝達
機構22が設けられている。ステップモータ21が回転
すると、その回転力が伝達機構22を介してプラテンロ
ーラ14に伝達される。
【0027】図3は本発明の記録装置の電子回路の構成
を示すブロック図である。
【0028】制御部(CPU)31は、データ入力部2
から供給されるキー操作信号に基づき、ROM32に予
め記憶されているシステムプログラムを起動させ、回路
各部の動作制御を実行する。この制御部(CPU)31
には、前記データ入力部2、ROM32の他、RAM3
3、表示用キャラクタジェネレータ34、印字記録用キ
ャラクタジェネレータ35が接続される。また、この制
御部(CPU)31には、表示メモリ36及び表示ドラ
イバ37を介して表示部3が接続されると共に、記録制
御部38を介してラッチ回路39及びサーマルヘッド1
5と、ロール紙10を搬送するためのステップモータ2
1が接続される。
【0029】本装置は電池電源40により駆動されるも
ので、この電池電源40からの電源電圧は、前記サーマ
ルヘッド15及びステップモータ21に対し直接供給さ
れると共に、回路用電圧発生部41を介して発生される
電子回路用の電圧は、制御部(CPU)31に供給され
て回路各部に供給される。
【0030】データ入力部2には、任意の文字列(文
書)を入力するためのかな文字キー,数字キー,記号キ
ーやかな/漢字変換キー,選択/実行キー等からなる文
字入力キーが備えられると共に、記録処理を実行する際
に操作される記録指示キー等の各種機能キーが備えられ
る。ROM32には、このラベルプリンタの基本動作を
司るシステムプログラムの他、文書作成プログラムや作
成文書の表示,印字記録のためのプログラム等が記憶さ
れる。
【0031】RAM33には、制御部(CPU)31の
処理に必要な各種のデータが記憶され、ここでは記録デ
ータ記憶部33aや時分割数を計数するカウンタ33b
が備えられる。記録データ記憶部33aには、データ入
力部2を通じて入力された文字列データに対応したフォ
ントデータがロール紙10に記録すべきデータとして記
憶される。カウンタ33bには、記録処理時にカウント
される時分割数nが記憶される。
【0032】表示用キャラクタジェネレータ34は、表
示用のフォントのパターンデータを発生する。印字記録
用キャラクタジェネレータ35は、印字記録用のフォン
トのパターンデータを発生する。
【0033】表示メモリ36は、表示部3の画面領域に
対応するビットマップデータの記憶領域を有し、フレー
ムメモリとして機能するもので、前記データ入力部2の
入力操作に応じて得られた文字コードデータに対応する
フォントパターンが表示用キャラクタジェネレータ34
から発生されて表示メモリ36に展開され、表示ドライ
バ37を介して表示部3に表示される。
【0034】制御部38は、制御部(CPU)31の制
御の下でサーマルヘッド15及びステップモータ21の
駆動制御を行う。詳しくは、RAM33内の記録データ
記憶部33aに記憶された記録データを1ラインデータ
ずつ読み出し、その1ラインデータを分割駆動方式で定
められたブロック単位に分け、それらのデータを順にラ
ッチ回路39にラッチするとともに、サーマルヘッド1
5にストローブ信号を出力して各発熱体15aをブロッ
ク単位で時分割に通電駆動する。また、このサーマルヘ
ッド15による1ラインの記録毎にステップモータ21
を励磁駆動してプラテンローラ14を回転させる。
【0035】サーマルヘッド15とプラテンローラ14
との間には、記録媒体であるロール紙10が挾持圧接さ
れている。前記サーマルヘッド15による1ラインデー
タの記録に伴ない、ステップモータ21が回転駆動され
てステップモータ21の回転によりロール紙10が搬送
される。1ラインデータの記録後、さらに、ステップモ
ータ21によりプラテンローラ14が1ライン分の幅で
送り方向に回転駆動されて、ロール紙10が次の記録開
始位置まで搬送され、1ラインデータずつの記録が行な
われる。
【0036】次に、本発明の記録装置におけるサーマル
ヘッドの分割駆動方式について説明する。
【0037】本発明の記録装置では、主走査方向にライ
ン状に配列されたサーマルヘッド15の複数の発熱体1
5aを所定のドット数のブロックに分割し、このブロッ
ク単位で発熱体15aを時分割駆動して1ラインの記録
を行いつつ、この1ラインの記録に対応してステップモ
ータ21を励磁駆動してロール紙10を副走査方向に搬
送する分割駆動方式を採用している。
【0038】図4はサーマルヘッドの発熱体の分割例で
あり、図4に示すように、サーマルヘッド15に64ド
ット分の発熱体15aが主走査方向に1列に配列されて
いる場合において、これらの発熱体15aが8ドット毎
に8つのブロックに分割されて、各ブロック毎に時分割
駆動される。
【0039】また、本発明に係るの分割駆動方式では、
サーマルヘッド15の各発熱体ブロックに割り振りされ
る記録データの黒字を各ブロック毎に計数し、記録すべ
き黒字がない場合には、そのブロックの時分割駆動を間
引いて1記録ラインの記録時間の短縮を図るものであ
る。
【0040】そして、本発明の分割駆動方式では、ステ
ップモータの駆動パルスの電流値を、1ラインの時分割
数が少ないときにトルク不足により記録紙の搬送に支障
を来すような低い電流値を設定して駆動電源の省電力化
を図るものである。
【0041】図8および図9で説明したように、各記録
ラインにおいて、通電時間aを2msとし、非通電時間
bを1msとすると、時分割数が1の場合にも記録紙の
搬送が支障なく行われるようにするには、ステップモー
タの駆動パルスの電流値としてトルク曲線k1を有する
150mAの電流値が必要であることは先に述べた通り
である。本発明では、このような時分割数の最小数まで
保証すると、省電力の観点からは好ましくないため、そ
れよりも低い所定の電流値を設定して電源の省電力化を
図るとともに、それにより生じる時分割数が少ないとき
のトルク不足を1記録時間を延長調整することにより補
償するものである。
【0042】例えば、図9において、ステップモータの
駆動パルスの電流値として省電力が可能な100mAを
設定したとすると、この記録装置における記録紙の搬送
に要する必要トルク8g・cmを確保できる単位時間当
たりのパルス数はK1点に対応するP1点の200pp
sであり、これはライン記録の周期あるいは1ラインの
記録時間に換算すると、5msとなる。従って、1ライ
ンの記録時間がこの時間を超えれば(単位時間当たりの
パルス数がP1より少なければ)必要トルクは確保さ
れ、超えなければ(単位時間当たりのパルス数がP1よ
り多ければ)必要トルクは確保されず、ステップモータ
の脱調が生じて記録紙の搬送に支障が出ることになる。
上述のように、通電時間aを2msとし、非通電時間b
を1msとすると、時分割数が1の場合には1ラインの
記録時間が3msとなり、時分割数が2の場合には1ラ
インの記録時間が5msとなって、いずれも5msを超
えることができず、記録紙の搬送に支障が生じることに
なる。
【0043】そこで、本発明では、このような時分割数
が少ない場合にも記録紙の搬送に支障が出ないように、
例えば、図9の限界値であるP1点に対して余裕のある
P2点に対応するように、時分割数が少ない場合の1ラ
インの記録時間を決めるものである。言い換えると、時
分割数が少なくなって1ラインの記録時間がP2点に対
応する記録時間より短くなる場合には、少なくともP2
点に対応する記録時間を確保するものである。このP2
点は180ppsであり、それに対応する1ラインの記
録時間は約5.5msとなる。
【0044】以下、図5及び図6に基づいて本発明の分
割駆動方式による記録処理を説明する。
【0045】図5に示すように、データ入力部2の記録
指示キーの押下による記録開始の指示に伴い、RAM3
3の記録データ記憶部33aに記憶された記録データが
読み出され、その中の1ライン分の記録データがラッチ
回路39にラッチされ、そのラッチデータに基づいてサ
ーマルヘッド15の各発熱体15aが各ブロック毎に時
分割駆動される(ステップS1〜S8)。最後に非通電
処理が行われて1ライン分の記録が終了する(ステップ
S9)。
【0046】図6において、図5の通電処理及び非通電
処理についてさらに詳しく説明する。
【0047】図6(a)に示すように、前記ステップS
1における1ブロック目の通電処理では、まず、制御部
(CPU)31から記録制御部38に対してストローブ
信号の出力許可命令が出されるとともに(ステップA
1)、ステップモータ21が励磁されてプラテンローラ
14の回転によりロール紙10が記録位置まで搬送され
る(ステップA2)。
【0048】ここで、1ラインデータ中の第1ブロック
に相当するデータの中の黒字(黒データともいう)が計
数され(ステップA3)、黒字があるか否かが判断され
る(ステップA4)。黒字で記録すべきデータがあれば
(ステップA4のYES)、第1ブロック以外のデータ
がマスクされて、つまり黒字を「1」の値のデータとす
ると、第1ブロック以外の第2ないし第8の各ブロック
のデータには全て「0」のデータが書き込まれてラッチ
回路39に転送され(ステップA5,A6)、それらの
1ライン分の記録データがラッチ回路39にラッチされ
る(ステップA7)。また、時分割駆動数を示すnの値
がカウントアップされ(ステップA8)、1ライン分の
記録データが通電時間aで記録される(ステップA
9)。この1ライン分の記録データの記録では、第2な
いし第8の各ブロックのデータはマスクされており、第
2ないし第8の各ブロックの発熱体15aは駆動される
ことはなく、第1ブロックの発熱体15aのみが駆動さ
れる。
【0049】第1ブロックの発熱体15aが時分割駆動
された後、前記ステップS2にて第2ブロックの通電処
理が実行される。また、前記ステップA4において、1
ラインデータ中の第1ブロックに相当するデータの中に
黒字がない場合には、第1ブロックの時分割駆動は間引
かれて、前記ステップS2にて、第2ブロックの通電処
理が実行される。
【0050】図6(b)に示すように、前記ステップS
2における第2ブロックの通電処理では、1ラインデー
タ中の第2ブロックに相当するデータ中の黒字が計数さ
れ(ステップB1)、次に黒字があるか否かが判断され
る(ステップB2)。黒字があれば(ステップB2のY
ES)、第2ブロック以外の第1、第3ないし第8ブロ
ックのデータがマスクされてラッチ回路39に転送され
(ステップB3,B4)、それらの1ライン分の記録デ
ータがラッチ回路39にラッチされる(ステップB
5)。
【0051】また、時分割駆動数を示すnの値がカウン
トアップされ(ステップB6)、1ライン分の記録デー
タが通電時間aで記録される(ステップB7)。この1
ライン分の記録データの記録では、第1、第3ないし第
8の各ブロックのデータはマスクされており、第1、第
3ないし第8の各ブロックの発熱体15aは駆動される
ことはなく、第2ブロックの発熱体15aのみが駆動さ
れる。
【0052】第2ブロックに属する発熱体15aが通電
駆動された後、次の第3ブロックの通電処理が実行され
る。また、前記ステップB2において、1ラインデータ
中の第2ブロックに相当するデータの中に黒字がない場
合には、ここでの時分割駆動は間引かれて、次の第3ブ
ロックの通電処理が実行される。
【0053】前記ステップS3〜S8における第3ブロ
ックないし第8ブロックまでの通電処理が第2ブロック
の処理と同様にして図6(b)に順序に従って実行され
る。その際に、黒字が存在して時分割駆動が行われる毎
にカウンタ33bで時分割数nがカウントアップされ
る。
【0054】このようにして、黒字の有無に応じて各ブ
ロック毎に発熱体15aが時分割駆動された後、前記ス
テップS9にて非通電処理が実行される。
【0055】図6(c)に示すように、前記ステップS
9における非通電処理では、まず、制御部(CPU)3
1から記録制御部38に対してストローブ信号の出力禁
止命令が出されるとともに(ステップC1)、非通電用
の「0」データがラッチ回路39に転送される(ステッ
プC2)。
【0056】ここで、RAM33の記録データ記憶部3
3aに記憶された記録データの全てを記録したか否かが
判断される(ステップC3)。全てのデータが記録され
ている場合には(ステップC3のYES)、ここでの記
録処理が終了する。
【0057】記録すべきデータが残っている場合には
(ステップC3のNO)、RAM33のカウンタ33b
に記憶された時分割数nが読み出され、その時分割数n
が2より多いか否かが判断される(ステップC4)。時
分割数nが2より多い場合、つまり、3分割以上で発熱
体15aが時分割駆動された場合には(ステップC4の
YES)、予め設定された非通電時間bで非通電処理が
行われる(ステップC5)。3分割以上の分割駆動時に
は、この非通電時間bの経過後、次の1ラインデータの
記録処理を実行するべく、時分割数nがクリアされて
(ステップC6)、前記ステップS1からの処理が再び
実行される。なお、非通電時間bは3分割以上の分割記
録時に共通であり、それらの場合の非通電時間bは一律
に1msとして定められている。
【0058】例えば、時分割数が3の場合には、1ライ
ンの記録時間は、3回の通電時間a(2ms)と1回の
非通電時間b(1ms)を加えた7msであり、これを
単位時間のパルス数に換算すると、143ppsであ
り、図9のトルク曲線Kを参照すると、必要トルクが確
保されていることがわかる。時分割数が3を超えるとき
は、さらに大きなトルクが得られる。
【0059】一方、前記時分割数nが2以下の場合、つ
まり、1分割または2分割で発熱体15aが時分割駆動
された場合には(ステップC4のNO)、RAM33の
カウンタ33bに記憶された時分割数nと通電時間aに
基づき、以下のような演算式(1)により1分割時また
は2分割時における非通電時間cが算出される(ステッ
プC7)。
【0060】 c=5.5−a×n …(1) 前記演算式(1)は、1分割または2分割時における1
ラインの記録時間(これは記録周期あるいはステップモ
ータの励磁の周期でもある)を図9のP2点に対応する
値の5.5msに設定するために非通電時間cを求める
ためのものである。aの値は2msであり、従って、時
分割数が1のときには非通電時間cは3.5msとな
り、時分割数が2のときの非通電時間cは1.5msと
なる。時分割数が3以上の場合には、非通電時間bは一
律に1msとしたが、時分割数が1又は2の場合には、
時分割数が3以上の場合に比べて非通電時間cを延長す
ることで、1ラインの記録時間がステップモータのトル
ク不足を生じることのない記録時間(5.5ms)に調
整している。
【0061】このようにして求められた非通電時間cに
基づいて非通電処理が行われ(ステップC8)。1分割
記録時または2分割記録時には、この非通電時間cの経
過後、次の1ラインデータの記録処理を実行するべく、
時分割数nがクリアされて(ステップC9)、前記ステ
ップS1からの処理が再び実行されることになる。
【0062】図7に本発明の記録装置における分割駆動
処理に伴なうサーマルヘッドの通電状態と記録紙搬送用
ステップモータの励磁切換えタイミングとの関係を示
す。図7(a)は時分割数1のときのタイミング図、図
7(b)は時分割数8のときのタイミング図を示してい
る。なお、図中のSTBはサーマルヘッドに加えるスト
ローブ信号であり、LATはサーマルヘッドに加える記
録データのラッチタイミングである。また、aは通電時
間、b及びcは非通電時間を示し、夫々2ms、1ms
である。
【0063】図7(b)に示す時分割数が8のときに
は、8ブロック分のデータが順にラッチされ、それらの
データに従ってサーマルヘッド15の発熱体15aが各
ブロック毎に時分割で所定時間aの間通電駆動される。
最後に所定時間b分の非通電処理が行われて1ライン分
の記録が終了する。1ラインの記録終了後、ステップモ
ータ21に励磁切換えのパルスが印加され、ロール紙1
0が次の記録ラインまで搬送される。このときの1ライ
ンの記録時間T8は「8a+b」で表され、17msと
なる。
【0064】3分割〜7分割記録時についも同様であ
り、サーマルヘッド15の発熱体15aが各ブロック毎
に時分割で所定時間aの間通電駆動され、最後に所定時
間b分の非通電処理が行われて1ライン分の記録が終了
する。これらの場合の1ラインの記録時間は7〜15m
sとなる。
【0065】これに対し、図7(a)に示す時分割数が
1のときには、サーマルヘッド15の発熱体15aが所
定時間aの間通電駆動され、最後に演算により求められ
る時間c(3ms)の非通電処理が行われて1ライン分
の記録が終了する。この1ラインの記録終了後、ステッ
プモータ21に励磁切換えのパルスが印加され、ロール
紙10が次の記録ラインまで搬送される。このときの1
ラインの記録時間T1は「a+c」で表され、5.5m
sである。また、分割数が1のときにも、合計の通電時
間に基づいて非通電時間c(1.5ms)が演算される
が、この場合にも、1ラインの記録時間は時分割数が1
のときと同じ5.5msである。
【0066】このようにして、ステップモータ21の駆
動パルスの電流値として、時分割数が少ないときにトル
ク不足を生じるような所定の電流値が設定されたとき
に、通常の非通電時間b(1ms)よりも長い非通電時
間c(1.5ms又は3ms)が付加されて1ラインの
記録時間が延長されているため、ステップモータ21で
用紙搬送に必要なトルクを発生させることができ、脱調
等を引き起こすことなく、ロール紙10の搬送を行うこ
とができる。
【0067】なお、図6のステップC7において、時分
割数が1の場合と2の場合に演算処理によって非通電時
間cを求めたが、演算処理によらず非通電時間cを固定
値として予め決めておいて、図6のステップC4でトル
ク不足を来す時分割数であると判断された場合には、一
律にその値を記録時間内の通電時間の後に付加しても良
い。すなわち、この例では、時分割数が1のときの非通
電時間3.5msを時分割数が2のときにもそのまま適
用するものである。
【0068】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、各
ブロック毎の黒字の程度に応じて時分割数を間引いてサ
ーマルヘッドを時分割駆動して1ラインの記録を行い、
それに対応してステップモータの駆動により記録紙を搬
送する記録装置において、ステップモータをステップ駆
動する電流値として、1ラインの時分割数が少ないとき
に1記録ラインの記録時間が短くなってトルク不足によ
り記録紙の搬送に支障を来すような低い電流値が設定さ
れても、1ラインの時分割数が少なくトルク不足が生じ
る記録ラインに対して、1ラインの記録時間内に所定の
非通電時間が付加されてその記録時間が延長されること
で、記録紙の搬送に必要なトルクを確保することができ
る。
【0069】従って、ステップモータをステップ駆動す
る電流値を時分割数が少ないときにトルク不足を発生す
る程度の不足気味に設定しても、1記録ラインの記録時
間の調整を行うことで、ステップモータの脱調等を招く
ことなく正常な記録動作を行うことができ、ステップモ
ータの駆動電源の省電力を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る記録装置の外観構成
を示す斜視図。
【図2】前記記録装置の内部構成を背面側から見た背面
図。
【図3】前記記録装置の電子回路の構成を示すブロック
図。
【図4】前記記録装置に設けられたサーマルヘッドの発
熱体の分割例。
【図5】前記記録装置における分割駆動方式による記録
処理の動作を示すフローチャート。
【図6】前記図5の分割駆動方式による記録処理におけ
る通電処理及び非通電処理の具体的な動作を示すフロー
チャート。
【図7】前記記録装置における分割駆動方式による記録
処理に伴なうサーマルヘッドの通電状態と記録紙搬送用
ステップモータの励磁切換えタイミングとの関係を示す
タイミングチャート。
【図8】従来の記録装置における分割駆動方式による記
録処理に伴なうサーマルヘッドの通電状態と記録紙搬送
用ステップモータの励磁切換えタイミングとの関係を示
すタイミングチャート。
【図9】ステップモータのトルク特性を示す図。
【符号の説明】
1…装置本体 2…データ入力部 3…表示部 4…排紙口 5…カッタ 6…回路部品収容部 10…ロール紙 11…紙管 12…ロール紙ホルダ 13…ロール紙支持軸 14…プラテンローラ 15…サーマルヘッド 15a…発熱体 16…ヘッド支持部材 17…加圧バネ 18…取付フレーム 19…軸 20…操作レバー 21…ステップモータ 22…伝達機構 31…制御部(CPU) 32…ROM 33…RAM 33a…記録データ記憶部 33b…カウンタ 34…表示用キャラクタジェネレータ 35…印字記録用キャラクタジェネレータ 36…表示メモリ 37…表示ドライバ 38…記録制御部 39…ラッチ回路 40…電池電源 41…回路用電圧発生部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向にライン状に配列されたサー
    マルヘッドの複数の発熱体を所定のドット数のブロック
    に分割し、このブロック単位で発熱体を時分割駆動して
    1ラインの記録を行いつつ、この1ラインの記録に対応
    してステップモータの駆動により副走査方向に搬送され
    る記録紙に画像を記録する記録装置であって、 前記発熱体のブロック毎に黒字の数を計数する計数手段
    と、 前記計数手段によって計数される黒字の程度に応じて時
    分割数を間引いて前記複数のブロックを時分割駆動する
    ヘッド駆動手段と、 1ラインの記録に対して前記ステップモータを所定の電
    流値でステップ駆動するモータ駆動手段と、 前記ヘッド駆動手段が時分割数を間引いて前記サーマル
    ヘッドを時分割駆動することにより前記ステップモータ
    で記録紙の搬送に必要なトルクが発生できなくなる程度
    に1ラインの記録時間が短くなるときに、前記ステップ
    モータで必要なトルクを発生させるべく1ラインの記録
    時間内に所定の非通電時間を付加して前記1ラインの記
    録時間を延長する制御手段とを備えることを特徴とする
    記録装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014050973A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Nagano Japan Radio Co プリンタのプリント方法

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JP2014050973A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Nagano Japan Radio Co プリンタのプリント方法

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