JPH0880631A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH0880631A
JPH0880631A JP21707594A JP21707594A JPH0880631A JP H0880631 A JPH0880631 A JP H0880631A JP 21707594 A JP21707594 A JP 21707594A JP 21707594 A JP21707594 A JP 21707594A JP H0880631 A JPH0880631 A JP H0880631A
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JP
Japan
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thermal head
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JP21707594A
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English (en)
Inventor
Akira Tanaka
亮 田中
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ワードプロセッサ等に備えられた熱
転写式等の印刷装置において、システム制御部に不具合
が生じた場合でも、印字ヘッドの通電パルス幅を所定の
幅以下に安定して制限することを目的とする。 【構成】印字制御部17からストローブ指示信号STB
(a)が出力されインバータINV を介しカウンタCTのカ
ウント動作が開始されると共にナンドゲートNANDからヘ
ッドドライバ19へサーマルヘッド20の通電タイミング信
号となる実ストローブ信号STB′(d)が出力開始さ
れた状態で、制御部(CPU)11とは独立した発振器18
a からのクロックパルスCLK に従った前記カウンタCTの
カウント値が、予めセットされたサーマルヘッド20の最
大通電制限時間Aを上回ると、カウンタキャリ(c)が
出力されて前記実ストローブ信号STB′(d)の供給
が強制的に停止され、サーマルヘッド20に対する通電駆
動が解除される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ等に
備えられ、作成された文書データ等を被印字データとし
て記録媒体に印字出力する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばワードプロセッサに
は、熱転写式の印字ヘッド(サーマルヘッド)を搭載し
た印刷装置(サーマルプリンタ)が搭載されており、キ
ー入力操作等により作成された文書データは、プラテン
上を移動する前記サーマルヘッドから出力され、記録紙
等に印刷される。
【0003】すなわち、前記サーマルヘッドには、例え
ばライン型のサーマルヘッドが使用され、文書データに
基づく被印字データは、その各印字文字の1ラインデー
タずつサーマルヘッドに送られ、該サーマルヘッドが通
電により発熱駆動されることでインクリボン等を介して
プラテン上の記録紙への印字処理が行なえるもので、こ
の場合、各1ライン印字処理に伴なうサーマルヘッドへ
の通電時間は、該サーマルヘッドの過加熱による破損を
考慮して、その最大の通電時間(通電パルス幅)が予め
所定の時間(幅)以下に制限されている。
【0004】図5はワードプロセッサの印刷装置に備え
られた従来のサーマルヘッド保護回路の構成を示す図で
ある。この従来のサーマルヘッド保護回路において、S
TBは印字制御部から出力されてサーマルヘッドを通電
させるためのストローブ指示信号、STB′はサーマル
ヘッドへの実際の通電パルスとなる実ストローブ信号で
ある。
【0005】すなわち、印字制御部からストローブ指示
信号STBが出力されると、インバータINVを介して
カウンタCTによるクロックパルスCLKのカウント動
作が開始されると共に、ナンドゲートNANDを介して
実ストローブ信号STB′が出力されるもので、前記カ
ウンタCTに予めセットされているサーマルヘッドの最
大通電時間以内では、前記ストローブ指示信号STBと
実ストローブ信号STB′とは1対1に対応する通電パ
ルス幅でサーマルヘッドへ出力される。
【0006】一方、前記ストローブ指示信号STBが出
力されたままの状態で前記カウンタCTによるカウンタ
値が予めセットされているサーマルヘッドの最大通電時
間を上回ると、当該カウンタCTからのキャリ信号によ
りナンドゲートNANDが反転し、サーマルヘッドへの
実ストローブ信号STB′は強制的にその供給が停止さ
れる。
【0007】つまり、このサーマルヘッド保護回路で
は、カウンタCTがカウントする最大通電時間によっ
て、サーマルヘッドへの実ストローブ信号STB′の幅
を制限し、該サーマルヘッドの過加熱等を防止するもの
で、この場合、前記カウンタCTをカウント動作させる
ためのクロックパルスCLKは、ワードプロセッサの全
体を制御する制御部(CPU)に内蔵され該制御部(C
PU)を動作させるための発振器から供給される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のサーマルヘッド保護回路では、制御部(CPU)に
内蔵される発振器から供給されるクロックパルスCLK
により、カウンタCTを動作させるため、例えば制御部
(CPU)が暴走する等の不具合が生じると、前記クロ
ックパルスCLKにも異常を生じ、サーマルヘッドに対
するストローブ信号STB′の時間制限が不能になった
り、ストローブ信号STB′それ自体出力不能に陥った
りする問題が発生してしまう。
【0009】本発明は前記のような問題に鑑みなされた
もので、システム制御部に不具合が生じた場合でも、印
字ヘッドの通電パルス幅を所定の幅以下に安定して制限
することが可能になる印刷装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の印刷装置は、装置全体を制御するシステム制御
手段と、このシステム制御手段に制御されて通電パルス
を発生する印字制御手段と、この印字制御手段からの通
電パルスに基づいて駆動される印字手段と、前記印字制
御手段からの通電パルスの最大幅を所定の幅以下に制限
する保護手段と、前記システム制御手段を動作させるた
めの発振手段とは別に設けられた前記印字制御手段及び
前記保護手段を動作させるための発振手段とを備えて構
成したものである。
【0011】また、本発明に係わる第2の印刷装置は、
前記第1の印刷装置にあって、その保護手段を、前記印
字制御手段から発生される通電パルスの幅を所定の幅以
下に制限したときに、前記システム制御手段に対して当
該システム制御手段を再起動するための制御信号を送出
する構成としたものである。
【0012】
【作用】つまり、前記第1の印刷装置では、印字制御手
段からの通電パルスの最大幅を所定の幅以下に制限する
保護手段にあって、該印字制御手段及び保護手段を動作
させるための発振手段が、装置全体を制御するシステム
制御手段を動作させるための発振手段とは別に設けられ
るので、システム制御手段の状態には影響されず、通電
パルス幅の制限動作が行なえることになる。
【0013】また、前記第2の印刷装置では、前記第1
の印刷装置にあって、その保護手段により、印字制御手
段から発生される通電パルスの幅を所定の幅以下に制限
した際には、システム制御手段に対して当該システム制
御手段を再起動するための制御信号が送出されるので、
例えばシステム制御手段の不具合で印字制御手段からの
通電パルスが出力されたままとなり、保護手段によるパ
ルス幅制限が生じた際には、システムリセットによる初
期化が行なえることになる。
【0014】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の印刷装置を搭載したワードプロセ
ッサの電子回路の構成を示すブロック図である。
【0015】このワードプロセッサは、制御部(CP
U)11を備えている。この制御部(CPU)11は、
キー入力部12から供給されるキー操作信号に基づき、
ROM13に予め記憶されているシステムプログラムを
起動させ、回路各部の動作制御を実行するもので、この
制御部(CPU)11には、前記キー入力部12,RO
M13の他、RAM14が接続されると共に、表示メモ
リ15を介して液晶表示部16が接続される。
【0016】また、前記制御部(CPU)11には、印
字制御部17からサーマルヘッド保護回路18及びヘッ
ドドライバ19を介してサーマルヘッド20が接続され
ると共に、モータドライバ21を介してキャリッジ駆動
モータ22が接続される。
【0017】前記キー入力部12には、被印字データと
なる任意の文字列(文書)を入力するためのかな文字キ
ー,数字キー,記号キーやかな/漢字変換キー,選択/
実行キー等からなる文字入力キーが備えられると共に、
印字処理を実行する際に操作される印字キー等の各種機
能キーが備えられる。
【0018】前記ROM13には、このワードプロセッ
サの基本動作を司るシステムプログラムの他、文書作成
プログラムや作成文書の表示,印字プログラム等が記憶
される。
【0019】前記サーマルヘッド20は、複数のドット
発熱体をライン状に配列して構成され、前記キャリッジ
駆動モータ22によってプラテンに沿って移動されるキ
ャリッジに載設され、そのホームポジションから印字開
始位置を経て1行印字分スライド移動されるもので、こ
のサーマルヘッド20による1ラインデータずつの通電
駆動処理に応じてキャリッジ駆動モータ22によりプラ
テンに沿って1印字ライン分ずつスライド移動され、該
プラテン上の記録紙に対する1行印字が行なわれる。
【0020】ここで、前記1ライン印字に際し、1ライ
ン印字周期内での前記サーマルヘッド20に対する最大
通電制限幅(時間)を(A)、印字制御部17から指示
される通電信号(指示ストローブ信号)STBのパルス
幅を(B)、実際にサーマルヘッド20を駆動する通電
信号(実ストローブ信号)STB′のパルス幅を(C)
とする。
【0021】前記RAM14には、各種処理データの記
憶部(ワークエリア)やキー入力データ記憶部の他、キ
ー入力部12における各種文字データの入力操作により
作成された文字列(文書)データが、被印字データとし
て記憶される印字データ記憶部等が備えられる。
【0022】前記RAM14内の印字データ記憶部に記
憶された被印字データは、各1ライン印字データずつ制
御部(CPU)11に読出されてヘッドドライバ19に
転送され、この1ライン印字データに応じたサーマルヘ
ッド20の通電駆動により、プラテン上の記録紙に対す
る1ライン印字が行なわれる。
【0023】前記表示メモリ15は、液晶表示部16の
画面領域と1:1に対応するビットマップデータの記憶
領域を有し、フレームメモリとして機能するもので、例
えば前記キー入力部12の入力操作に応じて得られた文
字コードデータに対応するフォントパターンが表示メモ
リ15に展開され液晶表示部16に表示される。
【0024】図2は前記ワードプロセッサの電子回路に
おけるサーマルヘッド保護回路18を中心とする制御部
(CPU)11乃至サーマルヘッド20間の主要部の構
成を示す回路図である。
【0025】印字制御部17から出力されるストローブ
指示信号STB(a)は、サーマルヘッド保護回路18
のインバータINVを介して、カウンタCTのカウンタ
イネーブル信号(b)として供給されると共に、該カウ
ンタCTのカウンタキャリ(c)がその一方の入力端子
に供給されるナンドゲートNANDの他方の入力端子に
供給される。
【0026】ここで、前記印字制御部17及びサーマル
ヘッド保護回路18内のカウンタCTは、前記制御部
(CPU)11に内蔵され当該制御部(CPU)11を
動作させるための発振器11aとは独立して設けられた
発振器18aからのクロックパルスCLKに従って動作
するもので、前記ナンドゲートNANDを介して出力さ
れる実ストローブ信号STB′(d)はサーマルヘッド
20に対する通電タイミング信号としてヘッドドライバ
19に供給される。
【0027】一方、前記カウンタCTには、サーマルヘ
ッド20に対する最大通電制限時間(最大通電パルス
幅)がセットされ、前記印字制御部17からストローブ
指示信号STB(a)が出力されるとカウンタイネーブ
ル(b)が供給され前記発振器18aからのクロックパ
ルスCLKに基づきカウント動作を開始するもので、前
記印字制御部17からのストローブ指示信号STB
(a)の出力が継続されたまま前記最大通電制限時間
(最大通電パルス幅)に到達し、カウンタキャリ(c)
が出力されると、ナンドゲートNANDから出力される
実ストローブ信号STB′(d)は、強制的に供給解除
される。
【0028】ヘッドドライバ19は、制御部(CPU)
11から印字制御部17を介して転送されてくる被印字
1ラインデータに対応するサーマルヘッド20のドット
発熱体を、前記サーマルヘッド保護回路18を介して供
給される実ストローブ信号STB′(d)に従って通電
駆動するもので、このサーマルヘッド20の各ドット発
熱体に対する通電駆動時間の最大幅は、その1ライン印
字処理毎に、前記カウンタCTにおいて監視され制限さ
れる。
【0029】次に、前記構成によるワードプロセッサの
印字動作について説明する。図3は前記ワードプロセッ
サのサーマルヘッド保護回路18における通常動作時の
回路各部の動作状態を示すタイミングチャートである。
【0030】図4は前記ワードプロセッサのサーマルヘ
ッド保護回路18におけるヘッド保護動作時の回路各部
の動作状態を示すタイミングチャートである。すなわ
ち、RAM14内の印字データ記憶部に対し、キー入力
部12の文字入力キーの操作により作成された文書デー
タが被印字データとして記憶された状態で、キー入力部
12の印字キーの操作により印字実行が指示されると、
前記RAM14内の印字データ記憶部に記憶されている
文書データが、被印字1ラインデータずつ制御部(CP
U)11に読出され、印字制御部17を介しヘッドドラ
イバ19へ転送される。
【0031】すると、図3に示すように、前記ヘッドド
ライバ19に対する被印字1ラインデータの転送タイミ
ングに同期させて印字制御部17からストローブ指示信
号STB(a)が出力されることで、カウンタイネーブ
ル(b)がカウンタCTに供給されクロックパネルCL
Kに従ったカウント動作が開始されると共に、ナンドゲ
ートNANDを介し実ストローブ信号STB′(d)が
ヘッドドライバ19に供給されるもので、これにより、
被印字1ラインデータに対応するサーマルヘッド20へ
の通電駆動が開始される。
【0032】そして、前記サーマルヘッド20による印
字濃度や1ライン印字周期を考慮した通常の通電幅B0
で前記印字制御部17からのストローブ指示信号STB
(a)の出力が停止されると、カウンタイネーブル
(b)の供給が停止されカウンタCTがリセットされる
と共に、ナンドゲートNANDからのヘッドドライバ1
9に対する実ストローブ信号STB′(d)の供給も停
止され、サーマルヘッド20の通電による1ライン印字
処理が終了する。
【0033】一方、前記ヘッドドライバ19に対する被
印字1ラインデータの転送タイミングに同期させて印字
制御部17からストローブ指示信号STB(a)が出力
され、被印字1ラインデータに対応するサーマルヘッド
20への通電駆動が開始された状態において、例えば制
御部(CPU)11に暴走による異常が生じることで、
図4に示すように、印字制御部17から出力されるスト
ローブ指示信号STB(a)が通常の通電幅B0 で供給
停止されなくなると、ナンドゲートNANDからの実ス
トローブ信号STB′(d)もヘッドドライバ19に継
続的に供給され、サーマルヘッド20は通電駆動された
ままになる。
【0034】ここで、カウンタCTによるクロックパル
スCLKのカウント値が、予めセットされているサーマ
ルヘッド20の最大通電制限時間(最大通電パルス幅)
を上回ると、該カウンタCTからカウンタキャリ(c)
が出力されることでナンドゲートNANDからヘッドド
ライバ19に対する実ストローブ信号STB′(d)の
供給が強制的に停止され、サーマルヘッド20における
継続的通電状態も解除される。
【0035】これにより、サーマルヘッド20が過加熱
状態に陥ることはなく、該サーマルヘッド20の破損は
未然に防止される。また、前記カウンタCTによるクロ
ックパルスCLKのカウント値が、前記最大通電制限時
間(最大通電パルス幅)Aを上回ることでカウンタキャ
リ(c)が出力されると、該カウンタキャリ(c)は前
記制御部(CPU)11に対しリセット信号として供給
され、該制御部(CPU)11は初期化されてその暴走
状態は解除される。
【0036】この場合、前記サーマルヘッド保護回路1
8のカウンタCTは、前記制御部(CPU)11に内蔵
される発振器11aとは独立した発振器18aからのク
ロックパルスCLKに従ってカウント動作するので、制
御部(CPU)11の不良により印字制御部17からの
ストローブ指示信号STBに異常が生じても、ナンドゲ
ートNANDから出力される実ストローブ信号STB′
は、前記最大通電パルス幅Aに合わせて正確に解除され
るようになり、サーマルヘッド20を確実に保護するこ
とができる。
【0037】しかも、これと共に、制御部(CPU)1
1にリセット信号が供給されて制御動作の初期化が図ら
れるので、該制御部(CPU)11の暴走等による不良
状態をも同時に解消することができる。
【0038】したがって、前記構成のワードプロセッサ
によれば、印字制御部17からストローブ指示信号ST
B(a)が出力されインバータINVを介しカウンタC
Tのカウント動作が開始されると共に、ナンドゲートN
ANDからヘッドドライバ19へサーマルヘッド20の
通電タイミング信号となる実ストローブ信号STB′
(d)が出力開始された状態で、制御部(CPU)11
とは独立した発振器18aからのクロックパルスCLK
に従った前記カウンタCTのカウント値が、予めセット
されたサーマルヘッド20の最大通電制限時間Aを上回
ると、カウンタキャリ(c)が出力されて前記実ストロ
ーブ信号STB′(d)の供給が強制的に停止され、サ
ーマルヘッド20に対する通電駆動が解除されるので、
例えば制御部(CPU)11に暴走による不良が生じて
も、1ライン印字当たりのサーマルヘッド20に対する
通電駆動時間を、前記カウンタCTにセットされた最大
通電制限時間Aで正確に制限することができ、サーマル
ヘッド20を確実に保護できようになる。
【0039】また、前記カウンタCTからの最大通電制
限時間Aのカウント動作に基づきカウンタキャリ(c)
は、制御部(CPU)11のリセット信号としても作用
するので、前記制御部(CPU)11の暴走等による不
良状態も解消できるようになる。
【0040】なお、前記実施例では、その図2におい
て、印字制御部18a及びサーマルヘッド保護回路18
のカウンタCTにクロックパルスCLKを供給するため
の制御部(CPU)11とは独立した発振器18aを、
該印字制御部17やサーマルヘッド保護回路18とも独
立して設ける構成としているが、この発振器18aは、
前記制御部(CPU)11と独立していれば、前記印字
制御部17の内部、あるいはサーマルベッド保護回路1
8の内部に設ける構成としてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の印刷装置
によれば、印字制御手段からの通電パルスの最大幅を所
定の幅以下に制限する保護手段にあって、該印字制御手
段及び保護手段を動作させるための発振手段が、装置全
体を制御するシステム制御手段を動作させるための発振
手段とは別に設けられるので、システム制御手段の状態
には影響されず、通電パルス幅の制限動作が正確に行な
えるようになる。
【0042】また、本発明の第2の印刷装置によれば、
前記第1の印刷装置にあって、その保護手段により、印
字制御手段から発生される通電パルスの幅を所定の幅以
下に制限した際には、システム制御手段に対して当該シ
ステム制御手段を再起動するための制御信号が送出され
るので、例えばシステム制御手段の不具合で印字制御手
段からの通電パルスが出力されたままとなり、保護手段
によるパルス幅制限が生じた際には、システムリセット
による制御動作の初期化も行なえるようになる。よっ
て、本発明によれば、システム制御部に不具合が生じた
場合でも、印字ヘッドの通電パルス幅を所定の幅以下に
安定して制限することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる印刷装置を搭載したワ
ードプロセッサの電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記ワードプロセッサの電子回路におけるサー
マルヘッド保護回路を中心とする制御部(CPU)乃至
サーマルヘッド間の主要部の構成を示す回路図。
【図3】前記ワードプロセッサのサーマルヘッド保護回
路における通常動作時の回路各部の動作状態を示すタイ
ミングチャート。
【図4】前記ワードプロセッサのサーマルヘッド保護回
路におけるヘッド保護動作時の回路各部の動作状態を示
すタイミングチャート。
【図5】ワードプロセッサの印刷装置に備えられた従来
のサーマルヘッド保護回路の構成を示す図。
【符号の説明】
11…制御部(CPU)、11a…内蔵発振器、12…
キー入力部、13…ROM、14…RAM、15…表示
メモリ、16…液晶表示部、17…印字制御部、18…
サーマルヘッド保護回路、18a…独立発振器、19…
ヘッドドライバ、20…サーマルヘッド、21…モータ
ドライバ、22…キャリッジ駆動モータ、CT…カウン
タ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置全体を制御するシステム制御手段
    と、 このシステム制御手段に制御されて通電パルスを発生す
    る印字制御手段と、 この印字制御手段からの通電パルスに基づいて駆動され
    る印字手段と、 前記印字制御手段からの通電パルスの最大幅を所定の幅
    以下に制限する保護手段と、 前記システム制御手段を動作させるための発振手段とは
    別に設けられた前記印字制御手段及び前記保護手段を動
    作させるための発振手段と、を具備したことを特徴とす
    る印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記保護手段は、前記印字制御手段から
    発生される通電パルスの幅を所定の幅以下に制限したと
    きに、前記システム制御手段に対して当該システム制御
    手段を再起動するための制御信号を送出することを特徴
    とする請求項1記載の印刷装置。
JP21707594A 1994-09-12 1994-09-12 印刷装置 Pending JPH0880631A (ja)

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JP21707594A JPH0880631A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 印刷装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8308253B2 (en) * 2007-08-24 2012-11-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Ink jet image forming apparatus and method of controlling the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8308253B2 (en) * 2007-08-24 2012-11-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Ink jet image forming apparatus and method of controlling the same

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