JPS62204909A - 成形方法 - Google Patents
成形方法Info
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- JPS62204909A JPS62204909A JP61048107A JP4810786A JPS62204909A JP S62204909 A JPS62204909 A JP S62204909A JP 61048107 A JP61048107 A JP 61048107A JP 4810786 A JP4810786 A JP 4810786A JP S62204909 A JPS62204909 A JP S62204909A
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Links
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、洗面化粧台等の天板、壁材、浴槽、ハウジン
グ及びケーシング等を注型成形やFRPのハンドレーア
ツブ成形により製造するにあたって、短時間で製造でき
るようにした成形方法に関するものである。
グ及びケーシング等を注型成形やFRPのハンドレーア
ツブ成形により製造するにあたって、短時間で製造でき
るようにした成形方法に関するものである。
[背景技術1
従来、例えば洗面化粧台の天板を製造する場合には、F
RP等で上型と下型とを作製し、そしてゲルコートと呼
ばれるポリエステルなどの樹脂を下型の表面に塗布した
後、この下型を加熱炉内に入れて50℃程度で硬化させ
、次いでこの下型内に成形用樹脂を注入し、振動させて
成形用樹脂内の空気を脱泡し、次いで上型を成形用樹脂
の上にセットした後再び加熱炉内に入れて50℃程度で
硬化させ、次に上型を脱型して下型及び樹脂を冷却し、
その後下型から成形品を脱型した後、成形品の端部等を
仕上げ加工して製品としているものであった。
RP等で上型と下型とを作製し、そしてゲルコートと呼
ばれるポリエステルなどの樹脂を下型の表面に塗布した
後、この下型を加熱炉内に入れて50℃程度で硬化させ
、次いでこの下型内に成形用樹脂を注入し、振動させて
成形用樹脂内の空気を脱泡し、次いで上型を成形用樹脂
の上にセットした後再び加熱炉内に入れて50℃程度で
硬化させ、次に上型を脱型して下型及び樹脂を冷却し、
その後下型から成形品を脱型した後、成形品の端部等を
仕上げ加工して製品としているものであった。
従来では、このように成形型としてFRP製のものを使
用していたために、50℃程度しか成形型の温度を上げ
ることがで務ず、従って成形用樹脂の硬化に長時間を要
するものであり、また成形後冷却する場合でも長時間が
かり(例えば従来では40分程度)、従って成形時間が
長くかかっているものであった。また、鋼材や鋳造型等
の厚みの厚い金型を用いて成形するようにした場合では
、成形型を高温に加熱して樹脂の硬化時間を短縮するこ
とはできるものの、金型費用が高くつく上に、加熱に要
する時間及び冷却時間が長くかかるという欠点を有して
おり、成形時間を大幅に短縮することはできないもので
あった。
用していたために、50℃程度しか成形型の温度を上げ
ることがで務ず、従って成形用樹脂の硬化に長時間を要
するものであり、また成形後冷却する場合でも長時間が
かり(例えば従来では40分程度)、従って成形時間が
長くかかっているものであった。また、鋼材や鋳造型等
の厚みの厚い金型を用いて成形するようにした場合では
、成形型を高温に加熱して樹脂の硬化時間を短縮するこ
とはできるものの、金型費用が高くつく上に、加熱に要
する時間及び冷却時間が長くかかるという欠点を有して
おり、成形時間を大幅に短縮することはできないもので
あった。
[発明の目的j
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、成形
型を安価に作製することができ、しかも成形時間を大幅
に短縮することができる成形方法を提供することを目的
とするものである。
型を安価に作製することができ、しかも成形時間を大幅
に短縮することができる成形方法を提供することを目的
とするものである。
[発明の開示]
すなわち、本発明に係る成形方法は、薄肉の金属板にて
形成した成形型1にゲルコート11を塗布し、次いで成
形型1を加熱してゲルコート11を加熱硬化させ、次に
成形型1内のゲルコート11の上に成形用樹脂2を充填
し、その後成形型1を加熱して成形用樹脂2を硬化させ
ることを特徴とするもので、成形型1を薄肉の金属板で
形成す□ることにより、高温の加熱及び急熱、急冷を可
能として成形時間を大幅に短縮することがで終ると共に
、鋼材型や債造型などに比べて成形型1の費用を安価に
作製できるようにし、また成形型1にゲルコート11を
塗布して硬化させた後成形用樹脂2を充填して硬化させ
ることにより、表面にゲルコート層13を形成して天然
天理石調の外観奇麗な成形品を得ることができるように
したものである。
形成した成形型1にゲルコート11を塗布し、次いで成
形型1を加熱してゲルコート11を加熱硬化させ、次に
成形型1内のゲルコート11の上に成形用樹脂2を充填
し、その後成形型1を加熱して成形用樹脂2を硬化させ
ることを特徴とするもので、成形型1を薄肉の金属板で
形成す□ることにより、高温の加熱及び急熱、急冷を可
能として成形時間を大幅に短縮することがで終ると共に
、鋼材型や債造型などに比べて成形型1の費用を安価に
作製できるようにし、また成形型1にゲルコート11を
塗布して硬化させた後成形用樹脂2を充填して硬化させ
ることにより、表面にゲルコート層13を形成して天然
天理石調の外観奇麗な成形品を得ることができるように
したものである。
以下本発明を実施例に基づいて詳述する。まず、第1図
及び第2図に本発明で使用する成形製fiAの概略平面
図と概略正面図を示す0図中3は上面に回転駆動自在な
第1のチェーンコンベア5aとヒーター4がそれぞれ設
けられた架台であり、18は台率である。また、5bは
上面に下型1aが載せられて搬送される第2のチェーン
コンベアであり、第2のチェーンコンベア5bの前端部
には樹脂注入部19が設けられている。この樹脂注入部
19には下型1aを振動できるように振動機(図示せず
)が配設されている。また第2チエーンコンベア5bの
前端部には複数のリミットスイッチ16&、16b、4
6cが配設され、また搬送側にてストッパー17が配置
されている。第2のチェーンコンベア5b上に載せられ
て送られてきた下型1aはこのストッパー17に当たり
、一旦停止するようになっている。また、第2チエーン
コンベア5bの上面にはヒーター線を面状に配置した面
状ヒーター6a*6be6cが搬送方向に複数列配設さ
れ、上記各リミットスイッチ16等の検知手段が下型1
aを検知して各面状ヒーター6m、6b16cのスイッ
チを入れるようになっている。すなわち、下型1mの長
さに応じて下型1aの下面には異なった位置にて突起部
(図示せず)が設けられており、突起部がリミットスイ
ッチ16を選択して接触することで各面状ヒーター6が
加熱されるようになっており、例えば下型1aの長さ寸
法が短く形成されている場合にはIIl所の面状ヒータ
ー゛6aにだけスイッチが入り、下型1aの長さ寸法が
長い場合には複数の面状ヒーター6m、 6b、 6e
にスイッチが入るようになっている。また、第2のチェ
ーンコンベア5bの中央部にはスチーム等で加熱される
加熱炉7が設けられている。また、第2チエーンコンベ
ア5bの後部には下側位置にて冷風を吹き出すクーラー
8と上側位置にで冷風ダクト9が配設されている。*た
、図中10は成形型返送用のリバースコンベア、20は
下型1bを加熱する際に停止させるストッパーである。
及び第2図に本発明で使用する成形製fiAの概略平面
図と概略正面図を示す0図中3は上面に回転駆動自在な
第1のチェーンコンベア5aとヒーター4がそれぞれ設
けられた架台であり、18は台率である。また、5bは
上面に下型1aが載せられて搬送される第2のチェーン
コンベアであり、第2のチェーンコンベア5bの前端部
には樹脂注入部19が設けられている。この樹脂注入部
19には下型1aを振動できるように振動機(図示せず
)が配設されている。また第2チエーンコンベア5bの
前端部には複数のリミットスイッチ16&、16b、4
6cが配設され、また搬送側にてストッパー17が配置
されている。第2のチェーンコンベア5b上に載せられ
て送られてきた下型1aはこのストッパー17に当たり
、一旦停止するようになっている。また、第2チエーン
コンベア5bの上面にはヒーター線を面状に配置した面
状ヒーター6a*6be6cが搬送方向に複数列配設さ
れ、上記各リミットスイッチ16等の検知手段が下型1
aを検知して各面状ヒーター6m、6b16cのスイッ
チを入れるようになっている。すなわち、下型1mの長
さに応じて下型1aの下面には異なった位置にて突起部
(図示せず)が設けられており、突起部がリミットスイ
ッチ16を選択して接触することで各面状ヒーター6が
加熱されるようになっており、例えば下型1aの長さ寸
法が短く形成されている場合にはIIl所の面状ヒータ
ー゛6aにだけスイッチが入り、下型1aの長さ寸法が
長い場合には複数の面状ヒーター6m、 6b、 6e
にスイッチが入るようになっている。また、第2のチェ
ーンコンベア5bの中央部にはスチーム等で加熱される
加熱炉7が設けられている。また、第2チエーンコンベ
ア5bの後部には下側位置にて冷風を吹き出すクーラー
8と上側位置にで冷風ダクト9が配設されている。*た
、図中10は成形型返送用のリバースコンベア、20は
下型1bを加熱する際に停止させるストッパーである。
さて、上記成形装置Aにあって、例えば洗面化粧台の天
板などを製造するにあたっては、ステンレス、鋼板等の
薄肉の金属板で形成された下型1a及び上型1bを使用
するものである。各成形型1の厚みとしては何等限定す
るものではないが、例えば0.3mm程度(好ましくは
1.2〜1.5mm程度)の金属板が使用される(ここ
で0.3m+s以上としたのは強度上の理由で0.3+
u+以上とするものであり、また10m5以下としたの
は板金製作の限度が10+*−程度であるので板金製作
ができるように10−一以下とするのである)。
板などを製造するにあたっては、ステンレス、鋼板等の
薄肉の金属板で形成された下型1a及び上型1bを使用
するものである。各成形型1の厚みとしては何等限定す
るものではないが、例えば0.3mm程度(好ましくは
1.2〜1.5mm程度)の金属板が使用される(ここ
で0.3m+s以上としたのは強度上の理由で0.3+
u+以上とするものであり、また10m5以下としたの
は板金製作の限度が10+*−程度であるので板金製作
ができるように10−一以下とするのである)。
まず、台車18の上面に下型1aを載せて下型1aの内
面にポリエステル樹脂等で形成されたゲルコート11を
塗布した後、スプレーなどで上記架台3の上面にまで下
型1aを移送する0次いで、架台3の上面に配設された
上記ヒーター4を10O″CC程度熱して下型1aを加
熱し、ゲルコート11を硬化させる。ここで、下型1a
の下面には遠赤外線を特に吸収する黒色等の吸収膜が塗
着されており、ステンレスなどの反射し易い金属板で下
型1aが形成されている場合でも効率的に遠赤外線を吸
収することができるようになっている。
面にポリエステル樹脂等で形成されたゲルコート11を
塗布した後、スプレーなどで上記架台3の上面にまで下
型1aを移送する0次いで、架台3の上面に配設された
上記ヒーター4を10O″CC程度熱して下型1aを加
熱し、ゲルコート11を硬化させる。ここで、下型1a
の下面には遠赤外線を特に吸収する黒色等の吸収膜が塗
着されており、ステンレスなどの反射し易い金属板で下
型1aが形成されている場合でも効率的に遠赤外線を吸
収することができるようになっている。
次いで、第1チエーンコンベア5&から第2チエーンコ
ンベア5bに下型1aを移送して下型1aをストッパー
17に当て、下型1aを樹脂注入部19に一旦停止させ
、ここで第4図(b)に示すように下型1aの上面に成
形用樹脂2を注入する。この成形用樹脂2の組成として
は、例えばざリエステル樹脂、炭酸カルシウム、硬化剤
、離型剤を混練して成形用樹脂2として用いるものであ
り、この成形用樹脂2には60℃程度でラノカル反応を
起こす硬化剤が配合されており、60℃以上に加熱する
ことによって急速に反応速度が上がることになる。*た
、離型剤の配合量は従来の成形用樹脂より少なくなって
いる。
ンベア5bに下型1aを移送して下型1aをストッパー
17に当て、下型1aを樹脂注入部19に一旦停止させ
、ここで第4図(b)に示すように下型1aの上面に成
形用樹脂2を注入する。この成形用樹脂2の組成として
は、例えばざリエステル樹脂、炭酸カルシウム、硬化剤
、離型剤を混練して成形用樹脂2として用いるものであ
り、この成形用樹脂2には60℃程度でラノカル反応を
起こす硬化剤が配合されており、60℃以上に加熱する
ことによって急速に反応速度が上がることになる。*た
、離型剤の配合量は従来の成形用樹脂より少なくなって
いる。
この成形用樹M2が注入された下型1aを次に振動させ
ることにより成形用樹脂2中の空気を抜くものである0
次に、上型1bを成形用樹脂2の上面にセットした後、
ストッパー17を解除して下型1aを第2チエーンコン
ベア5bの駆動により搬送させる。その際、上記したよ
うにリミットスイッチ16にスイッチが入り面状ヒータ
ー6が加熱されることになり、面状ヒーター6により下
型1aの下面から100℃程度の温度で成形用樹脂2を
加熱する。成形用樹脂2は下部から次第に硬化すること
になり、上部の成形用樹脂2が未硬化状態の時に、#5
3図及び第4図(cl)のように上型1bの外側におけ
る未硬化状態の樹脂をヘラ14などで除去すると共に表
面を均すものである。このようにして上型1bと下型1
aとの間から溢れた樹脂をヘラ14で均すことにより、
仕上げ工程の工数を削減することができるものである0
次に、このものを加熱炉7内に搬送して50℃程度で加
熱して成形用樹脂2の硬化を完全に行わせ、その後上型
1bを離型した後、クーラー8により冷却する。ここで
の冷却は、下型1aが薄い金属板で形成されているため
に下型1aの下面に冷風を吹き付けることにより急冷さ
せることができ、例えば10分以内で常温程度に冷却さ
せることができる。その後、下型1aから成形品を脱型
して、端面の仕上げ加工を経て第5図に示すような製品
Bとするものである。この天板の断面図を第6図に示す
と注型層12の表面にゲルコート層13が形成されてお
り、上記成形用樹脂2の充填剤として炭酸カルシウムと
マイカを使用することにより白′色の天理石調の天板を
得ることができ、また水酸化アルミニウムを充填剤とし
て使用することによりオニックス柄の天板を得ることが
で終る。
ることにより成形用樹脂2中の空気を抜くものである0
次に、上型1bを成形用樹脂2の上面にセットした後、
ストッパー17を解除して下型1aを第2チエーンコン
ベア5bの駆動により搬送させる。その際、上記したよ
うにリミットスイッチ16にスイッチが入り面状ヒータ
ー6が加熱されることになり、面状ヒーター6により下
型1aの下面から100℃程度の温度で成形用樹脂2を
加熱する。成形用樹脂2は下部から次第に硬化すること
になり、上部の成形用樹脂2が未硬化状態の時に、#5
3図及び第4図(cl)のように上型1bの外側におけ
る未硬化状態の樹脂をヘラ14などで除去すると共に表
面を均すものである。このようにして上型1bと下型1
aとの間から溢れた樹脂をヘラ14で均すことにより、
仕上げ工程の工数を削減することができるものである0
次に、このものを加熱炉7内に搬送して50℃程度で加
熱して成形用樹脂2の硬化を完全に行わせ、その後上型
1bを離型した後、クーラー8により冷却する。ここで
の冷却は、下型1aが薄い金属板で形成されているため
に下型1aの下面に冷風を吹き付けることにより急冷さ
せることができ、例えば10分以内で常温程度に冷却さ
せることができる。その後、下型1aから成形品を脱型
して、端面の仕上げ加工を経て第5図に示すような製品
Bとするものである。この天板の断面図を第6図に示す
と注型層12の表面にゲルコート層13が形成されてお
り、上記成形用樹脂2の充填剤として炭酸カルシウムと
マイカを使用することにより白′色の天理石調の天板を
得ることができ、また水酸化アルミニウムを充填剤とし
て使用することによりオニックス柄の天板を得ることが
で終る。
しかして、下型1aとして上記のような薄肉の金属板で
形成することにより、例えば100℃程度の高温に加熱
することがで外、成形用樹脂2の反応速度を早めて硬化
時間を短縮することができるものであり、しかも急熱及
び急冷が可能であるため加熱時間及び冷却時間を大幅に
短縮することができる。また、冷却時には金属製の下型
1aと成形品との収縮率が大きく異なるために、急冷に
よって下型1aと成形品との間にずれが生じることにな
り、脱型が容易に行えるようになる。また、下型1aと
してステンレスのもので形成することにより、内面に形
成された鏡面を成形品に転写することができ、表面奇麗
な製品Bを得ることができるものであり、また下型1&
の表面をメッキして仕上げるような必要もなく、単に下
型1mの表面を磨いて仕上げるだけで平滑な鏡面を形成
することができるものであって、例えば真ちゅうなどで
下型1aを作製した場合には内面にメッキ仕上げを施す
必要があり、またメッキ層がはげ落ちた場合には再びメ
ッキを施す必要があるのであるが、ステンレス製のF型
1aにあってはそのような手間が不要となるものである
。
形成することにより、例えば100℃程度の高温に加熱
することがで外、成形用樹脂2の反応速度を早めて硬化
時間を短縮することができるものであり、しかも急熱及
び急冷が可能であるため加熱時間及び冷却時間を大幅に
短縮することができる。また、冷却時には金属製の下型
1aと成形品との収縮率が大きく異なるために、急冷に
よって下型1aと成形品との間にずれが生じることにな
り、脱型が容易に行えるようになる。また、下型1aと
してステンレスのもので形成することにより、内面に形
成された鏡面を成形品に転写することができ、表面奇麗
な製品Bを得ることができるものであり、また下型1&
の表面をメッキして仕上げるような必要もなく、単に下
型1mの表面を磨いて仕上げるだけで平滑な鏡面を形成
することができるものであって、例えば真ちゅうなどで
下型1aを作製した場合には内面にメッキ仕上げを施す
必要があり、またメッキ層がはげ落ちた場合には再びメ
ッキを施す必要があるのであるが、ステンレス製のF型
1aにあってはそのような手間が不要となるものである
。
さらに、下型1aの熱分布は中央部と端部とで±5℃程
度差があり、早く硬化した所は早く離型しようとして、
遅く硬化する所との間に段差が生じることになるが、上
記のように成形用樹脂2の配合として離型剤の量を少な
(しておくことにより、早く硬化した所の離型性を悪く
して下型1aと成形品との間にできる段差を少なくする
ことができるものである。また、成形用樹脂の触媒とし
て高温で反応を開始する硬化剤を用いることにより、成
形用樹脂を触媒を混合した状態で常温でも放置しておく
ことができ、−々成形する毎に樹脂を混合するような手
間を省くことができるものである。また、上記したよう
に硬化の途中でパリとなる部分をヘラ14で削り取る、
いわゆるウェットトリミングを打うことにより、硬化後
にはサンドペーパーで1.2回削るだけで仕上げること
がで軽、仕上げ工程の工数を大幅に削減することができ
る。
度差があり、早く硬化した所は早く離型しようとして、
遅く硬化する所との間に段差が生じることになるが、上
記のように成形用樹脂2の配合として離型剤の量を少な
(しておくことにより、早く硬化した所の離型性を悪く
して下型1aと成形品との間にできる段差を少なくする
ことができるものである。また、成形用樹脂の触媒とし
て高温で反応を開始する硬化剤を用いることにより、成
形用樹脂を触媒を混合した状態で常温でも放置しておく
ことができ、−々成形する毎に樹脂を混合するような手
間を省くことができるものである。また、上記したよう
に硬化の途中でパリとなる部分をヘラ14で削り取る、
いわゆるウェットトリミングを打うことにより、硬化後
にはサンドペーパーで1.2回削るだけで仕上げること
がで軽、仕上げ工程の工数を大幅に削減することができ
る。
尚、上記実施例では下型1bの下面側から加熱するよう
にしたが、下型1b上に上型1aをセットした後、上型
1bも加熱して上下両面から成形用樹脂2を硬化させる
ようにしても良く、また上記実施例では上型1bを成形
用樹脂2の上面にセットした後、ヘラ14で未硬化状態
の樹脂2を除去した後、完全に硬化させるようにしたが
、ウェットトリミング操作を経ないで樹脂2を加熱硬化
させ、その後仕上げをするようにしても良いものである
。
にしたが、下型1b上に上型1aをセットした後、上型
1bも加熱して上下両面から成形用樹脂2を硬化させる
ようにしても良く、また上記実施例では上型1bを成形
用樹脂2の上面にセットした後、ヘラ14で未硬化状態
の樹脂2を除去した後、完全に硬化させるようにしたが
、ウェットトリミング操作を経ないで樹脂2を加熱硬化
させ、その後仕上げをするようにしても良いものである
。
【発明の効果1
上記のように本発明は、成形型を薄肉の金属板で形成し
たので、高温の加熱及び急熱、急冷を可能として成形時
間を大幅に短縮することがで終て生産性を上げることが
できる利点があり、しかも鋼材型や匍造型などに比べて
成形型の費用を安価に作製することができる利点がある
。また、成形型にまずゲルコートを塗布して硬化させた
後、成形用樹脂を充填して硬化させたので、表面にゲル
コート層を形成して天然大J!!石調の外観奇麗な成形
品を得ることができる利点がある。
たので、高温の加熱及び急熱、急冷を可能として成形時
間を大幅に短縮することがで終て生産性を上げることが
できる利点があり、しかも鋼材型や匍造型などに比べて
成形型の費用を安価に作製することができる利点がある
。また、成形型にまずゲルコートを塗布して硬化させた
後、成形用樹脂を充填して硬化させたので、表面にゲル
コート層を形成して天然大J!!石調の外観奇麗な成形
品を得ることができる利点がある。
jl1図は本発明一実施例の成形装置の平面図、第2図
は同上の正面図、第3図(a)(b)は同上の要部斜視
図と要部断面図、第4図(a)乃至(d)は同上の製造
方法を示す断面図、第5図は同上により得られた天板の
斜視図、第6図は同上の要部断面図、第7図は洗面化粧
台の錯視図である。 1は成形型、2は成形用樹脂、11はゲルコートである
。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第3図 第4図 II 第5図
は同上の正面図、第3図(a)(b)は同上の要部斜視
図と要部断面図、第4図(a)乃至(d)は同上の製造
方法を示す断面図、第5図は同上により得られた天板の
斜視図、第6図は同上の要部断面図、第7図は洗面化粧
台の錯視図である。 1は成形型、2は成形用樹脂、11はゲルコートである
。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第3図 第4図 II 第5図
Claims (1)
- (1)薄肉の金属板にて形成した成形型にゲルコートを
塗布し、次いで成形型を加熱してゲルコートを加熱硬化
させ、次に成形型内のゲルコートの上に成形用樹脂を充
填し、その後成形型を加熱して成形用樹脂を硬化させる
ことを特徴とする成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61048107A JPS62204909A (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 | 成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61048107A JPS62204909A (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 | 成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62204909A true JPS62204909A (ja) | 1987-09-09 |
JPH0318805B2 JPH0318805B2 (ja) | 1991-03-13 |
Family
ID=12794089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61048107A Granted JPS62204909A (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 | 成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62204909A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60201913A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-12 | Sumitomo Alum Smelt Co Ltd | 不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法 |
JPS618318A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 表面高硬度成形品の製造方法 |
-
1986
- 1986-03-05 JP JP61048107A patent/JPS62204909A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60201913A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-12 | Sumitomo Alum Smelt Co Ltd | 不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法 |
JPS618318A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 表面高硬度成形品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0318805B2 (ja) | 1991-03-13 |
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