JPS62204909A - 成形方法 - Google Patents

成形方法

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JPS62204909A
JPS62204909A JP61048107A JP4810786A JPS62204909A JP S62204909 A JPS62204909 A JP S62204909A JP 61048107 A JP61048107 A JP 61048107A JP 4810786 A JP4810786 A JP 4810786A JP S62204909 A JPS62204909 A JP S62204909A
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JP
Japan
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molding
mold
resin
gelcoat
lower mold
Prior art date
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Application number
JP61048107A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0318805B2 (ja
Inventor
Yukio Kimura
幸雄 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Wako Seisakusho KK
Original Assignee
Wako Seisakusho KK
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Wako Seisakusho KK, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Wako Seisakusho KK
Priority to JP61048107A priority Critical patent/JPS62204909A/ja
Publication of JPS62204909A publication Critical patent/JPS62204909A/ja
Publication of JPH0318805B2 publication Critical patent/JPH0318805B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、洗面化粧台等の天板、壁材、浴槽、ハウジン
グ及びケーシング等を注型成形やFRPのハンドレーア
ツブ成形により製造するにあたって、短時間で製造でき
るようにした成形方法に関するものである。
[背景技術1 従来、例えば洗面化粧台の天板を製造する場合には、F
RP等で上型と下型とを作製し、そしてゲルコートと呼
ばれるポリエステルなどの樹脂を下型の表面に塗布した
後、この下型を加熱炉内に入れて50℃程度で硬化させ
、次いでこの下型内に成形用樹脂を注入し、振動させて
成形用樹脂内の空気を脱泡し、次いで上型を成形用樹脂
の上にセットした後再び加熱炉内に入れて50℃程度で
硬化させ、次に上型を脱型して下型及び樹脂を冷却し、
その後下型から成形品を脱型した後、成形品の端部等を
仕上げ加工して製品としているものであった。
従来では、このように成形型としてFRP製のものを使
用していたために、50℃程度しか成形型の温度を上げ
ることがで務ず、従って成形用樹脂の硬化に長時間を要
するものであり、また成形後冷却する場合でも長時間が
かり(例えば従来では40分程度)、従って成形時間が
長くかかっているものであった。また、鋼材や鋳造型等
の厚みの厚い金型を用いて成形するようにした場合では
、成形型を高温に加熱して樹脂の硬化時間を短縮するこ
とはできるものの、金型費用が高くつく上に、加熱に要
する時間及び冷却時間が長くかかるという欠点を有して
おり、成形時間を大幅に短縮することはできないもので
あった。
[発明の目的j 本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、成形
型を安価に作製することができ、しかも成形時間を大幅
に短縮することができる成形方法を提供することを目的
とするものである。
[発明の開示] すなわち、本発明に係る成形方法は、薄肉の金属板にて
形成した成形型1にゲルコート11を塗布し、次いで成
形型1を加熱してゲルコート11を加熱硬化させ、次に
成形型1内のゲルコート11の上に成形用樹脂2を充填
し、その後成形型1を加熱して成形用樹脂2を硬化させ
ることを特徴とするもので、成形型1を薄肉の金属板で
形成す□ることにより、高温の加熱及び急熱、急冷を可
能として成形時間を大幅に短縮することがで終ると共に
、鋼材型や債造型などに比べて成形型1の費用を安価に
作製できるようにし、また成形型1にゲルコート11を
塗布して硬化させた後成形用樹脂2を充填して硬化させ
ることにより、表面にゲルコート層13を形成して天然
天理石調の外観奇麗な成形品を得ることができるように
したものである。
以下本発明を実施例に基づいて詳述する。まず、第1図
及び第2図に本発明で使用する成形製fiAの概略平面
図と概略正面図を示す0図中3は上面に回転駆動自在な
第1のチェーンコンベア5aとヒーター4がそれぞれ設
けられた架台であり、18は台率である。また、5bは
上面に下型1aが載せられて搬送される第2のチェーン
コンベアであり、第2のチェーンコンベア5bの前端部
には樹脂注入部19が設けられている。この樹脂注入部
19には下型1aを振動できるように振動機(図示せず
)が配設されている。また第2チエーンコンベア5bの
前端部には複数のリミットスイッチ16&、16b、4
6cが配設され、また搬送側にてストッパー17が配置
されている。第2のチェーンコンベア5b上に載せられ
て送られてきた下型1aはこのストッパー17に当たり
、一旦停止するようになっている。また、第2チエーン
コンベア5bの上面にはヒーター線を面状に配置した面
状ヒーター6a*6be6cが搬送方向に複数列配設さ
れ、上記各リミットスイッチ16等の検知手段が下型1
aを検知して各面状ヒーター6m、6b16cのスイッ
チを入れるようになっている。すなわち、下型1mの長
さに応じて下型1aの下面には異なった位置にて突起部
(図示せず)が設けられており、突起部がリミットスイ
ッチ16を選択して接触することで各面状ヒーター6が
加熱されるようになっており、例えば下型1aの長さ寸
法が短く形成されている場合にはIIl所の面状ヒータ
ー゛6aにだけスイッチが入り、下型1aの長さ寸法が
長い場合には複数の面状ヒーター6m、 6b、 6e
にスイッチが入るようになっている。また、第2のチェ
ーンコンベア5bの中央部にはスチーム等で加熱される
加熱炉7が設けられている。また、第2チエーンコンベ
ア5bの後部には下側位置にて冷風を吹き出すクーラー
8と上側位置にで冷風ダクト9が配設されている。*た
、図中10は成形型返送用のリバースコンベア、20は
下型1bを加熱する際に停止させるストッパーである。
さて、上記成形装置Aにあって、例えば洗面化粧台の天
板などを製造するにあたっては、ステンレス、鋼板等の
薄肉の金属板で形成された下型1a及び上型1bを使用
するものである。各成形型1の厚みとしては何等限定す
るものではないが、例えば0.3mm程度(好ましくは
1.2〜1.5mm程度)の金属板が使用される(ここ
で0.3m+s以上としたのは強度上の理由で0.3+
u+以上とするものであり、また10m5以下としたの
は板金製作の限度が10+*−程度であるので板金製作
ができるように10−一以下とするのである)。
まず、台車18の上面に下型1aを載せて下型1aの内
面にポリエステル樹脂等で形成されたゲルコート11を
塗布した後、スプレーなどで上記架台3の上面にまで下
型1aを移送する0次いで、架台3の上面に配設された
上記ヒーター4を10O″CC程度熱して下型1aを加
熱し、ゲルコート11を硬化させる。ここで、下型1a
の下面には遠赤外線を特に吸収する黒色等の吸収膜が塗
着されており、ステンレスなどの反射し易い金属板で下
型1aが形成されている場合でも効率的に遠赤外線を吸
収することができるようになっている。
次いで、第1チエーンコンベア5&から第2チエーンコ
ンベア5bに下型1aを移送して下型1aをストッパー
17に当て、下型1aを樹脂注入部19に一旦停止させ
、ここで第4図(b)に示すように下型1aの上面に成
形用樹脂2を注入する。この成形用樹脂2の組成として
は、例えばざリエステル樹脂、炭酸カルシウム、硬化剤
、離型剤を混練して成形用樹脂2として用いるものであ
り、この成形用樹脂2には60℃程度でラノカル反応を
起こす硬化剤が配合されており、60℃以上に加熱する
ことによって急速に反応速度が上がることになる。*た
、離型剤の配合量は従来の成形用樹脂より少なくなって
いる。
この成形用樹M2が注入された下型1aを次に振動させ
ることにより成形用樹脂2中の空気を抜くものである0
次に、上型1bを成形用樹脂2の上面にセットした後、
ストッパー17を解除して下型1aを第2チエーンコン
ベア5bの駆動により搬送させる。その際、上記したよ
うにリミットスイッチ16にスイッチが入り面状ヒータ
ー6が加熱されることになり、面状ヒーター6により下
型1aの下面から100℃程度の温度で成形用樹脂2を
加熱する。成形用樹脂2は下部から次第に硬化すること
になり、上部の成形用樹脂2が未硬化状態の時に、#5
3図及び第4図(cl)のように上型1bの外側におけ
る未硬化状態の樹脂をヘラ14などで除去すると共に表
面を均すものである。このようにして上型1bと下型1
aとの間から溢れた樹脂をヘラ14で均すことにより、
仕上げ工程の工数を削減することができるものである0
次に、このものを加熱炉7内に搬送して50℃程度で加
熱して成形用樹脂2の硬化を完全に行わせ、その後上型
1bを離型した後、クーラー8により冷却する。ここで
の冷却は、下型1aが薄い金属板で形成されているため
に下型1aの下面に冷風を吹き付けることにより急冷さ
せることができ、例えば10分以内で常温程度に冷却さ
せることができる。その後、下型1aから成形品を脱型
して、端面の仕上げ加工を経て第5図に示すような製品
Bとするものである。この天板の断面図を第6図に示す
と注型層12の表面にゲルコート層13が形成されてお
り、上記成形用樹脂2の充填剤として炭酸カルシウムと
マイカを使用することにより白′色の天理石調の天板を
得ることができ、また水酸化アルミニウムを充填剤とし
て使用することによりオニックス柄の天板を得ることが
で終る。
しかして、下型1aとして上記のような薄肉の金属板で
形成することにより、例えば100℃程度の高温に加熱
することがで外、成形用樹脂2の反応速度を早めて硬化
時間を短縮することができるものであり、しかも急熱及
び急冷が可能であるため加熱時間及び冷却時間を大幅に
短縮することができる。また、冷却時には金属製の下型
1aと成形品との収縮率が大きく異なるために、急冷に
よって下型1aと成形品との間にずれが生じることにな
り、脱型が容易に行えるようになる。また、下型1aと
してステンレスのもので形成することにより、内面に形
成された鏡面を成形品に転写することができ、表面奇麗
な製品Bを得ることができるものであり、また下型1&
の表面をメッキして仕上げるような必要もなく、単に下
型1mの表面を磨いて仕上げるだけで平滑な鏡面を形成
することができるものであって、例えば真ちゅうなどで
下型1aを作製した場合には内面にメッキ仕上げを施す
必要があり、またメッキ層がはげ落ちた場合には再びメ
ッキを施す必要があるのであるが、ステンレス製のF型
1aにあってはそのような手間が不要となるものである
さらに、下型1aの熱分布は中央部と端部とで±5℃程
度差があり、早く硬化した所は早く離型しようとして、
遅く硬化する所との間に段差が生じることになるが、上
記のように成形用樹脂2の配合として離型剤の量を少な
(しておくことにより、早く硬化した所の離型性を悪く
して下型1aと成形品との間にできる段差を少なくする
ことができるものである。また、成形用樹脂の触媒とし
て高温で反応を開始する硬化剤を用いることにより、成
形用樹脂を触媒を混合した状態で常温でも放置しておく
ことができ、−々成形する毎に樹脂を混合するような手
間を省くことができるものである。また、上記したよう
に硬化の途中でパリとなる部分をヘラ14で削り取る、
いわゆるウェットトリミングを打うことにより、硬化後
にはサンドペーパーで1.2回削るだけで仕上げること
がで軽、仕上げ工程の工数を大幅に削減することができ
る。
尚、上記実施例では下型1bの下面側から加熱するよう
にしたが、下型1b上に上型1aをセットした後、上型
1bも加熱して上下両面から成形用樹脂2を硬化させる
ようにしても良く、また上記実施例では上型1bを成形
用樹脂2の上面にセットした後、ヘラ14で未硬化状態
の樹脂2を除去した後、完全に硬化させるようにしたが
、ウェットトリミング操作を経ないで樹脂2を加熱硬化
させ、その後仕上げをするようにしても良いものである
【発明の効果1 上記のように本発明は、成形型を薄肉の金属板で形成し
たので、高温の加熱及び急熱、急冷を可能として成形時
間を大幅に短縮することがで終て生産性を上げることが
できる利点があり、しかも鋼材型や匍造型などに比べて
成形型の費用を安価に作製することができる利点がある
。また、成形型にまずゲルコートを塗布して硬化させた
後、成形用樹脂を充填して硬化させたので、表面にゲル
コート層を形成して天然大J!!石調の外観奇麗な成形
品を得ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
jl1図は本発明一実施例の成形装置の平面図、第2図
は同上の正面図、第3図(a)(b)は同上の要部斜視
図と要部断面図、第4図(a)乃至(d)は同上の製造
方法を示す断面図、第5図は同上により得られた天板の
斜視図、第6図は同上の要部断面図、第7図は洗面化粧
台の錯視図である。 1は成形型、2は成形用樹脂、11はゲルコートである
。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第3図 第4図 II 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄肉の金属板にて形成した成形型にゲルコートを
    塗布し、次いで成形型を加熱してゲルコートを加熱硬化
    させ、次に成形型内のゲルコートの上に成形用樹脂を充
    填し、その後成形型を加熱して成形用樹脂を硬化させる
    ことを特徴とする成形方法。
JP61048107A 1986-03-05 1986-03-05 成形方法 Granted JPS62204909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61048107A JPS62204909A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 成形方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP61048107A JPS62204909A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 成形方法

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JPS62204909A true JPS62204909A (ja) 1987-09-09
JPH0318805B2 JPH0318805B2 (ja) 1991-03-13

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ID=12794089

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JP61048107A Granted JPS62204909A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 成形方法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60201913A (ja) * 1984-03-26 1985-10-12 Sumitomo Alum Smelt Co Ltd 不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JPS618318A (ja) * 1984-06-25 1986-01-16 Matsushita Electric Works Ltd 表面高硬度成形品の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60201913A (ja) * 1984-03-26 1985-10-12 Sumitomo Alum Smelt Co Ltd 不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JPS618318A (ja) * 1984-06-25 1986-01-16 Matsushita Electric Works Ltd 表面高硬度成形品の製造方法

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JPH0318805B2 (ja) 1991-03-13

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