JPS6220362Y2 - - Google Patents

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JPS6220362Y2
JPS6220362Y2 JP1979082033U JP8203379U JPS6220362Y2 JP S6220362 Y2 JPS6220362 Y2 JP S6220362Y2 JP 1979082033 U JP1979082033 U JP 1979082033U JP 8203379 U JP8203379 U JP 8203379U JP S6220362 Y2 JPS6220362 Y2 JP S6220362Y2
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JP
Japan
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wiring
back door
piping
rear pillar
seating surface
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JP1979082033U
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JPS56356U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はハツチバツク型自動車等のバツクドア
における配線構造に関するものである。
近年ハツチバツク型自動車等においては、バツ
クドア側にリヤウインド用ワイパー及びウインド
ウオツシヤーを取付けたものがあるが、これらは
ボデイ側の電源及びウオツシヤータンクと配線さ
れている。
第1図及び第2図はこの種従来のバツクドアに
おける配線構造を示したもので、同図において、
1はヒンジ2を介してルーフパネル3の後端縁に
枢着されたバツクドアのドアフレーム、4は中空
状のリアピラー、5はルーフパネル3の室内側後
部に取付けた中空状のルーフフレームである。6
は車体側の電源或いはウオツシヤータンク等の機
器に接続し且つリアピラー4及びルーフフレーム
5の内部空間に挿通したハーネス・ウオツシヤー
ホース等の線である。そして、ルーフパネル3と
ルーフフレーム5の重合部分7及びルーフフレー
ム5の下面側並びに、ドアフレーム1の所定位置
に夫々貫通孔8,9,10,11を夫々形成し、
この各孔を介して、ルーフフレーム5内の線6
を、一旦室内側に出した後、ドアフレーム1の内
部空間に配線し、ワイパー或いはウインドウオツ
シヤーに接続する。12,13は孔8,9に嵌合
固定したグロメツト、14は両端を孔10,11
に嵌合固定し且つ内部に線6を挿通せしめた蛇腹
状のグロメツト、15はルーフフレーム3の下面
に固設したクランプで、このクランプ15により
室内を通る線6をルーフフレーム3に取付固定し
ていた。上記第1図及び第2図の従来例は、ボツ
クス断面のルーフフレーム5内からバツクドアの
ドアフレーム1内へ配管・配線類を挿通接続する
ようにしているもので、この場合、ドアフレーム
1の側面とルーフフレーム5の側面の対向面に貫
通孔を設けて配管・配線類を挿通することも考え
られるが、この部分は、ドアの開閉により、ドア
のヒンジ側端縁で、配管・配線類が挟まれて屈曲
破断されるため、一旦室内側へ出してからドアフ
レーム1へ挿通せざるを得ないのである。しかし
ながら、かような従来構造によると、室内側にも
配線用貫通孔を形成しなければならず、しかも、
配線が室内を通るため、室内側の外観上の体裁が
悪くなり、その配線を覆うべく第2図の如くルー
フパネル3の室内側に天井カバー16を取付ける
ことが必要である。そのため、室内作業が必要と
なり作業性が悪い。また、配線するための貫通孔
が多く、それだけ多くのグロメツトを必要とし、
コスト高となる。更に、ウオツシヤーホースの場
合、クランプ或いは天井カバー等で押さえすぎる
と、水が出なくなり、その調整が難しい。そし
て、配線作業は構造が複雑であり、且つ貫通孔を
介して室内への水もれ等の問題があつた。
本考案は、上記の欠点に鑑み、これを改良した
もので、配線の作業性及び室内側の外観上の体裁
が良く、しかも製作コストの安いバツクドアにお
ける配線構造を提供せんとするものである。
以下本考案の構成を図面に示す実施例にしたが
つて説明すると次の通りである。
第3図及び第4図において、21は車体外板部
材たるルーフパネル、22はアウタパネル23と
インナパネル24によつてボツクス断面に構成さ
れ且つ上端面が開口したリアピラーである。そし
て、上記ルーフパネル21の後端縁21′でリア
ピラー22の上端開口部を閉塞して、この閉塞部
25を平坦な座面にすると共に、当該部分25に
配線用の貫通孔26を形成する。27はアウタパ
ネル28とインナパネル29によりボツクス断面
に構成されたバツクドアのドアフレームで、これ
はヒンジ30により、上記ルーフパネル21の後
端縁21′に枢着されている。そして、上記ドア
フレーム27のインナパネル29には、前記リア
ピラー22の上端閉塞部25と対向し、且つ平坦
な座面に形成したコーナー部27′に配線用の貫
通孔31を形成する。32は両端を上記の両貫通
孔26及び31に嵌合固定した蛇腹状のグロメツ
ト、33は車体側の電源或いはウオツシヤータン
ク等の機器に接続されたハーネス・ウオツシヤー
ホース等の線で、これは、リアピラー22の内部
空間から両貫通孔26及び31並びにグロメツト
32を介してドアフレーム27の内部空間へ配線
されている。そうして、配線を行なう場合、車体
外よりリアピラー上端閉塞部25の貫通孔26を
介してリアピラー22内部に線33を挿入した
後、上記グロメツト32の一端を貫通孔26に嵌
合固定すると共に、ドアフレーム27内部にも線
33を挿入せしめ、ドアフレーム27の上部或い
は側部に配線した後、グロメツト32の他端を貫
通孔31に嵌合固定して作業を終了する。
以上説明した様に、本考案は、車体の後部開口
にバツクドアを該開口部上縁のヒンジを中心とし
て開閉可能に取付け、このバツクドアに車体側か
ら配管・配線類を挿通するバツクドアにおける配
線構造において、車体後部開口部上縁と一致する
位置で上端開口部を車体外板部材で閉塞してバツ
クドアのドアフレームの上部コーナー部に対応す
る平坦な座面とし、この座面に配管・配線用の貫
通孔を設けたボツクス断面のリアピラーと、該リ
アピラーの平坦な座面と対応してボツクス断面の
ドアフレームの上部コーナー部内面を平坦な座面
とし、この座面に上記リアピラーの配管・配線用
の孔に対向させて配管・配線用の貫通孔を設けた
バツクドアと、上記リアピラー及びバツクドアの
平坦座面に開口させた配管・配線用の貫通孔間に
装着した伸縮可能な弾性体よりなる蛇腹条のグロ
メツトとからなり、上記グロメツト内を通してリ
アピラー内部からバツクドアのドアフレーム内に
配管・配線類を挿通するようになしたから、車体
側からバツクドア側へ接続される配管・配線類を
室内側へ一旦出さなくてもよい。即ち、リアピラ
ーを利用し、バツクドアの上部コーナー部で接続
させることによつて、極端な屈曲部の発生を回避
でき、バツクドアの開閉時に必要な配管・配線類
のたるみ量分は、リアピラーの内部へスムーズに
出入りさせることができる。これは、バツクドア
が上下方向に開閉され、この開閉方向とリアピラ
ーの延びている方向が略一致しているからであ
る。
従つて、本考案によれば、開閉ストロークが最
少位置で車体側からバツクドア側へ配管・配線類
を最短距離で挿通接続することができ、車室内側
に配管・配線類が露出しないため、体裁がよいの
みならず、これをカバーする部材が省略でき、グ
ロメツトの数も蛇腹状のもの1つでよく、コスト
ダウンが図れ、しかも、配管・配線類の激しい屈
伸作用による損傷も軽減でき、かつ、配管・配線
作業も容易化できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバツクドアの配線構造を示した
斜視説明図、第2図は第1図のA−A線断面図、
第3図は本考案に係るバツクドアの配線構造を示
した斜視説明図、第4図は第3図のB−B線断面
図である。 21……ルーフパネル、22……リアピラー、
25……上端閉塞部、26……貫通孔、27……
ドアフレーム、27′……コーナー部、31……
貫通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体の後部開口にバツクドアを該開口部上縁の
    ヒンジを中心として開閉可能に取付け、このバツ
    クドアに車体側から配管・配線類を挿通するバツ
    クドアにおける配線構造において、 車体後部開口部上縁と一致する位置で上端開口
    部を車体外板部材で閉塞してバツクドアのドアフ
    レームの上部コーナー部に対応する平坦な座面と
    し、この座面に配管・配線用の貫通孔を設けたボ
    ツクス断面のリアピラーと、 該リアピラーの平坦な座面と対応してボツクス
    断面のドアフレームの上部コーナー部内面を平坦
    な座面とし、この座面に上記リアピラーの配管・
    配線用の孔に対向させて配管・配線用の貫通孔を
    設けたバツクドアと、 上記リアピラー及びバツクドアの平坦座面に開
    口させた配管・配線用の貫通孔間に装着した伸縮
    可能な弾性体よりなる蛇腹条のグロメツトとから
    なり、 上記グロメツト内を通してリアピラー内部から
    バツクドアのドアフレーム内に配管・配線類を挿
    通するようになしたことを特徴とするバツクドア
    における配線構造。
JP1979082033U 1979-06-14 1979-06-14 Expired JPS6220362Y2 (ja)

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JPS56356U JPS56356U (ja) 1981-01-06
JPS6220362Y2 true JPS6220362Y2 (ja) 1987-05-25

Family

ID=29315277

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JPS56356U (ja) 1981-01-06

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