JPS62201845A - 不飽和アルデヒドの製造方法 - Google Patents

不飽和アルデヒドの製造方法

Info

Publication number
JPS62201845A
JPS62201845A JP61045104A JP4510486A JPS62201845A JP S62201845 A JPS62201845 A JP S62201845A JP 61045104 A JP61045104 A JP 61045104A JP 4510486 A JP4510486 A JP 4510486A JP S62201845 A JPS62201845 A JP S62201845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general formula
formula
compound
chlorinated
alkali metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61045104A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH032138B2 (ja
Inventor
Junzo Odera
純蔵 大寺
Shigeaki Suzuki
繁昭 鈴木
Takashi Onishi
大西 孝志
Yoshiji Fujita
芳司 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP61045104A priority Critical patent/JPS62201845A/ja
Priority to US07/015,095 priority patent/US4745229A/en
Priority to EP87102298A priority patent/EP0234496B2/en
Priority to AT87102298T priority patent/ATE80142T1/de
Priority to DE3781425T priority patent/DE3781425T3/de
Priority to DK099587A priority patent/DK99587A/da
Publication of JPS62201845A publication Critical patent/JPS62201845A/ja
Publication of JPH032138B2 publication Critical patent/JPH032138B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式 %式% (式中、Rはアシル基を表わす。) で示される不飽和アルデヒドの製造方法に関する。
本発明の方法によシ製造される一般式(1)で示される
不飽和アルデヒドは医薬または飼料添加剤として使用さ
れているビタミン人またはそのカルボン酸エステルの合
成中間体として有用でるる〔例えば、ケミストリー−v
 p −;i: (Chemiatr)r Lette
rs )1985年、第1883〜1886頁など参照
〕。
〔従来の技術〕
従来、一般式(1)で示される不飽和アルデヒドの59
8−7セトキシー2.6−シメチルー2,6−オクタジ
ェナールは3.7−シメチルー2.6−オクタジニニル
アセタートを二酸化セレンで酸化することによシ製造さ
れることが知られている。
〔テトラヘドロy−vターズ(Tatrahedron
 Letters )1973年、第281〜284頁
参照〕〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来の8−アセトキシル2,6−シメチルー2.6
−オクタジェナールの製造方法において使用される二酸
化セレンは栂性を有しかつ昇華性を有しておシ、取シ扱
いに厳重な注意を要する。従って、この方法は工業的規
模では実施し難い。
しかして、本発明の目的は、容易に入手できる工業原料
から簡便にかつ安価にしかも好収率で一般式(1)で示
される不飽和アルデヒドを製造する方法を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上記の目的は、一般式(式中、Rは前
記定義のとおシである。)で示される塩素化オレフィン
性化合物をアルカリ金属ヨウ化物またはハロゲン化鋼の
存在下に一般式 %式%() (式中 B2はアルキル基を表わし、RaおよびR4は
同一または異なシそれぞれアルキル基もしくはシクロア
ルキル基を異わすかまたは一緒になって酸素原子によっ
て中断されていてもよいアルキレン基を表わす。) で示されるアミンオキシドと反応させることを特徴とす
る前記一般式(I)で示される不飽和アルデヒドの製造
方法を提供することによって達成嘔れる0 前記の一般式中のR”、R”、 R’およびRを詳しく
説明するORはアシル基を表わし、なかでもホルミル基
、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基などの低級
アルカノイル基が好ましい。R2はアルキル基を表わし
、特にメチル基、エチル基、プロピル基、インプロピル
基、ブチル基などの低級アルキル基が好ましい。R3お
よびR4は同一または異なりそれぞれアルキル基もしく
はシクロアルキル基を表わすか、または−緒になって酸
素原子によって中断されていてもよいアルキレン基を表
わす。ここで、アルキル基としてはメチル基、エチル基
、プロピル基、インプロピル基、ブチル基などの低級ア
ルキル基が好ましく、またシクロアルキル基としてはシ
クロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基などの低級ア
ルキル基で置換されていてもよいシクロヘキシル基が好
ましい。また、アルキレン基としてはテトラメチレン基
、ペンタメチレン基などが例示され、また酸素原子によ
って中断されているアルキレン基としては例えば3−オ
キサペンタメチレフ基などが挙げられる。
一般式(II)で示される塩素化オレフィン性化合切と
一般式(I)で示されるアミンオキシドとの反応はアル
カリ金属ヨウ化物またはハロゲン化銅の存在下に行なわ
れる。
一般式(nl)で示されるアミンオキシドとしては、ト
リメチルアミンN−オキシド、トリエチルアミンN−オ
キシド、トリプロピルアミンN−オキシド、N、N−ジ
メチルシクロヘキシルアミンN−オキシド、N、N−ジ
エチルシクロヘキシルアミンN−オキシド、N、N−ジ
シクロヘキシルメチルアミyN−オキシド、N−メチル
ビペリジy N −、t #シト、N−メチルモルリン
N−オキシド、N−メチルモルホリンN−オキシド、N
−エチルモルホリンN−オキシド、N−プロピルモルホ
リンN−オキシドなどが使用される。これらのアミンオ
キシドのうち、一般式(1)で示される不飽和アルデヒ
ドの収率の観点からは、トリエチルアミンN−オキシド
、トリプロピルアミンN−オキシドなどのトリ(低級ア
ルキル)アミンN−オキシド;およびN−メチルモルホ
リンN−オキシド、N−エチルモルホリンN−オをシト
、 N−7’ロヒルモルホリンN−オキシドなどのN−
低級アルキルモルホリンN−オキシドを使用することが
好ましい。
また、一般式(nl)で示されるアミンオキシドの水和
物も使用可能でめる。水和智としては例えばトリメチル
アミンN−オキシド・2水和物、N−メチルモルホリン
N−オキシド・1水和物などが挙げられる。一般式(i
ll)で示されるアミンオキ7ドは一般式(n)で示さ
れる塩素化オレフィン性化合物の1モルに対して約1〜
5モルの量で使用するのが好ましい。
アルカリ金属ヨウ化物としては例えばヨウ化リチウム、
ヨウ化カリウム、ヨウ化カリウムなどが使用される。ア
ルカリ金属ヨウ化物の使用量は一般式(II)で示され
る塩素化オレフィン性化合物の1モルに対して約1−3
モルのR1が好ましい。
また、ハロゲン化銅どしては、例えば塩化銅(1)、臭
化銅(I)、ヨウ化@(I)などのノ・ロゲン化銅(■
);および塩化鋼(If)、臭化銅(II)などのハロ
ゲン化銅(II)などが使用される。ハロゲン化銅の使
用量は一般式(■)で示される塩素化オレフィン性化合
物の1モルに対して通常約0.001〜2.0モルの量
でめシ、特に約0.01〜0.2モルの童が好ましい。
なお、ハロゲン化銅の存在下に反応を行なう場合、その
反応系に塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム
などのアルカリ金属塩化物を共存させることにより1反
応を促進させることができる。
アルカリ金属塩化物は一般式(U)で示される塩素化オ
レフィン性化合物の1モルに対して通常約0.1〜2.
0モルの量で使用される。
塩素化オレフィン性化合物とアミンオキシドとの反応に
おいて溶媒の使用は必ずしも必要ではないが、使用でき
る溶媒としてはベンゼン、トルエンなどの炭化水素類;
ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水
素類;酢酸メチル、酢酸エチルなどのエステル類;ジエ
チルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランなどの
エーテル類;アセトニトリル、プロピオニトリルなどの
ニトリル類;N、N−ジメチルホルムアミド、N−メチ
ルピロリドンなどのアミド類などが挙げられる。
溶媒の使用量は一般式(II)で示される塩素化オレフ
ィン性化合物の19に対して約1〜10dの量が好まし
い。反応温度は約20〜80℃の範囲が好適である。
このよりにして得られた一般式(1)で示される不飽和
アルデヒドの反応混合物からの分離・精製は例えば次の
方法によシ行なうことができる。反応混合物を、例えば
必・要に応じこれよシ固型物を濾去したのち、水に注き
°、ついでジエチルエーテル、ヘキサン、酢酸エチルな
どで抽出し、抽出液から溶媒を留去し、その残留物を蒸
留、カラムクロマトグラフィーなどで精製することによ
って一般式(1)で示される不飽和アルデヒドを取得す
ることができる。
一般式(n)で示される塩素化オレフィン性化合物は、
・例えば、一般式 (式中、Rは前記定義のとお夛である。)で示されるオ
レフィン性化合物を(1)水とは非混和性の有機溶媒と
水との二相系において次亜塩素酸と反応させるかまたは
(11)塩素化インシアヌール酸もしくはそのアルカリ
金属塩と反応させることによシ簡便にかり好収率で製造
することができる0 水とは非混和性の有機溶媒と水との二相系における一般
式(F/)で示されるオレフィン性化合物と次亜塩素酸
との反応について説明する。この反応は通常、さらし粉
を懸濁した水相または次亜塩素酸ナトリウムを含有する
水相と一般式(IV)で示されるオレフィン性化合物を
溶解した有機溶媒相との二相系にドライアイスを添加す
ることによシ実施される。次亜塩素酸は水の存在下にお
いて場らし粉または次亜塩素酸ナトリウムとドライアイ
スとからその場(in 5itu )で生成する。有機
溶媒としては例えばヘキサン、ベンゼンなどの炭化水素
類;ジクロロメタン、1.2−ジクロロエタンなどのハ
ロゲン化炭化水素類ニジエチルエーテル、ジインプロピ
ルエーテルなどのエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル
などのエステル類などが使用される。有機溶媒の使用量
は一般式(IV)で示されるオレフィン性化合物のII
に対して約5〜50mの盪が好ましい。括らし粉を用い
る場合、その使用量は一般式(IV)で示されるオレフ
ィン性化合物の1モルに対してさらし粉中に含有される
次亜塩素酸カルシウムが約0.4〜0.7モルになるよ
うな量が好適である。この場合の水の使用量はさらし粉
の1gに対して約5〜50i1の量が好ましい。
また1次亜塩素酸ナトリウムを使用する場合、その使用
量は一般式(IV)で示されるオレフィン性化合物の1
モルに対して約0.8〜162モルの量が好ましい。こ
の場合、市販されている有効塩素濃度が8.5〜13.
5%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液をそのまま次亜塩素
酸ナトリウムを含有する水相として使用することが簡便
でめる。ドライアイスはさらし粉中に含有される次亜塩
素酸カルシウムの全量または次亜塩素酸ナトリウムの全
量をそれぞれ炭酸カルシウムまたは炭酸水素ナトリウム
に変換しうる量で使用してもよいが、その量よシも過剰
量で用いることが好ましい0反応源度は約0〜15℃の
範囲が好適である〇 一般式(■)で示されるオレフィン性化合物と塩素化イ
ンクアヌール酸との反応について説明する。
この反応で便用される塩素化インクアヌール酸としては
、例えばトリクロロインシアヌール散、ジクロロインシ
アヌール酸が挙げられる。塩素化インシアヌール酸また
はそのアルカリ金属塩の使用量は、該塩素化インシアヌ
ール酸がトリクロロインシアヌール酸でるる場合には一
般式(IV)で示、されるオレフィン性化合切の1モル
に対して約0.3〜0.6モルの量が好適で1ムまたジ
グロロインシアヌール酸である場合には一般式(fV)
で示されるオレフィン性化合物の1モルに対して約0.
5〜1.5モルの量が好適でめる〇−一般式IV)で示
されるオレフィン性化合物と塩素化インシアヌール酸ま
たはそのアルカリ金属塩との反応は有機溶媒の存在下ま
たは不存在下で行なわれる。有機溶媒としてはヘキサン
、ベンゼンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、1.2
−ジクロロエタンナトのハロゲン化炭化水素類;酢酸エ
チル、酢酸メチルなどのエステル類;アセトン、エチル
メチルケトンなどのケトン類などを用いることができる
。有機溶媒の使用量は一般式(IV)で示されるオレフ
ィン性化合物のIIに対して約1〜2011Llの量が
好ましい。この反応は約−5〜15℃の範囲の温度で行
なうのが好ましい〇 このようにして得られた一般式(If)で示される塩素
化オレフィン性化合物の反応混合物からの分離・精製は
例えば次の方法によシ行なうことができる。反応混合物
を、例えば必要に応じこれよシ固浚物を濾去したのち水
、飽和亜硫酸水溶液などに注ぎ、ついでジエチルエーテ
ル、ジクロロメタン、ヘキサンなどで抽出し、抽出液を
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液などで洗滌し、これよシ
溶媒を留去することによって、一般式(n)で示される
塩素化オレフィン性化合物を粗生成物として取得するこ
とができる。このようにして得られた粗生成物を蒸留、
カラムクロマトグラフィーなどに付することによって高
純度の一般式(It)で示される塩素化オレフィン性化
合物を取得することができる。
前記の一般式(Ill)で示されるアミンオキシドとの
反応に用いる一般式(II)で示される塩素化オレフィ
ン性化合物は上記の粗生成物であってもよい。
〔実施例〕
以下、実施例によシ本発明を説明するが、本発明はこれ
らの実施例によシ限定されるものではない。
実施例1 (a)6−クロロ−3,7−シメチルー2,7−オクタ
ジニニルアセタートの製造 3.7−シメチルー2.6−オクタジニニルアセター)
 15.70.!i/(80,0mrnol)、ジクロ
ロメタン200dおよび次亜塩累敗ナトリクム水溶g(
1,77mol /A)46.0m/(次亜塩素酸ナト
リフA 81.4 mmol )をフラスコに入れた。
この混合物にドライアイス10.2.9を少量ずつ1時
間を要して加えた。この間、フラスコを氷水浴で冷却す
ることにより、内温を10℃以下に保った。ドライアイ
スの添加終了後、反応混合物を4℃にて1時間攪拌した
。得られた反応混合物に水100jdを加え、有機J−
を分離し、水ノーをジクロロメタン100dで抽出した
0有機J脅を抽出液と合υせたの510%亜硫酸ナトリ
ウム水溶液100 mlで洗滌し、硫酸マグネシウムで
乾燥させた。これから溶媒を留去することによシ、6−
クロロ−3,7−シメチルー2,7−オクタジニニルア
セタートの粗生成物18.3 、Fを得た。NMR分析
より、この粗生成物における6−クロロ−3,7−シメ
チルー2.7−オクタジェニルアセタートの純度は80
%でめる゛ことが判明した。収率ニア9チ0この粗生成
物の一部をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ー〔溶出液:ヘキサ//酢酸エチル(体積比)= 1/
9〜1/3〕で精製することによって単離された6−ク
ロロ−3,7−シメチルー2.7−オクタジニニルアセ
タートの機器分析結果を以下に示す。
NMR(ヘキサメチルジシロキサン/CDC7!s )
  δ:1.63(8,3M) 、 1.75(s、 
3H) 、 2.00(s、 71() 。
4.27(m、 IM) 、 4.53(d、 J−7
Hz、 2H) 。
4.85(m、 IH) 、 4.97(s、 IH)
 。
5.33(t、 J−7Hz、 IH)I R(フィル
ム)ν: 1725(C−0)、895(CH2−C)
ロー1FI−MSm/e(相対強度)+ 232(18
,M )+230 (100,M ) 、 194 (
58,M −Hα)(b)8−7セトキンー2.6−シ
メチルー2.6−オクタジェナールの製造 6−クロロ−3,7−シメチルー2,7−オクタジニニ
ルアセタート(純度80%)1.15g(3,99mm
ol )、ヨウ化ナトリウム0.91 i (6,0m
mol )およびN−メチルモルホリンN−オキシド(
−水和物) 1.36 、!i’ (10,0rnmo
l )を72スコに入れ、これにN、N−ジメチルホル
ムアミド5 mlを加え、この混合物を50℃にて4時
間攪拌した0反応終了後、反応混合物に水10dを加え
たのち、ジエチルエーテル7OR1ずつで2回抽出した
0抽出液を3チ硫酸、飽和炭酸水累ナトリウム水溶液お
よび10%亜硫酸ナトリウム水溶液各2Omで1)貝次
洗滌したのち硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥後の溶
液から溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルを用いたカ
ラムクロマトグラフィー〔溶出液:酢酸エチル/ヘキサ
ン(体積比)=1/9〜1/3’)により精製して、8
−アセトキシ−2,6−シメチルー2,6−オクタジェ
ナール0.627 gを得た。収率ニア5チ。得られた
8−アセトキシ−2,6−シメチルー2,6−オクタジ
ェナールの機器分析結果を以下に示す。
NMR(ヘキサメチルジシロキサン/CDα3)δ:1
.67 (m、 61() ; 1.93〜2.77 
(m、 7H) ;4.53(d、 J=7Hz、 2
B) ; 5.40(m、 IH) ;6.40(m、
 IH) ; 9.37.10.11 (s、合わせて
IH)IJフィルム)ν: 2700(C)IO)、1
720(C−0)。
1670(C=0)crrI−1 FI−MSm/e(相対強度): 210(100,M
 )。
211 (23,M”+1 ) 、 150 (18,
、M”−CH5CO2H)実施例2〜8 1番 (i’Ha    CH3 ■ 0=CHC=CHCHzCHzC−CHCHzOCOC
Hs実施例1(b)に記載した操作において、ヨウ化ナ
トリウム0.91 fl (6,0mmol )および
N −メfk−EニルホリンN−オキシ)’1.36.
9 (10,0mmol)VCかえて第1表に示すアル
カリ金属ヨウ化物およびアミンオキシドをそれぞれ用い
た他は同様の操作を行ない、8−アセトキシ−2,6−
シメチルー2,6−オクタジェナールを得た。それらの
精米を第1表に示す。
実施例9 (a)6−りo o −3,7−シメチルー2.7−、
tフタジェニルアセタートの製造 み 3.7−シメチルー2.6−オクタシエニルアセタ) 
19.6Ji’ (0,10mol )およびヘキt:
y60dをフラスコに入れ、これにトリクロロイソシア
ヌールfll 10.07JF (0,043mol 
)を5分間ごとに5回に分けて加えた。この間、フラス
コを冷却することによp1内温を5℃以下に保った。添
加終了後、反応液を5℃にて15時間攪拌した。得られ
た反応混合物から固型物を濾別し、固型物をヘキサン5
0dずつで3回洗滌した。濾液を洗液と合わせたのち1
0%亜硫酸ナトリウム水溶液、2%炭酸ナトリウム水m
液および飽和塩化ナトリウム水溶2各50jfJで順次
洗滌し、amマグネシウムで乾燥させた。これから溶媒
を留去することによシ、6−クロロ−3,7−シメチル
ー2,7−オクタシエニルアセタートの粗生成物21.
10!lを得た。NMR分析よシこの粗生成物における
6−クロロ−3,7−シメチルー2.7−オクタジニニ
ルアセタートの純度は92%であることが判明した。収
率:84%Q (b)8−アセトキシ−2,6−シメチルー2,6−オ
クタジェナールの製造 6−クロロ−3,7−シメチルー2,7−オクタジニニ
ルアセタート(純度9ンチ) 2.36 、F (9,
41mmol ) s塩化銅(1) 92m (0,9
3mmol ) オヨUトリエチルアミンN−オキシド
(純[95%)3.651 (29,6mmol )を
フラスコに入れ、これにジオキサン5dを加えたのち、
この混合物を50℃にて10時間攪拌した。反応混合物
に水40dを加えたのち、ジエチルエーテル7oILt
ずつで2回抽出した。抽出液を3%硫酸、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液および飽和塩化アンモニウム水溶2各
20dで順次洗滌し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
これから溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲルを
用いたカラムクロマトグラフィー〔溶出液:酢酸エチル
/ヘキサン(体積比)−1/9〜1/3,1で精製する
ことによシ、8−7セトキシー2,6−ジ、メチル−2
,6−オクタジェナール1.21.pを得た。
収率:61%。このものの機器分析結果は実施例1(b
)で得たものの分析結果とよく一致した。
実施例10〜19 実施例9(b)に記載した操作において、塩化銅(1)
92mp (0,93mmol ) 、) IJ x、
flLt7ミ7N−オキシド3.65 、ii’ (2
9,6mmol )およびジ、t−?す15−にかえて
第2表に示すハロゲン化鋼、アミンオキシドおよび溶媒
をそれぞれ用いた他は同様の操作を行ない、8−アセト
キン−2,6−シメチルー2.6−オクタジェナールを
得た。その結果を第2表に示す。
実施例20 実施例9 (b) K記載した操作において、反応系中
にさらに塩化リチウム42 ml (0,99mmol
 )を添加しかつ反応時間を7時間に変更して反応を行
なった他は同様の操作を行ない、8−7セトキシー2.
6−シメチルー2.6−オクタジェナール1.23Fを
得た。収率:62チ。このものの機器分析結果は実施例
1(b)で得たものの分析結果とよく一致した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、上記の実施例から明らかなとお夛、容
易に入手できる工朶原料から簡便にかつ安価にしかも好
収率で一般式(1)で示される不飽和アルデヒドを製造
することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1はアシル基を表わす。) で示される塩素化オレフイン性化合物をアルカリ金属ヨ
    ウ化物またはハロゲン化銅の存在下に一般式 R^2R^3R^4N^+−O^−(III) (式中、R^2はアルキル基を表わし、R^3およびR
    ^4は同一または異なりそれぞれアルキル基もしくはシ
    クロアルキル基を表わすかまたは一緒になつて酸素原子
    によつて中断されていてもよいアルキレン基を表わす。 ) で示されるアミンオキシドと反応させることを特徴とす
    る一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は前記定義のとおりである。)で示され
    る不飽和アルデヒドの製造方法。 2、一般式(II)で示される塩素化オレフイン性化合物
    が、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^1は前記定義のとおりである。)で示され
    るオレフイン性化合物を(i)水とは非混和性の有機溶
    媒と水との二相系において次亜塩素酸と反応させるかま
    たは(ii)塩素化イソシアヌール酸もしくはそのアル
    カリ金属塩と反応させることにより製造されたものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP61045104A 1986-02-28 1986-02-28 不飽和アルデヒドの製造方法 Granted JPS62201845A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61045104A JPS62201845A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 不飽和アルデヒドの製造方法
US07/015,095 US4745229A (en) 1986-02-28 1987-02-13 Process for preparing α, β-unsaturated aldehydes
EP87102298A EP0234496B2 (en) 1986-02-28 1987-02-18 Process for preparing alpha, beta-unsaturated aldehydes
AT87102298T ATE80142T1 (de) 1986-02-28 1987-02-18 Verfahren zur herstellung von alpha,betaunges|ttigten aldehyden.
DE3781425T DE3781425T3 (de) 1986-02-28 1987-02-18 Verfahren zur Herstellung von alpha,beta-ungesättigten Aldehyden.
DK099587A DK99587A (da) 1986-02-28 1987-02-26 Fremgangsmaade til fremstilling af alfa,beta-umaettede aldehyder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61045104A JPS62201845A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 不飽和アルデヒドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62201845A true JPS62201845A (ja) 1987-09-05
JPH032138B2 JPH032138B2 (ja) 1991-01-14

Family

ID=12709977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61045104A Granted JPS62201845A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 不飽和アルデヒドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62201845A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06199778A (ja) * 1992-12-07 1994-07-19 Rhone Poulenc Nutrition Animal レチナールの製造方法およびそこで使用するための中間体化合物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06199778A (ja) * 1992-12-07 1994-07-19 Rhone Poulenc Nutrition Animal レチナールの製造方法およびそこで使用するための中間体化合物
JPH0819087B2 (ja) * 1992-12-07 1996-02-28 ローン−プーラン・ニュトリション・アニマル レチナールの製造方法およびそこで使用するための中間体化合物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH032138B2 (ja) 1991-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100551926B1 (ko) 시로스타졸의 제조 방법
DE3781425T2 (de) Verfahren zur herstellung von alpha,beta-ungesaettigten aldehyden.
JPS62201845A (ja) 不飽和アルデヒドの製造方法
EP0872463B1 (en) Chlorination of substituted alkenes using trichloroisocyanuric acid
US3845076A (en) Method of preparing aldehydes
KR100335848B1 (ko) 아제티디논 유도체, 그 제조방법 및 이를 이용한1-β-알킬아제티디논의 제조방법
Reddy et al. A new route for, the synthesis of bisunsaturated oxosulfones and bissulfones under Friedel Craft's conditions
JPS632941A (ja) α,β−不飽和アルデヒドの製造方法
JP2986003B2 (ja) 2−アルキル−3−スチリルオキシランカルボン酸エステル及びその製法
EP0138849B1 (en) Process for the preparation of lineatin
JP2734647B2 (ja) 2,2−ジフルオロカルボン酸誘導体の製造法
Xing et al. A study of the reaction between 2, 4‐disubstituted‐2, 3‐dihydro‐1, 5‐benzothiazepines and ketenes generated in situ from chloro and dichloroacetyl chlorides
KR100612634B1 (ko) 밀베마이신류의 13-에스테르 유도체의 제조법
JPH0967369A (ja) Cc−1065の製造中間体とその製造方法
JPS63227530A (ja) 塩素化オレフイン性化合物の製造方法
JP2000044571A (ja) ミルベマイシン類の13―エステル誘導体の製造法
JPS6254303B2 (ja)
JPH08176134A (ja) フタリド誘導体の新規な合成方法
JPH10139710A (ja) β−クロロアクリルアルデヒド誘導体、その製造法、その用途及びその製造中間体
JPS6347387A (ja) エ−テル類の製法
JPS62207255A (ja) 4−トリフルオロメチル−β−ラクタム類およびその製造法
JPH05255237A (ja) 新規なトリフルオロ乳酸アルデヒド前駆体及びその製造方法
JPH04103552A (ja) アセタール誘導体の製造法
JPS62129237A (ja) 3−置換−2−シクロペンテン類およびその製造法
JPH01230574A (ja) 1,3−ジチオラン−2−オン誘導体の製造方法