JPS62198837A - 自動解除可能なafカメラ - Google Patents
自動解除可能なafカメラInfo
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- JPS62198837A JPS62198837A JP4243186A JP4243186A JPS62198837A JP S62198837 A JPS62198837 A JP S62198837A JP 4243186 A JP4243186 A JP 4243186A JP 4243186 A JP4243186 A JP 4243186A JP S62198837 A JPS62198837 A JP S62198837A
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Landscapes
- Focusing (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、内蔵する焦点調節装置によって被写体に対す
る撮影用レンズの焦点調節を自動的に行うことの出来る
^Fカメラに関する。 〔従来の技術〕 カメラの撮影用レンズは被写体迄の距離に応じて焦点の
調節が行なわれるようになっているが、周知の如く複写
体が近付くに従ってその繰出し量は加速度的に増大して
行く傾向があるため、コンパクトを特色とする小型カメ
ラでは、通常撮影可能な被写体の距離範囲を無限遠から
近距離側は11程度迄に限定しているのが普通となって
いる。 また、最近小型カメラの主流となりつつあるフンパクト
型の^Fカメラでは、丙述した理由に加え、カメラが内
蔵出来る焦、α調節装置の規模すなわち被写体迄の距離
を測定する測距能力の大きさとその検出精度の面からも
撮影用レンズの焦点調節範囲を近距離側では11程度に
限定せざるを得ない現状となっている。 一方、遠距離側も同様の理由により撮影用レンズを有限
な遠点の位置に設定するようにしているため厳密な意味
での無限遠での撮影は不可能となっている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 このような理由から現在市販されているAFカメラでは
いわゆるクローズアップ撮影が全く不可能となっていて
、例えば人物や静物等を0.5z程度の至近距離から撮
影するような日常よくあるカメラの使い方が出来ないと
言う大きな短所を有していることとなる。 本発明はこの点を解決して改良した結果、内蔵する焦点
調ffl1vt置により、被写体を所定の距離範囲内に
おいて自動焦点調節による撮影を可能とすると共にさら
に所定の距離範囲を越えたクローズアップ撮影を可能と
しかつ撮影用レンズの移動範囲を最小限とした自動解除
可能な訂カメラの提供を目的としたものである。 〔問題、αを解決するための手段〕 上記目的は、発光装置を収納位置から通常閃光撮影のた
めの発光位置および該位置よりも移動量が小なクローズ
アップ撮影のための位置に設定可能とするとともに、ク
ローズアップ撮影のための前記位置に発光位置を該閃光
撮影のための発光位置から移動させたときに撮影用レン
ズをクローズアップ撮影用位置に設定して撮影を行)よ
うにしたことを特徴とする自動解除可能なAFカメラに
よって達成される。 〔実施例〕 本発明の一実施例を第1図ないし15図に示す。 第1図ないし第3図は何れも本発明によるAF(自動焦
点調flit)カメラの焦点調節機構の要部と内蔵する
ストロボ発光装置のポツプアップ機構を示したものであ
る。 第1図はストロボを使用せずにAF制御範囲での遠点(
以下、遠、αと称す)での露光がなされた状態を示した
もので、1はカメラの前面部を形成する前板、2はその
中央部分に取付けられた鏡枠で撮影用レンズ3を装着し
ており、前記鏡枠2は前板1に対して右ネジ方向に蝶合
しでいる。 4は前記前板1に回転可能に支持されたチャージリング
で引張バネ5の付勢によって時計方向の停止位置に迄回
転された状態にあり、その位置で回転を共にする前記鏡
枠2を最もフィルム側に繰込んだ状態すなわち前記撮影
用レン:X:3を遠点に焦準した状態としている。 11はレンズの操作と前記撮影用レンズ3の焦点位置を
設定(八F)させるために通電をONあるいはOFFと
されるマグネット、12は前記マグネジ)11に吸着さ
れる鉄片13を備えたAFロック爪であって該AFロッ
ク爪12は軸14により軸着されて比較的弱い捩りバネ
15を介して反時計方向に付勢されているが、その先端
12aが前記チャージリング4に取付けたストップ爪6
の爪基部に当接して停止している。 16は前記AFロック爪12同様紬14に軸着されたシ
ャッタ解除レバーであって、比較的強い捩りバネ17に
より同じく反時計方向に付勢されていて、その先端が前
記^Fロック爪12に設けた突起12bを押下げること
により該AFロック爪12をさらに強力に反時計方向に
付勢させた状態としている。 18は前記前板1の背面に配設されたシャ7り機構部(
1!l示せず)を作動して露光を行うためのシャッタ係
止レバーであって、前記^Fロック爪12の反時計方向
の回転に伴うその背面の突起12cの抑圧により時計方
向に回転されてシャッタ機構部の作動すなわち露光を終
了した状態としている。 19は前記前板1に対し一対の長穴19aを介して水平
方向に摺動可能に敗けられたAFセット板であって、フ
ィルム巻上動作に連動し引張バネ20に抗して右方向に
移動されるものでありその上側縁には、前記^Fロック
爪12の係合部12eを押し上げかつ係止すべきフック
部19bと、前記ンヤッタ解除レバー16の突起16a
を押上げるべ!12つのカム部19cおよび19dとさ
らに前記チャージリング4のストップ爪6の背面に取り
付けたピン6aに臨むセット部19eとを形成している
。 21は輸22を介して軸着されたロック爪で捩りバネ2
3により反時計方向に付勢されているが、その一端に取
付けたピン21aが前記AFセット板19の右端の折曲
部19fによって拘束されているため先端21bが前記
チャージリング4の外周に設けた係止部4aの回転軌跡
より外側に位置されるようになっている。 一方、51はカメラ本体の上面にポツプアップ可能な発
光部52を有するストロボ発光装置であって、一体の基
板53によってカメラ本体の前面部で上方に摺動出来る
ように支持されているが、該基板53上の係合部53a
がストロボ揉作レバー61によって係止されているため
引張バネ54の付勢に抗して前記発光部52をカメラ本
体内に埋没した状態すなわち収納位置に保っている。 前記ストロボ操作レバー61はカメラの前面カバー(図
示せず)の内側によって水平方向に摺動可能に支持され
た部材であってそのカメラ前面に突出した/プロ2によ
り引張バネ63に抗して左方向にのみ所定のストローク
摺動出来るようになっている。 64は軸65を支点とした上、前記ストロボ操作レバー
61に取付けたピン61aを挟む形で2つの腕64aと
64bとを形成したクローズ7ツブレパーであって、引
張バネ66によって反時計方向に付勢される結果として
、前記腕64bの折曲部をして前記前板1に対し袖25
を介して軸着した^Fセット板係止レバー24上のピン
24aを拘束せしめ該AFセット板係止レバー24を反
時計方向に偏した停止位置に規制している。この場合、
前記^Fセット板係止レバー24の7フク24bが、前
記AFセット板19の作動に伴う前記折曲部19fの摺
動軌跡より下側に位置されるようになっている。 第1図の状態すなわちストロボを使用せずに遠点での撮
影を終了した状態から、フィルム巻上を行うとその作動
に連動して前記AFセット板19が右方向に移動を始め
、そのセット部19eがピンG a、を右方向に押圧し
て前記チャージリング4を反時計方向に回転し始める。 その際、前記チャージリング4の始動に前後して筋記A
Fセツ)[19のカム部19dが突起16dを押上げる
ことにより前記シャッタ解除レバー16が時計方向に若
干回動じて前記^Ft7シク爪12の突起12bよりシ
ャッタ解除レバー16の先端が離れ、捩りバネ17の負
荷が解t1丁される。 さらに前記AFセット板19の移動が進められてそのス
トロークの終点に達すると前記チャージリング4の回転
に伴ってその係止部4aがAFセット板19の折曲部1
9fの退避によって拘束を解かれた前記ロック爪21の
先j921bに係止されて前記チャージリング4が引張
バネ5によって付勢された状態にてロックされる。 この動作に並行して前記AFセット板19のフック部1
9bが前記AFロック爪12の係合部12eを押上げる
結果、前記絆ロック爪12は時計方向に回転しその先y
tlJ12aを前記ストップ爪6の爪と干渉しない位置
に退避させて前記シャッタ係止レバー18を突起12c
による押圧から解放して自由とし、フィルム巻上動作に
連動して同時に行なわれるシャッタ機構部のセットを可
能としている。 か(して前記AFセット板19は、そのストロークの終
点に達したあと作動による付勢を解除されると前記引張
バネ20によって僅か左方向に戻され前記フック部19
bが^Fロック爪IZの係合部12eに係止されて第2
図の状態となり、前記撮影用レンズ3が最もカメラより
繰出された初期位置すなわちAFが制御し得る至近距離
を越えた位置にセットされることとなる。 1’12図の状態から再びデーライトのみによる撮影を
行うに当りレリーズ釦(図示せず)を押すとそのストロ
ークの第1段階において測距装置40の機能が作動して
被写体迄の距離を検出し電気的なパルス信号数に置き変
えて記憶される。 続くストロークの第2段階によって前記マグネッ)11
への通電が行なわれるとその吸着作用によって前記^F
ロック爪12が時計方向に回転してその保合部材がフッ
ク部19bを係止上り解放するので前記AFセット板1
9は引張バネ20の作用によって左方向に移動し再17
m1図に示す位置に復帰しようとする。 この過程において、前記AFセット板19の折曲部19
r h’ 前記ロック爪21のピン21aを左方向に
押圧して該ロック爪21を時計方向に回動するので、前
記チャージリング4はその係止部4aおける係合が解か
れて自由となり引張バネ5の作用によって時計方向に回
転を始める。 この場合、前記チャージリング4の回転速度は、該チャ
ージリング4に派出したアーム4bIJfffバナーユ
ニツト30を作動する抵抗によって成る程度に迄減速か
ら等速度化されるようになっている。 一方、前記アーム4bの背面にはAF用のスイッチSW
1が取付ちれていて、前記チャーシリング4の回転と同
時に、前板1に固定されたパルス信号発生用のパターン
をもつプリント基板P1を摺接しつつ、移動出来るよう
になっていて前記スイッチSWIがカウントしたパルス
信号数が、前述の測距装j140が検出したパルス信号
数と一致した時、前記マグネット11に対する通電が断
たれるようになっている。゛ その結果、前記AFロック爪12が第1図に示す如く反
時計方向に回動してその先端12aが前記ス) yプ爪
6の所定の位置にある爪に係合してチャーシリング4を
係止すると共に、前記AFロック爪12が前記シャッタ
解除レバー16による付勢力を得て前記シャッタ係止レ
バー18を時計方向に回動して背面のシャッタ機構部を
作動し、露光を行うようになっている。 すなわち、前記チャーシリング4が係止された位置にあ
っては撮影レンズ3は、前述の測距装置40が検出した
複写体距離に対応する焦準位置に迄繰出されて自動的に
焦点調節が行なわれた撮影が出来るようになっている。 従って前記プリント基板P1は、前記ストップ爪6のも
つ爪敗に相当するパルス信号数を発生し得るパターン接
片をもつものであると同時に、チャージリング4の回転
速度が、前記がバナーユニット30によって減速される
影響を2Ijglシて、パターン接片の間隔を回転方向
に従って次第に拡大したものとし、それによってチャー
ジリング4をロックする前記AFロック爪12の作動の
タイミングを、各パルス信号発生の開隔の中間に揃える
ようにしである。 また、前記プリント基板P1は、スタート位置を異にし
ていてかつその何れか一方を選択して使用出来るよう形
成した2つのパターン接片を備えると共に、さらに前述
した2つのパターン接片に1パルス信号分だけ先行した
予備のパターン接片を設けていて、前述した2つのパタ
ーン接片の選択と該予備パターン接片の取捨を併せて行
うことにより撮影用レンズ3の繰出し位置に正確に対応
したパルス信号が得られるようにしそれによって測距装
W140による正確な焦点調節が行えるよう構成してい
る。 さらに、ストロボを使用した通常撮影を行うには、第2
図の状態すなわちフィルム巻上がなされて前記AFセッ
ト板19がセットされた状態から、前記ノブ62を若干
左方向に移動させると前記基板53は、その保合部53
aの係止が外れて上方に摺動し、基板53下端のピン
53bを前記クローズアップレバー64の水平腕、64
cに当接させて停止した位置でストロボ発光装置fi5
1の発光部52を、カメラ上部に突出させた状態すなわ
ち発光位置にセットした状態とする。 なお、スイッチSH,、SH,が第1図、第2図に示す
状態ではストロボ充電回路OFF、自動焦点調節、及び
自動露出制御の元に撮影が行なわれる。即ち、舖。 がプリント基板POに接続していることにより、cpu
には上記の要件が設定されろ。 一方この動作に件って、前記基板53上に取付けたスト
ロボ充電用のスイッチSW2と絞り情報用のスイッチ5
113とが自動露出および自動焦点調節用回路を構成す
るプリント基板POから離脱してそれぞれストロボ充電
用回路あるいはストロボ撮影時における露光量制御用回
路を構成するプリント基板P2およびP3^に接続する
ようになっている。 従ってこの状態から充電完了を知らせるランプの点灯を
待ってレリーズ釦を押圧すると前述したプロセスにより
被写体上の距離の検出を行うと同時にその信号が制御部
にフィードバックされてストロボ撮影に適した紋り値が
自動的に得られるようになっている。 また、本発明の特徴とするクローズアップ撮影を行うに
当っては、第2図の状態から前記/プロ2を左方向に停
止する位置迄押圧してその状態を維持していると、前記
ストロボ操作レバー61の下端に取付けたビン61aが
前記クローズアップレバー64の腕64aを左方向に押
圧して該クローズアップレバー64を時計方向に回転し
他方の腕64bによって前記AFセット板係止レバー2
4のビン24aの拘束をゆるめて該^Fセット板係止レ
バー24を時計方向に若干回動させることになるのでそ
の結果7ツク部24bが前記^Fセット板19の折曲部
19fの摺動軌跡内に入り込むようになる。 一方、前記クローズアップレバー64をストロボポツプ
アップ操作完了後さらに時計方向に回転させると、その
水平腕64cによって一度上昇完了したストロボの前記
ビン53bを押し下げることとなりその結果、ストロボ
発光装置51のストロボ発光部52は前述した通常撮影
のための発光位置より若干下って本発明によるクローズ
アップ撮影のための発光位置に設定されることとなる。 また同時にI肖記入ッチ5llI3は前記プリント基板
P3^に接続された状態から若干下り前記プリント基板
P3Bに接続されることとなる。 スイッチSLがプリント基板P3ttに接続することに
より、cpuはこの信号で、被写体上の距離が測距装置
40による自動焦点の範囲を越えている場合に作用する
レリーズロックの機能を解除し、ストロボ併用にて撮影
するのに適した絞り値即ち、例えば最小絞り値に設定し
、また前記マグネット11に対し、通電後一定時限例え
ば通電後撮影レンズ3が遠点1つ焦準する迄に要する時
間を経たとき自動的に通電を断つという条件設定を行う
。 クローズアップ撮影においては最小絞り値に設定するの
が好ましいが、最小絞りから数段開いた小絞りに設定し
ても良い。 なお、前記ストロボ発光装置51が前述した状態にある
時、その背面に記した表示手段たるクローズアップマー
クHがカメラの上面と一致した高さに表示されて撮影者
に測距装置40による自動焦点調節の撮影範囲を越えた
クローズアップ撮影を行い得る条件の整ったことを知ら
せるようになっている。 従ってこの状態からルリーズ釦を押すと前述同様マグネ
ット11への通電によって前記AFロック爪12が吸着
され係止を外された前記AFセット板19が左方向に移
動を起すが、その移動の途中で折曲部19fが前述した
AFセット板係止レバー24によって停止されるため、
折曲部19fが前記ロック爪21を押圧して時計方向に
回転することが出来ずそのため撮影用レンズ3は、前述
した如く最もカメラより繰出された位置すなわち八Fが
制御し得る至近距離を越えた前述の初期位置にセットさ
れたままの状態に保たれている。 前述した如く一般に小型カメラにおける八Fの制御し得
る至近距離はその測距能力上11I位が限度であるに対
し、機能上撮影用レンズは撮影距離に換算して0.51
I程度の距離に対応する繰出し位置から作!PJJされ
るよう構成されるものであるから、前述したストロボ発
光装置51のセットに伴う諸条件の設定により、例えば
撮影距離0.511の被写体を、被写界深度をカバーし
得る小絞り値とした上、不足する光量をストロボ発光に
よって補うことにより充分鑑賞に耐えるクローズアップ
写真を撮影出来る条件がととのえられたことになる。 前記マグネット11に対する通電は、前述した回路の構
成により一定時限後自動的に断たれて前記^Fロック爪
12とシャッタ解除レバー16は共に解放される。 一方前記AFセット板19は、前述した如くすでにセッ
ト位置より左方向に移動しているので、そのフック部1
9bは前記^Fロック爪12の係合部12eの下部より
退避し、また2つのカムffl519c、19dの何れ
もが前記シャッタ解除レバー16の突起16aの下部よ
り退避した位置にあって一般のデーライトあるいはスト
ロボ撮影の場合と全く同様にシャッタ係止レバー18を
押圧してシャッタ機構部を作動し、露光を行うことが出
来るようになっている。 なお以上説明したクローズ7ツブ撮影のための条件設定
は前記ノブ62を押圧より解放することにより解除され
、自動的に通常撮影の状態に復帰される。すなわち、前
記ストロボ掻作レバー61が引張バネ63によって右方
向に復帰すると前記クローズアップレバー64も引張バ
ネ66によって反時計方向に追従口伝し、その腕641
)によって前記AFセット板係止レバー24を反時計方
向に回動して前記AFセット板19の係止を解除するの
で該AFセット板19はその初期位置に戻されることに
なる。 一方ストロボ発光装置51も前記クローズアップレバー
64の復帰に伴い同時に上昇して通常撮影での発光位置
にセットされるもので、デーライ)1影に当ってはスト
ロボ発光部52を押下げて前記係合g53aをストロボ
繰作レバー61に係止させカメラ内に格納すれば、前記
スイッチSW2およc7SI113がそれぞれプリント
基板POに接続して自動露光およ1自動焦点調節の機能
が作用するようになっている。 第4図は本発明のAFカメラにおける八Fおよび露光制
御の関連回路を示したもので本AFカメラによるクロー
ズアップ撮影のモードは第5図に示すプロセスを経て設
定されるようになっている。 すなわち、レリーズ釦の第1のストロークによりレリー
ズスイッチS1がONとなって前述した測距装置40が
被写体をAF ill II @回外つまり接写範囲に
あると判断した時に、ファイング内に表示の近距離マー
ク八が点滅状態となる。 次にクローズアップ撮影のセフ) (fjSS図ではス
トロボセットで示している。以下ストロボセットと言う
)が行なわれているか否かを見る。 ストロボセットが行なわれている場合にはへ点灯を行い
撮影可能をファインダ内に表示する。そしてレリーズの
12段の押下げによってONされる・スイッチS2がO
Nか否かを見て、ONされていれはクロー7:アップ撮
影を行う。 ストロボセットが行なわれていない場合はステップは進
まない。すなわちスイッチS2のON、OFFに関係な
く近距離マークへの7α滅が継続し、通常撮影の至近輩
巨離より近距離であることを警告し、レリーズロックの
状態となる。 測距装置からの信号で複写範囲にあるか否か見るステッ
プでNOすなわち通常撮影範囲にあるときは7フイング
内の^、D、C(近、中、遠)のいずれかを7フイング
内に表示し次にスイッチS2がONであるかどうかを見
てONであれば通常撮影を行う。 なお上記の実施例では警告手段はファイング内表示及び
レリーズロックで構成されているが、7フイング内表示
のみまたはレリーズロック表示のみでもよい。 さらにファイング内表示には、前述の近距離マークの点
滅に変えてクローズ7ツブ撮影専用の警告マークを表示
するようにしでも良くまた警告は音によって行っても良
い。 また本実施例においては、以上の説明に明らかな如く、
AF制御による撮影用レンズの繰込み位置への作動の動
力を、蓄勢されたスプリング部材の解放に伴う反佼力か
ら得ている例を示したが、本発明はその動力を小型モー
タの回転から得ているAFカメラに適用することも可能
であって、その場合にはストロボ発光器のクローズアッ
プi影位置へのセットによって前記小型モータに通ずる
回路のスイッチを断ち、撮影用レンズをその初期位置に
保った*ま、本実施例同様のシーケンスによりクローズ
アップ撮影を行うようになる。
る撮影用レンズの焦点調節を自動的に行うことの出来る
^Fカメラに関する。 〔従来の技術〕 カメラの撮影用レンズは被写体迄の距離に応じて焦点の
調節が行なわれるようになっているが、周知の如く複写
体が近付くに従ってその繰出し量は加速度的に増大して
行く傾向があるため、コンパクトを特色とする小型カメ
ラでは、通常撮影可能な被写体の距離範囲を無限遠から
近距離側は11程度迄に限定しているのが普通となって
いる。 また、最近小型カメラの主流となりつつあるフンパクト
型の^Fカメラでは、丙述した理由に加え、カメラが内
蔵出来る焦、α調節装置の規模すなわち被写体迄の距離
を測定する測距能力の大きさとその検出精度の面からも
撮影用レンズの焦点調節範囲を近距離側では11程度に
限定せざるを得ない現状となっている。 一方、遠距離側も同様の理由により撮影用レンズを有限
な遠点の位置に設定するようにしているため厳密な意味
での無限遠での撮影は不可能となっている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 このような理由から現在市販されているAFカメラでは
いわゆるクローズアップ撮影が全く不可能となっていて
、例えば人物や静物等を0.5z程度の至近距離から撮
影するような日常よくあるカメラの使い方が出来ないと
言う大きな短所を有していることとなる。 本発明はこの点を解決して改良した結果、内蔵する焦点
調ffl1vt置により、被写体を所定の距離範囲内に
おいて自動焦点調節による撮影を可能とすると共にさら
に所定の距離範囲を越えたクローズアップ撮影を可能と
しかつ撮影用レンズの移動範囲を最小限とした自動解除
可能な訂カメラの提供を目的としたものである。 〔問題、αを解決するための手段〕 上記目的は、発光装置を収納位置から通常閃光撮影のた
めの発光位置および該位置よりも移動量が小なクローズ
アップ撮影のための位置に設定可能とするとともに、ク
ローズアップ撮影のための前記位置に発光位置を該閃光
撮影のための発光位置から移動させたときに撮影用レン
ズをクローズアップ撮影用位置に設定して撮影を行)よ
うにしたことを特徴とする自動解除可能なAFカメラに
よって達成される。 〔実施例〕 本発明の一実施例を第1図ないし15図に示す。 第1図ないし第3図は何れも本発明によるAF(自動焦
点調flit)カメラの焦点調節機構の要部と内蔵する
ストロボ発光装置のポツプアップ機構を示したものであ
る。 第1図はストロボを使用せずにAF制御範囲での遠点(
以下、遠、αと称す)での露光がなされた状態を示した
もので、1はカメラの前面部を形成する前板、2はその
中央部分に取付けられた鏡枠で撮影用レンズ3を装着し
ており、前記鏡枠2は前板1に対して右ネジ方向に蝶合
しでいる。 4は前記前板1に回転可能に支持されたチャージリング
で引張バネ5の付勢によって時計方向の停止位置に迄回
転された状態にあり、その位置で回転を共にする前記鏡
枠2を最もフィルム側に繰込んだ状態すなわち前記撮影
用レン:X:3を遠点に焦準した状態としている。 11はレンズの操作と前記撮影用レンズ3の焦点位置を
設定(八F)させるために通電をONあるいはOFFと
されるマグネット、12は前記マグネジ)11に吸着さ
れる鉄片13を備えたAFロック爪であって該AFロッ
ク爪12は軸14により軸着されて比較的弱い捩りバネ
15を介して反時計方向に付勢されているが、その先端
12aが前記チャージリング4に取付けたストップ爪6
の爪基部に当接して停止している。 16は前記AFロック爪12同様紬14に軸着されたシ
ャッタ解除レバーであって、比較的強い捩りバネ17に
より同じく反時計方向に付勢されていて、その先端が前
記^Fロック爪12に設けた突起12bを押下げること
により該AFロック爪12をさらに強力に反時計方向に
付勢させた状態としている。 18は前記前板1の背面に配設されたシャ7り機構部(
1!l示せず)を作動して露光を行うためのシャッタ係
止レバーであって、前記^Fロック爪12の反時計方向
の回転に伴うその背面の突起12cの抑圧により時計方
向に回転されてシャッタ機構部の作動すなわち露光を終
了した状態としている。 19は前記前板1に対し一対の長穴19aを介して水平
方向に摺動可能に敗けられたAFセット板であって、フ
ィルム巻上動作に連動し引張バネ20に抗して右方向に
移動されるものでありその上側縁には、前記^Fロック
爪12の係合部12eを押し上げかつ係止すべきフック
部19bと、前記ンヤッタ解除レバー16の突起16a
を押上げるべ!12つのカム部19cおよび19dとさ
らに前記チャージリング4のストップ爪6の背面に取り
付けたピン6aに臨むセット部19eとを形成している
。 21は輸22を介して軸着されたロック爪で捩りバネ2
3により反時計方向に付勢されているが、その一端に取
付けたピン21aが前記AFセット板19の右端の折曲
部19fによって拘束されているため先端21bが前記
チャージリング4の外周に設けた係止部4aの回転軌跡
より外側に位置されるようになっている。 一方、51はカメラ本体の上面にポツプアップ可能な発
光部52を有するストロボ発光装置であって、一体の基
板53によってカメラ本体の前面部で上方に摺動出来る
ように支持されているが、該基板53上の係合部53a
がストロボ揉作レバー61によって係止されているため
引張バネ54の付勢に抗して前記発光部52をカメラ本
体内に埋没した状態すなわち収納位置に保っている。 前記ストロボ操作レバー61はカメラの前面カバー(図
示せず)の内側によって水平方向に摺動可能に支持され
た部材であってそのカメラ前面に突出した/プロ2によ
り引張バネ63に抗して左方向にのみ所定のストローク
摺動出来るようになっている。 64は軸65を支点とした上、前記ストロボ操作レバー
61に取付けたピン61aを挟む形で2つの腕64aと
64bとを形成したクローズ7ツブレパーであって、引
張バネ66によって反時計方向に付勢される結果として
、前記腕64bの折曲部をして前記前板1に対し袖25
を介して軸着した^Fセット板係止レバー24上のピン
24aを拘束せしめ該AFセット板係止レバー24を反
時計方向に偏した停止位置に規制している。この場合、
前記^Fセット板係止レバー24の7フク24bが、前
記AFセット板19の作動に伴う前記折曲部19fの摺
動軌跡より下側に位置されるようになっている。 第1図の状態すなわちストロボを使用せずに遠点での撮
影を終了した状態から、フィルム巻上を行うとその作動
に連動して前記AFセット板19が右方向に移動を始め
、そのセット部19eがピンG a、を右方向に押圧し
て前記チャージリング4を反時計方向に回転し始める。 その際、前記チャージリング4の始動に前後して筋記A
Fセツ)[19のカム部19dが突起16dを押上げる
ことにより前記シャッタ解除レバー16が時計方向に若
干回動じて前記^Ft7シク爪12の突起12bよりシ
ャッタ解除レバー16の先端が離れ、捩りバネ17の負
荷が解t1丁される。 さらに前記AFセット板19の移動が進められてそのス
トロークの終点に達すると前記チャージリング4の回転
に伴ってその係止部4aがAFセット板19の折曲部1
9fの退避によって拘束を解かれた前記ロック爪21の
先j921bに係止されて前記チャージリング4が引張
バネ5によって付勢された状態にてロックされる。 この動作に並行して前記AFセット板19のフック部1
9bが前記AFロック爪12の係合部12eを押上げる
結果、前記絆ロック爪12は時計方向に回転しその先y
tlJ12aを前記ストップ爪6の爪と干渉しない位置
に退避させて前記シャッタ係止レバー18を突起12c
による押圧から解放して自由とし、フィルム巻上動作に
連動して同時に行なわれるシャッタ機構部のセットを可
能としている。 か(して前記AFセット板19は、そのストロークの終
点に達したあと作動による付勢を解除されると前記引張
バネ20によって僅か左方向に戻され前記フック部19
bが^Fロック爪IZの係合部12eに係止されて第2
図の状態となり、前記撮影用レンズ3が最もカメラより
繰出された初期位置すなわちAFが制御し得る至近距離
を越えた位置にセットされることとなる。 1’12図の状態から再びデーライトのみによる撮影を
行うに当りレリーズ釦(図示せず)を押すとそのストロ
ークの第1段階において測距装置40の機能が作動して
被写体迄の距離を検出し電気的なパルス信号数に置き変
えて記憶される。 続くストロークの第2段階によって前記マグネッ)11
への通電が行なわれるとその吸着作用によって前記^F
ロック爪12が時計方向に回転してその保合部材がフッ
ク部19bを係止上り解放するので前記AFセット板1
9は引張バネ20の作用によって左方向に移動し再17
m1図に示す位置に復帰しようとする。 この過程において、前記AFセット板19の折曲部19
r h’ 前記ロック爪21のピン21aを左方向に
押圧して該ロック爪21を時計方向に回動するので、前
記チャージリング4はその係止部4aおける係合が解か
れて自由となり引張バネ5の作用によって時計方向に回
転を始める。 この場合、前記チャージリング4の回転速度は、該チャ
ージリング4に派出したアーム4bIJfffバナーユ
ニツト30を作動する抵抗によって成る程度に迄減速か
ら等速度化されるようになっている。 一方、前記アーム4bの背面にはAF用のスイッチSW
1が取付ちれていて、前記チャーシリング4の回転と同
時に、前板1に固定されたパルス信号発生用のパターン
をもつプリント基板P1を摺接しつつ、移動出来るよう
になっていて前記スイッチSWIがカウントしたパルス
信号数が、前述の測距装j140が検出したパルス信号
数と一致した時、前記マグネット11に対する通電が断
たれるようになっている。゛ その結果、前記AFロック爪12が第1図に示す如く反
時計方向に回動してその先端12aが前記ス) yプ爪
6の所定の位置にある爪に係合してチャーシリング4を
係止すると共に、前記AFロック爪12が前記シャッタ
解除レバー16による付勢力を得て前記シャッタ係止レ
バー18を時計方向に回動して背面のシャッタ機構部を
作動し、露光を行うようになっている。 すなわち、前記チャーシリング4が係止された位置にあ
っては撮影レンズ3は、前述の測距装置40が検出した
複写体距離に対応する焦準位置に迄繰出されて自動的に
焦点調節が行なわれた撮影が出来るようになっている。 従って前記プリント基板P1は、前記ストップ爪6のも
つ爪敗に相当するパルス信号数を発生し得るパターン接
片をもつものであると同時に、チャージリング4の回転
速度が、前記がバナーユニット30によって減速される
影響を2Ijglシて、パターン接片の間隔を回転方向
に従って次第に拡大したものとし、それによってチャー
ジリング4をロックする前記AFロック爪12の作動の
タイミングを、各パルス信号発生の開隔の中間に揃える
ようにしである。 また、前記プリント基板P1は、スタート位置を異にし
ていてかつその何れか一方を選択して使用出来るよう形
成した2つのパターン接片を備えると共に、さらに前述
した2つのパターン接片に1パルス信号分だけ先行した
予備のパターン接片を設けていて、前述した2つのパタ
ーン接片の選択と該予備パターン接片の取捨を併せて行
うことにより撮影用レンズ3の繰出し位置に正確に対応
したパルス信号が得られるようにしそれによって測距装
W140による正確な焦点調節が行えるよう構成してい
る。 さらに、ストロボを使用した通常撮影を行うには、第2
図の状態すなわちフィルム巻上がなされて前記AFセッ
ト板19がセットされた状態から、前記ノブ62を若干
左方向に移動させると前記基板53は、その保合部53
aの係止が外れて上方に摺動し、基板53下端のピン
53bを前記クローズアップレバー64の水平腕、64
cに当接させて停止した位置でストロボ発光装置fi5
1の発光部52を、カメラ上部に突出させた状態すなわ
ち発光位置にセットした状態とする。 なお、スイッチSH,、SH,が第1図、第2図に示す
状態ではストロボ充電回路OFF、自動焦点調節、及び
自動露出制御の元に撮影が行なわれる。即ち、舖。 がプリント基板POに接続していることにより、cpu
には上記の要件が設定されろ。 一方この動作に件って、前記基板53上に取付けたスト
ロボ充電用のスイッチSW2と絞り情報用のスイッチ5
113とが自動露出および自動焦点調節用回路を構成す
るプリント基板POから離脱してそれぞれストロボ充電
用回路あるいはストロボ撮影時における露光量制御用回
路を構成するプリント基板P2およびP3^に接続する
ようになっている。 従ってこの状態から充電完了を知らせるランプの点灯を
待ってレリーズ釦を押圧すると前述したプロセスにより
被写体上の距離の検出を行うと同時にその信号が制御部
にフィードバックされてストロボ撮影に適した紋り値が
自動的に得られるようになっている。 また、本発明の特徴とするクローズアップ撮影を行うに
当っては、第2図の状態から前記/プロ2を左方向に停
止する位置迄押圧してその状態を維持していると、前記
ストロボ操作レバー61の下端に取付けたビン61aが
前記クローズアップレバー64の腕64aを左方向に押
圧して該クローズアップレバー64を時計方向に回転し
他方の腕64bによって前記AFセット板係止レバー2
4のビン24aの拘束をゆるめて該^Fセット板係止レ
バー24を時計方向に若干回動させることになるのでそ
の結果7ツク部24bが前記^Fセット板19の折曲部
19fの摺動軌跡内に入り込むようになる。 一方、前記クローズアップレバー64をストロボポツプ
アップ操作完了後さらに時計方向に回転させると、その
水平腕64cによって一度上昇完了したストロボの前記
ビン53bを押し下げることとなりその結果、ストロボ
発光装置51のストロボ発光部52は前述した通常撮影
のための発光位置より若干下って本発明によるクローズ
アップ撮影のための発光位置に設定されることとなる。 また同時にI肖記入ッチ5llI3は前記プリント基板
P3^に接続された状態から若干下り前記プリント基板
P3Bに接続されることとなる。 スイッチSLがプリント基板P3ttに接続することに
より、cpuはこの信号で、被写体上の距離が測距装置
40による自動焦点の範囲を越えている場合に作用する
レリーズロックの機能を解除し、ストロボ併用にて撮影
するのに適した絞り値即ち、例えば最小絞り値に設定し
、また前記マグネット11に対し、通電後一定時限例え
ば通電後撮影レンズ3が遠点1つ焦準する迄に要する時
間を経たとき自動的に通電を断つという条件設定を行う
。 クローズアップ撮影においては最小絞り値に設定するの
が好ましいが、最小絞りから数段開いた小絞りに設定し
ても良い。 なお、前記ストロボ発光装置51が前述した状態にある
時、その背面に記した表示手段たるクローズアップマー
クHがカメラの上面と一致した高さに表示されて撮影者
に測距装置40による自動焦点調節の撮影範囲を越えた
クローズアップ撮影を行い得る条件の整ったことを知ら
せるようになっている。 従ってこの状態からルリーズ釦を押すと前述同様マグネ
ット11への通電によって前記AFロック爪12が吸着
され係止を外された前記AFセット板19が左方向に移
動を起すが、その移動の途中で折曲部19fが前述した
AFセット板係止レバー24によって停止されるため、
折曲部19fが前記ロック爪21を押圧して時計方向に
回転することが出来ずそのため撮影用レンズ3は、前述
した如く最もカメラより繰出された位置すなわち八Fが
制御し得る至近距離を越えた前述の初期位置にセットさ
れたままの状態に保たれている。 前述した如く一般に小型カメラにおける八Fの制御し得
る至近距離はその測距能力上11I位が限度であるに対
し、機能上撮影用レンズは撮影距離に換算して0.51
I程度の距離に対応する繰出し位置から作!PJJされ
るよう構成されるものであるから、前述したストロボ発
光装置51のセットに伴う諸条件の設定により、例えば
撮影距離0.511の被写体を、被写界深度をカバーし
得る小絞り値とした上、不足する光量をストロボ発光に
よって補うことにより充分鑑賞に耐えるクローズアップ
写真を撮影出来る条件がととのえられたことになる。 前記マグネット11に対する通電は、前述した回路の構
成により一定時限後自動的に断たれて前記^Fロック爪
12とシャッタ解除レバー16は共に解放される。 一方前記AFセット板19は、前述した如くすでにセッ
ト位置より左方向に移動しているので、そのフック部1
9bは前記^Fロック爪12の係合部12eの下部より
退避し、また2つのカムffl519c、19dの何れ
もが前記シャッタ解除レバー16の突起16aの下部よ
り退避した位置にあって一般のデーライトあるいはスト
ロボ撮影の場合と全く同様にシャッタ係止レバー18を
押圧してシャッタ機構部を作動し、露光を行うことが出
来るようになっている。 なお以上説明したクローズ7ツブ撮影のための条件設定
は前記ノブ62を押圧より解放することにより解除され
、自動的に通常撮影の状態に復帰される。すなわち、前
記ストロボ掻作レバー61が引張バネ63によって右方
向に復帰すると前記クローズアップレバー64も引張バ
ネ66によって反時計方向に追従口伝し、その腕641
)によって前記AFセット板係止レバー24を反時計方
向に回動して前記AFセット板19の係止を解除するの
で該AFセット板19はその初期位置に戻されることに
なる。 一方ストロボ発光装置51も前記クローズアップレバー
64の復帰に伴い同時に上昇して通常撮影での発光位置
にセットされるもので、デーライ)1影に当ってはスト
ロボ発光部52を押下げて前記係合g53aをストロボ
繰作レバー61に係止させカメラ内に格納すれば、前記
スイッチSW2およc7SI113がそれぞれプリント
基板POに接続して自動露光およ1自動焦点調節の機能
が作用するようになっている。 第4図は本発明のAFカメラにおける八Fおよび露光制
御の関連回路を示したもので本AFカメラによるクロー
ズアップ撮影のモードは第5図に示すプロセスを経て設
定されるようになっている。 すなわち、レリーズ釦の第1のストロークによりレリー
ズスイッチS1がONとなって前述した測距装置40が
被写体をAF ill II @回外つまり接写範囲に
あると判断した時に、ファイング内に表示の近距離マー
ク八が点滅状態となる。 次にクローズアップ撮影のセフ) (fjSS図ではス
トロボセットで示している。以下ストロボセットと言う
)が行なわれているか否かを見る。 ストロボセットが行なわれている場合にはへ点灯を行い
撮影可能をファインダ内に表示する。そしてレリーズの
12段の押下げによってONされる・スイッチS2がO
Nか否かを見て、ONされていれはクロー7:アップ撮
影を行う。 ストロボセットが行なわれていない場合はステップは進
まない。すなわちスイッチS2のON、OFFに関係な
く近距離マークへの7α滅が継続し、通常撮影の至近輩
巨離より近距離であることを警告し、レリーズロックの
状態となる。 測距装置からの信号で複写範囲にあるか否か見るステッ
プでNOすなわち通常撮影範囲にあるときは7フイング
内の^、D、C(近、中、遠)のいずれかを7フイング
内に表示し次にスイッチS2がONであるかどうかを見
てONであれば通常撮影を行う。 なお上記の実施例では警告手段はファイング内表示及び
レリーズロックで構成されているが、7フイング内表示
のみまたはレリーズロック表示のみでもよい。 さらにファイング内表示には、前述の近距離マークの点
滅に変えてクローズ7ツブ撮影専用の警告マークを表示
するようにしでも良くまた警告は音によって行っても良
い。 また本実施例においては、以上の説明に明らかな如く、
AF制御による撮影用レンズの繰込み位置への作動の動
力を、蓄勢されたスプリング部材の解放に伴う反佼力か
ら得ている例を示したが、本発明はその動力を小型モー
タの回転から得ているAFカメラに適用することも可能
であって、その場合にはストロボ発光器のクローズアッ
プi影位置へのセットによって前記小型モータに通ずる
回路のスイッチを断ち、撮影用レンズをその初期位置に
保った*ま、本実施例同様のシーケンスによりクローズ
アップ撮影を行うようになる。
本発明は、従来コンパクト型の待にAFカメラにとって
撮影上の弱点とされていた近接撮影を、カメラに対する
簡単な8!構の組込みとその容易な取扱い操作によって
実現可能としたもので、これにより撮影分野が太き(拡
がることとなって実用価値の極めて高い自動解除可能な
AFカメラが提供されることとなった。
撮影上の弱点とされていた近接撮影を、カメラに対する
簡単な8!構の組込みとその容易な取扱い操作によって
実現可能としたもので、これにより撮影分野が太き(拡
がることとなって実用価値の極めて高い自動解除可能な
AFカメラが提供されることとなった。
第1図、1図、第3図は本発明による自動解除可能なA
F左カメラ正面要部構成図。第4図は前記カメラにおけ
る制御系の回路図。第5図はクローズアップ撮影プロセ
スのブロックダイヤグラム。 1・・・前板 2・・・鏡枠3・・・撮
影用レンズ 4・・・チャージリング11・・・
(AF用)マグネット 12・・・AFロック爪16
・・・シャッタ解除レバー 18・・・シャッタ係止レバー 19・・・AFセット板 21・・・ロック爪
24・・・AFセット板係止レバー 51・・・ストロボ発光装置 61・・・ストロボ操作レバー 64・・・クローズアップレバー SWI、5142.Sn2・・・スイッチP、PO,P
2.P3^、 P3[1・・・プリント基板出願人 小
西六写真工業株式会社 第4図 ファイン98\ ストOAζ本−1ゴ岬ブt−J伽 回ンシy【n皆 第5図
F左カメラ正面要部構成図。第4図は前記カメラにおけ
る制御系の回路図。第5図はクローズアップ撮影プロセ
スのブロックダイヤグラム。 1・・・前板 2・・・鏡枠3・・・撮
影用レンズ 4・・・チャージリング11・・・
(AF用)マグネット 12・・・AFロック爪16
・・・シャッタ解除レバー 18・・・シャッタ係止レバー 19・・・AFセット板 21・・・ロック爪
24・・・AFセット板係止レバー 51・・・ストロボ発光装置 61・・・ストロボ操作レバー 64・・・クローズアップレバー SWI、5142.Sn2・・・スイッチP、PO,P
2.P3^、 P3[1・・・プリント基板出願人 小
西六写真工業株式会社 第4図 ファイン98\ ストOAζ本−1ゴ岬ブt−J伽 回ンシy【n皆 第5図
Claims (4)
- (1)発光装置を収納位置から通常閃光撮影のための発
光位置および該位置よりも移動量が小なクローズアップ
撮影のための位置に設定可能にするとともに、クローズ
アップ撮影のための前記位置に発光位置を該通常閃光撮
影のための発光位置から移動させたときに撮影用レンズ
をクローズアップ撮影用位置に設定して撮影を行うよう
にしたことを特徴とする自動解除可能なAFカメラ。 - (2)発光装置を前記クローズアップ撮影のための位置
に設定したことを表示する表示手段を有することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の自動解除可能なAF
カメラ。 - (3)可動発光装置ユニットにスイッチを設け、該スイ
ッチによりクローズアップ撮影のための条件設定を行う
ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項また
は第2項記載の自動解除可能なAFカメラ。 - (4)発光装置をクローズアップ撮影用位置に移動させ
る動作を、閃光撮影のための切換部材によって行うよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
3項の何れか1項記載の自動解除可能なAFカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4243186A JPS62198837A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 自動解除可能なafカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4243186A JPS62198837A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 自動解除可能なafカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62198837A true JPS62198837A (ja) | 1987-09-02 |
Family
ID=12635877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4243186A Pending JPS62198837A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 自動解除可能なafカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62198837A (ja) |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP4243186A patent/JPS62198837A/ja active Pending
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