JP2000019584A - アクセサリシュー付カメラ - Google Patents

アクセサリシュー付カメラ

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JP2000019584A
JP2000019584A JP10195115A JP19511598A JP2000019584A JP 2000019584 A JP2000019584 A JP 2000019584A JP 10195115 A JP10195115 A JP 10195115A JP 19511598 A JP19511598 A JP 19511598A JP 2000019584 A JP2000019584 A JP 2000019584A
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strobe
external
flash
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accessory shoe
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Akio Omiya
秋夫 大宮
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外付ストロボが装着されたか否かの検知を確実
に行なうことができるアクセサリシュー付カメラを提供
する。 【解決手段】外付ストロボの装着方向前側からアクセサ
リシュー327内に突出したストロボピン400を、外
付ストロボでその外付ストロボの装着方向に押して、そ
のストロボピン400で外付ストロボ装着検知用スイッ
チ410をオン状態にし、外付ストロボが装着されたこ
とを検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外付ストロボがス
ライドにより着脱自在に装着されるアクセサリシューを
備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真撮影にあたり、被写体か
らの光量が不足している場合や逆光の場合、上述のよう
なアクセサリシューを備えたカメラに外付ストロボを装
着し、シャッタ動作に同期して、その外付ストロボから
ストロボ光を発光して撮影することが行なわれている。
図9は、従来のカメラの、外付ストロボが装着されるア
クセサリシューを含む部分の断面図および外付ストロボ
を示す図である。カメラ本体91には、外付ストロボ9
5を発光させるための信号を伝達するパターンが形成さ
れたシュー座部92を介してアクセサリシュー93が配
置されている。このアクセサリシュー93には、装着さ
れた外付ストロボ95を固定するための、スプリング機
能を有するシューカバー94が配備されている。また、
カメラ本体91には孔91aが形成されており、この孔
91aにシューカバー94に当接するようにしてストロ
ボピン96が配備されている。さらに、ストロボピン9
6を挟んだ、シューカバー94に対向する位置に、第1
の接片97aと第2の接片97bを有する外付ストロボ
装着検知用スイッチ97が備えられている。外付ストロ
ボ95は、図9の右方向からスライドによりアクセサリ
シュー93に装着される。すると、ストロボピン96が
シューカバー94で外付ストロボ95の装着方向に対し
て垂直方向に押し下げられ、これにより外付ストロボ装
着検知用スイッチ97を構成する第1の接片97aと第
2の接片97bが接触してその外付ストロボ装着検知用
スイッチ97がオン状態となる。このようにして、外付
ストロボ95が装着されたことが検知され、その後のシ
ャッタ動作に同期して、外付ストロボ95からストロボ
光が発光して写真撮影が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカメラ
では、外付ストロボが装着されたか否かの検知は、スト
ロボピンを、シューカバーで外付ストロボが装着される
方向に対して垂直方向に押し下げることにより行なわれ
る。このため、ストロボピンの移動量は小さく、外付ス
トロボ装着検知用スイッチは、このストロボピンの、小
さな移動範囲内でオン,オフされる。従って、外付スト
ロボ装着検知用のスイッチのオン,オフ領域の範囲は狭
く、部品の寸法誤差や取付誤差あるいは外付ストロボ装
着検知用スイッチの経時によるへたり等により、ストロ
ボピンの移動範囲や移動量あるいはオン,オフ領域が変
動した場合、外付ストロボが装着されたか否かの検知を
確実に行なうことは困難な場合がある。本発明は、上記
事情に鑑み、外付ストロボが装着されたか否かの検知を
確実に行なうことができるアクセサリシュー付カメラを
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のアクセサリシュー付カメラは、外付ストロボがスラ
イドにより着脱自在に装着されるアクセサリシューを備
えたカメラにおいて、上記アクセサリシュー内に弾性的
に突出し、外付ストロボの装着方向へのスライドにより
その装着方向に押されるストロボピンと、そのストロボ
ピンの動きに応じて接断される、外付ストロボ装着検知
用スイッチとを備えたことを特徴とする。本発明のアク
セサリシュー付カメラでは、外付ストロボ装着検知用ス
イッチを接断するためのストロボピンが、外付ストロボ
の装着方向と同じ方向に押されるものであるため、従来
の、ストロボピンが外付ストロボの装着方向に対して垂
直方向に押される技術と比較し、ストロボピンの移動ス
トロークを十分にとることができる。従って、外付スト
ロボ装着検知用スイッチのオン,オフ領域を十分広く確
保することができ、部品の寸法誤差や取付誤差あるいは
外付ストロボ装着検知用スイッチの寿命等により、スト
ロボピンの移動範囲や移動量あるいはオン,オフ領域が
変動した場合であっても十分吸収することができ、外付
ストロボが装着されたか否かの検知を確実に行なうこと
ができる。
【0005】ここで、所定の収納状態と所定の発光可能
状態との間で位置あるいは姿勢の変更が自在な内蔵スト
ロボと、上記アクセサリシューに外付ストロボが装着さ
れている場合に、上記内蔵ストロボが収納状態にあるか
発光可能状態にあるかに拘らず、外付ストロボのみ発光
させるストロボ発光制御手段とを備えものであってもよ
い。外付ストロボと内蔵ストロボとの双方を発光させる
と露光オーバとなることが考えられる。そこで、ここで
は、外付ストロボが装着されている場合には、外付スト
ロボを使用するという意思を尊重するとともに露光オー
バを防止するため、外付ストロボのみ発光させることが
好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1、図2は、本発明のー実施形態のカメラ
の外観を示す、正面図、平面図である。このカメラ10
は、ズームレンズを備えたカメラであり、図2に示す平
面図には、そのズームレンズを構成するレンズ鏡胴20
が示されている。ここには、レンズ鏡胴20を構成する
固定筒21,後部筒22および前部筒23が示されてお
り、前部筒23の前端部にはフィルタリング231が備
えられている。このフィルタリング231の外壁には図
示しない円形のレンズキャップが被冠され、撮影レンズ
202(図1参照)の保護が図られる。また、カメラ本
体部30上部の軍艦部31には、図1の正面図に見られ
るように、オートフォーカス(AF)用のセンサが内蔵
されたAF窓311、ファインダ32用のファインダ窓
321および採光窓322、内蔵されたストロボ測光セ
ンサに光を導くためのストロボ調光窓323、内蔵され
た露出調整用のAEセンサに光を導くためのAE窓32
4が備えられており、軍艦部31の下には、セルフタイ
マ撮影時に光を発する発光素子が内蔵されたセルフ窓3
25が備えられている。
【0007】さらに、図1に示す正面図の左側には、撮
影時に把持されるグリップ部33を有し、そのグリップ
部33の上部には、斜め上向き、かつ斜め内向きに配置
されたシャッタボタン34が備えられている。グリップ
部33とレンズ鏡胴20との間には、グリップを握った
ときに指先が入り込むことができる窪み部35(図2参
照)を有し、グリップ部33の把持性の向上が図られて
いる。シャッタボタン34は、図1の正面図に示すよう
に、かなり低い位置に配置されている。ここで説明して
いる実施形態は中判カメラであり、図1に示す程度の高
さ位置にシャッタボタン34を配置することによりグリ
ップ性能の一層の向上と、シャッタボタン34の押しや
すさを両立させている。特にカメラ10を縦にして撮影
する場合、従来、縦撮影用のシャッタボタンを別に備え
たカメラもあるが、シャッタボタン34をこの図1に示
す位置および向きに配置することにより、このシャッタ
ボタン34は、カメラ10を縦にした撮影においても十
分な操作性を有する。
【0008】また、図1の正面図の、軍艦部31の右上
部分には、いわゆるスイングアップ方式の内蔵ストロボ
が収納されている。この図1では、その内蔵ストロボは
収納状態にあり、内蔵ストロボを使用するときは、カメ
ラ背面側のボタン(図示せず)を押すことによりその内
蔵ストロボがスイングアップする。この内蔵ストロボの
詳細については後述する。さらに、図1の正面図の、軍
艦部31の左上部分には、図2の平面図に示すように、
モード切替用のセレクトダイヤル36とアップダウンダ
イヤル37が隣り合った位置に備えられている。セレク
トダイヤル36は、モードロックボタン361を押した
状態で回転させることができ、このセレクトダイヤル3
6を回すことにより、このカメラ10を、図2に示すO
FF状態(OFF)のほか、感度設定モード(IS
O)、プログラムモード(P)、絞り優先モード
(A)、もう1つの絞り優先モード(As)、マニュア
ルモード(M)に切り替えることができる。
【0009】感度設定モード(ISO)は、写真フイル
ムの感度をマニュアルで設定するモードであり、アップ
ダウンダイヤル37をまわすことにより写真フイルムの
設定感度を変更することができる。設定された感度は裏
蓋50に備えられたLCD(図示せず)内に表示され
る。また、プログラムモード(P)は、撮影に際し被写
体の明るさに応じて、あらかじめ定められたプログラム
に従った絞りとシャッタスピードが選択されるモードで
ある。絞り優先モード(A,As)では、絞り径がマニ
ュアルで設定され、撮影に際しては被写体の明るさに応
じてシャッタスピードが自動的に調整されるモードであ
る。これら2つの絞り優先モード(A,As)は、スト
ロボを用いた撮影の際のシャッタスピードの相違であ
る。絞り優先モード(A,As)のとき、アップダウン
ダイヤル37を回すと、絞り値を変更することができ
る。設定、変更された絞り値は裏蓋50のLCDに表示
される。マニュアルモード(M)は絞りとシャッタスピ
ードとの双方をマニュアルで設定して撮影を行なうモー
ドであり、アップダウンダイヤル37を回すことによっ
て絞りが変更され、Tvボタン371を押しながらアッ
プダウンダイヤル37を回すことにより、シャッタスピ
ードが変更される。設定・変更された絞り値、シャッタ
スピードは裏蓋50のLCDに表示される。さらに、こ
のカメラ10の上部には、図2の平面図に示すように、
ファインダ32の視度補正ダイヤル326や、後述する
外付ストロボを装着するためのアクセサリシュー327
も備えられている。
【0010】図3は、図2に示すカメラの、アクセサリ
シューを含む周辺の内部構造を透視して示す図、図4
は、アクセサリシューの部分組立て斜視図、図5は、図
3に示す矢印A−Aに沿う断面図である。アクセサリシ
ュー327は、図4に示すように、外付ストロボ500
をスライドにより着脱自在に装着するためのレール32
7aを有する。このアクセサリシュー327のレール3
27aに沿って、スプリング機能を有するシューカバー
239が配備されている。アクセサリシュー327は、
外付ストロボ500を発光させるための信号を伝達する
パターン328aが形成されたシュー座部328を介し
て、軍艦内枠31a(図5参照)に4本のネジ340で
取り付けられている。アクセサリシュー327には、図
5に示すように、外付ストロボ500が、図5の右側か
らスライドにより装着される。また、アクセサリシュー
327に対する、外付ストロボ500の装着方向前側に
は、その前方側からアクセサリシュー327内に弾性的
に突出し、外付ストロボ500の装着方向へのスライド
によりその装着方向に押されるストロボピン400が備
えられている。さらに、図3に示すように、アクセサリ
シュー327のカメラ前方側には、ストロボピン400
の動きに応じて接断される、第1の接片411および第
2の接片412からなる外付ストロボ装着検知用スイッ
チ410が備えられている。第2の接片412は、軍艦
内枠31a(図5参照)に立設されたストッパ420に
当接されている。
【0011】図6は、図3に示すストロボピンと外付ス
トロボ装着検知用スイッチの斜視図である。外付ストロ
ボ500の、アクセサリシュー327への装着にあた
り、外付ストロボ500をアクセサリシュー327のレ
ール327aに沿ってスライドさせる。すると、外付ス
トロボ500がストロボピン400の前端400aに当
接する。外付ストロボ500をさらにスライドさせる
と、ストロボピン400は、図6に示す矢印A方向に移
動し、ストロボピン400の突起部400bと、外付ス
トロボ装着検知用スイッチ410を構成する第1の接片
411の先端411aとが当接する。外付ストロボ50
0をさらにスライドさせると、ストロボピン400の突
起部400bで第1の接片411の先端411aが押さ
れ、第1の接片411の凸部411bが第2の接片41
2に接触する。これにより、外付ストロボ装着検知用ス
イッチ410がオン状態になり、外付ストロボ500が
装着されたことが検知される。さらに、外付ストロボ5
00がスライドされ、第1の接片41の凸部411bと
第2の接片412が接触したまま、第2の接片412が
ストッパ420から離れた状態となる。このように、本
実施形態では、外付ストロボ装着検知用スイッチ410
をオン,オフするためのストロボピン400が、外付ス
トロボ500の装着方向と同じ方向に押されるものであ
るため、従来の、ストロボピンが外付ストロボの装着方
向に対して垂直方向に押される技術と比較し、ストロボ
ピン400の移送範囲を広くとることができ、外付スト
ロボ装着検知用スイッチ410のオン,オフ領域を十分
大きく確保することができ、部品の寸法誤差や取付誤差
あるいは外付ストロボ装着検知用スイッチ410の寿命
等により、ストロボピン400の移動範囲や移動量ある
いはオン,オフ領域が変動した場合であっても十分吸収
することができ、外付ストロボ500が装着されたか否
かの検知を確実に行なうことができる。
【0012】図7は、本実施形態のカメラに内蔵された
内蔵ストロボを示す図である。図7に示す内蔵ストロボ
600は、スイングアップ方式のストロボであり、使用
しない場合は、図7に示すように軍艦部31内に収納さ
れている。また、軍艦部31内の、内蔵ストロボ600
の下方には、基板620に実装された内蔵ストロボ装着
検知用スイッチ610が備えられている。内蔵ストロボ
600が収納された状態では、内蔵ストロボ600の凸
部691で内蔵ストロボ装着検知用スイッチ610のレ
バー611が押されており、内蔵ストロボ装着検知用ス
イッチ610はオフ状態にある。一方、内蔵ストロボ6
00を発光するために、内蔵ストロボ600を矢印B方
向にスイングアップすると、内蔵ストロボ600の凸部
601が内蔵ストロボ装着検知用スイッチ610のレバ
ー611から外れて、そのレバー611が図7の上方に
持ち上がり、これにより内蔵ストロボ装着検知用スイッ
チ610がオン状態になる。本実施形態では、前述した
外付ストロボ装着検知用スイッチ410と、この内蔵ス
トロボ装着検知用スイッチ610との検知結果に基づい
て、外付ストロボ500のストロボ光を発光させるか、
あるいは内蔵ストロボ600のストロボ光を発光させる
か、あるいはいずれのストロボ光も発光させないかの制
御が、以下に説明するようにして行なわれる。
【0013】
【表1】
【0014】表1には、外付ストロボ装着検知用スイッ
チ410から出力される外付ストロボ信号SSTEXT
と、内蔵ストロボ装着検知用スイッチ610から出力さ
れる内蔵ストロボ信号SSTとの組み合わせが示されて
いる。外付ストロボ500がアクセサリシュー372に
装着されていない状態では外付ストロボ装着検知用スイ
ッチ410はオフ状態にあり、外付ストロボ信号SST
EXTは’H’レベルに保たれる。一方、外付ストロボ
500が装着されている状態では外付ストロボ装着検知
用スイッチ410はオン状態にあり、外付ストロボ信号
SSTEXTは’L’レベルとなる。また、内蔵ストロ
ボ600が収納されている状態では内蔵ストロボ装着検
知用スイッチ610はオフ状態にあり、内蔵ストロボ信
号SSTは’H’レベルに保たれる。一方、内蔵ストロ
ボ600がスイングアップしている状態では、内蔵スト
ロボ装着検知用スイッチ610はオン状態にあり、内蔵
ストロボ信号SSTは’L’レベルとなる。
【0015】以下、図8を参照して説明する。図8は、
シャッタボタン全押しで実行される全押し処理ルーチン
のフローチャートである。尚、図8に示す全押し処理ル
ーチンが実行される以前において、シャッタボタン半押
しで実行される半押し処理ルーチンが実行されるが、本
実施形態の特徴部分とは無関係であるため省略する。
【0016】シャッタボタンが全押しされると、先ず、
ステップS11において、外付ストロボ信号SSTEX
Tが’H’レベル状態にあるか’L’レベル状態にある
かが判定される。’L’レベル状態にあると判定された
場合は、外付ストロボ500が装着されているため、ス
テップS12に進む。ステップS12では、外付ストロ
ボ500の発光を許可するための外付ストロボ許可フラ
グFTEXTをセットして外付ストロボ500の発光を
許可し、ステップS13に進む。ステップS13では、
内蔵ストロボ600が発光されないように、内蔵ストロ
ボ600の発光を許可するための内蔵ストロボ許可フラ
グFTをリセットして、後述するステップS17に進
む。このように、外付ストロボ500が装着されている
場合は、表1に示すように内蔵ストロボ600が収納状
態にあるか発光可能状態にあるかに拘らず、外付ストロ
ボ許可フラグFTEXTがセットされるため、外付スト
ロボ500による発光が行なわれ、内蔵ストロボ600
が発光状態にあっても、内蔵ストロボ許可フラグFTが
リセットされているため、内蔵ストロボ600は発光し
ない。一方、ステップS11において、外付ストロボ信
号SSTEXTが’H’レベルにあると判定されると、
このときは外付ストロボ500が装着されておらず、ス
テップS14に進む。
【0017】ステップS14では外付ストロボ許可フラ
グFTEXTをリセットしてステップS15に進む。ス
テップS15では、内蔵ストロボ信号SSTが’H’レ
ベルにあるか’L’レベルにあるかが判定される。’
L’レベルにあると判定された場合は、内蔵ストロボ6
00がスイングアップされていることを意味し、ステッ
プS16に進む。ステップS16では、内蔵ストロボ6
00の発光を許可するための内蔵ストロボ許可フラグF
TをセットしてステップS17に進む。このように、外
付ストロボ500が装着されておらず内蔵ストロボ60
0がスイングアップされている場合は、内蔵ストロボ許
可フラグFTがセットされ、内蔵ストロボ600による
発光が行なわれる。一方、ステップS15において内蔵
ストロボSSTが’H’レベルにあると判定された場合
は、内蔵ストロボ600が収納状態にあり、ステップS
13に進み、内蔵ストロボ許可フラグFTをリセットし
てステップS17に進む。このように、外付ストロボ5
00が装着されておらず、かつ内蔵ストロボ600が収
納状態にある場合は、外付ストロボ許可フラグFTEX
Tおよび内蔵ストロボ許可フラグFTのいずれのフラグ
もセットされず、ストロボは発光しない。
【0018】ステップS17では、シャッタ制御が行な
われる。このシャッタ制御では、AEセンサで得られた
測光値等に基づいたシャッタスピードでシャッタを開閉
する制御が行なわれる。次にステップS18に進み、そ
の他の処理が行なわれる。ここでは、例えばレンズや鏡
胴を待機位置に戻す処理等が行なわれる。詳細は省略す
る。次にステップS19において、1駒給送処理が行な
われ、装填されているフイルムが1駒分巻き上げられ
る。ステップS20では、シャッタ半押し状態を示すフ
ラグSP1がオフされるまで待って、このルーチンを抜
ける。ここでは、このようにして、外付ストロボ装着検
知用スイッチ610と内蔵ストロボ装着検知用スイッチ
410との検知結果に基づいて、外付ストロボ500の
ストロボ光を発光させるか、あるいは内蔵ストロボ60
0のストロボ光を発光させるか、あるいはいずれのスト
ロボ光も発光させないかの制御が行なわれる。尚、本実
施形態では、ズームレンズおよび内蔵ストロボを備えた
カメラの例で説明したが、本発明を適用することのでき
るカメラは、このようなカメラに限られるものではな
く、外付ストロボがスライドにより着脱自在に装着され
るアクセサリシューを備えたカメラであればよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外付ストロボが装着されたか否かの検知を確実に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のー実施形態のカメラの外観を示す正面
図である。
【図2】本発明のー実施形態のカメラの外観を示す平面
図である。
【図3】図2に示すカメラの、アクセサリシューを含む
周辺の内部構造を透視して示す図である。
【図4】アクセサリシューの部分組立て斜視図である。
【図5】図3に示す矢印A−Aに沿う断面図である。
【図6】図3に示すストロボピンと外付ストロボ装着検
知用スイッチの斜視図である。
【図7】本実施形態のカメラに内蔵された内蔵ストロボ
を示す図である。
【図8】シャッタボタン全押しで実行される全押し処理
ルーチンのフローチャートである。
【図9】従来のカメラの、外付ストロボが装着されるア
クセサリシューを含む部分の断面図および外付ストロボ
を示す図である。
【符号の説明】
10 カメラ 20 レンズ鏡胴 21 固定筒 22 後部筒 23 前部筒 30 カメラ本体部 31 軍艦部 31a 軍艦内枠 32 ファインダ 33 グリップ部 34 シャッタボタン 35 窪み部 36 セレクトダイヤル 37 アップダウンダイヤル 50 裏蓋 202 撮影レンズ 231 フィルタリング 311 AF窓 321 ファインダ窓 322 採光窓 323 ストロボ調光窓 324 AE窓 325 セルフ窓 326 視度補正ダイヤル 327 アクセサリーシュー 327a レール 328 シュー座部 328a パターン 329 シューカバー 340 ネジ 361 モードロックボタン 371 Tvボタン 400 ストロボピン 400a 前端 400b 突起部 410 外付ストロボ装着検知用スイッチ 411,412 接片 411a 先端 411b,601 凸部 420 ストッパ 500 外付ストロボ 600 内蔵ストロボ 610 内蔵ストロボ装着検知用スイッチ 611 レバー 620 基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外付ストロボがスライドにより着脱自在
    に装着されるアクセサリシューを備えたカメラにおい
    て、 前記アクセサリシュー内に弾性的に突出し、外付ストロ
    ボの装着方向へのスライドにより該装着方向に押される
    ストロボピンと、 該ストロボピンの動きに応じて接断される、外付ストロ
    ボ装着検知用スイッチとを備えたことを特徴とするアク
    セサリシュー付カメラ。
  2. 【請求項2】 所定の収納状態と所定の発光可能状態と
    の間で位置あるいは姿勢の変更が自在な内蔵ストロボ
    と、 前記アクセサリシューに外付ストロボが装着されている
    場合に、前記内蔵ストロボが収納状態にあるか発光可能
    状態にあるかに拘らず、外付ストロボのみ発光させるス
    トロボ発光制御手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載のアクセサリシュー付カメラ。
JP10195115A 1998-06-26 1998-06-26 アクセサリシュー付カメラ Pending JP2000019584A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101086415B1 (ko) 2005-08-11 2011-11-25 삼성전자주식회사 외장 플래시 및 이를 구비한 촬영장치 세트
JP2013137451A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Nikon Corp アクセサリ装着ユニットおよび撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101086415B1 (ko) 2005-08-11 2011-11-25 삼성전자주식회사 외장 플래시 및 이를 구비한 촬영장치 세트
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