JP2013137451A - アクセサリ装着ユニットおよび撮像装置 - Google Patents

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Jun Hamazaki
淳 濱▲崎▼
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Abstract

【課題】撮像装置本体と、アクセサリ機器を連結するアクセサリ装着ユニットにおいて、撮像装置本体から容易に取り外して交換出来るアクセサリ装着ユニットを提供する。
【解決手段】アクセサリ装着ユニット100は、装着される外部装置であるアクセサリを支持する台座102と、アクセサリの装着時において主部116がアクセサリと台座102の間に介在し、主部116に連続する端部117,118が台座102の縁部に沿って折り曲げられて台座102に固定された板部材103とを備え、台座102は孔部115を有し、板部材103は台座102に固定された状態において孔部115の一部を主部116がオーバーラップするように切抜部120を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、アクセサリ装着ユニットおよび撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置は、例えばフラッシュのようなアクセサリ機器を撮像装置本体に取り付けるためのアクセサリ装着ユニットを備えている。アクセサリ装着ユニットは、アクセサリ機器を支持する台座と、アクセサリ機器の装着時に台座とアクセサリ機器との間に介在する板部材とを備える。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特公平6−10711号公報
ユーザが撮像装置本体に取り付けられたアクセサリ機器に誤って負荷を掛けると、撮像装置とアクセサリ機器とを連結するアクセサリ装着ユニットが損傷する場合がある。この場合、ユーザは、アクセサリ装着ユニットを撮像装置本体から取り外して交換する必要がある。しかしながら、従来のアクセサリ装着ユニットは、板部材を台座から取り外し難い構造となっていた。
本発明の第1の態様におけるアクセサリ装着ユニットは、装着される外部装置であるアクセサリを支持する台座と、アクセサリの装着時において主部がアクセサリと台座の間に介在し、主部に連続する端部が台座の縁部に沿って折り曲げられて台座に固定された板部材とを備え、台座は孔部を有し、板部材は台座に固定された状態において孔部の一部を主部がオーバーラップするように切抜部を有する。また、本発明の第2の態様における撮像装置は、上記のアクセサリ装着ユニットを備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの背面斜視図を示す。 図1に示すアクセサリ装着ユニットの分解斜視部である。 カメラ本体の筐体にアクセサリ装着ユニットが固定された状態を拡大して示す拡大図である。 アクセサリ装着ユニットを筐体から取り外す方法を説明するための図である。 図3に示す台座から板バネを取り外した状態をy軸プラス方向から見た上面図である。 アクセサリ装着ユニットを介してアクセサリ機器をカメラ本体に取り付けた状態を示す側方断面図である。 台座の変形例に係る台座を示す側方断面図である。 アクセサリ機器外付けユニットを説明するための図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ10の背面斜視図を示す。図示するように、被写体側からカメラ背面側へ向かう方向をz軸プラス方向と定め、カメラ背面側から見てカメラの幅方向右側へ向かう方向をx軸プラス方向、上方向をy軸プラス方向と定める。以下のいくつかの図においては、図1の座標軸を基準として、それぞれの図の向きがわかるように座標軸を表示する。
デジタルカメラ10は、カメラ本体11と、カメラ本体11に着脱可能に取り付けられる交換レンズ12とを備える。デジタルカメラ10は、カメラ本体11と交換レンズ12とが組み合わされて、カメラとしての機能を発揮する。カメラ本体11は、カメラ本体11の外郭を構成する筐体13を含む。筐体13の頭頂部14には、フラッシュ等のアクセサリ機器を筐体13に着脱可能に取り付けるためのアクセサリ装着ユニット100が設けられている。
図2は、図1に示すアクセサリ装着ユニット100の分解斜視部である。なお、図2においては、理解の容易の観点から一部部材を省略している。筐体13の頭頂部14には、当該頭頂部14の表面から下方へ凹む凹部15が設けられている。凹部15は、頭頂部14の表面から下方へ凹む第一凹部16と、第一凹部16の底面17からさらに下方に凹む第二凹部18とを含む。第一凹部16の底面17には、y軸下方向に延びて筐体13を貫通する貫通孔19が、複数設けられている。貫通孔19には、アクセサリ装着ユニット100を筐体13に固定するための固定部材113が挿通される。なお、固定部材113については後述する。
アクセサリ装着ユニット100は、凹部15の内部に嵌入される。アクセサリ装着ユニット100は、第二凹部18に嵌め込まれるシューモールド101と、シューモールド101を上方から筐体13との間で挟み込む台座102と、台座102に嵌入される板バネ103とを有する。
シューモールド101は、樹脂によって構成される。シューモールド101は、ブロック状の本体部104と、本体部104のx軸方向の両側面から外方に突出する複数の爪部105とを含む。爪部105は、本体部104のx軸方向の各側面の底部に2個設けられている。シューモールド101は、第二凹部18の壁面に嵌合するように、第二凹部18に沿った外周を有する。爪部105のy軸方向の厚さは、第二凹部18のy軸方向の深さと同じ、またはそれよりも小さくなるように設定される。したがって、シューモールド101が第二凹部18に嵌め込まれた場合、爪部105の上面は、第一凹部16の底面17と同じ、またはそれよりも低い位置となる。
シューモールド101の本体部104には、y軸方向に貫通する貫通孔107が、複数設けられている。各貫通孔107には、接点ピン106が挿通される。接点ピン106は、後述するアクセサリ機器とカメラ本体11とを電気的に接続する接点部として機能する。アクセサリ機器とカメラ本体11との電気的な接続の構成については、後述する。
台座102は、金属によって構成される。台座102は、第一凹部16の壁面に嵌合するように、第一凹部16に沿った形状を有する。具体的には、台座102は、平板状の底壁部108と、底壁部108のx軸方向の両側端から上方に立ち上がる一対の側壁部109と、側壁部109の上端から、対向する側壁部109に向けて延出する一対の爪部111とを有する。底壁部108の中央領域には、z軸プラス方向に開口する凹部110が設けられている。
凹部110は、シューモールド101の本体部104に沿う形状を有する。台座102がシューモールド101の上方から嵌め込まれると、シューモールド101の本体部104は、凹部110と嵌合する。そして、底壁部108は、第一凹部16の底面17と当接し、シューモールド101の爪部105を上方から覆う。上記したように、シューモールド101が第二凹部18に嵌入された状態においては、爪部105の上面は、第一凹部16の底面17と同じ、またはそれよりも低い位置となる。このように、シューモールド101の爪部105は、第二凹部18の底面と、台座102の底壁部108との間に挟み込まれるので、シューモールド101のy軸上方への移動が制限される。
台座102の底壁部108には、y軸方向に貫通する貫通孔112が、複数設けられている。貫通孔112には、それぞれ固定部材113が挿通される。固定部材113は、貫通孔112の内壁面に設けられた係止部によって係止される。固定部材113は、台座102に設けられた貫通孔112と、筐体13に設けられた貫通孔19とを貫通し、筐体13の内部側に配置された固定板114に固定される。固定部材113は、例えばネジによって構成される。
ここで、台座102は、底壁部108をy軸方向に貫通する孔部115を有する。本実施形態においては、孔部115は、z軸方向に長尺な楕円状に設けられている。孔部115は、後述するアクセサリ機器がカメラ本体11に取り付けられたときに、アクセサリ機器に設けられた固定ピンを受け入れる受容部として機能する貫通孔である。なお、孔部115については、後に詳述する。
板バネ103は、金属によって構成される。板バネ103は、略U字状の主部116と、主部116に連続する第一端部117および第二端部118と、第一端部117に連続するアーム部119とを有する。主部116は、その中央領域に、略U字状の開口であって、z軸プラス方向に開口する切抜部120を含む。第一端部117は、主部116のz軸プラス方向側の端から、それぞれy軸マイナス方向へ延在する。そして、各第一端部117の下端には、z軸マイナス方向に向けて突出する爪部121が、設けられている。第二端部118は、主部116のz軸マイナス方向側の端からy軸マイナス方向へ延在する。アーム部119は、第一端部117の上端からz軸マイナス方向上方に向けて斜めに延在する。
板バネ103は、第一端部117および第二端部118によって、台座102に装着される。具体的には、第一端部117が台座102の底壁部108のz軸プラス方向側の端部に嵌め込まれる。そして、第一端部117に設けられた爪部121が、底壁部108を下方側から係止する。また、第二端部118は、台座102の底壁部108のz軸マイナス方向側端部に当接する。このように、第一端部117と第二端部118との間に底壁部108を挟み込むことによって、板バネ103は、台座102に装着される。
図3は、カメラ本体11の筐体13に、アクセサリ装着ユニット100が固定された状態を示す図である。図3に示す状態においては、板バネ103の第一端部117に設けられた爪部121は、台座102の底壁部108と筐体13との間に入り込んでいる。また、板バネ103のアーム部119は、台座102の底壁部108と爪部111との間の空間に収容される。板バネ103の主部116は、後述するアクセサリ機器が台座102に装着されると、アクセサリ機器と台座102との間に入り込む。また、板バネ103のアーム部119は、アクセサリ機器と台座102との間で撓まれて収容される。この状態において、アーム部119は、アクセサリ機器を台座102の爪部111に押し当てるように付勢する。このため、アクセサリ機器は、台座102に強固に装着される。
板バネ103の主部116は、固定部材113が外観として現われないように、固定部材113を上方から覆っている。このように固定部材113をユーザの目に触れないように覆うことによって、デジタルカメラ10のデザイン性を向上させることができる。その一方で、板バネ103の主部116に設けられた切抜部120は、シューモールド101の貫通孔107に挿入された接点ピン106と、台座102に設けられた孔部115とを外部に露出させる。
ここで、本実施形態においては、切抜部120は、孔部115の一部を主部116がオーバーラップするように形成されている。すなわち、孔部115のうちz軸マイナス方向側の一部開口を、主部116が覆っている。本実施形態によれば、ユーザは、主部116のオーバーラップ領域を利用することによって、アクセサリ装着ユニット100をカメラ本体11の筐体13から容易に取り外すことができる。以下、図4を参照して、アクセサリ装着ユニット100を筐体13から取り外す方法について説明する。
図4は、アクセサリ装着ユニット100を筐体13から取り外す方法を説明するための図である。図4(a)は、図3の平面Pで切断した側方断面図である。なお、図3中の平面Pは、z軸と直交し、孔部115の中心を通過する平面である。図4(b)は、図4(a)の領域bの拡大図である。上記したように、アクセサリ装着ユニット100は、固定部材113および固定板114によって、カメラ本体11の筐体13に固定されている。固定部材113は、図3に示す状態においては、台座102に嵌着された板バネ103の主部116によって覆われている。このため、ユーザは、アクセサリ装着ユニット100を筐体13から取り外す場合、まず、板バネ103を台座102から取り外す必要がある。
ここで、本実施形態においては、図4(b)に示すように、板バネ103が台座102に嵌め込まれた場合、主部116に、孔部115の一部とオーバーラップするオーバーラップ部116aが形成される。図示された実施形態の場合、オーバーラップ部116aは、z軸方向に長さDを有するように配置されている。ユーザは、板バネ103を台座102から取り外す場合、ピンセット200の先端を、主部116における孔部115とのオーバーラップ部116aの下方側に潜り込ませる。そして、ユーザは、オーバーラップ部116aを下方側から図4(b)の矢印の方向に持ち上げることによって、板バネ103を台座102から取り外す。
なお、本実施形態においては、孔部115は、台座102を貫通している。この場合、孔部115の内部空間をより大きく確保することができるので、ユーザは、ピンセット200等の器具をオーバーラップ部116aの下方側により容易に潜り込ませることができる。
図5は、図3に示す台座102から板バネ103を取り外した状態をy軸プラス方向から見た上面図である。板バネ103が台座102から取り外されると、固定部材113が外部に露出する。板バネ103を台座102から取り外した後に、ユーザは、固定部材113を固定板114から取り外す。そして、ユーザは、シューモールド101および台座102をカメラ本体11の筐体13から取り外す。
上記のように、本実施形態によれば、板バネ103が台座102に嵌め込まれた状態において、板バネ103の主部116に、孔部115の一部とオーバーラップするオーバーラップ部116aが形成される。ユーザは、オーバーラップ部116aを利用して、板バネ103を台座102から容易に取り外すことができる。このため、ユーザは、アクセサリ装着ユニット100を筐体13から容易に取り外すことができる。
なお、本実施形態においては、切抜部120によって、主部116にオーバーラップ部116aが形成されるとともに、接点ピン106が外部に露出する。したがって、オーバーラップ部116aの形成と接点ピン106の露出の二つの機能を、一つの切抜部120で実現することができる。
図6は、アクセサリ機器300を、本実施形態に係るアクセサリ装着ユニット100を介して、カメラ本体11に取り付けた状態を示す側方断面図である。アクセサリ機器300は、アクセサリ装着ユニット100に連結される取付部を備える。ユーザは、アクセサリ機器300の取付部をz軸プラス方向側から台座102内に嵌め入れて、z軸マイナス方向に押し込む。アクセサリ機器300は、主部116の表面上をz軸マイナス方向にスライドする。アクセサリ機器300が台座102に装着されると、板バネ103の主部116は、アクセサリ機器300と台座102との間に介在する。また、板バネ103のアーム部119は、アクセサリ機器と台座102との間で撓んで収容される。
アクセサリ機器300が、図6に示すように、固定ピン301の位置と孔部115の位置とが一致するまでz軸マイナス方向に押し込まれると、固定ピン301は、アクセサリ機器300に固定されたバネ302の付勢によって下方へ突出し、孔部115に収容される。固定ピン301が孔部115に収容されると、固定ピン301は、孔部115の側面115aに当接する。固定ピン301が孔部115の側面115aに当接することによって、アクセサリ機器300のz軸プラス方向へのスライドが制限される。
なお、本実施形態においては、上記したオーバーラップ部116aは、孔部115のz軸マイナス方向側に配置されている。このようにオーバーラップ部116aを配置することによって、固定ピン301が孔部115に収容された場合に、固定ピン301は、孔部115のz軸方向プラス側の側面115aに面接触する。このため、アクセサリ機器300がz軸プラス方向へ移動することを安定して制限することができる。
なお、主部116のオーバーラップ部116aを、孔部115のz軸プラス方向側に配置した場合を想定すると、固定ピン301は、孔部115に収容された場合に、オーバーラップ部116aの先端と接触することとなる。固定ピン301がオーバーラップ部116aの先端と接触した場合、上記のように側面115aと面接触する場合と比べて、接触面積が大幅に小さくなる。したがって、アクセサリ機器300のz軸プラス方向への移動を安定して制限することができない。そこで、本実施形態においては、オーバーラップ部116aを孔部115のz軸マイナス方向側に配置し、孔部115の側面115aと固定ピン301とを面接触させることによって、アクセサリ機器300の移動をより安定して制限する。
なお、上記したように、孔部115は、アクセサリ機器300がカメラ本体11に取り付けられたときに、固定ピン301を受け入れる受容部として機能する。また、孔部115は、板バネ103を台座102から取り外すためにも利用される。したがって、本実施形態に係る孔部115は、固定ピン301を受け入れる受容部としての機能と、板バネ103を台座102から取り外すため空間を提供する孔としての機能の、二つの機能を兼ね備える。
アクセサリ機器300は、上記接点ピン106と接触する電気端子303を備える。電気端子303は、アクセサリ機器300に固定されたバネ304によって下方へ向けて付勢されている。アクセサリ機器300が、図6に示す位置まで押し込まれると、電気端子303は、バネ304よって下方へ付勢され、接点ピン106に圧接する。そして、アクセサリ機器300は、接点ピン106、および接点ピンと連結する固定板114を介して、カメラ本体11側と電気的に接続される。
図7は、上記した台座102の変形例に係る台座400を示す側方断面図である。なお、上記実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、詳しい説明を省略する。台座400は、上記実施形態と同様に、アクセサリ機器300が台座400に嵌着された場合に、アクセサリ機器300に設けられた固定ピン301が挿通される孔部401を有する。ここで、本実施形態においては、孔部401は、台座400において板バネ103の主部116と接する面とは反対の面側に、オーバーラップ部116aに対向する鍔部402を有する。鍔部402を設けることによって、ユーザがピンセット200等の器具を用いて板バネ103を台座400から取り外す場合に、ピンセット200によってシューモールド101を損傷させてしまうのを防ぐことができる。
なお、上記実施形態においては、アクセサリ装着ユニット100がデジタルカメラ10に固定されている場合について述べた。しかしながら、これに限らず、アクセサリ装着ユニット100を、例えば大型照明装置のようなアクセサリ機器をデジタルカメラ10に間接的に取り付けるための、アクセサリ機器外付けユニットに適用することもできる。
図8は、アクセサリ機器外付けユニット600を説明するための図である。アクセサリ機器外付けユニット600は、デジタルカメラ500を保持する台座フレーム601と、アクセサリ機器と台座フレーム601とを連結するアクセサリ装着ユニット100とを備える。本実施形態においては、撮影時に被写体を照射するフラッシュ700が、アクセサリ機器としてアクセサリ機器外付けユニット600に取り付けられている。デジタルカメラ500は、アクセサリ装着ユニット100および台座フレーム601内部に配設された配線を介して、フラッシュ700と電気的に接続される。本実施形態によれば、ユーザは、アクセサリ機器外付けユニット600に固定されたアクセサリ装着ユニット100を、アクセサリ機器外付けユニット600から容易に取り外すことができる。なお、アクセサリ機器外付けユニット600に取り付け可能なアクセサリ機器としては、上記フラッシュの他に、モニター装置、GPSユニット、マイク、ワイヤレストランスミッタ等が挙げられる。
なお、上記実施形態において、孔部115を楕円状に設けた場合について述べた。しかしながら、これに限らず、孔部115を、円形、多角形等の他の形状に設けてもよい。また、上記実施形態においては、z軸プラス方向に開口する切抜部120によって、オーバーラップ部116aが形成される場合について述べた。しかしながら、これに限らず、切抜部120は、孔部115の一部と重複するように形成されればよい。例えば、切抜部120を、孔部115の一部と重複するように主部116に穿設された貫通孔によって構成する。この場合においても、板バネ103の主部116にオーバーラップ部116aが形成されるので、ユーザは、ピンセット等により板バネ103を台座102から容易に取り外すことができる。
また、上記実施形態において、主部116およびアーム部119を有する板バネ103に、孔部115との重複部分であるオーバーラップ部116aを形成する場合について述べた。しかしながら、これに限らず、上記アーム部119を省いた板部材によって、孔部115とのオーバーラップ部116aを形成してもよい。
また、上記実施形態においては、撮像装置の例としてレンズ交換式一眼レフデジタルカメラを用いて説明したが、他の形式のカメラであっても良い。具体的には、本実施形態の概念は、コンパクトデジタルカメラ、ミラーレス一眼カメラ等に適用できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10,500 デジタルカメラ、11カメラ本体、12 交換レンズ、13 筐体、14 頭頂部、16,18 凹部、17 底面、19,107,112 貫通孔、100 アクセサリ装着ユニット、101 シューモールド、102 台座、103 板バネ、104 本体部、105、111,121 爪部、106 接点ピン、108 底壁部、109 側壁部、110 凹部、113 固定部材、114 固定板、115,401 孔部、115a 側面、116 主部、116a オーバーラップ部、117,118 端部、119 アーム部、120 切抜部、200 ピンセット、300 アクセサリ機器、301 固定ピン、302,304 バネ、303 電気端子、400 台座、402 鍔部、600 アクセサリ機器外付けユニット、601 台座フレーム、700 フラッシュ

Claims (9)

  1. 装着される外部装置であるアクセサリを支持する台座と、
    前記アクセサリの装着時において主部が前記アクセサリと前記台座の間に介在し、前記主部に連続する端部が前記台座の縁部に沿って折り曲げられて前記台座に固定された板部材と
    を備え、
    前記台座は孔部を有し、前記板部材は前記台座に固定された状態において前記孔部の一部を前記主部がオーバーラップするように切抜部を有するアクセサリ装着ユニット。
  2. 前記板部材は、前記アクセサリを前記台座に付勢する板バネである請求項1に記載のアクセサリ装着ユニット。
  3. 前記台座を筐体に固定する固定部材を備え、
    前記板部材の前記主部は、前記台座が前記筐体に固定された状態において外観として現われないように前記固定部材を覆う請求項1または2に記載のアクセサリ装着ユニット。
  4. 前記孔部は、前記アクセサリ側から延出される固定ピンの受容部である請求項1から3のいずれか1項に記載のアクセサリ装着ユニット。
  5. 前記アクセサリは、前記主部の面方向にスライドされて前記台座に装着され、
    スライド後に前記孔部に突出する前記固定ピンは、前記孔部の側面に当接して前記アクセサリのスライドを制限する請求項4に記載のアクセサリ装着ユニット。
  6. 前記アクセサリの電気端子と接続される接点部を備え、
    前記切抜部は、前記接点部を外観面に露出させる請求項1から5のいずれか1項に記載のアクセサリ装着ユニット。
  7. 前記孔部は、前記台座を貫通する請求項1から6のいずれか1項に記載のアクセサリ装着ユニット。
  8. 前記孔部は、前記台座において前記主部と接する面とは反対の面側に、前記主部が前記孔部をオーバーラップする部位に対向する鍔部を有する請求項1から6のいずれか1項に記載のアクセサリ装着ユニット。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のアクセサリ装着ユニットを備える撮像装置。
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