JP2006238387A - 電子機器のアダプタ取着用の取り付け具および撮像装置付き携帯電話機のアダプタ取着用の取り付け具 - Google Patents

電子機器のアダプタ取着用の取り付け具および撮像装置付き携帯電話機のアダプタ取着用の取り付け具 Download PDF

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Abstract

【課題】アダプタの取り付けを可能とした電子機器のアダプタ取着用の取り付け具を提供する。
【解決手段】アダプタ取着用の取り付け具20は、基板22と、粘着テープ24と、アダプタ用取り付け部26とを備えている。基板22は、環板状に形成され、その内径が対物レンズ18の外径よりも大きい中心孔2202を有している。基板22は、例えば、磁石によって吸着される鉄などの磁性体により形成されている。粘着テープ24は、基板22の厚さ方向の両面のうちの一方の面2204に設けられ、粘着テープ24には、不図示の剥離紙が剥離可能に取着されている。アダプタ用取り付け部26は、本実施例では、基板22の両面のうちの他方の面2206に設けられ、他方の面2206の全域に形成された平坦面で構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子機器のアダプタ取着用の取り付け具および撮像装置付き携帯電話機のアダプタ取着用の取り付け具に関する。
従来、一眼レフカメラ形式のデジタルスチルカメラなどのような撮像装置では、撮影光学系を構成する対物レンズの前方に、フィルタや望遠レンズなどのような各種のアダプタを取り付けるための取り付け部が設けられている。
一方、一眼レフカメラ形式のデジタルスチルカメラなどのような撮像装置を除いた電子機器に撮像装置が設けられる場合、例えば、撮像装置付き携帯電話機では、撮影光学系を構成する対物レンズの前方に、フィルタなどのような各種のアダプタを取り付けるための取り付け部が設けられていない(特許文献1参照)。
特開2004−274511号公報
そのため、撮像装置付き携帯電話機などのような電子機器において、各種のアダプタを取り付けてその撮像装置の使用範囲や利用範囲を拡大することができない不具合があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、その目的は、アダプタの取り付けを可能とした電子機器のアダプタ取着用の取り付け具および撮像装置付き携帯電話機のアダプタ取着用の取り付け具を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、撮像装置が組み込まれ該撮像装置の撮影光学系を構成する対物レンズが筐体の表面に設けられた電子機器のアダプタ取着用の取り付け具であって、前記取り付け具は、内径が前記対物レンズの外径よりも大きい中心孔を有する基板と、前記基板の厚さ方向の両面のうちの一方の面に設けられた粘着テープと、前記基板の両面のうちの他方の面に設けられた前記アダプタ用取り付け部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、本体と、蓋体とがヒンジを介して開閉可能に連結され、前記蓋体または本体の外面に撮影光学系を構成する対物レンズが設けられた撮像装置付き携帯電話機のアダプタ取着用の取り付け具であって、前記取り付け具は基板を有し、前記基板は、前記ヒンジと蓋体との間の隙間に係止可能な係止爪と、前記アダプタが取着されるアダプタ用取り付け部とを有することを特徴とする。
本発明のアダプタ取着用の取り付け具を用いれば、各種のアダプタを撮像装置付きの電子機器や携帯電話機に取り付けることが可能となり、撮像装置付の電子機器や携帯電話機の使用範囲や利用範囲を拡大でき、それら電子機器や携帯電話機の実用的価値を格段と高めることができる。
本発明では、取り付け具を、内径が前記対物レンズの外径よりも大きい中心孔を有する基板と、基板の厚さ方向の両面のうちの一方の面に設けられた粘着テープと、基板の両面のうちの他方の面に設けられたアダプタ用取り付け部とで構成することによって上記目的を達成した。
また、本発明では、取り付け具を、ヒンジと蓋体との間の隙間に係止可能な係止爪と、アダプタが取着されるアダプタ用取り付け部とを有する基板を設けることで上記目的を達成した。
以下、本発明による電子機器のアダプタ取着用の取り付け具の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施例では電子機器が撮像装置付きの携帯電話機であり、アダプタが3D画像撮影用(立体画像撮影用)の3D撮影用アダプタである場合について説明する。
図1は携帯電話機10、アダプタ取着用の取り付け具20、3D撮影用アダプタ30の斜視図、図2は携帯電話機10に取り付け具20を介して3D撮影用アダプタ30が取着された状態を示す斜視図である。
携帯電話機10は、互いに同じ輪郭を有する矩形板状に形成された本体12と蓋体14を有している。
本体12は本体側筐体12Aを有し、蓋体14は蓋体側筐体14Aを有し、蓋体側筐体14Aは本体側筐体12Aにヒンジ16を介して開閉可能に連結されている。
本体側筐体12が蓋体側筐体14に臨む内面には、数字や記号を入力するための複数のキースイッチ、様々な操作を行うための複数の操作スイッチ、撮像を行うためのシャッタースイッチなどが設けられている。
蓋体側筐体14Aが本体側筐体12Aに臨む内面には、文字や画像を表示するためのディスプレイの表示面が設けられている。
また、蓋体側筐体14Aには撮像装置が組み込まれている。
撮像装置は、対物レンズ18を含む撮影光学系と、前記撮影光学系によって導かれた被写体像を撮像して撮像信号を生成する撮像素子などで構成されている。
前記撮像信号は所定の信号処理回路によって処理されることで画像データに変換され、前記ディスプレイの表示面に表示され、また、携帯電話機10のメモリに記録される。また、携帯電話機10のメモリ(内部メモリあるいは装脱可能なメモリカード)に記録されている画像データは前記信号処理回路を介して読み出され前記ディスプレイの表示面に表示される。
対物レンズ18は、蓋体側筐体14Aが本体側筐体12Aと反対側に臨む外面(表面)1402に設けられている。
3D撮影用アダプタ30は、カバー片32と、カバー片32に設けられた第1反射ミラー34と第2反射ミラー36とを含んで構成されている。
カバー片32は、対物レンズ18に対応する大きさの矩形の孔3201が形成され3D撮影用アダプタ30の使用時に蓋体側筐体14Aの外面1402に対面される細長板状の第1片体3202と、第1片体3202の長手方向の端部に孔3201と対向するように設けられた第2片体3204と、第1片体3202および第2片体3204の両側をそれぞれ接続する一対の第3片体3206とを備えている。
第1反射ミラー34は、第2片体3204が孔3201に臨む面に取着され、第2反射ミラー36は、第1片体3202が第2片体3204に臨む面に取着され、第2反射ミラー36で捉えた被写体像を第1反射ミラー34で反射させて孔3201に向けて導くように構成されている。
3D撮影用アダプタ30は、携帯電話機10によって撮像される1つの画面の中に互いに視差のある一対の立体画像(被写体像)を取り込むためのものであり、従来公知の技術であり、例えば特開平11−46373号公報に開示されている。
簡単に説明すると、3D撮影用アダプタ30によって取り込まれる一対の立体画像のうち、一方の立体画像は、第1反射ミラー34および第2反射ミラー36の間に形成される隙間から第1反射ミラー34および第2反射ミラー36に反射されることなく孔3201に向けて導かれる。
また、3D撮影用アダプタ30によって取り込まれる一対の立体画像のうち、他方の立体画像は、上述したように第2ミラー36と第1ミラー34によって反射され孔3201に向けて導かれる。このように2つのミラー34、36を経ることで他方の立体画像は前記一方の立体画像に対して視差を生じることになる。
そして、このような視差を有する一対の立体画像を携帯電話機10の撮像装置に導くことで3D画像を得るようにしている。
第1片体3202が第2片体3204に臨む面とは反対側の面で孔3201の周囲には、凹部3210が均一の深さで形成されている。
この凹部3210には、環板状のマグネット38が取着され、マグネット38には孔3201に合致する矩形の孔3802が形成されている。
また、マグネット38の表面には位置決め用突起3850が2つ突出形成されている。
アダプタ取着用の取り付け具20は、基板22と、粘着テープ24と、アダプタ用取り付け部26とを備えている。
基板22は、環板状に形成され、その内径が対物レンズ18の外径よりも大きい中心孔2202を有している。
基板22は、例えば、磁石によって吸着される鉄などの磁性体により形成されている。
粘着テープ24は、基板22の厚さ方向の両面のうちの一方の面2204に設けられ、粘着テープ24には、不図示の剥離紙が剥離可能に取着されている。
アダプタ用取り付け部26は、本実施例では、基板22の両面のうちの他方の面2206に設けられ、他方の面2206の全域に形成された平坦面で構成されている。
他方の面2206には、位置決め用突起3850が係合可能な2つの位置決め用凹部2250が設けられている。なお、これら位置決め用突起3850や位置決め用凹部2250は、アダプタ用取り付け部26に対する3D撮影用アダプタ30の向きや姿勢を決定し、安定させるものであり、凸部と凹部を逆にしてもよく、従来公知の様々な位置決め構造が採用可能である。
次に、アダプタ取着用の取り付け具20を用いた3D撮影用アダプタ30の使用方法について説明する。
まず、アダプタ取着用の取り付け具20を撮像装置付き携帯電話機10に取着する。
すなわち、剥離紙を剥がし、対物レンズ18に中心孔2202を臨ませ、中心孔2202の内側に中心孔2202と同軸上に対物レンズ18が位置するように位置や向きを合わせ、粘着テープ24を対物レンズ18の周囲の蓋体側筐体14Aの外面1402に取着する。
これにより、アダプタ取着用の取り付け具20が蓋体側筐体14Aの外面1402に取り付けられる。
次に、孔3201および孔3802の中心を中心孔2202の中心に合致させ、第1片体3202を蓋体側筐体14Aの外面1402に対面させ、マグネット38の厚さ方向の一方の面を基板22の他方の面2206に接触させる。
これにより、磁力によって基板22とマグネット38とが吸着され、3D撮影用アダプタ30がアダプタ取着用の取り付け具20を介して撮像装置付き携帯電話機10に取り付けられる。
本実施例では、位置決め用突起3850が位置決め用凹部2250に係合し、アダプタ用取り付け部26に対する3D撮影用アダプタ30の向きや姿勢が簡単に決定され、安定して保持される。
したがって、アダプタ取着用の取り付け具20によれば、撮像装置付き携帯電話機10において3D撮影用アダプタ30を使用することができ、3D撮影が可能となる。
なお、3D撮影時の映像は、ディスプレイが3D用に形成された従来公知の3D用ディスプレイであれば、このディスプレイによっても無論見ることができる。
次に、実施例2について説明する。
図3は実施例2における携帯電話機10、アダプタ取着用の取り付け具40、3D撮影用アダプタ30の斜視図である。
携帯電話機10の構成は実施例1と同様であるため、その説明を省略する。
3D撮影用アダプタ30の構成は、第1片体3202が第2片体3204に臨む面とは反対側の面の部分の形状が異なるのみで、他の部分の構成は実施例1と同様である。
実施例2では、第1片体3202が第2片体3204に臨む面とは反対側の面で矩形の孔3201の周囲は、平坦面3220として形成されている。
そして、孔3201の両側の平坦面3220箇所に一対の外向きの係止片3222が互いに平行して延在するように設けられている。
一対の係止片3222は、第1片体3202と一体に形成されている。
アダプタ取着用の取り付け具40は、基板42と、粘着テープ44と、アダプタ用取り付け部46とを備えている。
基板42は矩形板状に形成され、その中央部に、内径が対物レンズ18の外径よりも大きい中心孔4202を有している。
基板42は、例えば、合成樹脂製あるいは金属製である。
粘着テープ44は、基板42の厚さ方向の両面のうちの一方の面4204に設けられ、粘着テープ44には、不図示の剥離紙が剥離可能に取着されている。
アダプタ用取り付け部46は、本実施例では、基板42の両面のうちの他方の面4206に設けられ、基板42の両側部分を他方の面4206の前方に屈曲させ一対の外向きの係止片3222に係止可能な一対の内向きの係止片4210で構成されている。
一対の内向きの係止片4210は、互いに平行して延在し、それら一対の内向きの係止片4210の延在方向の一方の端部は開放端4212として形成され、他方の端部は閉塞部4214として形成されている。
次に、実施例2のアダプタ取着用の取り付け具40を用いた3D撮影用アダプタ30の使用方法について説明する。
まず、アダプタ取着用の取り付け具40を撮像装置付き携帯電話機10に取着する。
すなわち、剥離紙を剥がし、対物レンズ18に中心孔4202を臨ませ、中心孔4202の内側に中心孔4202と同軸上に対物レンズ18が位置するように位置を合わせ、粘着テープ44を対物レンズ18の周囲の蓋体側筐体14Aの外面1402に取着する。
これにより、アダプタ取着用の取り付け具40が蓋体側筐体14Aの外面1402に取り付けられる。
次に、一対の外向きの係止片3222を開放端4212に合致させ、第1片体3202を蓋体側筐体14Aの外面1402に対面させた状態で、一対の外向きの係止片3222を開放端4212から一対の内向きの係止片4210の閉塞端4214に向けて挿入する。
一対の外向きの係止片3222の端部が一対の内向きの係止片4210の閉塞端4214に当接することで、3D撮影用アダプタ30の撮像装置付き携帯電話機10への取り付けが終了し、この状態で孔3201の中心と中心孔4202の中心とが合致する。
したがって、アダプタ取着用の取り付け具40によれば、実施例1と同様に、撮像装置付き携帯電話機10において3D撮影用アダプタ30を使用することができ、3D撮影が可能となる。
次に、実施例3について説明する。
図4は実施例3における携帯電話機10、アダプタ取着用の取り付け具50、3D撮影用アダプタ30の斜視図、図5は携帯電話機10に取り付け具50を介して3D撮影用アダプタ30が取着された状態を示す断面図である。
携帯電話機10の構成は実施例1と同様であるため、その説明を省略する。
図4に示すように、3D撮影用アダプタ30の構成は、第1片体3202が第2片体3204に臨む面とは反対側の面の部分の形状が異なるのみで、他の部分の構成は実施例1と同様である。
実施例3では、実施例2と同様に、第1片体3202が第2片体3204に臨む面とは反対側の面で矩形の孔3201の周囲は平坦面3220として形成されている。
そして、孔3201の周囲の平坦面3220箇所から筒部3230が突出形成されている。
筒部3230の先端の対向する箇所には、図4、図5に示すように、一対の係止爪3232が筒部3230と一体に設けられている。
一対の係止爪3232は、例えば、それぞれ弾性変形部を介して筒部3230に連結されるとともに、各弾性変形部には筒部3230の半径方向外方にそれぞれ摘み3234が突出形成されている。
そして、一対の摘み3234を指により挟み込むと、一対の係止爪3232が筒部3230の半径方向内方に変位し、指を離すと、一対の係止爪3232が筒部3230の半径方向外方に変位し元の位置に復帰するように形成されている。
アダプタ取着用の取り付け具50は、基板52と、粘着テープ54と、アダプタ用取り付け部56とを備えている。
基板52は環板状に形成され、その中央部に、内径が対物レンズ18の外径よりも大きい中心孔5202を有している。
基板52は、例えば、合成樹脂製あるいは金属製である。
粘着テープ54は、基板52の厚さ方向の両面のうちの一方の面5204に設けられ、粘着テープ54には、不図示の剥離紙が剥離可能に取着されている。
アダプタ用取り付け部56は、本実施例では、基板52の両面のうちの他方の面5206の外周から突出する筒部5610と、筒部5610の先端の互いに対向する箇所に筒部5610の半径方向内方に突出する係止壁5612とで構成されている。
筒部5610の内周面は、筒部5610の外周面よりも大きな寸法で形成され、筒部5610の内側に筒部3230が挿入されるように形成されている。
次に、実施例3のアダプタ取着用の取り付け具50を用いた3D撮影用アダプタ30の使用方法について説明する。
まず、アダプタ取着用の取り付け具50を撮像装置付き携帯電話機10に取着する。
すなわち、剥離紙を剥がし、対物レンズ18に中心孔5202を臨ませ、中心孔5202の内側に中心孔5202と同軸上に対物レンズ18が位置するように位置を合わせ、粘着テープ54を対物レンズ18の周囲の蓋体側筐体14Aの外面1402に取着する。
これにより、アダプタ取着用の取り付け具50が蓋体側筐体14Aの外面1402に取り付けられる。
次に、3D撮影用アダプタ30の筒部3230をアダプタ取着用の取り付け具50に臨ませ、一対の摘み3234を指により挟み込み筒部3230をアダプタ取着用の取り付け具50の筒部5610の内側に挿入する。
そして、一対の摘み3234から指を離す。
これにより、一対の係止爪3232が元の位置に復帰し、一対の係止爪3232が筒部3230の半径方向外方に変位し、係止壁5610内面で筒部5610の内周に係止する。
これにより、3D撮影用アダプタ30の撮像装置付き携帯電話機10への取り付けが終了し、この状態で孔3201と中心孔5202とが合致する。
したがって、アダプタ取着用の取り付け具40によれば、実施例1と同様に、撮像装置付き携帯電話機10において3D撮影用アダプタ30を使用することができ、3D撮影が可能となる。
次に、実施例4について説明する。
図6は実施例4における携帯電話機10、アダプタ取着用の取り付け具60、3D撮影用アダプタ30の斜視図、図7は携帯電話機10に取り付け具50を介して3D撮影用アダプタ30が取着された状態を示す斜視図である。
携帯電話機10の構成は実施例1と同様であるが、より詳細に説明すると、図6に示すように、ヒンジ16と、蓋体側筐体14Aの基部との間に、携帯電話機10の幅方向に延在する一対の隙間Sが介在している。
3D撮影用アダプタ30の構成は、第1片体3202が第2片体3204に臨む面とは反対側の面の部分の形状が異なるのみで、他の部分の構成は実施例1と同様である。
実施例4では、第1片体3202が第2片体3204に臨む面とは反対側の面は平坦面で形成され、その平坦面に実施例1乃至3と同様の矩形の孔(不図示)が形成されている。
また、実施例4では、第1片体3202の端部と第2片体3204の端部とを接続する端面3240にねじ孔3242が2つ形成されている。
アダプタ取着用の取り付け具60は基板62を有している。
基板62は金属または剛性樹脂製である。
基板62は、ヒンジ16と蓋体側筐体14Aの基部との間の隙間Sに係止可能な一対の係止爪6202と、前記一対の係止爪6202を接続し2つのねじ挿通孔6204が形成された取り付け部6206とを備えている。
一対の係止爪6202は、その長さ方向の中間部において屈曲されている。
次に、実施例4のアダプタ取着用の取り付け具60を用いた3D撮影用アダプタ30の使用方法について説明する。
まず、アダプタ取着用の取り付け具60を3D撮影用アダプタ30に取り付ける。
すなわち、アダプタ取着用の取り付け具60の取り付け部6206を、3D撮影用アダプタ30の端面3240に合わせ、2本のねじ64をそれぞれねじ挿通孔6204に挿通させ、ねじ孔3242に螺合する。
これにより、図7に示すように、アダプタ取着用の取り付け具60が3D撮影用アダプタ30に取り付けられ、アダプタ取着用の取り付け具60が3D撮影用アダプタ30に一体化される。
次に、アダプタ取着用の取り付け具60の一対の係止爪6202を、ヒンジ16と蓋体側筐体14Aの基部との間の隙間Sに係止させる。
これにより、3D撮影用アダプタ30の撮像装置付き携帯電話機10への取り付けが終了し、この状態で対物レンズ18の中心と不図示の矩形孔の中心とが合致する。
したがって、アダプタ取着用の取り付け具60によれば、実施例1と同様に、撮像装置付き携帯電話機10において3D撮影用アダプタ30を使用することができ、3D撮影が可能となる。
なお、本実施例では、3D撮影用アダプタ30の使用時、すなわち、撮像装置の使用時に本体12に対して蓋体14を開いて使用するが、この場合、本体12に対して蓋体14を開くと、本体側筐体12Aの基部12Bと蓋体側筐体14Aの基部とによりアダプタ取着用の取り付け具60が挟持されるように構成されており、3D撮影用アダプタ30がより安定して保持される。
なお、実施例では、アダプタが3D撮影用アダプタ30である場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、アダプタとしては、様々なフィルタ、テレ(ワイド)コンバージョンレンズ、あるいは、光学的な特殊効果を与えるアダプタなどデジタルスチルカメラなどに使用される従来公知の様々なアダプタを用いることができることは無論のことであり、用いられるアダプタの用途に応じて対物レンズ18に対するアダプタの姿勢が適宜決定される。
また、実施例では、アダプタ取着用の取り付け具が取着される電子機器が撮像装置付きの携帯電話機である場合について説明したが、本発明の取り付け具が取着される電子機器は、例えば、撮像装置付きのPDA(Personal Digital Assistant)や撮像装置付きのノート型パーソナルコンピュータなど撮像装置が組み込まれた電子機器であればよいことは無論である。
また、アダプタ用取り付け部の構成は、実施例の構成に限定されず、従来公知の様々な結合構造、脱着構造が採用可能である。
また、本発明では、折り畳み型カメラ付き携帯電話機に、アダプタ取着用の取り付け具を貼り付けるように構成した場合について説明したが、携帯電話機の筐体に最初からこのようなアダプタ取着用の取り付け具(基板および取り付け部)と同様な構造を設けるようにしてもよいことは無論のことである。
また、本発明をレンズに対しアダプタを仮装着して、その後、折り畳み状態から開いた状態にすると、しっかりと固定されるように構成してもよい。この場合も、アダプタ取着用の取り付け具を貼り付けるように構成した場合と、携帯電話機の筐体に最初からこのようなアダプタ取着用の取り付け具(基板および取り付け部)と同様な構造を設けるようにした場合の双方を含む。すなわち、レンズ近傍の係合部または嵌合部(あるいは取り付け部)により、レンズの光軸に対してアダプタを位置合わせし、携帯電話機のヒンジ部に取り付け部の係合部あるいはアダプタの係合部を差し込み、携帯電話機を開いた状態にしたときの付勢力(あるいは開いた状態とする保持力)によりアダプタを固定するようにしたアダプタ取り付け構造としてもよい。
実施例1における携帯電話機10、アダプタ取着用の取り付け具20、3D撮影用アダプタ30の斜視図である。 携帯電話機10に取り付け具20を介して3D撮影用アダプタ30が取着された状態を示す斜視図である。 実施例2における携帯電話機10、アダプタ取着用の取り付け具40、3D撮影用アダプタ30の斜視図である。 実施例3における携帯電話機10、アダプタ取着用の取り付け具50、3D撮影用アダプタ30の斜視図である。 携帯電話機10に取り付け具50を介して3D撮影用アダプタ30が取着された状態を示す断面図である。 実施例4における携帯電話機10、アダプタ取着用の取り付け具60、3D撮影用アダプタ30の斜視図である。 携帯電話機10に取り付け具50を介して3D撮影用アダプタ30が取着された状態を示す斜視図である。
符号の説明
18……対物レンズ、14A……蓋体側筐体、1402……外面、30……3D撮影用アダプタ、20、40、50……電子機器のアダプタ取着用の取り付け具、2202、4202、5202……中心孔、22、42、52……基板、24、44、54……粘着テープ。

Claims (6)

  1. 撮像装置が組み込まれ該撮像装置の撮影光学系を構成する対物レンズが筐体の表面に設けられた電子機器のアダプタ取着用の取り付け具であって、
    前記取り付け具は、内径が前記対物レンズの外径よりも大きい中心孔を有する基板と、前記基板の厚さ方向の両面のうちの一方の面に設けられた粘着テープと、前記基板の両面のうちの他方の面に設けられた前記アダプタ用取り付け部とを備える、
    ことを特徴とする電子機器のアダプタ取着用の取り付け具。
  2. 前記基板は磁性体により環板状に形成され、前記アダプタ用取り付け部は、前記他方の面の全域に形成された平坦面で構成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器のアダプタ取着用の取り付け具。
  3. 前記アダプタ用取り付け部は、前記基板の両側からそれぞれ屈曲された一対の係止片により形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器のアダプタ取着用の取り付け具。
  4. 前記アダプタ用取り付け部は、前記基板の両面のうちの他方の面の外周から突出する筒部と、前記筒部の先端の互いに対向する箇所に前記筒部の半径方向内方に突出する係止壁とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器のアダプタ取着用の取り付け具。
  5. 前記電子機器は携帯電話機であることを特徴とする請求項1記載の電子機器のアダプタ取着用の取り付け具。
  6. 本体と、蓋体とがヒンジを介して開閉可能に連結され、前記蓋体または本体の外面に撮影光学系を構成する対物レンズが設けられた撮像装置付き携帯電話機のアダプタ取着用の取り付け具であって、
    前記取り付け具は基板を有し、
    前記基板は、前記ヒンジと蓋体との間の隙間に係止可能な係止爪と、前記アダプタが取着されるアダプタ用取り付け部とを有する、
    ことを特徴とする撮像装置付き携帯電話機のアダプタ取着用の取り付け具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014021092A1 (ja) * 2012-08-02 2014-02-06 コニカミノルタ株式会社 光学素子ユニット及び撮像装置
JP2016505872A (ja) * 2012-12-21 2016-02-25 インテル・コーポレーション 電子デバイスの補助カメラレンズアタッチメントおよびライトパイプ
JP2016541008A (ja) * 2013-10-16 2016-12-28 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 少なくとも1つの非ステレオカメラのステレオカメラへの変換
JP2018101107A (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 大日本印刷株式会社 観察具

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