JP3846716B2 - カメラ付携帯通信端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ機能付きの携帯通信端末に関し、詳細には、レンズ部のみを交換可能にして光学特性の異なる画像をユーザが簡単に撮影することのできるカメラ付携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話などの携帯通信端末においては、端末にカメラ機能を内蔵させ、そのカメラ機能で撮影した静止画や動画を、携帯通信端末の通信機能を用いて相手先に送信する技術が実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−320463号公報(第2〜3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ユーザーの要望などによって、携帯通信端末の小型化及び薄型化が積極的に行われている。その一方で、上述したようなカメラ機能を内蔵させるなどの多機能化の要望もある。携帯通信端末へのカメラ機能の内蔵に際しては、小型化及び薄型化された端末本体内に通信機能と併せて内蔵させることになるので、非常に限られたスペースでカメラ機能部を搭載させなくてはならない。
【0005】
このため、広角・望遠等を実現するための機械的なズーム機構などを搭載することは非常に困難で、単一の光学特性に固定されたレンズを有しているものしかなかった。特に、携帯電話などでは、端末の厚さには実質的に制限があるので、焦点距離を変化させるズーム機構などの搭載は不可能と思われていた。
【0006】
なお、携帯通信端末の薄型化を実現するために、電子ズームなどを用いることも考えられるが、電子ズームでは何らかの補正を行っているため、光学ズームに比べて画質が劣る。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、レンズ部を交換可能にして光学特性の異なる画像をユーザが簡単に撮影することのできるカメラ付携帯通信端末を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のカメラ付携帯端末は、カメラ機能部を筐体本体に設けており、カメラ機能部のうち少なくともレンズ部を交換可能にするレンズ交換機構を備え、レンズ交換機構は、レンズ部を保持するレンズユニットと、筐体本体の側面に設けられたスリットから挿入されるレンズユニットを着脱自在に収納可能で且つ、レンズユニットを収納した際に当該レンズユニットのレンズ部を筐体本体の外方へ露出させるための孔部を有するレンズ収納保持部とからなり、孔部の奥側の筐体本体内部にはイメージセンサを備えてなる。
【0009】
本発明の携帯通信端末によれば、例えば各種レンズの中から撮影の目的に応じた適切なレンズを選択し、その選択したレンズを筐体本体に取り付けられているレンズと交換することによって、カメラ機能部の光学特性を容易に切り替えることが可能となり、光学特性の異なる画像の撮影を簡単に行うことができる。
【0010】
また、本発明のカメラ付携帯通信端末は、レンズ部を保持するレンズユニットを筐体本体に対して抜き差し自在にするレンズ交換機構を備えている。
【0011】
本発明のカメラ付携帯通信端末によれば、レンズユニットを筐体本体に対して抜き差しするだけの簡単なワンタッチ操作でレンズユニットを交換することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】
「第1の実施の形態」
まず、第1の実施の形態における携帯通信端末を図1(a)及び図1(b)に示す。本実施の形態のカメラ付携帯通信端末は携帯電話1である。この携帯電話1には、筐体本体2の背面側(画像表示側とは反対側)に脱着可能なレンズ部3Aを保持するレンズユニット4Aが取り付けられる。レンズ部3Aは、レンズユニット4Aごと交換が可能となっている。
【0014】
レンズ部3Aを交換可能とするレンズ交換機構は、一端にレンズ部3Aを保持させた円筒体のレンズ保持部材であるレンズユニット4Aと、このレンズユニット4Aの外周面に形成された第1ネジ部(雄ねじ)であるネジ部10と、このネジ部10と螺合して前記レンズユニット4Aを前記筐体本体2に対して脱着自在とする、前記筐体本体2に形成された第2ネジ部(雌ねじ)であるネジ部11とからなる。筐体本体2に形成されたネジ部11は、前記筐体本体2に形成されたレンズユニット装着部5の内周面に形成されている。
【0015】
レンズユニット装着部5の内部には、円筒状の鏡筒部6が形成されている。そして、この鏡筒部6の奥側には、カメラ機能部7が内蔵されている。鏡筒部6の先端には、内部への埃などの侵入を防止する透明なカバーガラス8(合成樹脂製である場合もある)が取り付けられている。一方、鏡筒部6の基端側、すなわち、筐体本体2の内部側には、例えばCCDやCMOSなどのイメージセンサ9が設けられている。
【0016】
レンズユニット4Aは、例えば標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズ、特殊レンズなどの如き異なる焦点距離のレンズや異なるレンズ色などに応じたレンズ部3Aを有した複数種類が用意される。そして、ユーザが所望の光学特性を得たいときには、これら各種レンズのうちから所望のレンズ部3Aを保持するレンズユニット4Aを選択し、その選択したレンズユニット4Aを、前記したネジ部10,11同士の螺合によって筐体本体2に取り付ける。このようにすることによって、簡単にレンズ部3Aのみを交換することができ、1台の携帯電話1で様々な光学特性を容易に実現することが可能となる。
【0017】
なお、本実施の形態のレンズ交換機構は、主として締結手段の一つとしてネジ部10,11によって形成されているため、レンズユニット4Aのねじ込み量を調節することにより、僅かではあるがレンズ部3Aとイメージセンサ9との間の距離を調節して、ズーム範囲を確保することも可能となる。また、レンズ交換機構がネジなので、ズームの微妙な調整を行いやすい。
【0018】
また、使用していないレンズユニット4Aを紛失しないように取り付けておくために、上述したレンズユニット装着部5と類似の外形を有するホルダー部を、筐体本体2の他の部分に設けることができる。このようにすれば、このホルダー部に非使用時のレンズユニット4Aを収納させておくことができる。
【0019】
「第2の実施の形態」
次に、第2の実施の形態のカメラ付携帯通信端末を図2(a)及び図2(b)に示す。本実施の形態のカメラ付携帯通信端末も携帯電話1である。なお、上述した第1の実施の形態と同一又は同等の構成部分には同一の符号を付すこととする。この携帯電話1は、その筐体本体2の背面側に脱着可能なレンズ部3Bが取り付けられる。レンズ部3Bを交換可能とするレンズ交換機構は、レンズ部3Bを保持するレンズ保持部材であるレンズユニット4Bと、このレンズユニット4Bを脱着自在とする、前記筐体本体2に形成されたレンズ収納保持部12とからなる。レンズ収納保持部12は、前記筐体本体2の側方から当該筐体本体2の背面に対してほぼ平行に形成された内部空間であり、その空間部に通じるように前記筐体本体2の側面にレンズユニット4Bを出し入れさせるためのスリット13を有している。
【0020】
前記レンズ収納保持部12には、このレンズ収納保持部12に収容したレンズ部3Bを筐体本体2の外方へ露出させるための孔部14が形成されている。そして、孔部14の奥側には、前記レンズ収納保持部12内にレンズ3Bが収納されていないときに、筐体本体2内部への埃などの侵入を防止する透明なカバーガラス8(合成樹脂製である場合もある)が取り付けられている。なお、カバーガラス8が孔部14に嵌め込まれていても良い。孔部14のさらに奥側の筐体本体2内部には、例えばCCDやCMOSなどのイメージセンサ9を有するカメラ機能部7が内蔵されている。
【0021】
本実施の形態のレンズ部3Bは、薄型の板状をなすレンズユニット4Bに取り付けられており、このレンズユニット4Bごと交換可能となっている。このレンズユニット4Bの外縁の一辺上には、レンズ収納保持部12への脱着を行いやすくするためのつまみ15が形成されている。また、このつまみ15が形成されている辺に隣り合う二つの辺には、係合凹部16が形成されている。レンズ収納保持部12の内部には、相対向するように前記係合凹部16と係合する係合突起17が形成されている。レンズユニット4Bがレンズ収納保持部12内に挿入されると、前記係合突起17と係合凹部16とが係合し合って、前記レンズ収納保持部12からのレンズユニット4Bの脱落が防止される。
【0022】
同様に、ここで使用されるレンズユニット4Bは、例えば標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズ、特殊レンズなどの異なる焦点距離や異なる色などに応じたレンズ部3Bを有した複数種類が用意される。そして、ユーザが所望の光学特性を得たいときには、これら各種レンズのうちから所望のレンズ部3Bを有するレンズユニット4Bを選択し、その選択したレンズユニット4Bを、前記したレンズ収納保持部12に挿入して前記筐体本体2に取り付ける。このようにすることによって、簡単にレンズ部3Bのみを交換することができ、1台の携帯電話1で様々な光学特性を容易に実現することが可能となる。
【0023】
また、使用していないレンズ部3Bを紛失しないように取り付けておくために、上述したレンズ収納保持部12と類似の構造を有するホルダー部を、筐体本体2の他の部分に設けても良い。このようにすれば、非使用時のレンズ部3Bを収納保管させておくことができる。
【0024】
「第3の実施の形態」
次に、第3の実施の形態のカメラ付携帯通信端末を図3(a)及び図3(b)に示す。本実施の形態のカメラ付携帯通信端末も携帯電話1である。なお、上述した第1の実施の形態と同一又は同等の構成部分には同一の符号を付すこととする。この携帯電話1は、筐体本体2の背面側の一方の側縁部に、直線状にスライド可能なレンズ保持部材4Cを内蔵している。このレンズ保持部材4Cには、複数種類のレンズ部3Cが所定間隔を置いて直線上に嵌め込まれている。これら複数のレンズ部3Cは、前記レンズ保持部材4Cを、前記筐体本体2に対してスライド操作することによって交換が可能となっている。
【0025】
レンズ部3Cを交換可能とするレンズ交換機構は、長尺状のスライドバーからなるレンズ保持部材4Cと、このレンズ保持部材4Cをスライド自在とするスライド機構部とからなる。スライド機構部は、筐体本体2内に形成されたスライド空間部18を有し、そのスライド空間部18内に前記したレンズ保持部材4Cを収納させてスライド自在とする。
【0026】
レンズ保持部材4Cが収納された部分には、一つのレンズ部3Cを筐体本体2の外方へ露出させるための切欠部19が形成されている。この切欠部19は、レンズ部3Cの大きさに合わせた円形孔であってもよい。切欠部19の奥側には、透明なカバーガラス8(合成樹脂製である場合もある)が取り付けられている。カバーガラス8のさらに奥側の筐体本体2内部には、例えばCCDやCMOSなどのイメージセンサ9を有するカメラ機能部7が内蔵されている。
【0027】
レンズ保持部材4Cには、当該レンズ保持部材4Cのスライド操作を行いやすくするためのつまみ20が形成されている。また、このつまみ20とは反対側の辺には、各レンズ部3Cの位置にそれぞれ係合凹部21が形成されている。そして、筐体本体2のカバーレンズ8の近傍には、前記係合凹部21と係合する係合突起22が形成されている。各レンズ部3Cと切欠部19との位置を合わせると、前記係合突起22と係合凹部21とが係合し合って、位置合わせされたレンズ部3Cの位置が固定される。
【0028】
前記レンズ部3Cは、例えば標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズ、特殊レンズなどの異なる焦点距離や異なる色などに応じた複数種類が用意される。そして、ユーザが所望の光学特性を得たいときには、前記レンズ保持部材4Cをスライドさせて、使用すべきレンズ部3Cを前記イメージセンサ9と対応する位置に合わせる。このようにすることによって、様々な光学特性を容易に実現することが可能となる。また、カメラを使用していない時には、レンズ部3Cが傷付くのを防止し、かつ、内部のカメラ機能部7を保護するため、レンズ保持部材4Cに、保護カバー部23としてレンズが嵌め込まれていない部分を形成させても良い。また、レンズ保持部材4Cは、筐体本体2の背面側ではなく、筐体本体2の側面側に配置しても良い。
【0029】
「第4の実施の形態」
次に、第4の実施の形態のカメラ付携帯通信端末を図4(a)及び図4(b)に示す。本実施の形態のカメラ付携帯通信端末も携帯電話1である。なお、上述した第1の実施の形態と同一又は同等の構成部分には同一の符号を付すこととする。この携帯電話1は、筐体本体2の背面側に、円板状の回転可能なレンズ保持部材4Dを内蔵している。そして、このレンズ保持部材4Dには、複数種類のレンズ部3Dが所定間隔を置いて円環状に嵌め込まれている。これら複数のレンズ部3Dは、前記レンズ保持部材4Dを、前記筐体本体2に対して回転操作することによって交換が可能となっている。
【0030】
レンズ部3Dを交換可能とするレンズ交換機構は、円盤形状のレンズ保持部材4Dと、このレンズ保持部材4Dを筐体本体2に対して回転自在とする回転機構部とからなる。回転機構部は、筐体本体2に形成されたレンズ保持部材4Dを収納させる回転空間部24を有し、その回転空間部24内に設けられた軸部25に前記レンズ保持部材4Dを回転自在に取り付けることによって、前記レンズ保持部材4Dを前記筐体本体2に対して回転自在とする。
【0031】
レンズ保持部材4Dが収納された部分には、一つのレンズ部3Dを筐体本体2の外方へ露出させるための切欠部26が形成されている。この切欠部26は、レンズ部3Dの大きさに合わせた円形孔であってもよい。切欠部26の奥側には、透明なカバーガラス8(合成樹脂製である場合もある)が取り付けられている。カバーガラス8のさらに奥側の筐体本体2内部には、例えばCCDやCMOSなどのイメージセンサ9を有するカメラ機能部7が内蔵されている。
【0032】
レンズ保持部材4Dの外縁周部は、わずかに筐体本体2よりも外方に突出されている。レンズ保持部材4Dの外周側面には、細かな凹凸が形成されており、レンズ保持部材4Dを回転させやすくなっている。また、レンズ保持部材4Dの外周側面上の各レンズ部3D部分には、筐体本体2に形成された係合突起27と係合する係合凹部28がそれぞれ形成されている。各レンズ部3Dと切欠部26との位置を合わせると、係合突起27と係合凹部28とが係合し合って、位置合わせされたレンズ部3Dの位置が固定される。
【0033】
レンズ部3Dは、例えば標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズ、特殊レンズなどの如き異なる焦点距離や異なる色などに応じて複数種類が用意される。そして、ユーザが所望の光学特性を得たいときには、前記レンズ保持部材4Dを回転させて、使用すべきレンズ部3Dを前記イメージセンサ9と対応する位置に合わせる。このようにすることによって、様々な光学特性を容易に実現することが可能となる。また、カメラを使用していない時には、レンズ部3Dが傷つくのを防止し、かつ、内部のカメラ機能部7を保護するため、レンズ保持部材4Dに、保護カバー部29としてレンズが嵌め込まれていない部分を形成しても良い。
【0034】
「第5の実施の形態」
次に、第5の実施の形態のカメラ付携帯通信端末を図5に示す。本実施の形態のカメラ付携帯通信端末も携帯電話1である。なお、上述した第1の実施の形態と同一又は同等の構成部分には同一の符号を付すこととする。この携帯電話1は、筐体本体2に装着される取り外し可能な装飾パネル30を有している。そして、この装飾パネル30には、レンズ部3Eが嵌め込まれている。レンズ部3Eは、装飾パネル30を筐体本体2に対して付け替えることで交換が可能となっている。
【0035】
レンズ部3Eを交換可能とするレンズ交換機構は、レンズ部3Eが取り付けられた装飾パネル30と、この装飾パネル30を筐体本体2に対して取り外し可能に装着させる脱着機構とからなる。脱着機構は、装飾パネル30に形成された複数の爪部31と、この爪部31と係合する筐体本体2に形成された溝部32とからなる。この脱着機構は、前記爪部31を前記溝部32に係合させることによって、前記装飾パネル30を前記筐体本体2に対して取り外し可能に装着させる。
【0036】
装飾パネル30を筐体本体2に取り付けたときに、レンズ部3Eの奥側に位置する部分には、透明なカバーガラス8(合成樹脂製である場合もある)が取り付けられている。カバーガラス8のさらに奥側の筐体本体2内部には、イメージセンサを有するカメラ機能部7が内蔵されている。本実施の形態のイメージセンサもCCDである。
【0037】
レンズ部3Eが嵌め込まれた装飾パネル30は、例えば標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズ、特殊レンズなどの異なる焦点距離や異なる色などに応じたレンズ部3Eを有した複数種類が用意される。そして、ユーザが所望の光学特性を得たいときには、これら各種レンズのうちから所望のレンズ部3Eを有する装飾パネル30を筐体本体2に取り付ける。このようにすることによって、1台の携帯電話1で様々な光学特性を容易に実現することが可能となる。また、筐体本体2に装飾パネル30を一体化させることによって、携帯電話1の外観をファッション感覚で着替えるように取り替える機能と同時に、レンズ部3Eの交換機能をも提供することができる。また、装飾パネル30の柄などによって、各レンズ部3Eの機能(広角か望遠かなど)を容易に判別できる。
【0038】
「第6の実施の形態」
次に、第6の実施の形態のカメラ付携帯通信端末を図6に示す。本実施の形態のカメラ付携帯通信端末も携帯電話1である。なお、上述した第1の実施の形態と同一又は同等の構成部分には同一の符号を付すこととする。この携帯電話1には、筐体本体2の背面側に脱着可能なレンズユニット4Eが取り付けられる。レンズユニット4Eは、筐体本体2の背面に形成されたレンズ取付孔部33に押し込み操作されることによってワンタッチで装着される。
【0039】
このレンズ交換機構は、図6に示すように、筐体本体2に形成された孔部であるレンズ取付孔部33と、このレンズ取付孔部33に抜き差し自在に装着されるレンズユニット4Eとからなる。レンズ取付孔部33は、図6及び図7に示すように、例えば筐体本体2の背面に円形孔として形成されている。そして、このレンズ取付孔部33の奥部には、カメラ機能部を構成するカメラモジュール34が筐体本体2内に内蔵されている。カメラモジュール34は、各種電子回路などを有したプリント配線板35上に固定されている。
【0040】
なお、筐体本体2内であって前記レンズ取付孔部33の開口内周縁部には、このレンズ取付孔部33から前記筐体本体2内へと入り込む塵埃などをシャットアウトするための保護レンズ36が設けられている。
【0041】
レンズユニット4Eは、図8及び図9に示すように、レンズ部3Fを保持するレンズ保持部37と、レンズ取付孔部33に挿入される挿入部38と、挿入部38の先端に形成された抜け止め部39と、この抜け止め部39の先端から当該挿入部38にかけて形成されたスリット40とからなる。
【0042】
レンズ保持部37は、レンズ部3Fを保持する部分に相当し、当該レンズ部3Fを内部に収納保持するに足る大きさの一端が開放された円筒体として形成されている。挿入部38は、レンズ取付孔部33よりも若干大きな直径を有した円筒体として形成され、前記レンズ保持部37と一体化されている。
【0043】
抜け止め部39は、抜け止め部39及び挿入部38をレンズ取付孔部33に押し込んだときに、当該レンズ取付孔部33からレンズユニット4Eが抜け出ないように防止するための抜け止め部材として機能する。この抜け止め部39は、例えば前記挿入部38の先端に円環状をなすフランジとして形成される。そして、この抜け止め部39には、レンズユニット4Eを別の種類のレンズユニット4E(例えば広角レンズを備えたレンズユニット4E)と取り替えるときに、当該レンズユニット4Eを容易にレンズ取付孔部33から取り外せるようにするためのテーパ部41が形成されている。
【0044】
スリット40は、抜け止め部39の先端から挿入部38の基端部(レンズ保持部37との連結部)に至る位置までほぼストレート形状の細長い溝として切り込まれている。このスリット40が挿入部38の複数箇所に形成されることにより、前記挿入部38は、先端に抜け止め部39を有した弾性変形可能な複数の変位部を有することになる。
【0045】
このため、レンズユニット4Eを前記レンズ取付孔部33に挿入すると、スリット40によって形成された複数の変位部が互いに内側につぼむように変形して前記レンズ取付孔部33に挿入されて行く。レンズユニット4Eを最後まで押し込むと、抜け止め部39はレンズ取付孔部33より筐体本体2内に突出する。また、このとき、各変位部は元の状態に戻ろうと復帰するため、前記挿入部38を前記レンズ取付孔部33に押圧して密着させると共に抜け止め部39が当該レンズ取付孔部33の開口周縁部に係合する。その結果、レンズユニット4Eは、筐体2に対してゆるみ無く取り付けられることになる。
【0046】
一方、レンズユニット4Eを取り外す場合は、レンズ保持部37を指で挟んで引っ張ることで、筐体本体2から取り外すことができる。このとき、抜け止め部39には、テーパ部41が形成されていることから、レンズユニット4Eを強く引っ張ることで前記レンズ取付孔部33との係合がスムーズに解除される。
【0047】
このように、本実施の形態の携帯電話1では、ネジなどの締結手段を使用することなく単にレンズユニット4Eをレンズ取付孔部33に押し込むことの簡単な操作で筐体本体2に対して抜き差しすることができる。したがって、ユーザは、所望の光学特性を有したレンズユニット4Eを選択して筐体本体2にスムーズに取り付けることができ、シャッターチャンスを逃すようなことはない。また、この本実施の形態の携帯電話1では、単にレンズユニット4Eをレンズ取付孔部33に押し込んでいるだけなので、筐体本体2に対してレンズユニット4Eを図6中矢印X方向(軸回り方向)に回転させることもできる。
【0048】
レンズユニット4Eを筐体本体2に対して回転させることができることを利用して万華鏡のような光学特性を実現することができる。レンズ部3Fに3面プリズムを使用し、この3面プリズムを保持させたレンズユニット4Eを筐体本体2に取り付けて、当該レンズユニット4Eを回転させると、図10に示すように被写体を複数写し出すことができる。図10の例では、被写体である人物42が3面プリズム43に全身写し出されている状態(同図(a)に示す状態)から、レンズユニット4Eを回転させることによって、同図(b)に示すように人物42の全身または一部のみを写し出した万華鏡のような効果を実現させることができる。この他、レンズ部3Fに偏光フィルターを使用すれば、色を変化させることもできる。
【0049】
また、本実施の形態の携帯電話1では、カメラ撮影を行わない場合には、図11に示すようなレンズ部を有しないダミーレンズユニット4Fを筐体本体2に取り付けておくこともできる。ダミーレンズユニット4Fは、レンズ保持部37にレンズ部3Fを保持させるための空間部を有しない円柱体として形成されている。このダミーレンズユニット4Fを筐体本体2に取り付ければ、塵埃などの筐体本体2内への侵入を防止することができ、カメラモジュール34などを保護することができる。
【0050】
「第7の実施の形態」
次に、第7の実施の形態について説明する。この実施の形態では、先の第6の実施の形態のレンズユニット4Eの変形例であり、その変形例であるレンズユニット4Gを図12及び図13に示す。なお、前記した第6の実施の形態と同一又は同等の構成部分には同一の符号を付すこととする。
【0051】
この例のレンズユニット4Gは、筐体本体2の背面に形成されたレンズ取付孔部33に押し込み操作されることによってワンタッチで装着されるもので、第6の実施の形態のレンズユニット4Eと異なるところは、レンズ部を回転できることを主目的として構成したものである。
【0052】
このレンズユニット4Gは、主としてレンズ取付孔部33に取り付けられる装着本体44と、レンズ部3Fを保持するレンズ保持部45とからなる。装着本体44は、先の第6の実施の形態のレンズユニット4Eとほぼ同様の構成とされており、レンズ部3Fを保持する構造が異なる他は、同じである。
【0053】
すなわち、この装着本体44は、先の第6の実施の形態のレンズユニット4Eにおける挿入部38と抜け止め部39とスリット40とを有している。先の第6の実施形態のレンズユニット4Eのレンズ保持部37に相当する連結部46には、後述するレンズ保持部45を回転自在に保持させるための円形状をなす嵌合凹部47が形成されている。また、この嵌合凹部47の内周面には、レンズ保持部45に取り付けられる後述する脱落防止部材48の一部を入り込ませる円環状の溝部49が形成されている。
【0054】
レンズ保持部45は、第1のレンズ保持部材50と、この第1のレンズ保持部材50に取り付けられる第2のレンズ保持部材51とからなる。第1のレンズ保持部材50は、レンズ部3Fを収納保持するレンズ保持部分52と、前記嵌合凹部47に嵌合される嵌合装着部53とからなる。レンズ保持部分52には、レンズ3Fを内部に収納保持させるための一端が開放されたレンズ収納凹部54が形成されている。また、このレンズ収納凹部54の内周面には、ネジなどの締結手段によって第1のレンズ保持部材50と第2のレンズ保持部材51とを固定させるための雌ねじ部55が形成されている。
【0055】
一方、嵌合装着部53は、前記装着本体44の嵌合凹部47に嵌め込まれ、当該装置本体44に対して回転自在とされる。この嵌合装着部53には、第1のレンズ保持部材50を前記嵌合凹部47に取り付けたときに、当該第1のレンズ保持部材50がこの嵌合凹部47から脱落しないようにする脱落防止部材48を取り付けるための円環溝56が形成されている。この円環溝56に嵌め込まれる脱落防止部材48は、例えばバネ性を有した線材を円環状に丸めて形成したリングバネからなる。
【0056】
そして、この脱落防止部材48は、前記円環溝56に嵌められたときにその一部が当該円環溝56より飛び出すようになっている。このように、円環溝56より飛び出した脱落防止部材48の一部が前記嵌合凹部47に形成された溝部49に入り込むことで、前記第1のレンズ保持部材50の前記嵌合凹部47からの脱落が防止される。
【0057】
第2のレンズ保持部材51は、第1のレンズ保持部材50に形成されたレンズ収納凹部54内に入り込むと共にレンズ部3Fを押さえ付けるためのレンズ押さえ部57を有している。レンズ押さえ部57の外周面には、前記雌ねじ部55と螺合する締結手段としての雄ねじ部58が形成されている。また、この第2のレンズ保持部材51には、レンズ部3Fを外方に臨ませるための貫通孔59が形成されている。さらに、この第2のレンズ保持部材51には、前記レンズ部3Fの外周縁を押さえるためのレンズ押さえ面60が、前記レンズ押さえ部57の先端に形成されている。
【0058】
このような構成とされた携帯電話機1では、レンズ部3Fを第1のレンズ保持部材50と第2のレンズ保持部材51とで挟み込んでなるレンズ保持部45を、装着本体44に対して回転自在に取り付けているので、望遠レンズや広角レンズなどの各種光学特性の異なるレンズ部3Fを使用する(取り替える)ことで特殊な効果を施した画像を撮影することができる。特に、この携帯電話1では、ユーザの撮影目的に応じてレンズ部3Fのみを交換すればよいため、レンズユニット毎の取り替えを必要としない。また、この携帯電話機1は、先の第6の実施の形態のレンズユニット4Eと同様、筐体本体2に対して押し込み操作によってワンタッチで抜き差しすることができ、レンズユニット4Gの交換作業をスムーズに行うことができる。
【0059】
「第8の実施の形態」
次に、第8の実施の形態について説明する。この実施の形態では、前記した第6の実施の形態のレンズユニット4Eの変形例であり、その変形例であるレンズユニット4Hを図14に示す。なお、前記した第6の実施の形態と同一又は同等の構成部分には同一の符号を付すこととする。
【0060】
この例のレンズユニット4Hは、筐体本体2の背面に形成されたレンズ取付孔部33に押し込み操作されることによってワンタッチで装着されるもので、第6の実施の形態のレンズユニット4Eと異なるところは、抜け止め部39の構成が異なる。
【0061】
このレンズユニット4Hは、レンズ部(図示は省略する)を保持するレンズ保持部37と、レンズ取付孔部33に挿入される挿入部61と、この挿入部61に形成された被係合部62とからなる。レンズ保持部37は、第6の実施の形態と同じ構造とされ、内部にレンズ部を収納保持する。挿入部61は、レンズ取付孔部33に挿入し得る程度の大きさとされた円筒体として前記レンズ保持部37に一体化されている。被係合部62は、挿入部61の外周面に深さの浅い円環溝として形成されている。この被係合部62には、前記レンズ取付孔部33内に設けられたロック部63を構成する突起64が係合する。
【0062】
ロック部63は、レンズ取付孔部33内であって、且つレンズ取付孔部33の貫通方向とほぼ直交する方向に形成されたロック部収納穴66の中に設けられている。かかるロック部63は、前記被係合部62に係合する先端が球状をなす突起64と、この突起64を先端に固定させた弾性部材であるコイルバネ65とからなる。コイルバネ65の基端部は、ロック部収納穴66の底部に固定されている。
【0063】
前記コイルバネ65に負荷が掛かっていないときには、当該コイルバネ65の先端に固定された突起64が前記レンズ取付孔部33内に突出した状態にある。一方、挿入部61がレンズ取付孔部33に挿入された場合には、この挿入部61に押されて前記突起64が前記レンズ取付孔部33の内側に引っ込んだ状態とされる。挿入部61がレンズ取付孔部33内に確実に挿入された状態となると、前記突起64がコイルバネ65に付勢されて被係合部62に嵌り込み、レンズユニット4Hは、前記筐体本体2に対してロックされた状態となる。
【0064】
レンズユニット4Hを取り外す場合は、レンズ保持部37を指で挟んで引っ張ることで、筐体本体2から簡単に取り外すことができる。すなわち、レンズ保持部37を指で引っ張ると、コイルバネ65によって付勢されていた突起64は、前記挿入部61に押されて前記被係合部62から抜け出す。その結果、レンズユニット4Hを筐体本体2から取り外すことができる。
【0065】
このように、本実施の形態では、先の第6の実施の形態と同様に、ネジなどの締結手段を使用することなく単にレンズユニット4Hをレンズ取付孔部33に押し込むことの簡単な操作で筐体本体2に対して抜き差しすることができる。
【0066】
「第9の実施の形態」
また、上述した第1〜第8の実施の形態とも組み合わせて実現可能な機能として、赤外線を照射して撮影を行ういわゆるナイトショット機能がある。
【0067】
例えば、ナイトショットを行う場合、赤外線カットフィルタ付きのレンズユニットを筐体本体2から取り外し、その代わりに、図15に示すように赤外線カットフィルタ無しのレンズユニット3Gを筐体本体2に取り付ける。そして、撮影時に、この赤外線カットフィルタの無いレンズユニット3Gの周囲に設けたLED67を発光させて撮影を行う。このように、レンズユニット3Gを筐体本体2から脱着自在な構成とすることによって、メカ機構を用いることなく簡単に赤外線を使用した夜間撮影を実現することができる。
【0068】
なお、ナイトショットを行う場合のレンズ交換機構は、上述した第1〜第8の実施の形態の何れの機構を採用することも可能である。
【0069】
「その他の実施の形態」
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、第2の実施の形態では、筐体本体2にスリットを形成することで当該筐体本体2内にレンズ収納保持部12を設け、そのレンズ収納保持部12にレンズ3Bを有したレンズユニット4Bを挿入して収納させたが、筐体本体2の背面に別途レンズユニット4Bを脱着自在とするフレームポケットを取り付け、このフレームポケットにレンズユニット4Bを取り付けるようにしてもよい。
【0070】
また、上述した実施の形態では、携帯通信端末の寸法的制約を考慮して、薄さを優先した単焦点レンズを用いたが、ズームレンズを用いても構わない。また、レンズとしては、例えば標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズ、マクロレンズなどが使用できる。また、色付きレンズを使用したり、ソフトフォーカスを利用したり、或いは上述した赤外線撮影用の赤外線カットフィルタを使用したり又は使用しなかったりするなどして光学特性を適宜変えるようにしてもよい。なお、マクロ撮影で名刺を撮影して画像認識を行えば、OCRのようにアドレス帳に個人情報を取り込むようにすることも可能となる。
【0071】
【発明の効果】
本発明は、カメラ機能部のうちレンズ部のみを交換可能にするレンズ交換機構を備えているため、必要に応じてレンズ部を交換することによって、カメラ機能部の光学特性を容易に切り替えることが可能となり、光学特性の異なる画像の撮影を容易に行うことができる。このため、撮影者が自分の好みでレンズ部を容易に交換することが可能となる。また、一つの光学系でマクロから望遠までを確保しようとすると光学系が大型化するが、レンズ部を交換可能とすることで、カメラ機能部が携帯通信端末内部で占めるスペースを最小限とすることができ、携帯性を損なうことがない。
【0072】
また、本発明によれば、レンズユニットを筐体本体に対して抜き差し自在とするレンズ交換機構を備えているので、単にレンズユニットを押し込むだけで簡単に筐体本体に取り付けることができると共に取り外すこともできる。したがって、レンズユニットの交換作業をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラ付携帯通信端末の第1の実施の形態となる携帯電話を示しており、(a)は部分背面図、(b)は(a)中のI−I線における部分断面図である。
【図2】本発明のカメラ付携帯通信端末の第2の実施の形態となる携帯電話を示しており、(a)は部分背面図、(b)は(a)中のII−II線における部分断面図である。
【図3】本発明のカメラ付携帯通信端末の第3の実施の形態となる携帯電話を示しており、(a)は部分背面図、(b)は(a)中のIII−III線における部分断面図である。
【図4】本発明のカメラ付携帯通信端末の第4の実施の形態となる携帯電話を示しており、(a)は部分背面図、(b)は(a)中のIV−IV線における部分断面図である。
【図5】本発明のカメラ付携帯通信端末の第5の実施の形態となる携帯電話の斜視図である。
【図6】本発明のカメラ付携帯通信端末の第6の実施の形態となる携帯電話の斜視図である。
【図7】第6の実施の形態となる携帯電話を示すもので、レンズユニットを筐体本体に取り付けた状態を示す要部拡大断面図である。
【図8】第6の実施の形態のレンズユニットを示す斜視図である。
【図9】第6の実施の形態のレンズユニットを示すもので、(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図10】レンズ部に3面プリズムを使用して被写体を写し出した例を示すもので、(a)は被写体の全身が写し出された状態で、(b)は3面プリズムを回転させることによって被写体の一部が写し出されていない状態を示す。
【図11】第6の実施の形態のレンズユニットを示すもので、カメラ撮影を行わないときにレンズ部を有しないダミーレンズユニットを筐体本体に取り付けた状態を示す要部拡大断面図である。
【図12】第7の実施の形態のレンズユニットを組み立てた状態を示す要部拡大断面である。
【図13】第7の実施の形態のレンズユニットを分解して示す要部拡大断面図である。
【図14】第8の実施の形態のレンズユニットを示すもので、(a)はレンズユニットを筐体本体に取り付ける前の状態を示す要部拡大断面図で、(b)はレンズユニットを筐体本体に取り付けた状態を示す要部拡大断面図である。
【図15】赤外線撮影機能を付加したカメラ機能部を示す正面図である。
【符号の説明】
1…携帯電話
2…筐体本体
3A〜3G…レンズ部
4A,4B,4E,4F,4G,4H…レンズユニット
4C,4D…レンズ保持部材、
10,11…ネジ部
12…レンズ収納保持部
30…装飾パネル
33…レンズ取付孔部
34…カメラモジュール
37…レンズ保持部
38…挿入部
39…抜け止め部
40…スリット
44…装置本体
45…レンズ保持部
62…被係合部
63…ロック部
67…赤外線LED
Claims (3)
- カメラ機能部を筐体本体に設けたカメラ付携帯通信端末において、
前記カメラ機能部のうち少なくともレンズ部を交換可能にするレンズ交換機構を備えており、
前記レンズ交換機構は、
前記レンズ部を保持するレンズユニットと、
前記筐体本体の側面に設けられたスリットから挿入される前記レンズユニットを着脱自在に収納可能で且つ、レンズユニットを収納した際に当該レンズユニットのレンズ部を筐体本体の外方へ露出させるための孔部を有するレンズ収納保持部とからなり、
前記孔部の奥側の筐体本体内部にはイメージセンサを備えてなること
を特徴とするカメラ付携帯通信端末。 - 前記レンズユニットは係合凹部を備え、
レンズ収納保持部は前記係合凹部と係合する係合突起を備えていることを特徴とする請求項1記載のカメラ付携帯通信端末。 - 前記孔部或いは前記孔部の奥側に透明カバーを備えていることを特徴とする請求項1記載のカメラ付携帯通信端末。
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