JPS62198563A - 電動式パワ−ステアリング装置 - Google Patents

電動式パワ−ステアリング装置

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JPS62198563A
JPS62198563A JP61039459A JP3945986A JPS62198563A JP S62198563 A JPS62198563 A JP S62198563A JP 61039459 A JP61039459 A JP 61039459A JP 3945986 A JP3945986 A JP 3945986A JP S62198563 A JPS62198563 A JP S62198563A
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motor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電動機の動力をステアリング系に作用させて操
舵力の軽減を図る電動式パワーステアリング装置に関す
る。
(従来の技術) 従来の電動式パワーステアリング装置は、電動機を動力
源とする操舵力倍力装置及びその制御装置を備え、ステ
アリング系の操舵状態を検出し。
この操舵状態検出信号に基づいて制御装置内の電動機駆
動回路により電動機をPWM駆動して電動機に補助トル
クを発生させ、これにより、ハンドル操舵力の軽減を図
っている。また、制御装置はマイクロコンピュータ書ユ
ニットにより構成されており、装置全体の故障診断は装
置各部のアナログ’を気信号に基づいてマイクロコンピ
ュータ・ユニットにおいて処理判断をして行なっている
。そして、故障であると判断された場合には、マイクロ
コンピュータ・ユニットから指令信号を出力し、電源の
供給を停止することにより、電動式パワーステアリング
装置の作動を停止し、マニュアルステアリングでの操舵
によることにしている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記従来の電動式パワーステアリング装置に
おいては、装置各部の故障診断をマイクロコンピュータ
・ユニットにより処理診断していたので、マイクロコン
ピュータ争ユニットの機能を有効利用できないとともに
、マイクロコンピュータ−ユニット自体が診断不能とな
った場合には、装置の故障診断がなされないというおそ
れがあった。
(発明の目的) そこで、本発明は電動機駆動回路のPWM信号を利用し
て故障診断を行なうことにより、マイクロコンピュータ
−ユニットの故障診断不能時でも確実に装置の故障診断
を可能とし、短時間で故障検出を可能とする電動式パワ
ーステアリング装置を提供することを目的とする。
(問題点の解決手段およびその作用) 本発明では、電動式パワーステアリング装置は、ステア
リング系の操舵状態を検出する操舵状態検出手段、この
操舵状態検出信号に基づいて電動機制御信号を決定して
出力する電動機制御信号発生手段、この制御信号により
PWM制御される電動機駆動手段およびこれにより駆動
制御される電動機とを備え、ステアリングホイールが操
舵されると、ステアリング系の操舵状態に応じてPWM
信号からなる電動機制御信号が電動機制御信号発生手段
から電動機駆動手段に出力される。これに伴って電動機
が電動機駆動手段により駆動制御され、電動機の動力が
ステアリング系に作用し、操舵力の軽減が図られる。
また、電動式パワーステアリング装置は、異常検出手段
を備えており、この異常検出手段は、電動機制御信号発
生手段から電動機駆動手段に入力されたPWM信号を検
出し、この検出信号に基づいてPWM信号が正常である
かを判別する。したがって、PWM信号が異常であるこ
とが検出されると、異常検出手段から出力される異常信
号により、電源の供給を停止し、電動式パワーステアリ
ング装置自体の駆動を止めることができる。したがって
、マイクロコンピュータ・ユニットが故障診断不能とな
った場合でも装置全体の故障検出が可能となる。
(実施例) 以下に本発明の好適な一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本実施例の電動式パワーステアリング装置の概
略平面図である。同図において、(2)はステアリング
ホイール、(3)、(4)は入力軸および出力軸であり
、これら入力軸(3)と出力軸(4)とは互いに同軸状
に配設され、これらの内端がトウジョンバーにより連結
されており、さらに出力軸(4)の他端側か図示しない
等速継手、ラックアンド・ピニオンに連結され、ステア
リングホイール(2)の回転がラックの直線的変化とし
て変換して伝達される。また、入力軸(3)の周囲には
操舵回転センサ(7)が設けられ、入出力軸(3)と(
4)の係合部には操舵トルクセンサ(lO)が設けられ
、さらに出力軸(4)の周囲には電動機(11)および
減速装置が設けられており、各センサ(7) 、 (1
0)からの検出信号に基づいて電動機(11)を制御す
る制御装置(i2)およびその電源(13)とを備えて
いる。
上記操舵回転センサ(7)は、直流発電41(8)と、
これに軸着された歯付きプーリおよび、入力軸(3)に
一体に軸着された歯付きプーリと、これらの間に懸は渡
され入力軸(3)の回転に伴って直流発電機(8)を回
転させるタイミングベルト(9)により構成されている
。尚、上記操舵回転センサ(7)は、出力軸側(電動機
)に設けてもよい。
上記操舵トルクセンサ(10)は、入出力軸(3)と(
4)の相対回転に伴って軸方向に変位する可動鉄心と、
この可動鉄心の外周に空隙をもって配設され一次巻線お
よび二次巻線よりなる差動変圧器とから構成され、入出
力軸(3)と(4)の角度差が差動変圧器の二次コイル
から電気信号に変換して出力される。
上記電動機(11)は出力軸(4)に沿って配設され、
その回転軸には歯付きブーりが軸着され、この歯付きプ
ーリと出力軸(4)に軸着された歯付きブーりとの間に
はタイミングベル) (14)が懸は渡されている。ま
た、出力軸(4)に軸着された歯付きプーリが大径に形
成され、電動機(11)の回転を減速して出力軸(0に
伝達するよう、双方の歯付きブーりおよびタイミングベ
ル) (14)により減速装置が構成されている。
尚、上記入力軸(3)、出力軸(4)、操舵回転センサ
(7)の直流発電機(8)、操舵トルクセンサ(lO)
の差動変圧器および電動機(11)は入出力軸(3)、
(4)の周囲を覆う図示しないステアリングコラムに支
持されている。
上記制御装置(12)およびその電源(13)を第2図
に基づいて説明する。同図において、 (2G)はマイ
クロコンピュータ・ユニットでアリ、マイクロコンピュ
ータや二二ツ) (20)には、操舵トルク検出手段(
22)と操舵回転検出手段(23)とからなる操舵状態
検出手段(24)および直流増幅回路(38)からの各
検出信号S1〜S3がA/Dコンバータ(21)を通じ
てマイクロコンピュータ・ユニット(20)の命令に従
って入力され、これらの検出信号Sl #S3に基づい
て回転方向信号T3、トルク信号T4とからなる電動機
制御信号が決定されて出力される。尚、電動機制御信号
T3.T4を決定して出力する電動機制御信号発生手段
はマイクロコンピュータ番ユニッ) (20)により構
成されている。
上記操舵トルク検出手段(22)は、操舵トルクセンサ
(10) 、!:マイクロコンピュータ番ユニット(2
0)の基準クロックパルスを分周し交流信号に変換して
差動変圧器の一次巻線に供給するとともに差動変圧器の
二次巻線からの出力を整流平滑化する操舵トルク・イン
ターフェース回路(2B)とからなり、操舵トルクの作
用方向とその大きさを示す操舵トルク検出信号Slを出
力する。
上記操舵回転検出手段(23)は、操舵回転センサ(7
)と、この操舵口、転センサ(7)の直流発M1機(8
)からの出力を極性に応じて夫々絶対値変換して増幅す
る操舵回転・インターフェース(27)とからなり、ス
テアリング系の操舵回転方向と操舵速度を示す操舵回転
検出信号S2を出力する。
上記直流増幅回路(38)は、路面負荷に対応した電機
子電流を検出して増幅し、その出力S3がA/Dコンバ
ータを通じてマイクロコンピュータ争ユニット(20)
に入力される。
マイクロコンピュータ・ユニット(20)ハ■10ボー
ト、メモリ、演算部、制御部、各しパ2スタ及びクロッ
クジェネレータ等により構成され、クロックパルスに基
づき作動する。マイクロコンピュータ・ユニット(20
)等を駆動する電源回路(29)は、車載のバッテリ(
13)の子端子にヒユーズ回路(30)、イングニショ
ンキーのキースイッチ(31)を介して接続されるリレ
ー回路(32)と、このリレー回路(32)の入力側に
接続される定電圧回路(33)とから構成され、リレー
回路(32)の出力側のB端子から後述する電動機駆動
手段(34)に電源を供給し、定電圧回路(33)の出
力端子であるA端子からはマイクロコンピュータ・ユニ
ット(20)、各検出手段(22) 、(23)および
その他のインターフェース回路(2B)、(27)等に
電源を供給する。
従って、キースイッチ(31)が投入されると、マイク
ロコンピュータ・ユニーy ト(20)は命令に基づき
各検出信号S!〜S3をA/[1コンバータ(21)で
ディジタル変換して、メモリに書こ込まれたプログラム
に従って処理し、電動機(11)を駆動する制御信号T
3  * T’4を電動機駆動手段(34)に出力し、
電動m(11)を駆動制御する。
電動機駆動手段(34)は、第3図(a)又は(b)に
示すようにブリッジを構成するFET (電界効果トラ
ンジスタ) (Q+) 、 (Q2) 、 (Q3) 
、 (Q4)から成る電動機駆動回路(35)と、マイ
クロコンピュータ−ユニーzト(20)からの制御信号
T:l、T4により電動機駆動回路(35)を駆動する
インターフェース回路(3B)とにより構成されている
。電動機駆動回路(35)はF E T (Q+)と(
Q4)の夫々のドレイン端子がリレー回路(32)のB
端子に接続される一方、これらのソース端子が他方のF
 E T (Q2)と(Q3)のドレイン端子に夫々接
続されている。FET(Q2)と(Q3)のソース端子
は夫々抵抗(R)を通じてコモン側に接続されバッテリ
(13)の一端子へ接続されている。 F E T (
Q+) 、 (Q2) 、 (Q3) 、 (Q4)の
夫々のゲート端子はインターフェース回路(36)の各
出力端子G1−04に接続され、電動機駆動回路(35
)の出力側となるF E T (Q+)のソース端子と
FET(Q4)のソース端子が前記電動Ia(11)の
電機子巻線に接続されている。また、インターフェース
回路(36)は、マイクロコンピュータ・ユニット(2
0)からの電動機回転方向制御信号T3に基〈ゲート信
号G1を出力してF E T (Q+)をオン駆動する
と同時にF E T (Qa)を駆動可能状態にし、電
動機駆動信号T4に基づいてPWM信号からなるゲート
信号G3を出力してF E T (Qa)をドライブす
るか、又は、制御信号T3に基づくゲート信号G4を出
力してF E T (Qa)をオン駆動すると同時にF
ET(Q2)を駆動可能状態にし、電動機駆動信号T4
に基づいてPWM信号からなるゲート信号G2を出力し
てF E T (Q2)をドライブする。従って、電動
機駆動回路(35)においては、一方のF E T (
Q+)のオン駆動とF E T (Qa)のPWM駆動
、又は他方のF E T (Qa)のオン駆動とF E
 T (Q2)のPWM駆動により、電動*(11)が
制御信号T:l 、 T4に応じて回転方向とその動力
(回転数とトルク)が制御される。
また、電動機駆動回路(35)には第4図に示す故障検
出回路(故障検出手段)(40)が接続されている。こ
の故障検出回路(40)は、オア回路(41)、カウン
タ回路(42)、発振回路(43)、R−Sフリップフ
ロップ回路(44)および電流源投入時リセット回路(
45)とから構成されている。
オア回路(41)はその入力端子が電動機駆動回路(3
5)のF E T (Q2)と(Qa)のゲート端子か
ら取出された端子GS、G8に夫々接続され、その出力
端子がカウンタ回路(42)のリセット端子(R)に接
続されており、F E T (Q2)又は(Qa)のゲ
ート端子にPWM信号が入力されると、それに対応した
パルス信号がカウンタ回路(42)のリセット端子(R
)に入力される。この場合、カウンタ回路(42)は入
力されるパルス信号の立下り時にリセットされる。
カウンタ回路(42)のクロック入力端子(cp)には
所定周波数のクロックパルスを出力する発振回路(43
)が接続され、カウンタ回路(42)の出力端子(OF
)はフリップフロー2ブ(44)のセット端子(S)に
接続されている。このカウンタ回路(42)においては
、PWM信号の入力時にクロックパルスを計数し、計数
されたクロックパルスが所定数を超えたときに、PWM
信号が異常であるとして出力端子(OF)からオーバー
フロー信号が出力され、この信号によりフリップフロッ
プ(44)はセットされ、出力端子(Q)から電源回路
(29)のリレー回路(32)に異常信号T6を出力し
てリレー回路(32)を駆動し、各部への電源の供給が
停とされる。
尚、本実施例では、リレー回路(32)にはマイクロコ
ンピュータ・二二ツ) (20)からの異常信号T5も
入力されている。また、ブリップフロップ(44)のリ
セット端子(R)には電源投入時リセット回路(45)
が接続され、フリップフロップ(44)のリセット動作
は、イグニションキーのキースッチ(31)によりリセ
ットされる。
また、上記リレー回路(32)は本実施例では第5図に
示す如く二組のリレー(48) 、(47)が直列接続
され、一方のリレー(46)のリレーコイル(4θa)
にはエミッタ接地のトランジスタ(Q s)を介してノ
ア回路(48)が接続され、他方のリレー(47)のリ
レーコイル(47a)には同様にエミッタ接地のトラン
ジスタ(Qa)を介してノア回路(49)が接続されて
おり、信頼性を高めるためにリレー駆動が二段構造とな
っている。二組のノア回路(48)と(49)の入力端
子は並列接続され、一方の入力端子にはマイクロコンピ
ュータ・ユニット(20)からの異常指令信号T5が入
力され、他方の入力端子には異常検出回路(40)から
の異常信号T6が入力される。したがって、マイクロコ
ンピュータ・ユニツ) (20)からの異常指令信号T
5か或いは異常検出回路(40)からの異常信号T6が
入力されると、双方のトラジスタ(Qs) 、 (Qa
)のベース電位が「ロー」となり、トランジスタ(Qs
) 、 (Qa)がオフとなる。したがって、双方のリ
レーコイル(48a)、(47a)の電流が通流されな
くなりリレー(4B) 、(47)が夫々オフとなり、
電源回路(29)のB端子からの各部への電源の供給が
停止される。
次に作用を説明する。
イグニションキーのキースイッチ(31)がオンに投入
されると、マイクロコンピュータ番ユニット(20)や
他の回路に電源が供給され制御が開始され、マイクロコ
ンピュータ−ユニット(20)においては各検出信号5
t−S3を読み込み、これらの検出信号S!〜S3に基
づいて回転制御方向および電動機制御デユーアイ−を決
定し、インターフェース回路(36)に電動機制御信号
T3 、 T4(T3 :回転方向信号、T+:ffi
動機トルク制御信号)が出力される。
この制御信号T3 、T4に基づいてインターフェース
回路(36)から電動機駆動回路(35)の各F E 
T (Qa) 、 (G2) 、 (G3) 、 (G
4)のゲートにはゲート入力信号G+ 、G2 、G3
  、G4が出力され、各FET(Qa、 (G2) 
、 (Q:l) 、 (G4)を駆動して電動機(11
)の制御が行なわれる。即ちステアリング系の行き操作
時には、F E T (Qaをゲート人力G!によりオ
ンにし且つF E T (G3)にゲート入力G3によ
り電動機制御デユーティを付与するか、又はF E T
 (G4)をゲート人力G4によりオンにし且つF E
 T (G2)にゲート入力G2により電動機制御デユ
ーティを付与して、電動機(11)をPWM駆動制御す
る。他方、ステアリング系の戻り操作時には、F E 
T (Qaにゲート人力Glにより電動機制御デユーテ
ィのうち操舵回転数に対応する成分を付与し、且つF 
E T (G3)にゲート人力G3により電動機制御デ
ユーティのうち操舵トルクの絶対値に対応した成分を与
えるか、又はF E T (G4)と(G2)に同様の
信号を付与することにより、電動機(11)が駆動制御
される。この場合、駆動されるFETは、マイクロコン
ピュータ・ユニット(20)テ決定された回転制御方向
により1例えば、FET(Ql)と(G3)、F E 
T (G4)と(G2)に決定される。そして、電動4
m!(11)により発生するトルクがタイミングベル)
、(+4)を介して出力軸(4)に伝達され。
操舵力の軽減が図られる。
次に故障検出回路(40)の動作について説明する。
まず、電動機駆動回路(35)から電動機(11)に駆
動信号が出力されていない状態時には、各FET(Ql
) 、 (G2) 、 (G3) 、 (Qa)のゲー
ト入力01〜G4は「ロー」レベルにあり、故障検出回
路(35)のオア回路(41)に入力される検出信号G
5.G6も「ロー」レベルにある。そのため、オア回路
(41)の出力も「ロー」レベルにあり、カウンタ回路
(42)のリセット端子も「ロー」レベルとなり、カウ
ンタ回路(42)は不動作状態にあり、出力端子(OF
)がリセットされて「ロー」レベルにある。したがって
、フリップフロップ(44)からリレー回路(32)に
入力される異常信号T6は「ロー」となり、リレー回路
(32)のノア回路(48)、(49)の出力が「ハイ
」状態となってトランジスタ(Qs) 、 (Qe)が
オンとなる。したがって、双方のリレー(4B)。
(47)のリレーコイル(48a)、(47a)には電
流が通電され、リレー(4B)、(47)がともに導通
状態を維持し、電動機駆動回路(35)等各部への電源
の供給が行なわれる。
次に、電動機(!1)が駆動制御される場合について説
明する。
電動機(11)が一方の方向、例えば右回転方向に回転
駆動される場合には、F E T (Qa)をオンにし
、F E T (G3)にPWM信号が付与される。そ
のため、一方の検出信号G5は「ロー」レベルで、他方
の検出信号G6はPWM信号として検出される。そして
、故障検出回路(40)のオア回路(41)の出力はP
WM信号に対応した出力信号となり、この出力信号が「
ハイ」レベルにあるときには、発振回路(43)からの
クロックパルスをカウントアツプし、この出力信号が「
ロー」レベルにあるときには、カウンタ回路(42)を
リセットする。つまり、カウンタ回路(42)によりク
ロックパルスを計数し、計数値が所定数以下の場合には
出力信号が「ロー」レベルに維持されてフリップフロー
、プ(44)はセットされず、したがって故障検出回路
(40)からは異常信号T6が出力されず、リレー回路
(32)が導通状態を維持し、電動機駆動回路(35)
等各部への電源の供給が行なわれる。
これに対し、クロックパルスの計数値が所定数以上にな
るときには、カウンタ回路(42)からオーバーフロー
を示す「ハイ」レベル信号がセット信号としてフリップ
フロップ(44)に出力される。フリップフロップ(4
4)においてはこのセット信号によりホールドされ、そ
の出力端子(Q)から「ハイ」レベルの異常信号T6が
リレー回路に(32)に出力される。したがって、この
場合にはリレー回路(32)の各トランジスタ(Qs)
 、 (Qe)はオフ鼾なリ、各リレー(46)と(4
7)は非導通状態となり、各部への電源の供給が停止さ
れる。
反対に、電動機(11)が反対方向、例えば左回転方向
に回転駆動される場合には、F E T (G4)をオ
ンにし、F E T (G2)にPWM信号を付与する
と、故障診断回路(40)のオア回路(41)に入力さ
れる検出信号G6は「ローコレベルにあり、G5はPW
M信号に対応したものとなる。そして、先の説明と同様
に、異常信号T6が出力されない場合にはリレー回路(
32)が導通状態を維持し、異常信号T6が出力された
場合にはリレー回路(32)が非導通状態となる。
マタ、マイクロコンピューターユニツ) (20)ニお
いて異常が検出され異常指令信号T5がリレー回路(3
2)に出力された場合にも、同様にリレー回路(32)
が非導通状態となり電源の供給が停止される。
つまり、電動式パワーステアリング装置の例えばマイク
ロコンピュータ・ユニット(20)やインタフェース回
路(36)が故障した場合には、ゲート入力G2.G3
が「ローコレベルとなる場合と、ゲート入力がG2 、
G3が「ハイ」レベルとなる場合が考えられ、一般にこ
れらのレベルは持続する。ゲート入力G2 、G3が「
ロー」レベルになった場合には、各リレー回路(32)
が導通状態を維持し電源の供給も維持されるが、its
機(11)が駆動されないので問題とはならない。これ
に対し、ゲート入力G2 、G3が「ハイコレベルにな
った場合には、故障検出回路(40)のカウンタ回路(
42)の出力信号は「ハイ」レベルとなってフリップフ
ロップ(44)からリレー回路(32)へ「ハイ」レベ
ルの異常信号T6が出力されることとなり、したがって
、リレー回路(32)の各リレー(4B)と(47)は
非導通状態となり、各部への電源の供給が停止ヒされ、
電動式パワーステアリング装置の駆動を1トめて、マニ
ュアルステアリングにより操舵されることになる。また
、一旦、電動式パワーステアリング装置の制御が停止さ
れると、イグニションモーのキースッチ(31)を投入
したり、また別回路により正常であることが検知された
場合には、リセット回路(45)によりフリップフロッ
プ(44)がリセットされ、これに伴って電動式パワー
ステアリング:!fiが復帰することになる。
尚、電動機駆動回路(35)のPWM信号の検出は、第
3図(a)に限らず、第4図(b)のようにしても可能
である。
すなわち、電動機駆動回路(35)のブリッジ回路の出
力側、即ち電動II(11)が接続される出力側にそれ
ぞれインバータ(51)又は(52)を介して異常検出
回路(40)を接続したものである。
このような回路では、F E T (G2)又は(G3
)がオフ状態では、インバータ回路(51)又は(52
)の出力は「ロー」レベルにあるため、異常検出回路(
40)のカウンタ回路(42)はリセットされている。
また、F E T (G3)がPWM駆動されている時
は、インバータ回路(52)の出力はPWM信号に対応
したものとなり、他のインバータ回路(51)の出力は
FE T (G2)がオフ状態であるから、「ロー」レ
ベルにある。したがって、カウンタ回路(42)のリセ
ット端子にはPWM信号が入力され、PWMの「ハイ」
レベル時に先の実施例と同様にクロックパルスをカウン
トアツプし、クロックパルスの計数値が所定数内にある
ときにはPWM信号の「ロー」レベルでカウンタ回路(
42)がリセットされる。また、F E T (G2)
や(G3)のオン状態での故障又はブイクロコンピユー
タ番ユニット(20)、インターフェース回路(36)
が故障した場合にもリレー回路(32)に異常信号T6
が出力され、電源の供給が停止される9例えば、マイク
ロコンピュータ・ユニッ) (20)やインターフェー
ス回路(3B)の故障により、F E T (G3)が
オン駆動されている場合には、検出信号T6は「ハイ」
レベルを持続するので、カウンタ回路(42)でカウン
トアツプしてクロックパルスの計数値が所定数を超える
と、「ハイ」レベルの出力信号を出力し、フリップフロ
ップ(44)から異常信号T6がリレー回路(32)に
出力されることになる。
また、F E T (G2)又は(G3)が故障してオ
ン状態を持続したときも同様に異常信号T6が出力され
ることになり、電動式パワーステアリング装置の駆動が
停止されることになる。
このように、故障検出回路(40)が、PWM信号のデ
ユーティオン時間が所定値を越えるかどうかを診断して
故障を検出する構成であるため、他の回路、例えば、A
/Elコンバータ(21)、マイクロコンピュータ・ユ
ニット(20)、インターフェース回路(36)等の個
別の故障検出を行なう必要がなくなる。
尚、本実施例では上記故障検出回路(40)をディジタ
ル回路により構成したが、アナログ回路により構成する
こともできる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、電動機を駆動する
電動機駆動手段のPWM信号を用いて故障を検出するこ
とにしたので、マイクロコン中位位置検出手段ピユータ
等が故障した場合でも故障診断が可能となり、またこの
一箇所の故障検出により装置全体の故障を検出すること
が可能となる。さらに、PWM信号に基づいて故障診断
を行なっているので、アナログ信号をディジタル信号に
変換して逐次読込んで処理するという従来の如きアナロ
グ信号に基づく故障診断に比べ、A/D変換が不要とな
り、短時間で故障診断を行うことができる。また、マイ
クロコンピュータ会ユニットとは別個に故障診断を行っ
ているので、故障診断の速度が速いという利点を有する
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図(a)、第4図および第5図は本発明
の一実施例を示し、第1図は電動式パワーステアリング
装置の概略を示す平面図、第2図は制御装置のブロック
構成図、第3図(a)は電動機駆動回路の概略構成図、
第4図は故障検出回路の概略構成図、第5図はリレー回
路の概略構成図。 第3図(b)は他の実施例を示す電動機駆動回路の概略
構成図である。 図面中(11)は電動機、(20)はマイクロコンピュ
ータ・ユニット、(24)は操舵状態検出手段、(32
)はリレー回路、(34)は電動機駆動手段、(40)
は故障検出手段である。 (V′)    田 鋏 雪 −〇

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステアリング系の操舵状態を検出する操舵状態検出手段
    と、この操舵状態検出手段からの検出信号に基づいて電
    動機制御信号を決定して出力する電動機制御信号発生手
    段と、この電動機制御信号発生手段からの制御信号に基
    づくPWM信号により電動機をPWM駆動する電動機駆
    動手段とからなる電動式パワーステアリング装置におい
    て、前記電動機駆動手段のPWM信号を検出し、このP
    WM信号が所定値にあるかどうかを判定する故障検出手
    段を備えたことを特徴とする電動式パワーステアリング
    装置。
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