JPS6219329Y2 - - Google Patents

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JPS6219329Y2
JPS6219329Y2 JP12908382U JP12908382U JPS6219329Y2 JP S6219329 Y2 JPS6219329 Y2 JP S6219329Y2 JP 12908382 U JP12908382 U JP 12908382U JP 12908382 U JP12908382 U JP 12908382U JP S6219329 Y2 JPS6219329 Y2 JP S6219329Y2
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JP
Japan
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drive shaft
pulley
wheel drive
swing
transmission belt
Prior art date
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JP12908382U
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JPS5934764U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は手押し式のスイーパの制動装置に関す
るものである。
工場等の床面清掃に用いられる手押し式のスイ
ーパは人力により制御できるように比較的低速度
で運転されることを前提として設計されているた
め、制動装置のないものが一般的であるが、運転
中にスイーパを急停止させることが困難であり、
また、斜面に駐車しておくと自走するおそれがあ
る等の不都合な面があつた。このような不都合を
解決するためにスイーパの駆動軸に円板とブレー
キレバーとを取付け、ハンドル部分に設けられた
レバーを引くとケーブルを介してブレーキレバー
が円板に押圧されるようにしたスイーパの制動装
置も考案されているが、単に円板をブレーキレバ
ーで押圧するだけであるから充分な制動トルクを
得ることができず、駐車用ブレーキとしてしか使
用することができないもので、簡単な構造で充分
な制動トルクを得ることのできるスイーパの制動
装置の開発が強く要望されている。
本考案は前記のような要望に応えたスイーパの
制動装置を目的として完成されたもので、以下、
本考案を図示の実施例により詳細に説明する。
1はエンジンにより駆動される原動軸で該原動
軸1には伝動ベルト懸装用のプーリ2が一体に取
付けられ、3は原動軸1からベルト4を介して動
力を受ける吸塵機、5は床面清掃用ブラシであ
る。6は原動軸1と平行に設けられた車輪駆動軸
であつて、該車輪駆動軸6は原動軸1から動力を
受けるためのプーリ7とスイーパの前輪8を駆動
するためのスプロケツト9とを備えており、車輪
駆動軸6と原動軸1とは前記プーリ7と後記する
プーリ16に懸装される伝動ベルト10により結
合され、また、車輪駆動軸6と前輪8とはチエー
ン11により結合されている。13は窓孔部に原
動軸1を遊挿させて設けられている揺動板であつ
て、該揺動板13にはその周囲に円弧状の長孔1
2を複数個配設して該長孔12に挿通される押え
ボルト14により支持されており、その先端に取
付けられた操作レバー15を操作すると長孔12
の許容する範囲内において原動軸1を中心として
左右に揺動することができる。そしてこの揺動板
13の偏心位置にはプーリ16が取付けてあり、
このプーリ16には原動軸1と車輪駆動軸6との
間に設けられた伝動ベルト10の一端が巻掛けて
あるので、操作レバー15を押下げて揺動板13
を反時計方向に揺動させたときのみプーリ2が伝
動ベルト10の中間に圧接されて該伝動ベルト1
0の張力が増加し、原動軸1から車輪駆動軸6へ
回転力が伝動ベルト10およびプーリ7を介して
伝達され、逆に揺動板13を時計方向に揺動させ
ると伝動ベルト10の張力は減少して車輪駆動軸
6は動力伝達を受けることができなくなる。ま
た、第3図に示されるように、車輪駆動軸6には
ブレーキドラム17とブレーキシユー18とから
なる機械式の制動機構19が取付けてあり、これ
を作動させるブレーキレバー20は揺動板13の
1個の長孔21に折曲端部22′を遊挿した連結
杆22を介して所定の遊びを持たせて連結されて
いる。この遊びの量は揺動板13が車輪駆動軸6
に動力伝達がなされない程度にまで時計方向に揺
動されて伝動ベルト10に対するプーリ2の圧接
が解かれたときに長孔21の端部が連結杆22を
押し始める程度とし、その後更に操作レバー15
が引かれればブレーキレバー20がブレーキシユ
ー18をブレーキドラム17に向つて拡開して制
動機構19が作動するようにする。なお、揺動板
13を操作するための操作レバー15の上端はス
イーパのハンドル23の部分にまで延長し、その
下面には第4図に示したような切欠き24を設け
る一方、ハンドル23には爪25を取付けてブレ
ーキレバー15を所望の位置でロツクできるよう
にしておくことが好ましい。
このように構成されたものは、エンジンを始動
して原動軸1及び吸塵機3を回転させた後、ハン
ドル23の爪25を切欠き24から外して操作レ
バー15を下降させると揺動板13が反時計方向
に揺動し、プーリ16が伝動ベルト10の一端を
下方へ押し下げて伝動ベルト10の張力を増加さ
せるので伝動ベルト10は原動軸1に強く押圧さ
れて回転を開始して車輪駆動軸6を回転させ、こ
れとともに前輪8はチエーン11により駆動され
るのでスイーパは前進を開始し、ハンドル23を
両手で握つて方向制御を行なえば床面清掃用ブラ
シ5及び吸塵機3の作用により所望の床面を清掃
することができることとなる。このようして清掃
運転中にスイーパを急停止させたい場合には操作
レバー15を上方に引上げれば、揺動板13が時
計方向に揺動して伝動ベルト10の張力を減少さ
せるので原動軸1の回転力が車輪駆動軸6に伝達
されなくなり、その後さらに操作レバー15を上
方に引上げれば揺動板13がさらに揺動してその
長孔21の端部が連結杆22を下方に押し、制動
機構19のブレーキレバー20が反時計方向に押
されて車輪駆動軸6を停止させ、同時に前輪8も
停止させることができる。このように清掃運転中
に操作レバー15を引上げると先ず車輪駆動軸6
への動力伝達が停止され、続いて制動機構19が
作動することとなるので、スイーパを確実に停止
させることができ、また、エンジンを停止してス
イーパを駐車する場合には、操作レバー15を引
上げた状態で爪25を下段の切込みに嵌め込みロ
ツクすれば車輪駆動軸6は制動機構19により回
転不能な状態に保持されるから駐車中のスイーパ
の自走事故を防止することができる。
本考案は前記実施例による説明から明らかなよ
うに、車輪駆動軸に機械式の制動機構を取付けた
ので車輪自体に制動機構を組み込む必要がなく、
車体幅を拡大することなく制動機構の組み込みを
行うことができ、また、この制動機構のブレーキ
レバーを操作レバーによつて操作される揺動板に
連結させたので、この部分で力が拡大されて大き
い制動トルクを得ることができる。さらに、この
揺動板の偏心位置に設けたプーリと車輪駆動軸に
設けたプーリに懸装された伝動ベルトの中間を原
動軸により回転するプーリに当接させて揺動板が
伝動ベルトの張力を減少させる方向に揺動したと
き、先ず原動軸から車輪駆動軸への動力伝達が遮
断され、その後に制動機構が作動することとなつ
て制動効果が高められる。しかも、本考案の装置
は操作レバーの上下動のみによつて車輪駆動軸へ
の動力伝達の断続と制動機構の作動とを引続いて
行なわせることができるから操作が簡単であり、
また、ブレーキレバーを引上げた状態でロツクで
きるようにすることによつて駐車ブレーキとして
用いることもできる等種々の利点があり、構造が
簡単で充分な制動トルクを得ることのできるスイ
ーパの制動装置として実用的価値極めて大なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の示す一部切欠側面
図、第2図は同じく一部切欠平面図、第3図は要
部を拡大して示す一部切欠側面図、第4図はハン
ドル部分の一部切欠側面図である。 1:原動軸、2:プーリ、6:車輪駆動軸、
7:プーリ、10:伝動ベルト、13:揺動板、
15:操作レバー、16:プーリ、19:制動機
構、20:ブレーキレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プーリ7を一体に取付けた車輪駆動軸6と、ブ
    レーキレバー20の操作により該車輪駆動軸6の
    回転を止める機械式の制動機構19と、偏心位置
    にプーリ16が回動自在に取付けられた揺動板1
    3と、該揺動板13に連結されて該揺動板13を
    揺動させる操作レバー15と、前記車輪駆動軸6
    のプーリ7と揺動板13のプーリ16に懸装され
    る伝動ベルト10と、原動軸1により回転されて
    前記伝動ベルト10の中間が圧接されたときのみ
    該伝動ベルト10およびプーリ7を介して車輪駆
    動軸6を回転させるが前記揺動板13が揺動され
    ると伝動ベルト10への圧接が解かれるプーリ2
    とを備えていて前記揺動板13とブレーキレバー
    20とを該揺動板13の揺動によつて伝動ベルト
    10に対するプーリ2の圧接が解かれた後に制動
    機構19が作動されるように所定の遊びをもたせ
    て連結させたことを特徴とするスイーパの制動装
    置。
JP12908382U 1982-08-26 1982-08-26 スイ−パの制動装置 Granted JPS5934764U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12908382U JPS5934764U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 スイ−パの制動装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12908382U JPS5934764U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 スイ−パの制動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5934764U JPS5934764U (ja) 1984-03-03
JPS6219329Y2 true JPS6219329Y2 (ja) 1987-05-18

Family

ID=30292599

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12908382U Granted JPS5934764U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 スイ−パの制動装置

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JP (1) JPS5934764U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024781Y2 (ja) * 1982-07-14 1985-07-24 株式会社三栄水栓製作所 湯水混合比調整装置

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Publication number Publication date
JPS5934764U (ja) 1984-03-03

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