JPS62193083A - カ−トリツジヒ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金型の加熱源として広く使用されているカー
トリッジヒータに関し、特に電極線とリード線の接続部
分に関するものである。

従来の技術 従来より、各種金型を一定温度に加熱するのに、金型に
あらかじめ設けられた孔に挿入して使用されるカートリ
ッジヒータが広く応用されている。

このカートリッジヒータは、第３図に示すように、片側
を封じた金属パイプ１１の中央部に、電熱線１２を巻き
つけるとともに、中央に電気取り出し用の電極線１３′
ｆ：それぞれ設けたマグネシア２、、。

コア１４を位置させ、かつこのマグネシアコア１４と金
属パイプ１３との隙間を、マグネシア粉末１６により充
填した構造を有している。

このような構造を有するカートリッジヒータの端末部は
、第３図に示すように、リード線１６に結合された圧着
端子１７で電極線１３に咬めることにより接続されると
ともに、接続部分の絶縁のために、シリコーンチューブ
１８で被覆し、そしてこのシリコーンチューブ１８を金
属パイプ１１の端末部にシリコーン樹脂１９を注入する
ことにより固定していた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前述した接続方法では、リード線１６に
左右方向の荷重が負荷されると、電極線１３とリード線
１６の咬め部分で、簡単に切断が生じることがある。

また、シリコーン樹脂１９とシリコーンチューブ１８と
の接着強度は、あ凍り強くなく、容易にシリコーンチュ
ーブ１８がはずれて、リード線１６と電極線１３の接続
部分が露出し、危険な状態になりやすい。

本発明は前述した問題点を解決するもので、安全で強固
な接続を有するカートリッジヒータを提供することを目
的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、電極線とリード
線の接続部分をエポキシ樹脂の中に埋設したものである
。

作　　　用 すでに、前述したように、従来のカー１−１）ッジヒー
タでは、リード線と電極線の接続部分は、シリコーンチ
ューブとシリコーン樹脂を組み合わせることにより、行
われていたが、この方法では、シリコーンチューブとシ
リコーン樹脂との接着強度およびシリコーン樹脂と金属
パイプとの接着強度は、あまり強いものではなく、客員
に剥れるとともに、接続部分に負荷がかかると容易に切
断されてしまうもので、これに対し、本発明では、接続
部分をエポキシ樹脂の中に埋設しているため接続部分へ
の負荷を軽くすることができるとともに、リード線、電
極線および金属パイプ相互の接着強度をエポキシ樹脂を
用いたことにより高めることができるものである。

このため、リード線に負荷がかかっても、従来見られた
ような接続部分での切断現象や、接続部分の露出現象は
生じなくなる。

なお、本発明では、エポキシ樹脂の中に、電極線とリー
ド線の接続部分を埋設する場合、従来よりよく使用され
ていた液体状態で注入し、硬化させる以外に、あらかじ
め、硬化剤を添加して成型したエポキシ成型体を、金属
パイプの端末部に挿入し、熱処理により溶融、硬化させ
ることも可能である。

このような理由により、電極線とリード線の接続部分の
強度を著しく高めることができる。

実施例 以下、本発明の具体的な実施例を第１図および第２図に
もとづいて説明する。

まず、従来と同様にして、電熱線１を巻きつけるととも
に、中央に電気取り出し用の電極線２をそれぞれ設けた
マグネシアコア３を金属パイプ４の中央部に位置させ、
かつこのマグネシアコア３と金属パイプ４の隙間に、マ
グネシア粉末５を充填することにより構成されるカート
リッジヒータを準備した。

次にこのカートリッジヒータの電極線２に、リード線６
を圧着し、かつ端子７を用いて咬めることにより接続し
た後、第２図に示すエポキシ成型体８を金属パイプ４の
端末部に挿入した。

なお、このエポキシ成型体８は、あらかじめエポキシ樹
脂に硬化剤を添加し、射出成型等によシ成型したもので
ある。この後、所定温度に設定した電気炉中に投入して
エポキシ成型体８を溶融。

硬化させることにより、エポキシ樹脂９による封止を行
うとともに、エポキシ樹脂９の中にリード線６と電極線
２の接続部分を埋設した本発明のカートリッジヒータを
完成した。

このようにして完成したカートリッジヒータのリード線
６に荷重全負荷したところ、リード線６と電極線２の接
続部分での切断は見られなかった。

６、−７ また、接続部分の露出現象も生じず、非常に強固な接続
を示した。

発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば、電極線
とリード線の接続部分をエポキシ樹脂の中に埋設した構
成としているため、安全で強固な接続を有するカートリ
ッジヒータを提供することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すカートリッジヒータの
断面図、第２図は本発明で使用するエポキシ成型体の斜
視図、第３図は従来のカートリッジヒータの断面図であ
る。 ２・・・・・・電極線、６・・・・・・リード線、９・
川・・エポキシ樹脂。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電極線とリード線の接続部分をエポキシ樹脂の中に埋設
   したことを特徴とするカートリッジヒータ。