JPS62191127A - 発泡装飾シ−トの製造方法 - Google Patents

発泡装飾シ−トの製造方法

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JPS62191127A
JPS62191127A JP61032504A JP3250486A JPS62191127A JP S62191127 A JPS62191127 A JP S62191127A JP 61032504 A JP61032504 A JP 61032504A JP 3250486 A JP3250486 A JP 3250486A JP S62191127 A JPS62191127 A JP S62191127A
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JP
Japan
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layer
foaming
melt viscosity
expansion
extent
Prior art date
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Pending
Application number
JP61032504A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuo
松尾 博司
Mikio Ishikiriyama
幹雄 石切山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Leather Cloth Co Ltd
Original Assignee
Kanto Leather Cloth Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、壁装材料としての発泡装飾シートを製造する
方法に関するものである。
〈従来の技術〉 通常の発泡製品の2〜3倍にも当る大きな凹凸差を付与
させる発泡装飾シートの製法が特公昭59−1580号
公報に開示されている。この方法は、基材面に模様状に
形成した第1の発泡剤含有の合成樹脂層を、第1の発泡
剤の分解温度より高い分解温度をもった第2の発泡剤含
有の合成樹脂層で被覆し、ついでこれを加熱発泡させる
と、第1の層内の発泡剤は分解を開始してその層内に微
小セルを散在しているが第2の層内の発泡剤は未だ分解
せずにいる発泡初期の段階では、第1の層からの分解ガ
スで溶融状態にある第2の層を膨らませ、ついで上記微
小セルが複数の粗大セルの集合に変る中間段階では、第
2の層の発泡が徐々に始まっているけれども第1の層か
らの分解ガスを自由に逃がす迄にはなっていないため、
第2の層の押し上げ、膨らみを益々進行させ、こうして
複数の粗大セルが一つの大きな空洞を形成する発泡終期
の段階では、第2の層は良好な表面状態をもった発泡層
となるというものである。
上記の公報には、比較的大きな分解温度差を示す発泡剤
の例として、分解温度約130℃のオキシビスベンゼン
スルホニルヒドラジド(08S H)系と、分解温度約
200℃のアゾジカルボンアミド(ADCへ)系が示さ
れている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記の方法でもって柄と柄の間隔の狭い発泡装飾シート
を作ってみると、つぎに述べるような不都合があること
がわかった。すなわち、第3図Aの如く、基材1面に0
.5mm程度の狭い間隔をもった模様を第1の発泡剤含
有の合成樹脂層2.2の塗布間で形成し、第1の発泡剤
の分解温度よりも高い分解温度をもつ第2の発泡剤含有
のプラスチゾル層3で被覆したものを加熱発泡させると
、第3図Bの発泡初期段階では、第1の層2に重なった
プラスチゾル層3部分が第1の腟2の膨張で上方に押し
上げるだけでめったものが、第1の層2の膨張か進み、
分解ガス圧が高まるにつれて、上方に益々押し上げるこ
と以外に、基材1に重なり且つ第1の層2と接するプラ
スチゾル層3部分を基材1からめくりあげ、斜め上に押
し上げて横方向にも拡張させた。この結果、発泡の中間
段階を示す第3図Cの如く、セル構造部4は半球状に肥
大化したものとなり、これが空洞部分5となった第3図
りの終期段階では、離したい柄と柄との間隔はくっつい
て盛り上げるため、立体感に乏しい平坦な感じの、甚だ
シャープ性に欠ける発泡凹凸模様しか得られなかった。
この原因は、プラスチゾル層3の溶融粘度と関係がある
ように思われた。すなわら、プラスチゾル層3のPVC
ペーストレジンの平均重合度は、従来、コーティングの
し易さや発泡性の点から、約900程度のものを使用し
ていたが、この場合の溶融粘度では、第1の層2からの
分解ガス圧でもって、上述した基材1に重なり且つ第1
の層2と接するプラスチゾル層3部分は容易に横方向に
めくり上げ乃至は押し上げられる結果、セル構造部4、
延いては空洞部分5が横方向に肥大化した形態となった
。そこでプラスチゾル層3の溶融粘度を高らしめるた、
め、添加する可塑剤1を少なくしてみたが、可塑剤使用
の目的を損わない範囲で溶融粘度の向上を試みたが、こ
の程度では殆んど実効を得られないことがわかった。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明は、第2の層であるプラスチゾル層のPVCペ
ース1〜レジンの平均重合度を1200〜2000とし
て溶融粘度を高らしめ、第1の層の発泡時、基材に重な
り且つ第1の層に接する第2の層部分の横方向への膨張
を押えその分、第1の層に重なる第2の層の垂直方向の
膨張を増大可能とする。これによって、第1の層で形成
した柄と柄との間隔が例えば0.5mm程1度と狭くて
も発泡によってひつつくようなことのないようにでき、
立体感にあふれた発泡装飾シートを製造することができ
るものである。
PVCペーストレジンの平均重合度が1200以下では
溶融粘度が低くこれでは所期の目的が達成できないし、
また、2000以上となると、溶融粘度が高きに過ぎて
発泡性が悪くなり、何れも不可である。最も好ましい範
囲としては1200〜1600程度である。
この発明は第1の層で模様状に形成する柄と柄との間隔
が0.4mm以上離れていて、柄の幅、点柄の場合なら
ばその直径が1Qmm以下であるときに、特に有効であ
る。もつとも、第2の層の発泡が大き過ぎると、膨出し
た柄同士がくっついてしまうことになるが、この点は第
2の発泡剤の含有蛋や発泡倍率を適宜考慮することによ
って解決できる事項である。例えば第2の発泡剤は第2
の層のPVC100部に対して3〜7部程度とし、発泡
倍率も7倍程度にとどめるといった具合である。
〈発明の効果〉 柄と柄との間隔が狭い発泡による凹凸模様を顕著に表現
したい場合、この発明はPVCペーストレジンの平均重
合度を1200〜2000とし、溶融粘度を高くすると
いう比較的簡単且つ容易な構成によって、その柄の立ち
上がり個所に当るエツジ部分の直立性を確実に達成し、
以って立体感にあふれた発泡装飾シートを得ることがで
きる点で甚だ優れている。そればかりか、横方向への膨
張を垂直方向に変換するので、従来法に比較し、第1の
層に含有させる発泡剤の垣を約7割以下に抑えても同等
の膨出効果を得ることができる。
〈実施例〉 第2図に、この実施例のフローシートを示す。
厚さ0.15mm程度の壁紙難燃裏打紙である基材1に
、配合表Aに示す第1の発泡剤含有ポリ塩化ビニル塗料
(発泡剤の分解温度130℃)をロータリースクリーン
機6にて模様状に印刷することで塗布層2を形成した。
この塗布層2による模様はストライブの幅1.5mm、
ストライプ間の間隔0.5mm、塗布要約0.03mm
のス1〜ライブ模様とした。塗イ「層2を形成した基材
1は、つぎに120℃の乾燥炉7内に60秒間通して乾
燥グル化させてから、コーター8にて配合表Bに示ず第
2の発泡剤含有のプラスチゾル(ペーストレジンの平均
重合度1600、発泡剤の含有量はPVC100部に対
して3部、発泡剤の分解温度200℃)を全面に平らに
塗布し、塗布要約0.17mmの塗布層3を形成した(
第1図A参照)このようにして塗布層2の上に塗布層3
を形成した基材1は、120°Cの乾燥炉9内に90秒
間通して乾燥ゲル化さゼたのち、常法に従い、グラビア
印刷機10にて艶消し表面処理を施してから、発泡炉1
1にて220°C,40秒間通して、発泡させた。第1
図Bから第1図りまでに、発泡初期、中間、終期の各段
階における断面図を示す。できた製品のス1〜ライブ模
様の高さは約2mmであった。
得られた製品をベーストレジンの平均重合度が900程
度のものと比較すると、柄の立ち上がり個所に当るエツ
ジ部分がくっきり直立し、柄と柄との間隔を残している
ため、非常に立体感 ・に富んだ装飾性を与えてくれる
こと、ちなみに切断して空洞部分5の大きざを調べても
バラツキが少なく、当初の塗布層2を忠実に再現した大
きざであることが確認された。
【倉入A PVC100部 DOP             70部安定剤(Ba
−Zn系)      3部発泡剤(OBSH系)  
    15部発泡助剤             1
部配合表8 PVo            100部DOP   
          50部安定剤(Ba−Zn系) 
     3部発泡剤(ADCA系)       3
部発泡助剤             1部離燃剤  
            3部顔料(Tie>    
      20部
【図面の簡単な説明】
第1図Aから第1図りまで、および第3図Aから第3図
りまでは、それぞれ本発明の方法と従来法との発泡前か
ら発泡後までの状態を説明する断面図、第2図は製造の
プロセスを示すフローシートである。 1・・・基材、2・・・第1の発泡剤含有の合成樹脂層
、3・・・第2の発泡剤含有のプラスチゾル居、4・・
・セル構造部、5・・・空洞部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基材面に模様状に形成した第1の発泡剤含有の合成
    樹脂層を、前記発泡剤の分解温度よりも高い分解温度を
    もった第2の発泡剤含有のプラスチゾル層で被覆し、つ
    いでこれを加熱発泡し、該プラスチゾル層の発泡層であ
    る表層を、該プラスチゾル層が未だ密閉性を保持した状
    態下で第1の樹脂層が発泡した痕跡である空洞状芯部分
    により膨出させる発泡装飾シートの製造方法において、
    該プラスチゾル層のPVCペーストレジンは平均重合度 1200〜2000として溶融粘度を高らしめ、第1の
    層の発泡時、基材に重なり且つ第1の層に接する第2の
    層部分の横方向への膨張を押えその分、第1の層に重な
    る第2の層の垂直方向の膨張を増大可能としたことを特
    徴とする発泡装飾シートの製造方法。
JP61032504A 1986-02-17 1986-02-17 発泡装飾シ−トの製造方法 Pending JPS62191127A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026700A (ja) * 1988-06-23 1990-01-10 Lonseal Corp 新規なビニル壁紙製造方法
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CN108890951A (zh) * 2018-08-23 2018-11-27 瑞典戴铂国际有限公司 一种用于孔泡状高分子聚合物泡沫芯材表面封孔设备及工艺
JP2019059166A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 カシオ計算機株式会社 熱膨張性シート、熱膨張性シートの製造方法、造形物の製造方法、造形システム及び膨張装置

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