JPS604307B2 - 内装材の製造法 - Google Patents
内装材の製造法Info
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- JPS604307B2 JPS604307B2 JP12388280A JP12388280A JPS604307B2 JP S604307 B2 JPS604307 B2 JP S604307B2 JP 12388280 A JP12388280 A JP 12388280A JP 12388280 A JP12388280 A JP 12388280A JP S604307 B2 JPS604307 B2 JP S604307B2
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- JP
- Japan
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- plastisol
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- vinyl chloride
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- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内装材の製造法、さらに詳しくは、表面に塩化
ビニル樹脂発泡体により、鮮明な、深みのある凹凸模様
を形成させた、壁紙などとして用いるシート状の内装材
の製造法に関する。
ビニル樹脂発泡体により、鮮明な、深みのある凹凸模様
を形成させた、壁紙などとして用いるシート状の内装材
の製造法に関する。
従来から、基村に樹脂組成物を施し、加熱発泡処理して
表面に凹凸模様を形成させたシートが壁紙などの内装材
に用いられている。
表面に凹凸模様を形成させたシートが壁紙などの内装材
に用いられている。
これらのシートの製造法としては種々の方法が知られて
おり、このうち、特公昭47−11911号には、基材
上に発泡性または非発泡性の塩化ピニルベースト樹脂の
プラスチゾルを塗布して第1層を形成させ、その上に、
第1層のプラスチゾルと相溶性を有する、かつ、それよ
りも溶融粘度の高い発泡性塩化ビニルベーストを、第1
層の厚さに対して特定の比率の厚さで塗布して第2層を
形成させ、ついで、加熱して溶融発泡させることにより
、第1層と第2層の溶融粘度の差を利用して第2層の発
泡状態にヒズミを起し、表面に塩化ビニル樹脂発泡体の
シワ状立体模様を形成させたシートの製造法が開示され
ている。かかる方法で得られるシートは表面の凹凸が鮮
明で、壁紙などとして用いるのに適している。ところで
、このようなシートではランダムなシワ状模様のため、
ロット毎に多少模様のバラツキが生じ、壁紙として施工
する場合、隣接するシート同志の継目の模様合せに工夫
を要する難点があり、これを防ぐためには模様に一定の
方向性あるいはパターンを有するシートとすることが考
えられるが、前記の方法ではそのような方向性あるいは
パターンを有す模様のシートを得ることが困難である。
本発明者らは、意外にも、前記の方法において、その第
1層を特定の寸法条件下で一定の方向性あるいはパター
ンを有する模様を呈するごとく、基材上に不連続に形成
させることにより、該模様に従って、第2層が実質的に
シワを形成することなく、鮮明に突出した深みのある凹
凸模様をシート表面に形成させることを見出し、本発明
を完全するにいたった。
おり、このうち、特公昭47−11911号には、基材
上に発泡性または非発泡性の塩化ピニルベースト樹脂の
プラスチゾルを塗布して第1層を形成させ、その上に、
第1層のプラスチゾルと相溶性を有する、かつ、それよ
りも溶融粘度の高い発泡性塩化ビニルベーストを、第1
層の厚さに対して特定の比率の厚さで塗布して第2層を
形成させ、ついで、加熱して溶融発泡させることにより
、第1層と第2層の溶融粘度の差を利用して第2層の発
泡状態にヒズミを起し、表面に塩化ビニル樹脂発泡体の
シワ状立体模様を形成させたシートの製造法が開示され
ている。かかる方法で得られるシートは表面の凹凸が鮮
明で、壁紙などとして用いるのに適している。ところで
、このようなシートではランダムなシワ状模様のため、
ロット毎に多少模様のバラツキが生じ、壁紙として施工
する場合、隣接するシート同志の継目の模様合せに工夫
を要する難点があり、これを防ぐためには模様に一定の
方向性あるいはパターンを有するシートとすることが考
えられるが、前記の方法ではそのような方向性あるいは
パターンを有す模様のシートを得ることが困難である。
本発明者らは、意外にも、前記の方法において、その第
1層を特定の寸法条件下で一定の方向性あるいはパター
ンを有する模様を呈するごとく、基材上に不連続に形成
させることにより、該模様に従って、第2層が実質的に
シワを形成することなく、鮮明に突出した深みのある凹
凸模様をシート表面に形成させることを見出し、本発明
を完全するにいたった。
すなわち「本発明によれば「基村上に、点および/また
は線で構成された一定の方向性あるいはパターンを有す
る模様に従い「各点およびノまたは線の中がob5〜1
0帆、隣接する点およびノまたは線の間隔が0.5肌以
上の寸法で発泡性または非発泡性の塩化ビニルもしくは
塩化ビニル共重合体ペースト樹脂のプラスチゾルを塗布
して不連続な第1層を形成させ「その上全面に第1層の
プラスチゾルと相顔性を有する、かつ「それよりも溶融
粘度の高い発泡性塩化ビニルペーストを、第1層の厚さ
に対して0.5〜5M音の厚さで塗布して第2層を形成
させ、ついで、加熱して溶融発泡させることにより、表
面に塩化ビニル樹脂発泡体の鮮明な、深みのある凹凸模
様を有する壁紙などとして適したシート状の内装材が得
られる。
は線で構成された一定の方向性あるいはパターンを有す
る模様に従い「各点およびノまたは線の中がob5〜1
0帆、隣接する点およびノまたは線の間隔が0.5肌以
上の寸法で発泡性または非発泡性の塩化ビニルもしくは
塩化ビニル共重合体ペースト樹脂のプラスチゾルを塗布
して不連続な第1層を形成させ「その上全面に第1層の
プラスチゾルと相顔性を有する、かつ「それよりも溶融
粘度の高い発泡性塩化ビニルペーストを、第1層の厚さ
に対して0.5〜5M音の厚さで塗布して第2層を形成
させ、ついで、加熱して溶融発泡させることにより、表
面に塩化ビニル樹脂発泡体の鮮明な、深みのある凹凸模
様を有する壁紙などとして適したシート状の内装材が得
られる。
本発明の方法においては「その機構は明確ではないが、
第1層を不連続にし、基材上に樹脂の二層構造部分と一
層構造部分を設けることにより「たとえ「両様造部分の
塗布厚さが同じでも、二層構造部分の発泡高さが一層構
造部よりも高くなり、さらに、二層構造部分の樹脂間の
溶融粘度の差により、その部分が発泡により、上方のみ
ならず横方向へも膨張しト各突出部がクビレた鮮明な、
深みのある凹凸を形成する。しかもト第1層が特定の寸
法を有するので、発泡状態にヒズミが起らず、凹部、凸
部いずれにもシワを形成することがない。つぎに添付の
図面を用いて本発明の方法をさらに詳しく説明する。
第1層を不連続にし、基材上に樹脂の二層構造部分と一
層構造部分を設けることにより「たとえ「両様造部分の
塗布厚さが同じでも、二層構造部分の発泡高さが一層構
造部よりも高くなり、さらに、二層構造部分の樹脂間の
溶融粘度の差により、その部分が発泡により、上方のみ
ならず横方向へも膨張しト各突出部がクビレた鮮明な、
深みのある凹凸を形成する。しかもト第1層が特定の寸
法を有するので、発泡状態にヒズミが起らず、凹部、凸
部いずれにもシワを形成することがない。つぎに添付の
図面を用いて本発明の方法をさらに詳しく説明する。
図面中、第1図は本発明方法によるシ−トの加熱発泡前
の榛式的断面図である。
の榛式的断面図である。
第2図は第1図に示すシートの加熱発泡後の模式的断面
図である。
図である。
第3図は従来の方法によるシートの加熱発泡後の模式的
断面図である。
断面図である。
本発明の方法を行なうには、まず、第1図に示すごとく
、基材1上に、シルクスクリーン、ロータリースクリー
ンなどを用いて、模様を構成する点および/または線の
中が0.5〜10側、好ましくは、1〜3脚、それらの
間隔が0.5柳以上、好ましくは、1柳以上の寸法で発
泡性または非発泡性の塩化ビニルベースト樹脂プラスチ
ゾルの模様をプリントして第1層2をを形成させる。
、基材1上に、シルクスクリーン、ロータリースクリー
ンなどを用いて、模様を構成する点および/または線の
中が0.5〜10側、好ましくは、1〜3脚、それらの
間隔が0.5柳以上、好ましくは、1柳以上の寸法で発
泡性または非発泡性の塩化ビニルベースト樹脂プラスチ
ゾルの模様をプリントして第1層2をを形成させる。
模様を構成する点や線の中が太すぎると発泡後にシワを
形成し、細すぎると鮮明な模様が形成されず、また、間
隔が狭すぎると一様に発泡してシワを形成する。したが
っても点や線の中およびこれらの間隔は前記のごとくす
ることが必要である。第1層の塗布厚さは特に限定する
ものではないが「通常「0.05〜0.2肌とすること
が好ましい。第1層塗布後トそのまま加熱することなく
〜 またはら第1層を加熱溶融させて〜その上全面にL
ナイフコーター「ロールコーターなどで第1層のプラ
スチゾルと相潟性を有する、かつ「それよりも溶融粘度
の高い発泡性塩化ビニルベーストを塗布して第2層3を
形成する。第2層の塗布厚さは美麗な模様を形成させる
観点から第1層の塗布厚さの0.5〜5批音とすること
が好ましい。第2層塗布後「常法に従って、加熱して溶
融発泡すると、第2図に示すごとき断面構造を有する目
的とするシートが得られる。
形成し、細すぎると鮮明な模様が形成されず、また、間
隔が狭すぎると一様に発泡してシワを形成する。したが
っても点や線の中およびこれらの間隔は前記のごとくす
ることが必要である。第1層の塗布厚さは特に限定する
ものではないが「通常「0.05〜0.2肌とすること
が好ましい。第1層塗布後トそのまま加熱することなく
〜 またはら第1層を加熱溶融させて〜その上全面にL
ナイフコーター「ロールコーターなどで第1層のプラ
スチゾルと相潟性を有する、かつ「それよりも溶融粘度
の高い発泡性塩化ビニルベーストを塗布して第2層3を
形成する。第2層の塗布厚さは美麗な模様を形成させる
観点から第1層の塗布厚さの0.5〜5批音とすること
が好ましい。第2層塗布後「常法に従って、加熱して溶
融発泡すると、第2図に示すごとき断面構造を有する目
的とするシートが得られる。
第2図から明らかなようにし第1層2および第2層3か
らなる二層構造部分aは第2層3のみからなる一層構造
部分bよりも発泡高さが著しく高くなり、一層構造部分
bが深い谷を形成する。また二層構造部分aにおいては
第1層と第2層の溶融粘度の差により第2層が上方のみ
ならず、横方向にも膨張し、各突出部の基底部4は鋭角
にクビレており、突出部の断面が円〜楕円形に近い形状
を有し、従来の塩化ビニル樹脂発泡体による凹凸とは異
なった、鮮明な、深みのある凹凸が形成される。一方「
第3図に示すごとく、従来の方法に従って、基村3上全
面に第1層2を塗布し、その上第2層3を塗布し、加熱
して溶融発泡させると、表面にシワ状の凹凸を有するシ
ートが得られるが、突出部の基底部4がクビレた凹凸は
形成されない。
らなる二層構造部分aは第2層3のみからなる一層構造
部分bよりも発泡高さが著しく高くなり、一層構造部分
bが深い谷を形成する。また二層構造部分aにおいては
第1層と第2層の溶融粘度の差により第2層が上方のみ
ならず、横方向にも膨張し、各突出部の基底部4は鋭角
にクビレており、突出部の断面が円〜楕円形に近い形状
を有し、従来の塩化ビニル樹脂発泡体による凹凸とは異
なった、鮮明な、深みのある凹凸が形成される。一方「
第3図に示すごとく、従来の方法に従って、基村3上全
面に第1層2を塗布し、その上第2層3を塗布し、加熱
して溶融発泡させると、表面にシワ状の凹凸を有するシ
ートが得られるが、突出部の基底部4がクビレた凹凸は
形成されない。
本発明方法において用いる基材は通常用いられるものい
ずれでもよく、例えば、紙、鰍燃紙、織物「不織布、ァ
スベスト紙、各種合成樹脂シートなどが挙げられる。
ずれでもよく、例えば、紙、鰍燃紙、織物「不織布、ァ
スベスト紙、各種合成樹脂シートなどが挙げられる。
第1層を形成する塩化ビニルもしくは塩化ビニル共重合
体ペースト樹脂のプラスチゾルとしては、例えば、平均
重合度500〜2000の塩化ビニルもしくは塩化ビニ
ル共重合体ペースト樹脂プラスチゾルに、可塑剤、所望
により、充填剤、安定剤、発泡剤などを配合した発泡性
あるいは非発泡性のものが挙げられる。
体ペースト樹脂のプラスチゾルとしては、例えば、平均
重合度500〜2000の塩化ビニルもしくは塩化ビニ
ル共重合体ペースト樹脂プラスチゾルに、可塑剤、所望
により、充填剤、安定剤、発泡剤などを配合した発泡性
あるいは非発泡性のものが挙げられる。
第2層を形成する発泡性塩化ビニルベーストとしては、
第1層に用いるプラスチゾルと相溶性を有し、かつ、そ
れより溶融粘度の高い通常の発泡性塩化ビニルベースト
でよく、例えば、平均重合度500〜2000の塩化ビ
ニルベースト樹脂に可塑剤、発泡剤、安定剤、所望によ
り、充填剤、着色剤などを配合したものが挙げられる。
第1層に用いるプラスチゾルと相溶性を有し、かつ、そ
れより溶融粘度の高い通常の発泡性塩化ビニルベースト
でよく、例えば、平均重合度500〜2000の塩化ビ
ニルベースト樹脂に可塑剤、発泡剤、安定剤、所望によ
り、充填剤、着色剤などを配合したものが挙げられる。
第1層および第2層の樹脂の溶融粘度差は配合する可塑
剤量、用いる樹脂の重合度等により適宜に調整すること
ができ、各層を形成するプラスチゾルの溶融粘度は「
通常、20000において押出し型粘度計(高化式フロ
ーテスタ)で測定した場合、100〜20000ポアズ
の範囲から選択できる本発明の方法においては、さらに
、第2層発泡前にグラビア印刷を施したり「発泡後にェ
ンボス処理するなどの他の種々の表面処理を組み合せる
ことも可能である。また、第2層発泡前に第2層の上に
、さらに、着色層を設けるなどしてもよく、これにより
、、発泡後の凹凸によって濃淡に着色された美麗なシー
トが得られる得られたシートは、前記のごとく、鮮明な
、深みのある美麗な凹凸模様を呈し、壁紙として使用す
ると、例えば、照明をあてた場合に突出部基底部付近に
影影ができ、従来のものには見られない、すぐれた立体
感が生じる。
剤量、用いる樹脂の重合度等により適宜に調整すること
ができ、各層を形成するプラスチゾルの溶融粘度は「
通常、20000において押出し型粘度計(高化式フロ
ーテスタ)で測定した場合、100〜20000ポアズ
の範囲から選択できる本発明の方法においては、さらに
、第2層発泡前にグラビア印刷を施したり「発泡後にェ
ンボス処理するなどの他の種々の表面処理を組み合せる
ことも可能である。また、第2層発泡前に第2層の上に
、さらに、着色層を設けるなどしてもよく、これにより
、、発泡後の凹凸によって濃淡に着色された美麗なシー
トが得られる得られたシートは、前記のごとく、鮮明な
、深みのある美麗な凹凸模様を呈し、壁紙として使用す
ると、例えば、照明をあてた場合に突出部基底部付近に
影影ができ、従来のものには見られない、すぐれた立体
感が生じる。
つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例 1常法により、つぎの配合に従って、低溶融粘
度プラスチゾルAおよび高溶融粘度ブラスチゾルBを調
製した。
実施例 1常法により、つぎの配合に従って、低溶融粘
度プラスチゾルAおよび高溶融粘度ブラスチゾルBを調
製した。
配合A(プラスチゾルA)
成 分 重量部ポリ塩化ビ
ニル(平均重合度900) 100ジオクチルフタ
レート 60アゾジカルボンアミ
ド(発泡剤) 5液状亜鉛系複合体(安定剤)
3配合B(プラスチゾルB)成 分
重量部ポリ塩化ビニル(平均
重合度1700) 100ジオクチルフタレート
60アゾジカルポンアミド(発
泡剤) 5液状亜鉛系複合体(安定剤)
4プラスチゾルAおよびBの各々から発泡剤を
除いたものにつき、押出し型粘度計(高化式フローテス
ター)を用い、、200ooでの溶融粘度を測定したと
ころ、プラスチゾルAは3265ポアズ〜プラスチゾル
Bは14950ポアズであった。
ニル(平均重合度900) 100ジオクチルフタ
レート 60アゾジカルボンアミ
ド(発泡剤) 5液状亜鉛系複合体(安定剤)
3配合B(プラスチゾルB)成 分
重量部ポリ塩化ビニル(平均
重合度1700) 100ジオクチルフタレート
60アゾジカルポンアミド(発
泡剤) 5液状亜鉛系複合体(安定剤)
4プラスチゾルAおよびBの各々から発泡剤を
除いたものにつき、押出し型粘度計(高化式フローテス
ター)を用い、、200ooでの溶融粘度を測定したと
ころ、プラスチゾルAは3265ポアズ〜プラスチゾル
Bは14950ポアズであった。
難燃紙(重量8M/で、厚さ0.4柳)にプラスチゾル
Aで、、中1側、柄間隔5側のストライプ模様をシルク
スクリーン印刷し、ギャオーブン中、170ooで1分
間加熱し、厚さ0.04豚のプリント(第1層)を施し
た。
Aで、、中1側、柄間隔5側のストライプ模様をシルク
スクリーン印刷し、ギャオーブン中、170ooで1分
間加熱し、厚さ0.04豚のプリント(第1層)を施し
た。
その上に、プラスチゾルBを0.20肋の厚さで全面塗
布し(第2層)、再度、ギャオーブン中、200℃で2
分間加熱してプラスチゾルAおよびBで形成された第1
層および第2層を完全溶融させ、発泡を完了させた。
布し(第2層)、再度、ギャオーブン中、200℃で2
分間加熱してプラスチゾルAおよびBで形成された第1
層および第2層を完全溶融させ、発泡を完了させた。
これにより、厚さ2.仇枕のきわめて立体感のあるスト
ライプ模様を有する発泡シート状内装材が得られた。実
施例 2 灘燃紙(重量80タノわ、厚さ0.14肋)に実施例1
で得られたプラスチゾルAを用い、中1脚、柄間隔5側
の縦方向ストライプ模様をシルクスクリーン印刷し、ギ
ヤオーブン中、170qoで1分間加熱して厚さ0.0
4脚のプリント(第1層)を施した。
ライプ模様を有する発泡シート状内装材が得られた。実
施例 2 灘燃紙(重量80タノわ、厚さ0.14肋)に実施例1
で得られたプラスチゾルAを用い、中1脚、柄間隔5側
の縦方向ストライプ模様をシルクスクリーン印刷し、ギ
ヤオーブン中、170qoで1分間加熱して厚さ0.0
4脚のプリント(第1層)を施した。
さらに、プラスチゾルAを用いて、中2側、柄間隔3肋
の横方向ストライプ模様をシルクスクリーン印刷し、ギ
ャオーブン中、170午○で1分間加熱して厚さ0.0
8側のプリント(第1層)を施した。
の横方向ストライプ模様をシルクスクリーン印刷し、ギ
ャオーブン中、170午○で1分間加熱して厚さ0.0
8側のプリント(第1層)を施した。
その上に、実施例1で得られたプラスチゾルBを0.2
5脚の厚さで全面塗布し(第2層)、ギャオーブン中、
200℃で2分間加熱して、ブラスチゾルAおよびBで
形成された第1層および第2層を完全溶融させ、発泡を
完了させた。
5脚の厚さで全面塗布し(第2層)、ギャオーブン中、
200℃で2分間加熱して、ブラスチゾルAおよびBで
形成された第1層および第2層を完全溶融させ、発泡を
完了させた。
これにより、最高厚さ2.5肋で、しかも、縦方向スト
ライプ、横方向ストライプのそれぞれ高さの異なる、き
わめて立体感のある格子模様を有する発泡シート状内装
材が得られた。実施例 3 常法により、つぎの配合に従って、低溶融粘度プラスチ
ゾルCおよび高溶融粘度プラスチゾルDを調製した。
ライプ、横方向ストライプのそれぞれ高さの異なる、き
わめて立体感のある格子模様を有する発泡シート状内装
材が得られた。実施例 3 常法により、つぎの配合に従って、低溶融粘度プラスチ
ゾルCおよび高溶融粘度プラスチゾルDを調製した。
配合C(プラスチゾルC)
成 分 重量部塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体(平均重合度1200)
100ジオクチルフタレート
120配合D(プラスチゾルD)成 分
重量部ポリ塩化ビニル(
平均重合度1650) 100ジブチルフタレート
100アゾジカルボンアミド
(発泡剤) 6液状亜鉛系複合体(安定剤)
3これらのプラスチゾルの熔融粘度を実施例
1と同様にして測定したところ、プラスチゾルCは16
9ポアズ、プラスチゾルDは932ポアズであった。
ル−酢酸ビニル共重合体(平均重合度1200)
100ジオクチルフタレート
120配合D(プラスチゾルD)成 分
重量部ポリ塩化ビニル(
平均重合度1650) 100ジブチルフタレート
100アゾジカルボンアミド
(発泡剤) 6液状亜鉛系複合体(安定剤)
3これらのプラスチゾルの熔融粘度を実施例
1と同様にして測定したところ、プラスチゾルCは16
9ポアズ、プラスチゾルDは932ポアズであった。
原紙にプラスチゾルCで、綿中1脚、線間隔3柵の格子
模様をシルクスクリーン印刷し、ギヤオーブン中、17
0COで1分間加熱し、厚さ0.05柳のプリント(第
1層)を施した。
模様をシルクスクリーン印刷し、ギヤオーブン中、17
0COで1分間加熱し、厚さ0.05柳のプリント(第
1層)を施した。
その上に、プラスチゾルDを0.25肋の厚さで全面塗
布し、ギャオーブン中、170qoで1分間加熱し、ゲ
ル化させた(第2層)。
布し、ギャオーブン中、170qoで1分間加熱し、ゲ
ル化させた(第2層)。
さらに、その上に、プラスチゾルDに顔料を添加して着
色させたプラスチゾルを用いて花柄をシルクスクリーン
印刷し、ギヤオープン中、200q○で2分間加熱し、
発泡ごせた。
色させたプラスチゾルを用いて花柄をシルクスクリーン
印刷し、ギヤオープン中、200q○で2分間加熱し、
発泡ごせた。
これにより、きわめて立体感のある格子模様を背景に、
美麗な花柄模様を有するシート状内装材が得られた。
美麗な花柄模様を有するシート状内装材が得られた。
実施例 4
原紙に前記のプラスチゾルCで線中1肋、線間隔1脚の
格子模様をシルクスクリーン印刷し、ギャオーブン中、
17000で1分間加熱し、厚さ0.05側のプリント
(第1層)を施した。
格子模様をシルクスクリーン印刷し、ギャオーブン中、
17000で1分間加熱し、厚さ0.05側のプリント
(第1層)を施した。
その上に、前記プラスチゾルDを0.25肋の厚さで全
面塗布し(第2層)、ギャオーブン中、20000で2
分間加熱、発泡させ、直後に、深度4側、ストライプ中
1仇肌、ストライプ間隔5物蚊のストライプ柄ェンボス
を施した。
面塗布し(第2層)、ギャオーブン中、20000で2
分間加熱、発泡させ、直後に、深度4側、ストライプ中
1仇肌、ストライプ間隔5物蚊のストライプ柄ェンボス
を施した。
これにより、凹部の厚さ0.4柵、凸部の厚さ2.5柳
の、きわめて凹凸差の大きい、立体感に富んだ発泡シー
ト状内装材が得られた。
の、きわめて凹凸差の大きい、立体感に富んだ発泡シー
ト状内装材が得られた。
実施例 5
原紙に前記プラスチゾルCで糠中1肋、線間隔1肌の格
子模様をシルクスクリーン印刷し、ギャオーブン中、1
7000で1分間加熱し「 厚さ0.02柳のプリント
(第1層)を施した。
子模様をシルクスクリーン印刷し、ギャオーブン中、1
7000で1分間加熱し「 厚さ0.02柳のプリント
(第1層)を施した。
その上に前記プラスチゾルDを0.25柳の厚さで全面
塗布し、ギャオーブン中、170℃で1分間加熱し、ゲ
ル化させた(第2層)。
塗布し、ギャオーブン中、170℃で1分間加熱し、ゲ
ル化させた(第2層)。
さらに、その上に織物柄をグラビア印刷し、再度、ギャ
オーブン中、20ぴCで2分間加熱、発泡させた。
オーブン中、20ぴCで2分間加熱、発泡させた。
これにより、織物の外観をもち、かつ、立体感のある格
子模様の美麗な発泡シート状内装材が得られた。
子模様の美麗な発泡シート状内装材が得られた。
実施例 6
常法により、つぎの配合に従って印刷組成物を調製した
。
。
配合E(印刷用組成物)
成 分 重量部塩化ピニル
−酢酸ピニル共重合体 8.5メチルエチルケ
トン 54.0無水トリメリツ
ト酸 12.5着色剤
25.0原紙に前記プラスチゾル
Aで、直径1肋、隣接円間隔1側のドット模様をシルク
スクリーン印刷し、ギャオーブン中、170q0で1分
間加熱し、厚さ0.03側のプリント(第1層)を施し
た。
−酢酸ピニル共重合体 8.5メチルエチルケ
トン 54.0無水トリメリツ
ト酸 12.5着色剤
25.0原紙に前記プラスチゾル
Aで、直径1肋、隣接円間隔1側のドット模様をシルク
スクリーン印刷し、ギャオーブン中、170q0で1分
間加熱し、厚さ0.03側のプリント(第1層)を施し
た。
その上に前記プラスチゾルBを0.25側の厚さで全面
塗布し、ギャオーブン中、17000で1分間加熱し、
ゲル化させた(第2層)。さらに、その上に、12雌嫁
スクリーンで50ミクロンの深さに食刻しておいたグラ
ビアシリンダを用いて配合Eからなる印刷用組成物を花
柄模様に塗布し、ギャオーブン中、120℃で2分間加
熱、乾燥した。
塗布し、ギャオーブン中、17000で1分間加熱し、
ゲル化させた(第2層)。さらに、その上に、12雌嫁
スクリーンで50ミクロンの深さに食刻しておいたグラ
ビアシリンダを用いて配合Eからなる印刷用組成物を花
柄模様に塗布し、ギャオーブン中、120℃で2分間加
熱、乾燥した。
ついで、得られたシートをギャオーブン中、200午0
で2分間加熱、発泡させた。。これにより、グラビア印
刷された花柄模様の部分は発泡が抑制されて厚さ0.4
肋の凹部を形成し、それ以外の部分は厚さ2.8柳の球
状模様を形成した、きわめて凹凸の大きい、立体感に富
んだ発泡シート状内装材が得られた。実施例 7 常法により、つぎの配合に従ってインキ組成物を調製し
た。
で2分間加熱、発泡させた。。これにより、グラビア印
刷された花柄模様の部分は発泡が抑制されて厚さ0.4
肋の凹部を形成し、それ以外の部分は厚さ2.8柳の球
状模様を形成した、きわめて凹凸の大きい、立体感に富
んだ発泡シート状内装材が得られた。実施例 7 常法により、つぎの配合に従ってインキ組成物を調製し
た。
配合F(インキ組成物)
成 分 重量部塩化ビニル
−アクリル共重合体 20水
77着色剤
3実施例2で得られた発泡シートに、配合
Fからなるインキ組成物をマングルコートして、発泡シ
ートの凹部が濃く着色され、かつ、凸部は淡い色に着色
された美麗なシート状内装材を得た。
−アクリル共重合体 20水
77着色剤
3実施例2で得られた発泡シートに、配合
Fからなるインキ組成物をマングルコートして、発泡シ
ートの凹部が濃く着色され、かつ、凸部は淡い色に着色
された美麗なシート状内装材を得た。
第1図は本発明方法によるシートの加熱発泡前の榛式的
断面図、第2図は第1図に示すシートの加熱発泡後の模
式的断面図、第3図は従来の方法によるシートの加熱発
泡後の模式的断面図である。 図面中の主な符号はつぎのものを意味する。 1:基材、2:第1層、3:第2層。 第1図 第2図 第3図
断面図、第2図は第1図に示すシートの加熱発泡後の模
式的断面図、第3図は従来の方法によるシートの加熱発
泡後の模式的断面図である。 図面中の主な符号はつぎのものを意味する。 1:基材、2:第1層、3:第2層。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1 基材上に発泡性または非発泡性の塩化ビニルもしく
は塩化ビニル共重合体ペースト樹脂のプラスチゾルを塗
布して第1層を形成させ、その上に、第1層プラスチゾ
ルと相溶性を有する、かつ、それよりも溶融粘度の高い
発泡性塩化ビニルペーストを塗布して第2層を形成させ
、ついで、加熱して溶融発泡させて表面に塩化ビニル樹
脂発泡体の凹凸模様を有するシート状内装材を得る方法
において、点および/または線で構成された一定の方向
性あるいはパターンを有する模様に従い、各点および/
または線の巾が0.5〜10mm、隣接する点および/
または線との間隔が0.5mm以上の寸法で基材上に不
連続に第1層を形成させ、その上全面に第1層の厚さに
対して0.5〜50倍の厚さで第2層を塗布、形成させ
ることを特徴とする内装材の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12388280A JPS604307B2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | 内装材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12388280A JPS604307B2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | 内装材の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5747977A JPS5747977A (en) | 1982-03-19 |
JPS604307B2 true JPS604307B2 (ja) | 1985-02-02 |
Family
ID=14871694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12388280A Expired JPS604307B2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | 内装材の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604307B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4552606A (en) * | 1983-03-07 | 1985-11-12 | Armstrong World Industries, Inc. | Flotation method for orienting chips in the manufacture of surface covering |
JP4515267B2 (ja) * | 2005-01-06 | 2010-07-28 | オカモト株式会社 | 発泡ポリ塩化ビニル壁紙の製造方法 |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP12388280A patent/JPS604307B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5747977A (en) | 1982-03-19 |
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