JPH0478478B2 - - Google Patents
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- JPH0478478B2 JPH0478478B2 JP63155865A JP15586588A JPH0478478B2 JP H0478478 B2 JPH0478478 B2 JP H0478478B2 JP 63155865 A JP63155865 A JP 63155865A JP 15586588 A JP15586588 A JP 15586588A JP H0478478 B2 JPH0478478 B2 JP H0478478B2
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- resin layer
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、壁装材、床材などの建装材料ならび
に車両用内装材、靴、袋物、家具表装材などに使
用される、深みと質感に富んだ装飾シートの製造
方法に関する。
に車両用内装材、靴、袋物、家具表装材などに使
用される、深みと質感に富んだ装飾シートの製造
方法に関する。
従来、この種の装飾シートの製造方法として
は、適宜裏打ちシート基材上に合成樹脂発泡、あ
るいは非発泡層を形成し、その表面にグラビアプ
リンターに表面意匠を付し、エンボスロールに通
して表面に凹凸意匠を付与したものがある。
は、適宜裏打ちシート基材上に合成樹脂発泡、あ
るいは非発泡層を形成し、その表面にグラビアプ
リンターに表面意匠を付し、エンボスロールに通
して表面に凹凸意匠を付与したものがある。
また、所謂ケミカルエンボス法という、発泡性
合成樹脂層の表面に、発泡抑制剤または／および
発泡促進剤を含む印刷インクをグラビア印刷し、
その後発泡性合成樹脂層を発泡せしめ、表面に凹
凸意匠を発現させる方法がある。
合成樹脂層の表面に、発泡抑制剤または／および
発泡促進剤を含む印刷インクをグラビア印刷し、
その後発泡性合成樹脂層を発泡せしめ、表面に凹
凸意匠を発現させる方法がある。
しかしながら、かかる従来における方法では、
表面意匠を形成する印刷層が薄層であるため、単
純な着色効果しかえられず、深み、質感に欠けて
いた。さらに後者におけるケミカルエンボス法で
は、表面の凹凸意匠に関し、そのメカニズム上シ
ヤープな、すなわち凹部と凸部の境界がはつきり
した意匠を付与することができなかつた。
表面意匠を形成する印刷層が薄層であるため、単
純な着色効果しかえられず、深み、質感に欠けて
いた。さらに後者におけるケミカルエンボス法で
は、表面の凹凸意匠に関し、そのメカニズム上シ
ヤープな、すなわち凹部と凸部の境界がはつきり
した意匠を付与することができなかつた。
本発明は、このような従来の技術の問題点を鑑
み、従来の技術では表現できなかつた質感、深み
に優れた装飾シートを製造する方法を提供するこ
とを目的とする。
み、従来の技術では表現できなかつた質感、深み
に優れた装飾シートを製造する方法を提供するこ
とを目的とする。
すなわち、本発明の装飾シートの製造方法は、
シート基材上に、合成樹脂ペーストを模様状に厚
盛り印刷して形成した先の合成樹脂層の一部が露
出するように、合成樹脂ペーストを模様状に重ね
て厚盛り印刷し、しかるのちその表面にエンボス
を施すことを特徴とするものである。
シート基材上に、合成樹脂ペーストを模様状に厚
盛り印刷して形成した先の合成樹脂層の一部が露
出するように、合成樹脂ペーストを模様状に重ね
て厚盛り印刷し、しかるのちその表面にエンボス
を施すことを特徴とするものである。
以下、本発明を詳細に説明すると、前記シート
基材としては、この種の装飾シートのシート基材
として使用されている、例えば、天然繊維、合成
繊維、ガラス繊維、パルプなどの無機または有機
繊維の単独または混合したもの、さらに必要に応
じて炭酸カルシウム、クレーなどの無機充填剤や
各種合成樹脂バインダーなどを混入せしめた織
布、不織布、編布、紙等を使用できる。
基材としては、この種の装飾シートのシート基材
として使用されている、例えば、天然繊維、合成
繊維、ガラス繊維、パルプなどの無機または有機
繊維の単独または混合したもの、さらに必要に応
じて炭酸カルシウム、クレーなどの無機充填剤や
各種合成樹脂バインダーなどを混入せしめた織
布、不織布、編布、紙等を使用できる。
また、このような素材にさらに発泡、非発泡の
合成樹脂層を塗布、ラミネートなどの手段にて積
層形成したものもシート基材として使用でき、さ
らに発泡、非発泡の合成樹脂層シート単独のもの
をシート基材として使用してもよい。
合成樹脂層を塗布、ラミネートなどの手段にて積
層形成したものもシート基材として使用でき、さ
らに発泡、非発泡の合成樹脂層シート単独のもの
をシート基材として使用してもよい。
合成樹脂ペーストの主成分である合成樹脂とし
ては、塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ウ
レタン樹脂など一般に使用されているものであれ
ばいずれのものでもよい。
ては、塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ウ
レタン樹脂など一般に使用されているものであれ
ばいずれのものでもよい。
本発明においては、この合成樹脂ペーストを、
シート基材上に適宜模様状に厚盛り印刷し、第一
の合成樹脂層を形成する。厚盛り印刷に好適な手
段の代表的なものは、グラビアプリント、スクリ
ーンプリント、とりわけロータリースクリーンプ
リントがあげられる。このロータリースクリーン
プリントによれば、厚み２mm程度までの厚盛り印
刷が可能である。厚盛り印刷された合成樹脂ペー
ストは、好ましくは、加熱等の手段にてゲル化さ
せ第一の合成樹脂層を形成する。次いで第二の合
成樹脂ペーストを第一の合成樹脂層の一部が露出
するようにして模様状に重ねて厚盛り印刷する。
さらに要すれば第三、第四、の合成樹脂層を、先
に形成せしめた合成樹脂層の一部が必ず露出する
ようにして重ねて模様状に形成する。
シート基材上に適宜模様状に厚盛り印刷し、第一
の合成樹脂層を形成する。厚盛り印刷に好適な手
段の代表的なものは、グラビアプリント、スクリ
ーンプリント、とりわけロータリースクリーンプ
リントがあげられる。このロータリースクリーン
プリントによれば、厚み２mm程度までの厚盛り印
刷が可能である。厚盛り印刷された合成樹脂ペー
ストは、好ましくは、加熱等の手段にてゲル化さ
せ第一の合成樹脂層を形成する。次いで第二の合
成樹脂ペーストを第一の合成樹脂層の一部が露出
するようにして模様状に重ねて厚盛り印刷する。
さらに要すれば第三、第四、の合成樹脂層を、先
に形成せしめた合成樹脂層の一部が必ず露出する
ようにして重ねて模様状に形成する。
なお、形成する合成樹脂層は、非発泡でも、発
泡したものでもよい。合成樹脂として塩化ビニル
系樹脂であるポリ塩化ビニルを採択し発泡させる
場合、発泡剤として、アゾジカルボンアミド、ジ
ニトロソペンタメチレンテトラミン、オキシビス
ベンゼンスルホン酸などを用いることにより発泡
させることができる。
泡したものでもよい。合成樹脂として塩化ビニル
系樹脂であるポリ塩化ビニルを採択し発泡させる
場合、発泡剤として、アゾジカルボンアミド、ジ
ニトロソペンタメチレンテトラミン、オキシビス
ベンゼンスルホン酸などを用いることにより発泡
させることができる。
また、本発明における合成樹脂中には、この発
泡剤の他、通常使用される可塑剤、充填剤、防黴
剤、着色剤、安定剤などの添加剤を加えることが
でき、さらに必要に応じてケミカルエンボスで使
用されるような発泡促進剤、発泡抑制剤を添加し
てもよい。
泡剤の他、通常使用される可塑剤、充填剤、防黴
剤、着色剤、安定剤などの添加剤を加えることが
でき、さらに必要に応じてケミカルエンボスで使
用されるような発泡促進剤、発泡抑制剤を添加し
てもよい。
添加剤として着色剤を例にとつて本発明の態様
を説明する。
を説明する。
シート基材上に、先に形成される合成樹脂層中
に顔料などの着色剤を混入させて着色させる。こ
の場合、充分な隠蔽性を出して下方のシート基材
の色が透視できないようさせてもよいし、また下
方が透視できる程度まで透明性を出してもよい。
に顔料などの着色剤を混入させて着色させる。こ
の場合、充分な隠蔽性を出して下方のシート基材
の色が透視できないようさせてもよいし、また下
方が透視できる程度まで透明性を出してもよい。
次に、それ以後形成される合成樹脂層には着色
剤を加えて着色するものであるが、下の合成樹脂
層やシート基材の色合いが透過されるよう、半透
明ないし透明性を保持させつつ着色させる。次に
エンボス処理を施し表面に凹凸意匠を付与させ
る。このような構成を採ることにより、下の合成
樹脂層やシート基材の色合いとその上に形成され
る少なくとも着色半透明な合成樹脂層の色合いが
混色するため、さらにエンボスを施すことで、エ
ンボス深度の差に応じて着色半透明ないし着色透
明な合成樹脂層に色の濃淡が付くので、非常に多
色感に富んだ装飾シートとなりうる。
剤を加えて着色するものであるが、下の合成樹脂
層やシート基材の色合いが透過されるよう、半透
明ないし透明性を保持させつつ着色させる。次に
エンボス処理を施し表面に凹凸意匠を付与させ
る。このような構成を採ることにより、下の合成
樹脂層やシート基材の色合いとその上に形成され
る少なくとも着色半透明な合成樹脂層の色合いが
混色するため、さらにエンボスを施すことで、エ
ンボス深度の差に応じて着色半透明ないし着色透
明な合成樹脂層に色の濃淡が付くので、非常に多
色感に富んだ装飾シートとなりうる。
次に、厚盛り印刷後のエンボスについてである
が、エンボス処理は、通常のプレスやエンボスロ
ール機等が使用できる。エンボスの押し圧条件等
も通常の条件が採択できるが、本発明では特に次
に述べるような方法を採用することが好ましい。
つまり、凹凸差の大きいシボロールを用いたり、
エンボスロールとバツクアツプロールとの間に間
隙を設けた所謂クリアランスエンボスを行うこと
で、表面の一部にシボ模様が付されない未エンボ
ス部を設けることもできる。
が、エンボス処理は、通常のプレスやエンボスロ
ール機等が使用できる。エンボスの押し圧条件等
も通常の条件が採択できるが、本発明では特に次
に述べるような方法を採用することが好ましい。
つまり、凹凸差の大きいシボロールを用いたり、
エンボスロールとバツクアツプロールとの間に間
隙を設けた所謂クリアランスエンボスを行うこと
で、表面の一部にシボ模様が付されない未エンボ
ス部を設けることもできる。
このように未エンボス部を存在させることによ
り、エンボス部分との艶の差を生ぜしめることが
でき、さらに異なつた表面意匠の表現が可能とな
る。また、凹凸差の大きいシボロールを用いた場
合には、最上層の合成樹脂部分も一部押し圧され
ずに存在するため、極めて高低差に富んだ凹凸表
面意匠表現ができる利点がある。
り、エンボス部分との艶の差を生ぜしめることが
でき、さらに異なつた表面意匠の表現が可能とな
る。また、凹凸差の大きいシボロールを用いた場
合には、最上層の合成樹脂部分も一部押し圧され
ずに存在するため、極めて高低差に富んだ凹凸表
面意匠表現ができる利点がある。
以下、本発明の実施例を具体例に説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
本発明はこれに限定されるものではない。
実施例 １
（第１図〜第４図参照）
壁紙用裏打紙（坪量80ｇ／m2）（１０）の上に
下記配合−１に示す組成の塩化ビニル樹脂プラス
チゾルを0.1mmの厚さでドクターナイフコーテイ
ングし、加熱発泡させて合成樹脂層１を積層形成
し、これをシート基材２とした。
下記配合−１に示す組成の塩化ビニル樹脂プラス
チゾルを0.1mmの厚さでドクターナイフコーテイ
ングし、加熱発泡させて合成樹脂層１を積層形成
し、これをシート基材２とした。
配合−１ 単位（重量部）
塩化ビニル樹脂 100
可塑剤（DOP） 50
Ba／Zn系安定剤 ３
発泡剤（アゾジカルボンアミド） ２
着色剤（酸化チタン） 10
得られたシート基材２上に以下に示す配合−２
よりなる組成の塩化ビニル樹脂ペーストをロータ
リースクリーンプリントし、この塩化ビニル樹脂
ペーストを150℃で60秒の条件下で加熱オーブン
にて加熱ゲル化させ、厚さ0.1mmの模様状の合成
樹脂層３を形成した。
よりなる組成の塩化ビニル樹脂ペーストをロータ
リースクリーンプリントし、この塩化ビニル樹脂
ペーストを150℃で60秒の条件下で加熱オーブン
にて加熱ゲル化させ、厚さ0.1mmの模様状の合成
樹脂層３を形成した。
配合−２ 単位（重量部）
塩化ビニル樹脂 100
可塑剤（DOP） 50
Ba／Zn系安定剤 ３
着色剤（カーボンブラツク） 0.5
次いで、以下に示す配合−３よりなる組成の塩
化ビニル樹脂ペーストを先の合成樹脂層３の上
に、合成樹脂層３の一部が露出するように模様状
に、重ねてロータリースクリーンプリントし、加
熱オーブン中にて200℃、45秒で塩化ビニル樹脂
ペーストを加熱発泡させ、0.4mmの模様状の第二
の合成樹脂層４を形成した。
化ビニル樹脂ペーストを先の合成樹脂層３の上
に、合成樹脂層３の一部が露出するように模様状
に、重ねてロータリースクリーンプリントし、加
熱オーブン中にて200℃、45秒で塩化ビニル樹脂
ペーストを加熱発泡させ、0.4mmの模様状の第二
の合成樹脂層４を形成した。
配合−３ 単位（重量部）
塩化ビニル樹脂 100
可塑剤（DOP） 50
Ba／Zn系安定剤 ３
発泡剤（アゾジカルボンアミド） ２
着色剤（酸化チタン） 10
次いで、この積層シートを再加熱して、凹凸差
が0.2〜0.9mmあるシヤープなエンボスシボを有す
るエンボスロール１１とバツクアツプロール（ゴ
ムロール）間を通してエンボス処理を行つた。
が0.2〜0.9mmあるシヤープなエンボスシボを有す
るエンボスロール１１とバツクアツプロール（ゴ
ムロール）間を通してエンボス処理を行つた。
得られた装飾シートは、エンボスされて潰され
ているにもかかわらず積層された合成樹脂層１，
３，４が複雑に表面側に表出され、しかもロータ
リースクリーンプリント特有の丸みを帯びた合成
樹脂部分を消すことが出来るため、極めて質感、
深みに富むものであつた。
ているにもかかわらず積層された合成樹脂層１，
３，４が複雑に表面側に表出され、しかもロータ
リースクリーンプリント特有の丸みを帯びた合成
樹脂部分を消すことが出来るため、極めて質感、
深みに富むものであつた。
さらに、この装飾シートは、積層シートを再加
熱してシート基材上の各合成樹脂層をある程度溶
融させた後、エンボスロールにて押圧したので、
各合成樹脂間での混合がおき、これがかえつて配
色的に軌新さを醸し出す。またエンボスのされな
い部分があり、これが溶融、冷却固化した状態の
まま残るため、エンボスされた部分と非常に艶の
差があるユニークなデザインとなつた。
熱してシート基材上の各合成樹脂層をある程度溶
融させた後、エンボスロールにて押圧したので、
各合成樹脂間での混合がおき、これがかえつて配
色的に軌新さを醸し出す。またエンボスのされな
い部分があり、これが溶融、冷却固化した状態の
まま残るため、エンボスされた部分と非常に艶の
差があるユニークなデザインとなつた。
実施例 ２
（第５図参照）
シート基材５として壁紙用裏打紙（坪量90ｇ／
m2）を用い、この上に下記配合−４に示す組成の
塩化ビニル樹脂プラスチゾルをロータリースクリ
ーンプリントし、この塩化ビニル樹脂ペーストを
150℃で60秒の条件下で加熱オーブンにて加熱発
泡させ、厚さ0.15mmの模様状の合成樹脂層６を形
成した。
m2）を用い、この上に下記配合−４に示す組成の
塩化ビニル樹脂プラスチゾルをロータリースクリ
ーンプリントし、この塩化ビニル樹脂ペーストを
150℃で60秒の条件下で加熱オーブンにて加熱発
泡させ、厚さ0.15mmの模様状の合成樹脂層６を形
成した。
配合−４ 単位（重量部）
塩化ビニル樹脂 100
可塑剤（DOP） 50
Ba／Zn系安定剤 ３
発泡剤（アゾジカルボンアミド） ４
着色剤（カーボンブラツク他） 10
次いで、以下に示す配合−５よりなる組成の塩
化ビニル樹脂ペーストを先の合成樹脂層６の上
に、合成樹脂層６の一部が露出するように模様状
に、重ねてロータリースクリーンプリントし、加
熱オーブン中にて200℃、45秒で塩化ビニル樹脂
ペーストを加熱ゲル化させ、0.15mmの模様状の第
二の合成樹脂層７を形成した。
化ビニル樹脂ペーストを先の合成樹脂層６の上
に、合成樹脂層６の一部が露出するように模様状
に、重ねてロータリースクリーンプリントし、加
熱オーブン中にて200℃、45秒で塩化ビニル樹脂
ペーストを加熱ゲル化させ、0.15mmの模様状の第
二の合成樹脂層７を形成した。
配合−５ 単位（重量部）
塩化ビニル樹脂 100
可塑剤（DOP） 50
Ba／Zn系安定剤 ３
着色剤（酸化チタン他） 0.2
次いで、この積層シートを再加熱して、凹凸差
が0.3〜0.5mmあるエンボスシボを有するエンボス
ロールとバツクアツプロール（ゴムロール）間を
通してエンボス処理を行つた。
が0.3〜0.5mmあるエンボスシボを有するエンボス
ロールとバツクアツプロール（ゴムロール）間を
通してエンボス処理を行つた。
得られた装飾シートは、極めて質感、深みに富
むものであり、しかもこの例における装飾シート
は下の合成樹脂層６やシート基材５の色合いとそ
の上に形成された着色半透明な合成樹脂層７と色
合いが混色し、さらにエンボスによる凹凸で、エ
ンボス深度の差に応じて着色半透明な合成樹脂層
７に色の濃淡が付くので、これらがあいまつて非
常に多色感に富んだ装飾シートであつた。
むものであり、しかもこの例における装飾シート
は下の合成樹脂層６やシート基材５の色合いとそ
の上に形成された着色半透明な合成樹脂層７と色
合いが混色し、さらにエンボスによる凹凸で、エ
ンボス深度の差に応じて着色半透明な合成樹脂層
７に色の濃淡が付くので、これらがあいまつて非
常に多色感に富んだ装飾シートであつた。
本発明によれば、シート基材上に、合成樹脂ペ
ーストを模様状に厚盛り印刷して形成した先の合
成樹脂層の一部が露出するように、合成樹脂ペー
ストを模様状に重ねて厚盛り印刷し、しかるのち
その表面にエンボスを施すことで、極めて質感、
深みに富んだ装飾シートをうることができる。
ーストを模様状に厚盛り印刷して形成した先の合
成樹脂層の一部が露出するように、合成樹脂ペー
ストを模様状に重ねて厚盛り印刷し、しかるのち
その表面にエンボスを施すことで、極めて質感、
深みに富んだ装飾シートをうることができる。
また、本発明において先に形成される合成樹脂
層を着色し、それ以後形成される合成樹脂層を着
色半透明ないし着色透明とすることにより、下の
合成樹脂層やシート基材の色合いとその上に形成
された着色半透明ないし着色透明な合成樹脂層の
色が混色し、さらにエンボスによる凹凸で、エン
ボス深度の差に応じて着色半透明ないし着色透明
な合成樹脂層に色の濃淡が付き、これらがあいま
つて非常に多色感に富ませることができる。
層を着色し、それ以後形成される合成樹脂層を着
色半透明ないし着色透明とすることにより、下の
合成樹脂層やシート基材の色合いとその上に形成
された着色半透明ないし着色透明な合成樹脂層の
色が混色し、さらにエンボスによる凹凸で、エン
ボス深度の差に応じて着色半透明ないし着色透明
な合成樹脂層に色の濃淡が付き、これらがあいま
つて非常に多色感に富ませることができる。
また、本発明において表面の一部に未エンボス
部が形成されるようにエンボスを施すことによ
り、エンボスされた部分と未エンボス部分との間
に艶の差のでるユニークなデサインを表現するこ
とができる。
部が形成されるようにエンボスを施すことによ
り、エンボスされた部分と未エンボス部分との間
に艶の差のでるユニークなデサインを表現するこ
とができる。
第１図、第２図、第３図、第４図は、本発明の
製造方法の一例を示す一連の工程断面図、第５図
は、本発明の別の例による装飾シートの断面図で
ある。 ２，５……シート基材、３，６……（第一の）
合成樹脂層、４，７……（第二の）合成樹脂層。
製造方法の一例を示す一連の工程断面図、第５図
は、本発明の別の例による装飾シートの断面図で
ある。 ２，５……シート基材、３，６……（第一の）
合成樹脂層、４，７……（第二の）合成樹脂層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ シート基材上に、合成樹脂ペーストを模様状
に厚盛り印刷して形成した先の合成樹脂層の一部
が露出するように、合成樹脂ペーストを模様状に
重ねて厚盛り印刷し、しかるのにその表面にエン
ボスを施すことを特徴とする装飾シートの製造方
法。 ２ 先に形成される合成樹脂層は着色されてお
り、それ以後形成される合成樹脂層は着色半透明
ないし着色透明であることを特徴とする特許請求
の範囲請求項第１項記載の装飾シートの製造方
法。 ３ 表面の一部に未エンボス部が形成されるよう
にエンボスを施すことを特徴とする特許請求の範
囲請求項第１項または第２項記載の装飾シートの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15586588A JPH01320197A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 装飾シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15586588A JPH01320197A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 装飾シートの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01320197A JPH01320197A (ja) | 1989-12-26 |
| JPH0478478B2 true JPH0478478B2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15615194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15586588A Granted JPH01320197A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 装飾シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01320197A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105667194A (zh) * | 2016-02-19 | 2016-06-15 | 郭伟 | 彩色浮雕板画、浮雕灯罩制造方法及产品 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003001923A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-08 | Toppan Forms Co Ltd | 凸部を有する偽造防止用シートの製法 |
| JP2003001922A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-08 | Toppan Forms Co Ltd | 光沢インクを用いた偽造防止用シートの製法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS569559A (en) * | 1979-07-02 | 1981-01-31 | Toyo Linoleum | Floor material |
| JPS5889317A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-05-27 | Hiroyuki Yasujima | エンボス化粧シ−トの製造方法 |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP15586588A patent/JPH01320197A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS569559A (en) * | 1979-07-02 | 1981-01-31 | Toyo Linoleum | Floor material |
| JPS5889317A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-05-27 | Hiroyuki Yasujima | エンボス化粧シ−トの製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105667194A (zh) * | 2016-02-19 | 2016-06-15 | 郭伟 | 彩色浮雕板画、浮雕灯罩制造方法及产品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01320197A (ja) | 1989-12-26 |
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