JPS621796Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS621796Y2 JPS621796Y2 JP1981165676U JP16567681U JPS621796Y2 JP S621796 Y2 JPS621796 Y2 JP S621796Y2 JP 1981165676 U JP1981165676 U JP 1981165676U JP 16567681 U JP16567681 U JP 16567681U JP S621796 Y2 JPS621796 Y2 JP S621796Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- hook
- hood
- reinforcement
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用フードセフテイフツク係止構
造の改良に関するものである。
造の改良に関するものである。
従来、自動車が衝突し車体が変形したときに上
記自動車のエンジンルームの上面を覆うフードが
車体から飛び出して、同フードがフロントガラス
を破り、乗員が二次災害を被ることを防止するた
めに、上記フードと車体との間にフードセフテイ
フツクが設けられたものがあつた。
記自動車のエンジンルームの上面を覆うフードが
車体から飛び出して、同フードがフロントガラス
を破り、乗員が二次災害を被ることを防止するた
めに、上記フードと車体との間にフードセフテイ
フツクが設けられたものがあつた。
ところが、この様な車両において、自動車が衝
突等により変形した際に車体側に取付けられたフ
ツクと上記フードのインナパネルに形成された係
止用孔とが係止された場合に、上記係止用孔の周
縁部が切断され上記フードが飛び出してしまうこ
とがあつた。
突等により変形した際に車体側に取付けられたフ
ツクと上記フードのインナパネルに形成された係
止用孔とが係止された場合に、上記係止用孔の周
縁部が切断され上記フードが飛び出してしまうこ
とがあつた。
本考案は、上記不具合を解消するために、上記
係止用孔の周縁部を補強することを目的として考
案されたものであり、その要旨とするところは、
フードのインナパネル又は車体側のパネルのいず
れ一方に立設されたセフテイフツクと、上記いず
れか他方に穿設されて上記セフテイフツクが挿入
される第１開口孔とを有する自動車において、上
記第１開口孔が穿設されているパネルより板厚が
厚くて自身に設けられた第２開口孔が上記第１開
口孔とほぼ同心になるように上記第１開口孔周縁
に溶着されたリーンホースメント、上記リーンホ
ースメントより板厚が厚くて上記セフテイフツク
の鉤部に対向する上記第２開口孔周縁に溶着され
たフツク当接部材を具備して、衝突等により上記
フードが変形したときに上記セフテイフツクの鉤
部が少なくとも上記フツク当接部材に係止するよ
うに構成されたことを特徴とする自動車用フード
セフテイフツク係止構造である。
係止用孔の周縁部を補強することを目的として考
案されたものであり、その要旨とするところは、
フードのインナパネル又は車体側のパネルのいず
れ一方に立設されたセフテイフツクと、上記いず
れか他方に穿設されて上記セフテイフツクが挿入
される第１開口孔とを有する自動車において、上
記第１開口孔が穿設されているパネルより板厚が
厚くて自身に設けられた第２開口孔が上記第１開
口孔とほぼ同心になるように上記第１開口孔周縁
に溶着されたリーンホースメント、上記リーンホ
ースメントより板厚が厚くて上記セフテイフツク
の鉤部に対向する上記第２開口孔周縁に溶着され
たフツク当接部材を具備して、衝突等により上記
フードが変形したときに上記セフテイフツクの鉤
部が少なくとも上記フツク当接部材に係止するよ
うに構成されたことを特徴とする自動車用フード
セフテイフツク係止構造である。
以下、本考案の一実施例を第１図〜第４図に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
２は、車体１のエンジンルームの上面に設けら
れたフード４と車体側のパネル６との間に形成さ
れたセフテイフツク係止部である。同係止部２
は、第２図の拡大断面図に示すように、フード４
の閉状態において車体側パネル６に溶着された鉤
部８を有するセフテイフツク１０が、フード４の
インナパネル１１に穿設された開口１３内に設け
られた後述の開口１２に挿入されるように構成さ
れている。即ち、インナパネル１１に穿設された
第１開口孔である開口１３の周縁部には、インナ
パネル１１の板厚より厚くかつ第２開口孔である
開口１５を有するリーンフオースメント１４が、
開口１５と開口１３とがほぼ同心になるように溶
着されている。更に、リーンフオースメント１４
の内周縁部に環状でかつリーンフオースメント１
４に比べ肉厚の厚い補強部材であるフツク当接部
材１６が溶着されている。なお、フツク当接部材
１６の開口孔１７はリーンフオースメントの開口
１５と合致するように固着されている。開口１５
と開口１７が連なつて開口１２が形成されてい
る。
れたフード４と車体側のパネル６との間に形成さ
れたセフテイフツク係止部である。同係止部２
は、第２図の拡大断面図に示すように、フード４
の閉状態において車体側パネル６に溶着された鉤
部８を有するセフテイフツク１０が、フード４の
インナパネル１１に穿設された開口１３内に設け
られた後述の開口１２に挿入されるように構成さ
れている。即ち、インナパネル１１に穿設された
第１開口孔である開口１３の周縁部には、インナ
パネル１１の板厚より厚くかつ第２開口孔である
開口１５を有するリーンフオースメント１４が、
開口１５と開口１３とがほぼ同心になるように溶
着されている。更に、リーンフオースメント１４
の内周縁部に環状でかつリーンフオースメント１
４に比べ肉厚の厚い補強部材であるフツク当接部
材１６が溶着されている。なお、フツク当接部材
１６の開口孔１７はリーンフオースメントの開口
１５と合致するように固着されている。開口１５
と開口１７が連なつて開口１２が形成されてい
る。
上記構成によれば、自動車の車体が衝突等によ
り変形した場合に、セフテイフツク１０の鉤部８
がフード４の開口１２に係止し、更に該係止部の
開口１２がフツク当接部材１６により補強されて
いるので、セフテイフツク１０が開口１２を破断
させることなく確実に係止されるものである。こ
のため、自動車の衝突時に前述したようにフード
４が車体１から飛び出しフロントガラスを破つて
乗員が二次災害を被ることを従来のものに比べか
なり防止できるものである。
り変形した場合に、セフテイフツク１０の鉤部８
がフード４の開口１２に係止し、更に該係止部の
開口１２がフツク当接部材１６により補強されて
いるので、セフテイフツク１０が開口１２を破断
させることなく確実に係止されるものである。こ
のため、自動車の衝突時に前述したようにフード
４が車体１から飛び出しフロントガラスを破つて
乗員が二次災害を被ることを従来のものに比べか
なり防止できるものである。
また、一般に自動車のフードのインナパネル
は、薄い板金が用いられているために、薄い板金
に直接肉厚の厚いフツク当接部材を溶着させるこ
とは難かしく、確実に溶着させることができなか
つた。しかしながら本考案に示すように、リンフ
オースメント１４を介して、インナパネル１０、
リンフオースメント１４、フツク当接部材１６の
順に順次肉厚を厚くすることにより、溶接作業が
容易にかつ確実に行なわれるという効果を奏する
ものである。
は、薄い板金が用いられているために、薄い板金
に直接肉厚の厚いフツク当接部材を溶着させるこ
とは難かしく、確実に溶着させることができなか
つた。しかしながら本考案に示すように、リンフ
オースメント１４を介して、インナパネル１０、
リンフオースメント１４、フツク当接部材１６の
順に順次肉厚を厚くすることにより、溶接作業が
容易にかつ確実に行なわれるという効果を奏する
ものである。
なお、上記実施例においては、セフテイフツク
１０が車体側のパネル６に、開口１２がフード４
側に形成されたものを示したが、セフテイフツク
がフード側に開口が車体側に設けられた場合で
も、上記実施例と同様の効果を得ることができる
ものである。
１０が車体側のパネル６に、開口１２がフード４
側に形成されたものを示したが、セフテイフツク
がフード側に開口が車体側に設けられた場合で
も、上記実施例と同様の効果を得ることができる
ものである。
また、上記実施例ではリーンフオースメント１
４及びフツク当接部材１６が環状のものを示した
が、特にフツク当接部材１６は、セフテイフツク
１０の鉤部８に当接する部分のみに設けられて
も、上記実施例と同様の効果を有するとともに、
車体の軽量化が図れるものである。
４及びフツク当接部材１６が環状のものを示した
が、特にフツク当接部材１６は、セフテイフツク
１０の鉤部８に当接する部分のみに設けられて
も、上記実施例と同様の効果を有するとともに、
車体の軽量化が図れるものである。
第１図は本考案実施例の全体図、第２図は要部
断面図、第３図は要部斜視図、第４図は第３図の
−矢視断面図を示す。 ４……フード、８……鉤部、１０……セフテイ
フツク、１１……インナパネル、６……車体側パ
ネル、１４……リンフオースメント、１６……フ
ツク当接部材。
断面図、第３図は要部斜視図、第４図は第３図の
−矢視断面図を示す。 ４……フード、８……鉤部、１０……セフテイ
フツク、１１……インナパネル、６……車体側パ
ネル、１４……リンフオースメント、１６……フ
ツク当接部材。
Claims (1)
- フードのインナパネル又は車体側のパネルのい
ずれか一方に立設されたセフテイフツクと、上記
いずれか他方に穿設されて上記セフテイフツクが
挿入される第１開口孔とを有する自動車におい
て、上記第１開口孔が穿設されているパネルより
板厚が厚くて自身に設けられた第２開口孔が上記
第１開口孔とほぼ同心になるように上記第１開口
孔周縁に溶着されたリーンホースメント、上記リ
ーンホースメントより板厚が厚くて上記セフテイ
フツクの鉤部に対向する上記第２開口孔周縁に溶
着されたフツク当接部材を具備して、衝突等によ
り上記フードが変形したときに上記セフテイフツ
クの鉤部が少なくとも上記フツク当接部材に係止
するように構成されたことを特徴とする自動車用
フードセフテイフツク係止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981165676U JPS5869579U (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 自動車用フ−ドセフテイフツク係止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981165676U JPS5869579U (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 自動車用フ−ドセフテイフツク係止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5869579U JPS5869579U (ja) | 1983-05-11 |
| JPS621796Y2 true JPS621796Y2 (ja) | 1987-01-16 |
Family
ID=29957865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981165676U Granted JPS5869579U (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 自動車用フ−ドセフテイフツク係止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5869579U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55127666U (ja) * | 1979-03-02 | 1980-09-09 | ||
| JPS55153279U (ja) * | 1979-04-20 | 1980-11-05 |
-
1981
- 1981-11-05 JP JP1981165676U patent/JPS5869579U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5869579U (ja) | 1983-05-11 |
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