JPS6315094Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6315094Y2
JPS6315094Y2 JP1983068243U JP6824383U JPS6315094Y2 JP S6315094 Y2 JPS6315094 Y2 JP S6315094Y2 JP 1983068243 U JP1983068243 U JP 1983068243U JP 6824383 U JP6824383 U JP 6824383U JP S6315094 Y2 JPS6315094 Y2 JP S6315094Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
upper panel
lower panel
welded
thicker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983068243U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59172678U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6824383U priority Critical patent/JPS59172678U/ja
Publication of JPS59172678U publication Critical patent/JPS59172678U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6315094Y2 publication Critical patent/JPS6315094Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のダツシユパネルの改良に関
するものであり、ダツシユパネルの上部パネルを
下部パネルより薄肉とし、下部パネルを上部パネ
ルより厚肉に形成し、上部パネルを薄肉にした分
だけダツシユパネルの重量を軽減させ、また下部
パネルを厚肉とすることによりダツシユパネル下
部の補強材を不要として部品点数と製造工数とを
減少させ、製造コストを低くしうるようにするこ
とを目的としている。
従来の自動車のダツシユパネルは、第2図に示
されるように、上部Aと下部Bとが一連一体のダ
ツシユパネルCとして形成されており、このダツ
シユパネルCの下部B部分にギヤボツクスサポー
トD、ステアリングギヤボツクスメンバE等が溶
接されている。
ところで、上部Aは、エンジンルームからのノ
イズを遮断したり、エンジンルーム側や運転室側
の各種部品、各種ユニツトの取付ベースとなるも
のであり、他方下部Bは、前記ギヤボツクスサポ
ートD、ステアリングギヤボツクスメンバE等と
共に構成する閉じ断面構造により、車体の骨格系
として、強度、剛性を高くする役割を果たすと共
に、各種ペダル類の踏込み時のストツパーとな
り、また足着き部材ともなつている。
上述のように、従来のダツシユパネルCは、上
部Aと下部Bとが一連一体の構造であるため、下
部Bを、前述のように強度と剛性とを高くする必
要から厚肉にすると、それほどの強度を必要とし
ない上部Aまで不必要に厚肉となり、重量が増大
する欠点があるし、重量を軽減するため、下部B
を上部Aと共に薄肉とすると、下部Bに補強材を
付設する必要が生じ、部品点数の増加、製造工程
の増加を来たし、製造コストを高くする欠点があ
る。
本考案は、ダツシユパネルを実用新案登録請求
の範囲に記載するように、上部パネルと下部パネ
ルとに分割し、この分割したものを溶接によつて
一体構造とすることにより上部パネルを下部パネ
ルより薄肉とし、下部パネルを上部パネルより厚
肉たらしめ、上部パネルを薄肉とした分だけダツ
シユパネルの重量を軽減させ、また下部パネルを
厚肉とすることにより、ダツシユパネル下部の補
強材を不要として部品点数と製造工数とを減少さ
せ、製造コストを低くしうるようにしたものであ
る。
以下、図示例についてその構成を説明する。
第1図において、ダツシユパネル1は、その高
さの略中央部分で、横方向に2分割されて上部パ
ネル2と下部パネル3とに区分されており、上部
パネル2の下辺4と下部パネル3の上辺5とが重
ね合わされ溶接点6により一体構造に結合されて
いる。
ダツシユパネル1の下部には、ギヤボツクスサ
ポート7、ステアリングギヤボツクスメンバ8が
溶接により一体に結合されているが、重ね合わせ
部分の総厚さが4mm以上となると、スポツト溶接
が困難となるため、図示例では上部パネル2の下
辺4と、下部パネル3の上辺5と、ギヤボツクス
サポート7の上辺9とを溶接点10で溶接すると
共に、下部パネル3の上辺5に作業孔11を穿設
し、この作業孔11を通して、上部パネル2の下
辺4と、ギヤボツクスサポート7の上辺9と、ス
テアリングギヤボツクスメンバ8の上辺12とを
溶接点13で溶接してある。
図中符号14はロツカインナ、符号15はフロ
ア、符号16は作業孔11と同じ作業孔である。
本考案のダツシユパネル1は、以上説明したよ
うに、上部パネル2と下部パネル3とを溶接点6
によつて一体構造に溶接したものであつて、上部
パネル2は、エンジンルームからのノイズの遮断
と、各種の部品やユニツト類の取付けに必要かつ
十分な最小限の肉厚のものたらしめ、また下部パ
ネル3は、車体の骨格系として強度、剛性を保持
するに必要かつ十分な最小限の肉厚とされてお
り、上部パネル2を下部パネル3より薄肉とし、
下部パネル3は上部パネル2より厚肉とし、上部
パネル2を薄肉とした分だけダツシユパネル1の
重量を軽減させ、また下部パネル3を厚肉とする
ことにより、ダツシユパネル1の下部の補強材を
不要として、部品点数と製造工程とを減少させ、
製造コストを低くしうる等の格別の効果を奏しう
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の1例を半截して示した略示斜面
図、第2図は従来のダツシユパネルを半截して示
した略示斜面図である。 1……ダツシユパネル、2……上部パネル、3
……下部パネル、6……溶接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダツシユパネルが、上部パネルと下部パネルと
    に区分され、上部パネルは下部パネルより薄肉と
    されており、該上部パネルと下部パネルとが溶接
    されて一体構造とされていることを特徴とする自
    動車のダツシユパネル。
JP6824383U 1983-05-07 1983-05-07 自動車のダツシユパネル Granted JPS59172678U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6824383U JPS59172678U (ja) 1983-05-07 1983-05-07 自動車のダツシユパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6824383U JPS59172678U (ja) 1983-05-07 1983-05-07 自動車のダツシユパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59172678U JPS59172678U (ja) 1984-11-17
JPS6315094Y2 true JPS6315094Y2 (ja) 1988-04-27

Family

ID=30198424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6824383U Granted JPS59172678U (ja) 1983-05-07 1983-05-07 自動車のダツシユパネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59172678U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3330921B2 (ja) * 2000-03-13 2002-10-07 菊池プレス工業株式会社 テーラードブランク製物品及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311936U (ja) * 1976-07-14 1978-01-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311936U (ja) * 1976-07-14 1978-01-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59172678U (ja) 1984-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6315094Y2 (ja)
JPH0474185U (ja)
JP2757723B2 (ja) 車体フロアのエンジンマウント取付部構造
JPH0340174U (ja)
JPS6382624U (ja)
JPH0189275U (ja)
JPS6348459Y2 (ja)
JPS6127827Y2 (ja)
JPH049274Y2 (ja)
JPH0132614Y2 (ja)
JPS6330273U (ja)
JPH0352611Y2 (ja)
JPH0547692Y2 (ja)
JPH0624311Y2 (ja) 自動車のダンパ取付部構造
JPS6284562U (ja)
JP3477972B2 (ja) エンジン室構造
JPS62128975U (ja)
JPS6226757U (ja)
JPH0547693Y2 (ja)
JPH044948Y2 (ja)
JPS6020541Y2 (ja) 自動車のキヤブ
JPS6366306U (ja)
JPH01130883U (ja)
JPH0353380U (ja)
JPS6256487U (ja)