JPS6217460Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217460Y2 JPS6217460Y2 JP2878983U JP2878983U JPS6217460Y2 JP S6217460 Y2 JPS6217460 Y2 JP S6217460Y2 JP 2878983 U JP2878983 U JP 2878983U JP 2878983 U JP2878983 U JP 2878983U JP S6217460 Y2 JPS6217460 Y2 JP S6217460Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- taphole
- lining
- cushion material
- around
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシヤフト炉の出銑口部でのガス漏洩を
防止し、かつ出銑口周囲での作業環境の改善をも
たらすシヤフト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止構造
に関するものである。
防止し、かつ出銑口周囲での作業環境の改善をも
たらすシヤフト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止構造
に関するものである。
従来のシヤフト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止構
造の1例を第1図a,b,cに示す。すなわち、
第1図aは従来のシヤフト炉の出銑口周囲の1例
の正面図、同じくbはaのA−A矢視図、同じく
cはaのB−B矢視図である。
造の1例を第1図a,b,cに示す。すなわち、
第1図aは従来のシヤフト炉の出銑口周囲の1例
の正面図、同じくbはaのA−A矢視図、同じく
cはaのB−B矢視図である。
図において、シヤフト炉の炉底部は炉内103
にに溜つた溶融金属を炉外に排出するために、炉
体ライニング104の中に出銑口105が設けら
れており、樋107によつて溶融金属は炉外に搬
出される。樋107および出銑口105外面は出
銑口前ライニング108で被覆保護されている。
にに溜つた溶融金属を炉外に排出するために、炉
体ライニング104の中に出銑口105が設けら
れており、樋107によつて溶融金属は炉外に搬
出される。樋107および出銑口105外面は出
銑口前ライニング108で被覆保護されている。
炉体ライニング104は熱膨張するが、その膨
張を炉体鉄皮101に直接伝えないために、炉体
ライニング104と炉体鉄皮101との間にはク
ツシヨン材106が充填されている。
張を炉体鉄皮101に直接伝えないために、炉体
ライニング104と炉体鉄皮101との間にはク
ツシヨン材106が充填されている。
なお、図において、102は出銑口の枠金物を
示す。しかし、このような従来構造には次の問題
点がある。
示す。しかし、このような従来構造には次の問題
点がある。
すなわち、炉内103は圧力をはらんでおり、
炉内ガスが炉体ライニング104の目地やクラツ
クを通過し、炉体鉄皮101の内側まで到達する
が、炉体鉄皮101と炉体ライニング104との
間に充填されたクツシヨン材106の空隙を通り
出銑口枠金物102の内側隙間を通り、外部に漏
洩し、着火する。この着火した炎のために、出銑
口前ライニング108の補修やマツドによる出銑
口形成などの作業が非常に困難となる。
炉内ガスが炉体ライニング104の目地やクラツ
クを通過し、炉体鉄皮101の内側まで到達する
が、炉体鉄皮101と炉体ライニング104との
間に充填されたクツシヨン材106の空隙を通り
出銑口枠金物102の内側隙間を通り、外部に漏
洩し、着火する。この着火した炎のために、出銑
口前ライニング108の補修やマツドによる出銑
口形成などの作業が非常に困難となる。
本考案は上記の従来構造の欠点を解決し、シヤ
フト炉の出銑口部でのガス漏洩を防止し、かつ出
銑口周囲での作業環境の改善を可能ならしめるシ
ヤフト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止構造を提供す
るもので、その要旨とするところは、シヤフト炉
の出銑口周囲の炉体鉄皮内面と炉体ライニング外
面との空間にクツシヨン材を充填してなるシヤフ
ト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止構造において、該
クツシヨン材中に環状の弾性体を、それぞれ該炉
体ライニング外面と外炉体銑皮内面とに密着さ
せ、かつ該出銑口周囲を囲むように設けたことを
特徴とするシヤフト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止
構造にある。
フト炉の出銑口部でのガス漏洩を防止し、かつ出
銑口周囲での作業環境の改善を可能ならしめるシ
ヤフト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止構造を提供す
るもので、その要旨とするところは、シヤフト炉
の出銑口周囲の炉体鉄皮内面と炉体ライニング外
面との空間にクツシヨン材を充填してなるシヤフ
ト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止構造において、該
クツシヨン材中に環状の弾性体を、それぞれ該炉
体ライニング外面と外炉体銑皮内面とに密着さ
せ、かつ該出銑口周囲を囲むように設けたことを
特徴とするシヤフト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止
構造にある。
次に、本考案を図面によつて説明する。
第2図aは本考案の1実施例の出銑口周囲の正
面図、同じくbはaのC−C矢視図、同じくcは
aのD−D矢視図である。
面図、同じくbはaのC−C矢視図、同じくcは
aのD−D矢視図である。
本考案は出銑口周囲の炉体鉄皮1の内面と炉体
ライニング4の外面との間にクツシヨン材6を充
填し、該クツシヨン材中に枠金物10で位置決め
された環状の弾性体9(たとえば、ラバー、弾性
を有するアスベスト等)をクツシヨン材6中にそ
れぞれ該炉体ライニング4外面と該炉体銑皮1内
面とに密着させ、かつ出銑口5周囲を囲むように
設けるという構成をとるものであり、なお、弾性
体9以外の炉体鉄皮1と炉体ライニング4との間
の空間は上述したように従来例と同じくクツシヨ
ン材6を充填する。
ライニング4の外面との間にクツシヨン材6を充
填し、該クツシヨン材中に枠金物10で位置決め
された環状の弾性体9(たとえば、ラバー、弾性
を有するアスベスト等)をクツシヨン材6中にそ
れぞれ該炉体ライニング4外面と該炉体銑皮1内
面とに密着させ、かつ出銑口5周囲を囲むように
設けるという構成をとるものであり、なお、弾性
体9以外の炉体鉄皮1と炉体ライニング4との間
の空間は上述したように従来例と同じくクツシヨ
ン材6を充填する。
この構成によつて、炉体ライニング4の熱膨張
は弾性体9の部分ではそれ自体9の変形によつて
吸収され、それ以外の部分はクツシヨン材6で吸
収させるのである。
は弾性体9の部分ではそれ自体9の変形によつて
吸収され、それ以外の部分はクツシヨン材6で吸
収させるのである。
本考案に効果は次の通りである。
(1) 従来技術では炉内ガスがクツシヨン材6の空
隙を通つて出銑口周囲から炉外に漏洩していた
が、クツシヨン材6中に弾性体9を環状に設け
ることにより、炉内ガスのクツシヨン材6部で
の流れを遮断し、炉外への漏洩を防止する。
隙を通つて出銑口周囲から炉外に漏洩していた
が、クツシヨン材6中に弾性体9を環状に設け
ることにより、炉内ガスのクツシヨン材6部で
の流れを遮断し、炉外への漏洩を防止する。
(2) (1)の効果により、出銑口付近での作業環境が
良好となり、作業を容易に行うことができる。
良好となり、作業を容易に行うことができる。
第1図aは従来のシヤフト炉の出銑口周囲の1
例の正面図、同じくbはaのA−A矢視図、同じ
くcはaのB−B矢視図、第2図aは本考案の1
実施例の出銑口周囲の正面図、同じくbはaのC
−C矢視図、同じくcはaのD−D矢視図であ
る。 図において、1,101……炉体鉄皮、2,1
02……出銑口枠金物、3,103……炉内、
4,104……炉体ライニング、5,105……
出銑口、6,106……クツシヨン材、7,10
7……樋、8,108……出銑口前ライニング、
9……弾性体、10……枠金物、109,110
……ガス流れ方向。
例の正面図、同じくbはaのA−A矢視図、同じ
くcはaのB−B矢視図、第2図aは本考案の1
実施例の出銑口周囲の正面図、同じくbはaのC
−C矢視図、同じくcはaのD−D矢視図であ
る。 図において、1,101……炉体鉄皮、2,1
02……出銑口枠金物、3,103……炉内、
4,104……炉体ライニング、5,105……
出銑口、6,106……クツシヨン材、7,10
7……樋、8,108……出銑口前ライニング、
9……弾性体、10……枠金物、109,110
……ガス流れ方向。
Claims (1)
- シヤフト炉の出銑口周囲の炉体鉄皮内面と炉体
ライニング外面との空間にクツシヨン材を充填し
てなるシヤフト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止構造
において、該クツシヨン材中に環状の弾性体を、
それぞれ該炉体ライニング外面と該炉体銑皮内面
とに密着させ、かつ該出銑口周囲を囲むように設
けたことを特徴とするシヤフト炉の出銑口周囲ガ
ス漏れ防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2878983U JPS59133997U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | シャフト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2878983U JPS59133997U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | シャフト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59133997U JPS59133997U (ja) | 1984-09-07 |
JPS6217460Y2 true JPS6217460Y2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=30159670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2878983U Granted JPS59133997U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | シャフト炉の出銑口周囲ガス漏れ防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59133997U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5433806B1 (ja) * | 2013-04-02 | 2014-03-05 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 出銑口装置 |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP2878983U patent/JPS59133997U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59133997U (ja) | 1984-09-07 |
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