JPS62173338A - エンジン及び自動変速機の一体制御装置 - Google Patents
エンジン及び自動変速機の一体制御装置Info
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- JPS62173338A JPS62173338A JP61016041A JP1604186A JPS62173338A JP S62173338 A JPS62173338 A JP S62173338A JP 61016041 A JP61016041 A JP 61016041A JP 1604186 A JP1604186 A JP 1604186A JP S62173338 A JPS62173338 A JP S62173338A
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- torque
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産)2上の利用分野】
本発明は、エンジン及び自動変速機の一体制郭装置の改
良に関する。
良に関する。
【従来の技(■]
歯車変速賎構と複1’lの摩漂係合装置とを(弘え、油
圧制御装置を作動させることによって前記摩陳係合装置
の係合を選択的に切換え、予め設定された変速マツプに
従って複数個の変速段のうちのいずれかが達成されるよ
うに構成した車両用自動変速機は既に広く知られている
。 又、このような車両用自動変速機において、変速時にエ
ンジントルクを変更して、良好な変速特性をt7ると共
に、摩擦係合装置の耐久性の確保・向上を図った自動変
速代及びエンジンの一体制御装置も梗々提案されている
(例えば特開昭55−69738)。即ち、このような
自動変j宋機及びエンジンの一体制御は、変速時におけ
るエンジンからのトルク伝達量を変更し、自動変速機の
各メンバあるいはこれらを制動する摩擦係合装置でのエ
ネルギー吸収分を制御して、短時間で且つ小さな変速シ
ョックで変速を完了し、運転者に良好な変速感覚を与え
ると共に、摩擦係合装置の耐久性を向上させるようにし
たものである。 【発明が解決しようとする問題点】 しかしながら、このようなシステムを構成する際に、エ
ンジンを制御する制御手段、自動変速機をtll ta
ll Tる制御手段、更には、エンジントルクの変更制
御を実行する制御手段を一体としておくと、コンピュー
タの容量が大きくなってコスト高となり、又収納スペー
スに制限の多い車両に搭載する31合に不利になる等の
問題が発生ずる。 又、車両のグレードの関係、あるいはエンジン出力の大
小の関係等によりエンジントルク制御を必要としないケ
ースもあり、共用性、あるいは汎用性を考えた場合にも
一体型では不利0面がある。 ところで、単にこれらの制御手段を分散型とすると、場
合によっては相互を連絡するための結線数が多くなって
配線が複雑となったり、あるいはフェイルセーフの観点
上不具合が生じてくる可能性がある。
圧制御装置を作動させることによって前記摩陳係合装置
の係合を選択的に切換え、予め設定された変速マツプに
従って複数個の変速段のうちのいずれかが達成されるよ
うに構成した車両用自動変速機は既に広く知られている
。 又、このような車両用自動変速機において、変速時にエ
ンジントルクを変更して、良好な変速特性をt7ると共
に、摩擦係合装置の耐久性の確保・向上を図った自動変
速代及びエンジンの一体制御装置も梗々提案されている
(例えば特開昭55−69738)。即ち、このような
自動変j宋機及びエンジンの一体制御は、変速時におけ
るエンジンからのトルク伝達量を変更し、自動変速機の
各メンバあるいはこれらを制動する摩擦係合装置でのエ
ネルギー吸収分を制御して、短時間で且つ小さな変速シ
ョックで変速を完了し、運転者に良好な変速感覚を与え
ると共に、摩擦係合装置の耐久性を向上させるようにし
たものである。 【発明が解決しようとする問題点】 しかしながら、このようなシステムを構成する際に、エ
ンジンを制御する制御手段、自動変速機をtll ta
ll Tる制御手段、更には、エンジントルクの変更制
御を実行する制御手段を一体としておくと、コンピュー
タの容量が大きくなってコスト高となり、又収納スペー
スに制限の多い車両に搭載する31合に不利になる等の
問題が発生ずる。 又、車両のグレードの関係、あるいはエンジン出力の大
小の関係等によりエンジントルク制御を必要としないケ
ースもあり、共用性、あるいは汎用性を考えた場合にも
一体型では不利0面がある。 ところで、単にこれらの制御手段を分散型とすると、場
合によっては相互を連絡するための結線数が多くなって
配線が複雑となったり、あるいはフェイルセーフの観点
上不具合が生じてくる可能性がある。
本第1発明は、このような事情に鑑みてなされたちので
あって、装置を分散系とした利点を維持しつつ、且つ、
相互間の配線を簡単に行うことのできるエンジン及び自
動変速機の一体制御’l+装置を提供することを目的と
する。 又、本第2発明は、上記目的に加えて、更にフェイルセ
ーフの観点上においても不具合の生じないエンジン及び
自動変速機の一体制御装置を提供することを目的とする
。
あって、装置を分散系とした利点を維持しつつ、且つ、
相互間の配線を簡単に行うことのできるエンジン及び自
動変速機の一体制御’l+装置を提供することを目的と
する。 又、本第2発明は、上記目的に加えて、更にフェイルセ
ーフの観点上においても不具合の生じないエンジン及び
自動変速機の一体制御装置を提供することを目的とする
。
本第1発明は、エンジン及び自iFJ]変速(本の一体
制御装置において、第1図(A)にその要旨を示す如く
、エンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エンジ
ン制御手段と別体で構成され、自動変速機を制御する自
動変速1制御手段と、前記エンジン制御手段と一体で構
成され、前記自動変速機7411 ′@手段からの自動
変速(大の変速情報を入力すると共に、エンジンのトル
ク変更制御を実行するトルク制御手段と、を((δえる
ことにより、上記目的をj構成したものである。 又、本第2発明は、エンジン及び自動変速機の一体制御
装置装置にJ′3いて、第1図(B)にその要旨を示す
如く、エンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エ
ンジン制御手段と別体で構成され、自動変速軽織を制御
1口づ−る自動変速機制御手段と、前記エンジン制御手
段と一体で構成され、前記自動変速1幾制御手段からの
自動変速機の変速情報を入力すると共に、エンジンのト
ルク変更制御を実(テするトルク制御手段と、前記エン
ジン制御手段から前記自動変速は制御手段へエンジント
ルク変更を中止又は限定したことを1tfl可能とする
第1情報伝うヱ手段、及び、前記自動変速機制御手段か
ら前記エンジン制御手段へトルク変更制御を実行させる
ための信号センサ系が故障したことを連絡可能とする第
2情報伝達手段のうちの少なくとも1つと、を(情える
ことにより、上記目的を達成したものである。 (作用] 本第1R明においては、エンジン制御手段と自動変速機
制御手段とを別体で構成するようにしたため、エンジン
トルク制御の有無にかかわらず、自動変速機制御手段は
原則として自動変速(=(のみを制poするだけですみ
、それだ【プ汎用性を高めることができる。 その上で、エンジントルクの変更制御を実行寸るトルク
制御手段をエンジン制御手段と一体で(t″。 成するようにしたため、トルク変更のタイミング、変更
量、該変更量を抑制するための種々のガード因子等に1
′!Iする配線を省略することができ、それだけ効率的
な設計・相付けを行うことができるようになる。即ち、
エンジン制御手段は、当然に自らエンジン回転速度を把
握しており、又例えば点火時期、燃料噴射m等を制御す
るためのアクチュエータを自在に制御し得る(幾能を有
している。そのため、トルク変更を行う場合にこれらの
アクチュエータとその命令回路系との間で新たに配線を
施す必要がなく、従って組付けが容易であり、又故障も
少ない。更には、エンジントルクの変更を行う場合には
、例えば排気温、バッテリ電圧、あるいは冷却水温等に
応じていわゆるガードをかけることがある。この場合、
エンジン制御手段は、こうしたガードを行うための入力
端子を一般に有しており、そのため、トルク変更制御の
ために新たにこの種のガード端子を設ける必要がないも
のである。 なお、このように別体としたlq合、エンジン制御手段
が自動変速門の変速情報を認識していないと、変速時以
外でトルク変更をしてしまう可能性がある。本第1発明
においては、トルク制御手段くエンジン制御手段)に自
動変速1制御手段からの自動変速機の変速情報を伝える
ようにしたため、エンジン制御手段は自動変速開制御手
段からの変速情報を認識しない限りトルク変更を実行し
ないように構成することができる。 一方、本第2発明においては、上記作用に加え、更にい
わゆるフェイルセーフの観点上、より確実且つ安定した
作動を期待することができるようになる。例えば、エン
ジン制御手段は、該エンジン制すp手段自体の要請から
、変速時のエンジントルク制御を中止又は限定せざるを
得ない場合がある。 例えば、エンジン回転速度センサ系に故障が発生したと
きの固定進角制御が行われる場合、低水湯時に;訂−が
限定される場合等である。この場合、エンジン制御手段
から自動変速1幾制御手段へエンジントルク変更を中止
又は限定したことを連絡可能にする第1情報伝達手段に
より、自動変速機制陣手段はこの種の状況を認識するこ
とができる。 その結果、例えば変速点を低めに変更する等の対策をと
ることができ、エンジントルクの変更制御が予定通り実
行されないことによって発生する不具合を回避すること
ができる。 又、逆に自動変速1幾制御手段からトルク制御子゛段(
エンジン制御手段)にエンジントルクの変更制御の中止
を要giする場合がある。例えば、変速を実行するため
のりレノイド系やTI!速検出系等に故障が発生したと
き等である。このような場合にも自動変速開制御手段か
らエンジン制御手段へ1ヘルク変更制御を実行させるた
めの信号センチ系が故障したことを)m絡可能どする第
2情報伝達手段により、エンジン制御手段はこうした状
況を認識することができるようになる。 更に、この第2発明によ机ば、例えばエンジン冷1.1
1水温が低いために遅角量が限定されるという情報をエ
ンジン制御手段から自動変速(大制御手段側へ連絡し、
自動変速1幾制御手段にJ’iいてこの清報を喝に例え
ば変速点を低めに変更し、その後変速点を変更したこと
をエンジン制御手段に再び連−絡し、この連絡を受けた
後に実際にエンジン制御手段側でトルク変更を開始する
というようないわゆる対話的制御を行うように発展させ
ることも可能となる。 【実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を訂悄に説明する。 第2図は、本発明が採用された、エントン及び自動変速
機の一体制御0装置の全体概F!8図である。 エンジン1及び自動変速機2は周知のものでdうるうエ
ンジン1は、エンジンコントロールコンピュータ(含エ
ンジン制御手段及び1〜シルク更手段)7によって、そ
のインジェクションバルブ1つにおける燃料噴射但及び
ディストリビュータ20における点火時期が制御され、
アクセル開度とエンジン回転速度とに対応したエンジン
出力が1qられるようになっている。又、自動変速(本
2は、自動2速1戊コントロールコンピユータ8によっ
てその電(1弁S+〜S3が制御され、油圧1戸]御装
置内のfib路が変更された結果各I2i擦係合装買の
係合状態が選択的に変更きれ、車速とアクセル開度とに
対応した変速段が得られるようになっている。 叩も、エンジンコントロールコンピュータ7には、エン
ジン回転センFf9によるエンジン回転速度、吸入量セ
ンサ10による吸入空気量、吸入空気)呂センサ11に
よる吸入空気温度、スロットルセンサ12によるスロッ
トル開度、第1車速センナ13Aによる車速、エンジン
水温センサ1/Iによるエンジン水温、ブレーキスイッ
チ15によるブレーキONの各信号が入力されている。 エンジンコントロールコンピュータ7はこれらの信号に
墾づいて、前記燃料噴射量及び点火時期を決定している
。又、このエンジンコントロルールコンピュータ7には
、自動変速懇コントロールコンピュータ8により0N−
OFF制御される電磁弁S1〜S3の各ソレノイド信号
も並行して入力されてd3す、これにより自動窓速成の
変速時11りを判断している。 一方、自動変速機コントロールコンピュータ8に(よ、
前記スロワ1−ルセンリ12、第1車速センサ13A1
エンジン水温センナ14、ブレーキスイッチ15等から
の各(8弓に加え、第2車速センサ13Bによる車速、
シフトポジションセンサ゛16によるシフトレバ−の位
置、パターンセレクトスイッチ17による燃n重視走行
又は動力性能重視走行等の走jテ選択パターン、オーバ
ードラ、イブスイッチ18によるオーバードライブへの
シフト許可等の信号が入力され、車速、アクセル開度に
対応した変速段がijJられるように前記電磁弁S1〜
S3が0N−OFF制御されるようになっている。 ここで、自動変速機コントロールコンピュータ8には、
エンジンコントロールコンピュータ7からトルク制御中
止信号が配線30を介して入力されており、エンジン1
がトルク制御を実行しない(し得ない状態にある)こと
を自動窓)中機側が判断できるようになっている。又、
エンジンコン1〜ロールコンピユータ7には、自動変速
機コント1コールコンピュータ8からエンジントルク制
(1nの禁1ヒ信号が配線31を介して入力されており
、車速センサ系にトラブルがあったことをエンジン側が
判断できるようになっている。 第3図に自動変速機コンピュータにおける制御ルーチン
を示す。 まず、ステップ102〜108において、第1巾連セン
サ13Aの信号、第211!速センサ13Bの信号、後
述するエンジンコントロールコンピュータ7からの中止
フラグ信号、パターンセレクトスイッチ、シフトレバ−
ポジション信号等の各秤スイッチ入力ta号笠を入力す
る。 ステップ110においては、第1車速センリ°13Aの
フエイ)し判定を行う、、なお、この判定には、例えば
バリそイ′1−エッグ、あるいは一定時間以内にパルス
入りが令くむいか否か等の回加の手段を用いることがで
きる。−丁“エイルしていないj、!1合(こけステラ
グ1]詳こ進んで第2車j1センサ13Bのフェイル判
定を行う。フTイ゛ルしていない場合には7P専−アT
(’)6I−二よiいて読込んだ中止フラグが1か否か
を判定する。1ならばエンジンコントロールコンピュー
タ7がなんらかの理由でトルク変更制御を中止したこと
を意味するため、ステップ116に進んで変速点マツプ
B(低めの変速点マツプ:第5図(El) 参照)をセ
ットした後ステップ120に進んで車速信号の選択を行
う。一方、中止フラグがたっていなかったときには予定
通りエンジントルク変更13行わ机ると解さ机るため、
変速点マツプA(高めの変速点マツプ:第5図(A>参
照)がセットされた後ステップ120に進んで車速(8
号の選択が行われる。この車速(,1gの選択は、第1
、第2車)虫セン号13A、13Bが共にフェイルして
いなか一つだとき、及び11!!!透センサ13△のみ
がフェイルしていなかったときには第11X速セン+;
j−13Aによる車速が竜iRされ、第21′T!11
セン4ノ13Bのみがフェイルしていなかったときには
第2車速センサ13 B 1.:J=る車速がそれぞれ
2択されるようになっている。 ステップ122及びステップ124においてi;L、こ
の選択された変速点マツプA又はB、及び!11迭信号
により変速判断が行われ、変速が必要とされたときには
その旨の変速出力がなされる。 なJ3、ステップ110及び111において第1虫速セ
ンサ13Aのみが正常であると判断されたときには、ス
テップ126においてエンジントルクの制御禁止信号が
出力されるようになっている。 又、各It5速センサ13A、13Bがフェイルしてい
るときには、ステップ113A〜113Cでその旨の警
告が発生されるにうになっている。 第4図にエンジンコントロールコンピュータ8における
制御ルーチンを示す。 まずステップ202〜208においてエンジン回転速度
、吸入空気最、吸気温、エンジン冷却水温等の各種入力
信号、及び自動変速機の電磁弁S1〜S3の出力をそれ
ぞれ読込む。ステップ210においてはエンジン回転速
度Neのセンサ系がフェイルしているかどうかを周知の
方法で判定する。フェイルしていると判断されたときに
はステップ212において警告を発し、ステップ214
においてエンジントルク制御の中止信号を出力しその後
、ステップ218において点火信号を出力し、ステップ
220にJ3いて燃料噴射信号を出力する。但しこの場
合、エンジン回転速度Neがフェイルしている状態であ
るため、固定進角、噴射■となる。なお、厳密には、こ
の出力はベースループ毎に行われるものではないが、こ
こでは発明の要旨ではないため、適当な時期に出力を行
うものとして当該ステップに表現している。 一方、ステップ210においてエンジン回転速UNQの
センサ系が正常であると判断されたときには、ステップ
222.224においてエンジン回転速r!X、Ne、
エンジン1回転当りの吸入空気量Q/N等に依存して、
点火時期BTDCや燃料噴剣里Fを計算確定する。又、
ステップ228において自動変速dコントロールコンピ
ュータ8からエンジントルク制御の禁止フラグが出力さ
れているか否かを判断する。禁止フラグがたてられてい
るとぎにはステップ214.218.220が実行され
る。この場合、ステップ218.220における出力は
固定ではなくステップ222.224において占l芹確
定された点火時期BTDC及びj′!I″I噴射吊Eと
なる。 一方、ステップ228において禁止フラグがIcてられ
ていなかったと判断されたときには、ステップ230に
おいてステップ208で読込んだ用[長井S1〜S3の
入力信号に基づいて変速機有無、種類等を判別する。変
速でない場合にはステップ218.220へと進むが、
変速判断がなされたときには、ステップ232以下のト
ルク変更制御和ルーヂンに入る。ここでは、簡単のため
パワーオンアップシフト判断が行われたときのルーチン
を代表して示している。叩ら、ステップ232において
;:L自動変速機がイナーシャ相(自動変速(穴の回転
メンバが変速機ための回転速度変化を11う111間)
に入ったか否かが判断される。N O’<rらばステッ
プ218に進むが、イナーシャ相に入った段階でステッ
プ234に進み、ステップ222で(に「定された点火
時期BTDCを所定fハΔ[3TDCだ(〕遅角側とす
る。この所定量△BTDCは変速機種類、スロットル聞
葭、等に応じて予め;9定しである。エンジンの点火時
期をより遅角側とすることによってエンジントルクが減
少されるのは周知の事実である。この遅角制御はステッ
プ236においてイナーシャ相が終了したと検出される
にで続けられ、イナーシャ相が終了した段階でステップ
238においてステップ222で確定された点火時期B
TDCが再び用いられるようになる。 なお、イナーシャ相の検出については、エンジン回転速
度Neの変化、自動変速磯のある特定のメンバの回転速
度変化、あるいは供給油圧の変化、アキュムレータピス
トンの位置の変化等によって検出することが可能である
。 又、第1、第2巾速センサ13A、13Bのフェイル判
定については、例えば第21! 速’t?ンリ13Bの
1パルス間に第1Tv1速センサ13△が4パルス入力
されない場合というような判定を行うことも可能である
。 上記実施例によれば、第1車速センリ・13Aのみがフ
ェイルした場合にはエンジントルク制御を21する旨の
信号が自動変速機コントロールコンピユータ8から出力
されてトルク変更の制御が行われないが、変速は低めに
設定された変速点マツプBに従って実行される。 一方、エンジン回転速aNeのセンサ系がフェイルした
ときには、自動変FM Ulコントロールコンピュータ
8ヘエンジントルクの制御が中止された旨の出力が出さ
れ、これを受けて自動変速)侵側では低めに設定された
変速点マツプBによって変速が実行され、摩擦係合装置
の耐久性を確保するようになっている。 第6図は上記実施例による効果を定性的に説明するため
の変速過渡特性図である。ここでは、イナーシャ相の検
出を、前回のエンジン回転速度トje;−1よりも今回
のエンジン回転速rffNe iの方が小さくなる状態
がN回連続したか否かによって行い、且つ、トルク変更
の復帰時期の検出を、Ne<NaXt H+N+となっ
たか否かによって行うと仮定して説明する。ここでNo
は第1 TJ1速セン’J−13Aによって求められる
車速、iHは高速段■のギヤ比、N1は定数である。 今、車速Noがフェイルしたとすると、フェイルセーフ
対策がなされていない場合にはイナーシャ相の開始、即
らエンジントルク変更開始時期は確定できるが、復帰時
期は検出できないことになり、エンジンのトルクダウン
が長時間j更続して行われ、著しい動力性能低下が生ず
る。又、エンジンのハード系にも例えば排気温の上背な
ど支障が生じる可能性がある。これを一点鎖線で示ず。 この場合、エンジントルク変更時間のタイムアウトのフ
ェイルセーフを設けたとしても、該タイムアウトフェイ
ルセーフが機能するまで二点鎖線で示されるように一度
出力軸トルクの低下が生じる。 上記実施例においては、エンジンの変更トルク制御は中
止されるが、図中太い実線で示したように、変速点が低
下されることによって早目に変速が行われるためa!擦
係合装置の仕事用が一定限度内に収まり、”エンジント
ルクの変更制御が実行されなかったとしてもI!!擦係
合装置の耐久性を良好に維持することができる。又、変
速時間も一定幅に収まるようになり、従って変速特性も
良好なものが1!7られる。なお、時刻aでの変速出力
をエンジンコントロールコンピュータが認識してからエ
ンジン回転速ffNeのモニタを行うため、フェイルの
可能性はそうでないときに比べて極めて低下さ往ること
ができるようになっている。 なJ5、本発明に15いては、フェイルしたか否かを判
断するセンサ系、及びセンサ系がフェイルしたときにど
のような対応手段をとるかについてを限定するものでは
ない。 【発明の効果1 以上説明した通り、本第1発明によれば、汎用性、コス
ト低減、スペース性等のエンジン制御手段と自動変速■
制御手段とを別体としたことににる利点を維持しながら
、トルク変更制御の実行に当って相互の配線を極めて簡
単にすることができるようになるという優れた効果が1
qられる。 又、本第2発明によれば、上記第1発明の効果に加えて
、センサ系にトラブルがあったときなどでも両名の連携
をうまく行うことができ、変速特性やI”2擦係合装置
の耐久性を良好な状態に利持することができるという効
果が(qられる。
制御装置において、第1図(A)にその要旨を示す如く
、エンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エンジ
ン制御手段と別体で構成され、自動変速機を制御する自
動変速1制御手段と、前記エンジン制御手段と一体で構
成され、前記自動変速機7411 ′@手段からの自動
変速(大の変速情報を入力すると共に、エンジンのトル
ク変更制御を実行するトルク制御手段と、を((δえる
ことにより、上記目的をj構成したものである。 又、本第2発明は、エンジン及び自動変速機の一体制御
装置装置にJ′3いて、第1図(B)にその要旨を示す
如く、エンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エ
ンジン制御手段と別体で構成され、自動変速軽織を制御
1口づ−る自動変速機制御手段と、前記エンジン制御手
段と一体で構成され、前記自動変速1幾制御手段からの
自動変速機の変速情報を入力すると共に、エンジンのト
ルク変更制御を実(テするトルク制御手段と、前記エン
ジン制御手段から前記自動変速は制御手段へエンジント
ルク変更を中止又は限定したことを1tfl可能とする
第1情報伝うヱ手段、及び、前記自動変速機制御手段か
ら前記エンジン制御手段へトルク変更制御を実行させる
ための信号センサ系が故障したことを連絡可能とする第
2情報伝達手段のうちの少なくとも1つと、を(情える
ことにより、上記目的を達成したものである。 (作用] 本第1R明においては、エンジン制御手段と自動変速機
制御手段とを別体で構成するようにしたため、エンジン
トルク制御の有無にかかわらず、自動変速機制御手段は
原則として自動変速(=(のみを制poするだけですみ
、それだ【プ汎用性を高めることができる。 その上で、エンジントルクの変更制御を実行寸るトルク
制御手段をエンジン制御手段と一体で(t″。 成するようにしたため、トルク変更のタイミング、変更
量、該変更量を抑制するための種々のガード因子等に1
′!Iする配線を省略することができ、それだけ効率的
な設計・相付けを行うことができるようになる。即ち、
エンジン制御手段は、当然に自らエンジン回転速度を把
握しており、又例えば点火時期、燃料噴射m等を制御す
るためのアクチュエータを自在に制御し得る(幾能を有
している。そのため、トルク変更を行う場合にこれらの
アクチュエータとその命令回路系との間で新たに配線を
施す必要がなく、従って組付けが容易であり、又故障も
少ない。更には、エンジントルクの変更を行う場合には
、例えば排気温、バッテリ電圧、あるいは冷却水温等に
応じていわゆるガードをかけることがある。この場合、
エンジン制御手段は、こうしたガードを行うための入力
端子を一般に有しており、そのため、トルク変更制御の
ために新たにこの種のガード端子を設ける必要がないも
のである。 なお、このように別体としたlq合、エンジン制御手段
が自動変速門の変速情報を認識していないと、変速時以
外でトルク変更をしてしまう可能性がある。本第1発明
においては、トルク制御手段くエンジン制御手段)に自
動変速1制御手段からの自動変速機の変速情報を伝える
ようにしたため、エンジン制御手段は自動変速開制御手
段からの変速情報を認識しない限りトルク変更を実行し
ないように構成することができる。 一方、本第2発明においては、上記作用に加え、更にい
わゆるフェイルセーフの観点上、より確実且つ安定した
作動を期待することができるようになる。例えば、エン
ジン制御手段は、該エンジン制すp手段自体の要請から
、変速時のエンジントルク制御を中止又は限定せざるを
得ない場合がある。 例えば、エンジン回転速度センサ系に故障が発生したと
きの固定進角制御が行われる場合、低水湯時に;訂−が
限定される場合等である。この場合、エンジン制御手段
から自動変速1幾制御手段へエンジントルク変更を中止
又は限定したことを連絡可能にする第1情報伝達手段に
より、自動変速機制陣手段はこの種の状況を認識するこ
とができる。 その結果、例えば変速点を低めに変更する等の対策をと
ることができ、エンジントルクの変更制御が予定通り実
行されないことによって発生する不具合を回避すること
ができる。 又、逆に自動変速1幾制御手段からトルク制御子゛段(
エンジン制御手段)にエンジントルクの変更制御の中止
を要giする場合がある。例えば、変速を実行するため
のりレノイド系やTI!速検出系等に故障が発生したと
き等である。このような場合にも自動変速開制御手段か
らエンジン制御手段へ1ヘルク変更制御を実行させるた
めの信号センチ系が故障したことを)m絡可能どする第
2情報伝達手段により、エンジン制御手段はこうした状
況を認識することができるようになる。 更に、この第2発明によ机ば、例えばエンジン冷1.1
1水温が低いために遅角量が限定されるという情報をエ
ンジン制御手段から自動変速(大制御手段側へ連絡し、
自動変速1幾制御手段にJ’iいてこの清報を喝に例え
ば変速点を低めに変更し、その後変速点を変更したこと
をエンジン制御手段に再び連−絡し、この連絡を受けた
後に実際にエンジン制御手段側でトルク変更を開始する
というようないわゆる対話的制御を行うように発展させ
ることも可能となる。 【実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を訂悄に説明する。 第2図は、本発明が採用された、エントン及び自動変速
機の一体制御0装置の全体概F!8図である。 エンジン1及び自動変速機2は周知のものでdうるうエ
ンジン1は、エンジンコントロールコンピュータ(含エ
ンジン制御手段及び1〜シルク更手段)7によって、そ
のインジェクションバルブ1つにおける燃料噴射但及び
ディストリビュータ20における点火時期が制御され、
アクセル開度とエンジン回転速度とに対応したエンジン
出力が1qられるようになっている。又、自動変速(本
2は、自動2速1戊コントロールコンピユータ8によっ
てその電(1弁S+〜S3が制御され、油圧1戸]御装
置内のfib路が変更された結果各I2i擦係合装買の
係合状態が選択的に変更きれ、車速とアクセル開度とに
対応した変速段が得られるようになっている。 叩も、エンジンコントロールコンピュータ7には、エン
ジン回転センFf9によるエンジン回転速度、吸入量セ
ンサ10による吸入空気量、吸入空気)呂センサ11に
よる吸入空気温度、スロットルセンサ12によるスロッ
トル開度、第1車速センナ13Aによる車速、エンジン
水温センサ1/Iによるエンジン水温、ブレーキスイッ
チ15によるブレーキONの各信号が入力されている。 エンジンコントロールコンピュータ7はこれらの信号に
墾づいて、前記燃料噴射量及び点火時期を決定している
。又、このエンジンコントロルールコンピュータ7には
、自動変速懇コントロールコンピュータ8により0N−
OFF制御される電磁弁S1〜S3の各ソレノイド信号
も並行して入力されてd3す、これにより自動窓速成の
変速時11りを判断している。 一方、自動変速機コントロールコンピュータ8に(よ、
前記スロワ1−ルセンリ12、第1車速センサ13A1
エンジン水温センナ14、ブレーキスイッチ15等から
の各(8弓に加え、第2車速センサ13Bによる車速、
シフトポジションセンサ゛16によるシフトレバ−の位
置、パターンセレクトスイッチ17による燃n重視走行
又は動力性能重視走行等の走jテ選択パターン、オーバ
ードラ、イブスイッチ18によるオーバードライブへの
シフト許可等の信号が入力され、車速、アクセル開度に
対応した変速段がijJられるように前記電磁弁S1〜
S3が0N−OFF制御されるようになっている。 ここで、自動変速機コントロールコンピュータ8には、
エンジンコントロールコンピュータ7からトルク制御中
止信号が配線30を介して入力されており、エンジン1
がトルク制御を実行しない(し得ない状態にある)こと
を自動窓)中機側が判断できるようになっている。又、
エンジンコン1〜ロールコンピユータ7には、自動変速
機コント1コールコンピュータ8からエンジントルク制
(1nの禁1ヒ信号が配線31を介して入力されており
、車速センサ系にトラブルがあったことをエンジン側が
判断できるようになっている。 第3図に自動変速機コンピュータにおける制御ルーチン
を示す。 まず、ステップ102〜108において、第1巾連セン
サ13Aの信号、第211!速センサ13Bの信号、後
述するエンジンコントロールコンピュータ7からの中止
フラグ信号、パターンセレクトスイッチ、シフトレバ−
ポジション信号等の各秤スイッチ入力ta号笠を入力す
る。 ステップ110においては、第1車速センリ°13Aの
フエイ)し判定を行う、、なお、この判定には、例えば
バリそイ′1−エッグ、あるいは一定時間以内にパルス
入りが令くむいか否か等の回加の手段を用いることがで
きる。−丁“エイルしていないj、!1合(こけステラ
グ1]詳こ進んで第2車j1センサ13Bのフェイル判
定を行う。フTイ゛ルしていない場合には7P専−アT
(’)6I−二よiいて読込んだ中止フラグが1か否か
を判定する。1ならばエンジンコントロールコンピュー
タ7がなんらかの理由でトルク変更制御を中止したこと
を意味するため、ステップ116に進んで変速点マツプ
B(低めの変速点マツプ:第5図(El) 参照)をセ
ットした後ステップ120に進んで車速信号の選択を行
う。一方、中止フラグがたっていなかったときには予定
通りエンジントルク変更13行わ机ると解さ机るため、
変速点マツプA(高めの変速点マツプ:第5図(A>参
照)がセットされた後ステップ120に進んで車速(8
号の選択が行われる。この車速(,1gの選択は、第1
、第2車)虫セン号13A、13Bが共にフェイルして
いなか一つだとき、及び11!!!透センサ13△のみ
がフェイルしていなかったときには第11X速セン+;
j−13Aによる車速が竜iRされ、第21′T!11
セン4ノ13Bのみがフェイルしていなかったときには
第2車速センサ13 B 1.:J=る車速がそれぞれ
2択されるようになっている。 ステップ122及びステップ124においてi;L、こ
の選択された変速点マツプA又はB、及び!11迭信号
により変速判断が行われ、変速が必要とされたときには
その旨の変速出力がなされる。 なJ3、ステップ110及び111において第1虫速セ
ンサ13Aのみが正常であると判断されたときには、ス
テップ126においてエンジントルクの制御禁止信号が
出力されるようになっている。 又、各It5速センサ13A、13Bがフェイルしてい
るときには、ステップ113A〜113Cでその旨の警
告が発生されるにうになっている。 第4図にエンジンコントロールコンピュータ8における
制御ルーチンを示す。 まずステップ202〜208においてエンジン回転速度
、吸入空気最、吸気温、エンジン冷却水温等の各種入力
信号、及び自動変速機の電磁弁S1〜S3の出力をそれ
ぞれ読込む。ステップ210においてはエンジン回転速
度Neのセンサ系がフェイルしているかどうかを周知の
方法で判定する。フェイルしていると判断されたときに
はステップ212において警告を発し、ステップ214
においてエンジントルク制御の中止信号を出力しその後
、ステップ218において点火信号を出力し、ステップ
220にJ3いて燃料噴射信号を出力する。但しこの場
合、エンジン回転速度Neがフェイルしている状態であ
るため、固定進角、噴射■となる。なお、厳密には、こ
の出力はベースループ毎に行われるものではないが、こ
こでは発明の要旨ではないため、適当な時期に出力を行
うものとして当該ステップに表現している。 一方、ステップ210においてエンジン回転速UNQの
センサ系が正常であると判断されたときには、ステップ
222.224においてエンジン回転速r!X、Ne、
エンジン1回転当りの吸入空気量Q/N等に依存して、
点火時期BTDCや燃料噴剣里Fを計算確定する。又、
ステップ228において自動変速dコントロールコンピ
ュータ8からエンジントルク制御の禁止フラグが出力さ
れているか否かを判断する。禁止フラグがたてられてい
るとぎにはステップ214.218.220が実行され
る。この場合、ステップ218.220における出力は
固定ではなくステップ222.224において占l芹確
定された点火時期BTDC及びj′!I″I噴射吊Eと
なる。 一方、ステップ228において禁止フラグがIcてられ
ていなかったと判断されたときには、ステップ230に
おいてステップ208で読込んだ用[長井S1〜S3の
入力信号に基づいて変速機有無、種類等を判別する。変
速でない場合にはステップ218.220へと進むが、
変速判断がなされたときには、ステップ232以下のト
ルク変更制御和ルーヂンに入る。ここでは、簡単のため
パワーオンアップシフト判断が行われたときのルーチン
を代表して示している。叩ら、ステップ232において
;:L自動変速機がイナーシャ相(自動変速(穴の回転
メンバが変速機ための回転速度変化を11う111間)
に入ったか否かが判断される。N O’<rらばステッ
プ218に進むが、イナーシャ相に入った段階でステッ
プ234に進み、ステップ222で(に「定された点火
時期BTDCを所定fハΔ[3TDCだ(〕遅角側とす
る。この所定量△BTDCは変速機種類、スロットル聞
葭、等に応じて予め;9定しである。エンジンの点火時
期をより遅角側とすることによってエンジントルクが減
少されるのは周知の事実である。この遅角制御はステッ
プ236においてイナーシャ相が終了したと検出される
にで続けられ、イナーシャ相が終了した段階でステップ
238においてステップ222で確定された点火時期B
TDCが再び用いられるようになる。 なお、イナーシャ相の検出については、エンジン回転速
度Neの変化、自動変速磯のある特定のメンバの回転速
度変化、あるいは供給油圧の変化、アキュムレータピス
トンの位置の変化等によって検出することが可能である
。 又、第1、第2巾速センサ13A、13Bのフェイル判
定については、例えば第21! 速’t?ンリ13Bの
1パルス間に第1Tv1速センサ13△が4パルス入力
されない場合というような判定を行うことも可能である
。 上記実施例によれば、第1車速センリ・13Aのみがフ
ェイルした場合にはエンジントルク制御を21する旨の
信号が自動変速機コントロールコンピユータ8から出力
されてトルク変更の制御が行われないが、変速は低めに
設定された変速点マツプBに従って実行される。 一方、エンジン回転速aNeのセンサ系がフェイルした
ときには、自動変FM Ulコントロールコンピュータ
8ヘエンジントルクの制御が中止された旨の出力が出さ
れ、これを受けて自動変速)侵側では低めに設定された
変速点マツプBによって変速が実行され、摩擦係合装置
の耐久性を確保するようになっている。 第6図は上記実施例による効果を定性的に説明するため
の変速過渡特性図である。ここでは、イナーシャ相の検
出を、前回のエンジン回転速度トje;−1よりも今回
のエンジン回転速rffNe iの方が小さくなる状態
がN回連続したか否かによって行い、且つ、トルク変更
の復帰時期の検出を、Ne<NaXt H+N+となっ
たか否かによって行うと仮定して説明する。ここでNo
は第1 TJ1速セン’J−13Aによって求められる
車速、iHは高速段■のギヤ比、N1は定数である。 今、車速Noがフェイルしたとすると、フェイルセーフ
対策がなされていない場合にはイナーシャ相の開始、即
らエンジントルク変更開始時期は確定できるが、復帰時
期は検出できないことになり、エンジンのトルクダウン
が長時間j更続して行われ、著しい動力性能低下が生ず
る。又、エンジンのハード系にも例えば排気温の上背な
ど支障が生じる可能性がある。これを一点鎖線で示ず。 この場合、エンジントルク変更時間のタイムアウトのフ
ェイルセーフを設けたとしても、該タイムアウトフェイ
ルセーフが機能するまで二点鎖線で示されるように一度
出力軸トルクの低下が生じる。 上記実施例においては、エンジンの変更トルク制御は中
止されるが、図中太い実線で示したように、変速点が低
下されることによって早目に変速が行われるためa!擦
係合装置の仕事用が一定限度内に収まり、”エンジント
ルクの変更制御が実行されなかったとしてもI!!擦係
合装置の耐久性を良好に維持することができる。又、変
速時間も一定幅に収まるようになり、従って変速特性も
良好なものが1!7られる。なお、時刻aでの変速出力
をエンジンコントロールコンピュータが認識してからエ
ンジン回転速ffNeのモニタを行うため、フェイルの
可能性はそうでないときに比べて極めて低下さ往ること
ができるようになっている。 なJ5、本発明に15いては、フェイルしたか否かを判
断するセンサ系、及びセンサ系がフェイルしたときにど
のような対応手段をとるかについてを限定するものでは
ない。 【発明の効果1 以上説明した通り、本第1発明によれば、汎用性、コス
ト低減、スペース性等のエンジン制御手段と自動変速■
制御手段とを別体としたことににる利点を維持しながら
、トルク変更制御の実行に当って相互の配線を極めて簡
単にすることができるようになるという優れた効果が1
qられる。 又、本第2発明によれば、上記第1発明の効果に加えて
、センサ系にトラブルがあったときなどでも両名の連携
をうまく行うことができ、変速特性やI”2擦係合装置
の耐久性を良好な状態に利持することができるという効
果が(qられる。
第1図は、本発明の要旨を示す流れ図、第2図は、本発
明に係るエンジン及び自動変速欧の一体制御装置の実施
例の溝成を示す全体ブロック図、第3図は、上記実施例
装置における自動変速機コントロールコンピュータによ
って実行される制(用ルーチンを示す流れ図、第4図は
、同じくエンジンコントロールコンピュータによって実
行される制御ルーチンを示す流れ図、第5図(A)(B
)は同じく変速マツプの変更例を示す線図、第6図は、
上記実施例の効果を定性的に説明するための変速過渡特
性線図である。 1・・・エンジン、 2・・・自動変速+浸、 7・・・エンジンコントロールコンピュータ、8・・・
自動変速機コントロールコンピュータ。
明に係るエンジン及び自動変速欧の一体制御装置の実施
例の溝成を示す全体ブロック図、第3図は、上記実施例
装置における自動変速機コントロールコンピュータによ
って実行される制(用ルーチンを示す流れ図、第4図は
、同じくエンジンコントロールコンピュータによって実
行される制御ルーチンを示す流れ図、第5図(A)(B
)は同じく変速マツプの変更例を示す線図、第6図は、
上記実施例の効果を定性的に説明するための変速過渡特
性線図である。 1・・・エンジン、 2・・・自動変速+浸、 7・・・エンジンコントロールコンピュータ、8・・・
自動変速機コントロールコンピュータ。
Claims (3)
- (1)エンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エ
ンジン制御手段と別体で構成され、自動変速機を制御す
る自動変速機制御手段と、前記エンジン制御手段と一体
で構成され、前記自動変速機制御手段からの自動変速機
の変速情報を入力すると共に、エンジンのトルク変更制
御を実行するトルク制御手段と、を備えてなるエンジン
及び自動変速機の一体制御装置。 - (2)エンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エ
ンジン制御手段と別体で構成され、自動変速機を制御す
る自動変速機制御手段と、前記エンジン制御手段と一体
で構成され、前記自動変速機制御手段からの自動変速機
の変速情報を入力すると共に、エンジンのトルク変更制
御を実行するトルク制御手段と、前記エンジン制御手段
から前記自動変速機制御手段へエンジントルク変更を中
止又は限定したことを連絡可能とする第1情報伝達手段
、及び前記自動変速機制御手段から前記エンジン制御手
段へトルク変更制御を実行させるための信号センサ系が
故障したことを連絡可能とする第2情報伝達手段のうち
の少なくとも1つと、を備えてなるエンジン及び自動変
速機の一体制御装置。 - (3)前記第1、第2情報伝達手段を介して情報が授受
された際に警報を発生する特許請求の範囲第2項記載の
エンジン及び自動変速機の一体制御装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61016041A JPS62173338A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | エンジン及び自動変速機の一体制御装置 |
CA000526092A CA1283965C (en) | 1985-12-23 | 1986-12-22 | System for integrally controlling automatic transmission and engine |
EP86310085A EP0228899B1 (en) | 1985-12-23 | 1986-12-23 | System for integrally controlling automatic transmission and engine |
AU66923/86A AU591538B2 (en) | 1985-12-23 | 1986-12-23 | System for integrally controlling automatic transmission and engine |
DE8686310085T DE3673510D1 (de) | 1985-12-23 | 1986-12-23 | Integriertes kontrollsystem fuer automatisches getriebe und motor. |
US06/945,501 US4819187A (en) | 1985-12-23 | 1986-12-23 | System for integrally controlling automatic transmission and engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61016041A JPS62173338A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | エンジン及び自動変速機の一体制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62173338A true JPS62173338A (ja) | 1987-07-30 |
JPH0513860B2 JPH0513860B2 (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=11905490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61016041A Granted JPS62173338A (ja) | 1985-12-23 | 1986-01-28 | エンジン及び自動変速機の一体制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62173338A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5601510A (en) * | 1993-07-29 | 1997-02-11 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Failure detecting system and method for automatic transmission |
JP2014125948A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Isuzu Motors Ltd | 車両 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5639925A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-15 | Bosch Gmbh Robert | Controller for driving device of automobile |
JPS57204361A (en) * | 1981-06-10 | 1982-12-15 | Nippon Denso Co Ltd | Electronic automatic speed change controller |
JPS5817246A (ja) * | 1981-07-23 | 1983-02-01 | Nippon Denso Co Ltd | 自動変速制御装置 |
-
1986
- 1986-01-28 JP JP61016041A patent/JPS62173338A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5639925A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-15 | Bosch Gmbh Robert | Controller for driving device of automobile |
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JPS5817246A (ja) * | 1981-07-23 | 1983-02-01 | Nippon Denso Co Ltd | 自動変速制御装置 |
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US5601510A (en) * | 1993-07-29 | 1997-02-11 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Failure detecting system and method for automatic transmission |
JP2014125948A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Isuzu Motors Ltd | 車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0513860B2 (ja) | 1993-02-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |