JPH0553657B2 - - Google Patents

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JPH0553657B2
JPH0553657B2 JP5609185A JP5609185A JPH0553657B2 JP H0553657 B2 JPH0553657 B2 JP H0553657B2 JP 5609185 A JP5609185 A JP 5609185A JP 5609185 A JP5609185 A JP 5609185A JP H0553657 B2 JPH0553657 B2 JP H0553657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
constant speed
lock
automatic transmission
vehicle
traveling device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5609185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61218442A (ja
Inventor
Juji Kato
Kyoshi Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5609185A priority Critical patent/JPS61218442A/ja
Publication of JPS61218442A publication Critical patent/JPS61218442A/ja
Publication of JPH0553657B2 publication Critical patent/JPH0553657B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明はトルクコンバータの入出力要素間を直
結したロツクアツプ状態となし得る自動変速機を
介し、定速走行装置付エンジンからの動力により
走行される車両の定速走行中において、自動変速
機を好適にロツクアツプ制御するための装置に関
するものである。 (従来の技術) この種車両はニツサンサービス周報昭和58年9
月発行、第489号「Z−16」に示されているよう
に周知である。かかる車両において、自動変速機
のロツクアツプ制御は従来、定速走行装置を作動
させた定速走行中か、定速走行装置を非作動にし
た通常走行中かを問わず、例えば第4図に示すス
ケジユールに従つて同じように行なわれるのが普
通であつた。 第4図は4速自動変速機の変速パターンにロツ
クアツプ領域を表示したもので、第4速選択中の
ロツクアツプ制御につき代表的に説明すると、点
線aで示すスロツトル開度TH及び車速Vの組合
せより図中右側の領域でロツクアツプが行なわ
れ、ロツクアツプ後は実線bで示すスロツトル開
度TH及び車速Vの組合せより図中左側の領域に
至つて初めてロツクアツプが解除される。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、従来のロツクアツプ制御にあつては、
定速走行装置の作動中も非作動時と同様、ギヤ位
置と、スロツトル開度と、車速とに応じたスケジ
ユールに従つてロツクアツプ制御を行なうもので
あつたため、第4図中線a,b間のヒステリシス
領域において定速走行装置を作動させた時以下の
問題を生じていた。 即ち、今第4図中点Aにおいて定速走行装置を
作動させ、セツト車速をV1にした場合について
考えると、定速走行装置は車速Vをセツト車速
V1に保つべくスロツトル開度THを増減するが、
制御系の応答遅れによる車速変化を免れず、矢印
で示すように線a,bを横切つてロツクアツプの
ハンチングを生ずる。 又、第4図中点Bにおいて定速走行装置を作動
させ、セツト車速をV2にした場合について考え
ると、定速走行装置が車速Vをセツト車速V2
保つべくスロツトル開度THを増減するため、車
両の走行負荷がわずかな増減を繰返すようなもと
で、矢印の如く線a,bを横切り、この場合もロ
ツクアツプのハンチングを生ずる。 かかるロツクアツプのハンチングはロツクアツ
プシヨツクの多発を生じたり、エンジン回転数の
変化を繰返し発生し、乗員に不快感を与える。 (問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題をなくすため第1図に
概念を示す如く、トルクコンバータ1の入出力要
素間を直結したロツクアツプ状態となし得る自動
変速機2を介し、定速走行装置3を具えたエンジ
ン4からの動力により走行される車両において、
定速走行装置3の作動を検知する定速走行検知手
段5と、定速走行装置3のセツト車速を検出する
セツト車速検出手段6と、自動変速機2の選択ギ
ヤ位置を検出するギヤ位置検出手段7と、定速走
行装置3の作動中セツト車速と選択ギヤ位置に応
じたスケジユールに従つてロツクアツプを実行す
るロツクアツプ制御手段8とを設けてなるもので
ある。 (作用) 定速走行装置3の作動を手段5が検知する間、
手段8は手段6で検出したセツト車速と、手段7
で検出したギヤ位置とに応じたスケジユールに従
つて自動変速機2のトルクコンバータ1をロツク
アツプ制御する。従つて、このロツクアツプ制御
は頻繁に変化することのないセツト車速及びギヤ
位置に応じて行なわれることとなり、ロツクアツ
プのハンチングを防止できてロツクアツプシヨツ
クの多発やエンジン回転数の繰返し増減をなくし
得ることにより、乗車フイーリングを向上させる
ことができる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。 第2図は本発明の一実施例で、図中10は電子
制御式自動変速機、11はその変速制御用バルブ
ボデー、12〜14は夫々シフトソレノイドを示
し、12は1−2シフトソレノイド、13は2−
3シフトソレノイド、14は3−4シフトソレノ
イドである。自動変速機10は1−2シフトソレ
ノイド12のON,OFF切換えにより1←→2変速
され、2−3シフトソレノイド13のON,OFF
切換えにより2←→3変速され、3−4シフトソレ
ノイド14のON,OFF切換えにより3←→4変速
され、これらシフトソレノイドのON,OFFの次
表に示す組合せにより第1速乃至第4速(第4速
はオーバードライブ)を選択するものであるが、
後退段については本発明と関係ないため説明を省
略する。
【表】 なお、15はロツクアツプソレノイド、16は
オーバードライブ(OD)禁止ソレノイドを夫々
示す。ロツクアツプソレノイド15はそのON時
自動変速機10内の図示せざるトルクコンバータ
を入出力要素間が直結されたロツクアツプ状態に
し、OFF時トルクコンバータをコンバータ状態
にするものとし、OD禁止ソレノイド16はその
ON時自動変速機10が第4速(オーバードライ
ブ)に投入されるのを禁止するものとする。な
お、この時シフトソレノイド12〜14が全て
ONにされ、前記の表から明らかなように第4速
が指令されている場合、自動変速機10はOD禁
止ソレノイド16のONによつて第3速を選択す
るものとする。 自動変速機10の前段にはエンジン17を設
け、このエンジンからの動力を自動変速機により
駆動車輪に伝えて車両を走行させるものとする。
エンジン17には定速走行装置18を設け、この
装置はセツトスイツチ19をONにして作動させ
た時の車速(セツト車速)を保つべくエンジン1
7のスロツトル開度を増減しつつ車両を自動的に
定速走行させるものとする。 シフトソレノイド12〜14、ロツクアツプソ
レノイド15及びOD禁止ソレノイド16は夫々
コントローラ20により個々にON,OFFして、
自動変速機10の変速制御及びロツクアツプ制御
を行なうものとする。これがためコントローラ2
0には、エンジン負荷を代表するエンジン17の
スロツトル開度THを検出するスロツトル開度セ
ンサ21からの信号、車速Vを検出する車速セン
サ22からの信号、定速走行装置18の作動時
ONにするセツトスイツチ19からの信号D、及
び自動変速機10の選択レンジ、即ち駐車(P)レン
ジ、後退(R)レンジ、中立(N)レンジ、前進自動変速
(D)レンジ、前進第2速固定()レンジ、前進第
1速固定()レンジを検出するインヒビタスイ
ツチ23からの信号Lを入力する。 コントローラ20は例えばマイクロコンピユー
タとし、上記の入力情報を基に第3図の制御プロ
グラムを実行するものとする。このプログラムは
エンジン17の始動後一定時間おきに開始され、
先ずステツプ30において、信号Dからセツトス
イツチ19がONか否か、つまり定速走行装置1
8が作動中か否かをチエツクする。定速走行でな
い通常走行であれば、ステツプ31においてセツ
ト車速VSを後述する定速走行の時のために現在
の車速Vに更新し、ステツプ32で通常の変速制
御を行なう。この変速制御に当つては、信号Lよ
り判別した選択レンジ、スロツトル開度TH及び
車速Vを基に例えば第4図の変速パターン(但
し、Dレンジ用変速線のみを示した)から好適ギ
ヤ位置をテーブルルツクアツプし、この好適ギヤ
位置となるようシフトソレノイド12〜14の
ON,OFFを切換える。この時現在のギヤ位置が
好適ギヤ位置に一致していれば、シフトソレノイ
ド12〜14のON,OFFは変更されず、不一致
ならばシフトソレノイド12〜14のON,OFF
は変更され、好適ギヤ位置への変速が行なわれ
る。 次のステツプ33では通常のロツクアツプ判定
を行なうが、この判定に当つては信号Lより判別
した選択レンジがDレンジ以外の場合ロツクアツ
プを一切指令せず、Dレンジの場合コントローラ
20自体が決定する選択ギヤ位置、スロツトル開
度TH及び車速Vを基に第4図のスケジユールか
らロツクアツプすべきか否かを判定する。次のス
テツプ34では、車両が惰性(コーステイング)
走行しているか否かをスロツトル開度TH及び車
速Vより判別し、TH=0、V>0のコーステイ
ング走行中はステツプ35でロツクアツプ解除を
指令し、これに基づきステツプ36でロツクアツ
プソレノイド15をOFFにすることによりトル
クコンバータをコンバータ状態にし、コーステイ
ング走行中の振動を抑制する。ステツプ34でコ
ーステイング走行中でないと判別する場合、ステ
ツプ33の判定結果に基づき、ステツプ36でロ
ツクアツプソレノイド15をON又はOFFにして
トルクコンバータを第4図のスケジユールにマツ
チするようロツクアツプしたり、コンバータ状態
にする。 ステツプ30で定速走行装置18が作動中と判
別する場合、ステツプ36において通常の変速制
御を中止し、変速制御については以下の如くOD
禁止ソレノイド16のON,OFFによる3←→4変
速を行なう。即ち、先ずステツプ37において
ODを禁止すべきか否かをV<VS−ΔVか否かに
より判別する。つまり車速Vがステツプ31にお
ける最終的なセツト車速VSから許容幅ΔVを越え
て低下するような走行状態のもとでは、車速のそ
れ以上の落込みを防止するためODを禁止すべき
と判別する。ODを禁止すべきと判別する場合、
ステツプ38においてこれに対応するようOD禁
止ソレノイド16をONにして第3速を選択さ
せ、ODを禁止すべきでないと判別する場合、ス
テツプ39においてOD禁止ソレノイド16を
OFFにして第4速(オーバードライブ)を選択
させる。 ステツプ38又は39から制御はステツプ40
〜42に進み、以下の如くに定速走行中のロツク
アツプ制御を行なう。ステツプ40では、ステツ
プ31で最後に更新したセツト車速VSと、コン
トローラ20自身が決定した選択ギヤ位置とを基
に専用のロツクアツプスケジユールからロツクア
ツプすべきか否かを判定する。次のステツプ41
では、車速Vが選択ギヤ位置毎の所定量VC以下
になつたか否かにより、ロツクアツプを解除して
トルクコンバータのトルク増大機能が必要かどう
かを判別する。そうであればステツプ42でロツ
クアツプの解除を指令し、これに応じてステツプ
36でロツクアツプソレノイド15をOFFする
ことにより、トルクコンバータを要求に合うよう
コンバータ状態にする。ステツプ41でV>VC
と判別する場合は、ステツプ36でステツプ40
の判定結果に応じたロツクアツプソレノイド15
のON,OFFを行ない、トルクコンバータをステ
ツプ40の判定通りにロツクアツプしたり、コン
バータ状態にする。 (発明の効果) かくして本発明装置は上述の如く、定速走行装
置18の作動中、頻繁に変化することのないセツ
ト車速VSと選択ギヤ位置とに応じたスケジユー
ルに従つてトルクコンバータのロツクアツプ制御
を行なう構成としたから、ヒステリシス領域にお
いて定速走行装置を作動させた場合でも、ロツク
アツプのハンチングを生ずることがなくなり、ロ
ツクアツプシヨツクの多発やエンジン回転数の繰
返し増減により乗車フイーリングが悪くなるとい
つた問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概念図、第2図は本発明
装置の一実施例を示すシステム図、第3図は同例
におけるコントローラの制御プログラムを示すフ
ローチヤート、第4図は自動変速機のロツクアツ
プ領域を例示する変速パターン図である。 1…トルクコンバータ、2…自動変速機、3…
定速走行装置、4…エンジン、5…定速走行検知
手段、6…セツト車速検出手段、7…ギヤ位置検
出手段、8…ロツクアツプ制御手段、10…電子
制御式自動変速機、11…バルブボデー、12〜
14…シフトソレノイド、15…ロツクアツプソ
レノイド、16…OD禁止ソレノイド、17…エ
ンジン、18…定速走行装置、19…セツトスイ
ツチ、20…コントローラ、21…スロツトル開
度センサ、22…車速センサ、23…インヒビタ
スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トルクコンバータの入出力要素間を直結した
    ロツクアツプ状態となし得る自動変速機を介し、
    定速走行装置を具えたエンジンからの動力により
    走行される車両において、 前記定速走行装置の作動を検知する定速走行検
    知手段と、 定速走行装置のセツト車速を検出するセツト車
    速検出手段と、 自動変速機の選択ギヤ位置を検出するギヤ位置
    検出手段と、 定速走行装置の作動中セツト車速と選択ギヤ位
    置とに応じたスケジユールに従つて前記ロツクア
    ツプを実行するロツクアツプ制御手段とを設けて
    なることを特徴とする定速走行装置付エンジン搭
    載車用自動変速機のロツクアツプ制御装置。 2 前記ロツクアツプ制御手段は、実車速が選択
    ギヤ位置毎の所定値以下になる時、前記ロツクア
    ツプを解除するものである特許請求の範囲第1項
    記載の定速走行装置付エンジン搭載車用自動変速
    機のロツクアツプ制御装置。
JP5609185A 1985-03-22 1985-03-22 定速走行装置付エンジン搭載車用自動変速機のロツクアツプ制御装置 Granted JPS61218442A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5609185A JPS61218442A (ja) 1985-03-22 1985-03-22 定速走行装置付エンジン搭載車用自動変速機のロツクアツプ制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS61218442A JPS61218442A (ja) 1986-09-27
JPH0553657B2 true JPH0553657B2 (ja) 1993-08-10

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JP5609185A Granted JPS61218442A (ja) 1985-03-22 1985-03-22 定速走行装置付エンジン搭載車用自動変速機のロツクアツプ制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0469645B1 (en) * 1986-11-29 1994-03-30 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle speed control system for motor vehicle having an automatic transmission control system
JPH02129459A (ja) * 1988-11-07 1990-05-17 Aisin Seiki Co Ltd ロックアップクラッチ制御装置

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JPS61218442A (ja) 1986-09-27

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