JPH08102980A - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置

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JPH08102980A
JPH08102980A JP6239017A JP23901794A JPH08102980A JP H08102980 A JPH08102980 A JP H08102980A JP 6239017 A JP6239017 A JP 6239017A JP 23901794 A JP23901794 A JP 23901794A JP H08102980 A JPH08102980 A JP H08102980A
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JP
Japan
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control
unit
data
cpu
communication line
Prior art date
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Application number
JP6239017A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Enomoto
宏 榎本
Tomohisa Kishigami
友久 岸上
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システムを構成する各装置を大型化すること
なく、信頼性を向上させることのできる電子制御装置を
提供する。 【構成】 各種センサ信号に基づき車両制御用の演算を
行うCPU47を備えたECU1と、インジェクタLに
受信回路67及び駆動回路65を付加した噴射制御装置
3a〜3dと、を通信線23で接続し、ECU1から各
装置3a〜3dへ駆動データを送信して車両を制御する
電子制御装置において、ECU1側に、CPU47の異
常を検出するCPU異常検出部53と、予め設定された
固定の噴射量とクランク角に基づきバックアップ用の送
信データDbを生成するバックアップデータ処理部55
と、CPU47の異常が検出されると、CPU47から
の送信データDaに代えて、上記送信データDbを送信
回路51に出力する書込信号切換部57と、を設ける。
この結果、複数の装置における動作を補償できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の制御対象を制御
するための複数の制御装置が通信線を介して互いに接続
された電子制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両には、内燃機関や
自動変速機を制御するパワートレイン制御装置等、種々
の電子制御装置が搭載されている。そして、こうした車
両用の電子制御装置においては、各種センサからの検出
信号を取り込んで制御量を演算し、その演算結果に基づ
いてアクチュエータ等を駆動する、といった一連の制御
処理を1つのマイクロプロセッサで行う、所謂集中制御
型のシステムが長く用いられてきた。
【0003】そして、このような集中制御型の電子制御
装置においては、アクチュエータ等を駆動する駆動部
に、マイクロプロセッサが故障しても予め定められた制
御パターンでアクチュエータを駆動することのできるバ
ックアップ回路を設け、これによって、マイクロプロセ
ッサに異常が発生した場合にでも最低限の車両制御を行
うことのできる所謂バックアップ機能を付加するように
している。
【0004】ところで、近年では、制御の高度化に伴っ
て電子制御装置で実行すべき制御処理が複雑化してきて
おり、上記のような集中制御型のシステムでは対応しき
れなくなってきている。また、制御が複雑化するほど、
電子制御装置に接続されるワイヤハーネスも増加するた
め、集中制御型のシステムでは車両に搭載する際の作業
性が悪化するという問題もある。
【0005】そこで、マイクロプロセッサが実行する処
理の軽減や、車両内ワイヤハーネスの削減等を図るため
に、近年では、上述した一連の制御処理を、例えば、セ
ンサからの検出信号を取り込む取り込み処理,その検出
信号に基づいて制御量を演算する演算処理,及び演算さ
れた制御量に基づいてアクチュエータ等を駆動する駆動
処理、といった具合いに機能毎に分割し、それら各処理
を複数の制御装置で実行するようにした、所謂機能分散
型の電子制御装置が提案されている(例えば、特開昭6
2−237895号公報)。
【0006】そして、こうした機能分散型の電子制御装
置では、各制御装置を互いに通信線で接続することによ
りLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を形成
し、各制御装置で得られた車両制御のためのデータ(制
御情報)を、各装置間で互いに送受信するようにしてい
る。また、このような機能分散型の電子制御装置におけ
るデータの伝送方法も各種提案されており、例えば特開
平4−501495号公報には、送信側の装置が、受信
側の装置へ実行すべき命令と所定の事象とを表すデータ
を送信し、受信側の装置が、受信データの表す事象が発
生したことを検出したときに受信データの表す命令を実
行する、といった方法が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記のような
機能分散型の電子制御装置においては、データを送信す
る側の制御装置に搭載されたマイクロプロセッサに異常
が発生すると、その制御装置からのデータを受信して車
両各部を制御している他の全ての制御装置が、正常に動
作することができなくなってしまう。
【0008】そして、このような機能分散型の電子制御
装置に、上述したようなバックアップ機能を付加するた
めには、アクチュエータを駆動する駆動処理装置等、デ
ータを受信する側の各制御装置に、集中制御型電子制御
装置の場合と同様のバックアップ回路を夫々設けなけれ
ばならず、この結果、各制御装置が大型化してしまい、
延いてはシステム全体のコストアップにつながってしま
う。
【0009】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、システムを構成する各装置を大型化すること
なく、信頼性を向上させることのできる電子制御装置を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の本発明は、所定の制御対
象を制御するための複数の制御手段が通信線を介して互
いに接続され、前記制御手段のうちの少なくとも1つ
が、前記制御対象の運転状態に基づき、他の制御手段が
前記制御対象を制御するのに必要な制御情報を演算する
演算手段と、該演算手段により演算された制御情報を前
記通信線を介して前記他の制御手段に送信する送信手段
と、を備えた主制御手段として構成されると共に、前記
他の制御手段は、前記通信線を介して伝送されてきた前
記制御情報を受信し、該制御情報に基づいて前記制御対
象を制御する電子制御装置において、前記主制御手段
が、前記演算手段の異常を検出する異常検出手段と、前
記他の制御手段が前記制御対象を制御するのに最低限必
要な予め設定された所定の制御情報を出力する情報出力
手段と、前記異常検出手段により前記演算手段の異常が
検出されると、前記送信手段に、前記演算手段により演
算された制御情報に代えて、前記情報出力手段により出
力された制御情報を送信させる切換手段と、を備えたこ
とを特徴とする電子制御装置を要旨としている。
【0011】また、請求項2に記載の本発明は、請求項
1に記載の電子制御装置において、前記情報出力手段
が、前記制御対象の予め設定された特定の運転状態に対
応した複数の制御情報を格納する格納手段と、前記制御
対象の前記特定の運転状態を検出すると共に、該検出結
果に応じて前記格納手段に格納された複数の制御情報の
中から何れかの制御情報を選択し、該選択した制御情報
を出力する選択手段と、を備えたことを特徴とする電子
制御装置を要旨としている。
【0012】そして、請求項3に記載の本発明は、請求
項1又は請求項2に記載の電子制御装置において、前記
各制御手段は、前記制御対象として車両を制御するこ
と、を特徴とする電子制御装置を要旨としている。
【0013】
【作用及び発明の効果】上記のように構成された請求項
1に記載の電子制御装置においては、所定の制御対象を
制御するための複数の制御手段が通信線を介して互いに
接続されており、その制御手段のうちの少なくとも1つ
が、他の制御手段へ制御対象を制御するのに必要な制御
情報を送信する主制御手段として構成されている。
【0014】即ち、この主制御手段では、演算手段が、
制御対象の運転状態に基づいて、他の制御手段が制御対
象を制御するのに必要な制御情報を演算し、送信手段
が、演算手段によって演算された制御情報を通信線を介
して他の制御手段に送信する。すると、主制御手段以外
の他の制御手段は、通信線を介して伝送されてきた制御
情報を受信し、その制御情報に基づいて制御対象を制御
する。
【0015】ここで、主制御手段は、演算手段の異常を
検出する異常検出手段,情報出力手段,及び切換手段を
備えており、情報出力手段は、他の制御手段が制御対象
を制御するのに最低限必要な予め設定された所定の制御
情報を出力する。そして、異常検出手段によって演算手
段の異常が検出されると、切換手段が、送信手段に、演
算手段により演算された制御情報に代えて、情報出力手
段により出力された制御情報を送信させる。
【0016】すると、主制御手段以外の他の制御手段
は、情報出力手段により出力された制御情報に基づいて
制御対象を制御することとなるため、主制御手段の演算
手段に異常が発生した場合にでも、制御対象の最低限の
制御を行うことができるようになる。
【0017】このように請求項1に記載の電子制御装置
によれば、制御情報を受信する側の各制御手段に既述し
たようなバックアップ回路を設ける必要なく、システム
の信頼性を向上させることができる。従って、システム
を構成する各装置(各制御手段)を大型化することな
く、また、システム全体のコストアップを最小限に抑え
つつ、信頼性を向上させることができる。
【0018】また、請求項1に記載の電子制御装置によ
れば、受信側の各制御手段にバックアップ回路を設ける
必要がないことから、例えば、インジェクタ等のアクチ
ュエータに通信機能と駆動機能等を付加した(インテリ
ジェント化した)、所謂スマートアクチュエータを形成
する場合に、それらをより小型化及び低コスト化するこ
とができるようになる。
【0019】次に、請求項2に記載の電子制御装置で
は、請求項1に記載の電子制御装置において、情報出力
手段が、格納手段と選択手段とを備えており、格納手段
には、制御対象の予め設定された特定の運転状態に対応
した複数の制御情報が格納されている。そして、選択手
段が、制御対象の特定の運転状態を検出すると共に、そ
の検出結果に応じて格納手段に格納された複数の制御情
報の中から何れかの制御情報を選択し、その選択した制
御情報を出力する。よって、異常検出手段により演算手
段の異常が検出された場合には、格納手段に予め格納さ
れた複数の制御情報のうち、制御対象における実際の運
転状態に応じた制御情報が、他の制御手段へ送信される
こととなる。
【0020】従って、このような電子制御装置によれ
ば、制御対象の特定の運転状態だけを検出して何れかの
制御情報を選択する、といった比較的簡単な構成で、制
御対象の実際の運転状態により適したバックアップ制御
を行うことができるようになる。
【0021】次に、請求項3に記載の電子制御装置で
は、請求項1又は請求項2に記載の電子制御装置におい
て、各制御手段が、制御対象として車両を制御するよう
にしている。即ち、既述したように請求項1又は請求項
2に記載の電子制御装置によれば、システムを構成する
各装置を大型化することなく、信頼性を向上させること
ができるため、請求項3に記載の電子制御装置によれ
ば、各装置の搭載スペースに制約がある車両においても
容易に搭載することができ、しかも、内燃機関や自動変
速機等を制御するための制御演算を行う演算手段として
のCPUに異常が発生した場合にでも、例えば、走行と
いった最低限の動作を可能にすることができる。
【0022】
【実施例】以下に本発明が適用された実施例の車両用電
子制御装置について、図面を参照して説明する。まず、
図1は、実施例の車両用電子制御装置のシステム構成を
表す構成図である。尚、本実施例の車両用電子制御装置
は、車両のエンジンや自動変速機等、車両走行に直接関
わる機器を制御するものである。また、本実施例のエン
ジンは4気筒のものである。
【0023】図1に示すように、本実施例の車両用電子
制御装置は、各種センサやスイッチからの検出信号に基
づいて予め設定された制御プログラムを実行することに
より、エンジン及び自動変速機を制御するための制御演
算を行うパワートレイン制御演算装置(以下、単にEC
Uという)1と、エンジンへ燃料を噴射する4つの各イ
ンジェクタに受信回路及び駆動回路を一体化して付加し
た4つの噴射制御装置3a,3b,3c,3dと、4つ
の各点火コイルに受信回路及び駆動回路を一体化して付
加した4つの点火制御装置5a,5b,5c,5dと、
自動変速機を変速させる変速ソレノイドに受信回路及び
駆動回路を一体化して付加したシフト制御装置7と、自
動変速機をロックアップさせるロックアップソレノイド
に受信回路及び駆動回路を一体化して付加したロックア
ップ制御装置9と、自動変速機の係合圧を調節する係合
圧ソレノイドに受信回路及び駆動回路を一体化して付加
した係合圧制御装置11と、燃料タンクからエンジンへ
燃料を圧送するフューエルポンプに受信回路及び駆動回
路を一体化して付加したフューエルポンプ制御装置13
と、ISC(アイドル・スピード・コントロール)バル
ブを開閉するためのステップモータに受信回路及び駆動
回路を一体化して付加したISCバルブ制御装置15
と、駆動輪のトラクション制御用に設けられたサブスロ
ットルを開閉するためのステップモータに受信回路及び
駆動回路を一体化して付加したサブスロットル制御装置
17と、自動変速機のシフトレバーに設けられた複数の
シフト位置検出スイッチ(図示せず)からのON/OF
F信号を入力し、各スイッチのON/OFF状態を表す
シリアルデータをECU1に通信線19を介して送信す
るシフト位置スイッチ処理装置21と、を備えている。
【0024】そして、各噴射制御装置3a〜3dは、通
信線23を介してECU1に接続されており、各点火制
御装置5a〜5dは、通信線25を介してECU1に接
続されている。また、シフト制御装置7,ロックアップ
制御装置9,係合圧制御装置11,及びフューエルポン
プ制御装置13は、通信線27を介してECU1に接続
されており、ISCバルブ制御装置15とサブスロット
ル制御装置17とは、通信線29を介してECU1に接
続されている。
【0025】一方、ECU1には、車両の運転状態を検
出するためのアナログセンサとして、エンジンの冷却水
温を検出する冷却水温センサ31,排気ガス中の酸素濃
度を検出するO2 センサ33,エンジンの吸入空気量を
検出する吸入空気量センサ35,エンジンに発生したノ
ッキングを検出するノックセンサ37,及びスロットル
の開度に応じたアナログ信号を出力するスロットルセン
サ39等が、夫々、個別配線によって接続されている。
【0026】また、ECU1には、後述するようにEC
U1内のCPUが故障した場合でも最低限の制御(車両
走行)を可能とするために必要な検出信号を取り込むた
めのセンサとして、スロットルセンサ39と一体化して
設けられスロットルがアイドル域(全閉)であるときに
ONするアイドルスイッチ41と、エンジンの運転を開
始させるためのスタータが作動したときにONするスタ
ータスイッチ43と、エンジンのクランク角を検出する
クランク角センサ45とが、夫々、個別配線によって接
続されている。
【0027】そして、このように構成された本実施例の
車両用電子制御装置においては、ECU1が、通信線1
9や個別配線を介して上記各センサやスイッチからの検
出信号を取得すると共に、その各検出信号に基づいて、
上記各制御装置3a〜17が各自のアクチュエータを駆
動するのに必要なデータを演算し、そのデータを各通信
線25〜29へ送信する。すると、上記各制御装置3a
〜17は、通信線25〜29を介して自分宛に伝送され
てきたデータを受信して、自己のアクチュエータを夫々
駆動する。
【0028】即ち、本実施例の車両用電子制御装置にお
いては、ECU1,シフト位置スイッチ処理装置21,
及び各制御装置3a〜17が、制御手段に対応してお
り、その中で、特にECU1が主制御手段に対応してい
る。尚、本実施例において、各アナログセンサ31〜3
9をECU1に個別配線によって接続するようにしてい
るのは、各アナログセンサ31〜39からのアナログ信
号を、ECU1側で1つのA/D変換回路により一括し
てデジタル信号に変換できるようにするためである。そ
して、この構成によって、各アナログセンサにA/D変
換回路と通信回路とを設け、それら全てのセンサを1つ
の通信線を介してECU1に接続した場合と比較して、
A/D変換回路の重複によるコストの上昇や装置の大型
化を抑えることができる。
【0029】また、本実施例において、上記各制御装置
3a〜17を複数(本実施例では4つ)のグループに分
け、各グループ毎に通信線23,25,27,29を介
してECU1に接続するようにしているのは、全ての制
御装置を1つの通信線で接続すると、データの送信タイ
ミングが重複して各制御装置の動作遅れが大きくなって
しまい、その分、通信速度を高く設定しなければならな
いからである。そして、本実施例では、上記のように通
信系統を複数に分けることにより、低い通信速度でも車
両制御を実現できるようにし、延いてはシステム全体の
コストを低減できるようにしている。
【0030】次に、ECU1の内部構成について、通信
線23(噴射制御装置3a〜3d)へデータを送信する
部分、即ちインジェクタの駆動に関係する部分を例に挙
げて説明する。まず、図2に示すように、ECU1は、
論理演算装置(ALU),ROM,RAM,及びシリア
ル通信用のバッファ等を内部に有し車両制御のための各
種演算を行う、演算手段としての周知のマイクロコンピ
ュータ(以下、CPUという)47と、後述するバック
アップ回路49と、バックアップ回路49からのデータ
DWを制御情報として通信線23を介して各噴射制御装
置3a〜3dに送信する、送信手段としての送信回路5
1と、を備えている。
【0031】ここで、CPU47の動作のうち、インジ
ェクタの駆動に関する部分について簡単に説明する。ま
ず、CPU47は、上記各センサ及びスイッチの検出信
号から取得した冷却水温や吸入空気量等の様々な運転状
態に基づいて燃料噴射量(噴射時間)を演算し、演算し
た燃料噴射量とクランク角センサ45からのクランク角
センサ信号とから各インジェクタの駆動タイミングを算
出する。そして、その算出結果に基づいて、各噴射制御
装置3a〜3dに送信すべき送信データDaを生成し、
それを自己内部のバッファを介してバックアップ回路4
9へ出力する。
【0032】尚、この送信データDaは、例えば、8ビ
ットからなり上位の1ビット目から4ビット目までの各
ビットが、夫々、各噴射制御装置3a〜3dに1対1に
対応している。そして、その各ビットは、「1」が通電
を表し「0」が非通電を表しており、CPU47は、何
れかのインジェクタの通電状態を変化させる時刻(算出
した駆動タイミング)が到来したら、その噴射制御装置
に対応するビットを変化させて新たな送信データDaを
生成する。
【0033】また、CPU47は、自己が正常に動作し
ていることを示すための周知のウォッチドックパルスW
Pを、バックアップ回路49へ常時出力している。次
に、バックアップ回路49は、図2及び図3(特に図
3)に示すように、CPU47からのウォッチドックパ
ルスWPを常時監視し、それが所定時間以上出力されな
くなるとCPU47に故障や暴走等の異常が発生したと
判定する異常判定部53a,及び異常判定部53aによ
りCPU47の異常が判定されると異常検出信号NGを
出力する異常検出信号出力部53bからなる、異常検出
手段としてのCPU異常検出部53と、スロットルがア
イドル域にあるか否か及びスタータが作動しているか否
かに対応して予め設定された3通りの燃料噴射量(制御
量M1,M2,M3)を格納する、格納手段としての格
納部55a,アイドルスイッチ41からのアイドルスイ
ッチ信号及びスタータスイッチ43からのスタータ信号
に応じて、格納部55aに格納された何れかの燃料噴射
量を択一的に選択する制御量選択部55b,及び制御量
選択部55bによって選択された燃料噴射量とクランク
角センサ信号とに基づき各インジェクタの駆動タイミン
グを算出し、CPU47の異常時に各噴射制御装置3a
〜3dへ送信すべきバックアップ用の送信データDbを
出力するデータ生成部55cからなる、情報出力手段と
してのバックアップデータ処理部55と、CPU異常検
出部53(異常検出信号出力部53b)からの異常検出
信号NGを検出する検知部57a,及び検知部57aに
よって異常検出信号NGが検出されると、CPU47か
ら出力された送信データDaに代えて、バックアップデ
ータ処理部55(データ生成部55c)からの送信デー
タDbを、送信回路51へ書込データDWとして出力す
る切換部57bからなる、切換手段としての書込信号切
換部57と、を備えている。尚、本実施例においては、
バックアップデータ処理部55内の制御量選択部55b
とデータ生成部55cとが選択手段に対応している。
【0034】そして、送信回路51は、図2に示すよう
に、バックアップ回路49の書込信号切換部57(切換
部57b)から出力された書込データDWを格納する送
信バッファ59と、送信バッファ59へ新たな書込デー
タDWが格納されたこと(書き込まれたこと)を検出す
ると、送信バッファ59にそのデータを出力させる送信
制御部61と、送信バッファ59から出力された書込デ
ータDW(送信データDa或いは送信データDb)を通
信線23に送出するドライバ63と、を備えている。
【0035】一方、図2に示すように、各噴射制御装置
3a〜3dは、夫々、インジェクタLを通電駆動する駆
動回路としてのトランジスタ65と、通信線23に送出
されたデータを受信して、自己の装置に対応するビット
のレベルに応じた駆動信号をトランジスタ65に出力す
る受信回路67と、を備えている。
【0036】次に、上記のように構成されたECU1の
動作について説明する。まず、バックアップ回路49の
バックアップデータ処理部55において、制御量選択部
55bが、アイドルスイッチ信号及びスタータ信号に応
じて、格納部55aに格納された何れかの燃料噴射量を
選択し、データ生成部55cが、その選択された燃料噴
射量とクランク角センサ信号とに基づき各インジェクタ
の駆動タイミングを算出して送信データDbを出力す
る。そして、このようなバックアップデータ処理部55
の動作は、CPU47の正常・異常に関わらず常時実行
されている。
【0037】尚、この送信データDbも、CPU47か
ら出力される送信データDaと全く同様のビット構成を
有するものである。そして、データ生成部55cもCP
U47と同様に、何れかのインジェクタの通電状態を変
化させる時刻(算出した駆動タイミング)が到来した
ら、その噴射制御装置に対応するビットを変化させて新
たな送信データDbを生成する。つまり、CPU47が
様々な運転状態に基づいて送信データDaを生成するの
に対し、バックアップデータ処理部55では、格納部5
5aに予め格納された固定の燃料噴射量とクランク角セ
ンサ信号だけに基づいて送信データDbを生成する。
【0038】そして、CPU47が正常に動作してウォ
ッチドックパルスWPを継続して出力している場合に
は、バックアップ回路49のCPU異常検出部53にお
いて、異常判定部53aはCPU47が正常であると判
定するため、異常検出信号出力部53bは異常検出信号
NGを出力しない。
【0039】よってこの場合には、バックアップ回路4
9の書込信号切換部57において、切換部57bは、C
PU47から出力された送信データDaの方を、送信回
路51へ書込データDWとして出力することとなるた
め、バックアップデータ処理部55からの送信データD
bは無視されて、CPU47からの送信データDaが、
送信回路51の送信バッファ59及びドライバ63を介
して通信線23に送出される。
【0040】一方、CPU47が故障したり暴走したり
してウォッチドックパルスWPを出力しなくなると、バ
ックアップ回路49のCPU異常検出部53において、
異常判定部53aが、CPU47に異常が発生したと判
定し、異常検出信号出力部53bが異常検出信号NGを
出力する。
【0041】すると、バックアップ回路49の書込信号
切換部57において、検知部57aが異常検出信号NG
を検出し、切換部57bが、CPU47から出力された
送信データDaに代えて、バックアップデータ処理部5
5から出力された送信データDbの方を、送信回路51
へ書込データDWとして出力する。よってこの場合に
は、CPU47からの送信データDaは無視されて、バ
ックアップデータ処理部55からの送信データDbが、
送信回路51の送信バッファ59及びドライバ63を介
して通信線23に送出される。
【0042】そして、通信線23に送信データDaと送
信データDbのうち、どちらが送出された場合でも、各
噴射制御装置3a〜3dにおいては、受信回路67が、
通信線23上のデータを受信すると共に、自己の装置に
対応するビットが「1」であれば、トランジスタ65を
駆動してインジェクタLを通電し、また、自己の装置に
対応するビットが「0」であれば、トランジスタ65の
駆動を停止して、インジェクタLを非通電にする。
【0043】ここで、インジェクタLの通電状態につい
て図4を用いて説明する。尚、図4は、送信データの2
ビット目に対応する噴射制御装置3bに着目した場合の
インジェクタLの通電状態を例示している。まず、時刻
T1にて、ECU1から通信線23へ2ビット目が
「1」であるデータが送信されると、一定の通信遅延時
間Tdが経過した時刻R1にて、噴射制御装置3bでの
受信が完了し、直ちにインジェクタLの通電が開始され
る。そして、時刻T1から燃料噴射量に対応する時間だ
け経過した時刻T2にて、ECU1から通信線23へ2
ビット目が「0」であるデータが送信されると、上記と
同様に通信遅延時間Tdが経過した時刻R2にて、噴射
制御装置3bでの受信が完了し、直ちにインジェクタL
の通電が停止される。
【0044】尚、図4に示すように、噴射制御装置での
インジェクタLの通電・非通電は、送信データのビット
変化に対し、一定の通信遅延時間Td後に実行されるこ
ととなるため、ECU1内のCPU47及びバックアッ
プデータ処理部55は、この通信遅延時間Tdを見越し
てデータの生成を行うようにしている。
【0045】以上、インジェクタの駆動に関係する部分
を例に挙げて説明したが、本実施例では、ECU1内に
おいて通信線25(点火制御装置5a〜5d)へデータ
を送信する部分、即ち点火コイルの駆動に関する部分に
ついても、図2に示した構成と同様の構成が採用されて
いる。即ち、CPU47と、通信線25へデータを送信
する他の送信回路との間にも、図2及び図3に示したよ
うなバックアップ回路49が設けられている。
【0046】但し、点火コイルを制御する場合には、イ
ンジェクタを制御する場合のように制御量(燃料噴射
量)を設定する必要がないため、バックアップ回路49
内のバックアップデータ処理部55は、データ生成部5
5cだけで構成されている。そして、この場合のデータ
生成部55cは、図5に示すように、クランク角が予め
設定された第1の所定角度に達すると(時刻T1)、該
当する点火制御装置に対応するビットを「1」にし、ク
ランク角が次に設定された第2の所定角度に達すると
(時刻T2)、そのビットを「0」に戻す、といった具
合いに送信データDbを生成する。つまり、CPU47
が様々な運転状態に基づき最適な点火時期を算出して、
点火コイルを駆動するための送信データDaを生成する
のに対し、この場合のデータ生成部55cでは、クラン
ク角センサ信号だけに基づいてバックアップ用の送信デ
ータDbを生成する。
【0047】よって、通信線25へは、ECU1内のC
PU47が故障しても、インジェクタを駆動制御する場
合と同様に、バックアップデータ処理部55(データ生
成部55c)からの送信データDbが送信され、各点火
制御装置5a〜5dにおいて、クランク角に応じた点火
コイルの駆動制御がなされることとなる。
【0048】例えば、送信データの3ビット目に対応す
る点火制御装置5cでの点火コイルの通電状態を表す図
5に示すように、CPU47が故障しても、時刻T1に
てECU1から通信線25へ3ビット目が「1」である
データが送信され、一定の通信遅延時間Tdが経過する
と(時刻R1)、点火制御装置5cでの受信が完了して
点火コイルの通電が開始される。そして、時刻T2にて
ECU1から通信線25へ3ビット目が「0」であるデ
ータが送信され、上記と同様に通信遅延時間Tdが経過
すると(時刻R2)、点火制御装置5cでの受信が完了
して直ちに点火コイルの通電が停止され、このタイミン
グでエンジンへの点火が行われる。
【0049】以上説明したように、本実施例の車両用電
子制御装置においては、データを送信する側のECU1
にバックアップ回路49を設け、CPU47に異常が発
生した際には、予め設定された固定の燃料噴射量と実際
のクランク角に基づいて生成したインジェクタの駆動デ
ータ(送信データDb)を、各噴射制御装置3a〜3d
へ送信し、また、クランク角に基づいて生成した点火コ
イルの駆動データ(送信データDb)を、各点火制御装
置5a〜5dへ送信するようにしている。そして、これ
により、ECU1内のCPU47に異常が発生した場合
でも、エンジンへの燃料噴射と点火とを可能にし、車両
走行という最低限の制御ができるようしている。
【0050】従って、本実施例の車両用電子制御装置に
よれば、データを受信する側の各噴射制御装置3a〜3
dや各点火制御装置5a〜5dにバックアップ回路を設
ける必要なく、システムの信頼性を向上させることがで
きる。つまり、従来の技術を用いてシステムの信頼性を
向上させようとすると、例えば、各噴射制御装置3a〜
3dや各点火制御装置5a〜5dに、ECU1側の異常
を検出するための検出回路と、その検出回路によって異
常が検出された場合にアクチュエータ(インジェクタ,
点火コイル)の駆動信号を出力するバックアップ用の制
御回路と、を設ける必要がある。しかも、その制御回路
がインジェクタや点火コイルの駆動タイミングを決定す
るための信号として、クランク角センサ信号を、各噴射
制御装置3a〜3dと各点火制御装置5a〜5dとに配
設しなければならない。
【0051】これに対して、本実施例の車両用電子制御
装置によれば、1つのバックアップ回路49によって複
数装置の動作を補償することができるため、各装置を大
型化することなく、またコストアップを最小限に抑えつ
つ、信頼性の高いシステムを構築することができ、延い
ては、各装置の搭載スペースやコストに制約がある車両
においても容易に搭載することができる。
【0052】また、本実施例の車両用電子制御装置で
は、スロットルがアイドル域にあるか否か及びスタータ
が作動しているか否かに対応して予め設定された複数の
固定の燃料噴射量を格納部55aに格納しておき、CP
U47に異常が発生した際には、格納部55aに格納さ
れた燃料噴射量のうち、アイドルスイッチ信号及びスタ
ータ信号に応じた燃料噴射量を選択して、その噴射量に
対応した送信データDbを噴射制御装置3a〜3dへ送
信するようにしている。
【0053】従って、本実施例の車両用電子制御装置に
よれば、インジェクタ駆動用に設けたバックアップ回路
49の構成を複雑にすることなく、車両の実際の運転状
態により適したバックアップ制御を行うことができる。
尚、上述した実施例においては、バックアップ回路49
(CPU異常検出部53)が、CPU47から出力され
るウォッチドックパルスWPを監視してCPU47の異
常を検出するようしたが、バックアップ回路49は、図
6に示すように構成してもよい。
【0054】即ち、バックアップ回路49のCPU異常
検出部53は、CPU47からの送信データDaを監視
し、送信データDaの出力されない継続時間が所定時間
(例えば16ms)以上になるとCPU47に異常が発
生したと判定して、書込信号切換部57に異常検出信号
NGを出力するように構成してもよい。
【0055】また、上述した実施例においては、バック
アップ回路49内のバックアップデータ処理部55が、
CPU47の正常・異常に関わらず常時バックアップ用
の送信データDbを出力するものであったが、バックア
ップデータ処理部55は、CPU異常検出部53からの
異常検出信号NGを受けて、作動を開始するように構成
してもよい。
【0056】また更に、上記実施例では、インジェクタ
と点火コイルとを駆動制御する通信系にバックアップ機
能を付加したものであったが、ECU1内において通信
線27や通信線29へデータを送信する部分について
も、図2に示した構成と同様の構成を採ることができ
る。
【0057】一方、上記実施例の車両用電子制御装置
は、アクチュエータに受信回路と駆動回路とを付加した
所謂スマートアクチュエータへ、駆動信号に直接対応し
たデータを送信するものであったが、例えば、受信側の
制御装置にも制御演算用のCPUが搭載されており、E
CU1側から、そのCPUで制御演算に用いられるデー
タを送信するようなシステムであれば、バックアップ回
路49のバックアップデータ処理部55が受信側のCP
Uで用いられるデータを疑似的に生成して出力するよう
に構成すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の車両用電子制御装置のシステム構成
を表す構成図である。
【図2】 車両用電子制御装置の一部を形成するECU
の構成を表すブロック図である。
【図3】 ECUに設けられたバックアップ回路の構成
を表すブロック図である。
【図4】 インジェクタの通電状態を説明する説明図で
ある。
【図5】 点火コイルの通電状態を説明する説明図であ
る。
【図6】 他の実施例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1…パワートレイン制御演算装置(ECU) 3a〜
3d…噴射制御装置 5a〜5d…点火制御装置 7…シフト制御装置 9…ロックアップ制御装置 11…係合圧制御装置 13…フューエルポンプ制御装置 15…ISCバル
ブ制御装置 17…サブスロットル制御装置 21…シフト位置ス
イッチ処理装置 19,23,25,27,29…通信線 41…アイ
ドルスイッチ 43…スタータスイッチ 45…クランク角センサ
47…CPU 49…バックアップ回路 51…送信回路 53…
CPU異常検出部 55…バックアップデータ処理部 55a…格納部 55b…制御量選択部 55c…データ生成部 5
7…書込信号切換部 65…トランジスタ 67…受信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 380

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の制御対象を制御するための複数の
    制御手段が通信線を介して互いに接続され、 前記制御手段のうちの少なくとも1つが、 前記制御対象の運転状態に基づき、他の制御手段が前記
    制御対象を制御するのに必要な制御情報を演算する演算
    手段と、該演算手段により演算された制御情報を前記通
    信線を介して前記他の制御手段に送信する送信手段と、
    を備えた主制御手段として構成されると共に、 前記他の制御手段は、前記通信線を介して伝送されてき
    た前記制御情報を受信し、該制御情報に基づいて前記制
    御対象を制御する電子制御装置において、 前記主制御手段が、 前記演算手段の異常を検出する異常検出手段と、 前記他の制御手段が前記制御対象を制御するのに最低限
    必要な予め設定された所定の制御情報を出力する情報出
    力手段と、 前記異常検出手段により前記演算手段の異常が検出され
    ると、前記送信手段に、前記演算手段により演算された
    制御情報に代えて、前記情報出力手段により出力された
    制御情報を送信させる切換手段と、 を備えたことを特徴とする電子制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子制御装置におい
    て、 前記情報出力手段が、 前記制御対象の予め設定された特定の運転状態に対応し
    た複数の制御情報を格納する格納手段と、 前記制御対象の前記特定の運転状態を検出すると共に、
    該検出結果に応じて前記格納手段に格納された複数の制
    御情報の中から何れかの制御情報を選択し、該選択した
    制御情報を出力する選択手段と、 を備えたことを特徴とする電子制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の電子制御
    装置において、 前記各制御手段は、前記制御対象として車両を制御する
    こと、を特徴とする電子制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003182474A (ja) * 2001-12-25 2003-07-03 Denso Corp 車載ネットワークシステム及びプログラム
US7386714B2 (en) 2003-11-19 2008-06-10 Fujitsu Ten Limited Transmitting data from a single storage unit between multiple processors during booting
JP2012052428A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Nabtesco Corp 舶用エンジンの燃料噴射制御装置

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