JPS62170507A - 肩当パツトの製造方法 - Google Patents

肩当パツトの製造方法

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JPS62170507A
JPS62170507A JP1143086A JP1143086A JPS62170507A JP S62170507 A JPS62170507 A JP S62170507A JP 1143086 A JP1143086 A JP 1143086A JP 1143086 A JP1143086 A JP 1143086A JP S62170507 A JPS62170507 A JP S62170507A
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adhesive
back surface
fibers
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intermediate material
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茂 北岸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は主として洋服の肩部に装着して使用する肩当
パットの製造法に関する。
この発明は量産性に勝れたいわゆるニードルパンチング
マシン処理による肩当パットの製造方法の改良に関する
(従来の技術) この種の先行技術として知られている例として特公昭4
7−47419号公報および同58−1202号公報に
記載された発明がある。
前者の発明は、板状の繊維(肩当パット用素材)が大、
中、小の円形に裁断され、これらの大中小の繊維のうち
上下に大きい繊維が配置され、その間に中小の繊維が順
次重ねられ、重ねられた繊維がニードリング処理されて
各繊維層が相互に連結され、中央部が厚く周辺部が次第
に薄く一体化され、ニードリング処理により上下面の中
央が低く周辺部が高く毛ば立っている状態の肩当パット
用素材の全体が合成樹脂液中に投入され、その液体がそ
の素材に浸漬され、乾燥後中央部が断面レンズ状に切り
取られて左右一対となす肩当パットの製造方法である。
後者の発明は、前者の発明の改良に係るものであって、
前者の発明がニードル処理によって発生する毛ば立ちの
抑制のため合成樹脂が使用されているが、これに対して
後者の発明はその毛ば立ちの抑制のため毛ばを利用して
毛ば立ちのない板状繊維を毛ばに接着させることによっ
て行う肩当パットの製造方法である。
(従来技術の問題点) 前記の従来技術において前者は積み重ねた肩当パット用
の素材を縫合する手数を省略し単にニードル処理するだ
けで結合できる利益のあることは評価できるが、繊維層
の上下面に必ずニードリング処理による毛ばか生ずるた
め前者では樹脂加工がニードル処理後の素材全体に施さ
れるため、樹脂が素材の内部に浸漬され、その結果肩当
パットが硬化し、使用上柔軟性に欠け、洋服の肩部に使
用した場合洋服の肩部の形状を適正に整形できない欠点
があった。
後者は前者の欠点を改良しているが、依然として繊維層
の上下面に毛ば立ちが生ずるため毛ば立ちの抑制処理を
施さなければならない。
特に肩当パットの上面側つまり使用時における洋服の表
生地側に依然として毛ば立ちが生しているからこの毛ば
の抑制処理をしなければならない。
このためその毛ば立ちの抑制のためその毛・ば立ちを利
用して毛ば立ちのない生地が接着剤を介して接着されて
いるが、その毛ば立ちが生地側に突出しないようにする
ためには、ある程度厚手の生地を接着せざるを得ない。
しかし厚手の生地を接着すれば、毛ばの外側への突出を
防止できるが、他方厚手の生地を接着することにより、
肩当パット自体の形態が適正に保持できない欠点がある
つまり使用時に前記の厚手の生地のため肩当パットの形
態が好ましい形態を奏しないため洋服の表生地に対して
適正な形態を付与できない問題点があった。
(発明の技術的課題) この発明の目的は、上記の従来例の不利、不便を解消し
ようとするものであって、肩パットに要求される柔軟性
を保持しつつニードリング処理による量産性の利点を損
なわない肩パットの製造方法を提供することにある。
この発明の他の目的は、ニードリング処理による毛ば立
ちを肩パットの裏面側(使用時における洋服の肩部の裏
生地側)にのみ生じさせることにより、使用上の有利性
を図ることにある。
(発明の技術的手段) 上記の目的を達成するためこの発明は、二二ドリング処
理を施した後に一側表面に接着剤を付着させて肩当パッ
ト用の裏面側表板材の素材を形成し、別に肩当パット用
の中間材用の素材を1枚ないし複数枚設けると共に少な
くともその1枚の素材の一側表面に接着剤を付着させ、
裏面側表板材の接着剤層側に中間材を重ね合わせると共
に中間材の接着剤層側を裏面側表板材の反対側の上方に
配置させ、中間材側から裏面側表板材に向けてニードリ
ング処理を施してこれらを結合させて裏面画表被材側の
みに毛ば立ちを生じさせ、中間材の接着材層側に裏面側
表板材と同一形状に裁断してなる表面側表被材を被せ、
表面側表被材側から加熱処理と併せプレス処理を施して
表面側表被材の裏面の中央の大部分を中間材の接着剤を
溶融させて中間材の表面に結合させ、かつ裏面側表板材
の周縁部分と表面側表被材の周縁部分および裏面側表板
材の中央大部分と中間材の裏面側を裏面側表板材の接着
剤を溶融させて結合させ、中央部をレンズ状または直線
状に切取して左右一対となす肩当パ・7トの製造方法で
ある。
(発明の実施例) 以下図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
ポリエステル等の合成繊維または毛、麻、綿等の天然繊
維の一つまたは二つ以上を混合した繊維10を帯状に形
成していわゆるニードリングマシン12によりニードリ
ング処理を施した後−側表面の表層部に合成樹脂による
接着剤14を付着させて肩当パットの裏面側表被材用の
素材16を形成する(第1図参照)。
この場合素材16はニードリング処理されることにより
、当然のことながらその繊維は絡み合って結合されるこ
とはいうまでもない。
また裏面側表被材用の素材16の表層部に接着剤を付着
させる目的は、後工程において表面側表被材26と中間
材20aの裏面側を接着させるためである。
そして従来技術のようにニードリング処理させて肩当パ
ットの素材を結合させてから、樹脂液中に浸漬させてそ
の全体に合成樹脂加工を施す工程と異なるから、素材全
体に樹脂が含浸することがなく、接着に必要な最小限の
樹脂加工を施すことができる。
他方肩当パット用の芯材となる中間材用の素材20を得
るため、ポリエステル等の合成繊維または毛、麻、綿等
の天然繊維の一つまたは二つ以上を混合した繊維18を
帯状に形成して1枚ないし複数枚の中間材用の素材20
を構成し、かつこれらの中間材用の素材20の少なくと
も1枚の一側表面に接着剤22を付着させる(第2図参
照)。
そこで前記の裏面側表被材用の素材16を大きく、中間
材用の素材20を小さくこれらを略円形、楕円形等の適
宜の形状に裁断して裏面側表板材16aと3種類の中間
材20aを形成する(第1図および第2図参照)。
次に前記の裏面側表板材16aの接着剤14層側に中間
材20aを少なくとも1枚重ね合わせると共に中間材2
0aの接着剤22層側を裏面側表板材16aの反対側の
上方に配置させる。
実施例を示す第3図および第4図では大中小の3種類の
中間材20aが肩当パットの芯材として裏面側表被材1
6a上に重ね合わせであるが、もとより3枚に制限され
るものでもな(、かつその大きさは裏面側表板材16a
の大きさより、小さければその大きさの大小は問わない
この工程を更にいえば裏面側表板材16aの接着剤14
層側に接着剤22を付着させることなく裏面側表板材1
6aの大きさより小さい中型の中間材20aが重ねられ
、その中間材20aの上に更に最も小さくかつ接着剤2
2を付着させていない中間材20aが重ねられ、その上
に前記の2種類の中間材20aより大きくかつ裏面側表
被材16aよりは小さく、そして−側表面に接着剤22
を付着させた中間材20aがその接着剤22層側を外側
に向けて重ねられている。
そこで重ね合わせた裏面画表被材16aと中間材20a
を中間材20a側から裏面画表被材16a側に向けて逆
側のあるいわゆるニードル24を突き刺してこれらの繊
維を相互に連結し中央が厚く周辺部が次第に薄(一体化
させる(第4図参照)。
この場合ニードル処理による毛ば立ちは裏面画表被材1
6a側にのみ生じ、中間材20a側には一切生ずること
なく、中間材20a側は平滑であってニードルによる小
さな針孔が生ずるだけであるつまり従来では両側からニ
ードリング処理されることにより、繊維層の上下面に毛
ば立ちが生していたが、この発明では一方向にのみニー
ドリング処理するから、ニードルの逆側側にのみ毛ば立
ちが生ずる。
この場合肩当パットの洋服の表生地側になる面から、洋
服の裏生地側の面側に向けてニードル処理する必要があ
る。
このことは中間材20a側から裏面画表被材16aに向
けてニードリング処理することにほかならない。
そして一体化させたものの毛ば立ちの発生していない中
間材20aの接着剤22層側に裏面画表被材16aと略
同一の形状に裁断してなる表面側表被材26を被せる(
第5図参照)。
この重ねた状態で表面側表被材26側から蒸気等の熱処
理と併せてプレス処理を施して表面側表被材26の裏面
側の中央の大部分を中間材20aの接着剤22を溶融さ
せて中間材20aの表面に結合させ、かつ裏面画表被材
16aの周縁部分と表面側表被材26の周縁部分および
裏面画表被材16aの接着剤層側の中央大部分と中間材
20aの裏面側前面とを裏面画表被材16aの接着剤1
4を溶融させて結合させ、中央部をレンズ状または単線
状に切取して左右一対の肩当パット28となす方法であ
る。
なおこの発明において肩当パット28の裏面画表被材1
6a側の毛ば立ちについて何等の毛ば立ちの抑制処理が
施されていないが、発明者の研究実験によれば、裏面画
表被材16aの毛ば立ちは洋服の肩部の裏生地側になる
ため使用上何等の問題点のないことが明らかになった。
従ってこの発明では、裏面画表被材16a側の毛ば立ち
の処理は一切施されていないから、その工程分だけ更に
製造工程を省略できる利点がある。
(発明の効果) この発明は、上記の構成であるから、以下の利点を有す
る。
(1)ニードルパンチング処理による肩当パットの製造
方法は、量産性に勝れるが毛ば立ちを生ずる欠点があっ
たが、この発明では、肩当パットの表面側つまり使用時
における洋服の肩部の表生地側には一切毛ば立ちが生し
ないから、毛ば立ちによる肩当パットの形態を損なうこ
とが一切ない。
他方ニードルパンチング処理による量産性の利点はその
まま利用できる。
(2)肩当パットの繊維層を結合する前に接着剤を表層
部にのみ付着させるから、過度に接着剤が付着されない
従って繊維層の接着に必要な最小限の接着剤が付着され
るに過ぎないから、肩当パットを接着剤によって硬化さ
せることなく柔軟性を保持できる。
よって洋服の肩部に馴染み易く洋服の肩部の形態を良好
に保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は裏面画表被材の製造工程を示す工程図、第2図
は中間材の製造工程を示す工程図、第3図は裏面画表被
材と中間材を重ねる状態を示す概略図、第4図は裏面側
表被材と中間材を重ねニードリング処理する状態を示す
概略図、第5図は重ねた裏面側表被材と中間材に表面側
表被材を被せる状態を示す概略図、第6図は中央を切断
して左右一対の肩当パットを得る概略図である。 (主要部分の符号の説明) 10・・・肩当パット用の繊維 12・・・ニードリングマシン 14・・・接着剤 16・・・裏面側表板材用の素材 18・・・肩当パット用の繊維 20・・・中間材用の素材 22・・・接着剤 24・・・ニードル 26・・・表面側表被材 28・・・肩当パット 16a・・裏面側表被材 20a・・中間材 ↓ 第4図 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリエステル等の合成繊維または毛、麻、綿等の天然繊
    維の一つまたは二つ以上を混合した繊維を帯状に形成し
    てニードルパンチングマシンによりニードリング処理を
    した後その繊維の一側表面に接着剤を付着させて帯状の
    肩当パットの裏面側表被材用の素材を形成し、別にポリ
    エステル等の合成繊維または毛、麻、綿等の天然繊維の
    一つまたは二つ以上を混合した繊維を帯状に形成して1
    枚ないし複数枚の中間材用の素材を構成し、かつこれら
    の中間材用の素材の少なく共1枚の一側表面に接着剤を
    付着し、前記の裏面側表被材用の素材を大きく、中間材
    用の素材を小さくこれらを略円形等の適宜の形状に裁断
    して裏面側表被材、中間材を形成し、前記の裏面側表被
    材の接着剤層側に接着剤を付着させてなる中間材を少な
    くとも1枚重ね合わせると共に中間材の接着剤層側を裏
    面側表被材の反対側の上方に配置させ、重ね合わせた裏
    面側表被材と中間材を中間材側から裏面側表被材側に向
    けて逆刺のあるいわゆるニードルを突き刺してこれらの
    繊維を相互に連結し中央が厚く周辺部が次第に薄く一体
    化し、一体化させたものの毛ば立ちの発生していない中
    間材の接着剤層側に裏面側表被材と略同一の形状に裁断
    してなる表面側表被材を被せ、表面側表被材側から蒸気
    等の熱処理と併せてプレス処理を施して表面側表被材の
    中央の大部分を中間材の接着剤を溶融させて中間材の表
    面に結合させ、かつ裏面側表被材の周縁部分と表面側表
    被材の周縁部分および裏面側表被材の中央大部分と中間
    材とを裏面側表被材の接着剤を溶融させて結合させ、中
    央部をレンズ状または直線状に切取して左右一対となし
    た肩当パットの製造方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4976647A (ja) * 1972-11-22 1974-07-24
JPS5639417B2 (ja) * 1974-03-01 1981-09-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4976647A (ja) * 1972-11-22 1974-07-24
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