JPS62167949A - 防振装置 - Google Patents
防振装置Info
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- JPS62167949A JPS62167949A JP61009705A JP970586A JPS62167949A JP S62167949 A JPS62167949 A JP S62167949A JP 61009705 A JP61009705 A JP 61009705A JP 970586 A JP970586 A JP 970586A JP S62167949 A JPS62167949 A JP S62167949A
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- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims abstract description 12
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 26
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
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- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/20—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper characterised by comprising also a pneumatic spring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/14—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
- F16F13/1427—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially characterised by features of flexible walls of equilibration chambers; decoupling or self-tuning means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内筒と外筒とを有し、エンジンマウン1テ軸上
に配置された所謂ブツシュタイプと呼ばれる防振ゴムの
中でも、内外筒間の弾性体に液室を設けた防振装置が提
案されている(特開昭60−179542号)。
に配置された所謂ブツシュタイプと呼ばれる防振ゴムの
中でも、内外筒間の弾性体に液室を設けた防振装置が提
案されている(特開昭60−179542号)。
このような従来の防振装置では、液室を複数の小液室に
区画してこれらをオリフィスで連通しているが、このオ
リフィスは低周波大振幅の振動を減衰するために設定す
ると、高周波小振幅振動で動ばねが上昇し、音の伝達特
性が悪化する。また反対に高周波小振幅で音の伝達特性
を向上するように設定すると低周波大振幅では減衰を得
られないことになる。
区画してこれらをオリフィスで連通しているが、このオ
リフィスは低周波大振幅の振動を減衰するために設定す
ると、高周波小振幅振動で動ばねが上昇し、音の伝達特
性が悪化する。また反対に高周波小振幅で音の伝達特性
を向上するように設定すると低周波大振幅では減衰を得
られないことになる。
本発明は上記事実を考慮し、広い周波数に渡った振動吸
収を得ることが可能な防振装置を提供することを目的と
している。
収を得ることが可能な防振装置を提供することを目的と
している。
本発明は内筒と外筒とを同軸状又は平行軸状に配置して
それぞれ振動発生部及び振動受部へ連結し、これらの内
外筒間に吸振弾性体を介在させる防振装置であって、前
記弾性体には内筒を挟んで一対の液室を設け互に制限通
路で連通ずると共に、液室は可撓膜を介して空気室と隣
接させ、液室を対向壁へ掛け渡した隔壁で区画すると共
に流路を介して連通ずることを特徴としている。
それぞれ振動発生部及び振動受部へ連結し、これらの内
外筒間に吸振弾性体を介在させる防振装置であって、前
記弾性体には内筒を挟んで一対の液室を設け互に制限通
路で連通ずると共に、液室は可撓膜を介して空気室と隣
接させ、液室を対向壁へ掛け渡した隔壁で区画すると共
に流路を介して連通ずることを特徴としている。
このため本発明では低周波大振幅の振動時には一方の液
室が圧縮され、他方が拡張されることにより流体が制限
通路を介して他方の液室へ流動し大きな減衰が得られる
。
室が圧縮され、他方が拡張されることにより流体が制限
通路を介して他方の液室へ流動し大きな減衰が得られる
。
また高周波小振幅では制限通路が目詰まり状態になる。
しかし液室の内圧の増減に応じて可撓膜が変形し、波路
を介して液体が通過する場合の液柱共振によって動ばね
定数の大幅な低下が可能となる。
を介して液体が通過する場合の液柱共振によって動ばね
定数の大幅な低下が可能となる。
空気室の容積は高周波小振幅により移動する流体の量と
ほぼ同容積とし、隔壁によって形成される流路は制限通
路の断面積よりも大きくすることが好ましい。
ほぼ同容積とし、隔壁によって形成される流路は制限通
路の断面積よりも大きくすることが好ましい。
第1.2図には本発明の第1実施例に係る防振装置10
が示されている。この防振装置1oでは互いに同軸上に
配置される内筒12及び外筒14を有しており、内筒1
2が図示しない自動車車輪等の振動発生部へ、外筒14
が車体等の振動受部へそれぞれ連結されるようになって
いる。
が示されている。この防振装置1oでは互いに同軸上に
配置される内筒12及び外筒14を有しており、内筒1
2が図示しない自動車車輪等の振動発生部へ、外筒14
が車体等の振動受部へそれぞれ連結されるようになって
いる。
外筒14の内側には中間筒16が同軸的に配置されてお
り、軸方向両端部が外側へ屈曲され、これらの屈曲部を
はさんで外筒14の軸方向端部に軸心方向への屈曲部1
4Aが形成されて中間筒16が外筒14へ固着されてい
る。
り、軸方向両端部が外側へ屈曲され、これらの屈曲部を
はさんで外筒14の軸方向端部に軸心方向への屈曲部1
4Aが形成されて中間筒16が外筒14へ固着されてい
る。
中間筒16の内周部と内筒12の外周部との間には筒状
のゴム18が加硫接着されている。これによって外筒1
4は中間筒16を介してゴム18へ取り付けられること
になる。
のゴム18が加硫接着されている。これによって外筒1
4は中間筒16を介してゴム18へ取り付けられること
になる。
内筒12の軸方向略中央部の外周にはゴム18へ内筒1
2の軸心を挟んで互に反対側に一対の空洞部が設けられ
、それぞれ水、オイル等の流体が封入されて液室20、
液室22を構成している。
2の軸心を挟んで互に反対側に一対の空洞部が設けられ
、それぞれ水、オイル等の流体が封入されて液室20、
液室22を構成している。
液室20.22に面した内筒12の外周にはリング24
が固着されている。このリング24は内周部に内筒12
の外周を取り巻< ?n 26が形成されており、この
溝26は小孔28.30を介してそれぞれ液室20.2
2と連通されている。このため溝26は液室20.22
を連通する制限通路としての役目を有している。
が固着されている。このリング24は内周部に内筒12
の外周を取り巻< ?n 26が形成されており、この
溝26は小孔28.30を介してそれぞれ液室20.2
2と連通されている。このため溝26は液室20.22
を連通する制限通路としての役目を有している。
第2図に示される如く中間筒16は液室20.22に対
応した部分に切欠部32を有し、液室20.22を中間
筒16の外側まで拡張している。
応した部分に切欠部32を有し、液室20.22を中間
筒16の外側まで拡張している。
また液室20.22に面して中間筒16と外筒14との
間には可撓膜34の周囲が挟持されている。
間には可撓膜34の周囲が挟持されている。
この可撓膜34は一方の表面がそれぞれ液室20.22
に面するとともに他方の表面ば外筒■4との間に空気室
36を構成している。この空気室36は高周波小振幅に
おける液室20.22内の液体の移動量とほぼ等しくす
ることが好ましい。
に面するとともに他方の表面ば外筒■4との間に空気室
36を構成している。この空気室36は高周波小振幅に
おける液室20.22内の液体の移動量とほぼ等しくす
ることが好ましい。
中間筒16の内周間には液室20.22をそれぞれ区画
する隔壁38が取り付けられている。これらの隔壁38
は第2図に示される如く長手方向両端部が液室20.2
2の対向壁に掛けわたされているが、第1図に示される
如く幅方向両端部は対向壁との間に流路40を有してい
る。この流路40は溝26の断面積よりは大きくなって
おり、高周波振動時に液柱共振を発生する大きさとなっ
ている。
する隔壁38が取り付けられている。これらの隔壁38
は第2図に示される如く長手方向両端部が液室20.2
2の対向壁に掛けわたされているが、第1図に示される
如く幅方向両端部は対向壁との間に流路40を有してい
る。この流路40は溝26の断面積よりは大きくなって
おり、高周波振動時に液柱共振を発生する大きさとなっ
ている。
なお内筒12と中間筒16との間にはシールゴム42が
封入されている。
封入されている。
次に本実施例の作用を説明する。
内筒12は図示しない車輪等の振動源へ、外筒14は車
体等へ固着される。
体等へ固着される。
主として内筒12へは軸直角方向に振動が作用し、この
振動が低周波大振幅である場合には講26内を通過する
液室20.22の液体の流通抵抗によって振動が吸収さ
れる。
振動が低周波大振幅である場合には講26内を通過する
液室20.22の液体の流通抵抗によって振動が吸収さ
れる。
また高周波低振幅になると溝26は目詰まり状態となる
ため、液室20.22の内圧上昇によつて空気室36が
拡縮され、これによって液室20.22の液体はそれぞ
れ流路40を介して移動することになり、この流路40
部分において液柱共振が生じ動ばね定数が下がる。
ため、液室20.22の内圧上昇によつて空気室36が
拡縮され、これによって液室20.22の液体はそれぞ
れ流路40を介して移動することになり、この流路40
部分において液柱共振が生じ動ばね定数が下がる。
次に第3図から第5図には本発明の第2実施例が示され
ている。
ている。
この実施例では隔壁38の全周縁がゴム18に形成され
る凹部44内へ収容されており、中央部に形成される小
孔46が流路を形成するようになっている。
る凹部44内へ収容されており、中央部に形成される小
孔46が流路を形成するようになっている。
隔壁38の全長すは液室20.22の対向壁間の寸法a
よりも大きく、凹部44間の間隔Cよりも小さい、また
凹部44の底部と隔壁38との間の間隔は凹部44の底
部と対向壁間の間隔との差の2分の1よりも小さくする
ことが、即ち、(c −b ) < (c −a )
/ 2とすることが好ましい。
よりも大きく、凹部44間の間隔Cよりも小さい、また
凹部44の底部と隔壁38との間の間隔は凹部44の底
部と対向壁間の間隔との差の2分の1よりも小さくする
ことが、即ち、(c −b ) < (c −a )
/ 2とすることが好ましい。
これによって隔壁38を容易に凹部44内へ収容するこ
とができる。
とができる。
また隔壁38の外周から凹部44までの長さhは隔壁3
8を凹部44へ嵌め込み易くするために小さな寸法とす
ることが好ましい、空気室36に近いゴム18は変形が
小さいため、隔壁38と凹部44との間の耐久性が向上
する。
8を凹部44へ嵌め込み易くするために小さな寸法とす
ることが好ましい、空気室36に近いゴム18は変形が
小さいため、隔壁38と凹部44との間の耐久性が向上
する。
さらに隔壁38を介して空気室36と反対側にある液室
を区画するゴム18が振動によって変形することにより
、小孔46を流体が移動するが、隔壁38が空気室36
に近ければ空気室36と反対側の液室を区画するゴム1
8の変形量(表面積)が増え、振動による液体の移動量
が増加して小孔46の液柱共振がしやすくなり、高周波
小振幅振動における動ばね定数の大幅な低下が可能とな
る。
を区画するゴム18が振動によって変形することにより
、小孔46を流体が移動するが、隔壁38が空気室36
に近ければ空気室36と反対側の液室を区画するゴム1
8の変形量(表面積)が増え、振動による液体の移動量
が増加して小孔46の液柱共振がしやすくなり、高周波
小振幅振動における動ばね定数の大幅な低下が可能とな
る。
なおこの実施例では空気室36が外筒14の開口47を
介して外気と連通されて、組立を節単にしている。すな
わち組み立て時に不用意に空気室36に入り込んだ流体
を開口47を介して容易に捨てることができ、さらに外
筒14を車体等の中空孔に圧入する場合にもこの間口4
7が空気室の過大な圧力上昇を防ぎ、液室20.22内
での液柱共振を容易にする。
介して外気と連通されて、組立を節単にしている。すな
わち組み立て時に不用意に空気室36に入り込んだ流体
を開口47を介して容易に捨てることができ、さらに外
筒14を車体等の中空孔に圧入する場合にもこの間口4
7が空気室の過大な圧力上昇を防ぎ、液室20.22内
での液柱共振を容易にする。
次に第6.7図には本発明の第3実施例が示されている
。
。
この実施例では隔壁48がその周囲を中間筒16と可撓
膜34との間に挟持されている。この隔壁4日は中間部
が液室20.22内へ大き(突出した形状となっており
、この突出側壁に小孔46が形成されている。
膜34との間に挟持されている。この隔壁4日は中間部
が液室20.22内へ大き(突出した形状となっており
、この突出側壁に小孔46が形成されている。
この実施例では前記実施例と異なり、隔壁48はゴム1
8による弾性変形を受けてゴム18と相対移動しないた
め、ゴム18を傷つけることがない。またゴム1日に隔
壁48を取り付けるための溝がないので、溝の廻りに応
力が集中することがない。
8による弾性変形を受けてゴム18と相対移動しないた
め、ゴム18を傷つけることがない。またゴム1日に隔
壁48を取り付けるための溝がないので、溝の廻りに応
力が集中することがない。
さらに隔壁48に対して空気室36の反対側で、振動に
よるゴム18の変形が生ずるので、振動による液体の移
動量が多くなり、小孔46で液柱共振がし易くなってυ
Jばね定数の低下に有利である。
よるゴム18の変形が生ずるので、振動による液体の移
動量が多くなり、小孔46で液柱共振がし易くなってυ
Jばね定数の低下に有利である。
隔壁48は中間部が液室内へ突出しているため、これが
リング24と当接することによるストッパーの役目をも
なすことができる。このためリング24の外周にはゴム
18から一体的に延長される薄肉部18Aが設けられて
緩衝用となっている。
リング24と当接することによるストッパーの役目をも
なすことができる。このためリング24の外周にはゴム
18から一体的に延長される薄肉部18Aが設けられて
緩衝用となっている。
これによって静特性が非線形になり、この防振装置を自
動車のサスペンションに用いると大幅な操縦安定性の向
上に役立ち、ゴム18の耐久性が向上する。
動車のサスペンションに用いると大幅な操縦安定性の向
上に役立ち、ゴム18の耐久性が向上する。
次に第8.9図には本発明の第4実施例が示されている
。この実施例では中間筒16の軸方向中間部を内筒12
方向へ向けて絞りこんだ溝52が形成されており、この
/1I52は両端部がそれぞれ液室20.22へ連通し
ている。したがってこの実施例では第1実施例のような
内筒12の外周へ取り付けるリング24が不要であり、
溝52力+ Qrfl室20と22とをiff’ 3m
する制限通路としての役目を存している。
。この実施例では中間筒16の軸方向中間部を内筒12
方向へ向けて絞りこんだ溝52が形成されており、この
/1I52は両端部がそれぞれ液室20.22へ連通し
ている。したがってこの実施例では第1実施例のような
内筒12の外周へ取り付けるリング24が不要であり、
溝52力+ Qrfl室20と22とをiff’ 3m
する制限通路としての役目を存している。
なお中間筒16と外筒14との間は溝52以外の部分が
シールゴム42によって密封されている。
シールゴム42によって密封されている。
次に第10.11図には本発明の第5実施例が示されて
いる。この実施例では第1実施例における中間筒16が
軸方向中間部を切り欠かれた中間筒16A、16Bとさ
れてそれぞれゴム18の外周へ加硫接着されている。ま
た中間筒16A、16Bの間には断面コ字状で、且つ第
11図に示されるごとく側面形状がC字状の溝形材54
が配置されている。この溝形材54は断面コ字状の開口
部が外筒14の内周面によって閉止されるとともに他の
外周部がゴム18へ加硫接着され、軸方向両端部はそれ
ぞれ液室20,22に開口している。
いる。この実施例では第1実施例における中間筒16が
軸方向中間部を切り欠かれた中間筒16A、16Bとさ
れてそれぞれゴム18の外周へ加硫接着されている。ま
た中間筒16A、16Bの間には断面コ字状で、且つ第
11図に示されるごとく側面形状がC字状の溝形材54
が配置されている。この溝形材54は断面コ字状の開口
部が外筒14の内周面によって閉止されるとともに他の
外周部がゴム18へ加硫接着され、軸方向両端部はそれ
ぞれ液室20,22に開口している。
これによってこの溝形材54は液室20.22を連絡す
る制限通路としての役目を有しており、前記各実施例に
比べて製作が容易でコストダウンに寄与し、制限通路の
断面積を適性な値に確保することが可能となっている。
る制限通路としての役目を有しており、前記各実施例に
比べて製作が容易でコストダウンに寄与し、制限通路の
断面積を適性な値に確保することが可能となっている。
なお本発明は上記各実施例の取付例とは逆に、外筒14
を振動発生部へ、内筒12を振動受部へ取付けてもよい
。
を振動発生部へ、内筒12を振動受部へ取付けてもよい
。
以上説明した如く本発明に係る防振装置は内筒と外筒と
を同軸状又は平行軸状に配置してそれぞれ振動発生部及
び振動受部へ連結し、これらの内外筒間に吸振弾性体を
介在させる防振装置であって、前記弾性体には内筒を挟
んで一対の液室を設け互に制限通路で連通ずると共に、
液室は可撓膜を介して空気室と隣接させ、液室を対向壁
へ掛け渡した隔壁で区画すると共に流路を介して連通ず
ることを特徴としているので、広い周波数に渡った振動
吸収が可能となる優れた効果を有する。
を同軸状又は平行軸状に配置してそれぞれ振動発生部及
び振動受部へ連結し、これらの内外筒間に吸振弾性体を
介在させる防振装置であって、前記弾性体には内筒を挟
んで一対の液室を設け互に制限通路で連通ずると共に、
液室は可撓膜を介して空気室と隣接させ、液室を対向壁
へ掛け渡した隔壁で区画すると共に流路を介して連通ず
ることを特徴としているので、広い周波数に渡った振動
吸収が可能となる優れた効果を有する。
第1図は本発明に係る防振装置の第2図1−1線断面に
相当する断面図、第2図は第1図の■−■線断面に相当
する防振装置の断面図、第3図は本発明の第2実施例を
示す第1図に相当する断面図、第4図は第3図の一部拡
大図、第5図は第3図のV−V線断面に相当する断面図
、第6図は本発明の第3実施例を示す第1図に相当する
断面図、第7図は第6図の■−■線断面に相当する断面
図、第8図は本発明の第4実施例を示す第1図に相当す
る断面図、第9図は第8図の■−IX線断面に相当する
断面図、第1O図は本発明の第5実施例を示す第1図に
相当する断面図、第11図は第1O図のX+−XI線断
面に相当する断面図である。 lO・・・防振装置、 18・・・ゴム、 20・・・液室、 22・・・ン夜室、 26・・・溝、 34・・・可撓膜、 36・・・空気室、 38・・・隔壁、 40・・・流路、 44・・・凹部、 46・・・小孔、 48・ ・隔壁、 54・・・溝形材。
相当する断面図、第2図は第1図の■−■線断面に相当
する防振装置の断面図、第3図は本発明の第2実施例を
示す第1図に相当する断面図、第4図は第3図の一部拡
大図、第5図は第3図のV−V線断面に相当する断面図
、第6図は本発明の第3実施例を示す第1図に相当する
断面図、第7図は第6図の■−■線断面に相当する断面
図、第8図は本発明の第4実施例を示す第1図に相当す
る断面図、第9図は第8図の■−IX線断面に相当する
断面図、第1O図は本発明の第5実施例を示す第1図に
相当する断面図、第11図は第1O図のX+−XI線断
面に相当する断面図である。 lO・・・防振装置、 18・・・ゴム、 20・・・液室、 22・・・ン夜室、 26・・・溝、 34・・・可撓膜、 36・・・空気室、 38・・・隔壁、 40・・・流路、 44・・・凹部、 46・・・小孔、 48・ ・隔壁、 54・・・溝形材。
Claims (5)
- (1)内筒と外筒とを同軸状又は平行軸状に配置してそ
れぞれ振動発生部及び振動受部へ連結し、これらの内外
筒間に吸振弾性体を介在させる防振装置であって、前記
弾性体には内筒を挟んで一対の液室を設け互に制限通路
で連通すると共に、液室は可撓膜を介して空気室と隣接
させ、液室を対向壁へ掛け渡した隔壁で区画すると共に
流路を介して連通することを特徴とした防振装置。 - (2)前記空気室は外筒内周に面して配置される前記特
許請求の範囲第1項に記載の防振装置。 - (3)前記隔壁端部は対向壁に設けた凹部内へ収容する
ことにより掛け渡される前記特許請求の範囲第1項又は
第2項に記載の防振装置。 - (4)前記隔壁端面は凹部底面との間に隙間を有する前
記特許請求の範囲第3項に記載の防振装置。 - (5)前記可撓膜は外筒と、この外筒の内側へ取り付け
られる中間筒によって両端が支持される前記特許請求の
範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載の防振装置
。
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