JPS62164951A - 樹脂被覆手摺体の連結構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属製芯管の外表面に樹脂被覆を施して形成
される樹脂被覆手摺体の連結構造に関するもので、特に
当接部位における密着性を高めてシール性能を向上させ
た樹脂被覆手摺体の連結構造に関するものである。

〔従来の技術〕

イ￥４江　　ルーメータ「ｎ→ヒ１；にヴン笠を一タル
タフ六鉛ス、ヨ；Ｂ１．し１１−１千　　２−の手触り
の良さに加え、耐食性の向上を目的として、その外表面
に樹脂被覆を施した、いわゆる樹脂被覆手摺体を用いた
ものが使用されている。

そして、この樹脂被覆手摺体を壁面等の設置基部に固定
したり、あるいは複数の手摺体を連結したりする際には
、ブラケット等の支持部材と連結する必要があるが、こ
の場合、従来は、単にこれらをビス等の適宜手段により
連結するだけで、この連結部位におけるシールに関して
は特段考慮されていなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

一方、ブラケット、連結部材あるいはエンドキャップ等
の支持部材は、一般に強度上の要求を満たすために金属
材料で形成され、その外表面はメッキ等が施されて耐食
性を向上させているか、若しくはその耐食性を考慮して
硬質合成樹脂材料で形成されるが、樹脂被覆手摺体を構
成する芯管は主として鋼管を用いているため、その外表
面に比して耐食性は劣っている。

そして、従来のものは、上記手摺体と支持部材との連結
部位から水が浸入したり、あるいは結露して樹脂被覆手
摺体の内部から腐食が進行し、その樹脂被覆の密着性を
弱めたりして製品寿命が短くなるという欠点を有してい
た。

本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであっ
て、長期にわたって使用が可能な樹脂被覆手摺体の連結
構造を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図において、本発明の実施例に対応する樹脂被覆手
摺体の連結構造が示されている。

この第１図においで、■は芯管１ａの外表面に樹脂被覆
１ｂを施して形成される樹脂被覆手摺体を示すもので、
２はこの樹脂被覆手摺体ｌの端部に連結固定される支持
部材を示すものである。

そして、これら樹脂被覆手摺体ｌと支持部材２との当接
部位には、樹脂被覆の一部から構成されるシール層３が
介在されている。

〔作　　　　　用〕

本発明は、上記シール層３により、支持部材２と樹脂被
覆手摺体ｌとの当接部位から水が浸入したり、あるいは
その手摺体の内壁で結露することを防いで、樹脂被覆手
摺体の腐食を防止し、そのシール効果の向上を図ること
ができるようｌこするものである。

〔実　　施　　例〕

以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。

第２図において、本発明による樹脂被覆手摺体の連結構
造が適用された手摺を浴室に設置した取付状態が示され
ている。

この実施例における手摺Ａは、二本の樹脂被覆手摺体１
．１を屈曲状の連結部材４からなる支持部材２により相
互に連結するとともに、上記手摺体ｌの端部をブラケッ
ト５からなる支持部材２に連結して設置基部である壁面
６に固定され、その中間部を補助ブラケット７からなる
支持部材２により支持して構成されている。

支持部材２としてのブラケット５は、第１図および第３
図に示すように、壁面６への固定部５ａから側面視略し
字状に屈曲した支持脚部５ｂを突設してなり、支持脚部
５ｂの先端部には手摺体ｌの端部を嵌合する嵌合凹部８
が形成されている。

一方、シール層３は、手摺体ｌの樹脂被覆１ｂの一部か
ら形成され、手摺体ｌの装着端側において、樹脂被覆体
１ｂの外表面を上記ブラケット５の嵌合凹部８に圧接す
る程度に切削して形成し、このシール層３を有する手摺
体ｌの端部を上記嵌合凹部８に、その当接部位を密着し
た状態で圧入し、ビス１０により固定して連結されてい
る。

第１図および第３図に示す実施例において、符号９はブ
ラケット５の嵌合凹部８の底部に装着されるリング状の
シール材で、よりシール性能を向上させて水の浸入を防
止するものである。

さらに、この実施例における支持部材２としての連結部
材４は、第４図に示すように、平面視略し字状に屈曲さ
れてコーナ一部に対応されているが、上記ブラケット５
の嵌合凹部８と同様に形成された嵌合凹部８に、その端
部にシール層３を形成した樹脂被覆手摺体ｌを、そのシ
ール層３が当接部位において密着された状態で圧入し、
ビスｌＯにより連結固定されている。

なお、連結部材４はコーナ一部のみに使用されるもので
はなく、第５図に示すように、直線状に形成されて使用
されるものでもよいことは勿論である。

以上、本発明の樹脂被覆手摺体ｌの連結構造を支持部材
２としてブラケット５を例にとって説明したが、上記支
持部材２がエンドキャップ１１である場合にも、第６図
及び第７図に示すように、同様に適用することができる
。

以上の説明から明らかなように、本発明による樹脂被覆
手摺体の連結構造によれば、樹脂被覆手摺体と支持部材
との当接部位にその樹脂被覆の一部から形成されるシー
ル層を介在させたので、手摺体ｌの金属製芯管や支持部
材の内部に水が浸入したり、あるいは結露して腐食する
ことを防止することができ、長期にわたり使用が可能な
手摺を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の樹脂被覆手摺体の連結構造を示す部分
断面斜視説明図、 第２図は本発明を浴室の手摺に適用した場合を示す斜視
説明図、 鳴 第３図は第１図の断面図、 第４図は連結部材を支持部材とした場合を示す一部断面
正面図、 第５図は連結部材の変形例を示す断面図、第６図はエン
ドキャップを支持部材とした場合の断面図、第７図はエ
ンドキャップの別の態様を示す一部断面正面図である。 ■・・・樹脂被覆手摺体　　　　　１ａ・・・芯管１に
一、−枯Ｉ賜う土踏　　　　　　　　９．１．古牌ヰ「
棄す３・・・シール層 出願人　株式会社ナカ技術研究所 第２図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金属製芯管の外表面を樹脂被覆してなる樹脂被覆手摺体
   の端部に、壁面等の設置基部に固定されるブラケット、
   複数の樹脂被覆手摺体を相互に連結する連結部材、ある
   いは樹脂被覆手摺体の端部を閉塞するエンドキャップ等
   の支持部材を連結する樹脂被覆手摺体の連結構造におい
   て、上記樹脂被覆手摺体と支持部材との当接部位に樹脂
   被覆の一部から構成されるシール層を介在させたことを
   特徴とする樹脂被覆手摺体の連結構造。