JPS5911144Y2 - 手摺 - Google Patents
手摺Info
- Publication number
- JPS5911144Y2 JPS5911144Y2 JP6670878U JP6670878U JPS5911144Y2 JP S5911144 Y2 JPS5911144 Y2 JP S5911144Y2 JP 6670878 U JP6670878 U JP 6670878U JP 6670878 U JP6670878 U JP 6670878U JP S5911144 Y2 JPS5911144 Y2 JP S5911144Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- lip
- frame body
- support
- handrail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は階段、廊下などに取付けられる手摺に関する。
従来、手摺としてアルミニウム押出材あるいは鋼製パイ
プが使用されている。
プが使用されている。
アルミニウム押出材を用いたものはその寸法精度が高い
ため各型材をそれぞれ差し込みながら嵌合して組立てら
れている。
ため各型材をそれぞれ差し込みながら嵌合して組立てら
れている。
これに対し鋼製パイプを使用したものは通常溶接により
組立製造されており、その作業性が悪い問題があった。
組立製造されており、その作業性が悪い問題があった。
このようなことがら鋼製の型材を溶接によらずに差し込
みながら嵌合する方法が考えられるが、この場合板又は
帯をフオーミング加工して各型材を戊形する必要があり
、このため寸法精度が悪く、実際上各型材の組立てが困
難である。
みながら嵌合する方法が考えられるが、この場合板又は
帯をフオーミング加工して各型材を戊形する必要があり
、このため寸法精度が悪く、実際上各型材の組立てが困
難である。
本考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、寸法精度が悪い型材を用いても溶接
することなく容易に組立、製造することができる手摺を
提供するものである。
的とするところは、寸法精度が悪い型材を用いても溶接
することなく容易に組立、製造することができる手摺を
提供するものである。
以下本考案の実施例の図面にもとづいて詳細に説明する
。
。
第1図及び第2図は手摺の断面図を示し、この手摺は第
1の枠体1と第2の枠体2とを筒状に組合せて笠木3を
形威し、この笠木3に支柱4を装着したものである。
1の枠体1と第2の枠体2とを筒状に組合せて笠木3を
形威し、この笠木3に支柱4を装着したものである。
上記第1の枠体1は例えば耐食性及び強度に優れたステ
ンレス鋼板などをフオーミング加工して或形されたもの
で、断面コ字状型材1aの両端を内側に折曲げてリップ
部1b,lbを形威した断面C字形状をなしている。
ンレス鋼板などをフオーミング加工して或形されたもの
で、断面コ字状型材1aの両端を内側に折曲げてリップ
部1b,lbを形威した断面C字形状をなしている。
また第2の枠体2は軟鋼あるいはステンレス鋼板などを
フオーミング加工して成形されたもので、断面コ字型材
2aの両端を外側に折曲げてリップ部2b,2bを形或
した断面山高帽状をなしている。
フオーミング加工して成形されたもので、断面コ字型材
2aの両端を外側に折曲げてリップ部2b,2bを形或
した断面山高帽状をなしている。
上記第2の枠体2はそのリップ部2b,2bを第1の枠
体1のリップ部1b,lb上に重ねて、第2の枠体2で
囲まれた溝部3aを有する笠木3を形威している。
体1のリップ部1b,lb上に重ねて、第2の枠体2で
囲まれた溝部3aを有する笠木3を形威している。
この場合第2の枠体2のリップ部2b,2bは、第1の
枠体1内にあり、第2の枠体2の中央部(頂部)は第1
の枠体1の内壁に当接している。
枠体1内にあり、第2の枠体2の中央部(頂部)は第1
の枠体1の内壁に当接している。
さらに上記第2の枠体2の溝部3a内には断面U字状の
固定金具5がリベット6,6で取付けられている。
固定金具5がリベット6,6で取付けられている。
この固定金具5は中央に透孔5aをあけて、この上面に
ナット7を溶接したものである。
ナット7を溶接したものである。
さらにまた上記支柱4は第3図に示すように断面コ字状
部材の両端を内側に折曲げてリップ部8a,8aを形威
した1対の外被材8,8と1対の断面コ字状芯材9,9
とで構或されている。
部材の両端を内側に折曲げてリップ部8a,8aを形威
した1対の外被材8,8と1対の断面コ字状芯材9,9
とで構或されている。
この支柱4は外被材8,8のリップ部8a,8aを重ね
て筒状となし、さらに各外被材8,8内に芯材9,9を
その底面が対向するように収容して、芯材9,9相互を
接合することによりリップ部8a,8aを挾圧して外被
材8,8と芯材9,9とが一体的に組立てられている。
て筒状となし、さらに各外被材8,8内に芯材9,9を
その底面が対向するように収容して、芯材9,9相互を
接合することによりリップ部8a,8aを挾圧して外被
材8,8と芯材9,9とが一体的に組立てられている。
上記支柱4の上端には1対の断面L字状固定金具10.
10が突設され、これら固定金具10, 10の先端
に透孔10a,10aを穿設している。
10が突設され、これら固定金具10, 10の先端
に透孔10a,10aを穿設している。
上記支柱4に取付けた固定金具10と第2の枠体2に取
付けた固定金具5とは、固定金具10を溝部3a内に挿
入して、両固定金具5,10の透孔5a,10a内にね
じ11(締着手段)を挿通し、このねじ11で締着され
る。
付けた固定金具5とは、固定金具10を溝部3a内に挿
入して、両固定金具5,10の透孔5a,10a内にね
じ11(締着手段)を挿通し、このねじ11で締着され
る。
この結果第2の枠体2のリップ部2bと支柱4の上端面
とで第1の枠体1のリップ部1bを挾圧して一体的な組
立構造となっている。
とで第1の枠体1のリップ部1bを挾圧して一体的な組
立構造となっている。
上述の如き構造の手摺は第2の枠体2に設けた固定金具
5と支柱4に設けた固定金具10とを締着固定すること
により、笠木3を構戊する第1の枠体1と第2の枠体2
とが一体的に組立てられ、しかも同時に支柱4を該笠木
3に取付けることができる。
5と支柱4に設けた固定金具10とを締着固定すること
により、笠木3を構戊する第1の枠体1と第2の枠体2
とが一体的に組立てられ、しかも同時に支柱4を該笠木
3に取付けることができる。
従って組立作業が容易であるとともに両枠体1,2の寸
法精度が悪くても溶接することなく組立てることができ
る。
法精度が悪くても溶接することなく組立てることができ
る。
さらに上記第2の枠体2は第1の枠体1内に設けてある
ので、露出部分が少なく、その腐食等をあまり考慮する
必要がなく、このため軟鋼等の廉価な材料を用いること
ができる。
ので、露出部分が少なく、その腐食等をあまり考慮する
必要がなく、このため軟鋼等の廉価な材料を用いること
ができる。
また上記笠木3は第1及び第2の枠体1,2のリップ部
1b,2bを重ね合せ、さらに第1の枠体1の内壁に第
2の枠体2の断面コ字状型材2aが当接しているので、
その強度を高くすることができる。
1b,2bを重ね合せ、さらに第1の枠体1の内壁に第
2の枠体2の断面コ字状型材2aが当接しているので、
その強度を高くすることができる。
しかも第1及び第2の枠体1,2のリップ部1b,2b
にリベット用穴あるいはビス穴をあける必要がなくなる
。
にリベット用穴あるいはビス穴をあける必要がなくなる
。
すなわち通常手摺は建物の都合上土ユニットの長さがま
ちまちであり、笠木3への穴明けは手摺図面ができた段
階で穴明け位置を検討するか、あるいは全ての種類に応
じえるように数多くの穴を明けておくしかない。
ちまちであり、笠木3への穴明けは手摺図面ができた段
階で穴明け位置を検討するか、あるいは全ての種類に応
じえるように数多くの穴を明けておくしかない。
あらかじめ数多くの穴を明けておくと、手摺仕様に従っ
て不必要な穴が出て外観的に見ぐるしい。
て不必要な穴が出て外観的に見ぐるしい。
また第1の枠体1と第2の枠体2との両者を直接リベッ
ト等で固定するようにすると、これら枠体1,2の穴明
け精度を高めなければならず、歩留りや組立性が悪くな
る可能性がある。
ト等で固定するようにすると、これら枠体1,2の穴明
け精度を高めなければならず、歩留りや組立性が悪くな
る可能性がある。
本考案によれば第1の枠体1と第2の枠体2のノツプ部
1b,2bに穴をあけないので、組立作業性に優れると
ともに歩留りも向上する。
1b,2bに穴をあけないので、組立作業性に優れると
ともに歩留りも向上する。
なおこの場合第2の枠体2と固定金具5とがリベット6
で涸定されているが、この個所は外部から見えず、外観
上の問題はない。
で涸定されているが、この個所は外部から見えず、外観
上の問題はない。
次に本考案の種々の変形例につき説明する。
第4図に示す笠木3は第1の枠体1のリップ部lb,l
bをそれぞれ乙字状に折曲げて枠体内部に向かう段部1
c,lcを形威しており、この段部1c,1c内に支柱
4を嵌挿している。
bをそれぞれ乙字状に折曲げて枠体内部に向かう段部1
c,lcを形威しており、この段部1c,1c内に支柱
4を嵌挿している。
このような形状の第1の枠体1を用いたものは、笠木3
の継目などから侵入した水、結露水が第2の枠体2に接
触せずにリップ部1b,lbに形威した溝ld,ldを
通って外部へ排出される。
の継目などから侵入した水、結露水が第2の枠体2に接
触せずにリップ部1b,lbに形威した溝ld,ldを
通って外部へ排出される。
このため第2の枠体2の内面に錆や腐食が発生するのを
防止することができる。
防止することができる。
この場合溝1d,ldの下面に排水孔を設けて、排水効
果を高めるようにしてもよい。
果を高めるようにしてもよい。
しかも上記段部1c,lc内に支柱4を嵌挿しているの
で、これら段部1c,1cがストッパーの作業をなし、
支柱4の横ぶれを防止することができる。
で、これら段部1c,1cがストッパーの作業をなし、
支柱4の横ぶれを防止することができる。
この場合段部1c,1cをテーパ状に形戊すれば、段部
1c,1cの寸法精度をあまり考慮しなくとも支柱4を
段部1c,1cに接するように嵌挿することができ、支
柱4の横ぶれを確実に防止できる。
1c,1cの寸法精度をあまり考慮しなくとも支柱4を
段部1c,1cに接するように嵌挿することができ、支
柱4の横ぶれを確実に防止できる。
なお上述した実施例では固定金具5及び10をねし11
で締着しているが、本考案はこれに限らずビス、リベッ
トなどで゛固定するようにしてもよい。
で締着しているが、本考案はこれに限らずビス、リベッ
トなどで゛固定するようにしてもよい。
また笠木3を略四角筒状としているが、本考案はこれに
限らずその上面を断面半円弧状とするなど種々の形状と
することができる。
限らずその上面を断面半円弧状とするなど種々の形状と
することができる。
さらに本考案をフェンスに適用した場合も同様の効果を
奏する。
奏する。
また支柱4については本実施例に限らず角パイプに取付
金具をつけたものなど、所望のものを利用できる。
金具をつけたものなど、所望のものを利用できる。
以上説明したように本考案によれば笠木及び支柱を溶接
することなく、ねじなどで容易に組立てることができ、
しかもねじの締着により笠木及び支柱の組立を同時にお
こなうことができ、その作業性に優れている。
することなく、ねじなどで容易に組立てることができ、
しかもねじの締着により笠木及び支柱の組立を同時にお
こなうことができ、その作業性に優れている。
さらに第1及び第2の枠体のノツプ部にねし取付用の穴
をあける必要がないので、歩留りや組立性が向上する。
をあける必要がないので、歩留りや組立性が向上する。
さらにまた第2の枠体は第1の枠体の内側にあるので腐
食を防止でき、又中央部を第lの枠体に当接しているの
で笠木の強度を高くすることができるなど種々の顕著な
効果を奏する。
食を防止でき、又中央部を第lの枠体に当接しているの
で笠木の強度を高くすることができるなど種々の顕著な
効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す手摺の断面図、第2図
は第1図のII − II線に沿う断面図、第3図は第
1図のIII−III線に沿う断面図、第4図は本考案
の他の実施例を示す手摺の断面図である。 1・・・第1の枠体、1a・・・断面コ字状型材、1b
・・・リップ部、1C・・・段部、2・・・第2の枠体
、2a・・・断面コ字状型材、2b・・・リップ部、2
C,2d・・・透孔、3・・・笠木、3a・・・溝部、
4・・・支柱、5・・・固定金具、6・・・リベット、
7・・・ナット、10・・・固定金具、11・・・ねじ
。
は第1図のII − II線に沿う断面図、第3図は第
1図のIII−III線に沿う断面図、第4図は本考案
の他の実施例を示す手摺の断面図である。 1・・・第1の枠体、1a・・・断面コ字状型材、1b
・・・リップ部、1C・・・段部、2・・・第2の枠体
、2a・・・断面コ字状型材、2b・・・リップ部、2
C,2d・・・透孔、3・・・笠木、3a・・・溝部、
4・・・支柱、5・・・固定金具、6・・・リベット、
7・・・ナット、10・・・固定金具、11・・・ねじ
。
Claims (2)
- (1) 断面コ字状型材の両端を内側に折曲げてリッ
プ部を形戊した第1の枠体と、断面コ字状型材の両端を
外側に折曲げてリップ部を形威した第2の枠体とを、第
2の枠体のリップ部が第1の枠体のリップ部内面に接し
かつ第2の枠体の中央部が第1の枠体の内壁に当接する
ように筒状に組合せて、第2の枠体で囲まれた溝部を有
する笠木を形或し、かつ前記溝部内において第2の枠体
に取付けた透孔付きの固定金具と、支柱の先端に取付け
られて前記溝部内に挿入された透孔付きの固定金具とを
、上記両透孔を挿通した締着手段で締付けて前記第1の
枠体のリップ部を第2の枠体のリップ部と支柱とで挾着
してなる手摺。 - (2)第1の枠体のリップ部をそれぞれ乙字状に折曲げ
て枠体内部に向かう段部を形戊し、該段部内に支柱を嵌
装してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の手摺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6670878U JPS5911144Y2 (ja) | 1978-05-18 | 1978-05-18 | 手摺 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6670878U JPS5911144Y2 (ja) | 1978-05-18 | 1978-05-18 | 手摺 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54168021U JPS54168021U (ja) | 1979-11-27 |
JPS5911144Y2 true JPS5911144Y2 (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=28972972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6670878U Expired JPS5911144Y2 (ja) | 1978-05-18 | 1978-05-18 | 手摺 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911144Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-18 JP JP6670878U patent/JPS5911144Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54168021U (ja) | 1979-11-27 |
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