JPH0835313A - 成形板の取付構造 - Google Patents

成形板の取付構造

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JPH0835313A
JPH0835313A JP17103994A JP17103994A JPH0835313A JP H0835313 A JPH0835313 A JP H0835313A JP 17103994 A JP17103994 A JP 17103994A JP 17103994 A JP17103994 A JP 17103994A JP H0835313 A JPH0835313 A JP H0835313A
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JP
Japan
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plate
channel
mounting bracket
extending
piece
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17103994A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Kawahara
幸則 河原
Kagao Watai
加賀雄 渡井
Kazuhiko Koriyama
和彦 郡山
Kimio Yoshimi
仁男 吉見
Yoshiyuki Tobiuchi
圭之 飛内
Yoshihiko Murata
義彦 村田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH0835313A publication Critical patent/JPH0835313A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 成形板20の蟻足26に取付金具22のフッ
ク部30,32を係合させることにより該取付金具22
を成形板20に連結する。この取付金具22のバネ片3
4をCチャンネル24のフランジ42に係合させること
により成形板20をチャンネル24に固定する。 【効果】 ビスやボルト、ナットを全く用いることなく
成形板をチャンネルに取り付けることができ、成形板の
取付作業を容易かつ迅速に行なえる。ビスやボルトの頭
が成形板表面に出ることがなく、美感が良好である。成
形板をチャンネルに取り付けた後でも成形板の位置を調
整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成形板を柱状に立設され
たCチャンネルに取り付けた構造に関するものであり、
例えばコンクリート壁の前面に沿って成形板による壁体
を構築した二重壁構造に好適に採用される成形板の取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート建物の地下部分では、コン
クリート壁のクラック部から地下水が浸入し、美観が損
なわれることが多い。そこで、汚れたコンクリート壁を
隠すために、コンクリート壁に沿って化粧材(成形板)
を、該成形板の裏面とコンクリート壁との間に空間があ
くように配設して二重壁にすることがある。この挟まれ
た空間の下には排水溝を設け、湧水を排出する。
【0003】第6図はかかる二重壁の一例を示す正面
図、第7,8図はそれぞれ第6図のVII-VII 線,VIII−
VIII線に沿う断面図である。
【0004】第6〜8図において、柱11を有するコン
クリート壁10の前面にチャンネル12が間柱状に間隔
をおいて立設されている。長尺の成形板14が横長に且
つその背面をチャンネル12に対峙させるようにして多
段に配設されている。この成形板14はチャンネル12
に固定されている。16はチャンネル12を支持するた
めの金具を示す。
【0005】従来、成形板14をチャンネル12に固定
する工法としては、コンクリート壁10に鋼材を打ち付
けて枠を構築し、これに成形板(化粧材)14をタッピ
ングビスやボルト・ナット(いずれも図示略)で取り付
ける工法が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】タッピングビスにより
成形板14をチャンネル12に固定した場合、成形板1
4の表面にビスの頭が出てしまい、美感が損なわれる。
このビスの頭が発錆した場合には、さらに美感が損なわ
れる。
【0007】ボルト・ナットにより成形板14をチャン
ネル12に固定する場合には、鋼材に予め取付穴を穿け
ておかなければならないと共に、ナットを締める作業が
必要であり、時間がかかる。
【0008】また、いずれの固定方法によって成形板1
4をチャンネル12に固定した場合であっても、成形板
14がチャンネル12に対し固定された後は、その位置
を調整することが全くできないという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の成形板の取付
構造は、立設されたチャンネルの前面に、成形板を、該
成形板の裏面を対峙させて配置し、取付金具によって該
成形板を該チャンネルに取り付けた構造であって、該成
形板の裏面には、水平方向に延在する蟻足が設けられて
おり、該チャンネルは、該前面に上下方向に延在するス
リットを有すると共に、該前面の該スリットの両側部分
にフランジが上下方向に延設されたCチャンネルであ
り、前記取付金具は、前記成形板の裏面に対峙した主板
部と、該主板部の上下両縁に設けられており、該成形板
の前記蟻足に係合したフック部と、該主板部の裏面に設
けられており、前記Cチャンネルの前記フランジを弾性
的に挟持したバネ片とを備えてなるものである。
【0010】請求項2の成形板の取付構造は、請求項1
において、前記取付金具は、さらに、Cチャンネルの側
方に延出した延出片と、該延出片の延出方向の端部から
裏方向に立設された起立片とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0011】
【作用】請求項1,2の成形板の取付構造においては、
取付金具のフック部を成形板の蟻足に係合させることに
より取付金具が成形板に連結される。また、チャンネル
のフランジをこの取付金具のバネ片で挟持することによ
り取付金具がチャンネルに連結される。
【0012】この取付金具を用いて成形板をチャンネル
に固定するには、例えば成形板に取付金具を取り付けた
後、この取付金具のバネ片がフランジを挟持するように
取付金具をスライドさせれば良い。
【0013】このように、成形板をビスやボルト・ナッ
トを全く用いることなくチャンネルに取り付けることが
できる。
【0014】成形板をこの取付金具によってチャンネル
に連結した後であっても、取付金具は成形板及びチャン
ネルのいずれに対してもスライドさせることが可能であ
るため、成形板をチャンネルに連結した後、成形板の位
置を調節することができる。
【0015】請求項2の成形板の取付構造においては、
延出片の起立片を工具で叩いたり押したりすることによ
り取付金具を簡単にスライドさせることができ、取付金
具のバネ片をチャンネルに容易に係合させることができ
る。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図及び第2図は本発明の実施例構造を示す分解
斜視図、第3図は実施例構造を示す水平断面図、第4図
は第3図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は取付金具を
Cチャンネルに係合させる状態を示す水平断面図であ
る。
【0017】第1,2図に明瞭に示される通り、成形板
20の裏側に取付金具22が装着され、この取付金具2
2がCチャンネル(以下「チャンネル」と略)24に取
り付けられている。
【0018】この成形板20は、その裏面に蟻足26を
有する。この蟻足26は、その付け根部分が先端側より
も幅が小さくなっている逆台形断面形状のものである。
【0019】取付金具22は、該成形板20の裏面に対
峙した主板部28と、該主板部28の上下両縁部分に設
けられたフック部30,32と、該主板部28の裏面に
固着されたバネ片34と、該主板部28の側方に延出す
る延出片36と、該延出片36の延出方向の先端側から
チャンネル24の方向に向かって起立する起立片38と
を備えている。
【0020】フック部30,32は、主板部28の前面
側に円弧状に湾曲して突設されており、蟻足26の上下
両側面にそれぞれ嵌合し、蟻足26を上下両側から挟み
付けることが可能となっている。
【0021】バネ片34は、取付金具22に溶接により
固着されている。このバネ片34は略U字形状のもので
あり、自由片34bの先端に傾斜片34aが設けられて
いる。
【0022】チャンネル24は、前面側にスリット40
を備えると共に、該スリット40の両側にフランジ42
が設けられたものである。
【0023】この取付金具22を成形板20に取り付け
るには、該取付金具22を成形板20の側端面に配置
し、フック部30,32が蟻足26の上下両面に嵌合す
るように該取付金具22を成形板20の裏面に沿ってス
ライドさせれば良い。
【0024】取付金具22が成形板20の裏面に取り付
けられた後、この成形板20をチャンネル24の前面に
配置する。そして、第5図に示す如く、バネ片34をス
リット40に挿入する。しかる後、この取付金具22を
第5図の矢印A方向にスライドさせ、バネ片34をフラ
ンジ42に係合させる(第3図参照)。なお、バネ片3
4には傾斜片34aが設けられており、取付金具22を
第5図の矢印A方向にスライドさせると、バネ片34が
フランジ42にスムーズに嵌合する。
【0025】このように、本実施例構造にあっては、成
形板20がビスやボルトを全く用いることなくチャンネ
ル24に取り付けられており、取り付け後の成形板20
の表面にビスやボルトの頭が全く露出することがなく、
美感に優れる。また、ナット締め作業が不要であるか
ら、連結作業もきわめて容易かつ迅速に行なえる。さら
に、第3図の如く成形板20をチャンネル24に取り付
けた後でも、成形板20をチャンネル24に対してスラ
イドさせることが可能であり、成形板20の位置を微調
整することもできる。
【0026】さらに、本実施例にあっては、第5図の如
くバネ片34をスリット40に挿入した後、取付金具2
2を矢印A方向にスライドさせるに際し、起立片38と
チャンネル24の側面との間に隙間50があいている。
そして、この隙間50に工具を差し込み、起立片38を
A方向に押圧することにより、取付金具22をA方向に
容易にスライドさせることができる。
【0027】なお、上記実施例では、取付金具22を成
形板20の蟻足26に取り付けた後、この成形板20を
チャンネル24に連結するようにしているが、予め取付
金具22をチャンネル24に取り付けておき、成形板2
0を、その蟻足26が取付金具22のフック部30,3
2間に嵌合するように押圧することにより、成形板20
を取付金具22に係合させても良い。この場合、フック
部30,32は、バネ片34と同様に弾性的に変形し得
るよう構成される。
【0028】上記実施例では、フック部30,32が蟻
足26の上下両面に係合し、主板部28とこれらフック
部30,32とによって蟻足26を抱え込むようにして
取付金具22が成形板20に係合されているが、本発明
においては、第9図の取付金具22aの如く、主板部2
8aの上下両縁からフック部30a,32aを該主板部
28aの裏方向に起立させても良い。この場合、主板部
28aは蟻足26同志の間の凹部26aに対面され、フ
ック部30a,32aは、それぞれ上側の蟻足26の下
側側面と下側の蟻足26の上側側面とに係合される。
【0029】第10図はフック部30′,32′をそれ
ぞれ蟻足26,26間に挿入するよう構成した実施例を
示すものであり、前記第4図に対応した箇所の断面を示
している。主板部28′の上下両辺から斜めにフック部
30′,32′が延出され、これらフック部30′,3
2′が蟻足26の側面に係合することにより取付金具2
2′が成形板20に係止される。本実施例では、蟻足2
6とフランジ42とが密着し、成形板20をしっかりと
留め付けることができるという優れた効果が奏される。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、請求項1,2の成形板の取
付構造によると、ビスやボルト・ナットを全く用いるこ
となく成形板をチャンネルに取り付けることができ、成
形板の取り付け作業を容易且つ迅速に行なえる。また、
ビスやボルトの頭が成形板表面に出ることもないから、
美感が良好である。さらに、成形板をチャンネルに取り
付けた後でも、成形板の位置を調整できる。
【0031】請求項2の成形板の取付構造によると、取
付金具をきわめて容易にチャンネルに係合させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例方法を示す分解斜視図である。
【図2】取付金具と成形板との係合関係を示す分解斜視
図である。
【図3】本発明の実施例構造を示す水平断面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】取付金具とCチャンネルとの係合方法を示す水
平断面図である。
【図6】地下階の2重壁を示す正面図である。
【図7】図6のVII-VII 線に沿う断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】別の実施例を示す要部分解斜視図である。
【図10】異なる実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
20 成形板 22,22′ 取付金具 24 Cチャンネル 26 蟻足 28 主板部 30,30′,32,32′ フック部 34 バネ片 34a 傾斜片 34b 自由片 36 延出片 38 起立片 40 スリット 42 フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉見 仁男 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社セメント研究所内 (72)発明者 飛内 圭之 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社セメント研究所内 (72)発明者 村田 義彦 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社セメント研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設されたチャンネルの前面に、成形板
    を、該成形板の裏面を対峙させて配置し、取付金具によ
    って該成形板を該チャンネルに取り付けた構造であっ
    て、 該成形板の裏面には、水平方向に延在する蟻足が設けら
    れており、 該チャンネルは、該前面に上下方向に延在するスリット
    を有すると共に、該前面の該スリットの両側部分にフラ
    ンジが上下方向に延設されたCチャンネルであり、 前記取付金具は、前記成形板の裏面に対峙した主板部
    と、該主板部の上下両縁に設けられており、該成形板の
    前記蟻足に係合したフック部と、該主板部の裏面に設け
    られており、前記Cチャンネルの前記フランジを弾性的
    に挟持したバネ片とを備えてなる成形板の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記取付金具は、さ
    らに、Cチャンネルの側方に延出した延出片と、該延出
    片の延出方向の端部から裏方向に立設された起立片とを
    備えたことを特徴とする成形板の取付構造。
JP17103994A 1994-07-22 1994-07-22 成形板の取付構造 Withdrawn JPH0835313A (ja)

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JP17103994A JPH0835313A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 成形板の取付構造

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003184267A (ja) * 2001-12-17 2003-07-03 Inax Corp 建材の取付金具及び取付構造
JP2015181585A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 株式会社Lixil 点検口蓋
JP2017036630A (ja) * 2015-08-12 2017-02-16 株式会社エービーシー商会 目隠しパネルの配列構造
GB2595896A (en) * 2020-06-10 2021-12-15 Reform Systems Ltd Panel mounting system

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Effective date: 20011002