JPH08109683A - 成形板の取付構造 - Google Patents

成形板の取付構造

Info

Publication number
JPH08109683A
JPH08109683A JP24778294A JP24778294A JPH08109683A JP H08109683 A JPH08109683 A JP H08109683A JP 24778294 A JP24778294 A JP 24778294A JP 24778294 A JP24778294 A JP 24778294A JP H08109683 A JPH08109683 A JP H08109683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
channel
molding
dovetail
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24778294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Kawahara
幸則 河原
Kagao Watai
加賀雄 渡井
Kimio Yoshimi
仁男 吉見
Yoshiyuki Tobiuchi
圭之 飛内
Hideo Yugawa
日出男 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP24778294A priority Critical patent/JPH08109683A/ja
Publication of JPH08109683A publication Critical patent/JPH08109683A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 成形板20の蟻溝24に取付金具22の内板
28を挿入し、外板30と内板28との間隙入口部をフ
ランジ40bにあてがった後、外板30と内板28との
間にフランジ部40bを押し込む。チャンネル40の左
右両側から取付金具22を装着し、各金具22の先端の
係合部36,38同士を係合させる。 【効果】 成形板をチャンネルに堅固に取り付けること
ができる。成形板の取付作業を容易かつ迅速に行なえ
る。ビスやボルトの頭が成形板表面に出ることがなく、
美感が良好である。成形板をチャンネルに取り付けた後
でも成形板の位置を調整できる。振動が加えられても取
付金具が緩まない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成形板を柱状に立設され
たハット形チャンネルに取り付けた構造に関するもので
あり、例えばコンクリート壁の前面に沿って成形板によ
る壁体を構築した二重壁構造に好適に採用される成形板
の取付構造に関する。詳しくは、機械室やボイラ室など
振動が発生する箇所に好適な成形板の取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンクリート建物の地下部分では、コン
クリート壁のクラック部から地下水が浸入し、美観が損
なわれることが多い。そこで、汚れたコンクリート壁を
隠すために、コンクリート壁に沿って化粧材(成形板)
を、該成形板の裏面とコンクリート壁との間に空間があ
くように配設して二重壁にすることがある。この挟まれ
た空間の下には排水溝を設け、湧水を排出する。
【0003】第6図はかかる二重壁の一例を示す正面
図、第7,8図はそれぞれ第6図のVII-VII 線,VIII−
VIII線に沿う断面図である。
【0004】第6〜8図において、コンクリート柱11
を有するコンクリート壁10の前面にチャンネル12が
間柱状に間隔をおいて立設されている。長尺の成形板1
4が横長に且つその背面をチャンネル12に対峙させる
ようにして多段に配設されている。この成形板14はチ
ャンネル12に固定されている。16はチャンネル12
を支持するための金具を示す。
【0005】従来、成形板14をチャンネル12に固定
する工法としては、コンクリート壁10に鋼材を打ち付
けて枠を構築し、これに成形板(化粧材)14をタッピ
ングビスやボルト・ナット(いずれも図示略)で取り付
ける工法が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来工法により成
形板14をチャンネル12に固定した場合、成形板14
の表面にビスやボルトの頭が出てしまい、美感が損なわ
れる。このビスやボルトの頭が発錆した場合には、さら
に美感が損なわれる。
【0007】また、成形板14をチャンネル12に対し
固定した後は、その位置を調整することが全くできない
という問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の成形板の取付
構造は、立設されたチャンネルの前面に、成形板を、該
成形板の裏面を対峙させて配置し、取付金具によって該
成形板を該チャンネルに取り付けた構造であって、該チ
ャンネルは、前面に1対のフランジ部を有するハット形
断面形状のものであり、該成形板の裏面には、水平方向
に延在する蟻足及び蟻溝が設けられており、前記取付金
具は、前記蟻溝内に配置され、上端縁と下端縁がそれぞ
れ上側の蟻足の下側面と下側の蟻足の上側面とに係合し
た脚片を有する内板と、該内板から前記フランジ部の外
面に回り込むように延在され、該内板との間で該フラン
ジ部を挟持している外板と、を備えてなり、該取付金具
は、一方のフランジ部に係合した第1の取付金具と、他
方のフランジ部に係合した第2の取付金具とからなり、
第1の取付金具と第2の取付金具とは、それらの内板の
端縁に設けられた係合部同士を係合させることにより離
反方向への移動が阻止されているものである。
【0009】請求項2の成形板の取付構造は、請求項1
において、水平方向に隣接する成形板の継目の裏側に前
記チャンネルが立設されており、該継目を挟んで一方の
成形板は前記第1の取付金具を介して該チャンネルの一
方のフランジ部に連結され、他方の成形板は前記第2の
取付金具を介して他方のフランジ部に連結されているこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の成形板の取付構造においては、取付金
具の内板を蟻溝内に挿入し、該内板と外板との間でフラ
ンジ部を挟持する。この内板の脚片が蟻足の側面に係止
されることにより、成形板がチャンネルに対し強固に取
り付けられる。
【0011】このように、成形板の表側にビスやボルト
の頭を露出させることなく成形板をチャンネルに取り付
けることができる。
【0012】また、成形板をこの取付金具によってチャ
ンネルに連結した後であっても、内板を蟻溝内をスライ
ドさせることが可能であり、成形板の位置を調節するこ
とができる。
【0013】さらに、チャンネルの両側に配置された第
1及び第2の取付金具の先端の係合部同士を係合させ、
これら取付金具同士の離反を阻止しているため、振動が
加えられても取付金具が外れることがない。
【0014】なお、請求項2の構造によると、1本のチ
ャンネルに対し左右双方の成形板の端部が支持されるた
め、チャンネル及び取付金具の数が少なくて済むように
なる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例構造を示す分解斜視図、第
2図は実施例構造を示す斜視図、第3図は第2図のIII-
III線に沿う断面図、第4図は第2図のIV−IV線に沿う
断面図、第5図は取付金具の斜視図である。
【0016】第1,2図に明瞭に示される通り、まず成
形板20が取付金具22によって、チャンネル40に連
結されている。なお、1つの連結箇所において2個の取
付金具22が用いられている。
【0017】この成形板20は、その裏面に蟻溝24と
蟻足26を有する。この蟻足26は、その付け根部分が
先端側よりも幅が小さくなっている逆台形断面形状のも
のである。
【0018】取付金具22は、内板28と外板30とか
らなるものであり、内板28の上下の側辺は斜めに折曲
されることにより脚片32,34が形成されている。外
板30は内板28と一体のものであり、水平断面形状が
略L字状となっている。この外板30は内板28の一方
の端縁(後端縁)から延出されている。外板30の先端
縁には第1係合部36と第2係合部38とが設けられて
いる。
【0019】第1係合部36は、外板30の先端縁から
突出する舌片状のものであり、第2係合部38はこの第
1係合部36が差し込まれる凹所となっている。
【0020】本実施例では第1係合部36に凹部36a
が設けられ、第2係合部38に凸部38aが設けられて
おり、第1係合部36を相対峙する相手方取付金具22
の第2係合部38に係合させると、凸部38aが凹部3
6aに係合し、取付金具22,22同士の離反が阻止さ
れるよう構成されている。
【0021】なお、脚片32,34は、それぞれ、成形
板20の上側の蟻足26の下側面26aと下側の蟻足2
6の上側面26bとに係合する。
【0022】チャンネル40はコ字形状部40aと1対
のフランジ部40bとを有したハット形断面形状のハッ
ト形鋼よりなる。
【0023】このチャンネルに成形板20を固定するに
は、該成形板20の蟻溝24に2個の取付金具22を成
形板20の端面側から挿入する。この際、取付金具22
の内板28を該蟻溝24に挿入し、脚片32,34を上
下の蟻足26の側面26a,26bに係止させる。
【0024】また、一方の取付金具22は後端側から蟻
溝24に挿入し、他方の取付金具22は先端側から蟻溝
24に挿入する。
【0025】一方の取付金具22をチャンネル40の一
方の側に配置し、他方の取付金具22をチャンネル40
の他方の側に配置する。
【0026】外板30と内板28との間隙入口部をフラ
ンジ40bにあてがった後、木槌やハンマー等により外
板30の縁部30aを叩くなどして外板30と内板28
との間にフランジ部40bを押し込む。これにより、成
形板20がチャンネル40に堅固に固定される。なお、
外板30の先端には折曲部30bが設けられ、外板30
と内板28との間にフランジ部40bを押し込み易くし
てある。
【0027】双方の取付金具22,22を十分に深くフ
ランジ部40b,40bに押し込むと、双方の取付金具
22の第1係合部36と第2係合部38同士が重なり合
い、それらの凸部36aと凹部38aとが嵌合する。こ
れにより、取付金具22,22同士の離反が阻止され
る。
【0028】このように、本実施例構造にあっては、成
形板20がビスやボルトを全く用いることなくチャンネ
ル40に取り付けられており、取り付け後の成形板20
の表面にビスやボルトの頭が全く露出することがなく、
美感に優れる。また、成形板20をチャンネル40に取
り付けた後でも、取付金具22の内板28が蟻溝24内
をスライドしうるため、成形板20の位置を微調整する
こともできる。
【0029】本実施例にあっては、凹部36aと凸部3
8aとの係合により取付金具22,,22同士の離反が
阻止されるため、機械室やボイラ室など振動が加えられ
ても取付金具22が外れることがない。
【0030】上記実施例ではチャンネルの一方の側にの
み取付金具が配置されているが、チャンネルの両側に取
付金具を配置しても良い。
【0031】本発明では、左右に隣接する成形板の継目
の裏側にチャンネルを配置し、双方の成形板の端部をそ
れぞれ該チャンネルに連結するようにしても良い。
【0032】第9図はこのようにチャンネルを成形板同
士の継目部分に沿って立設し、該チャンネルを介して隣
接成形板同士を連結するようにした構造を示す水平断面
図であり、前記第4図と同一部分の断面を示している。
【0033】第9図において、ハット形チャンネル40
の前面のうち図の左側に成形板20(20A)が配置さ
れ、右側に成形板20(20B)が配置されている。左
側の成形板20Aは取付金具22を介して左側のフラン
ジ部40bに連結され、右側の成形板20Bは右側のフ
ランジ部40bに連結されている。
【0034】双方の取付金具22の第1及び第2の係合
部36,38同士を重ね合わせ、それらの凹部36a,
凸部38a同士を嵌合させることにより双方の成形板2
2の端部がチャンネル40に固定されている。
【0035】この第9図の構造にあっては、1本のチャ
ンネル40に対し左右双方の成形板20が固定されるた
め、壁全体として立設するチャンネル40の本数を少な
くできる。また、取付金具22を成形板の蟻溝24に対
し成形板端面から浅く挿入すれば良く、施工も簡単であ
る。
【0036】本発明では成形板20とフランジ部40b
との間にブチルゴムテープなどの弾性テープを介在さ
せ、成形板20や取付金具22のガタツキを防止するの
が好適である。この弾性テープはフランジ部40bに貼
着しておくのが好ましい。
【0037】
【発明の効果】以上の通り、本発明の成形板の取付構造
によると、成形板をチャンネルに堅固に取り付けること
ができると共に、成形板の取り付け作業を容易且つ迅速
に行なえる。また、ビスやボルトの頭が成形板表面に出
ることもないから、美感が良好である。さらに、成形板
をチャンネルに取り付けた後でも、成形板の位置を調整
できる。加えて、チャンネルの両側に配置した取付金具
同士を係合させ、両者の離反を阻止しているため、振動
が加えられても取付金具が緩んだり脱落することがな
く、機械室やボイラ室に極めて好適である。
【0038】なお、請求項2の構造によると、チャンネ
ル及び取付金具の数を減らし、コスト低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例構造を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例構造を斜視図である。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】取付金具の斜視図である。
【図6】地下階の2重壁を示す正面図である。
【図7】図6のVII-VII 線に沿う断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】別の実施例構造を示す断面図である。
【符号の説明】
20 成形板 22 取付金具 24 蟻溝 26 蟻足 28 内板 30 外板 32,34 脚片 36 第1係合部 38 第2係合部 40 チャンネル 40b フランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飛内 圭之 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社セメント研究所内 (72)発明者 湯川 日出男 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社セメント研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設されたチャンネルの前面に、成形板
    を、該成形板の裏面を対峙させて配置し、取付金具によ
    って該成形板を該チャンネルに取り付けた構造であっ
    て、 該チャンネルは、前面に1対のフランジ部を有するハッ
    ト形断面形状のものであり、 該成形板の裏面には、水平方向に延在する蟻足及び蟻溝
    が設けられており、 前記取付金具は、 前記蟻溝内に配置され、上端縁と下端縁がそれぞれ上側
    の蟻足の下側面と下側の蟻足の上側面とに係合した脚片
    を有する内板と、 該内板から前記フランジ部の外面に回り込むように延在
    され、該内板との間で該フランジ部を挟持している外板
    と、を備えてなり、 該取付金具は、一方のフランジ部に係合した第1の取付
    金具と、他方のフランジ部に係合した第2の取付金具と
    からなり、 第1の取付金具と第2の取付金具とは、それらの内板の
    端縁に設けられた係合部同士を係合させることにより離
    反方向への移動が阻止されている成形板の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、水平方向に隣接する
    成形板の継目の裏側に前記チャンネルが立設されてお
    り、 該継目を挟んで一方の成形板は前記第1の取付金具を介
    して該チャンネルの一方のフランジ部に連結され、他方
    の成形板は前記第2の取付金具を介して他方のフランジ
    部に連結されていることを特徴とする成形板の取付構
    造。
JP24778294A 1994-10-13 1994-10-13 成形板の取付構造 Withdrawn JPH08109683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24778294A JPH08109683A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 成形板の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24778294A JPH08109683A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 成形板の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08109683A true JPH08109683A (ja) 1996-04-30

Family

ID=17168576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24778294A Withdrawn JPH08109683A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 成形板の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08109683A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002155608A (ja) ユニット階段
US20070039259A1 (en) Connector strip for partition panel assembly
JPH08109683A (ja) 成形板の取付構造
JPH0230495Y2 (ja)
JPH08109682A (ja) 成形板のハット形チャンネルへの取付構造
JPH0835313A (ja) 成形板の取付構造
KR200305718Y1 (ko) 조립식 파티션
JPH11324134A (ja) 躯体構造
US4443983A (en) Means for fastening a frame to a wall stud
JPH08109684A (ja) 成形板の取付構造
JPH07119266A (ja) 階段踏板支持構造
JPH0827993A (ja) 成形板の取付構造
JP2827162B2 (ja) 間仕切パネル
JP3122624B2 (ja) 壁パネル用補強部材
JP3064834B2 (ja) 橋梁桁カバーの取付構造
KR200367610Y1 (ko) 거푸집용 패널 조립체
JP2587587B2 (ja) 棚板付間仕切パネル
JPH024206Y2 (ja)
JP2002356970A (ja) 階段構造
JP3723890B2 (ja) 連結具及び基礎−柱連結構造
JP4153135B2 (ja) 階段構造
JPH05132912A (ja) 中空板材の留付工法
JPS6134442Y2 (ja)
JPH0449345Y2 (ja)
KR0129208Y1 (ko) 조립식 욕실의 벽판넬과 천정판넬의 조립부 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115