JPH0449345Y2 - - Google Patents

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JPH0449345Y2
JPH0449345Y2 JP1985194221U JP19422185U JPH0449345Y2 JP H0449345 Y2 JPH0449345 Y2 JP H0449345Y2 JP 1985194221 U JP1985194221 U JP 1985194221U JP 19422185 U JP19422185 U JP 19422185U JP H0449345 Y2 JPH0449345 Y2 JP H0449345Y2
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JP
Japan
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reinforcing frame
mounting bracket
frame
opening
locking portion
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JP1985194221U
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JPS62101987U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、コンクリート製の壁に設けられかつ
周縁部に補強枠が配置された開口にサツシユ枠を
設置するための取付金具に関する。
(従来技術) 建物の一部をなす気泡コンクリート(ALC)
製の壁に設けられた矩形の開口には、該開口の屋
内側の周縁部に金属製の補強枠が取り付けられ
る。
従来、この補強枠を利用して開口内にサツシユ
枠を支持するための取付金具が提案されている
(実開昭58−105984号公報参照)。
この取付金具は、壁の開口内に据えられるサツ
シユ枠に係止される本体と、該本体に設けられ壁
の厚さ方向へ伸びる軸受部と、該軸受部に回転可
能に取り付けられた軸と、前記軸の一端に固定さ
れ前記開口の内部において補強枠に係止される取
付片と、前記軸の他端に固定され前記開口の外部
において前記補強枠に対向する取付片とから成
る。
開口の外部に位置する一方の取付片には前記補
強枠に当接可能のねじ部材が螺合されており、該
一方の取付片と前記補強枠との間の間隔を広げる
ように前記ねじ部材を前記壁に向けて進めると他
方の取付片と前記ねじ部材とが前記補強枠を相互
に押圧する。前記サツシユ枠は、取付金具の他方
の取付片と前記ねじ部材とによる前記補強枠の挟
持により前記開口内に支持される。
しかし、前記従来の取付金具は、部材点数が多
くしかも可動部分を含むために構造が複雑であ
る。このために、取付金具の重量およびコストを
軽減することが困難であるばかりでなく、サツシ
ユ枠の支持能力の点で信頼性が低い。
(考案の目的) したがつて、本考案は、壁の開口縁部に取り付
けられた補強枠にサツシユ枠を取り付けるための
取付金具の構造を簡単にしかつサツシユ枠の支持
能力を高めることを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、コンクリート製の壁に設けられかつ
周縁部に補強枠が配置された開口の前記補強枠に
サツシユ枠を取り付けるための取付金具であつ
て、板状の基部と、前記基部の一面から伸びかつ
互いに間隔をおかれた、第1の係止部およびねじ
孔が設けられた第2の係止部と、前記基部の他面
から伸びる、互いに間隔をおかれた一対の連結部
とを含み、前記開口内において前記第1の係止部
の先端部分が前記壁に打ち込まれかつ前記補強枠
に係止され、前記第2の係止部がそのねじ孔に通
されるビスを介して前記補強枠に係止され、ま
た、前記一対の連結部が前記サツシユ枠に連結さ
れる。
(考案の作用および効果) 本考案に係る取付金具は単一の部材から成るこ
とから構造が簡単であつて剛性が高く、また、複
数の部材で構成されかつ可動部分を含む従来の取
付金具における部材相互間の運動が不可能となる
ような故障の発生はなく耐久性に富む。さらに、
取付金具の第1の係止部の先端部分が前記壁に打
ち込まれかつ前記補強枠に係止される結果、取付
金具は補強枠に強固に結合され、サツシユ枠は前
記取付金具を介して前記補強枠に堅固に取り付け
られる。
(実施例) 本考案が特徴とするところは、図示の実施例に
ついての以下の説明により、さらに明らかとなろ
う。
第1図に示すように、本考案に係る取付金具1
0は、矩形の開口14が形成され建築物の一部を
成す気泡コンクリート(ALC)製の壁12と、
前記建築物の屋内側において開口14の周縁部に
沿つて配置された金属製の補強枠16と、開口1
4内に配置されたアルミニウムのような金属材料
で形成されたサツシユ枠18とに関して適用され
る。
図示の補強枠16は横断面形状がL形のアング
ル材から成り、該アングル材の一辺部16aが開
口14の内部における周縁部12aに接して固定
され、その他辺部16bが開口14の外部におけ
る周縁部12bに接して固定されている。また、
第3図に示すように、補強枠が帯状の板材17か
ら成り、開口の周縁部12aのみに配置される場
合がある。
サツシユ枠18には、後に配置される戸(図示
せず)のために上下に二条のレール18aが設け
られている。
サツシユ枠18のための取付金具10は、その
斜視図を示す第2図からも明らかなように、補強
枠の一辺部16aに当接され壁12の厚さ方向へ
伸びる板状の基部20と、開口14内において補
強枠の一辺部16aの前記壁の厚さ方向における
端部に係止され基部20の一面20aから伸びる
第1の係止部22と、第1の係止部22と間隔を
おいて基部20の前記一面から伸びかつ開口14
外において補強枠の他辺部16bと対向する第2
の係止部24と、サツシユ枠18が連結された、
基部20の他面から互いに間隔をおいて伸びる一
対の連結部26,28とから成る。
基部20、第1および第2の係止部22,2
4、および、一対の連結部26,28は一体であ
り、取付金具10は例えば押出し成形により得る
ことができる。取付金具10は補強枠16の伸長
方向における長さ寸法が比較的長大なものとして
もよく、また、図示の例のように、前記長さ寸法
が比較的小さいピースで構成することもできる。
複数のピースで構成された取付金具10は、開口
14の矩形の各辺に二つ当て配置することが望ま
しい。
基部20は、補強枠の一辺部16aの前記端部
から前記一辺部に接して伸びかつ屋内側に突出す
る本体部分20Aと、第1の係止部22との連接
位置すなわち一辺部16aの前記端部の位置から
屋内側および第1の係止部22の側へ傾斜して伸
びかつ開口14内で壁12に当接する傾斜部分2
0Bとから成る。本体部分20Aは壁12の厚さ
方向における寸法(幅寸法)が補強枠の一辺部1
6aの幅寸法よりも大きい。
第1の係止部22は全体に帯状を呈し、補強枠
の一辺部16aの厚さ寸法にほぼ等しい幅寸法を
有する当接部分22aと、該当接部分から一辺部
16aの背後へ向けて伸びかつ該一辺部に係止
し、壁12に打ち込まれた先端部分22bとから
成る。この先端部分22bの壁12への打ち込み
により第2の係止部22と補強枠16との結合度
は高めることができる。
第2の係止部24は全体に帯状を呈し、基部2
0の本体部分20Aと直交している。第2の係止
部24には、図示の例では、補強枠16の伸長方
向に相互に間隔をおいてねじ溝が設けられた一対
のねじ孔30が設けられている。各ねじ孔30に
はビス32が螺合される。ビス32は補強枠16
に当接可能の長さ寸法を有する。各ビス32を回
転させて補強枠16に当接させ、さらに回転させ
ると、補強枠の一辺部16aは壁12の厚さ方向
に押圧される。これにより、取付金具10は補強
枠16に固定される。なお、補強枠の他辺部16
bにビス32の先端を受け入れることができる錐
状の切欠き34を予め形成しておけば、ビス32
の補強枠16に対する滑り抵抗を大きくすること
ができ、これにより、取付金具10の固定状態を
より安定させることができる。
また、第3図に示す補強枠17は前記補強枠1
6における他辺部16bのような部分を有しない
ので、第2の係止部24に設けられるねじ孔30
は補強枠17の屋内側における端面に対向するよ
うに設けられる。
一対の帯状の連結部26,28は、第1および
第2の係止部22,24と反対の側へ基部20の
他の一方の面20bから第2の係止部24と平行
に伸びる。基部20の本体部分20Aに連なる連
結部26、および、基部の傾斜部分20Bの端部
に連なる連結部28の先端近傍には、壁12の厚
さ方向へ伸びるねじ溝を有するねじ孔36,38
が設けられている。これらのねじ孔に対応して、
サツシユ枠18の屋内側の部分および屋外側の部
分に予め孔40,42が設けられている。
連結部26とサツシユ枠18の屋内側の部分、
および、連結部28と屋外側の部分がそれぞれ部
分的に重なり合いかつねじ孔36と孔40、およ
び、ねじ孔38と孔42がそれぞれ整合するよう
に、取付金具10とサツシユ枠18とを位置決め
た後、ねじ孔36,38のそれぞれにビス44を
ねじ込むことにより、取付金具10とサツシユ枠
18とを連結することができる。こうして、サツ
シユ枠18が開口14内で補強枠16に支持され
る。
なお、基部20に連なる第1および第2の係止
部22,24および連結部26,28は、補強枠
16の伸長方向(壁12の厚さ方向に直角な方
向)に連続する帯状の板から成る図示の例に代え
て、必要に応じて、基部20に連なる、櫛状を呈
する不連続な複数の板部分で構成することもでき
る。また、第2の係止部24および連結部26,
28に設けられる前記ねじ孔の数量は、第2の係
止部24および連結部26,28の補強枠16の
伸長方向長さを考慮して定められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は所定の位置に配置された本考案に係る
取付金具の縦断面図、第2図は取付金具の斜視
図、第3図は他の例の補強枠に関して適用された
取付金具の縦断面図である。 10……取付金具、12……壁、14……開
口、16,17……補強枠、18……サツシユ
枠、20……基部、22,24……第1および第
2の係止部、26,28……連結部、30,3
6,38……ねじ溝、32,44……ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート製の壁12に設けられかつ周縁部
    に補強枠16,17が配置された開口14の前記
    補強枠にサツシユ枠18を取り付けるための取付
    金具10であつて、板状の基部20と、前記基部
    の一面から伸びかつ互いに間隔をおかれた、第1
    の係止部22およびねじ孔30が設けられた第2
    の係止部24と、前記基部の他面から伸びる、互
    いに間隔をおかれた一対の連結部26,28とを
    含み、前記開口内において前記第1の係止部の先
    端部分22bが前記壁に打ち込まれかつ前記補強
    枠に係止され、前記第2の係止部がそのねじ孔に
    通されるビス32を介して前記補強枠に係止さ
    れ、また、前記一対の連結部が前記サツシユ枠に
    連結される、取付金具。
JP1985194221U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0449345Y2 (ja)

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JP1985194221U JPH0449345Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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JPS62101987U JPS62101987U (ja) 1987-06-29
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58105984U (ja) * 1982-01-14 1983-07-19 大和ハウス工業株式会社 サツシの取付構造
JPS58132093U (ja) * 1982-03-02 1983-09-06 日本軽金属株式会社 窓下枠

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Publication number Publication date
JPS62101987U (ja) 1987-06-29

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