JP2594074Y2 - 軒樋継手 - Google Patents
軒樋継手Info
- Publication number
- JP2594074Y2 JP2594074Y2 JP1993067937U JP6793793U JP2594074Y2 JP 2594074 Y2 JP2594074 Y2 JP 2594074Y2 JP 1993067937 U JP1993067937 U JP 1993067937U JP 6793793 U JP6793793 U JP 6793793U JP 2594074 Y2 JP2594074 Y2 JP 2594074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves gutter
- joint
- bottom plate
- eaves
- pressing body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は軒樋継手、特に、軒樋の
外面に沿うように形成された継手本体と該軒樋の内面に
沿うように形成された押圧体とからなり、上記継手本体
と押圧体との間に軒樋を挟着して接続するようになした
軒樋継手に係るものである。
外面に沿うように形成された継手本体と該軒樋の内面に
沿うように形成された押圧体とからなり、上記継手本体
と押圧体との間に軒樋を挟着して接続するようになした
軒樋継手に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の軒樋継手としては実開昭
54−103639号公報や実開昭56−22339号
公報等にみられるように、接続せんとする軒樋の外面に
沿う継手本体と該軒樋の内面に沿う押圧体との間に接着
剤を介して軒樋を挟着するようになしたものが一般に使
用されている。
54−103639号公報や実開昭56−22339号
公報等にみられるように、接続せんとする軒樋の外面に
沿う継手本体と該軒樋の内面に沿う押圧体との間に接着
剤を介して軒樋を挟着するようになしたものが一般に使
用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記軒樋継
手は軒樋を押圧固定する押圧体が平滑な曲板からなるた
めに軒樋を継手本体上に押圧体にて押圧するも該押圧体
が軒樋に追随して変形するために該軒樋および軒樋継手
の成型上のばらつきにより該軒樋と継手本体との間に隙
間ができ、この結果、接着剤の充填ができないことから
所期目的とする止水効果がえられないという弊害を生じ
ていた。
手は軒樋を押圧固定する押圧体が平滑な曲板からなるた
めに軒樋を継手本体上に押圧体にて押圧するも該押圧体
が軒樋に追随して変形するために該軒樋および軒樋継手
の成型上のばらつきにより該軒樋と継手本体との間に隙
間ができ、この結果、接着剤の充填ができないことから
所期目的とする止水効果がえられないという弊害を生じ
ていた。
【0004】本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考
案されたものであって、接続せんとする軒樋が継手本体
と押圧体との間に水密状に固定され、しかも、補強突条
の形成に伴う水の滞留を生じない軒樋継手を提供せんと
するものである。
案されたものであって、接続せんとする軒樋が継手本体
と押圧体との間に水密状に固定され、しかも、補強突条
の形成に伴う水の滞留を生じない軒樋継手を提供せんと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記に鑑み考案
されたものであって、軒樋の外面に沿うように形成され
た継手本体と該軒樋の内面に沿うように形成された押圧
体との間に軒樋を挟着して接続する軒樋継手において、
押圧体の内周面に、一方の側壁から底板に沿って相対す
る側壁の近傍に向かうように略L字状に曲成された補強
突片の複数状を軸方向に対し所定間隔をもって左右交互
に位置するように形成し、上記底板上にジグザク状から
なる流水路を形成せしめてなることを特徴とする軒樋継
手である。
されたものであって、軒樋の外面に沿うように形成され
た継手本体と該軒樋の内面に沿うように形成された押圧
体との間に軒樋を挟着して接続する軒樋継手において、
押圧体の内周面に、一方の側壁から底板に沿って相対す
る側壁の近傍に向かうように略L字状に曲成された補強
突片の複数状を軸方向に対し所定間隔をもって左右交互
に位置するように形成し、上記底板上にジグザク状から
なる流水路を形成せしめてなることを特徴とする軒樋継
手である。
【0006】尚、上記補強突片の底板部分における長さ
は補強性および流水性からして該底板の幅の2/3〜3
/4程度であることが好ましい。
は補強性および流水性からして該底板の幅の2/3〜3
/4程度であることが好ましい。
【0007】
【作用】本考案に係る軒樋継手は押圧体の内周面に、一
方の側壁から底板に沿って相対する側壁の近傍に向かう
ように略L字状に曲成された補強突片の複数状を軸方向
に対し所定間隔をもって左右交互に位置するように形成
し、上記底板上にジグザク状からなる流水路を形成せし
めてなるため、接続せんとする軒樋を押圧体にて継手本
体に対し強固に押圧し、成型上のばらつきを矯正するこ
とができ、また、押圧体の底板上に上記補強突条を形成
するも雨水の滞留を来さない。
方の側壁から底板に沿って相対する側壁の近傍に向かう
ように略L字状に曲成された補強突片の複数状を軸方向
に対し所定間隔をもって左右交互に位置するように形成
し、上記底板上にジグザク状からなる流水路を形成せし
めてなるため、接続せんとする軒樋を押圧体にて継手本
体に対し強固に押圧し、成型上のばらつきを矯正するこ
とができ、また、押圧体の底板上に上記補強突条を形成
するも雨水の滞留を来さない。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づき更
に詳細に説明すれば、図1は本考案に係る軒樋継手の部
材たる継手本体の一実施例を示す斜視図であり、図2は
本考案に係る軒樋継手の部材たる押圧体の一実施例を示
す斜視図であり、図3は本考案に係る軒樋継手の一実施
例の使用状態を示す断面図であり、図4は従来品の使用
状態を模式的に示す一部拡大断面図である。
に詳細に説明すれば、図1は本考案に係る軒樋継手の部
材たる継手本体の一実施例を示す斜視図であり、図2は
本考案に係る軒樋継手の部材たる押圧体の一実施例を示
す斜視図であり、図3は本考案に係る軒樋継手の一実施
例の使用状態を示す断面図であり、図4は従来品の使用
状態を模式的に示す一部拡大断面図である。
【0009】図中、Aは軒樋aの外面に沿うように形成
された継手本体であって、建屋側側部に軒樋aの建屋側
の耳縁bを抱持部べき軒耳抱持部1を形成するとともに
屋外側側部に軒樋aの屋外側の耳縁cに係止すべき係止
片2を形成し、上記軒耳抱持部1の垂直壁の外面上方に
横方向に沿う係止突片3を形成するとともにその下方に
縦方向に沿う位置決め突片4を形成してなるものであ
る。
された継手本体であって、建屋側側部に軒樋aの建屋側
の耳縁bを抱持部べき軒耳抱持部1を形成するとともに
屋外側側部に軒樋aの屋外側の耳縁cに係止すべき係止
片2を形成し、上記軒耳抱持部1の垂直壁の外面上方に
横方向に沿う係止突片3を形成するとともにその下方に
縦方向に沿う位置決め突片4を形成してなるものであ
る。
【0010】図中、Bは軒樋aの内面に沿うように形成
された押圧体であって、その内周面に一方の側壁から底
板に沿って相対する側壁の近傍に向かうように略L字状
に曲成された補強突片5の複数状を軸方向に対し所定間
隔をもって左右交互に位置するように形成し、上記底板
上にジグザク状からなる流水路6を形成する一方、建屋
側側部に上記軒耳抱持部1を抱持すべき耳縁抱持部7を
形成するとともに屋外側側部に軒樋aの屋外側の耳縁c
を支承すべき支承片8を形成し、上記耳縁抱持部7の垂
直壁の内面に上記係止突片3に係止すべき係止段部9を
形成するとともに上記位置決め突片4を嵌装すべき広幅
な嵌装溝10を形成してなるものである。
された押圧体であって、その内周面に一方の側壁から底
板に沿って相対する側壁の近傍に向かうように略L字状
に曲成された補強突片5の複数状を軸方向に対し所定間
隔をもって左右交互に位置するように形成し、上記底板
上にジグザク状からなる流水路6を形成する一方、建屋
側側部に上記軒耳抱持部1を抱持すべき耳縁抱持部7を
形成するとともに屋外側側部に軒樋aの屋外側の耳縁c
を支承すべき支承片8を形成し、上記耳縁抱持部7の垂
直壁の内面に上記係止突片3に係止すべき係止段部9を
形成するとともに上記位置決め突片4を嵌装すべき広幅
な嵌装溝10を形成してなるものである。
【0011】本考案の軒樋継手は上記構成よりなるた
め、使用に際しては内面に接着剤を塗布してなる継手本
体Aに接続せんとする軒樋aを嵌装し、次いで、上記軒
樋aの内面に外面に接着剤を塗布してなる押圧体Bを嵌
装し、軒樋aの屋外側の耳縁cを係止片2および支承片
8にて挟着するとともに軒耳抱持部1を耳縁抱持部7に
て抱持することにより固定されるものである。
め、使用に際しては内面に接着剤を塗布してなる継手本
体Aに接続せんとする軒樋aを嵌装し、次いで、上記軒
樋aの内面に外面に接着剤を塗布してなる押圧体Bを嵌
装し、軒樋aの屋外側の耳縁cを係止片2および支承片
8にて挟着するとともに軒耳抱持部1を耳縁抱持部7に
て抱持することにより固定されるものである。
【0012】
【考案の効果】以上より明らかなように、本考案の軒樋
継手は軒樋の外面に沿うように形成された継手本体と該
軒樋の内面に沿うように形成された押圧体との間に軒樋
を挟着して接続する軒樋継手において、押圧体の内周面
に、一方の側壁から底板に沿って相対する側壁の近傍に
向かうように略L字状に曲成された補強突片の複数状を
軸方向に対し所定間隔をもって左右交互に位置するよう
に形成し、上記底板上にジグザク状からなる流水路を形
成せしめてなる構成よりなり、接続せんとする軒樋を押
圧体にて継手本体に対し強固に押圧することができるた
めに成型上のばらつきに左右されることなく水密状に接
続することができ、また、押圧体の底板上に補強突条を
形成するも雨水の滞留を来さない。
継手は軒樋の外面に沿うように形成された継手本体と該
軒樋の内面に沿うように形成された押圧体との間に軒樋
を挟着して接続する軒樋継手において、押圧体の内周面
に、一方の側壁から底板に沿って相対する側壁の近傍に
向かうように略L字状に曲成された補強突片の複数状を
軸方向に対し所定間隔をもって左右交互に位置するよう
に形成し、上記底板上にジグザク状からなる流水路を形
成せしめてなる構成よりなり、接続せんとする軒樋を押
圧体にて継手本体に対し強固に押圧することができるた
めに成型上のばらつきに左右されることなく水密状に接
続することができ、また、押圧体の底板上に補強突条を
形成するも雨水の滞留を来さない。
【図1】本考案に係る軒樋継手の部材たる継手本体の一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案に係る軒樋継手の部材たる押圧体の一実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【図3】本考案に係る軒樋継手の一実施例の使用状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】従来品の使用状態を模式的に示す断面図であ
る。
る。
A 継手本体 B 押圧体 5 補強突片 6 流水路 a 軒樋
Claims (1)
- 【請求項1】 軒樋の外面に沿うように形成された継手
本体と該軒樋の内面に沿うように形成された押圧体との
間に軒樋を挟着して接続する軒樋継手において、押圧体
の内周面に、一方の側壁から底板に沿って相対する側壁
の近傍に向かうように略L字状に曲成された補強突片の
複数状を軸方向に対し所定間隔をもって左右交互に位置
するように形成し、上記底板上にジグザク状からなる流
水路を形成せしめてなることを特徴とする軒樋継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993067937U JP2594074Y2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 軒樋継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993067937U JP2594074Y2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 軒樋継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732058U JPH0732058U (ja) | 1995-06-16 |
JP2594074Y2 true JP2594074Y2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13359350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993067937U Expired - Fee Related JP2594074Y2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 軒樋継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594074Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP1993067937U patent/JP2594074Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0732058U (ja) | 1995-06-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |